JP3878040B2 - ガスメーター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスメーターに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術にかかるガスメーターの要部を図11の平断面図を参照して述べる。なお、ガスメーターの方向は図11に矢印で示すとおりに定める。
ガスメーターは、ガス流路112(後述する)内を流れるガス流量を測定可能なガスメーター本体101(図11では一部のみを示す)を備えている。
ガスメーター本体101は、その外郭を形成する本体ケーシング102と、その本体ケーシング102内に設けられた遮断弁ケーシング107とを備えている。
【0003】
前記遮断弁ケーシング107は、ガスメーター本体101のガス流入口から計量箱に通じるガス流路112を形成している。遮断弁ケーシング107のガス流路112の途中には、ほぼリング状の弁座114が配置されている。
遮断弁ケーシング107には、電磁弁からなる遮断弁117が設けられている。遮断弁117の弁軸119に設けられた弁板120は、平常時(通常時ともいう)において、ガス流路112を流通させる開状態(図11中、実線120参照)にある。遮断弁117は、異常発生時に弁板120を閉状態(図11中、二点鎖線120参照)に作動させることによりガス流路112を遮断する。
【0004】
前記ガスメーター本体101には、前記遮断弁117を閉状態から開状態に復帰させるための復帰軸140が設けられている。復帰軸140は、遮断弁117に対してほぼ直列状態で配置されかつ本体ケーシング102の前面側(図11において下側)に対して後方(図11において上方)へプッシュ操作可能に配置されている。
復帰軸140は、復帰ばね150の弾性によって本体ケーシング102の前面(図11において下面)から突出する方向すなわち前方(図11において下方)へ付勢されている。
なお、復帰軸140の操作部材145は、着脱可能な保護キャップ152によって覆われている。
【0005】
そして、遮断弁117を閉状態から開状態に復帰する場合には、まず、保護キャップ152を取り外す。その後で、復帰軸140の操作部材145を指先等で復帰ばね150の付勢に抗して後方へプッシュ操作(図11中、二点鎖線140参照)することによって、弁板120を開状態(図11中、実線120参照)に移動すなわち復帰させる。なお、復帰軸140の操作部材145に対する操作力を解除すれば、復帰軸140は復帰ばね150の弾性力によって平常位置(図11中、実線140参照)に復帰される。
なお、上記した構成のガスメーターは、例えば実開平3−117186号公報に開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のガスメーターでは、遮断弁117と復帰軸140とが同一軸線L上において直列状態で配置されていた。したがって、遮断弁117の開閉方向が、復帰軸140の操作方向に対して同じ方向すなわち前後方向(図11において上下方向)になっていた。このため、復帰軸140の操作方向に関するガスメーター本体101の寸法すなわち奥行きDSの増大を余儀なくされるという問題があった。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、操作部材の操作方向に関するガスメーター本体の寸法を減少させることのできるガスメーターを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするガスメーターにより解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1に記載されたガスメーターによると、遮断弁が弁軸の進出によってガス流路を遮断した閉状態において、操作部材を後方へプッシュ操作したときには、復帰軸の後方への移動によってリンク腕の他方の腕部が押動されてリンク腕が回動されることにより、そのリンク腕の一方の腕部によって移動される中間軸を介して遮断弁の弁軸が開状態に後退される。したがって、遮断弁を閉状態から開状態に復帰させることができる。
ところで、遮断弁の開閉方向が、操作部材の後方へのプッシュ操作方向に対して異なる方向である左右方向に変向されることにより、操作部材の操作方向に関するガスメーター本体の寸法すなわち奥行きを減少させることができる
【0009】
また、特許請求の範囲の請求項2に記載されたガスメーターによると、リンク腕の一方の腕部に回転可能に支持した中間軸押さえローラーが、中間軸の他端面に対して転動可能に当接する。また、リンク腕の他方の腕部に回転可能に支持した復帰軸押さえローラーが、復帰軸の後端面に対して転動可能に当接する。
【0010】
また、特許請求の範囲の請求項3に記載されたガスメーターによると、操作部材が、平常時において前記ガスメーター本体の外側面に対して操作面がほぼ同一平面をなす状態に設けられている。これにより、操作部材に外部の物品等がぶつかることを防止あるいは低減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1を図面に基づいて説明する。図1はガスメーターの平常時の要部を示す平断面図、図2はガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図、図3はガスメーターの復帰操作時の要部を示す平断面図である。なお、ガスメーターの方向は各図に矢印で示すとおりに定める。
【0012】
図1において、ガスメーターは、ガス流路12(後述する)内を流れるガス流量を測定可能なガスメーター本体1(図1では一部のみを示す)を備えている。ガスメーター本体1は、例えば超音波式、膜式等の周知のガスメーターであるから、その詳細な説明は省略する。
【0013】
前記ガスメーター本体1は、その外郭を形成する本体ケーシング2と、その本体ケーシング2内に設けられた遮断弁ケーシング7とを備えている。
遮断弁ケーシング7は、ガスメーター本体1のガス流入口(図示省略)から計量箱(図示省略)に通じるガス流路12を形成している。遮断弁ケーシング7のガス流路12の途中には、ほぼリング状の弁座14が配置されている。
【0014】
前記遮断弁ケーシング7の右端面は開口されており、その開口を塞ぐようにして遮断弁17が設けられている。遮断弁17は、例えば電磁弁からなり、遮断弁ケーシング7に固定された弁ハウジング18と、その弁ハウジング18から前記ガス流路12内に突出されかつ軸方向に進退移動する弁軸19(図2参照)とを備えている。
【0015】
図1に示すように、前記遮断弁17は、弁軸19の軸線L1が左右方向に延びかつ前記弁座14と同一軸線をなすように、遮断弁ケーシング7に設置されている。
弁軸19の先端部には、前記弁座14を開閉可能な弁板20が同一軸線L1上に設けられている。
弁板20は、弁軸19の短縮時すなわち後退時において、弁座14から右方へ離れることによりガス流路12を開ける。また、弁板20は、弁軸19の伸長時すなわち進出時において、弁座14に着座することによりガス流路12を閉じるすなわち遮断する(図2参照)。したがって、遮断弁17の開閉方向は、軸線L1方向すなわち左右方向となっている。
【0016】
図1に示すように、前記弁軸19には、コイルばねからなる弁戻しばね23が嵌装されている。弁戻しばね23は、前記弁ハウジング18と前記弁板20との相互の対向面間に圧縮状態で配置されている。
また、前記弁ハウジング18内には、弁軸19に作用しかつ弁戻しばね23の弾性力すなわち付勢力よりも大きい吸引力を発生する永久磁石(図示省略)が設けられている。したがって、弁軸19は、平常時には、永久磁石の吸引力によって、弁戻しばね23の弾性力に抗して後退位置すなわち開位置に保持されている(図1参照)。
なお、弁軸19の先端部には、弁板20の先端面に突出するほぼ軸状の押動部21が設けられている。
【0017】
前記弁ハウジング18内には、電磁ソレノイド(図示省略)が設けられている。その電磁ソレノイドが遮断時に通電によって励磁されることにより、前記永久磁石の磁力を打ち消す磁力が生じ、弁軸19が弁戻しばね23の弾性力によって進出される(図2参照)。これにより、弁板20が弁座14に着座し、ガス流路12が閉じられた遮断状態いわゆる閉状態となる。
なお、本明細書では、遮断弁17の開状態から閉状態への作動を「閉作動」という。
【0018】
前記遮断弁17の遮断時(図2参照)には、弁軸19に作用する前記永久磁石(図示省略)の吸引力が開状態のときよりも小さくなる。したがって、電磁ソレノイドへの通電が解除されても、永久磁石の吸引力で弁軸19が後退されることがない。このため、弁板20の閉状態が弁戻しばね23の弾性によって維持される。
なお、遮断弁17の電磁ソレノイドに対して電気的に接続されるコントローラ(図示省略)は、ガス流路12を流れるガス流量を検出する流量センサ(図示省略)からの信号に基づいて異常の有無を判断し、異常発生時には電磁ソレノイドに作動信号を出力し、遮断弁17を遮断作動すなわち閉作動させる。
【0019】
しかして、前記ガスメーター本体1には、遮断時(図2参照)に閉状態となった遮断弁17を、開状態(図1参照)に復帰させるための遮断弁復帰機構25が設けられている。遮断弁復帰機構25は、大別すると、中間軸26とリンク腕30と復帰軸40とを備えている。以下、順に説明する。
【0020】
まず、中間軸26を説明する。
図1に示すように、中間軸26は、中間軸軸受け部15に対して、前記弁軸19と同一軸線L1上において軸方向に移動可能に支持されている。
中間軸26は、左端面に外径を大きくするフランジ部27を有しており、コイルばねからなる中間軸用ばね28を嵌装した状態で、前記中間軸軸受け部15に挿通されている。
中間軸26の右端部は中間軸軸受け部15から右方へ突出されている。その中間軸26の右端部には止め輪29が装着されている。
【0021】
前記中間軸用ばね28は、前記中間軸26のフランジ部27と前記中間軸軸受け部15との間に圧縮状態で配置されている。したがって、中間軸26は、平常時には、中間軸用ばね28の弾性力によって左方へ付勢されており、中間軸押さえローラー36(後述する)に当接している。
また、中間軸26の右端部は、前記弁軸19の押動部21に対して対向状をなしている。
【0022】
次に、リンク腕30を説明する。
図1に示すように、リンク腕30は、2つの腕部31,32を有するほぼベルクランクレバー状に形成されている。リンク腕30の屈曲部は、前記遮断弁ケーシング7の後側壁(符号、8を付す)の内側に取付けられたリンク腕軸軸受け部材16に対して、リンク腕軸34を介して回動可能に支持されている。
【0023】
前記リンク腕30の一方の腕部31は、左前方に向けられている。該腕部31の自由端部の下側(図1において紙面裏側)には、中間軸押さえローラー36が上下方向(図1において紙面表裏方向)に延びる軸線回りに回転可能に支持されている。中間軸押さえローラー36は、前記中間軸26の右端面に対して転動可能に当接されている。
また、リンク腕30の他方の腕部32は、右前方に向けられている。該腕部32の自由端部の上側(図1において紙面表側)には、復帰軸押さえローラー38が上下方向(図1において紙面表裏方向)に延びる軸線回りに回転可能に支持されている。復帰軸押さえローラー38は、復帰軸40(後述する)の後端面に対して転動可能に当接されている。
【0024】
次に、復帰軸40を説明する。
図1に示すように、復帰軸40は、前記遮断弁ケーシング7の前側壁(符号、9を付す)に設けられた貫通孔(符号省略)に対して軸方向すなわち前後方向に移動可能に支持されている。復帰軸40の軸線L2は、前後方向(図1において上下方向)に延びており、前記遮断弁17の弁軸19および中間軸26の軸線L1に対していわゆる「ねじれの位置関係」をなしている。復帰軸40の後端面には、前記復帰軸押さえローラー38が転動可能に当接されている。
なお、遮断弁ケーシング7の前側壁9には、該遮断弁ケーシング7と復帰軸40との間をシールするための弾性を有するオーリング41が装着されている。
【0025】
前記復帰軸40の前端部は、前記本体ケーシング2の前側板(符号、3を付す)に形成された開口孔5を通じて前方へ突出されている。
復帰軸40の前端部すなわち操作側端部には、ほぼ円筒状の復帰ばね押さえ部材43が、復帰軸40と一体のほぼ板状の操作部材45によって抜止めされた状態で取付けられている。
操作部材45は、復帰軸40と一体となっており、後方(図1において上方)へプッシュ操作可能になっている。
また、復帰ばね押さえ部材43の後端部は、前記本体ケーシング2の前側板3の開口孔5を形成する筒状部4内に対して軸方向すなわち前後方向に移動可能に嵌合されている。
【0026】
前記復帰軸40の前端部には、コイルばねからなる復帰ばね50が嵌装されている。
復帰ばね50は、前記遮断弁ケーシング7の前側壁9と前記復帰ばね押さえ部材43との間に圧縮状態で配置されている。
また、復帰軸40には、遮断弁ケーシング7の前側壁9と当接することによりその前方への移動を制限するための止め輪47が装着されている。
さらに、復帰軸40には、座金48が軸方向に相対的に移動可能に嵌装されている。座金48は、本体ケーシング2の前側板3と復帰ばね50との間に介在されている。
したがって、復帰軸40は、平常時には、復帰ばね50の弾性力によって前方位置に付勢されている(図1参照)。
なお、本体ケーシング2の筒状部4には、復帰軸40の操作側端部すなわち復帰ばね押さえ部材43および操作部材45等を覆う保護キャップ52がねじ付けられている。
【0027】
引き続いて、上記したガスメーターの作動を説明する。
いま、図1に示すように、平常時においては、遮断弁17が開状態にある。また、中間軸26は、中間軸用ばね28によって左方位置へ付勢されており、リンク腕30の中間軸押さえローラー36に当接している。また、復帰軸40は、復帰ばね50によって後方位置に付勢されており、リンク腕30の復帰軸押さえローラー38に当接している。
【0028】
そして、異常発生時において、遮断弁17が閉作動されると、図2に示すように、弁板20が弁戻しばね23の弾性力によって弁座14に着座する。これによって、遮断弁17がガス流路12を遮断する遮断状態いわゆる閉状態となる。
また、前記遮断弁17の閉作動にともない、弁軸19の押動部21が中間軸26に当接又は近接する。
【0029】
次に、前記閉作動した遮断弁17を閉状態(図2参照)から開状態(図1参照)に復帰する場合を説明する。
図2において、作業者は、保護キャップ52を弛めて該保護キャップ52を本体ケーシング2の筒状部4から取り外してから、指先等で操作部材45を復帰ばね50の付勢に抗して後方へ押し込み操作いわゆるプッシュ操作する。
すると、図3に示すように、復帰軸40が復帰ばね50の弾性に抗して後方へ移動される。その復帰軸40によってリンク腕30の復帰軸押さえローラー38が後方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に左回り方向(図3中、矢印R1方向参照)に回動される。
【0030】
さらには、前記リンク腕30の中間軸押さえローラー36によって、中間軸26が中間軸用ばね28の弾性に抗して右方位置へ移動される。これにともない、中間軸26が、弁軸19の押動部21に当接した状態で、遮断弁17の閉状態の弁板20(図2参照)を弁軸19とともに弁戻しばね23の付勢に抗して後退位置すなわち開位置へ移動させる(図3参照)。
そして、弁板20が開位置に達すると、弁軸19が前にも述べたように永久磁石(図示省略)の吸引力によって開位置に保持される。
【0031】
その後、操作部材45に対する操作力を開放する。すると、図1に示すように、復帰軸40が復帰ばね50の弾性力によって前方位置に戻されるとともに、中間軸26が中間軸用ばね28の弾性力によって左方位置に戻される。
そして、中間軸26によってリンク腕30の中間軸押さえローラー36が左方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に右回り方向(図3中、矢印R2方向参照)に回動されて平常位置に戻される(図1参照)。
上記のようにして、遮断弁17の復帰操作が完了する。
【0032】
上記したガスメーターによると、遮断弁17の開閉方向(図1において左右方向)が操作部材45の操作方向(図1において上下方向)に対して異なる方向すなわち直交方向に変向される。また、操作部材45が、ガスメーター本体1(詳しくは、本体ケーシング2の前側板3)の前面(符号、3aを付す)側に対して後方(図1において上方)へプッシュ操作可能に配置されている。
したがって、操作部材45の操作方向に関するガスメーター本体1の寸法すなわち奥行き(図1において上下方向の寸法)DSを減少させることができる。このことは、ガスメーターの小型化に有利である。
【0033】
また、図1に示すように、リンク腕30の腕部31には、中間軸26に当接する中間軸押さえローラー36が設けられている。これにより、該腕部31と中間軸26とをスムーズに連動させることができる。
また、図1に示すように、リンク腕30の腕部32には、復帰軸40に当接する復帰軸押さえローラー38が設けられている。これにより、復帰軸40と該腕部32をスムーズに連動させることができる。
【0034】
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2を図面に基づいて説明する。実施の形態2は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。図4はガスメーターの平常時の要部を示す平断面図、図5は図4のV−V線断面図、図6はガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図、図7は図6のVII−VII線断面図である。
【0035】
図4および図5に示すように、本実施の形態は、実施の形態1における遮断弁17の開閉状態を表示する遮断弁開閉表示機構(符号省略)が組込まれている。その遮断弁開閉表示機構は、例えば実開平3−117186号公報に開示されたものとほぼ同様の構成のものであるから、簡単に説明することにする。なお、遮断弁ケーシング7の左端面は開口されており、その開口を塞ぐ遮断弁ケーシング蓋55が設けられている。
【0036】
図4に示すように、前記ガスメーター本体1の本体ケーシング2の前側板3と遮断弁ケーシング7の前側壁9にカバー板56をねじ57で締着することによって、ほぼ円筒状の復帰軸ボックス58が固定されている。復帰軸ボックス58内には、前記復帰軸40が軸方向すなわち前後方向に移動可能にかつ軸回り方向に回動可能に内蔵されている。
復帰軸40の操作部材45の外表面には、所定角度(例えば60°)毎に赤色と緑色とが交互に色分けされた表示ラベル(図示省略)が貼着されている。
【0037】
図4および図5に示すように、前記復帰ばね押さえ部材43(図1参照)は、復帰軸ボックス58に対して軸回り方向に関して回り止めされた状態で軸方向に移動可能に設けられている。
また、復帰ばね押さえ部材43の前端部には、前記復帰軸40の軸回り方向の回動によって前記表示ラベル(図示省略)の赤色部分と緑色部分とを選択的に視認可能に表示する開閉表示窓59が設けられている。なお、復帰ばね押さえ部材43の開閉表示窓59は操作部材45の一部をなすものとする。
また、復帰ばね50(図1参照、図4〜図7では図示されない)は、復帰軸40と復帰軸ボックス58との間に介在されている。復帰ばね50は、復帰軸40を常には前方位置に付勢している。
【0038】
図4および図5に示すように、前記復帰軸ボックス58の後端部には、有底円筒状をした円筒型のカム部材60が軸方向に移動可能にかつ軸回り方向に回動可能に嵌装されている。カム部材60と復帰軸40とは、同期回転可能にかつ軸方向に相対的に移動可能に連結されている。
カム部材60の底板部は、前記リンク腕30の復帰軸押さえローラー38(本実施の形態2ではカム部材押さえローラーという)に当接されている。
【0039】
図4に示すように、前記カム部材60の円筒部には、軸方向に緩やかに曲がって延びる曲線状溝61が形成されている。曲線状溝61には、前記復帰軸ボックス58に突出したガイドピン63が係合されている。
このため、カム部材60は、復帰軸ボックス58に対して軸移動するにともなって回動される。
【0040】
図4および図5に示すように、前記保護キャップ52は、前記復帰軸ボックス58にねじ付けられている。保護キャップ52の前端部は、透明プラスチック製のレンズ部53となっている。このため、保護キャップ52のレンズ部53および復帰ばね押さえ部材43の開閉表示窓59を透して、前記操作部材45の表示ラベル(図示省略)の赤色部分または緑色部分を選択的に視認することができる。
また、図5に示すように、保護キャップ52は、復帰軸ボックス58に対して可撓性を有する脱落防止部材51によって連結されている。
【0041】
図4に示すように、前記中間軸用ばね28は、前記弁座14の中間軸軸受け部15(図5参照)と前記中間軸26の中間軸用止め輪29との間に圧縮状態で配置されている。
したがって、中間軸26は、平常時においては、中間軸用ばね28の弾性力によって、遮断弁17の弁軸19の押動部21に当接する右方位置に付勢されている。
【0042】
上記したガスメーターにおいて、平常時には、図4に示されるように、遮断弁17が開状態にある。また、中間軸26は、中間軸用ばね28によって右方位置へ付勢されている。また、カム部材60は後方位置にあり、リンク腕30のカム部材押さえローラー38に当接している(図5参照)。
また、リンク腕30の中間軸押さえローラー36は、中間軸26に当接している。また、復帰軸40は、復帰ばね50(図1参照、図4〜図7では図示されない)によって前方位置に付勢されている。このとき、保護キャップ52のレンズ部53および復帰ばね押さえ部材43の開閉表示窓59には、復帰軸40の表示ラベル(図示省略)の緑色部分が表示されている。
【0043】
そして、異常発生時において、遮断弁17が閉作動されると、図6に示すように、弁板20が弁戻しばね23の弾性力によって弁座14に着座される。これにより、遮断弁17がガス流路12を遮断する遮断状態いわゆる閉状態となる。
また、前記遮断弁17の閉作動にともない、弁軸19の押動部21(図4参照)が中間軸26を中間軸用ばね28の付勢に抗して左方位置へ移動させる。
そして、中間軸26によってリンク腕30の中間軸押さえローラー36が左方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に右回り方向(図6中、矢印R2方向参照)に回動される。
【0044】
さらには、リンク腕30のカム部材押さえローラー38によって、カム部材60が前方位置へ移動される。これにともない、カム部材60は、その移動にともないガイドピン63により曲線状溝61が案内されることによって軸回りに所定角度分回動される。そのカム部材60の回動は復帰軸40に伝達される。
復帰軸40が回動されると、保護キャップ52のレンズ部53および復帰ばね押さえ部材43の開閉表示窓59には、復帰軸40の表示ラベル(図示省略)の赤色部分が表示されるすなわち遮断弁17の遮断状態が表示される。
【0045】
次に、閉作動した遮断弁17を閉状態から開状態に復帰する場合を説明する。
図6および図7において、作業者は、保護キャップ52のねじを弛めて復帰軸ボックス58から保護キャップ52を取り外してから、指先等で操作部材45を復帰ばね50の付勢に抗して後方へプッシュ操作する。
すると、図4および図5に示すように、復帰軸40によりカム部材60が後方へ移動される。そして、カム部材60によってリンク腕30のカム部材押さえローラー38が後方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に左回り方向(図6中、矢印R1方向参照)に回動される。
【0046】
さらには、前記リンク腕30の中間軸押さえローラー36によって、中間軸26が中間軸用ばね28の弾性力を利用して右方位置へ移動される。これにともない、中間軸26が、弁軸19の押動部21に当接した状態で、遮断弁17の弁板20を弁軸19とともに弁戻しばね23の付勢に抗して後退位置すなわち開位置へ移動させる。
そして、弁板20が開位置に達すると、弁軸19が前にも述べたように永久磁石(図示省略)の吸引力によって開位置に保持される。
【0047】
また、前記カム部材60が後方位置へ移動されるにともない、ガイドピン63により曲線状溝61が摺動案内されることにより、カム部材60および復帰軸40が前記閉弁時とは逆方向へ回動される。
復帰軸40が回動すると、復帰ばね押さえ部材43の開閉表示窓59には、復帰軸40の表示ラベル(図示省略)の緑色部分が表示されるすなわち遮断弁17の開状態が表示される。
【0048】
その後、操作部材45に対する操作力を開放する。
すると、復帰軸40が復帰ばね50の弾性力によって前方位置に戻される。
上記のようにして、遮断弁17の復帰操作が完了する。なお、復帰軸ボックス58には保護キャップ52がねじ付けられる。
【0049】
上記した実施の形態2のガスメーターによっても、前記実施の形態1と同等の作用効果が得られる。
さらに、遮断弁17の開閉状態を表示する遮断弁開閉表示機構が込まれているため、遮断弁17の開閉状態を容易に識別することができる。
【0050】
[実施の形態3]
本発明の実施の形態3を図面に基づいて説明する。実施の形態3は、上記した実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明は省略する。図8はガスメーターの平常時の要部を示す平断面図、図9はガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図、図10はガスメーターの復帰操作時の要部を示す平断面図である。
【0051】
図8〜図10に示すように、本実施の形態は、実施の形態1における本体ケーシング2の前側板3の前面3aをフラット化したものである。なお、本体ケーシング2の前側板3の前面3aは本明細書でいう「ガスメーター本体の外側面」に相当する。
すなわち、図8に示すように、前記本体ケーシング2の前側板3の左端部には、前面を開口する凹所65が形成されている。このため、前記実施の形態1(図1参照)における本体ケーシング2の筒状部4および保護キャップ52は省略されている。
【0052】
また、操作部材(符号、68を付す)は、ほぼ板状に形成されている。操作部材68は、前記本体ケーシング2の前側板3の凹所65内に嵌合可能でかつ平常時において本体ケーシング2の前側板3の前面とほぼ同一面をなす操作面68aを有している。
【0053】
前記本体ケーシング2の前側板3の左端角部が隅切り状に形成された斜面3bに形成されているため、操作部材68に該斜面3bとほぼ同一面をなす斜面68bが形成されている。
また、復帰ばね50の前端面が操作部材68に当接されているため、前記実施の形態1(図1参照)における復帰ばね押さえ部材43は省略されている。
【0054】
また、上記したガスメーターの作動を説明する。本実施の形態3のガスメーターの作動は、前記実施の形態1(図1参照)のものと同様であるから、簡単に説明するにとどめる。
いま、ガスメーターが平常時にあるときには、図8に示すように、遮断弁17が開状態にある。
そして、異常発生時において、遮断弁17が閉作動されると、図9に示すように、弁板20が弁戻しばね23の弾性力によって弁座14に着座される。これにより、遮断弁17がガス流路12を遮断する遮断状態いわゆる閉状態となる。
【0055】
次に、前記閉作動した遮断弁17を閉状態から開状態に復帰する場合を説明する。
図9において、作業者は、指先等で操作部材68の操作面68aを復帰ばね50の付勢に抗して後方へプッシュ操作する。
すると、図10に示すように、復帰軸40が後方へ移動され、その復帰軸40によってリンク腕30の復帰軸押さえローラー38が後方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に左回り方向(図10中、矢印R1方向参照)に回動される。
【0056】
さらには、リンク腕30の中間軸押さえローラー36によって、中間軸26が右方位置へ移動される。これにともない、中間軸26が弁軸19の押動部21に当接した状態で、遮断弁17の弁板20を弁軸19とともに弁戻しばね23の付勢に抗して後退位置すなわち開位置へ移動させる。そして、弁板20が開位置に達すると、弁軸19が前にも述べたように永久磁石(図示省略)の吸引力によって開位置に保持される。
【0057】
その後、操作部材68に対する操作力を開放する。すると、復帰軸40が復帰ばね50の弾性力によって前方位置に戻されるとともに、中間軸26が中間軸用ばね28の弾性力によって左方位置に戻される(図1参照)。
そして、中間軸26によってリンク腕30の中間軸押さえローラー36が左方へ押動され、リンク腕30がリンク腕軸34を中心に右回り方向(図3中、矢印R2方向参照)に回動されて平常位置に戻される。
上記のようにして、遮断弁17の復帰操作が完了する。
【0058】
上記した実施の形態3のガスメーターによっても、前記実施の形態1と同等の作用効果が得られる。
さらに、操作部材68が、平常時における操作面68aが本体ケーシング2の前側板3の前面3aに対してほぼ同一平面をなす状態で配置されている。したがって、操作部材68に外部の物品等がぶつかることを防止あるいは低減することができる。
【0059】
本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、ガスメーター本体1のガス流量を測定する構造は、上記実施の形態の膜式、超音波式のものに限らず、当業者の知識に基づき適宜変更することができる
【0060】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、遮断弁の開閉方向が操作部材の操作方向に対して異なる方向に変向される状態で遮断弁を配置したことにより、操作部材の操作方向に関するガスメーター本体の寸法を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるガスメーターの平常時の要部を示す平断面図である。
【図2】ガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図である。
【図3】ガスメーターの復帰操作時の要部を示す平断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2にかかるガスメーターの平常時の要部を示す平断面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】ガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3にかかるガスメーターの平常時の要部を示す平断面図である。
【図9】ガスメーターの遮断時の要部を示す平断面図である。
【図10】ガスメーターの復帰操作時の要部を示す平断面図である。
【図11】従来の技術にかかるガスメーターの要部を示す平断面図である。
【符号の説明】
1 ガスメーター本体
2 本体ケーシング
3 前側板
3a 前面(外側面)
12 ガス流路
17 遮断弁
25 遮断弁復帰機構
45 操作部材
68 操作部材
68a 操作面

Claims (3)

  1. ガス流路内を流れるガス流量を測定可能なガスメーター本体と、
    前記ガスメーター本体に設けられ、平常時は前記ガス流路を開放する開状態にあり、異常発生時にそのガス流路を遮断する閉状態に作動する遮断弁と、
    操作部材のプッシュ操作によって前記遮断弁を閉状態から開状態に復帰可能に構成された遮断弁復帰機構と
    を備え、
    前記遮断弁の開閉方向を、前記操作部材の操作方向に対して異なる方向に変向させたガスメーターであって、
    前記遮断弁が、左右方向に進退移動可能でかつその後退により前記ガス流路を開きまたその進出によりガス流路を閉じる弁軸を備え、
    前記遮断弁復帰機構が、前記ガスメーター本体に左右方向に移動可能に設けられかつ前記遮断弁の弁軸と同一軸線上において対向状をなす一端部を有する中間軸と、前記ガスメーター本体に前後方向に移動可能に設けられかつ前記中間軸に対してねじれの位置関係をなすとともに前記操作部材を前端部に有する復帰軸と、前記ガスメーター本体に回動可能に設けられかつ前記中間軸の他端部に当接可能な一方の腕部、及び、前記復帰軸の後端部に当接可能な他方の腕部を有するベルクランクレバー状をなすリンク腕とを備え、
    前記遮断弁が弁軸の進出によってガス流路を遮断した閉状態において、前記操作部材を後方へプッシュ操作したときには、復帰軸の後方への移動によってリンク腕の他方の腕部が押動されてリンク腕が回動されることにより、そのリンク腕の一方の腕部によって移動される中間軸を介して遮断弁の弁軸が開状態に後退される構成とした
    ことを特徴とするガスメーター。
  2. 請求項1に記載のガスメーターであって、
    前記リンク腕の一方の腕部に、中間軸の他端面に対して転動可能に当接する中間軸押さえローラーを回転可能に支持し、
    前記リンク腕の他方の腕部に、復帰軸の後端面に対して転動可能に当接する復帰軸押さえローラーを回転可能に支持した
    ことを特徴とするガスメーター。
  3. 請求項1又は2に記載のガスメーターであって、
    前記操作部材を、平常時において前記ガスメーター本体の外側面に対して操作面がほぼ同一平面をなす状態に設けたことを特徴とするガスメーター。
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