JP3886359B2 - 雑音発生器、雑音発生方法およびプログラム - Google Patents

雑音発生器、雑音発生方法およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、雑音発生器に係り、特に通信装置やオーディオ装置などの特性試験に用いる信号源など、周波数スペクトルおよび位相に厳格な制御を必要とする雑音発生器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の雑音発生器は、雑音の源となる乱数を発生させ、この乱数をアナログ信号に変換し雑音を発生している。
【0003】
雑音発生器の従来技術としては、特開平4−247704号公報に記載されている技術がある。この従来技術について、以下説明する。
【0004】
図13に従来の雑音発生器の構成図を示す。図13において、乱数発生部2は乱数を出力し、アナログフィルタ32はアナログ信号を出力する。乱数発生部2は、シフトレジスタ9と排他的論理和10を備え、排他的論理和10とシフトレジスタ9との接続位置により種々の乱数を発生する。シフトレジスタ9の各段の出力は、抵抗33を介してアナログフィルタ部32の演算増幅器34の反転入力と非反転入力に交互に入力され、演算増幅器34の加減算によりディジタルデータの帯域を制限してアナログ信号として出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成によれば、雑音の周波数特性を変更するためには、アナログフィルタ32の変更が必要である。雑音の周波数特性の変更のためには、アナログフィルタ32の個数および次数を変化させる必要がある。すなわち、従来の雑音発生装置は、アナログフィルタの変更を行わずに、雑音の周波数特性を任意に設定、変更、制御することが不可能という問題がある。
【0006】
雑音の利用、特に通信装置の特性試験に用いる信号源としての雑音には、周波数スペクトルおよび位相が既知である必要がある。また任意の特性を持った被試験装置に対して適用可能とするための雑音発生器は、出力する雑音の周波数スペクトルおよび位相を任意に設定、変化、制御が可能である必要がある。
【0007】
本発明は、出力する雑音の周波数特性を変更することが可能な雑音発生器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、乱数を発生する擬似乱数発生部と、前記擬似乱数発生部で発生させた乱数に従って雑音信号の周波数成分の位相情報を設定する位相設定部と、前記雑音信号の帯域制限を行うための周波数スペクトル情報を受付ける周波数スペクトル受付け部と、前記擬似乱数発生部で発生させた乱数と、前記位相設定部で設定された位相情報と、前記周波数スペクトル受付け部で受け付けた周波数スペクトル情報とに従って、出力する雑音信号の周波数特性を演算する周波数特性演算部と、前記周波数特性演算部の演算結果に逆フーリエ変換を施して前記雑音信号を出力する逆FFT部とを備える。
【0009】
本発明によれば、周波数スペクトル受付け部において、周波数スペクトルを受付けるので、出力する雑音の周波数特性を変更することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0011】
図1に、第1の実施の形態における雑音発生器の構成図を示す。図1において、雑音発生器1は、0から1の範囲に一様に分布する乱数を発生する乱数発生器2と、乱数発生器2において生成された乱数を用いて周波数軸上の位相情報を設定する位相設定部3と、予め設定された周波数スペクトル特性と乱数発生部2により生成された一様分布乱数と位相設定部3によって設定された位相情報とを用いて複素乱数列を求める周波数特性演算部4と、周波数特性演算部4により得られた周波数軸上の複素乱数列を逆フーリエ変換により時間領域の雑音に変換する逆FFT部5とを備える。
【0012】
本発明の各実施の形態においては、ディジタルデータの演算のみによる雑音発生方式とする。ディジタルデータの演算は、例えばDSP(Digital Signal Processor:ディジタルシグナルプロセッサ:プログラマブル汎用演算処理装置、以下「DSP」という)やパソコンによって簡単に実行することができる。
【0013】
図14に、各実施の形態におけるハードウエア構成を示す。図14において雑音発生器は、演算処理を行うDSP141と、DSP141が処理するソフトウェアプログラムを記憶するメモリ142と、演算結果を出力する出力部143と、指示入力を受付ける入力部144とを備える。メモリ142は、CD−ROMなどの記憶媒体であってもよいし、ハードディスクなどのメモリでもよい。出力部143は、ディスプレイなどの表示手段やプリンタなどの印刷手段を備えることができる。入力部144は、マウスやキーボードなどを備え、雑音信号の発生開始指示を受付けたり、周波数スペクトル情報や位相情報を受付けたりする受付け手段である。DSP141は、一様乱数の発生、乱数を利用した振幅、周波数、位相の設定と、逆フーリエ変換を行う。
【0014】
DSP等での演算内容はソフトウェア的に変更することが可能となるため、装置規模の増大を抑制することが可能となる。周波数特性演算部の演算内容をソフトウェア的に変更することにより、装置規模の増大を抑制し、雑音の周波数スペクトルおよび位相を簡便な操作で任意に設定、変更、制御を可能とする。
【0015】
以下、図5を参照して本発明の実施の形態における雑音発生原理を説明する。図5は、図1に示す構成をさらに詳細に示した構成図である。
【0016】
図5において、雑音発生器は、乱数を発生する乱数発生部2、位相を設定する位相設定部3、周波数特性を演算する周波数特性演算部4、および、逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換部5を備える。
【0017】
乱数発生部2は、シフトレジスタ9と排他的論理輪回路10とによりM系列の0〜1の範囲に一様に分布する乱数xn(但し、nは自然数)を生成する。乱数xnは、位相設定部3および周波数特性演算部4に入力される。
【0018】
位相設定部3は、乱数xnを用いてexp(j2πxn)なる複素信号を生成する。乱数xnに2πを乗じて、φn=2πxnとし、複素信号を生成する。
【0019】
周波数特性演算部4は、雑音信号の振幅の確率分布関数がガウス分布に従うようにするために、乱数xn (0≦n<N/2)を用いてレーレー分布に従う乱数ynを数1に従って生成する。
【0020】
【数1】
Figure 0003886359
【0021】
出力ynと、希望する周波数スペクトルAn(0≦n<N/2)および位相設定部3の出力exp(j2πxn)を数2によって乗算し、その結果と窓関数Wnとを数4によって畳み込み演算する。ここでWnは数3で与えられる。周波数スペクトルがAnは、雑音信号を帯域制限するためのもので、あらかじめソフトウェアにより設定されたり、また、後述する第2および第3の実施の形態においては、ユーザの指示を受付けて設定されたりする。
【0022】
畳み込み結果は、数5により共役複素数と加算した後、逆フーリエ変換を行う。位相がφnであり、振幅の確率分布関数がガウス分布に従う雑音波形が得られる。
【0023】
【数2】
Figure 0003886359
【0024】
【数3】
Figure 0003886359
【0025】
【数4】
Figure 0003886359
【0026】
【数5】
Figure 0003886359
【0027】
つぎに、図5を参照して各部の詳細な動作を説明する。
【0028】
乱数発生部2は、クロック信号CKに同期して入力段のビットを順次上位段にシフトさせる1ビットm段(但し、mは自然数)のシフトレジスタ9と排他的論理和回路10とを備える。排他的論理和回路10の入力はシフトレジスタ9の各段から選択されるが、シフトレジスタ9から出力されるビット列の最大周期2m−1より短い周期が生じることのないような段数から選ばれる。シフトレジスタ9は、例えば31ビットの長さで構成でき、クロック信号に従ってシフトする。排他的論理和回路10の出力がシフトレジスタ9の入力段に戻されることによって、M系列の乱数が生成される。乱数xnはx1〜xnまでの数列で表され、この乱数を浮動小数点で表された実数と見なし、0〜1の範囲に一様に分布する乱数xnを生成する。
【0029】
位相設定部3は、一様分布乱数xnと2πを乗ずる乗算器11と、その結果得られる0から2πの範囲に一様に分布する乱数を位相φnに設定する位相処理部12とを備える。位相処理部12の出力は周波数特性演算部4に入力される。
【0030】
周波数特性演算部4は、乱数xnをレーレー分布に従う乱数ynに換算する換算部14と、換算部14の出力と希望する周波数スペクトルAnと位相処理部12の出力とを乗算する乗算器15と、乗算器15の出力と時間軸上の窓関数の周波数スペクトルWnとの畳み込み演算を行う畳み込み部13と、畳み込み部13の出力の共役複素を計算する共役複素部17と、共役複素部17の出力と畳み込み部13との和を計算する加算器18とを備える。
【0031】
乗算器15は、レーレー分布に従う乱数ynを、位相処理部12の出力を用いて実数部と虚数部とに分解することにより、それぞれがガウス分布に従う乱数となる。周波数スペクトルがAnは、雑音信号を帯域制限するためのもので、本実施の形態においては、あらかじめソフトウェアにより設定しておくことができ、波形を示す関数で設定されてもよいし、1〜nの各データに対応する周波数スペクトルを示すようなデータベースにより設定されてもよい。
【0032】
乗算器15の出力は、窓関数の周波数スペクトルWnと畳み込み演算を行い、共役複素数を加えて、逆FFT部5に入力される。逆FFT部5は、周波数特性演算部4の出力Gnの実数部及び虚数部をそれぞれに逆フーリエ変換を施す逆FFT演算部16により構成される。逆FFT演算部16の出力はガウス分布に従った擬似雑音波形となる。
【0033】
以上の構成により得られた雑音発生器1から出力された雑音信号の周波数スペクトルおよび時間波形の概略説明図を図6(a)および(b)に示す。設定された周波数スペクトルAnが全帯域で一定となる白色雑音の場合、雑音発生器1の雑音信号の出力は、図6(a)および(b)に示すように、周波数スペクトル19および時間波形20に示すようになる。このとき、時間波形の振幅値の確率分布関数は、ガウス分布21となる。
【0034】
以上、本実施の形態によれば、Anをソフトウェア的に設定することができるため、変更・制御が可能であり、装置規模を増大させることなく、周波数スペクトルを任意に設定、変更、制御が可能な雑音発生器を実現することが可能となる。
【0035】
つぎに、第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、図2および図7に示すように、図1に示す構成に加え、周波数特性演算部4に対し、予め設定された複数の周波数スペクトル特性の中から希望する周波数スペクトル特性を選択可能、または、ユーザが任意に周波数スペクトル特性を設定可能な周波数スペクトル受付け部のインターフェイスを有する周波数スペクトル設定部6を備える。
【0036】
図2に示す動作を、図7を参照して説明する。図7は、図2に示す構成をさらに詳細に示した構成図である。
【0037】
図7において、周波数スペクトル設定部6は、複数の予め設定された周波数スペクトルを格納するメモリ22、希望する周波数スペクトルの選択を受付ける為の選択信号23、および、周波数スペクトルを選択するセレクタ24を備える。メモリ22には、An(0)〜An(z)(但し、Zは自然数)のZ個の周波数スペクトルを記憶している。各周波数スペクトルAnは、各周波数に対するスペクトルのデータで表される。例えば、メモリ22のアドレス空間が210とすると、選択信号23はlog210=10ビットの幅を持つ信号となる。選択信号23によって選択された周波数スペクトルAnは、前記周波数特性演算部4の乗算器15に入力されるので、希望する周波数スペクトルを発生することができる。選択信号は、図14に示す構成の入力部144より受付けることができる。
【0038】
以上の構成により得られた雑音発生器1の出力周波数スペクトルの説明図を図8に示す。図8の右側の波形においては、メモリ22に記憶されている周波数スペクトルAnを3例示し、各周波数スペクトルに対して出力する雑音信号の周波数スペクトルGnをそれぞれ左側の波形で示している。図8に示すように、選択信号23の設定によりAn(0)=1を選択した場合、帯域制限がないため、雑音信号Gn(0)は、周波数スペクトルを符号19に示すような信号でしめされる。また、An(1)を選択した場合、雑音信号Gn(1)は、周波数スペクトルを符号25に示すような信号でしめされる。An(2)を選択した場合、雑音信号Gn(2)は、周波数スペクトルを符号26に示すような信号でしめされる。
【0039】
つぎに、第3の実施の形態を、図3および図9を参照して説明する。図3および図9に示すように、第3の実施の形態においては、図2に示す構成に加え、周波数スペクトル制御部7を備える。周波数スペクトル制御部7は、予め設定された複数の周波数スペクトルの中から希望する周波数スペクトルを選択する選択信号を生成し、また、選択信号を時間的に変化させるタイマ回路を内蔵している。
【0040】
図3における動作を、図9を用いて説明する。図9は、図3に示す構成をさらに詳細に示した構成図である。
【0041】
図9において、周波数スペクトル制御部7は、出力タイミングが可変のタイマ回路27および選択信号23を発生するカウンタ28を備える。タイマ回路27は、クロック信号をカウントして、あらかじめ定められた時間(カウント値)ごとにカウンタ28に指示信号を出力する。カウンタ28は、タイマ回路27からの指示信号の入力ごとにカウントアップし、カウント値を選択信号23として出力する。メモリ22は、周波数スペクトルAn(0)〜(z)を各アドレスに対応させて記憶されている。このアドレスがセレクタ24の選択信号23により指示されてメモリ22に記憶されているデータが読み出される。このためセレクタ24は、選択信号23の値に従ってメモリ22に記憶されている周波数スペクトルAnを選択することができる。カウンタ28が出力する選択信号23は、タイマ回路27が生成するタイミングによって変化し、周波数スペクトル設定部6のセレクタ24に入力される。
【0042】
選択信号23が時間的に変化するため、周波数特性演算部4の乗算器15に入力される周波数スペクトルAnが選択信号23に従って選択されるので、周波数スペクトルを制御することができる。
【0043】
以上の構成により得られた雑音発生器1の出力の周波数スペクトルを図10に示す。図10において、始めに選択信号23の設定によりAn(0)=1が選択された場合、雑音信号Gn(0)の周波数スペクトル19が出力される。タイマ回路27のあらかじめ定めた時間が経過すると、選択信号23によりAn(1)を選択され、雑音信号Gn(1)の周波数スペクトル25が出力され、さらに、タイマ回路27のあらかじめ定めた時間が経過すると、選択信号23によりAn(2)を選択され、雑音信号Gn(2)の周波数スペクトル26が出力される。
【0044】
タイマ回路27およびカウンタ28によって選択信号23が時間的に変化させ得るので、周波数スペクトル19, 25, 26の時間的制御が可能となる。
【0045】
つぎに、第4の実施の形態を、図4を参照して説明する。第4の実施の形態においては、図4に示すように、図3に示す構成に加え、位相制御部8を備える。位相制御部8は、任意の周波数における位相を固定または時間的に変化させる機能を有し、予め定めた周波数における位相情報を受け付ける位相受付け部を備える。
【0046】
図11において、位相制御部8はタイマ回路29と乗算器30とを備える。タイマ回路29によって生成された時刻tlは乗算器30に入力され、設定された周波数ωと乗算される。周波数ωは、予め定めた周波数における位相情報(位相値)を示し、図16に示す入力部144または図4に示す位相制御部8に備える位相受付け部において受け付けられる。これにより位相φl=ωtlが出力される。位相φlは位相設定部3の位相処理部12に入力され、周波数成分のみ位相を制御する。これにより、特定帯域の信号のみ出力することができる。位相情報は、固定で出力してもよいし、時間的に変化させてもよい。また、位相制御部8は、複数の位相値を出力してもよい。
【0047】
図4に示す構成の動作を、図11を用いて説明する。図11は、図4に示す構成をさらに詳細に示した構成図である。
【0048】
以上の構成により得られた雑音発生器1の出力の周波数スペクトルを図12に示す。図12は、周波数ωの位相を固定した制御を示しており、擬似雑音に正弦波を重畳できることを示している。
【0049】
以上、各実施の形態によれば、時間波形の振幅の確率分布関数がガウス分布に従う雑音を発生する雑音発生器において、装置規模を増大させることなく、簡便な操作で、雑音の周波数スペクトルまたは位相を任意に設定、変更、制御することが可能となる。
【0050】
また、雑音の任意の周波数における位相を制御し、雑音に重畳した信号を同時に発生することも可能である。
【0051】
さらに、雑音を論理的演算によって発生させているため、再現性のある雑音を発生することが可能であり、その結果、通信装置の特性試験に入力する信号源として、非常に有益である。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、雑音発生器において、装置規模の増大を抑制しつつ、出力する雑音の周波数特性を任意に設定、変更、制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態における詳細ブロック図である。
【図6】雑音の時間波形と周波数スペクトルとを示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態における詳細ブロック図である。
【図8】雑音の周波数スペクトルを示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態における詳細ブロック図である。
【図10】雑音の周波数スペクトルを示す説明図である。
【図11】本発明の実施の形態における詳細ブロック図である。
【図12】雑音の周波数スペクトルを示す説明図である。
【図13】従来の雑音発生器でアナログフィルタによる帯域制限方法を示すブロック図である。
【図14】実施の形態におけるハードウエア構成図
【符号の説明】
1…擬似乱数発生器
2…乱数発生部
3…位相設定部
4…周波数スペクトル演算部
5…逆FFT部
6…周波数スペクトル設定部
7…周波数スペクトル制御部
8…位相制御部
9…シフトレジスタ
10…排他的論理和回路
11…乗算器
12…位相処理部
13…畳み込み演算部
14…換算部
15…乗算器
16…逆FFT部
17…共役複素部
18…加算器
19…雑音の周波数スペクトル
20…雑音の時間波形
21…ガウス分布
22…メモリ
23…選択信号
24…セレクタ
25…雑音の周波数スペクトル
26…雑音の周波数スペクトル
27…タイマ回路
28…カウンタ
29…タイマ回路
30…乗算器
31…雑音に重畳された信号の周波数スペクトル
32…アナログフィルタ
33…抵抗
34…演算増幅器。

Claims (6)

  1. 雑音信号を発生する雑音発生器において、
    乱数を発生する擬似乱数発生部と、
    前記擬似乱数発生部で発生させた乱数に従って雑音信号の周波数成分の位相情報を設定する位相設定部と、
    前記擬似乱数発生部で発生させた乱数と、前記位相設定部で設定された位相情報と、外部から受け付けた、前記雑音信号の帯域制限を行うための周波数スペクトル情報とに従って、出力する雑音信号の周波数特性を演算する周波数特性演算部と、
    前記周波数特性演算部の演算結果に逆フーリエ変換を施して前記雑音信号を出力する逆FFT部と
    を備えることを特徴とする雑音発生器。
  2. 請求項1に記載の雑音発生器において、
    あらかじめ設定された複数の周波数スペクトル情報の中から設定すべき周波数スペクトル情報の選択をユーザから受け付け、選択された周波数スペクトル情報を前記周波数特性演算部に供給する周波数スペクトル設定部
    をさらに備えることを特徴とする雑音発生器。
  3. 請求項2に記載の雑音発生器において、
    時間の経過に応じて、前記周波数スペクトル設定部に対して異なる周波数スペクトル情報を選択する周波数スペクトル制御部
    をさらに備えることを特徴とする雑音発生器。
  4. 雑音信号を発生する雑音発生器において、
    乱数を発生する擬似乱数発生部と、
    前記擬似乱数発生部で発生させた乱数と、外部から受け付けた、前記雑音信号の予め定めた周波数における位相を固定するための位相情報に従って前記雑音信号の周波数成分の位相情報を設定する位相設定部と、
    前記擬似乱数発生部で発生させた乱数と、前記位相設定部で設定された位相情報と、前記雑音信号の帯域制限を行う周波数スペクトル情報とに従って、出力する雑音信号の周波数特性を演算する周波数特性演算部と、
    前記周波数特性演算部の演算結果に逆フーリエ変換を施して前記雑音信号を出力する逆FFT部と
    を備えることを特徴とする雑音発生器。
  5. ディジタル計算により雑音信号を発生する雑音発生方法において、
    乱数を発生するステップと、
    前記乱数を周波数成分の位相情報として設定するステップと、
    前記乱数と、前記位相情報と、前記雑音信号の帯域制限を行うための周波数スペクトル情報とに従って、出力する雑音信号の周波数特性を演算するステップと、
    前記演算結果に逆フーリエ変換を施して前記雑音信号を出力するステップと
    を備えることを特徴とする雑音発生方法。
  6. 請求項5に記載の各ステップをプロセッサにより実行するためのプログラム。
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