JP3883335B2 - 対象物を管理するシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、集合的対象物管理システムに関し、詳細には、高周波対象物識別を使用した、改良型の集合的対象物管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
用語「集合対象物管理システム」は、一般に、品目(「対象物」)の集合の中にある品目を把握するシステムを指すために作られた言葉である。たとえば、自動車部品の倉庫はどの所与の時点においても、自動車部品(「対象物」)の集合を在庫している。部品は販売され、新しい部品が入荷するので、部品の種類と数は毎日変化する。在庫している自動車部品の数と種類を把握するために、なんらかの集合的自動車部品管理システムを使用する必要がある。同様に半導体製造業ではどの所与の時点においても、施設のいずれかの場所に1種あるいは複数のタイプの集積回路(「対象物」)の集合があり、集合的集積回路管理システムを使用して監視する必要がある。スーパーマーケットでは通常、精肉、農産物、缶詰など、多数の異なる種類の品目の集合が在庫されており、対象物の数と種類は毎日大きく変化するため、複雑な対象物管理システムが必要となる。また会社でも家庭でも、一般的にファイル保存キャビネットを使用して業務目的や個人的な目的の文書を保存している。一般的なファイル保存キャビネットはいくつかの引出しを有し、それぞれの引出しにはかなり多くのファイル・フォルダ(「対象物」)が含まれ、各ファイル・フォルダには1つあるいは複数の文書が含まれている。さまざまなファイルに含まれる文書をすぐに見つけられるようにするために、なんらかのファイル管理システムが必要となる。
【0003】
ファイル保存管理の場合、各ファイル・フォルダは一般的にファイルの引出しを開けた時に見え(通常はフォルダの上縁)、フォルダの内容を記述した文字による情報を含むタブ部分を備えている。文字による情報は一般的に勘定名、題名(「公共料金の請求書」)などの、簡単に識別できる形式になっている。
【0004】
フォルダに含まれる個々の文書を簡単に取り出すために、普通は、索引構成を使用して各フォルダの引出しの位置を識別する。よく使用される簡単な技術は、各引出しの前面パネルに、ファイル・フォルダをアルファベット順に一覧したアルファベット順の索引カードをつける方法である。たとえば、あるファイルの引出しパネルにはAからFで始まるファイルを一覧した索引カードを付け、別の引出しにはGからLで始まるファイルをリストした索引カードなどを付ける。また、短い形の識別子と、それに対応する、ファイルの内容の詳細な記述によってすべてのファイルを一覧するコンピュータを使用した索引など、さらに洗練された索引構成が使用されることも多い。このようなコンピュータを使用した構成でも、ユーザが所与のフォルダを識別できるように、各ファイル・フォルダ上に文字を記載したタブやタグを使用する必要がある。しかし、この方法は、無許可のユーザが具体的なファイル名や、特定のタイプの情報を含むファイルを検索できてしまうため、非常に好ましくない。しかし、既存のファイル管理システムでは、ファイルの場所を合理的に探し出すために目に見えるタブやタグを使用する必要がある。
【0005】
複数の人がファイルの引出しの中身にアクセスする応用例では、通常、ファイルの配列を監視するなんらかの取り決めがある。たとえば業務では、ファイルを出したこと戻したことを表示し、所与のファイルのある場所を常に分かるようにしておくと便利であり、ときには必要である。しかしこういった監視の試みでは、各人がこういった手順を忠実に守らないため、正確にファイルの位置を追跡できないことも多い。その結果、場合によっては、実際に各ファイルの引出しを全部調べ、ファイル・フォルダとファイル・フォルダの中身をマスタ・インデックスと照合して確認しないと、ファイル管理システムの完全性が確認できないことがある。この作業は時間も手間もかかる大変な作業であり、大きな欠点である。
【0006】
上述のタイプの公知のファイル管理システムでは、ファイル・フォルダに一度中身の識別子が与えられると、そのフォルダは永続的にその内容の種類と関連づけられる。内容を別のカテゴリに変更するには、フォルダを破棄して新しい、印の付いていないフォルダに置き換えるか、識別ラベルを変更する必要がある。さらに、マスタ索引を手で更新するか、コンピュータを使用した索引システムでコンピュータを使用して更新する必要がある。会社の従業員がこれらの手順を守るとは限らないので、結果的にファイル・システムの統合性が損なわれてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
通常は公知の集合的対象物管理システムのどの例でも、それぞれの対象物の容器あるいは対象物自体は、通常対象物かその容器に、ラベルやタグなどなんらかの形で人間か機械が読める識別用の索引を備えている。洗練されたシステムでは、コンピュータを使用して対象物把握の助けとしている。一般的には、対象物が通常の位置から取り去られると、なんらかの手段を使用して対象物が通常の位置にはないという事実を示す。これは、オペレータが変更をシステム・コンピュータに入力するか、タグやラベルの読取装置(バーコード読取装置など)を使用して、情報をシステム・コンピュータに入力して行われる。どの公知のシステムも、ファイル管理システムについて上記で指摘したのと同様の欠点を抱えている。さらに、どのシステムでも、異なる対象物からなる大きな集合のどこかに保存されている所望の対象物を見つける、簡単で効率的な方法は提供されていない。本発明は、所望の対象物を見つける簡単で効率的は方法を提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記に言及した制限や短所がなく、公知のデザインの標準的な対象物の容器を使用して実施でき、公知の集合的対象物管理システムにはなかったいくつかの機能を有する集合対象物管理システムを含む。
【0009】
本発明は、もっとも広い態様では、高周波感知回路を使用して集合の中のすべての対象物の管理を維持する、集合的対象物管理システムを含む。各対象物は、回路が独特の振動数の高周波信号を受信した時にその独特の振動数で共振する、関連する高周波感知回路と、その高周波回路に結合され、対象物を人間のオペレータに対して識別するインジケータとを有する。好ましくはインジケータは、対象物またはその対象物の容器に結合されたLEDなどの可視インジケータで、人間のオペレータが簡単に見られるインジケータである。あるいは、ブザーのような音声によるインジケータを使用することもできる。
【0010】
本発明をファイル管理システムに使用した具体的な実施形態では、ファイルの引出しに入れる各ファイル・フォルダにフォルダ回路が含まれる。各フォルダ回路は特定の高周波振動数に応答する水晶発振子を有し、所与の水晶発振子の共振振動数は他のどの水晶発振子とも異なる。各フォルダ回路は、既存のファイル・キャビネットに通常見られる導電性の上部支持レールを使用して、引出し信号入力/出力に電気的に結合されている。レールの1つには、そのレールを、引出しの他の導電要素から電気的に絶縁するように変更が加えられている。
【0011】
各フォルダ回路はフォルダの上縁に沿って、引出しを開いた時ユーザに見える位置に取りつけられたインジケータ、好ましくはLED可視インジケータを含む。さらに、各引出しは引出しの前面パネルに取りつけられたインジケータ、好ましくは点滅LED可視インジケータを備える。電流検出回路を使用して引出しパネル・インジケータの状態を制御する。
【0012】
すべての引出し入力/出力端子は、専用コネクタ(すなわちハード・ワイヤ)またはトランシーバ(すなわちワイヤレス通信)のどちらかを使用して、関連するコンピュータに並列に電気的に結合されている。コンピュータは、すべての水晶発振子振動数に一致する信号を生成する能力のある高周波信号発生器を含む。ファイルを見つけるには、ユーザは一般的にはキーボードかマウスを使用してそのファイルをコンピュータに指定する。コンピュータは高周波信号発生器に、指定されたファイルと一致する振動数の高周波信号を生成させる。高周波信号はシステム内のすべてのファイル・キャビネット、さらにすべてのファイル引出しに伝送される。指定されたファイルが引出しのどれか1つに入っていれば、そのファイル・フォルダを含む引出しのインジケータと、正しいファイル・フォルダのインジケータが共に起動する。ユーザはアクティブなインジケータのある引出しを開き、アクティブなインジケータのついたファイル・フォルダを取り出す。
【0013】
本発明をファイル管理システムに適用した場合、起動されたインジケータによって正しいファイルが指定されるため、各ファイル・フォルダに文字によるタブやタグを付ける必要はなくなる。また、必要な情報をコンピュータに入力するだけでファイル・フォルダの種類を変更することもできる。さらに、高周波掃引振動数発生器を使用し、水晶発振子振動数の全振動数領域を掃引し、共振応答がない振動数を検出することによって、全ファイル・システムの統合性をチェックすることも可能である。本発明は導電性の二重レール・フォルダ支持機構を有する既存のファイル・キャビネットにすぐに、都合よく組み込むことができる。
【0014】
本発明の特性と利点を十分理解するために、付随の図面と共に、以下の詳細な説明を参照されたい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、さまざまな集合的対象物管理システムに幅広く応用できる。以下に、ファイル管理システム分野における本発明の一応用例を詳細に説明する。
【0016】
図を参照すると、図1は、ファイル・キャビネットと関連するコンピュータとの間に直接電気接続を使用した、本発明の第1の実施形態を右前面から見た斜視図である。この図から分かるように、公知の機械的構造の、複数の引出しを持つファイル・キャビネット10(4つの引出しが図示されている)は通常、上面12、下面13、側面14、15、および背面16を有する。18から21の4つの引出しは、引き出せるようにキャビネット10に取りつけられており、18から21の各引出しは、その前面パネル25に取りつけられた取っ手23を有する。可視インジケータ装置27も18から21の各引出しの前面パネル25に取りつけられている。インジケータ27は、下記の方法で起動された時に可視信号を提供する能力のある、多くの既知の要素のうち任意の1つを備える。適切なインジケータの例としては、既存のLEDインジケータ、およびRadio Shack社製のタイプ276−036点滅LEDインジケータがある。
【0017】
一番下の引出し18は開かれた位置で示され、基本的な引出し構造と、ファイル・フォルダがファイル引出しの中で取り出し可能な方法で保持されている様子を示す斜視図である。示されているように、引出し18は1対の上部支持レール28、29を備え、このレールは、引出しの中のファイル・フォルダ30などの各ファイル・フォルダを保持するという第1の目的を果たしている。第2に、レール28、29は引出し18の構造強度も与える。引出し18は1対の下部レール32、33も有し(図1ではこのうち1つだけが見えている)、これで水平の構成要素が完成している。一般的に使用されているファイル・キャビネット構造では、レール28、29、32、33は、標準の引出しに物理的に設置することができる内側の枠挿入物(ならびに垂直に配置された枠部材と共に)を形成する。引出し構造を完成させるものとして、背面34がレール28、29、32、33に接続されている。フォルダ30などすべてのファイル・フォルダは、水平支持ブレース48、50を使用して上辺レール28、29によって取り外しできるように支持され、ブレース48、50にはフォルダ30が機械的に固定されている。フォルダ30の機械的構造とレール28、29は既存のものである。19から21の引出しの構造や配置は、引出し18の構造や配置と同じである。
【0018】
図2でよく分かるように、各引出し18〜21の上部支持レール28、29の各対は、引出しインジケータ27と共に、各引出しの都合のいい位置にある別の電流検出回路40を介して関連するコンピュータに電気的に接続されている。言い換えれば、各引出しは個別の電流検出器40を有する。各電流検出器40は下記のように機能する。図2では、左のレール28、右のレール29、およびインジケータ27はそれぞれ導電ワイヤ41,42および43によって電流検出器40に電気的に接続されている。
【0019】
さらに図2に関して、2つの上辺の支持レール28、29のうち1つは残りの導電性引出し構造要素から電気的に絶縁されている。図2では、絶縁レールは非導電性支持挿入物45、46を備える右のレール29として示されている。こうして、各引出し18〜21の1本のレール(右のレール29)は引出し中で機械的に支持されるが、他の導電性構造要素からは絶縁されている。
【0020】
図2から分かるように、ファイル・フォルダ30は、事務用品産業で文書を保存するためによく使用される、既存のU字型の断面構造を有する。フォルダ30の各面(前面および背面)は機械的ブレースによって機械的に支持されている。ブレースの1つ(ブレース48)は単体構成となっており、端がフックのように下方に折り曲げられ、支持レール28、29にスライド可能に係合している単一の剛性非導電性アームを備える。他のブレース(ブレース50)は本発明による特別な構造を有する。
【0021】
ブレース50の正面図である図3では、この要素は左のアーム51、右のアーム52、および中央の非導電性支持部55を含む。アーム51と52は両方とも、スチール、アルミニウムなどの導電性材料で構成され、どちらも、フォルダが正しくファイル引出しの中に入っている時、関連するレール28、29のどちらかと機械的および電気的に係合する下方に曲げられたフックの形をした端56を有する。水晶発振子61、ダイオード62、LEDインジケータ63を備える高周波応答電気回路60が、ブレース50の中央に取りつけられている。水晶発振子61の一方の端子64は、アーム52と電気的に接続されている。水晶発振子61の他方の端子65はダイオード62の一方の端子、およびLED63の一方の端子に電気的に接続されている。ダイオード62およびLED63の他方の端子は、アーム51に電気的に接続されている。こうして、電気回路60はアーム51、52の間で電気的に結合され、回路60は、ファイル・フォルダ30がファイル引出し18に正しく支持されている時に、レール28、29と電気的に結合している。LEDは、引出し18が開いた時、LED63がファイル・フォルダの上に見えるように、ファイル・フォルダ30の上縁から突き出すような形で、ブレース50によって機械的に支持されている。
【0022】
図4は、ファイル引出し18〜21のうち1つにある、すべてのフォルダ回路60間の相互接続と、前面パネル・インジケータ27を示す回路図である。この図から分かるように、各回路60−1、60−2、...、60−nは、導電性支持レール28、29の両端に電気的に結合している。すべての回路60−1、60−2、...、60−nは、並列に接続されている。スイッチング・トランジスタ71、ダイオード72、抵抗73、抵抗74、コンデンサ75を備え、それらがすべて図のように接続されている電流検出回路40は、レール28、29のどちらか一方に結合された第1のノード76と、レール28、29のうち他方のレールに結合された第2のノード77を有する。コイル78が第2のノード77とそれに関連するレールの間に結合されている。コンデンサ79はコイル78のレール側の端子と、回路60−1、60−2、...、60−nの共通の水晶発振子入力の間に結合されている。
【0023】
所与のフォルダ回路内の各水晶発振子61は、他方のフォルダ回路の水晶発振子とは異なる共振振動数を有する。すべての共振振動数は、好ましくは、スペクトルの高周波範囲にあり、約2MHzから約12MHzの範囲の値である。水晶発振子間の振動数分離は設計上の選択の問題であるが、0.001MHzの最小振動数分離を使用して、約5.000MHzの範囲内の水晶発振子でよい結果が得られた。
【0024】
図示されてはいないが、関連するコンピュータは、すべてのファイル引出しのフォルダ回路に電気的に並列に結合された高周波信号発生器を有する。高周波信号発生器は混合信号源であり、高周波交流信号と、比較的低電圧(9ボルトなど)の直流信号を発生する。高周波信号はコンデンサ79を通過するが、コイル78によって阻止される。直流信号はコイル78を通過するが、コンデンサ79によって阻止される。直流信号は、検出回路40内のトランジスタ71とインジケータ27を操作するために使用される。
【0025】
振動数が1つのフォルダの水晶発振子61の共振振動数に一致する高周波成分を有する信号が導線28上にある時、その水晶発振子は共振し、回路のその分岐を通る高周波電流の通路が低い抵抗となる。その分岐中を高周波電流が流れると、対応するLEDを起動させる。また高周波電流は共通抵抗73中を流れて、高周波電圧を降下させ、この電圧降下はダイオード72によって整流される。これによってトランジスタ71が飽和し、直流電流がインジケータ27、トランジスタ71およびレール29を通ってソースに戻ることができる。直流電流がインジケータ27を通過すると、この要素は起動される。
【0026】
図5は、1つのファイル・フォルダを探す際の本発明の動作を説明するフロー・チャートである。この図から分かるように、ユーザは、一般にキーボードかマウスを使用して所望のファイルの名前をコンピュータに入力する。コンピュータはその特定のファイル・フォルダに関する共振振動数をルックアップ・テーブルから引き出し、高周波信号発生器を起動し、正しい振動数の高周波信号を生成させ、すべてのファイル引出し導線レール28、29へ並列に送信させる。その振動数の水晶発振子を有するファイル・フォルダ回路(それがどこかの引出しに存在する場合)は、高周波信号に応答してその回路のLEDインジケータを点灯させる。他のファイル・フォルダ回路はすべてその特定の振動数には応答しないので、正しいフォルダのLEDインジケータだけが点滅する。さらに、正しいファイル・フォルダが収納されているファイル引出しの前面パネルのインジケータがその引出しの電流検出回路によって点灯されるので、ユーザは正しい引出しを開くだけで正しいファイルを取り出すことができる。
【0027】
関連するコンピュータ内の高周波信号発生器は、ファイル管理システム内のもっとも低い水晶発振子共振振動数から始まり、システム内のもっとも高い水晶発振子共振振動数で終わる、掃引モードの高周波信号を生成する能力のある、掃引振動数発生器を備える。このような信号発生器を使用すると、コンピュータに高周波信号発生器を掃引モードで起動するように指示することによって、全ファイルの集合の統合性が素早くチェックできる。信号周波数が全範囲にわたって掃引されるので、ファイル・キャビネットの集合の中にあるすべてのフォルダ回路はそれぞれの振動数で共振し、これは既存の高周波検出回路を使用してコンピュータで検出できる。なくなったファイルは応答せず、それも同じ回路を使用してコンピュータで検出できる。なくなったことが分かったファイルは、応答のないフォルダ回路の振動数を封入することによって、コンピュータ内のファイル識別に相関させることができる。
【0028】
システムは最初に、いくつかの異なる方法で構成することができる。もっとも基本的な方法では、1つのファイル・フォルダ30を引出しに入れ、高周波信号発生器に振動数の範囲を掃引させ、そのフォルダが共振する水晶発振子の振動数を記入し、その振動数番号をリストに入力し、フォルダを除去し、別のフォルダを挿入する。このプロセスを所望のすべてのフォルダについて連続して繰り返す。この方法は既存のフォルダがない新規のシステムで、最初に必要なフォルダの数が比較的少ない場合ではうまくいく。さらに便利な方法としては、最初のフォルダを引出しに挿入し、高周波振動数を掃引し、共振振動数を記入し、その番号を新しいリストに入力する。最初のフォルダを除去せずに2番目のフォルダを引出しに挿入し、振動数を掃引し、新しいフォルダの共振振動数をリストに追加する。第3のフォルダを引出しに挿入し、振動数を掃引し、第3のフォルダの共振振動数をリストに追加するという手順を繰り返す。新しいフォルダが引出しに挿入されるたびに、コンピュータは識別されている振動数のリストを作製する。各水晶発振子振動数は一意的であるので重複はありえない。使用中の多数のフォルダを有する既存のファイル管理システムにもっとも役に立つ、さらに洗練された技術は、以下のように行われる。ファイル管理システムの既存の文書タイプ全部を入れるのに必要な数のフォルダ30が、多くの引出しに分布している。高周波発生器が掃引モードで起動され、各共振振動数が検出され、コンピュータによってリストに入力される。すべての振動数が検出されて入力されると、コンピュータは高周波発生器を初期化し、すべての入力された振動数を掃引させる。所与の振動数に達すると、発生器はその振動数にロックされ、引出し、フォルダ・インジケータ27、63が起動され、人間のオペレータが関連する文書を特定のフォルダに手で入れ、適切なフォルダ識別情報をコンピュータに入力する(「公共料金の請求書」など)。識別情報が所与の振動数とフォルダについて入力されると、発生器が起動されリスト中の次の振動数を掃引し、発生器は、文書がフォルダに挿入されフォルダ情報がコンピュータに入力されるまでその振動数にロックされる。このプロセスはすべての振動数が処理されるまで続けられる。
【0029】
図6は個別のファイル・キャビネットと関連するコンピュータとの間でワイヤレス通信を使用した、本発明によるファイル管理システムの代替実施形態を示す。この図から分かるように、キャビネット10は関連するコンピュータとの通信用にトランシーバ81を備える。関連するコンピュータは一致するトランシーバ82を備える。図6のシステムの動作は本質的に図1のシステムの動作と同じであるが、図1の実施形態では 高周波信号はハード・ワイヤの接続で送信されるのに対し、図6ではトランシーバ81、82でファイル・キャビネット10へ送信される点だけが異なる。さらに、図6のワイヤレス実施形態では、高周波信号の無許可の送受を防ぐために、追加のセキュリティを考慮する必要があるかもしれない。
【0030】
ここで明らかなように、本発明を組み込んだファイル管理システムは、従来技術にはなかった多くの大きな利点を提供する。第1に、本発明では所望の文書を含む引出しとファイル・フォルダについて、目に見える表示を自動的に与えるので、ファイルを見つけ、取り出す時間が大幅に節約できる。さらに、全ファイル・システムの統合性が比較的短い時間で定期的あるいは臨時に簡単にチェックでき、なくなったファイルのリストが自動的にコンピュータに集められる。さらに、可視インジケータを使用して特定のファイルの位置を示すために、各ファイルに付けられた特定の記述子を使用して各ファイルを別に識別する必要がなくなる。その結果、権限のない個人がファイルの引出しやファイル・フォルダを手で探して特定のタイプの情報を持つ特定のファイルを見つけようとすると、各ファイル・フォルダの内容を見なければならなくなり(従来技術のファイル・フォルダのようにファイル・ラベルを読めば分かるわけではないので)、ファイル・フォルダの情報を無断で見ることが非常にやりにくくなる。さらに、所与のファイル・フォルダの内容はファイル・フォルダの識別とは独立しているので、コンピュータで変更を実行して、すべてのファイルを別の情報内容に割当て直したり、名前を変えたりすることができる。言い換えれば、ファイル・フォルダの名称を変えるためにファイル・フォルダ自体を物理的に変更する必要はなくなる。こうして、一度完全なファイル・フォルダのセットができ上がれば、新しいフォルダを追加する必要はなくなる。
【0031】
本発明を組み込んだファイル管理システムはまた、コンピュータを使用して新しいファイル・フォルダを追加したり、もう必要ではない古いファイル・フォルダを削除したり、ファイル・フォルダのグループ化を変更することができる。
【0032】
上記の説明は、本発明の実施をファイル管理システムの分野に限って説明したものであるが、本発明はより広い応用範囲を有する。本発明は一般的に、対象物の集合から所与のクラスまたはタイプの対象物を素早く識別する技術が必要とされる、任意の集合的対象物管理システムに使用することが可能である。たとえば自動車の部品倉庫の業務では、対象物は棚の中の容器に保存されている個々の自動車の部品である(キャブレタ、交流発電機、ガスケットなど)。製造業では、対象物は、個々のパッケージに含まれた、工場で生産された個々の品目である(集積回路メーカーが生産した異なる型の集積回路など)。どの応用例においても、特定の対象物に関連した高周波回路とインジケータは対象物自体と緊密に結合され、電気的に高周波発生器と結合されているので、回路は正しい共振数の高周波信号の受信に応答し、インジケータを起動することができ、人間のオペレータは共振数によって指定される対象物の位置を知ることができる(あるいはそのような対象物がないことを知ることができる)。
【0033】
上記の説明は本発明の好ましい実施形態の完全な開示を提供するものであるが、当業者にはさまざまな変更、代替構成および均等物を思いつくであろう。たとえば、本発明を特定の高周波振動数に関して説明してきたが、システム設計者の好みに応じて他の振動数を採用することも可能である。さらに、インジケータ27、63は可視インジケータとして説明したが、場合によっては音声インジケータなど別のタイプのインジケータを使用することも可能である。さらに、本発明は1つのファイル・キャビネットに関して説明したが、オフィス内の同じ場所や異なる場所にある複数のファイル・キャビネットを使用して実施することも可能であることが理解されよう。さらに、場合によっては、内部あるいは外部のコンピュータ・ネットワークを使用して物理的に異なる場所にある多くのキャビネットを持つファイル・システムを管理するために使用することも可能である。従って、上記の説明は、頭記の特許請求の範囲によって定義される本発明を制限するものと理解すべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す、複数の引出しを持つファイル・キャビネットの斜視図である。
【図2】本発明によるファイルの引出し1つとファイル・フォルダの概略側面斜視図である。
【図3】本発明によるファイル・フォルダにある電気部品の側面図である。
【図4】本発明によるファイル・キャビネットにおける高周波回路の概略図である。
【図5】本発明の使用を示すフロー・チャートである。
【図6】本発明のワイヤレス実施形態における、複数の引出しを持つファイル・キャビネットの斜視図である。
【符号の説明】
10 ファイル・キャビネット
12 上面
13 下面
14、15 側面
16 背面
18、19、20、21 引出し
23 取っ手
25 前面パネル
27 可視インジケータ装置
28 上部支持レール
29 上部支持レール
30 ファイル・フォルダ
Claims (29)
- 対象物所在空間内に分布する複数の対象物(30)を管理するシステムであって、
1対の導電性部材(28,29)を有する、複数の対象物を入れる容器(18,19,20,21)と、
前記1対の導電性部材に結合された、1対の導電性信号リード線(41,42)と、
複数の高周波応答回路(60−1〜60−n)とを備え、
前記複数の高周波応答回路のそれぞれは、前記複数の対象物のそれぞれに設けられ、かつ、前記複数の対象物の異なる1つに対応しており、さらに、
対応する対象物が前記容器内にある時に前記1対の導電性部材と電気的に接触する1対の導電性端子(51,52)と、
特定の振動数で共振する水晶発振子(61)と、
この水晶発振子が前記特定の振動数の高周波信号を検出すると起動されてそれにより容器内に対象物があることを示すインジケータ(63)とを有し、
前記各水晶発振子の共振振動数は、他の水晶発振子の共振振動数とそれぞれ異なり、そのため前記1対の導電性信号リード線に印加された高周波信号が前記複数の水晶発振子のうち1つだけを共振させ、対応するインジケータだけを起動させることを特徴とするシステム。 - 前記インジケータが可視インジケータである請求項1に記載のシステム。
- 前記可視インジケータがLEDである請求項2に記載のシステム。
- さらに、
電流検出器(40)と、
追加のインジケータ(27)とを含み、
前記電流検出器は、前記容器に設けられて前記1対の導電性部材に電気的に結合され、前記容器内の任意の1つの水晶発振子の共振を検出し、
前記追加のインジケータは、前記電流検出器に結合され、電流検出器が共振を検出すると、該電流検出器によって起動されて、前記容器内にある前記水晶発振子の1つが共振していることを示す請求項1に記載のシステム。 - 前記追加インジケータが可視インジケータである請求項4に記載のシステム。
- 前記追加可視インジケータがLEDである請求項5に記載のシステム。
- 前記追加可視インジケータが一体式点滅回路を持つLEDである請求項5に記載のシステム。
- 前記容器が前面パネル(25)を有し、前記追加インジケータが前記前面パネル上に位置する請求項5に記載のシステム。
- 前記容器がファイリング・キャビネット(10)内のファイル引出し(18,19,20,21)であり、
前記導電性部材がファイル引出し内の支持レール(28,29)であり、
前記対象物が、それぞれ前記支持レールに取り外し可能につりさげられるようにそれと係合するように配置された1対の導電性支持アーム(51,52)を有するファイル・フォルダ(30)であり、
前記複数の高周波応答回路のそれぞれが前記ファイル・フォルダの異なる1つによって担持されている請求項1に記載のシステム。 - 前記ファイル・フォルダのそれぞれが上縁を有し、前記インジケータが前記上縁に隣接する位置にあって見えるようになっている請求項9に記載のシステム。
- 対象物所在空間に分布する複数の対象物(30)を管理するシステムであって、
それぞれが1対の導電性部材(28,29)を有する、複数の対象物用の複数の容器(18〜21)と、
それぞれが前記導電性部材の複数の対のうちの異なる対に結合され、かつ、共通の信号入力端子に並列に結合されている複数対の導電性信号リード線(41,42)と、
複数の高周波応答回路(60−1〜60−n)とを備え、
前記複数の高周波応答回路のそれぞれは、前記複数の対象物のそれぞれに設けられ、かつ、前記複数の対象物の異なる1つに対応しており、さらに、
対応する対象物が前記容器内のうちの1つにある時に前記導電性部材の複数の対のうちの対応する1対と電気的に接触する1対の導電性端子(51,52)と、
特定の振動数で共振する水晶発振子(61)と、
この水晶発振子が前記特定の振動数の高周波信号を検出すると起動されてそれにより容器内に対象物があることを示すインジケータ(63)とを有し、
前記各水晶発振子の共振振動数は、前記他の水晶発振子の共振振動数とそれぞれ異なり、そのため前記共通入力端子に印加された高周波信号が前記複数の水晶発振子のうち1つだけを共振させ、対応するインジケータだけを起動させることを特徴とするシステム。 - 前記インジケータが可視インジケータである請求項11に記載のシステム。
- 前記可視インジケータがLEDである請求項11に記載のシステム。
- さらに、
複数の電流検出器(40)と、
複数の追加のインジケータ(27)とを含み、
前記複数の電流検出器のそれぞれは、前記複数の容器のそれぞれに設けられ、かつ、前記複数の容器のうちの異なる1つに対応しており、さらに、対応する容器内の導電性部材の前記対に電気的に結合されて、前記対応する容器内のうち任意の1つの水晶発振子の共振を検出し、
前記複数の追加のインジケータのそれぞれは、前記複数の電流検出器のうちの異なる1つに結合され、対応する電流検出器が共振を検出すると、該電流検出器によって起動されて、対応する容器内にある前記水晶発振子の1つが共振していることを示す請求項11に記載のシステム。 - 前記複数の追加インジケータが可視インジケータを含む請求項14に記載のシステム。
- 前記追加可視インジケータのそれぞれがLEDである請求項15に記載のシステム。
- 前記追加可視インジケータのそれぞれが一体型点滅回路を持つLEDである請求項15に記載のシステム。
- 前記各容器が前面パネル(25)を有し、前記追加インジケータのそれぞれは対応する容器の前面パネル上に位置して、容器内の共振水晶発振子の指示を提供する請求項14に記載のシステム。
- 前記各容器がファイリング・キャビネット(10)内のファイル引出し(18,19,20,21)であり、
前記導電性部材がファイル引出し内の支持レール(28,29)であり、
前記対象物が、それぞれ前記支持レールに取り外し可能につりさげられるようにそれと係合するように配置された1対の導電性支持アーム(51,52)を有するファイル・フォルダ(30)であり、
前記複数の高周波応答回路のそれぞれが前記ファイル・フォルダの異なる1つによって担持されている請求項11に記載のシステム。 - 前記ファイル・フォルダのそれぞれが上縁を有し、前記インジケータが前記上縁に隣接する位置にあって見えるようになっている請求項19に記載のシステム。
- 1対の導電性部材(28,29)を持つ少なくとも1つの容器(18,19,20,21)を有する対象物所在空間に分布する複数の対象物(30)を管理するシステムであって、
複数の高周波応答回路(60−1〜60−n)を備え、
前記複数の高周波応答回路のそれぞれは、前記複数の対象物のそれぞれに設けられ、かつ、前記複数の対象物の異なる1つに対応しており、さらに、
対応する対象物が前記容器内にある時に前記1対の導電性部材に電気的に接触する1対の導電性端子(51,52)と、
特定の振動数で共振する水晶発振子(61)と、
この水晶発振子が前記特定の振動数の高周波信号を検出すると起動されてそれにより容器内に対象物があることを示すインジケータ(63)とを有し、
前記各水晶発振子の共振振動数は、前記他の水晶発振子の共振振動数とそれぞれ異なり、そのため前記導電性部材の対に印加された高周波信号が前記複数の水晶発振子のうち1つだけを共振させ、対応するインジケータだけを起動させることを特徴とするシステム。 - 前記インジケータが可視インジケータである請求項21に記載のシステム。
- 前記可視インジケータがLEDである請求項22に記載のシステム。
- さらに、
電流検出器(40)と、
追加のインジケータ(27)とを含み、
前記電流検出器は、前記容器に設けられて前記1対の導電性部材に電気的に結合され、前記容器内の任意の1つの水晶発振子の共振を検出し、
前記追加のインジケータは、前記電流検出器に結合され、電流検出器が共振を検出すると、該電流検出器によって起動されて、前記容器内にある前記水晶発振子の1つが共振していることを示す請求項21に記載のシステム。 - 前記追加インジケータが可視インジケータである請求項24に記載のシステム。
- 前記可視インジケータがLEDである請求項25に記載のシステム。
- 前記可視インジケータが一体式点滅回路を持つLEDである、請求項25に記載のシステム。
- 前記容器がファイリング・キャビネット(10)内のファイル引出し(18,19,20,21)であり、
前記導電性部材がファイル引出し内の支持レール(28,29)であり、
前記対象物が、それぞれ前記支持レールに取り外し可能につりさげられるようにそれと係合するように配置された1対の導電性支持アーム(51,52)を有するファイル・フォルダ(30)であり、 前記複数の高周波応答回路のそれぞれが前記ファイル・フォルダの異なる1つによって担持されている請求項21に記載のシステム。 - 前記ファイル・フォルダのそれぞれが上縁を有し、前記インジケータが前記上縁に隣接する位置にあって目に見えるようになっている請求項28に記載のシステム。
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