JP3879770B2 - Dcブラシレスモータの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はDCブラシレスモータに関する。
従来は図1に示すようにロータコアブクミ1とシャフト2の締結はローレット3によりシャフト2表面に平行に凹凸状に突起を出してロータコアブクミ1をシャフト2に圧入固定していた。このため、シャフト2に大きな力がかかりシャフト2変形し易いなどの問題があった。また、マグネット4の固定に関しては図2に示すようにロータコア5を打抜いてその中にマグネット4を挿入して、両端面に押え板6をネジ7で固定することにより外周方向への飛出しとスラスト方向の動きを止めていた。このため、ロータコア5の外周の厚さは極力薄くする必要があったがコア型の寿命が短くなることや積層した状態のロータコアブクミにしたときに変形し易いなど取扱い性に注意が必要などの問題があった。
図3にはマグネットを成形したときの従来例を示す。ロータコアブクミ1とシャフト2の締結はローレット3によりシャフト2表面に平行に凹凸状に突起を出してロータコアブクミ1をシャフト2に圧入固定していた。マグネット4の固定はロータコアブクミ1とマグネット4を成形材8によりマグネット4の外径の全周にわたって成形していた。このため成形材8を被せた分エアーギャップを大きくする必要がありモータ特性低下の要因とロータ外周でロータの磁極検出用センサー感度低下の要因にもなっていた。また、成形作業を行う前にロータコアブクミ1を成形前に加熱してプレス時使用した油を揮散させる必要があり作業性が悪いという問題があった。
本発明は作業性の良いDCブラシレスモータの製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、シャフトの外周に円環状のマグネットを固定したロータを有するDCブラシレスモータの製造方法において、パンチングオイルを使用してロータコアをプレス成形し、前記ロータコアを積層したロータコアブクミを前記シャフトに焼嵌締結し、前記ロータコアブクミが焼嵌締結による余熱を有している間に成形型へ装入して前記ロータコアブクミにマグネットクミを樹脂で一体成形するものである。
本発明によれば、シャフトとロータコアブクミの締結は焼嵌で行っているので焼嵌時の熱により成形時に必要なロータコアのパンチングオイルの除去を同時に行うことが出来ると共に、余熱により成形時との温度差が小さくなり成形型への挿入部精度が向上する。
以下の実施例では、シャフトの外周に円環状のマグネットを固定したロータを有する
DCブラシレスモータであって、前記シャフトの外周にはロータコアブクミを有し、前記ロータコアブクミの外周には樹脂を介して前記マグネットが固定されており、前記マグネットは周方向に分割して形成され、前記マグネットの外周端部には面取り部を有し、前記面取り部を含んで前記マグネットクミを樹脂で一体成形した。本構成により、マグネットの固定を面取り部のみで行うので直接マグネットの上に成形材料を被せる必要がないためエアーギャップを大きくすること無く成形が出来るためエアーギャップを狭くできモータ特性の向上とロータ外周での磁極位置センサーの感度を低下させないようにできる。
また、前記シャフトに前記ロータコアブクミを焼嵌締結した。本構成により、ロータブクミの作業性を向上することができる。
図4に本発明の実施例を示す。シャフト9にロータコアブクミ10が焼嵌により締結されている。シャフト9が締結されたロータコアブクミ10はマグネット11を樹脂12により一体成形されている。このとき、樹脂により、両側に内扇13を成形している。
図5はマグネット11を樹脂12により成形した状態を示す。マグネット11は全周の面取り部14を樹脂12により一体成形し、マグネット11外周部の面取り部14と端面部15の成形材により固定されている。
成形によるエアーギャップの増加を無くしたDCブラシレスモータのロータを提供することにある。
ロータコアブクミをプレスで打抜く時に使用していたパンチングオイルを揮散させるためロータコアブクミをシャフトに固定するのに焼嵌を行うことにより、成形前の加熱作業性とシャフトの曲がりを改善した。また、マグネットの外径全周に設けられた面取り部を成形することによりマグネットの固定を面取り部のみで行うので直接マグネットの上に成形材料を被せる必要がないためエアーギャップを大きくすること無く成形が出来るためエアーギャップを狭くできモータ特性の向上とロータ外周での磁極位置センサーの感度を低下させないようにした。
以上の実施例によればシャフトとロータコアブクミの締結は焼嵌で行っているので焼嵌時の熱により成形時に必要なロータコアのパンチングオイルの除去を同時に行うことが出来るため省エネルギーになることと余熱により成形時との温度差が少なくなり成形型への装入部精度が向上する。また、焼嵌による締結を行っているため曲げ方向に力が加わらないためシャフトの曲がりがないDCブラシレスモータのロータを提供することが出来る。ロータは成形材料でマグネットの表面を覆う必要がないためマグネットとステータコアの間隙すなわちエアーギャップを小さく出来るためモータ特性が良く、ロータ外周の磁極位置センサー感度の良いDCブラシレスモータを提供することが出来る。
シャフトの外周に円環状のマグネットを固定したロータを有するDCブラシレスモータであって、前記シャフトの外周にはロータコアブクミを有し、前記ロータコアブクミの外周には樹脂を介して前記マグネットが固定されており、前記マグネットは周方向に分割して形成され、前記マグネットの外周端部には面取り部を有し、前記面取り部を含んで前記マグネットクミを樹脂で一体成形したことにより、マグネットの固定を面取り部のみで行うので直接マグネットの上に成形材料を被せる必要がないためエアーギャップを大きくすること無く成形が出来るためエアーギャップを狭くできモータ特性の向上とロータ外周での磁極位置センサーの感度を低下させないようにできる。
従来例を示すロータの正面断面図である。 図1の中央部の断面を示す。 他の従来例を示すロータの正面断面図である。 本発明の実施例を示すロータの正面断面図である。 本発明の実施例を示すロータの正面図である。
符号の説明
1,10…ロータコアブクミ、2,9…シャフト、3…ローレット、4,11…マグネット、5,14…ロータコア、6…押え板、7…ネジ、8,12…樹脂、13…内扇、
14…面取り部。

Claims (2)

  1. シャフトの外周に円環状のマグネットを固定したロータを有するDCブラシレスモータの製造方法において、
    パンチングオイルを使用してロータコアをプレス成形し、
    前記ロータコアを積層したロータコアブクミを前記シャフトに焼嵌締結し、
    前記ロータコアブクミが焼嵌締結による余熱を有している間に成形型へ装入して前記ロータコアブクミにマグネットクミを樹脂で一体成形することを特徴とするDCブラシレスモータの製造方法。
  2. 請求項1に記載のDCブラシレスモータの製造方法において、前記マグネットクミを周方向に分割され外周端部に面取り部を有するマグネットで構成し、前記マグネットクミを前記面取り部を含んで前記ロータコアブクミに樹脂で一体成形することを特徴とするDCブラシレスモータの製造方法。
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