JP3878450B2 - コンビネーション型icカード及びその製造方法 - Google Patents

コンビネーション型icカード及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な接触型ICカードと非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカードとを組み合わせた複合ICカードに関し、特に、1つのICモジュールに対して接触状態あるいは非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なコンビネーション型ICカード及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。
【0003】
このような情報管理や決済等に用いられるカードは、ICチップが内蔵されたICカードや、磁気により情報が書き込まれた磁気カード等があり、専用の装置を用いて情報の書き込み及び読み出しが行われる。
【0004】
さらに、ICカードにおいては、情報の書き込み及び読み出しを専用の装置に接触させることにより行う接触型ICカードと、専用の装置に近接させるだけで情報の書き込み及び読み出しを行うことができる非接触型ICカードがある。これらのICカードは、磁気カードと比較してセキュリティ性が高いとともに書き込み可能な情報量が多く、また、1枚のカードを多目的に使用できるため、市場における普及度は増加の一途を辿っている。また、その中でも、非接触型ICカードにおいては、情報の書き込みあるいは読み出しを行う際、カードを取り出して専用の装置に挿入したりする必要がなく取り扱いに便利なため、そのカード及び該カードに書き込まれた情報を読み取るための装置の急速な普及が進みつつある。
【0005】
さらに、近年では、上述したような接触型ICカードと非接触型ICカードとを組み合わせた複合ICカードも普及しており、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うICチップと非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うICチップとがそれぞれ搭載されたハイブリッド型ICカードや、接触状態及び非接触状態のいずれの場合においても情報の書き込み及び読み出しが可能な1つのICモジュールが搭載されたコンビネーション型ICカードが用いられている。
【0006】
図4は、従来のコンビネーション型ICカードの一例を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は断面図である。
【0007】
図4に示すように本従来例においては、表面層121、中間層125、アンテナシート122及び裏面層124が積層されてなるベース基材120に、その表面に、外部に設けられ、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための接点111を有してなるICモジュール110が埋め込まれた状態で絶縁性の接着剤128によってベース基材120に固着されており、さらに、外部から加わる力によって変形不可能な接続部材140を介してICモジュール110と電気的に接続され、外部に設けられ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュール110に電流を供給し、それにより、ICモジュール110の凸部に内蔵されたICチップ(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ130がベース基材120を構成するアンテナシート122に形成されている。なお、アンテナ130と接続部材140、並びに接続部材140とICモジュール110の接点112とはACF接合によって互いに異方導電接着されている。また、上述したように接続部材140を介さずにアンテナ130とICモジュール110の接点112とがACF接合によって直接異方導電接着されているものもある。
【0008】
上記のように構成されたコンビネーション型ICカードにおいては、ICモジュール110の接点111が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接点111を介して、ICモジュール110内のICチップに情報が書き込まれたり、ICモジュール110内のICチップに書き込まれた情報が接点111を介して読み出されたりする。
【0009】
また、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接すると、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアンテナ130に電流が流れ、この電流が接続部材140及び接点112を介してICモジュール110に供給され、それにより、ICモジュール110内のICチップに対する情報の書き込みあるいは読み出しが行われる。
【0010】
以下に、上述したコンビネーション型ICカードの製造方法について説明する。
【0011】
図5は、図4に示したコンビネーション型ICカードの製造方法を説明するための図である。
【0012】
まず、PET材等からなる表面層121、中間層125、アンテナシート122及び裏面層124を、中間層125と裏面層124とによってアンテナシート122を挟み込むように互いに圧着し、ベース基材120を作製する(図5(a))。ここで、アンテナ130は、図4(a)に示したようなコイル形状を有するものであって、銅からなり、アンテナシート122にエッチングによって予め形成されている。
【0013】
次に、表面層121、中間層125、アンテナシート122及び裏面層124が圧着されてなるベース基材120に、ICモジュール110を埋め込むための穴126と、ICモジュール110に設けられた接点112とアンテナ130とを電気的に接続するための接続部材140を埋め込むための穴127とを形成する(図5(b))。この穴126,127の形成は、ミルを用いてそれぞれ所定の深さ及び所定の形状となるように行われ、穴126は、ICモジュール110がベース基材120に埋め込まれるような形状及び深さに形成され、また、穴127は、ICモジュール110が穴127に埋め込まれた際にICモジュール110に設けられた接点112が接する位置においてアンテナ130が露出する深さまで形成される。
【0014】
次に、穴127に接続部材140を埋め込む(図5(c))。接続部材140は、鉄等の導電性材料から構成されているため、これにより、アンテナ130と接続部材140とが電気的に接続されることになる。
【0015】
次に、穴126にICモジュール110を埋め込み、ICモジュール110の凸部ではない領域においてICモジュール110を接着剤128によってベース基材120に接着する(図5(d))。この際、ICモジュール110の接点112が接続部材140と接するため、アンテナ130とICモジュール110とが接続部材140を介して電気的に接続されることになる。なお、アンテナ130、接続部材140及び接点112においては、ACF接合によって互いに異方導電接着される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来のコンビネーション型ICカードにおいては、ICモジュールとアンテナとが接続部材を介してACF接合によって互いに異方導電接着されているのみであるため、ベース基材が曲る方向に外力が加わった場合、ICモジュールと接続部材、あるいはアンテナと接続部材とが互いに剥がれてしまい、ICモジュールとアンテナとが電気的に絶縁されてしまうという問題点がある。
【0017】
また、ICモジュールとベース基材とが、ICモジュールの凸部ではない領域のみにて接着剤によって接着されているため、ベース基材が曲がる方向に小さな外力が加わっただけでも、ICモジュールがベース基材から剥がれてしまう虞れがある。
【0018】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、ICモジュールとアンテナとの接続部分の耐久性を向上させることができるとともに、ベース基材が曲がる方向に外力が加わった場合にベース基材からのICモジュールの剥離を抑制することができるコンビネーション型ICカード及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードにおいて、
前記ソケットは、前記ベース基材を構成する複数の層のうち前記アンテナが形成された層に接着され、少なくとも前記アンテナが形成された層と同一の材料からなることを特徴とする。
【0020】
また、複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
前記接続部材を前記貫通穴に貫通させて前記ICモジュールを前記ソケットに搭載する工程と、
前記ICモジュールが搭載された前記ソケットを前記複数の層のうち前記アンテナが形成された層上に搭載し、前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させ、前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とする。
【0021】
また、複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続し、前記ソケットが、前記ベース基材を構成する複数の層のうち少なくとも当該ソケットが接着される層と同一の材料からなるコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
前記接続部材を前記貫通穴に貫通させて前記ICモジュールを前記ソケットに搭載する工程と、
前記ICモジュールが搭載された前記ソケットを前記複数の層のうち前記アンテナが形成された層上に搭載し、前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させ、前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とする。
【0022】
また、複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
前記接続部材を前記貫通穴に貫通させ、前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させて前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
前記ICモジュールを前記ソケットに搭載し、前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とする。
【0023】
また、複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続し、前記ソケットが、前記ベース基材を構成する複数の層のうち少なくとも当該ソケットが接着される層と同一の材料からなるコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
前記接続部材を前記貫通穴に貫通させ、前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させて前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
前記ICモジュールを前記ソケットに搭載し、前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とする。
【0024】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、ベース基材に形成されたアンテナと、ベース基材上に搭載されたICモジュールにアンテナと接続するために設けられた第2の接点とが接続部材を介して電気的に接続されているが、第2の接点と接続部材とが溶接によって接着された後にICモジュールがベース基材上に搭載され、さらに、接続部材とアンテナとが溶接により接着された後にベース基材を構成する複数の層が互いに積層されるので、ベース基材が曲る方向に外力が加わった場合等、ベース基材に外力が加わった場合におけるICモジュールとアンテナとの接続部分の耐久性が向上する。
【0025】
また、ICモジュールが搭載されたソケットの底面全面においてソケットとベース基材とが接着されているので、ベース基材が曲がる方向に外力が加わった場合にベース基材からのICモジュールの剥離が抑制される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0027】
図1は、本発明のコンビネーション型ICカードの実施の一形態を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は断面図である。
【0028】
図1に示すように本形態においては、表面層21、アンテナシート22及び裏面層24が積層されてなるベース基材20に、その表面に、外部に設けられ、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための第1の接点11を有してなるICモジュール10がソケット50に組み込まれた状態で埋め込まれて構成されており、さらに、ICモジュール10の裏面に設けられた第2の接点12に抵抗溶接により接合された接続部材40を介してICモジュール10と電気的に接続され、外部に設けられ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュール10に電流を供給し、それにより、ICモジュール10の凸部に内蔵されたICチップ(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ30がベース基材20を構成するアンテナシート22に形成されている。なお、接続部材40とアンテナ30とは、接続部材40とICモジュール10の接点12と同様に、抵抗溶接により電気的に接続されている。また、ICモジュール10とソケット50、並びにソケット50とベース基材20とは、熱あるいは接着剤(不図示)によってそれぞれ互いに接着されている。
【0029】
上記のように構成されたコンビネーション型ICカードにおいては、ICモジュール10の接点11が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接点11を介して、ICモジュール10内のICチップに情報が書き込まれたり、ICモジュール10内のICチップに書き込まれた情報が接点11を介して読み出されたりする。
【0030】
また、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接すると、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアンテナ30に電流が流れ、この電流が接続部材40及び接点12を介してICモジュール10に供給され、それにより、ICモジュール10内のICチップに対する情報の書き込みあるいは読み出しが行われる。
【0031】
以下に、上述したコンビネーション型ICカードの製造方法について説明する。
【0032】
図2は、図1に示したコンビネーション型ICカードの製造方法を説明するための図である。
【0033】
まず、ICモジュール10とアンテナ30とを接続するためにICモジュール10の裏面に設けられた接点12に、導電性を有する接続部材40を抵抗溶接によって接合する(図2(a))。ここで、接続部材40においては、ICモジュール10がソケット50に組み込まれた際に、接点12と接合されていない側の先端がソケット50から突出する程度の長さを有し、さらに、柔軟性を有している。
【0034】
次に、接続部材40が接点12に接合されたICモジュール10をソケット50に組み込む(図2(b))。
【0035】
ここで、ICモジュール10のソケット50への組み込み方法について詳細に説明する。
【0036】
図3は、図1に示したソケット50の形状を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
【0037】
図3に示すように、本形態におけるソケット50においては、ICモジュール10が組み込まれる側に、ICモジュール10の凸部が入り込むための窪み51が形成されており、さらに、ICモジュール10の接点12に接合された接続部材40が挿入されるための貫通穴52が形成されている。なお、窪み51の大きさはICモジュール10の凸部の大きさよりも大きいものとし、また、窪み51の深さはICモジュール10の凸部の高さよりも深いものとする。
【0038】
このようなソケット50にICモジュール10を組み込む場合は、ICモジュール10の接点12に接合された接続部材40を貫通穴52に挿入するようにICモジュール10をソケット50に組み込んでいくと、ICモジュール10の凸部がソケット50の窪み51に入り込むとともに、ICモジュール10の凸部ではない領域がソケット50の接着面53と接するようになる。この状態で、ICモジュール10とソケット50とをICモジュール10の凸部ではない領域とソケット50の接着面53とにおいて熱あるいは接着剤によって接着する。この際、窪み51の大きさがICモジュール10の凸部の大きさよりも大きく、また、窪み51の深さがICモジュール10の凸部の高さよりも深いため、ICモジュール10の凸部とソケット50とは互いに接していない状態となる。また、ICモジュール10の接点12に接合された接続部材40においては、貫通穴52を貫通し、ソケット50のICモジュール10が組み込まれた側とは反対側から突出するようになる。
【0039】
次に、ICモジュール10が組み込まれたソケット50をアンテナシート22上に搭載し、ソケット50の貫通穴52から突出した接続部材40とアンテナ30とを抵抗溶接によって接合する(図2(c))。
【0040】
次に、ソケット50に組み込まれたICモジュール10に対して、ICモジュール10をアンテナシート22に押し付ける方向に圧力をかけ、それにより、ソケット50の底面全体をアンテナシート22に密着させ、この状態でソケット50の底面全体とアンテナシート22とを接着する(図2(d))。このソケット50の底面全体とアンテナシート22との接着においては、ソケット50の底面全体とアンテナシート22とが密着した状態で熱をかけることにより行う方法や、予めソケット50の底面全体あるいはアンテナシート22に接着剤を塗布しておき、その状態でソケット50の底面全体とアンテナシート22とを密着させることにより行う方法が考えられるが、ソケット50の材質をアンテナシート22の材質と同一のものとすれば、ソケット50とアンテナシート22とが互いに融着し、接着性を高めることができる。
【0041】
ここで、ソケット50に組み込まれたICモジュール10に対して、ICモジュール10をアンテナシート22に押し付ける方向に圧力をかけた際、接続部材40は、柔軟性を有するものであるため貫通穴52内で折り曲がる等して縮まり、それにより、接続部材40のソケット50からの突出部分が貫通穴52の内部に入り込み、ソケット50の底面全体とアンテナシート22とが密着するようになるが、このように作用するためには、接続部材40の径と貫通穴52の径との関係、並びに接続部材40のソケット50からの突出部分の長さを適宜設定しておく必要がある。例えば、接続部材40を、その径が貫通穴52の径よりも小さな針金とし、ソケット50に組み込まれたICモジュール10に対して、ICモジュール10をアンテナシート22に押し付ける方向に圧力をかければ、この針金が貫通穴52内で折り曲がり、針金の端部がソケット50の底面と同一面上になるように作用し、それにより、ソケット50の底面全体とアンテナシート22とが密着するようになる。
【0042】
その後、アンテナシート22の表面に表面層21を積層するとともに、アンテナシート22の裏面に裏面層24を積層する(図2(e))。なお、表面層21においては、アンテナシート22に積層された際にアンテナシート22のICモジュール10及びソケット50が設けられた領域に接するようになる部分においては、ソケット50に搭載されたICモジュール10の形状と同一の形状を有する穴が形成されており、それにより、表面層21をアンテナシート22の表面に積層した際、ICモジュール10及びソケット50が、表面層21に形成された穴に入り込むようになる。
【0043】
なお、本形態においては、ICモジュール10の裏面に設けられた接点12に接続部材40を接合し、接続部材40が接点12に接合されたICモジュール10をソケット50に組み込み、その後、ICモジュール10が組み込まれたソケット50をアンテナシート22上に搭載して接続部材40とアンテナ30とを接合しているが、アンテナシート22に接続部材40を接合しておき、アンテナシート22に接合された接続部材40にソケット50を差し込み、その後、ソケット50にICモジュール10を搭載してICモジュール10の接点12と接続部材40とを接合することも考えられる。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、ベース基材に形成されたアンテナと、ベース基材上に搭載されたICモジュールにアンテナと接続するために設けられた第2の接点とが接続部材を介して電気的に接続されているが、第2の接点と接続部材、並びに接続部材とアンテナとがそれぞれ溶接により接着されているため、ベース基材が曲る方向に外力が加わった場合等、ベース基材に外力が加わった場合におけるICモジュールとアンテナとの接続部分の耐久性を向上させることができる。
【0045】
また、ICモジュールが搭載されたソケットの底面全面においてソケットとベース基材とが接着されているため、ベース基材が曲がる方向に外力が加わった場合にベース基材からのICモジュールの剥離を抑制することができる。
【0046】
また、接続部材を、その長さが、ICモジュールがソケットに搭載された際に貫通穴のICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度となるものとするとともに、柔軟性を有する材料からなるものとした場合は、ICモジュールがソケットに搭載された状態においても、接続部材の先端がソケットから突出しているため、接続部材とアンテナとの溶接を容易に行うことができる。
【0047】
また、ソケットの材質を、ベース基材を構成する複数の層のうちソケットが接着される層の材質と同一としたものにおいては、ソケットとベース基材とが互いに融着し、接着性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンビネーション型ICカードの実施の一形態を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は断面図である。
【図2】図1に示したコンビネーション型ICカードの製造方法を説明するための図である。
【図3】図1に示したソケットの形状を示す図であり、(a)は上面図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
【図4】従来のコンビネーション型ICカードの一例を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は断面図である。
【図5】図4に示したコンビネーション型ICカードの製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 ICモジュール
11,12 接点
20 ベース基材
21 表面層
22 アンテナシート
24 裏面層
30 アンテナ
40 接続部材
50 ソケット
51 窪み
52 貫通穴
53 接着面

Claims (5)

  1. 複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードにおいて、
    前記ソケットは、前記ベース基材を構成する複数の層のうち前記アンテナが形成された層に接着され、少なくとも前記アンテナが形成された層と同一の材料からなることを特徴とするコンビネーション型ICカード。
  2. 複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
    前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
    前記接続部材を前記貫通穴に貫通させて前記ICモジュールを前記ソケットに搭載する工程と、
    前記ICモジュールが搭載された前記ソケットを前記複数の層のうち前記アンテナが形成された層上に搭載し、前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
    前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させ、前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
    前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とするコンビネーション型ICカードの製造方法。
  3. 複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続し、前記ソケットが、前記ベース基材を構成する複数の層のうち少な くとも当該ソケットが接着される層と同一の材料からなるコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
    前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
    前記接続部材を前記貫通穴に貫通させて前記ICモジュールを前記ソケットに搭載する工程と、
    前記ICモジュールが搭載された前記ソケットを前記複数の層のうち前記アンテナが形成された層上に搭載し、前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
    前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させ、前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
    前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とするコンビネーション型ICカードの製造方法。
  4. 複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続するコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
    前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
    前記接続部材を前記貫通穴に貫通させ、前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させて前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
    前記ICモジュールを前記ソケットに搭載し、前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
    前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とするコンビネーション型ICカードの製造方法。
  5. 複数の層からなるベース基材と、コイル形状を有して前記ベース基材に形成されたアンテナと、外部と電気的に接触可能な第1の接点及び前記アンテナと接続するための第2の接点を具備し、前記第2の接点に接合された接続部材を介して前記アンテナと電気的に接続された状態で前記ベース基材上に搭載され、前記第1の接点あるいは前記アンテナを介して情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュールと、前記接続部材が貫通するための貫通穴を具備し、前記貫通穴に前記接続部材が貫通された状態で前記ICモジュールを搭載し、底面全面にて前記ベース基材と接着することにより前記ベース基材上に搭載されたソケットとを少なくとも有し、前記接続部材が、前記ICモジュールが前記ソケットに搭載された際に前記貫通穴の前記ICモジュールが搭載された側とは反対側から突出する程度の長さを有するとともに、柔軟性を有する材料からなり、前記第2の接点及び前記アンテナにそれぞれ溶接されることにより前記第2の接点と前記アンテナとを電気的に接続し、前記ソケットが、前記ベース基材を構成する複数の層のうち少なくとも当該ソケットが接着される層と同一の材料からなるコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
    前記接続部材と前記アンテナとを溶接する工程と、
    前記接続部材を前記貫通穴に貫通させ、前記ソケットの底面全体を前記アンテナが形成された層に密着させて前記ソケットを該ソケットの底面全体にて前記アンテナが形成された層と接着する工程と、
    前記ICモジュールを前記ソケットに搭載し、前記第2の接点と前記接続部材とを溶接する工程と、
    前記アンテナが形成された層に、前記複数の層のうち前記アンテナが形成されていない層を積層する工程とを有することを特徴とするコンビネーション型ICカードの製造方法。
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