JP3881984B2 - 水管保護用耐火タイルの取り付け構造と水管保護用耐火構造体 - Google Patents

水管保護用耐火タイルの取り付け構造と水管保護用耐火構造体 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、焼却炉やボイラ等に配設される冷却、熱交換用水管壁を高温ガス雰囲気から保護するための水管保護用耐火構造体であって、特に、前記水管が開口部や屈曲部等の複雑な形状を有し、耐火タイルを水管外表面に沿ってスライドさせて連結することが困難な部位に配設する水管保護用耐火タイルの取り付け構造と水管保護用耐火構造体に関する。
【背景技術】
【0002】
ごみ焼却炉やボイラ等には、高温ガス雰囲気の冷却、熱交換を目的として水管壁が配設されているが、例えば焼却炉炉壁などのように高温ガス雰囲気に加えて焼却灰の飛散による磨耗、腐食が著しい設置場所などでは、耐火タイル、耐火キャスタブル等の耐火構造体を炉内壁に周設して水管を保護している。
従来の耐火構造体は第9図(A)、(B)に示すように、隣接する水管10同士を連結するフィン11の高温ガス側にL型フック18を植設し、一方、水管に沿った湾曲形状を有する耐火タイル13には前記フィン11と係合可能な凹部19を設け、前記L型フック18と前記凹部19とをスライドさせて嵌合させ、前記耐火タイル13にかかる重力により該タイル13が掛止されるように構成されている。さらに、前記耐火タイル13と前記フィン11との間、及び前記L型フック18と凹部19との間にはモルタルを介装させて該モルタルの接着力により強固に接合させている。
また、特開2000−213703(特許文献1)に示される水管保護用耐火構造体は、第9図(c)に示されるように、水管10の平面リブ(フィン)11から耐火タイル13側に向けて立設された支持アーム部17の形状を、前記耐火タイル13側へ向けて断面積が拡大されるような形状に構成し、該支持アーム部17が嵌合される耐火タイル13の凹部19も該支持アーム部17の形状に対応して奥まるに従い断面積が拡大される形状に構成し、両者の間にモルタル12を充填している。
このように、前記L型フック18及び支持アーム部17等の支持部材と、前記耐火タイル側に設けた凹部19とをスライドさせて嵌合し、該耐火タイルを掛止することにより、支持部材が燃焼ガス側に露出することがなくこれらの部材が燃焼ガスによって腐食するのを阻止し、また、かかる腐食によって引き起こされる耐火タイルの脱落や破損を防止できる。
さらに、PCT/JP98/04832(特許文献2)では、前記耐火タイルの凹部、すなわち前記支持部材の嵌合部に、該耐火タイルと同様のSiC等の材料を用いた耐火スリーブを接着し、該耐火スリーブの下側開口部から前記支持部材をスライドさせて挿入しこれらを嵌合させている。
このように前記耐火スリーブを介装することにより、前記耐火タイルと前記支持部材とがズレを生じることなく確実に嵌着される。
しかしながら、例えばストーカ式焼却炉に配設される水管などのように、燃焼用空気供給口、測定器設置口、作業用出入口であるマンホール及びクリンカチル等の水管が複雑に屈曲している部分が多く存在する場合においては、前記したように耐火タイルをスライドさせて嵌合させる構造では施工が非常に困難である。
また、前記耐火スリーブを介して支持部材と接合する場合においては、該耐火スリーブが複雑な形状を有しているうえに、該耐火スリーブを高精度に製造しなければならないために製造コストが嵩み、さらに施工性が悪化してしまうという問題が残る。
また、耐火タイルと水管外表面、フィン及び支持部材との間の空間にモルタル等の接着剤を充填して該耐火タイルと該水管とを接合させる場合、該モルタルを充填した前記各空間に隙間や気泡が存在すると、該耐火タイルと該水管外表面とのモルタルを介した接着面積が小さくなり、その結果、接着力が低下するため、該耐火タイルが該水管から脱落する可能性が高くなるという問題がある。
耐火タイルや水管の外観から、前記モルタルが前記各空間に隙間や気泡無く充填できたか否かを確認することはできない。該耐火タイル及び該水管は可視出来ないので、該耐火タイルと該水管との間の空間の様子を目視できないからである。前記モルタルの充填状況を目視以外で観察する方法として、X線透過を利用できるが、高価なX線透過計測装置と、計測するための工程が必要となり、水管保護用耐火構造体の製造コストを高くする問題がある。
【特許文献1】
特開2000−213703号公報
【特許文献2】
PCT/JP98/04832号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、ボイラ等に配設される水管を保護するために設けられた耐火タイルを、該水管外表面をスライドさせて連結することが困難な部位においても、該耐火タイルを容易かつ確実に施工可能で、かつ製造コストが安価である水管保護用耐火構造体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、かかる課題を達成するために、ボイラ等に配設される水管を保護するために、水管側より突設する耐火タイル係合部材にモルタル等の接着剤を介して止設された耐火タイルが設けられた水管保護用耐火構造体であって、水管が屈曲している部分が存在する水管取付部位若しくは焼却炉の炉壁鉛直面や天井部に位置する水管取付部位における耐火タイル取り付け構造において、
前記いずれかの水管取付部位における耐火タイル取り付け構造が、基部の断面積を先端部の断面積より小にした支持部材と、該支持部材の先端形状より大でかつ支持部材接離方向に移動自在な断面形状である凹部を耐火タイル係合側に設けるとともに、耐火タイルの凹部に、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けた耐火タイルとを有し、該耐火タイルの凹部を支持部材の先端に向けて水管接近方向にモルタル等の接着剤を介して押圧させて該接着剤が該孔から溢出された状態で嵌め合い接合されていることを特徴とする。
【0005】
かかる発明によれば、前記耐火タイルに設けた凹部と前記水管から突設する支持部材とを水管表面に沿ってスライドさせずに耐火タイルを水管接近方向に押圧させて、いわゆる嵌め込み形式で係合させるために、スライドさせる余裕空間のない開口部や屈曲部等の複雑な形状を有する水管にも容易に接合可能であるとともに、耐火スリーブ等を用いない構造であるために安価で、また高施工性で以って施工可能である。
さらに、前記支持部材と耐火タイルとをモルタル等の接着剤により固定しているため、該接着剤の粘着力に加えて前記支持部材の先端部が乾燥固化したモルタルに掛止されることにより、つまり、接着剤の乾燥焚き後に発生する強度により前記耐火タイルと水管とを接合し、鉛直方向のみならず天井部に施工しても脱落せず確実に固定可能な耐火構造体を得ることができる。
また、本発明は、前記支持部材が基部より先端側が太なる径の略断面円形である、即ち前記支持部材の軸直交断面形状を略円形とすることで、該支持部材との熱膨張差による前記接着剤若しくは前記耐火タイルへのき裂の発生を防止することができる。
また、本発明は、前記支持部材が、段差を介して基部と先端部とを形成しているか、若しくは前記支持部材が、基部より先端側に向けてテーパ広がり部を介して基部と先端部とを形成したりするように構成することで、前記支持部材と接着剤との掛止効果が向上し接合部分がより強固に形成される。
また、本発明は、支持部材の外表面積が、円筒状又は直方体状の支持部材の外表面積よりも広くなるので、支持部材と接着剤との接触面積が増加し、該支持部材と該接着剤との掛止効果が向上することにより接合部分がより強固に形成される。
また、本発明は、前記耐火タイルの凹部の開先開口断面空間が、前記支持部材の先端面形状より遊嵌可能に大きく、かつ、該凹部の開先開口断面空間より深さ方向に向かって奥部側が、末広がり状に拡大していくことを特徴とする。
かかる発明によれば、前記凹部の内表面積が、凹部の開先開口幅と基部開口幅とが同じ場合に比べて広くなるので、前記耐火タイルと接着剤との接触面積が増加し、耐火タイルを水管接近方向に押圧させて、前記係合部材にモルタル等の接着剤を介して接合される為に、そのモルタルが介在する押圧面積が増大し、該耐火タイルと該接着剤との掛止効果が向上することにより接合部分がより強固に形成される。その結果、鉛直方向のみならず天井部に施工しても脱落せず確実に固定可能な耐火構造体を得ることができる。
【0006】
また、本発明は、二次燃焼吹き込み口よりガス滞留時間が約2秒以上で、耐火物施工上限までの炉出口温度が約900〜1200℃のストーカ式焼却炉の燃焼用空気供給口、測定器設置口、作業用出入口であるマンホール及びクリンカチル等の水管が屈曲している部分が存在する水管取付部位若しくは前記焼却炉の炉壁鉛直面や天井部に位置する水管取付部位における耐火タイル取り付け構造が、基部の断面積を先端部の断面積より小にした支持部材と、該支持部材の先端形状より大でかつ支持部材接離方向に移動自在な断面形状である凹部を耐火タイル係合側に設けるとともに、耐火タイルの凹部に、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けた耐火タイルとを有し、該耐火タイルの凹部を支持部材の先端に向けて水管接近方向にモルタル等の接着剤を介して押圧させて該接着剤が該孔から溢出された状態で嵌め合い接合されていることを特徴とする水管保護用構造体にある。
かかる発明によれば、一般に広く普及しているストーカ式焼却炉より高温に設定された炉に配設したものであって、このような焼却炉の場合には、従来耐火キャスタブル等の不定形耐火物で対応していた水管開口部や屈曲部等の複雑な形状を有する部位にも高温でも耐久性の高い耐火タイルを施工する必要が生じるため、前記したような発明を適用することによって高温ガス雰囲気においても確実に水管を保護することのできる耐火物を簡単に施工することができる。
【発明の効果】
【0007】
以上記載のごとく本発明によれば、耐火タイルに設けた凹部と水管から突設する支持部材とをスライドさせずに嵌め込み形式で係合させるために、開口部や屈曲部等の複雑な形状を有する水管にも容易に固設可能であるとともに、耐火スリーブ等を用いない構成であるために安価で、また高施工性で以って施工可能である。
また、前記支持部材と耐火タイルとをモルタル等の接着剤により固定しているため、該接着剤の粘着力に加えて前記支持部材の先端部が乾燥固化したモルタルに掛止されることにより、つまり、モルタルの乾燥焚きに発生する強度により前記耐火タイルと水管とを固定し、鉛直方向のみならず天井部に施工しても脱落せず確実に接合可能な耐火構造体を提供することができる。
また、前記支持部材の断面形状を略円形とすることで、該支持部材との熱膨張差による前記接着剤若しくは前記耐火タイルへのき裂の発生を防止することができる。
また、前記支持部材を段差を介して基部と先端部とを形成したり、傾斜部を介して基部と先端部とを形成したりするように構成することで、前記支持部材と接着剤との掛止効果が向上し接合部分がより強固に形成される。
また、耐火タイルの凹部の内表面積が広くなるので、該耐火タイルと接着剤との接触面積が増加し、該耐火タイルと該接着剤との掛止効果が向上することにより接合部分がより強固に形成される。その結果、鉛直方向のみならず天井部に施工しても脱落せず確実に固定可能な耐火構造体を提供することができる。
また、耐火タイルに、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けたので、該耐火タイルと該水管との間の空間に注入した接着剤が該孔から溢出することにより、該接着剤が該空間に隙間や気泡無く充填されたことを目視によって確認できるので、該耐火タイルの施工を確実にかつ安価にできる。
また、水管開口部や屈曲部等の複雑な形状を有する部位にも容易に施工することができ水管壁全面に施工可能で、また高温雰囲気下においても確実に水管を保護することのできる耐火構造体を提供することができる。
特に本発明によれば、前記耐火タイルの凹部に、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けて前記耐火タイルと前記水管との間の空間に注入したモルタル等の接着剤が該孔から溢出することにより、該接着剤が該空間に隙間や気泡無く充填されたことを目視によって確認できるので、耐火タイルと該水管外表面とのモルタルを介した接着面積空間に隙間や気泡無く充填できたか否かを確認することはでき該耐火タイルの施工を確実にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0009】
第1図は本発明に用いられる水管保護用耐火物の係合部材の側断面図(A)、A−A断面図(B)である。
技術において耐火構造体を配設する水管は、一例としてストーカ式焼却炉に設けられるものとする。さらに、係るストーカ式焼却炉は炉出口温度が約900〜1200℃の高温炉とし、炉壁温度は800℃程度まで上昇することがある。
第1図(A)、(B)において、10は冷却水を通流する水管で、隣接する該水管10を水平方向あるいは垂直方向に連結して補強するためのフィン11により水管壁を形成している。13はSiCを主成分とする耐火タイルであり、該耐火タイル13に用いられる材料は、SiCのほかにSK、Si等耐久性、耐食性の高い材料であれば特に限定されない。
かかる耐火タイル13は、施工現場の外部の工場等で材料を型材に入れて加圧、焼結等の加工成型を施して製造したものを使用する。尚、前記耐火タイル13の製造過程において、水管10接合側に凹部14を設けておく。この場合、前記耐火タイル13の、後述する支持部材15との係合部は、従来のL型凹部のように精密に作る必要がなく、かつフィン11側に開放された形状であるため、型抜きが容易となるので、プレス成型により製造することができるため製造コストを低く抑えることができる。
前記フィン11には、炉内へ向けてステンレス製の金属材料を用いた支持部材15が植設されており、該支持部材15と前記凹部14とがモルタル12を介して接合されている。なお、前記モルタル12は、SiCモルタル、アロンセラミック(商品名)等の250℃以上の高温においても接着性能が低下しない無機系接着剤を用いているために、熱による接着劣化が生じることはない。
前記支持部材15及びこれに対応して設けられた前記凹部14は、水管10の2列を1組として前記フィン11に設けるのが好適であるが、3列以上を1組として設けても良い。
そして、前記支持部材15は第2図乃至第4図に示したものから製造条件及び使用状態等に応じて選択される。
【0010】
第2図乃至第4図は本発明の第1乃至第3実施例に係る支持部材の斜視図(A)及び側面図(B)である。
第2図に示される第1実施例では、支持部材15AにT字状のフックを用いており、先端部15Aaは基部15Abより断面形状が大である方形板で、縦長辺と略同じ長さの基部15Abにより前記水管10に接合されている。このように前記先端部15Aaと基部15Abとに段差部を設けた支持部材とすることにより前記モルタル12との掛止効果が高まり耐火タイル13が前記水管に強固に接合される。
また、第3図に示される第2参考例における支持部材15Bは、先端部15Baが基部15Bbより断面形状が大である円形板で、円柱状の基部15Bbにより前記水管10に接合されている。このように前記先端部15Baを円形板とすることで、施工した際に熱膨張により前記モルタル12に部分的に応力がかかることを防ぎ、該モルタル12にき裂が発生し難くなる。さらに、前記第1実施例と同様に段差部を設けているために前記モルタル12と該支持部材15Bとの掛止効果が向上する。
なお、支持部材として、前記形状を有するボルトを用いても良い。
第4図に示される第3実施例における支持部材15Cは、先端部15Caを基部15Cbより断面形状が大である円形板とし、該先端部15Caから基部15Cbに向けて縮径して傾斜する円錐台形状を有する基部15Cbにより前記水管10に接合する形状としている。
かかる形状とすることにより角部を有さない滑らかな形状とすることができ、熱膨張差によるき裂の発生を、前記第2実施例よりさらに確実に防止することが可能となる。
なお、本発明に用いることができる支持部材は、前記実施例に限らず基部の断面積が先端部の断面積より小である支持部材であれば何れでも良い。
【0011】
第5図乃至第6図は本発明の参考例乃至本発明に対応する実施形態に係る支持金物(支持部材)を用いた水管保護用耐火物の横断面図である。
また、第5図に示される第4参考例においては、第1図(b)に示す構造において、前記耐火タイル13の凹部の開先部14a開口断面空間が、前記支持部材の先端面15Aa形状より遊嵌可能に大きく、かつ、該凹部の開先14a開口断面空間より深さ方向に向かって奥部側(凹部基部14b)が、末広がり状に拡大していくように構成している。即ち耐火タイルの凹部の開先部14a開口幅が、支持部材15の該開口幅方向の最大幅(支持部材先端部15Aa)よりも大きく、かつ、該凹部基部14b基部より開先部14a側に向けての深さ方向の開口幅が該耐火タイル13側から水管10のフィン11側に向かって縮小していくように構成した。第2図に示す支持部材15Aを用いた場合、支持部材先端部15Aaの幅よりも該耐火タイル13の凹部開先部14aの開口幅を大きくし、更に凹部基部14bの幅を凹部開先部14vの開口幅よりも大きくする。支持部材15Aの高さは先端部から基部にかけて一定なので、凹部の深さは支持部材15Aの高さより大きくし一定とする。
なお、本参考例における支持部材15の形状は、第2図に示す第1実施例、第3図に示す第2実施例、第4図に示す第3実施例の何れでも構わないし、これらの形状に限定されるものでもない。例えば、第3図に示す支持部材15Bの場合、凹部開先部14aを円形開口として、該開口径を支持部材先端部15Baの外径よりも大きくする。凹部基部の径は該開口径よりも大きくする。第4図に示す支持部材15Cの場合も、凹部開先部14aを円形開口として、該開口径を支持部材先端部15Caの外径よりも大きくする。凹部基部の径は該開口径よりも大きくする。
以上のように、耐火タイルの凹部の開先開口幅若しくは開先径を、支持部材の該開口幅方向の最大幅若しくは径よりも大きく、かつ、該凹部の深さ方向の開口幅若しくは径を該耐火タイル側から水管側に向かって縮小していく構造とすることによって、該耐火タイルを該水管の外表面に沿ってスライドさせることなく、フィン11押圧方向に向けてモルタルを介してタイル13を押圧しながら遊嵌形式で該水管に係合させることができ、かつ、該耐火タイル13とモルタル12との接触面積を、凹部の開先部14a開口幅と基部14b開口幅とが同じ場合に比べて大きくできるので、該耐火タイル13と該モルタル剤との止設効果が向上し、接合部分がより強固に形成できる。その結果、鉛直方向のみならず天井部に施工しても脱落せず確実に固定可能な耐火構造体を提供することができる。
【0012】
また、第6図に示される本発明の実施形態においては、耐火タイル13の凹部14の水管側表面から反対側表面に確認孔20を穿孔した耐火タイル13を水管10に接合した構造体を示している。本実施例は、耐火タイル13に確認孔20を穿孔した以外は第1図(B)に示した構造と同じである。本実施例によれば、耐火タイル13と水管10との間、耐火タイル13とフィン11との間、及び耐火タイル13と支持部材15との間の各空間に、水管10の軸方向からモルタルを注入していくと、該各空間が該モルタルで満たされ、その後、前記確認孔20から該モルタルが溢出することによって、該モルタルが該各空間に隙間や気泡無く充填されたことを目視によって確認できる。
または、前記水管10の外表面、前記フィン11、及び前記支持部材15の表面にモルタルを予め塗布しておき、耐火タイル13を該モルタル塗布面に圧着させることによって、もし該モルタルが前記各空間を満たしてさらに余れば、確認孔20から溢出してくるので、該モルタルが該各空間に隙間や気泡無く充填されたことが目視によって確認できる。その結果、耐火タイルの水管外表面への施工を確実にかつ安価にできる。
なお、第6図に示す実施例では、支持部材15に対向する位置に確認孔20を穿孔した例を示したが、確認孔20の位置、個数、開口形状及び開口寸法は任意であり、耐火タイル13の形状によって適宜決めればよい。また、本実施例における支持部材15の形状は、第2図に示す第1実施例、第3図に示す第2実施例、第4図に示す第3実施例の何れでも構わないし、これらの形状に限定されるものでもない。
【0013】
第7図及び第8図は本発明の実施形態にかかる水管保護用耐火物を施工した概略図である。
前記タイルの耐火タイルの取り付け構造体は、例えば、第7図若しくは第8図に示されるような水管壁に設けられる。第7図は、耐火タイル13と耐火キャスタブル16との境界部に位置する耐火タイル13aに適用したもので、このように、耐火タイル施工部の上方位置に耐火キャスタブル16が施工されており該耐火タイル13を上方からスライドさせて嵌め込むことが困難である施工部位において、フィン11に前記したような支持部材15を突設し、該支持部材15と係合可能な凹部14を有する耐火タイル13aを施工部位に垂直方向に嵌め込む。
このように、本実施形態における耐火タイル取り付け構造を用いることにより、上方部、またはその他の方向にスライドする余地のない接合部位においても、耐火構造体をスライドさせて係合させる必要がなく、該構造体を簡単にかつ確実に施工することができる。また、第8図のように、例えば焼却炉の燃焼用空気供給口、測定器設置口、作業用出入口であるマンホール及びクリンカチル等の水管が複雑に屈曲している部分であって、前記耐火タイル13の施工時に該耐火タイル13をスライドさせることが困難である場合に、前記屈曲部に応じて製造された耐火タイル13に設けられた凹部14(不図示)と支持部材15とを施工部位に垂直方向に嵌め込むようにする。これにより、水管が複雑な形状をしている部位においても簡単にかつ確実に施工することが出来、本実施形態のような高温炉であっても全面的に耐火タイル13を施工することができる。
【産業上の利用可能性】
【0014】
本発明によれば、ボイラ等に配設される水管を保護するために設けられた耐火タイルを、該水管外表面をスライドさせて連結することが困難な部位においても、該耐火タイルを容易かつ確実に施工可能で、かつ製造コストが安価である水管保護用耐火構造体を提供出来る。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】 本発明の前提技術に係る水管保護用耐火物の係合部材の側断面図(A)、A−A断面図(B)である。
【図2】 本発明の第1実施例に係る支持部材の斜視図(A)及び側面図(B)である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る支持部材の斜視図(A)及び側面図(B)である。
【図4】 本発明の第3実施例に係る支持部材の斜視図(A)及び側面図(B)である。
【図5】 本発明の参考例に係る支持部材の横断面図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る支持部材の横断面図である。
【図7】 本発明の実施形態にかかる水管保護用耐火物を施工した概略図である。
【図8】 本発明の実施形態にかかる水管保護用耐火物を施工した概略図である。
【図9】 従来における水管保護用耐火物の側断面図(A)、B−B断面図(B)、別の従来技術における水管保護用耐火物の断面図(c)である。
【符号の説明】
【0010】
10 水管
12 モルタル
13 耐火タイル
14 耐火タイルの凹部
20 確認孔

Claims (6)

  1. ボイラ等に配設される水管を保護するために、水管側より突設する耐火タイル係合部材にモルタル等の接着剤を介して止設された耐火タイルが設けられた水管保護用耐火構造体であって、水管が屈曲している部分が存在する水管取付部位若しくは焼却炉の炉壁鉛直面や天井部に位置する水管取付部位における耐火タイル取り付け構造において、
    前記いずれかの水管取付部位における耐火タイル取り付け構造が、基部の断面積を先端部の断面積より小にした支持部材と、該支持部材の先端形状より大でかつ支持部材接離方向に移動自在な断面形状である凹部を、耐火タイルの水管側の支持部材との係合位置に設けるとともに、前記耐火タイルの凹部に、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けた耐火タイルとを有し、該耐火タイルの凹部を支持部材の先端に向けて水管接近方向にモルタル等の接着剤を介して押圧させて該接着剤が該孔から溢出された状態で嵌め合い接合されていることを特徴とする水管保護用耐火タイルの取り付け構造。
  2. 前記支持部材が基部より先端側が太なる径の略断面円形であることを特徴とする請求の範囲第1項記載の水管保護用耐火タイルの取り付け構造。
  3. 前記支持部材が、段差を介して基部と先端部とを形成していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の水管保護用耐火タイルの取り付け構造。
  4. 前記支持部材が、基部より先端側に向けてテーパ広がり部を介して基部と先端部とを形成していることを特徴とする請求の範囲第1項記載の水管保護用耐火タイルの取り付け構造。
  5. 前記耐火タイルの凹部の開先開口断面空間が、前記支持部材の先端面形状より遊嵌可能に大きく、かつ、該凹部の開先開口断面空間より深さ方向に向かって奥部側が、末広がり状に拡大していくことを特徴とする請求の範囲第1項記載の水管保護用耐火タイルの取り付け構造。
  6. 二次燃焼吹き込み口よりガス滞留時間が約2秒以上で、耐火物施工上限までの炉出口温度が約900〜1200℃のストーカ式焼却炉の燃焼用空気供給口、測定器設置口、作業用出入口であるマンホール及びクリンカチル等の水管が屈曲している部分が存在する水管取付部位若しくは前記焼却炉の炉壁鉛直面や天井部に位置する水管取付部位における耐火タイル取り付け構造が、基部の断面積を先端部の断面積より小にした支持部材と、該支持部材の先端形状より大でかつ支持部材接離方向に移動自在な断面形状である凹部を耐火タイルの水管側の支持部材との係合位置に設けるとともに、耐火タイルの凹部に、該耐火タイルの水管側から反対側に貫通する孔を設けた耐火タイルとを有し、該耐火タイルの凹部を支持部材の先端に向けて水管接近方向にモルタル等の接着剤を介して押圧させて該接着剤が該孔から溢出された状態で嵌め合い接合されていることを特徴とする水管保護用構造体。
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