JP2008199795A - 電動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】積層鋼板と圧粉磁心とを含むステータコアに安価に絶縁を施す。
【解決手段】本電動モータ1のステータ7は、ステータコア11およびステータコア11に巻回されたコイル13を含む。ステータコア11は、積層鋼板を含む第1のコア16aと、第1のコア16aをステータ7の軸方向Sに挟持する一対の第2のコア16bとを含む。各第2のコア16bは、圧粉磁心からなる第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cを有する。第2のコア16bに、樹脂製のインシュレータ12がインサート成形されてなることにより、ユニットU2が構成される。第2のコア16bの第1の部分17bと第4の部分15cとの間がインシュレータ12により連結される。インシュレータ12は、第1のコア16aのティース本体15aの軸方向中間部15eを覆い、第1のコア12aと第2のコア16bとを連結する。
【選択図】図6

Description

本発明は、電動モータに関する。
電動モータは、ロータと、ステータとを有している。ステータは、ステータコアと、ステータコアに巻回されたコイルとを有している。ステータコアは、軸方向の中間部に配置された積層鋼板と、軸方向の両端部に配置された圧粉磁心とを有する。コイルを巻回するときにコイルが破損することを防止するために、ステータコアに、絶縁体として樹脂製の成形品が取り付けられる。
また、ステータコアを絶縁する技術として、積層鋼板からなるステータコアに、絶縁体としての樹脂部材をインサート成形する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−285055号公報
ところで、積層鋼板と圧粉磁心とを含むステータコアに、別部品とされた成型品の絶縁体を組み付ける場合には、ステータコアおよび絶縁体の両部品コストがそれぞれ高くなる傾向にあり、また、組立コストも高くなるので、製造コストの低減が困難であった。
また、積層鋼板と圧粉磁心とを含むステータコアを絶縁するために、ステータコアに粉体塗装を施すことが考えられている。しかし、粉体塗装の工程の他に、前準備のための工程や、後処理のための工程が必要なので、工程が大幅に増えてしまう。その結果、製造コストの低減は困難であった。
さらに、積層鋼板と圧粉磁心とを含むステータコアの場合、絶縁方法にかかわらず、積層鋼板と圧粉磁心との連結は、絶縁を施す前になされたので、連結のための専用部材、例えば接着剤が必要であり、その結果、連結のための部材コストや手間が多くかかり、製造コストが高くなっていた。
そこで、本発明の目的は、積層鋼板と圧粉磁心とを含むステータコアに絶縁を施した安価な電動モータを提供することである。
本発明は、ステータコア(11)およびステータコアに巻回されたコイル(13)を含む環状のステータ(7)を備え、ステータコアは、積層鋼板(11n)を含む第1のコア(16a)と、圧粉磁心(17b,15f1,15f2,15c)を含み、第1のコアをステータの軸方向(S)に挟持する一対の第2のコア(16b)とを含み、各第2のコアは、ステータの径方向(R)に並ぶ一対の圧粉磁心(17b,15c)を含み、各第2のコアの一対の圧粉磁心間に、積層鋼板のティース(15e)を覆う絶縁体(12)が介在した状態で、各第2のコアおよび上記絶縁体を含むユニット(U2)が構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、ユニットを第1のコアに取り付けることにより、ユニットの絶縁体により第1のコアのティースを絶縁するとともに、第1のコアと第2のコアとを、絶縁体を利用して互いに連結することが可能となる。第1のコアと第2のコアとの連結に、電動モータにとって必須の絶縁体を兼用できるので、絶縁体以外の連結のための部材を簡素化したり、廃止したりできる。例えば従来用いられていた接着剤の使用量を少なくしたり、廃止したりすることができる。その結果、部品点数や組立コストを削減でき、製造コストを安価にできる。
また、上記絶縁体が、U字形形状をなす場合には、第1のコアを絶縁体のU字形形状の内側に配置して、第1のコアと第2のコアとを確実に連結することができる。
また、上記絶縁体は成形された樹脂(12m)を含み、第2のコアの圧粉磁心は、絶縁体の樹脂成形のときに絶縁体に接合されてなる場合がある。この場合、第2のコアをインサートとして絶縁体を樹脂でインサート成形することにより、ユニットを製造することができる。絶縁体と第2のコアとの接合と、絶縁体の樹脂成形とを、単一工程でなすことができるので、製造工程を削減でき、ひいては製造コストを低減できる。
また、本発明において、上記第2のコアの圧粉磁心は、絶縁体の樹脂成形のときに歪み取りのための熱処理を施されてなる場合がある。この場合、熱処理と樹脂成形との少なくとも一部同士が同時になされるので、熱処理と樹脂成形とに要する時間と消費エネルギーとが削減される結果、製造コストが低減される。
なお、上記括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符号を示すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を限定する趣旨ではない。
以下では、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の電動モータの概略構成を示す断面図である。
本電動モータ1は、フレームとしてのモータハウジング2と、このモータハウジング2に保持された軸受3,4と、これら軸受3,4により回動自在に支持されている出力軸5と、この出力軸5に一体回転するように設けられた筒状のロータ6と、ロータ6の外周面と径方向Rに対向してモータハウジング2内に固定される筒状のステータ7と、当該電動モータ内部における電気的な接続のためのバスバーと呼ばれる結線用基板8と、ロータ6の回転角度位置を検出する回転位置検出センサ(図示せず)とを有している。
モータハウジング2は、筒形状をなすハウジング本体9と、一対の端部材10A,10Bとを有している。出力軸5の軸方向Sについてのハウジング本体9の両端部は、ともに開放されている。ハウジング本体9の両端部に、対応する端部材10A,10Bが取り付けられている。
なお、ハウジング本体9と、いずれか一方の端部材10A,10Bとが、単一の部材により一体に形成され、単一の部品を構成していてもよい。以下では、ハウジング本体9と、一対の端部材10A,10Bとの3つが、互いに別体の場合に則して説明する。
端部材10A,10Bは、板状をなしている。端部材10Aの中央部に貫通孔が形成されている。この貫通孔の周縁部に軸受3が支持されている。また、端部材10Bの中央部の凹部の周縁部に軸受4が支持されている。また、各端部材10A,10Bの外周縁部には、ハウジング本体9と連結するための連結部が設けられている。
ハウジング本体9は、内周面と外周面とを有している。また、軸方向Sについてのハウジング本体9の両端部は、対応する端部材10A,10Bの連結部に連結するための連結部を有している。ハウジング本体9の連結部と、対応する端部材10A,10Bの連結部とは、図示しないボルトにより互いに固定される。
モータハウジング2の内部に、ロータ6、ステータ7および結線用基板8が収容されている。ステータ7の外周面が、モータハウジング2のハウジング本体9の内周面に固定されている。ステータ7がロータ6を取り囲んでいる。モータハウジング2と出力軸5とロータ6とステータ7とが、ブラシレスモータを構成している。また、結線用基板8は、出力軸5の軸方向Sに関して、ステータ7に隣接して配置されている。結線用基板8は、ステータ7を介して、または直接にモータハウジング2に固定されている。
また、モータハウジング2のハウジング本体9の内周面と、ロータ6の外周面と、ステータ7の内周面および外周面とは、出力軸5の中心軸線と互いに同心に配置されている。出力軸5と、ロータ6とは、出力軸5の中心軸線の回りに一体に回動する。
なお、図1および後述する各図には、出力軸5の軸方向S、径方向R、および周方向Tを必要に応じて図示している。これらの各方向は、モータハウジング2、ロータ6、ステータ7、および後述するステータコア11の対応する各方向に一致している。
図2は、図1のS2−S2断面の断面図である。図3は、図1のS3−S3断面の断面図である。図4は、図2のS4−S4断面の断面図である。図5は、図2のS5−S5断面の断面図である。図6は、ステータの分解斜視図であり、ステータの一部を示す。
図1、図2を参照して、ロータ6は、出力軸5および軸受3,4を介して、モータハウジング2に回動自在に支持されている。ロータ6は、ロータ本体6aと、ロータマグネット6bと、スペーサ6cと、筒状の保護部材6dとを有している。
ロータマグネット6bは、周方向Tに離隔する複数の磁極を有する。ロータマグネット6bは、環状の永久磁石からなる。ロータマグネット6bの外周面にN極とS極との磁極が交互に周方向Tに並んで複数箇所に形成されている。ロータマグネット6bは、ロータ本体6aとスペーサ6cとを介して、出力軸5に固定されている。
ステータ7は、内周面と外周面とを有している。ステータ7の内周面は、ロータ6の外周と径方向Rに所定間隔を開けて対向している。ステータ7は、環状をなす単一のステータコア11と、複数の絶縁体としてのインシュレータ12と、複数のコイル13とを有している。ステータコア11は、環状をなす単一のヨーク14と、このヨーク14から径方向に突出する複数のティース15とを有している。
各ティース15ごとに、2つのインシュレータ12と単一のコイル13とが設けられている。インシュレータ12はコイル13を保護するための絶縁性部材である。コイル13は、絶縁被覆された電線をそれぞれ有しており、各ティース15ごとに、少なくとも一つがあればよい。コイル13が、インシュレータ12を介してティース15に巻回されている。この状態で、ステータコア11と、インシュレータ12と、コイル13とは、樹脂モールド成形されてなり、一体化されている。
ステータコア11のヨーク14の外周面が、ステータ7の外周面を形成している。複数のティース15は、互いに同じ形状に形成されていて、周方向Tについて所定間隔のスロット11cを挟んで相互に離隔して均等に配置されていて、ヨーク14の内周から径方向Rの内方へ突出している。各ティース15の突出した先端部が、ステータ7の内周面を形成し、ロータ6に近接して対向している。
ステータコア11は、周方向Tに分割された分割体としての複数の分割コア16を有している。また、ヨーク14は、複数の分割コア16に対応して周方向Tに分割された複数のヨーク片17を有している。各分割コア16は、単一のヨーク片17と、単一のティース15とを有している。
複数の分割コア16は、ステータコア11を縦割り分割されてなる。複数の分割コア16が環状に組み合わされることにより、環状のステータコア11が構成されている。例えば、複数の分割コア16が周方向Tに並べられた状態で、互いに隣接する一対のヨーク片17の対向する側面同士が互いに当接し、この状態で、複数の分割コア16が、ハウジング本体9の内周面に嵌め入れられて、この内周面に、例えば圧入されることにより、または接着剤を介することにより固定されている。これにより、複数の分割コア16が互いに環状に連結される。
図1と図6を参照して、各分割コア16は、軸方向Sに関して複数に、例えば3個に分割されている。各分割コア16は、軸方向Sに分割された分割体であり且つ軸方向中間部であり且つ第1のユニットとしての第1のコア16aと、軸方向Sに分割された分割体であり且つ軸方向端部としての一対の第2のコア16bとを有している。
本実施形態では、インシュレータ12付きの分割コア16が、上述の第1のユニットとしての第1のコア16aと、一対の第2のユニットU2とを有している。一対の第2のユニットU2は、第1のコア16aの軸方向Sの両端部に取り付けられている。各第2のユニットU2は、ひとつの第2のコア16bと、これに対応するひとつのインシュレータ12とが、一体化されることにより構成されている。具体的には、第2のユニットU2は、第2のコア16bをインサートとして、樹脂製のインシュレータ12をインサート成形してなる。
一対の第2のユニットU2は、互いに同様に構成されている。一対の第2のユニットU2に関連する第1のユニットの軸方向両端部は、互いに同様に構成されている。すなわち、分割コア16の軸方向Sの両端部である第2のコア16bは、軸方向Sについての向きが逆であることを除いて、互いに同様に形成されている。また、分割コア16は、周方向Tに関して対称形状をなしている。また、インシュレータ12も、軸方向Sおよび周方向Tに関して、分割コアと同様の関係で形成されている。
図5と図6を参照して、各ヨーク片17は、第1のコア16aに対応した軸方向Sに分割された分割体としての軸方向中間部17aと、第2のコア16bに対応した軸方向Sに分割された分割体としての一対の軸方向端部17bとを有している。
各ティース15は、第1のコア16aに対応した軸方向Sに分割された分割体としての軸方向中間部15eと、第2のコア16bに対応した軸方向Sに分割された分割体としての一対の軸方向端部15fとを有している。
図3、図4、図5、図6を参照して、各ティース15は、ヨーク片17の内周部から径方向Rに延びた主体部としてのティース本体15aと、ティース本体15aの延設端としての径方向Rの内方側の端部に設けられた突出部としての周方向突出部15bおよび軸方向突出部15cとを有している。
ティース本体15aは、軸方向Sに平行に延びており、ヨーク片17に比べて、ステータ7の周方向Tおよび軸方向Sについて相対的に細く形成されている。
周方向突出部15bは、周方向Tの両側へティース本体15aの径方向内方の端部から突出している。軸方向突出部15cは、軸方向Sの両側へティース本体15aの径方向内方の端部および周方向突出部15bの軸方向端部15f2から突出している。周方向突出部15bと軸方向突出部15cとは、互いに接続されていて、ティース本体15aを鍔状をなして取り囲んでいる。
また、各ティース15には、コイル13を巻回するための溝18,19が形成されている。すなわち、ステータ7の周方向Tに関して、各ティース15は、当該ティース15を挟んだ両側に、一対の溝18を有している。また、ステータ7の軸方向Sに関して、各ティース15は、当該ティース15を挟んだ両側に、一対の溝19を有している。これらの溝18,19は、ティース15を取り囲んで環状をなし、互いに連通し、コイル13を収容している。
一対の溝18は、ステータ7の周方向Tについて、互いに逆向きに開放されている。各溝18が、スロット11cの一部をなしている。溝18は、内面としての以下の各部、すなわち、内壁18aと、外壁18bと、溝底18cとを有している。内壁18aは、相対的に径方向Rの内方側に配置されていて、対応するティース15の周方向突出部15bにより形成されている。外壁18bは、相対的に径方向Rの外方に配置されていて、ヨーク片17の対応する周方向端部により形成されている。内壁18aおよび外壁18bは、ステータ7の径方向Rに互いに対向している。溝底18cは、ティース本体15aにより形成されている。
一対の溝19は、ステータ7の軸方向Sの外方に向けて、互いに逆向きに開放されている。溝19は、内面としての以下の各部、すなわち、内壁19aと、外壁19bと、溝底19cとを有している。内壁19aは、相対的に径方向Rの内方側に配置されていて、対応する軸方向Sの外方に突出するティース15の軸方向突出部15cにより形成されている。外壁19bは、相対的に径方向Rの外方に配置されていて、ヨーク片17の対応する軸方向端部17bにより形成されている。内壁19aおよび外壁19bは、ステータ7の径方向Rに互いに対向している。溝底19cは、ティース本体15aの軸方向端部15f1により形成されている。
図5と図6を参照して、第1のコア16aは、ヨーク片17の軸方向中間部17aおよびティース15の軸方向中間部15eを一体に形成している。ヨーク片17の軸方向中間部17aおよびティース15の軸方向中間部15eは、軸方向Sに関して互いに同寸法に形成されている。ティース15の軸方向中間部15eは、ティース本体15aの軸方向中間部と、周方向突出部15bの軸方向中間部とを有している。
第1のコア16aは、積層鋼板からなる。積層鋼板は、ステータコア11の軸方向Sに積層された複数の電磁鋼板11nを有している。電磁鋼板11nは、例えばケイ素鋼板からなる。ケイ素鋼板は、ケイ素鋼の板材と、この板材の表面に形成された絶縁被膜とを有している。電磁鋼板11nとしては、ケイ素鋼の板材に代えて、低炭素鋼、純鉄等の磁気特性の優れた板材を利用してもよい。また、絶縁被膜は、板の両面に形成されていてもよいし、一方の板面であってもよく、少なくとも一方の板面に形成されていればよい。
第1のコア16aは、一対の軸方向端面16cを有し、この端面16cに形成された起伏部であり且つ係合凹部としての単一の貫通孔20を有している。貫通孔20は、軸方向Sに第1のコア16aを貫通しており、各電磁鋼板11nに円形にプレス成形されてなる。貫通孔20は、少なくともひとつがあればよい。貫通孔20は、ヨーク片17の軸方向中間部17aにおける径方向Rおよび周方向Tの中央位置に配置されている。
一対の第2のコア16bは、第1のコア16aを軸方向Sに挟持している。各第2のコア16bは、第1の部分としてのヨーク片17の軸方向端部17bと、ティース15の軸方向端部15fとを有している。ティース15の軸方向端部15fは、第2の部分としてのティース本体15aの軸方向端部15f1と、第3の部分としての周方向突出部15bの軸方向端部15f2と、第4の部分としての軸方向突出部15cとを有している。
上述の第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cは、互いに接続されており、これにより、周方向Tに沿って見たときに溝形(U字形形状)をなし、また、軸方向Sに沿って見たときにH字形形状をなしている。第1の部分17bと、第2の部分15f1と、第3および第4の部分15f2,15cとが、順に径方向Rに並んでいる。第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cは、互いに一体に形成されていて、それぞれが、ひいては第2のコア16bの全体が、磁性粉11mを含む粉末成形品であり且つ圧粉磁心としての焼結体からなる。第1の部分17bと第4の部分15cとが互いに、第2の部分15f1および第3の部分15f2を介して、連結されている。
ここで、焼結体は、軟磁性体からなる磁性粉11mと、必要に応じて混合されるバインダ成分とを含んでいる。例えば、磁性粉11mおよびバインダ成分を含む粉状素材が成形型により所定の圧縮条件で圧縮成形される。これにより、製造用中間体としての圧粉体が得られる。この圧粉体が予め定める焼結条件に基づいて焼結される。これにより、成型品としての焼結体が成形されてなる。
第2のコア16bは、軸方向端面16dを有し、この軸方向端面16dに形成された起伏部であり且つ係合凸部としての単一の微小な突起21を有している。軸方向端面16dは、第1のコア16aの軸方向端面16cに対向して連結されている。軸方向端面16c,16d同士の間には、接着剤(図示せず)が介在している。または、軸方向端面16c,16dの少なくとも一部同士が、互いに当接している。また、第2のコア16bの突起21が第1のコア16aの貫通孔20に嵌合しており、第1のコア16aと第2のコア16bとが、周方向Tおよび径方向Rに互いに位置決めされている。
突起21は、少なくともひとつが設けられており、軸方向端面16dに一体に単一の部材により形成されており、軸方向端面16dから例えば半球状をなして突出しており、半径および突出高さLが1mm以下の範囲内の値とされている。また、突起21を取り囲むように、当該突起21を形成するための環状溝22が形成されている。突起21の突出高さLが1mm以下であることにより、後述するように突起21を形成するための手間を少なくできる。
図7A,図7B,図7C,図7Dは、第2のコアおよびこれに関連する部材の模式図である。図7A,図7Dを参照して、第2のコア16bを形成するための材料粉末30を、互いに対をなす一対の成形型31,32の内部に充填する。一方の成形型31は、第2のコア16bの軸方向端面16dを形成するための平坦部31aと、環状溝22を形成するための環状凸部31bと、突起21を形成するための半球状の凹部31cとを有している。他方の成形型32は、第2のコア16bの軸方向端面16d以外の残りの部分を形成するための凹部32aを有する。材料粉末30が凹部32aに満たされ、満たされた材料粉末30の上面30aは、平坦面に形成される。
図7Bを参照して、一対の成形型31,32が互いに接近する。これにより、凹部32a内に充填された材料粉末30が圧縮される。このとき、一方の成形型31の環状凸部31bが、材料粉末30の上面30aを押圧し、これに伴い、この上面30aに環状の窪みが形成されるとともに、この窪みの近傍の余肉となる材料粉末30の一部が盛り上がり、凹部31c内に入るようになっている。これにより、圧縮された材料粉末30の平坦面に突起を単一工程で形成できる。ここで、凹部31cの深さ(突起21の突出高さ)が1mmを越えると、凹部31c内で盛り上がった粉末が十分に圧縮されないことがある。
図7Cを参照して、一対の成形型31,32による材料粉末の圧縮が完了すると、材料粉末は、製造用中間体としての圧粉体33になる。圧粉体33は、平坦面33aと、この平坦面33aに形成された環状凹部33bと、この環状凹部33bに取り囲まれた突起33cとを有する。
図7Dを参照して、圧粉体33が焼結されることにより、焼結体としての第2のコア16bが得られる。圧粉体33の平坦面33aが、第2のコア16bの軸方向端面16dになる。圧粉体33の環状凹部33bが、第2のコア16bの環状凹部22になる。圧粉体33の突起33cが、第2のコア16bの突起21になる。
このように、突起21の突出高さLが1mm以下であることにより、圧粉体33の突起33cを、材料粉末30の平坦面に、圧粉体33を形成するための成形型31,32により容易に形成でき、ひいては、焼結体としての第2のコア16bの突起21を手間をかけずに形成できる。なお、突起21の突出高さLが1mmを越えて大きいと、圧粉体33の突起33cが十分に圧縮されず、焼結体の突起21が弱くなる場合がある。
図4、図5、図6を参照して、インシュレータ12は、第2のコア16bにおける径方向外方部分、すなわち、ヨーク片17の軸方向端部17bと、第2のコア16bにおける径方向内方部分、すなわち、ティース15の周方向突出部15bの軸方向端部15f2および軸方向突出部15cとを互いに連結している。
インシュレータ12は、コイル13を保護するために絶縁性を有する樹脂部材12m、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等により形成されている。インシュレータ12は、溝19の内壁19aに沿う第1の部分12aと、溝19の外壁19bに沿う第2の部分12bと、溝19の溝底19cに沿う第3の部分12cと、第3の部分12cから軸方向Sに延設された一対の延設部としての第4の部分12dとを有している。
第1の部分12aと、第2の部分12bと、第3の部分12cとは、溝19の内面に沿って溝形をなしている。また、第3の部分12cと、一対の第4の部分12dとが、互いに接続されることにより、径方向Rに沿って見たときにU字形形状をなしている。U字形形状の内側に、第1のコア16aにおけるティース本体15aの軸方向中間部を配置して、これを覆っている。一対の第4の部分12dは、第2のコア16bの軸方向端面16dから所定長さで突出して、軸方向Sに平行に第1のコア16aの溝18の溝底18cに沿ってそれぞれ延びている。一対の第2のユニットU2のインシュレータ12の各第4の部分12dの各延設端は、第1のコア16aの軸方向Sの中央部で互いに対向している。
図6を参照して、本実施形態のステータ7は、例えば、以下の製造方法で製造することができる。すなわち、ステータ7の製造方法は、(1) 第1のコア16aを形成する第1のコア形成工程と、(2) 第2のコア16bを形成する第2のコア形成工程と、(3) 第2のコア16bを熱処理する熱処理工程と、(4) インシュレータ12を第2のコア16bに成形する成形工程と、(5) 第1のコア16aに、インシュレータ12付きの第2のコア16bを組み付けることにより、インシュレータ12付きの分割コア16を得る第1の組立工程と、(6) 得られたインシュレータ12付きの分割コア16にコイル13を巻回する第2の組立工程と、(7) コイル13が巻回された各分割コア16を周方向Tに互いに連結する第3の組立工程と、(8) コイル13とインシュレータ12と分割コア16とを樹脂部材(図示せず)により封止して一体化する封止工程とを有している。
第1のコア形成工程では、複数の電磁鋼板11nが所定の形状にプレス成形され、予め定めた所定枚数の電磁鋼板11nが、互いに向きを揃えて積層され、互いに固定される。これにより第1のコア16aが得られる。
第2のコア形成工程では、磁性粉11mを含む材料粉末が所定形状に圧縮されて、焼結される。これにより、焼結体としての第2のコア16bが得られる。なお、第1のコア形成工程と、第2のコア形成工程とは、いずれが先でもよいし、同時でもよい。
熱処理工程では、第2のコア形成工程で得られた第2のコア16bに、所定の熱処理条件の熱処理を施す。これにより、第2のコア16bを焼結するときに第2のコア16bに生じた歪みを取り除く。
成形工程では、第2のコア形成工程で得られた第2のコア16bをインサートとして、インシュレータ12を樹脂部材でインサート成形することにより、インシュレータ12を第2のコア16bに一体に形成している。第2のコア16bが単一部品からなるので、複数部品により構成される場合に比べて、第2のコア16bをインサートとして成形型内に取り付けるのに手間がかからずにすむ。インシュレータ12の樹脂成形のときに、第2のコア16bは、インシュレータ12に接合されてなる。これにより、インシュレータ12は、第2のコア16bに密着している。
成形工程は、熱処理工程の完了後になされてもよいが、本実施形態では、熱処理工程の加熱と同時になされる。例えば、第2のコア16bの材質がリン酸塩被膜付き鉄粉であり、また、インシュレータ12の材質がPPS(ポリフェニレンスルフィド)の場合には、第2のコア16bの歪み取りのための熱処理温度が、550℃であり、インシュレータ12の樹脂成形時の樹脂材料の温度が、300〜340℃である。熱処理温度が、樹脂成形時の温度よりも高いので、熱処理工程の熱処理温度までの加熱と、成形工程の樹脂成形とを、同時に行うことができる。すなわち、熱処理温度に第2のコア16bを加熱し、この熱処理温度において第2のコア16bにインシュレータ12を樹脂成形し、第2のユニットU2を得る。樹脂成形後の第2のユニットU2の温度は、第2のコア16bの熱処理の冷却条件にしたがって低下するようにされている。
また、熱処理工程の開始後の所定タイミング、例えば冷却途中のタイミングであって、第2のコア16bの温度が常温よりも高い時点で、成形工程を開始するようにしてもよい。この場合、熱処理のときに第2のコア16bの温度が高くなるので、その後の樹脂成形のときに、第2のコア16bの温度を上げるための消費エネルギーが削減される。
また、成形工程でインシュレータ12を形成直後のタイミングであって、第2のコア16bの温度が常温よりも高い時点で、熱処理工程を開始するようにしてもよい。この場合、樹脂成形のときに第2のコア16bの温度が高くなるので、その後の熱処理のときに、第2のコア16bの温度を上げるための消費エネルギーが削減される。要は、熱処理工程と成形工程との少なくとも一部同士が、同時に行われるようにしていればよい。
熱処理工程および成形工程がともに完了した後、第1、第2、第3の組立工程および封止工程が、順に行われて、ステータ7が得られる。
第1の組立工程では、第1のユニットとしての第1のコア16aに、第2のユニットU2が組み付けられる。このとき、各第2のユニットU2のインシュレータ12の一対の第4の部分12dが、その間に、第1のコア16aのティース本体15aの軸方向中間部を挟持する。また、各第2のユニットU2のインシュレータ12の各第4の部分12dが、第1のコア16aの溝18に嵌合される。これにより、第1のユニットと第2のユニットU2とが互いに径方向Rおよび周方向Tに位置決めされる。また、第1のユニットと第2のユニットU2の軸方向端面16c,16d同士が互いに当接して、軸方向Sに互いに位置決めされる。この状態で、第1のユニットと第2のユニットU2とは、例えば接着剤により互いに固定される。
なお、接着剤を廃止してもよく、これにより、製造コストをより一層低減できる。すなわち、第1の組立工程での、第1のユニットと第2のユニットU2との連結は、コイル13が巻回されるまでの間、達成されればよく、いわば仮保持できればよい。従って、第1のユニットおよび第2のユニットU2の連結のための部材を、例えば接着剤の使用量を少なくしたり、無くしたりできる。
第2の組立工程でコイル13が巻回されることにより、これに加えて、封止工程で封止がなされることにより、第1のユニットと第2のユニットU2とは強固に固定される。
図6を参照して、本実施形態の電動モータ1は、ステータコア11およびステータコア11に巻回されたコイル13を含む環状のステータ7を備えている。ステータコア11は、(1) 積層鋼板としての複数の電磁鋼板11nを含む第1のコア16aと、(2) 圧粉磁心としての第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cを含み、第1のコア16aをステータ7の軸方向Sに挟持する一対の第2のコア16bとを含んでいる。各第2のコア16bは、ステータ7の径方向Rに並ぶ一対の圧粉磁心としての第1の部分17bおよび第4の部分15cを含んでいる。各第2のコア16bの第1の部分17bおよび第4の部分15cの間に、積層鋼板のティース15の軸方向中間部15eを覆う絶縁体としてのインシュレータ12が介在した状態で、第2のコア16bおよびインシュレータ12を含むユニットとしての第2のユニットU2が構成されている。
本実施形態によれば、第2のユニットU2を第1のコア16aに取り付けることにより、第2のユニットU2のインシュレータ12により第1のコア16aのティース15を絶縁するとともに、第1のコア16aと第2のコア16bとを、インシュレータ12を利用して互いに連結することが可能となる。第1のコア16aと第2のコア16bとの連結に、電動モータ1にとって必須のインシュレータ12を兼用できるので、インシュレータ12以外の連結のための部材を簡素化したり廃止したりできる。例えば、接着剤の使用量を少なくしたり、廃止したりすることができる。ひいては、部品点数や組立コストを削減でき、製造コストを安価にできる。なお、これらの効果は、後述するように第2のコア16bにおいて第2および第3の部分15f1,15f2が廃止される場合にも得ることができる。
積層鋼板および圧粉磁心を組み合わせたタイプの分割コア16を用いることにより、磁性粉のヒシテリシス損が電磁鋼板に比べて非常に大きいという欠点を緩和しつつ、磁性粉によりステータ7の形状の自由度を高めることができる。
また、本実施形態では、インシュレータ12はU字形形状をなしている。この場合、第1のコア16aに対応するティース15の軸方向中間部15eを、インシュレータ12のU字形形状の内側に配置して、第1のコア16aと第2のコア16bとを確実に連結することができる。例えば、第1のコア16aと第2のコア16bとの間の位置ずれの発生を抑制できる。
また、インシュレータ12の一対の第4の部分12d同士の間隔(周方向Tに関する寸法)が第1のコア16aのティース本体15aの軸方向中間部の周方向Tに関する寸法に等しくされている。また、第4の部分12dの寸法であって径方向Rに関する寸法が、第1のコア16aの溝18の溝幅(径方向Rに関する内壁18aと外壁18bとの最小間隔)と等しくされている。この場合には、第1のコア16aおよび第2のコア16bを互いに精度良く位置決めすることができる。
また、本実施形態では、インシュレータ12は成形された樹脂12mを含み、第2のコア16bの圧粉磁心としての第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cは、インシュレータ12の樹脂成形のときにインシュレータ12に接合されてなるようにしている。この場合、第2のコア16bをインサートとしてインシュレータ12を樹脂12mでインサート成形することにより第2のユニットU2を製造することができる。インシュレータ12と第2のコア16bとの接合と、インシュレータ12の樹脂成形とを、単一工程でなすことができるので、製造工程を削減でき、ひいては製造コストを低減できる。
また、第2のコア16bの圧粉磁心としての第1〜第4の部分17b,15f1,15f2,15cが、インシュレータ12の樹脂成形のときに歪み取りのための熱処理を施されてなる。この場合、熱処理と樹脂成形との少なくとも一部同士が同時になされるので、熱処理と樹脂成形とに要する時間と消費エネルギーとが削減される結果、製造コストが低減される。
また、本実施形態について、以下のような変形例を考えることができる。以下の説明では、上述の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の構成については同じ符号を付して説明を省略する。
例えば、第1のコア16aと第2のコア16bとを連結するための起伏部としては、種々考えられる。第1のコア16aの係合凹部としては、所定深さの有底の孔であってもよい。第2のコア16bの係合凸部としては、軸方向端面16dに別体で形成されて取り付けられた突起であってもよい。また、これらの係合凹部および係合凸部の凹凸関係が逆になる場合も考えられ、例えば第1のコア16aに係合凸部が取り付けられて、第2のコア16bの軸方向端面16dに係合凹部が形成され、この係合凹部に係合凸部が嵌合される場合が考えられる。
また、上述の実施形態では、第2のコア16bの第1の部分17bおよび第4の部分15cは、圧粉磁心としての第2および第3の部分15f1,15f2とを介して連結されていたが、第2および第3の部分15f1,15f2が廃止される場合も考えられる。この場合には、第2のコア16bの第1の部分17bおよび第4の部分15cは、インシュレータ12を介在させてこのインシュレータ12により連結される。
また、圧粉磁心としては、焼結体の他、焼結温度よりも低い温度で加熱圧縮された圧縮成形品や、樹脂成形品でもよい。この樹脂成形品は、磁性粉としての鉄粉と、絶縁部材としての合成樹脂とを含む複合材料により形成されている。上述の圧縮成形品は、磁性粉と、必要に応じてバインダー(図示せず)とを含み、これらが成形型内で、焼結体に比べて低い温度に加熱されて圧縮されてなる。圧粉磁心としては、軟磁性体としての磁性粉を含み、成形型を用いて成形されてなる成型品からなっていればよい。
また、各分割コア16の軸方向中間部同士が互いに一体に形成され、環状の複数の電磁鋼板が積層された積層鋼板により構成される場合も考えられる。その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
本発明の一実施形態の電動モータの概略構成の断面図である。 図1のS2−S2断面の断面図である。 図1のS3−S3断面の断面図である。 図2のS4−S4断面の断面図である。 図2のS5−S5断面の断面図である。 図1のステータの分解斜視図であり、ステータの一部を示す。 図7A,図7B,図7C,図7Dは、図2のステータコアの製造方法を説明するための第2のコアと、その材料と、成形型との模式図であり、図7Aは、圧縮前の素材粉末と成形型を示し、図7Bは、圧縮途中の素材粉末と成形型を示し、図7Cは圧縮完了状態の圧粉体と成形型の模式図であり、図7Dは、第2のコアを示す。
符号の説明
1…電動モータ、7…ステータ、11…ステータコア、11m…電磁鋼板(積層鋼板)、12…インシュレータ(絶縁体)、12m…樹脂、13…コイル、15c…(ティースの)軸方向突出部(圧粉磁心)、15e…(ティース)の軸方向中間部(積層鋼板のティース)、15f1…(ティースのティース本体の)軸方向端部(圧粉磁心)、15f2…(ティースの周方向突出部の)軸方向端部(圧粉磁心)、16a…第1のコア、16b…第2のコア、17b…(ヨーク片の)軸方向端部(圧粉磁心)、R…径方向、S…軸方向、U2…第2のユニット(ユニット)

Claims (4)

  1. ステータコアおよびステータコアに巻回されたコイルを含む環状のステータを備え、
    ステータコアは、積層鋼板を含む第1のコアと、圧粉磁心を含み、第1のコアをステータの軸方向に挟持する一対の第2のコアとを含み、
    各第2のコアは、ステータの径方向に並ぶ一対の圧粉磁心を含み、
    各第2のコアの一対の圧粉磁心間に、積層鋼板のティースを覆う絶縁体が介在した状態で、各第2のコアおよび上記絶縁体を含むユニットが構成されていることを特徴とする電動モータ。
  2. 請求項1において、上記絶縁体は、U字形形状をなすことを特徴とする電動モータ。
  3. 請求項1または2において、上記絶縁体は成形された樹脂を含み、第2のコアの圧粉磁心は、絶縁体の樹脂成形のときに絶縁体に接合されてなることを特徴とする電動モータ。
  4. 請求項3において、上記第2のコアの圧粉磁心は、絶縁体の樹脂成形のときに歪み取りのための熱処理を施されてなることを特徴とする電動モータ。
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