JP2003206008A - R.f.識別を用いるオーガナイザ管理システム - Google Patents

R.f.識別を用いるオーガナイザ管理システム

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JP2003206008A
JP2003206008A JP2002004788A JP2002004788A JP2003206008A JP 2003206008 A JP2003206008 A JP 2003206008A JP 2002004788 A JP2002004788 A JP 2002004788A JP 2002004788 A JP2002004788 A JP 2002004788A JP 2003206008 A JP2003206008 A JP 2003206008A
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drawers
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Fong-Jei Lin
フォン−ジェイ・リン
Shengbo Zhu
シェンボ・ジュ
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Magnex Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つまたは複数の引出しオーガナイザ・キャ
ビネット内のいくつかの引出しの1つに保管されている
品目を容易に突き止めるオーガナイザ管理システムを提
供すること。 【解決手段】 各引出しは前面パネルに実装されたLE
Dと固有共振周波数を備えた水晶を有する回路とを有す
る。所与の引出し内の水晶の共振周波数はシステム内の
すべての水晶と異なる。すべての引出し回路はコンピュ
ータ制御されたRF信号ジェネレータに並列に接続され
ている。特定の品目を突き止めるために、ユーザはシス
テム内の品目リストと各品目の対応する周波数を含む品
目の説明をシステム・コンピュータ内に入力する。コン
ピュータはRFジェネレータを動作させ、指定された品
目の正しい周波数のRF信号を生成させる。その品目を
含む引出し上のLEDのみが活動化され、したがって、
ユーザは正しい引出しを目視で突き止めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に引出しオーガ
ナイザ(引出し型収納装置)システム、より詳細に言え
ば、R.F.引出し識別を用いる改良型引出しオーガナ
イザ管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】引出しオーガナイザ・システムは知られ
ており、一般にはこのために設計されたキャビネット内
に摺動自在に搭載された引出し内に小品目を保管するた
めに使用される。キャビネットは普通、壁または作業台
などの支え面に固定されている。各引出しには、通常、
ユーザがキャビネットの外に引出しを引き出して引出し
の内容にアクセスできるように引出し取っ手が付いてい
る。キャビネットおよび引出しは両方共金属とプラスチ
ックとで製作されてきた。引出しオーガナイザによって
は両方に金属を使用し、また引出しオーガナイザによっ
ては金属性のキャビネットとプラスチック性の引出しを
使用している。過去に使用されているプラスチック材料
は不透明または透明である。
【0003】多数のタイプの品目が引出しオーガナイザ
に保管できる。その例としてナット、ボルト、ワッシ
ャ、薄板金ねじ、木ねじなどの数種類の固締具、さまざ
まなサイズのグロメット、Oリング、電気コネクタ、ダ
イオード、抵抗器、コンデンサなどの小型電子構成要素
がある。引出しオーガナイザは家庭、工場および製造施
設にあり、将来アクセスするために組織的な保管を必要
とするさまざまな状況で有用である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】引出しオーガナイザの
使用で遭遇する基本的な困難は所与のキャビネット内の
いくつかの引出しから所望の品目を取り出す方法であ
る。特に、正しい品目を取り出すには正しい引出しが見
つかるまで個々の引出しの内容を識別することが必要で
ある。適用分野によっては、透明な引出し前面パネルを
通して目視点検する方法がその引出しに含まれる品目の
タイプを識別する信頼できる技法である。また適用分野
によっては、小型のラベルが引出しの前面パネルに貼付
され、各ラベルにその引出しに含まれる品目が記載され
る。両方の技法とも最適とは言えない。目視点検技法は
含まれる品目の最小限の主観的な情報しか表していな
い。同様に、ラベル技法では含まれる品目を説明するス
ペースの量が限られている。含まれる品目の性質によっ
ては、ラベル技法はある引出し内の品目と他の引出し内
の品目とを適切に区別することができない。例えば、含
まれる品目が異なる抵抗値と定格電力の抵抗器の場合、
うまくいったとしても、いくつかの選択肢を適切に区別
することは困難である。またラベル技法には所与の引出
し内に含まれる品目の種類が変わるたびにラベルを交換
しなければならないという欠点がある。両方の技法は異
なるタイプの品目を大量に所蔵する適用分野で正しい引
出しを迅速に識別する際に比較的非効率的である。一般
に、引出しの数が増えるほど、所望の引出しの内容への
アクセス時間は遅くなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オーガナイザ
引出し内に収容するのに適した任意の品目を用いて実施
でき、オーガナイザ引出し内に含まれる特定の品目への
迅速なアクセスを大幅に容易にできる上記の制約と欠点
がない引出しオーガナイザ管理システムを含む。
【0006】本発明の最も広い態様では、本発明はキャ
ビネット内の個々の引出しのRF識別を用いる引出しオ
ーガナイザ管理を含む。このシステムは複数の引出し場
所を提供する後部壁を含む構造を有するキャビネットを
含み、前記キャビネットはジェネレータからのRF信号
を受信するRF信号ジェネレータに結合されるように構
成された複数の外部端子の対を有し、外部端子の対の各
々は好ましくは異なる1つの引出し場所に対応する後部
壁の位置に配置される。
【0007】複数の引出しは各々、閉位置と開位置との
間で異なる1つの引出し場所に摺動自在に搭載されてい
る。複数のファイル引出しの各々はその背後に隣接した
一対の導電性引出し端子を有し、それに対応する一対の
外部端子に当たるよう構成され、一対の導電性RF信号
導線が引出し端子に接続され、RF回路が一対のRF信
号導線に接続されている。RF回路の各々は固有周波数
で共振する水晶と、該当する水晶がその水晶の固有周波
数のRF信号を検出するといつでも活動化される可視イ
ンジケータとを有する。水晶の各々の共振周波数は他の
水晶とは異なるので、キャビネットの外部入力端子に加
えられる固有周波数のRF信号によって複数の水晶の1
つだけが共振し、その水晶に関連する可視インジケータ
だけが活動化される。
【0008】引出しの各々は前面パネルを有し、引出し
が閉まっている時に引出し内の共振する水晶の可視表示
を行うように、インジケータが前面パネルに配置されて
いる。可視インジケータの各々は好ましくはLEDを含
む。引出しの各々も背面パネルを有し、一対の導電性引
出し端子が好ましくは背面パネルに実装されている。引
出しの各々はさらに導電性引出し端子と外部端子との接
触を促進する戻り止め機構を備える。また引出しの各々
は導電性引出し端子と外部端子との接触を促進する一対
のばねのような一対の接触要素を備える。
【0009】このシステムは、以下の方法で所望のタイ
プの品目を含む引出しを突き止めるために使用される。
ユーザはキーボードを介すか、マウスを用いてシステム
のコンピュータ内に所望の品目の識別を入力してコンピ
ュータ・モニタ上に表示されるリストから品目を選択す
る。これに応答して、コンピュータは引出し内に保管さ
れている品目に一意的に関連する1組の周波数からテー
ブル検索を実行する。対応する周波数が見つかると、コ
ンピュータはRF信号ジェネレータに正しい周波数のR
F信号を生成するように命令する。これらのRF信号は
個々のキャビネット引出しに接続され、正しい周波数の
水晶を有するRF回路が共振し、それによって、引出し
前面パネル上の対応する可視インジケータが点灯する。
これでユーザはどの引出しが所望の品目を含むかが分か
る。
【0010】本発明は引出しオーガナイザ・システム内
に含まれる特定の品目の発見を容易にする低価格で有効
で好都合な技法を提供する。さらに、本発明は引出しオ
ーガナイザ・システムを設定する際に現在行われている
ラベル貼付作業に依存する必要性を解消するかまたは大
幅に低減する。さらに、本発明はいままで実現できなか
った引出しオーガナイザを構成する柔軟性を提供する。
特に、所与の任意の引出し内の品目の識別はシステム・
コンピュータ内の説明を変更することで容易に変更でき
る。また、システム内に保持する在庫を拡張するために
追加の引出しを追加でき、コンピュータ内に記憶された
情報を変更することで既存の引出しをシステムから削除
することができる。
【0011】本発明の本質と利点とを十分に理解するた
めに、以下に添付図面に関連して詳述する。
【0012】
【発明の実施の形態】図面に戻ると、図1は本発明を織
り込んだ引出しオーガナイザの左正面からの斜視図であ
る。この図に示すように、一般に参照番号11で示され
るキャビネットは複数の個々の基本的に同一のオーガナ
イザ引出し12a〜12hを摺動自在に収容する複数の
開いた場所を有する。各引出し12aから12hはほぼ
同様の物理寸法を有しているので任意の引出し12a〜
12hはキャビネット11内の任意の引出し場所に搭載
できる。各引出し12a〜12hは引出しの開閉を容易
にする引出し前面パネル14と一体に形成された、また
は取り付けられた引出し取っ手13を有する。各引出し
12a〜12hは引出し前面パネル14上に実装された
可視インジケータ15a〜15hを有する。可視インジ
ケータ15a〜15hは好ましくは低価格の発光ダイオ
ード(LED)であるが、点滅LED、白熱ランプまた
は液晶ディスプレイ(LCD)などの他のタイプの可視
インジケータもこの目的に使用できる。
【0013】図1〜4を参照し、引出し12aを代表と
考えると、ダイオード17は可視インジケータ15aを
通過して電気的に接続されている。ダイオード17の一
方の側と可視インジケータ15aとは好ましくは引出し
背面パネル21上に実装された水晶20aの第1の端子
への第1の導線18によって電気的に接続されている。
ダイオード17の他の側と可視インジケータ15aとは
好ましくは引出し背面パネル21上にある接地端子23
への第2のコネクタ22によって電気的に接続されてい
る。導線18および22は任意の適した方法で引出し1
2aのそれぞれ側壁25、26に沿って引き回される。
例えば、側壁25、26をプラスチックで製作して、導
線18、22をカプセル状の絶縁被覆付きの、または無
しの個別の導線にして側壁25、26の表面に接着して
もよい。あるいは、側壁25、26をプラスチックで製
作して導線18および22はその中に埋め込んだ個別の
導線であってもよい。金属性の側壁25、26を有する
引出しの場合、導線18および22をカプセル状の絶縁
被覆付きの個別の導線にして側壁25、26の表面に接
着してもよい。当業者にはその他の構成は明らかであろ
う。
【0014】水晶20aの他方の端子は導線27を介し
て好ましくは引出し背面パネル21上に実装されたRF
入力端子28に接続されている。入力端子28は図3の
部分図に示すキャビネット後部壁33上に実装されたR
F入力接触端子32と繰り返し確実に抵抗接触するため
に、図3に示すばね30などの接触要素を備える。キャ
ビネット11の後部壁33上に実装された接地端子23
と接地端子24も同様の構成である。ばね30は図示の
ようにコイルばね、またはフラット板ばね、ダブル・フ
ォールデッド板ばね、もしくは当業者に知られているそ
の他の任意の同等の接触機構などの他の形態をとること
ができる。接点32と34の両方は、物理的に、引出し
12aが閉じた時に引出しに実装されている端子23、
28と確実に係合するキャビネット後部壁の位置にあ
る。各引出し12a〜hは一対の端子23、28を備え
る。
【0015】図4を参照すると、キャビネット11の後
部壁33は引出し端子23、28と数と位置が対応する
端子の複数の対32、34を備える。すべてのRF入力
端子32はRF入力導線38に共通に接続されている。
同様に、すべての接地端子34は接地導線39に共通に
電気的に接続されている。導線38、39はキャビネッ
ト11に関して好都合な場所にあるRF信号ジェネレー
タ(図示せず)に接続されている。RF信号ジェネレー
タは好ましくはパーソナル・コンピュータ(PC)など
のコンピュータによって制御される。RF信号がRF信
号ジェネレータによって生成されると、これらの信号は
導線38、39を介してキャビネット11の後部壁33
上の接触端子に接続される。
【0016】水晶20aはRF入力端子28上に存在す
る一致する周波数のRF信号に極めて低いインピーダン
スを示す固有の共振周波数を有する小型で低価格の水晶
である。この一致する固有周波数が存在する場合、引出
し12aの引出し前面パネル14上の可視インジケータ
15aは以下のように点灯する。残りのオーガナイザ引
出し12b〜hは同様の水晶12b〜hを有する。各水
晶12b〜hの共振周波数は他のすべての水晶と異な
る。したがって、RF入力端子28上の任意のRF信号
の周波数に一致する共振周波数を有する水晶20a〜h
を含む引出し12a〜h上の可視インジケータ15a〜
hのみが点灯する。
【0017】図5は単一のキャビネット11内のすべて
の引出し回路の間の相互接続を示す回路図である。この
図に示すように、各引出し回路は水晶20、LED可視
インジケータ15およびダイオード17を含み、すべて
の引出し回路は導電端子38、39を介して並列に電気
的に接続されている。上記のように、所与の引出し回路
内の各水晶20は他の引出し回路内の水晶の共振周波数
とは異なる共振周波数を有する。すべての共振周波数は
好ましくはRF帯域内にあり、約2MHz〜12MHz
の範囲で変動する。水晶間の周波数分離は設計上の選択
の問題で、0.001MHzの最小周波数分離を用いた
約5000MHz範囲内の水晶で良好な結果が得られて
いる.
【0018】周波数が引出しの1つの水晶20の共振周
波数に一致する周波数を有するRF成分を有する信号が
導線38上に存在する時、その水晶は共振し、そのブラ
ンチ回路を通って通過RF電流への低い抵抗を示す。そ
のブランチ回路にRF電流が流れると対応するLED1
5が活動化する。
【0019】引出し接触端子23、28と背面キャビネ
ット壁の接触端子32、34との接触を促進するため
に、閉位置での各引出し12に好ましくは戻り止め機構
が設けられる。戻り止め機構の具体的な形態は重要では
なく、多くの形態が有効である。例えば、戻り止め機構
は引出し取っ手13の上面に形成されたくぼみ41を含
むことができ、引出し12が閉められるとこのくぼみが
キャビネット11のこれと向き合う前部壁と機械的に係
合する。所望ならば、対応する凹部(図示せず)をキャ
ビネット11のこれと向き合う前部壁の部分に形成して
くぼみ41の受け口を提供することができる。あるい
は、引出し12a〜hの側壁に沿って、または引出し1
2a〜hの背面の機械式ラッチを組み込んで適当に構成
された止め具をキャビネット11内に係合させることが
できる。さらに、小型磁石を各引出し12a〜hに取り
付けて磁気部材をキャビネット11の好都合な場合に取
り付けるか中に形成して引出しが磁力によってキャビネ
ット11内の閉位置に保持されるようにしてもよい。そ
の他の同等の構成は当業者には明らかであろう。
【0020】図6は引出し12a〜hの1つに単一の品
目を突き止める本発明の動作を示す流れ図である。図に
示すように、ユーザは通常キーボードを用いてコンピュ
ータに所望の品目の名前を入力するか、マウスを用いて
コンピュータ・モニタ上に表示されるリストから所望の
品目を選択する。コンピュータはその特定の品目のテー
ブル検索を実行し、R.F.信号ジェネレータをオンに
し、正しい周波数のRF信号を生成させてすべての引出
し12a〜hに並列に導線38、39と接触端子32、
34、28および23とを介して送信させる。その周波
数の水晶(任意の引出し内に存在する場合)を含む引出
しはその回路のLEDインジケータ15を点灯してRF
信号に応答する。その他のすべての引出し回路はその固
有周波数には応答しないので、正しい引出しのLEDイ
ンジケータ15は点灯する唯一のLEDインジケータに
なる。
【0021】関連するコンピュータ内のRF信号ジェネ
レータは、オーガナイザ管理システムの最小の水晶共振
周波数からシステム内の最大の水晶共振周波数にわたる
掃引モードでRF信号を生成する能力がある掃引周波数
ジェネレータを含むことができる。そのような信号ジェ
ネレータによって、コンピュータに掃引モードでRF信
号ジェネレータを活動化するよう命令することで引出し
のすべての所蔵物の完全性を迅速に検査することができ
る。信号周波数が全域にわたって掃引されると、キャビ
ネット内にあるすべての引出し回路はそれぞれの周波数
で共振し、この状態は従来のRF検出回路を用いるコン
ピュータで検出できる。不明の引出しは応答せず、この
状態も同じ回路を用いるコンピュータで検出できる。不
明であると検出されたどんな引出しも応答しない引出し
回路の周波数を書き留めることでコンピュータ内で引出
し識別と相関させることができる。
【0022】このシステムはさまざまな方法で初期構成
が可能である。最も基本的な方法は、単一の引出し12
をキャビネット11内に配置し、RF信号ジェネレータ
に周波数範囲を掃引させ、その引出し内の水晶が共振す
る周波数を書き留め、その周波数をリストに記入し、引
出しを取り外し、別の引出しを挿入し、このプロセスを
キャビネットに搭載する必要があるすべての引出しにつ
いて連続的に繰り返す方法である。この方法は既存の引
出しがない新しいシステムで有効である。より有用な技
法は、第1の引出しをキャビネットに挿入し、RF周波
数を掃引し、共振周波数を書き留め、その周波数をリス
トに記入し、第1の引出しを取り外さずに第2の引出し
をキャビネットに挿入し、周波数を掃引し、新しい引出
しの共振周波数をリストに追加し、第3の引出しをキャ
ビネットに挿入し、周波数を掃引し、第3の引出しの共
振周波数をリストに追加し、以下同様に実行する方法で
ある。新しい引出しがキャビネットに挿入されるたび
に、コンピュータは識別済みの周波数の連続リストを有
し、各水晶周波数は一意的なので、重複することはな
い。オーガナイザ・システムを初期設定する、すでに使
用中の多数の引出しを有する既存のオーガナイザ・シス
テムにとって最も有用なより洗練された技法は以下の通
りである。すべての引出しを所定位置に入れ、閉めて、
RFジェネレータを掃引モードで活動化し、コンピュー
タで各共振周波数を検出してリストに記入する。すべて
の周波数を検出して記入すると、コンピュータがRFジ
ェネレータを初期化してすべての記入した周波数を掃引
させる。所与の周波数に達すると、ジェネレータはその
周波数にロックされ、引出しLED15は活動化され、
オペレータ要員が活動化したLED15を備えた引出し
内にすでにあるかまたはそこに配置すべき品目の説明を
手作業で記入する。所与の周波数と引出しについて記述
情報が記入されると、ジェネレータが活動化してリスト
内の次の周波数まで掃引し、その引出しの品目情報がコ
ンピュータ内に入力されるまでジェネレータはその周波
数にロックされる。このプロセスをすべての周波数が終
わるまで継続する。
【0023】図7は個々のキャビネットとそれに関連す
るコンピュータとの無線通信を用いた本発明のオーガナ
イザ管理システムの態様の別の実施形態を示す。この図
に示すように、キャビネット11は関連するコンピュー
タと通信するための送受信機81を備える。関連するコ
ンピュータは適合する送受信機82を備える。図7のシ
ステムの動作は図1のシステムの動作と基本的に同じで
あるが、図1の実施形態の結線による接続ではなく、送
受信機81、82を用いてRF信号がファイル・キャビ
ネット11に送信される点が異なる。さらに、図7の無
線実施形態はRF信号の無許可の送受信を防止するため
の機密保護をさらに考慮している。
【0024】これまでで明らかなように、本発明を織り
込んだ引出しオーガナイザ管理システムは従来技術にな
いいくつかの重要な利点を提供する。第1に、本発明は
所望の品目を含む引出しの自動可視表示を提供するの
で、品目を突き止めて取り出す時間が大幅に低減され
る。さらに、比較的短い時間で定期的または特別にオー
ガナイザ・システム全体の完全性を容易に検査し、コン
ピュータによって不明な引出しのリストを自動的にコン
パイルすることができる。さらに、探している品目を含
む特定の引出しの場所を知らせる可視インジケータを使
用することで各引出しの前面パネルに取り付けられた特
定の記述子を用いて各品目を別々に識別する必要が解消
される。したがって、特定のタイプの品目を含む特定の
引出しを突き止めようとする任意の個人は、各々の個々
の引出しの内容を検査して従来技術のオーガナイザ引出
し上にある引出しラベルを判読して解釈しなければなら
ず、その結果、引出しの品目の無許可の除去は大幅に制
限される。さらに、所与の引出しの内容は引出しの識別
から独立しているので、任意の引出しに対応する品目の
タイプをコンピュータを用いて再割り当てするか改名し
て変更を盛り込むことができる。言い換えると、品目の
指定を含む引出しの前面パネルのラベルは不要である。
したがって、完全な1組の引出しが所定位置に配置され
ると、ある品目から別の品目に引出しの内容を変更する
時に新しいラベルを追加する必要はない。
【0025】本発明を織り込んだオーガナイザ管理シス
テムをコンピュータを用いて変更して新しい引出しを追
加し、追加の引出しを備えた新しいキャビネットを追加
し、もはや必要と思われない古い引出しを削除し、引出
しのグループ構成を再調整することもできる。
【0026】以上、本発明の好ましい実施形態を完全に
開示してきたが、別の構成や等効形態も当業者には明ら
かであろう。例えば、固有RF周波数に関して本発明を
説明してきたが、システム設計者の好みに応じてその他
の周波数を使用することもできる。さらに、インジケー
タ15は可視インジケータとして説明しているが、可聴
インジケータなどの他のタイプのインジケータも適宜使
用できる。さらに、単一のオーガナイザ・キャビネット
に関して本発明を説明してきたが、本発明は家庭、工場
または製造施設内の同じまたは異なる場所にある多数の
オーガナイザ・キャビネットを用いて実施することもで
きることに留意されたい。さらに、適宜、内部または外
部コンピュータ・ネットワークを用いて異なる物理的場
所にある多数のキャビネットからなる1つのオーガナイ
ザ・システムを管理するために本発明を使用することが
できる。したがって、以上の説明は本発明を限定するも
のと解釈してはならず、本発明は首記の請求の範囲に記
載するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を織り込んだ引出しオーガナイザの斜視
図である。
【図2】図1の実施形態の単一の引出しとキャビネット
後部壁の一部の斜視図である。
【図3】図2の引出しの平面図である。
【図4】図1の引出しオーガナイザの斜視図である。
【図5】RF識別構成要素を示す回路図である。
【図6】特定の品目を突き止めるための本発明の使用方
法を示す流れ図である。
【図7】本発明の無線実施形態の概要図である。
【符号の説明】
11 キャビネット 12a オーガナイザ引出し 12b オーガナイザ引出し 12c オーガナイザ引出し 12d オーガナイザ引出し 12e オーガナイザ引出し 12f オーガナイザ引出し 12g オーガナイザ引出し 12h オーガナイザ引出し 13 引出し取っ手 14 引出し前面パネル 15a 可視インジケータ 15b 可視インジケータ 15c 可視インジケータ 15d 可視インジケータ 15e 可視インジケータ 15f 可視インジケータ 15g 可視インジケータ 15h 可視インジケータ 18 導線 20a 水晶 25 側壁 26 側壁 28 入力端子 41 くぼみ 21 引出し背面パネル 22 導線 23 接地端子 32 接点 33 後部壁 34 接点 38 導電端子 39 導電端子 17a ダイオード 17b ダイオード 17h ダイオード 81 送受信機 82 送受信機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シェンボ・ジュ アメリカ合衆国・95120・カリフォルニア 州・サン ホゼ・マイノル ドライブ・ 1072 Fターム(参考) 3B060 RA02 RA03 3F022 FF10 MM08 MM13 MM22 MM35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引出しオーガナイザ管理システムであっ
    て、 複数の引出し場所を設け、後部壁を含む構造を有するキ
    ャビネットであって、送信元からのRF信号を受信す
    る、異なる1つの前記引出し場所に対応する位置に各々
    配置された複数の外部端子の対を有するキャビネット
    と、 各々、閉位置と開位置との間で異なる1つの引出し場所
    に摺動自在に搭載された複数の引出しであって、前記複
    数の引出しの各々がその背後に隣接した一対の導電性引
    出し端子を有し、それに対応する前記一対の外部端子に
    当たるよう構成され、一対の導電性RF信号導線が前記
    引出し端子に接続され、RF回路が前記一対のRF信号
    導線に接続され、固有周波数で共振する水晶と、該当す
    る水晶がその水晶の固有周波数のRF信号を検出すると
    いつでも活動化される可視インジケータとを有し、前記
    水晶の各々の共振周波数が前記水晶の残りの周波数とは
    異なり、したがって、前記外部入力端子に加えられる固
    有周波数のRF信号によって前記複数の水晶の1つだけ
    が共振し、前記複数の水晶の前記1つだけに該当する可
    視インジケータだけが活動化される複数の引出しとを含
    む引出しオーガナイザ管理システム。
  2. 【請求項2】 引出しの各々が前面パネルを有し、引出
    しが閉まっている時に引出し内の共振する水晶の可視表
    示を提供するように、前記インジケータが前面パネル上
    に位置する請求項1に記載のシステム。
  3. 【請求項3】 可視インジケータの各々がLEDを含む
    請求項1に記載のシステム。
  4. 【請求項4】 引出しの各々が背面パネルを有し、前記
    一対の導電性引出し端子が前記背面パネル上に実装され
    ている請求項1に記載のシステム。
  5. 【請求項5】 前記引出しの各々が前記導電性引出し端
    子と前記外部端子との接触を促進する戻り止め機構を備
    えた請求項1に記載のシステム。
  6. 【請求項6】 前記引出しの各々が前記導電性引出し端
    子と前記外部端子との接触を促進する一対の接触要素を
    備えた請求項1に記載のシステム。
  7. 【請求項7】 前記一対の接触要素が各々ばねを含む請
    求項6に記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記引出しの各々が前記導電性引出し端
    子と前記外部端子との接触を促進する戻り止め機構と一
    対の接触要素とを備えた請求項1に記載のシステム。
  9. 【請求項9】 前記一対の接触要素が各々ばねを含む請
    求項8に記載のシステム。
  10. 【請求項10】 前記複数の外部端子の対が前記キャビ
    ネットの前記後部壁に実装されている請求項1に記載の
    システム。
  11. 【請求項11】 前記送信元がコンピュータと異なる周
    波数のRF信号を生成する前記コンピュータに接続され
    たRF信号ジェネレータとを含む請求項1に記載のシス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006069731A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Nippon Signal Co Ltd:The 物品管理装置
JP2009535138A (ja) * 2006-05-04 2009-10-01 ヘティッヒ ストロースマン ゲーエムベーハー ウント ツェーオー. カーゲー 家具
CN110051137A (zh) * 2019-04-29 2019-07-26 中信国安建工集团有限公司 一种用于纸质文档存储的存储柜及使用方法

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