JP3882937B2 - 光学式ピックアップ - Google Patents

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本発明は、光学式ピックアップ、特に、光学素子としてのレンズが接着剤によってベースなどによって形成されるレンズ保持体に結合固定されているという構成を備えた光学式ピックアップに関する。
図4はこの種の光学式ピックアップの概略斜視図、図5は光学式ピックアップの光学系の説明図である。図4のように、光学式ピックアップは、ベース1や、そのベース1に搭載されたアクチュエータ3などを備えていて、アクチュエータ3には対物レンズ4が装備されている。また、図5に示したように、ベース1にはレーザダイオードでなる発光素子5や受光素子6のほか、回折格子7、ハーフミラー8、コリメータレンズ9などの光学系構成部品が取り付けられている。この光学式ピックアップでは、発光素子5からの投射光が、回折格子7、ハーフミラー8、コリメータレンズ9及び対物レンズ4を経て記録媒体としてのディスク面Dに照射され、その反射光が、コリメータレンズ9及びハーフミラー8を経て受光素子6に導かれる。そして、ディスク面Dに対する記録再生性能の良否は、コリメータレンズ9などの上掲の光学系構成部品によって形成される光路が適正に形成されているか否かによって影響を受けることが判っている。
図4及び図5を参照して説明した光学式ピックアップにおいて、コリメータレンズ9はベース1に接着剤を用いて固着されていて、その固着部分の構成を図6に平面図で示してある。
コリメータレンズ9は平面視円形の樹脂モールド又はガラスによって形成されており、その外周端面は当該コリメータレンズ9の光軸に対して平行な円筒面になっている。このコリメータレンズ9は、ベース1に開設されてそのベース1の上側の平坦な外面12で開口する孔部の開口13を覆うように配備されている。また、ベース2の上記外面12には、上記開口13の周囲等角度おきの4箇所にその開口13に通じる凹所が形成されていて、これらの凹所が、開口13を挟む2箇所に位置する幅狭凹所14,14と上記開口13を挟んで他の2箇所に位置する幅広凹所15,15とに分かれており、それらの各凹所14,15には、幅方向で互いに対向する2つの平坦な側壁面14a,15aと1つの平坦な背壁面14b,15bとが備わっている。そして、2箇所の幅狭凹所14,14がコリメータレンズ9をベース1に固着するための接着剤の塗布箇所として利用されている。
すなわち、2箇所の幅狭凹所14,14のそれぞれに塗布することによって形成されている接着剤層10は、コリメータレンズ9の外周端面の全領域のうちの幅狭凹所14に臨んでいる領域に付着していると共に、幅狭凹所14の平坦な底壁面と、2つの平坦な側壁面14a,14aと、1つの平坦な背壁面14bとに付着していて、その上面部分だけが開放されている。したがって、この接着剤層10は、その上面部分を除く全周囲領域がコリメータレンズ9の外周端面や幅狭凹所14の底壁面、幅狭凹所の側壁面14a,14a及び背壁面14bによって閉じられた状態の閉塞面となっている。
一方、他の2箇所の幅広凹所15,15は接着剤の塗布には用いられておらず、これらの幅広凹所15,15は、コリメータレンズ9をベース1から取り外すというリワーク時に、そのコリメータレンズ9の外周端面を引っかけて持ち上げるための先薄工具の挿入箇所などに利用することができるようになっている。
しかしながら、図6を参照して説明した構成を採用することによってコリメータレンズ9をベース1に固着してある光学式ピックアップにあっては、光学部品である当該コリメータレンズ9の歪みに起因する非点収差がその環境温度の変化により比較的大きく変動することが知見された。具体的には、図6の構成を採用してコリメータレンズ9をベース1に固着した光学式ピックアップについて、常温(25℃付近)とそれよりも低温(−10℃付近)との間の温度範囲での非点収差の変動を調査したところ、図3に示した温度変化による非点収差の変動を表したグラフに破線Bで示したように非点収差が比較的大きく変動していることが判明した。一方、CDやDVDといったディスク装置に採用される光学式ピックアップに関し、光学系の非点収差の基準値からの大幅な変動は再生画像品質などに悪影響を及ぼすことが判っている。
そこで、図6の構成を採用してコリメータレンズ9をベース1に固着した光学式ピックアップに関して、何らかの対策を講じて温度変化に起因する非点収差の変動幅を抑えて光学式ピックアップの光学性能の温度安定性を改善する必要性が生じた。
ところで、光学式ピックアップに関し、光線をディスク面に合焦させるために採用される対物レンズ(図5に符号4で示した対物レンズに相当する)をレンズホルダに接着剤を用いて接合する手段が従来より種々提案されている(特許文献1又は特許文献2参照)。
これらの特許文献1又は特許文献2に記載されているものは、対物レンズの下面に接着剤が流れ込んで光学的歪みを生じることを防止することを意図している。そして、特許文献1によって提案されている技術では、レンズホルダに設けた接着用爪の上面を、そのレンズホルダと対物レンズとの重なり面の位置よりも上位に定めることにより、接着用爪の上面に塗布した接着剤が対物レンズの下面に流れ込むことを抑制している。これに対し、特許文献2によって提案されている技術では、レンズホルダに形成した段差部の壁面を伝わせて塗布した接着剤を対物レンズに形成したコバの外周面の4箇所に付着させるようにしている。また、特許文献2には、凝固した状態で柔軟性を有する接着剤を用いることにより、対物レンズやレンズホルダーの温度変化による膨張収縮を吸収させて、対物レンズの歪みに伴う収差の劣化を低減するということも記載されている。
特開平9−320088号公報 特開2003−248965号公報
特許文献1や特許文献2によって提案されている技術は、対物レンズをレンズホルダーに固着する場合に、レンズホルダーの側の接着剤の塗布面の形状ないし構成に工夫を講じることによって接着剤が対物レンズの下面に流れ込まないようにし、そうすることによってレンズ歪みの発生を抑制することを意図している。そのため、これらの特許文献に記載されている技術を適用することによって、図5に示したコリメータレンズ9について温度変化に起因する非点収差の変動を抑制しようとすれば、レンズ保持体として機能しているベース1の形状を変更することが必要になる。
しかし、ベース1の形状を変更することにはコストがかかるだけでなく、ベース1の形状の変更は、そのベース1に搭載されるアクチュエータ3の組付け構造などにも影響を及ぼすので得策ではない。
そのような状況の下で、本願発明者は、鋭意調査を行った結果、図6の構成を採用してコリメータレンズ9をベース1に固着した光学式ピックアップでは、幅狭凹所14を埋めるように接着剤を塗布することによって接着剤層10を形成しているために、その接着剤層10の上面部分を除く全周囲領域が、コリメータレンズ9の外周端面や幅狭凹所14の底壁面、幅狭凹所の側壁面14a,14a及び背壁面14bによって閉じられた状態の閉塞面となり、そのために温度変化による接着剤の膨張収縮の影響がコリメータレンズ9に直接に及んでそのコリメータレンズ9に光学的歪みを生じさせ、そのことが非点収差の変動につながっているということを突き止めた。
その一方で、ベース1の開口13の周囲4箇所に幅狭凹所14や幅広凹所15を形成しておくことは、コリメータレンズ9を固着するための接着剤をベース1側に塗布するときに、それらの凹所14,15のいずれかの形成箇所を目安にして接着剤の塗布位置を決めることに役立つというだけでなく、既述したようにリワーク時に先薄工具の挿入箇所などとしてそれらの凹所14,15を利用することができるという利便がある。
したがって、本発明は、ベースなどのレンズ保持体の開口の周囲複数箇所に凹所が形成されていて、その凹所に接着剤を塗布することによってレンズを固着するという手段を採用する場合において、凹所内での接着剤の塗布箇所ないし塗布された後の接着剤層の状態に対策を講じることにより、温度変化による接着剤の膨張収縮の影響をレンズに及びにくくし、そうすることによってレンズの光学的歪みを抑制して温度変化に起因する非点収差の変動を抑えることの可能な光学式ピックアップを提供することを目的とする。
本発明に係る光学式ピックアップは、光路として使われる孔部の開口が開設されている平坦な外面を備えたレンズ保持体の上記開口を挟む両側にその開口に通じる凹所が形成され、上記開口を覆って配備された光学素子としてのレンズの外周端面に、複数箇所の上記凹所から選択した所定箇所の凹所内に塗布することにより形成された接着剤層が付着してその接着剤によって上記レンズがレンズ保持体に固着されている光学式ピックアップにおいて、上記凹所のそれぞれがその幅方向で対向する2つの側壁面を備え、上記接着剤層は、上記開口を挟む両側の上記凹所のそれぞれにおいて、2つの側壁面とレンズの外周端面とによって形成される2箇所の入隅箇所に形成されてその入隅箇所を形成しているレンズの外周端面と凹所の側壁面とに付着している共に、その接着剤層の上記レンズの外周端面に対する付着面及び上記側壁面に対する付着面を除く表面が、その変位によって温度変化による上記接着剤層の膨張収縮を吸収する開放面として形成されている、というものである。
この構成であれば、温度変化による接着剤層の膨張収縮が、その接着剤層の開放面の変位によって吸収されることになる。そのため、接着剤層の膨張収縮の影響がレンズに及びにくくなってそのレンズに光学的歪みが生じにくくなり、光学系の非点収差の変動が抑えられる。また、レンズ保持体の光路として使われる孔部の開口を挟む両側の凹所内に接着剤を塗布するという対策を講じているので、接着剤の塗布箇所が凹所によって特定され、そのことが量産を伴う塗布作業の作業性を向上させることに役立つという利便がある。
また、レンズ保持体の開口を挟む両側の凹所のそれぞれがその幅方向で対向する2つの側壁面を備え、上記接着剤層が、それらの各側壁面と上記レンズの外周端面とによって形成される2箇所の入隅箇所に形成されている、という構成を採用していることにより、温度変化による非点収差の変動が可及的小さく抑えられ、しかも、レンズ保持体に対するレンズの接合強度(固着強度)を十分に大きく確保することができることが確認された。
本発明に係る光学式ピックアップは、光路として使われる孔部の開口が開設されている平坦な外面を備えたレンズ保持体の上記開口の周囲複数箇所にその開口に通じる凹所が形成され、上記開口を覆って配備された光学素子としてのレンズの外周端面に、複数箇所の上記凹所から選択した所定箇所の凹所内に塗布することにより形成された接着剤層が付着してその接着剤によって上記レンズがレンズ保持体に固着されている光学式ピックアップにおいて、上記レンズ保持体が、対物レンズを備えたアクチュエータを搭載するベースでなり、上記凹所が上記開口の周囲等角度おきの4箇所に形成され、それらの凹所が、上記開口を挟む2箇所に位置する幅狭凹所と上記開口を挟んで他の2箇所に位置する幅広凹所とに分かれており、それら2箇所の幅広凹所のそれぞれがその幅方向で対向する2つの側壁面を備え、上記接着剤層が、それらの各側壁面とレンズの外周端面とによって形成される2箇所の入隅箇所に形成されてその入隅箇所を形成しているレンズの外周端面と幅広凹所の側壁面とに付着している共に、その接着剤層の上記レンズの外周端面に対する付着面及び上記側壁面に対する付着面を除く表面が、その変位によって温度変化による上記接着剤層の膨張収縮を吸収する開放面として形成されている、という構成を採用することによっていっそう具体化される。この発明の構成や作用は、後述する実施形態を参照して詳細に説明する。
本発明によれば、ベースなどのレンズ保持体の開口の周囲複数箇所に凹所が形成されていて、その凹所に接着剤を塗布することによってレンズを固着するという手段を採用する場合において、温度変化による接着剤層の膨張収縮が、その接着剤層に具備された開放面の変位によって吸収され、その膨張収縮の影響がレンズに対して及びにくくなるので、レンズの光学的歪みが抑制されて温度変化に起因する非点収差の変動が抑えられる。そのため、CDやDVDなどに当該光学式ピックアップを採用した場合に、再生画像品質が向上する。また、ベースの構造や形状を変えずに非点収差の変動を抑制することができるので、当該光学式ピックアップがコスト高になるということもなく、さらに、接着剤層の形成箇所を実施形態のように選定することによってレンズの固着強度も十分に大きく確保されて、不慮にレンズがレンズ保持体から脱落するといった事態の発生を防ぐことが可能になる。さら、リワークに際しては、凹所を先薄工具の挿入に利用することができるという利便がある。
図1は本発明の実施形態に係る光学式ピックアップのベース1とコリメータレンズ9との固着部分の構成を示した平面図、図2はその固着部分の要部の拡大縦断面図である。この実施形態において、光学式ピックアップの基本構成は図4又は図5を参照して既述したところと同様であり、また、ベース1の構成は図6を参照して説明したところと同様である。したがって、図1又は図2にあっては、図4〜図6に付した符号と同一部分を指し示すときには図4又は図6の場合と同一符号を用いることとする。
図1において、図6の場合と異なる点は、接着剤層10の状態ないし形成箇所だけであり、その他の構成は図6と同様である。すなわち、この実施形態では、接着剤層10が、幅広凹所15の側壁面15aとコリメータレンズ9の外周端面とによって形成される入隅箇所イに形成されている。そのため、接着剤層10は、平面視略三角形状に形成されて、コリメータレンズ9の外周端面91と幅広凹所15の側壁面15aとその底壁面とに付着しているのに対し、それらを除く表面は、幅広凹所15の側壁面15aや背壁面15bのいずれに対しても付着していない開放面10cとなっている。なお、接着剤層10は上方に向けても開放されている。
図1で説明した構成でコリメータレンズ9をベース1に固着した場合の、温度変化による非点収差の変動を図3に実線Aで示してある。図3に示されているように、図1の構成を採用してコリメータレンズ9をベース1に固着した光学式ピックアップについては、常温(25℃付近)とそれよりも低温(−10℃付近)との間の温度範囲での非点収差の変動幅は、既述した図6に対応する破線Bの場合に比べて非常に小さくなっている。このことから、図1で説明した構成でコリメータレンズ9をベース1に固着した場合には、コリタメータレンズ9の光学的歪みがほとんど生じないことが明らかになる。したがって、この光ピックアップをCDやDVDといったディスク装置に採用することによって再生画像品質などを向上させ得ることが判る。
また、この実施形態では、ベース1の外面12の4つの凹所14,15の形成箇所から選択した所定箇所の凹所内に接着剤を塗布するという対策を講じているので、接着剤の塗布箇所が特定され、そのことが量産を伴う塗布作業の作業性を向上させることに役立つだけでなく、リワーク時に先薄工具の挿入箇所などとして幅狭凹所14などの凹所を利用することができるという利便がある。
さらに、コリメータレンズ9は、その外周端面の4箇所が同じく4箇所の入隅箇所イに塗布した接着剤層10に付着しているために、容易に剥がれ落ちない十分な大きさの強度を保ってベース1に固着されている。
この実施形態では、レンズ保持体としてベース1が選択され、レンズとしてコリメータレンズ9が選択されているけれども、レンズ保持体としてアクチュエータ3(図4)のレンズホルダを採用し、かつ、レンズとして対物レンズ4を採用することも可能である。
本発明の実施形態に係る光学式ピックアップのベースとコリメータレンズとの固着部分の構成を示した平面図である。 上記固着部分の要部の拡大縦断面図である。 温度変化に対する非点収差の変動を表した図面代用グラフである。 従来の光学式ピックアップのベースとコリメータレンズとの固着部分の構成を示した平面図である。 光学式ピックアップの光学系の説明図である。 図4及び図5の光学式ピックアップのベースとコリメータレンズとの固着部分の構成を示した平面図である。
符号の説明
1 ベース(レンズ保持体)
3 アクチュエータ
4 対物レンズ
9 コリメータレンズ(レンズ)
10 接着剤層
10a,10b 付着面
10c 開放面
12 外面
13 開口
14 幅狭凹所(凹所)
14a,15a 側壁面
15 幅広凹所(凹所)
91 外周端面
イ 入隅箇所

Claims (2)

  1. 光路として使われる孔部の開口が開設されている平坦な外面を備えたレンズ保持体の上記開口の周囲複数箇所にその開口に通じる凹所が形成され、上記開口を覆って配備された光学素子としてのレンズの外周端面に、複数箇所の上記凹所から選択した所定箇所の凹所内に塗布することにより形成された接着剤層が付着してその接着剤によって上記レンズがレンズ保持体に固着されている光学式ピックアップにおいて、
    上記レンズ保持体が、対物レンズを備えたアクチュエータを搭載するベースでなり、
    上記凹所が上記開口の周囲等角度おきの4箇所に形成され、それらの凹所が、上記開口を挟む2箇所に位置する幅狭凹所と上記開口を挟んで他の2箇所に位置する幅広凹所とに分かれており、
    それら2箇所の幅広凹所のそれぞれがその幅方向で対向する2つの側壁面を備え、上記接着剤層が、それらの各側壁面とレンズの外周端面とによって形成される2箇所の入隅箇所に形成されてその入隅箇所を形成しているレンズの外周端面と幅広凹所の側壁面とに付着している共に、その接着剤層の上記レンズの外周端面に対する付着面及び上記側壁面に対する付着面を除く表面が、その変位によって温度変化による上記接着剤層の膨張収縮を吸収する開放面として形成されていることを特徴とする光学式ピックアップ。
  2. 光路として使われる孔部の開口が開設されている平坦な外面を備えたレンズ保持体の上記開口を挟む両側にその開口に通じる凹所が形成され、上記開口を覆って配備された光学素子としてのレンズの外周端面に、複数箇所の上記凹所から選択した所定箇所の凹所内に塗布することにより形成された接着剤層が付着してその接着剤によって上記レンズがレンズ保持体に固着されている光学式ピックアップにおいて、
    上記凹所のそれぞれがその幅方向で対向する2つの側壁面を備え、上記接着剤層は、上記開口を挟む両側の上記凹所のそれぞれにおいて、2つの側壁面とレンズの外周端面とによって形成される2箇所の入隅箇所に形成されてその入隅箇所を形成しているレンズの外周端面と凹所の側壁面とに付着している共に、その接着剤層の上記レンズの外周端面に対する付着面及び上記側壁面に対する付着面を除く表面が、その変位によって温度変化による上記接着剤層の膨張収縮を吸収する開放面として形成されていることを特徴とする光学式ピックアップ。
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