JP3877723B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生ゴミ処理装置に関するものであり、特に、家庭や事業所から生じる生ゴミ(厨芥類)を微生物によって分解することにより、生ゴミを、堆肥化したり、減量化または消滅化するといった処理を行う生ゴミ処理装置に関するものである。
一般家庭で発生するゴミの約50%は、生ゴミである。また、デパート、スーパー、青果市場、鮮魚市場等の生鮮食品を取り扱う事業所や、食堂、喫茶店、居酒屋等の飲食物を提供する事業所では、1日にt単位の生ゴミを生じさせるところもある。そして、生ゴミの発生量は、経済発展や生活の高度化とともに増え続けており、生ゴミを処理するためには、多額の処理費が必要とされている。一方、生ゴミ処理の対策として、敷地内で発生する生ゴミ等を小型バッチ炉で焼却し、生ゴミの減量化を図っているところもあるが、ダイオキシン問題で焼却は困難となっている。
このような実情の中、微生物を活用して生ゴミを分解する処理が注目されている。この処理によれば、生ゴミを堆肥化して有効利用したり、生ゴミの減量化または消滅化を図ることができる。そして、この生ゴミを微生物により分解するための具体的な装置として、本願出願人は、生ゴミ及び微生物を含有する被処理物が収容される処理容器と、処理容器に収容された被処理物を攪拌する攪拌手段と、処理容器内に空気を供給する空気供給手段とを備える生ゴミ処理装置を、既に提案している。
特許第3229868号公報
ところで、生ゴミを分解する微生物は、主に、好気性の微生物であり、この微生物を良好に繁殖させるためには、当然、空気(酸素)が必要なのであるが、空気ばかりでなく、適度な水分も必要である。ここで、生ゴミは、一般に十分な水分を含むものであり、あえて水分を加える必要はないものと思わがちであるが、生ゴミの中には、乾燥したものもあり、水分不足により、微生物が良好に繁殖せず、生ゴミを効率よく処理できない場合がある。また、微生物による生ゴミの分解が進行するにつれ、水分が不足し、これにより、生ゴミの処理効率が低下することもある。さらには、生ゴミが十分な水分を含んでいたとしても、この水分が腐敗していたり、水分に微生物の繁殖を阻害する成分が含まれていることで、生ゴミの良好な処理効率が得られない場合もある。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、微生物を良好に繁殖させることで生ゴミを効率よく処理することのできる生ゴミ処理装置の提供を課題とするものである。
上述した課題を解決するために本発明の採った手段は、
「生ゴミ、及び該生ゴミを分解させるための微生物を含有する被処理物が収容される処理容器と、
該処理容器に収容された被処理物を攪拌する攪拌手段と、
前記処理容器内に空気を供給する空気供給手段と、
前記処理容器内に水を供給する水供給手段と
を具備することを特徴とする生ゴミ処理装置」
である。
ここで、生ゴミを堆肥化する処理を行う場合には、生ゴミ及び微生物と共に、木質チップ等の介在物を、必要に応じて処理容器内に投入すればよい。また、生ゴミを減量化または消滅化する処理を行う場合には、生ゴミ及び微生物のみを処理容器内に投入し、生ゴミを微生物により分解させることで微生物の増殖や排泄物に変換して、生ゴミを減量化したり、消滅化させればよい。
また、「攪拌手段」としては、電動機等の動力によって攪拌するものであってもよく、作業者の労力(手動)によって攪拌するものであってもよい。また、「空気供給手段」としては、例えば、送風ファンやコンプレッサー等の空気送出装置と、この空気送出装置に接続された空気供給管とから構成することができる。また、「水供給手段」としては、水道管や給水タンク等の水供給源に接続された水供給管と、この水供給管内の流路を開閉する給水弁や流路の開度を調節する流量調節弁等の弁装置とから構成することができる。
上記構成の生ゴミ処理装置では、攪拌手段により、生ゴミ及び微生物を含有する被処理物が攪拌され、微生物の繁殖によって生ゴミが分解されるのであるが、空気供給手段と水供給手段とを備えることから、空気供給手段によって空気を供給し、加えて、水供給手段によって水を供給することで、処理容器内において、好気性の微生物の繁殖に必な空気及び水分の双方を適確に確保することが可能となる。また、水供給手段によって処理容器内に新たな水が供給されるため、微生物に必要な水分として、生ゴミに含まれる水分よりも新鮮な水分を補給することも可能となる。従って、この生ゴミ処理装置によれば、微生物を良好に繁殖させることができ、生ゴミを効率よく処理することができる。
上述のゴミ処理装置において、
「前記水供給手段によって供給される水を磁化する水用磁場発生手段をさらに備えることを特徴とする生ゴミ処理装置」
としてもよい。
ここで、「水用磁場発生手段」としては、永久磁石を用いたものであってもよく、あるいは巻線に電流を流すことにより磁界力を発生させる所謂「電磁石」を用いたものであってもよい。
上記構成の生ゴミ処理装置では、水用磁場発生手段により水が磁化されることから、処理容器内に供給される水の分子の塊、所謂「クラスター」は細微なものとなる。このように細微なクラスターの水は、微生物に良好に吸収され、微生物を活性化させる。従って、この生ゴミ処理装置によれば、微生物の繁殖を促進させることができ、より効率よく、生ゴミを処理することができる。
上記構成の生ゴミ処理装置において、
「前記処理容器の内部空間に磁界を形成する容器用磁場発生手段をさらに備えることを特徴とする生ゴミ処理装置」
としてもよい。
ここで、「容器用磁場発生手段」としては、上述した「水用磁場発生手段」と同様に、永久磁石を用いたものであってもよく、あるいは電磁石を用いたものであってもよい。また、永久磁石や電磁石等の磁石体を配設する部位としては、処理容器の外部であってもよく、或は、内部であってもよい。
上記構成のゴミ処理装置では、容器用磁場発生手段を備えているため、処理容器内にて空気及び水が磁化される。ここで、磁化された水が微生物の繁殖に好適であることは上述した通りであるが、磁化された空気も、微生物の繁殖に支障を来す有害な菌が少なく、或は全くなく、微生物の繁殖に好適である。従って、このゴミ処理装置によっても、微生物の繁殖を促進させることができ、より効率よく、生ゴミを処理することができる。
なお、処理容器内に供給される空気が空気用磁場発生手段によって既に磁化されている場合や、処理容器内に供給される水が水用磁場発生手段によって既に磁化されている場合には、磁化されて微生物の繁殖に好適な状態の空気や水を、容器用磁場発生手段によって、好適な状態のままで維持することができる。
上述した通り、本発明に係る生ゴミ処理装置によれば、微生物を良好に繁殖させることができ、これにより、生ゴミを効率よく処理することができる。
以下、本発明の一実施形態である生ゴミ処理装置について図1〜3に基づき説明する。図1は、本発明に係る生ゴミ処理装置の一例を説明するための部分破断正面図であり、図2は、生ゴミ処理装置の制御装置を示すブロック図であり、図3は、本発明に係る生ゴミ処理装置の別の例を説明するための断面正面図である。
図1に示すように、生ゴミ処理装置1は、生ゴミを堆肥化したり、減量化または消滅化させる装置であり、主な構成として、装置全体を受ける基台2と、生ゴミ及び微生物を含有する被処理物(適宜、木質チップ、籾殻、焼却炭等の介在物をも含有する)が収容される処理容器3と、被処理物を攪拌する攪拌手段4と、処理容器3内に空気を供給する空気供給手段5とを備えている。
基台2は、4角形の枠体7と、この枠体7の一方(図1においては左側)の側面から延設された取付板8と、枠体7の4隅から立設された支持部材9とから構成されている。取付板8には、電動機10や、空気送出装置11等が取付けられており、また、支持部材9は処理容器3の脚部として機能している。また、枠体7の4隅の底面には、キャスター12が配設されている。ここで、空気送出装置11としては、風を送出するプロペラ羽根式の送風ファン、この送風ファンよりも高出力のリングブロー(シロッコファン)、圧縮空気を送出するコンプレッサー等の適宜の機器を用いることができる。
生ゴミ処理装置1は、枠体7から上側部分がカバー14(2点鎖線で示す)によって覆われている。具体的には、枠体7には、複数の固定枠15が鉛直方向、及び水平方向に取付けられており、これらの固定枠15の外周縁によってカバー14が位置決めされている。なお、カバー14の上面には、処理容器3の投入口16に対応する開口(図示しない)が形成され、カバー14の前面における処理容器3の中央部分下方の部位には、処理容器3の排出口18に対応する開口(図示しない)が形成されている。
処理容器3は、円筒状の胴部20と、この胴部20の両端を閉塞する球面状の塞部21とから一体成形されている。処理容器3の上面には、被処理物が投入される投入口16が形成され、底面には被処理物が排出される排出口18が形成されている。また、投入口16には投入ダクト23が接続されている。この投入ダクト23は、カバー14の上面から突出しており、その先端は蓋体16aによって開閉可能に閉塞されている。また、排出口18は、蓋体18aによって開閉可能に閉塞されているとともに、排出ダクト24が接続されている。さらに、処理容器3の適宜の部位には、点検口19が設けられている。なお、この処理容器3は、産業廃棄物を利用して製造されている。
また、本例では、被処理物をそのまま投入口16から処理容器3内に投入するタイプを示すが、図示2点鎖線で示すように、投入口16に粉砕機16bを設けて、大きな生ゴミ等の被処理物を細かく粉砕した上で、処理容器3内に投入できるようにしてもよい。このように構成することで、生ゴミを処理容器3内に投入する前に、事前に細かく粉砕しておくことができ、微生物による分解を促進させることができる。さらに、図示は省略するが、粉砕機16bを設ける場合、投入口16として、粉砕機16bを介するものと、介しないものとの2種類のものを設け、大きな生ゴミ等は粉砕機16bを介する投入口16から処理容器3内に投入し、細かい生ゴミ等は粉砕機16bを介さない投入口16から処理容器3内に投入できるようにしてもよい。
被処理物を攪拌する攪拌手段4は、回転軸26と、この回転軸26に取付けられた複数の攪拌羽根27と、回転軸26を回転させる電動機10とから構成されている。具体的には、回転軸26は、処理容器3の中央に配設されており、その両端部が処理容器3の塞部21を貫通し、塞部21に取付けられたベアリング29に回転自在に軸支されている。また、回転軸26の一方(図1においては左側)の端部にはスプロケット30が形成され、このスプロケット30が電動機10の軸体31に、チェーン32を介して連結されている。つまり、電動機10を動作させると、チェーン32を介してスプロケット30が所定方向に回転し、それに伴い回転軸26が回転する。また、攪拌羽根27は、それぞれ遠心方向に並設された3つの掻混部33を有しており、所定のピッチで且つ交互に反転(互いに180°異なる方向に突出)するように回転軸26に取付けられている。
処理容器3内へ空気を供給する空気供給手段5は、空気送出装置11と、この空気送出装置11からの空気を処理容器3へ送る空気供給管35とを備えている。なお、空気供給管35の先端は処理容器3の上面に接続され、処理容器3内に開放されている。ここで、処理容器3の上面等の適宜の部位には排気口(図示しない)が設けられており、空気供給手段5によって処理容器3内に空気を供給すると、処理容器3の古い空気が上記排気口から排気される。これにより、処理容器3内の空気が新鮮な空気に入れ換えられる。
空気供給管35の途中には、空気加熱手段36と、空気用磁場発生手段37とが配設されている。空気加熱手段36は、冬季等の低温時に動作し、処理容器3内に供給する空気の温度を上昇させるものである。具体的には、処理容器3内に温度を検出する温度センサ43が配設されており、この温度センサ43で検出される処理容器3内の温度が、微生物の繁殖に最適な温度に維持されるように空気加熱手段36の加熱量が制御される。なお、空気加熱手段36は、冬季等の外気が低温時(例えば15℃以下)に、処理容器3内の温度を外気よりも高める(例えば15〜20℃)ものであってもよく、微生物の繁殖に最適な温度(例えば30〜40℃)に、常時、維持するものであってもよい。
空気用磁場発生手段37は、例えば、特開平9−141270号に開示されているように、永久磁石(図示しない)を用いて磁場を発生させるものである。なお、前記公報によれば、水を通すことにより、水を浄化させるものが開示されているが、本発明では、空気用磁場発生手段37に空気を通すことにより空気を磁化させる。つまり空気を磁化すると無菌状態、またはそれに近い状態(以下、「無菌状態等」と称する)となることから、微生物の繁殖に好適な空気を処理容器3内に供給することができる。このため、微生物の繁殖力を向上させることができる。
なお、本例では、空気加熱手段36の下流側に空気用磁場発生手段37を設け、加熱された空気を磁化する態様を示すが、空気加熱手段36の上流側に空気用磁場発生手段37を設け、加熱される前の空気を磁化する態様としてもよい。また、空気送出装置11と、空気加熱手段36と、空気用磁場発生手段37とを、夫々個別に設けた例を示したが、例えば、空気送出装置11として、空気加熱手段手段36を一体的に備えた温風送出装置を採用する等、上記各手段11,36,37のうち、2つの手段或は3つの全ての手段を組み合わせて一体となった装置を採用してもよい。
ところで、この生ゴミ処理装置1は、水供給手段60、排水口70、底面体80、及び、容器用磁場発生手段90をも具備している。
水供給手段60は、処理容器3内に水を供給するためのものであり、水道管や給水タンク等の水供給源(図示しない)に接続されると共に処理容器3内の上部に延設された水供給管61と、この水供給管61の処理容器3内に延設された部位に設けられた吐水口64と、水供給管61内の流路を開閉する給水弁62と、水供給管61内の流路の開度を調節して、上記吐水口64から吐水される水の量を調節する流量調節弁63とを備えている。ここで、本例では、吐水口64として、水を霧状に噴霧する噴霧ノズルを採用しており、この噴霧ノズルを、水供給管61の複数箇所に配置している。よって、処理容器3内に収容された被処理物の表面の全面に渡って広範囲に水を散布することができる。また、水供給管61における給水弁62及び流量調節弁63の下流側の部位には、水用磁場発生手段66が配設されており、この水用磁場発生手段66によって水を磁化することで、微細なクラスターの水を処理容器3内に供給することができる。なお、水用磁場発生手段66としては、上述した空気用磁場発生手段37と同様なものが用いられている。
給水弁62は、処理容器3内の水分が少ない場合に開かれて、処理容器3内の水分量を増加させるものである。具体的には、処理容器3内に水分量を検出する水分センサ65が配設されており、この水分センサ65で検出される水分量が微生物の繁殖に最適な量に維持されるように、給水弁62の開閉が制御される。ここで、水分センサ65としては、処理容器3内の湿度を検出する湿度センサ、処理容器3内の水位を検出する水位センサ等、適宜のセンサを採用することができる。一方、流量調節弁63は、手動により操作されるものであり、この流量調節弁63を調節することにより、水供給源の水圧に応じて適確な流量の水を処理容器3内に供給することができる。
排水口70は、排水弁71を備え、処理容器3の下面に設けられたものであり、処理容器3内から余剰な水を排水させるものである。具体的には、水分センサ65により過度な水分量が検出されると、排水弁71が開かれて、処理容器3内の余剰な水が排水される。そして、その後には、排水弁71が再度閉じられて、処理容器3内の水分量が好適な状態で維持される。ここで、被処理物がそもそも過度な水分を含んでいる場合に限らず、微生物による被処理物の分解によって水分量が増加する場合もある。このような場合であっても、水分センサ65によってリアルタイムで水分量が検出され、水分量が過多となった時には余剰な水分が排水される。一方、上述したように、水分量が過少となった時には不足する水分が供給される。このため、この生ゴミ処理装置1では、微生物の繁殖に最適な状態(例えば被処理物において50〜60%の水分量を確保した状態)を維持することができる。なお、給水弁63を開いて処理容器3内に水を供給すると共に、排水弁71をも開いて処理容器3内の水を排水することとすれば、処理容器3内の古い水を、新鮮な水に交換することも可能である。
処理容器3の内部空間は、円筒形状となっているのであるが、内部空間の底面は、処理容器3の内壁を構成する部材自体ではなく、処理容器3内の下部に設けられた半円柱状の底面体80から構成されている。ここで、底面体80は、全体が、被処理物が通過しない程度の網目粗さの網体から形成されており、この底面体80により、被処理物に含まれる水分がろ過され、処理容器3の下部に溜まり、水分量が過多である場合には、この処理容器3の下部に溜まった水が、排水口70から排水される。また、底面体80と処理容器3の内壁との間には、適量の空隙が確保されており、被処理物に含まれる水は、良好にろ過される。なお、底面体80は、全体が網体から形成されたものに限らず、底面体80の一部である下部が網体により形成されたものであってもよく、或は、処理容器3の下部内壁に弦状に架設された平板状の網体により構成されたものであってもよい。
処理容器3には、容器用磁場発生手段90が設けられている。この容器用磁場発生手段90は、処理容器3の内部空間に磁界を形成し、処理容器3内の空気及び水を磁化したり、既に磁化された空気及び水を磁化された好適な状態で維持するためのものであり、上述した空気用磁場発生手段37や水用磁場発生手段66と同様に構成されている。なお、この容器用磁場発生手段90は、処理容器3の内部に設けてよく、または、外部に設けてもよい。また、図示では、永久磁石や電磁石等の磁石体を処理容器3の略下半分の外周面に配置してなる容器用磁場発生手段90を示すが、これに限らず、例えば、処理容器3の内壁や底面体80の内側等、空気や水が接触する部位、或は、被処理物が接触する部位に、複数の磁石体を配設し、これら磁石体全体により、容器用磁場発生手段90を構成するようにしてもよい。
生ゴミ処理装置1は、操作盤17での操作に応じて作動する図2に示す制御装置38を備えており、制御装置38によって被処理物を処理するための動作が行われる。制御装置38は、運転制御手段39を有しており、この運転制御手段39は、演算及び制御を行う中央情報処理装置(CPU)や、補助記憶装置を備え、プログラムに従って各種の制御を行う。運転制御手段39の入力ポートには、運転スイッチ40、運転タイマ41、攪拌設定部42、温度センサ43、水分センサ65等が接続されている。運転スイッチ40は、運転の開始を指示するスイッチであり、運転タイマ41は、生ゴミ処理装置1の運転継続時間を設定するためのものである。また、攪拌設定部42は、攪拌手段4の回転数や、攪拌の間隔を設定するためのものである。また、温度センサ43は、処理容器3内の温度を検出するためのものであり、水分センサ65は、処理容器3内の水分量を検出するためのものである。
運転制御手段39の出力ポートには、電動機10、空気送出装置11、空気加熱手段36、給水弁62、排水弁71等が接続されている。そして、電動機10は、攪拌設定部42で設定された条件に基づいて駆動され、攪拌羽根27を回転させる。また、空気送出装置11は、運転タイマ41で設定された時間の間、継続的に動作され、処理容器3に収容された微生物に対して磁化された空気を供給する。また、空気加熱手段36は、温度センサ43での検出結果に応じて、処理容器3内の温度が所定の最適温度となるように、運転制御手段39によって加熱量が制御される。さらに、給水弁62及び排水弁71は、水分センサ65での検出結果に応じて、処理容器3内の水分量が最適となるように制御される。
次に、本実施形態の生ゴミ処理装置1の使用方法、及び動作について説明する。まず蓋体16aを開放し、投入ダクト23を介して処理容器3内に被処理物を投入する。ここで、被処理物は、生ゴミ及び微生物を含有するものである。なお、生ゴミを堆肥化する場合には、木質チップや籾殻、または焼却炭等の介在物も被処理物に含有されるものとして、生ゴミ及び微生物と共に投入される。
被処理物が処理容器3に投入された後、蓋体16aが閉じられ、処理動作が行われる。具体的には、運転時間や攪拌条件が設定され、その後、運転スイッチ40がオン操作されると、運転制御手段39は、空気送出装置11を動作させるとともに、攪拌条件に基づいて電動機10を動作させる。また、処理容器3内に設けられた温度センサ43の検出温度が所定温度よりも低い場合、空気加熱手段36を動作させる。加えて、処理容器3内に設けられた水分センサ65の検出量に応じて、給水栓62及び排水弁71を、個々に開閉動作させる。
空気送出装置11が動作することにより、空気供給管35を介して処理容器3内に空気が供給される。特に、空気供給管35の途中には、空気用磁場発生手段37が配設されているため、空気用磁場発生手段37によって磁化され、無菌状態等となった空気が微生物に送られる。このため、微生物の繁殖率が高くなり、被処理物の発酵が促進される。なお、空気を無菌状態等とすることにより、臭気が抑えられる。
また、処理容器3内の水分が少ない状態では、給水弁62が開弁動作することによって、水供給管61を介して処理容器3内に水が供給される。特に、水供給管61の途中には、水用磁場発生手段66が配設されているため、水用磁場発生手段66によって磁化されて細微なクラスターとなった水が微生物に送られる。このことからも、微生物の繁殖率が高くなり、被処理物の発酵が促進される。そして、処理容器3内の水分が適量となった時点で、給水弁62が閉弁動作して、それ以上の水の供給が停止される。また、水分が適量以上である場合には、排水弁71が開弁動作して、処理容器3内の余剰な水が排出口70から排出される。そして、余剰な水が排出された後には、排水弁71が再び閉弁動作して、必要以上に水が排出されることを防止する。
また、電動機10が動作することにより、チェーン32を介して回転軸26が回転し、攪拌羽根27が回転する。これにより、処理容器3内の被処理物が攪拌され、混合される。このように、攪拌しながら無菌状態等の空気を供給したり、微細なクラスターの水を供給することにより、被処理物の発酵が大きく促進され、被処理物は短期間で減量化または堆肥化される。なお、低温時には、空気加熱手段36が動作することにより、処理容器3に加熱された空気が供給され、処理容器3内は、微生物の繁殖に適した温度に維持される。また、水分が無用に多すぎる場合には、排水口70から余剰な水が排出されるため、処理容器3内は、微生物の繁殖に適した水分の状態で維持される。
運転タイマ41で設定された時間が経過すると、空気送出装置11及び電動機10を停止し、処理動作を停止する。また、空気加熱手段36が動作していた場合には、空気加熱手段36の動作も停止する。そして、蓋体18aを開放し、排出口18から減量化や堆肥化された被処理物を排出する。被処理物が堆肥化されたものであれば、家庭菜園等で肥料として使用することができる。なお、堆肥化された被処理物や減量化された被処理物には、多数の微生物が生息しているため、被処理物の一部を処理容器3の中に残すことにより、次に投入された生ゴミに対して有効に活用することができる。
このように、上記の生ゴミ処理装置1では、被処理物に含まれる微生物に強制的に空気を供給し、加えて、水分が不足していれば水を補充し、水分が多過ぎれば水を排出するため、微生物の良好な繁殖状態を維持することができる。特に、供給される空気は磁化された無菌状態等あり、補充される水は磁化された微細なクラスター状態である。しかも、処理容器3内に供給される磁化された空気及び水は、処理容器3内においても、容器用磁場発生手段90によって、磁化された好適な状態で維持される。このため、微生物の繁殖率を高め、生ゴミを効率よく処理することができ、被処理物を短い期間で減量化または堆肥化させることができる。
また、上記の生ゴミ処理装置1では、被処理物を攪拌しながら空気及び水を供給するため、処理容器3内の被処理物に生息する微生物全体に対して十分な量の酸素及び水分を与えることができる。
上記の生ゴミ処理装置1では、供給される空気を加熱する空気加熱手段36を備えたことにより、低温時であっても、処理容器3内の温度を微生物の繁殖に適したな温度に維持することができる。なお、供給される水を加熱する水加熱手段を備え、温水を供給可能とすることで、処理容器3内の温度を微生物の繁殖に適したな温度に維持することができるように構成することも好適である。
更に、上記の生ゴミ処理装置1では、産業廃棄物を利用して処理容器3を形成しているため、生ゴミ処理装置1を安価に製造することができるとともに、資源を再利用することができる。
ところで、上記実施形態の生ゴミ処理装置1では、電動機10によって攪拌羽根27を回転させることにより、被処理物を攪拌するものを示したが、作業者の労力(手動)によって攪拌するものであっても構わない。
また、上記実施形態の生ゴミ処理装置1では、磁場発生手段として、永久磁石を用いたものを示したが、巻線に電流を流すことにより磁界力を発生させるものであってもよい。この場合、巻線の半径を小さくし、磁極を長くすることにより強力な磁界力を発生させることができる。
上記実施形態の生ゴミ処理装置1では、空気供給管35に空気加熱手段36を配設し、加熱された空気を処理容器3に供給するものを示したが、処理容器3にヒータを備え、処理容器3内の温度が低下した際に、ヒータを動作させるようにしてもよい。ここで、処理容器3にヒータを設ける場合には、処理容器3の外部に複数の帯状のヒータを周設する等すれば、処理容器3全体を良好に暖めることができ、処理容器3内の温度を均一に上昇させることができる。また、空気加熱手段36とヒータとを、ともに備えるようにしてもよい。
上記実施形態の生ゴミ処理装置1では、処理容器3の上面から空気を供給するものを示したが、攪拌手段4の回転軸26を介して空気を供給するようにしてもよい。具体的には、攪拌手段4の回転軸26を筒状に形成するとともに、回転軸26の周面に複数の通気孔を穿設し、回転軸26の内部を空気通路として機能させるものである。これによれば、回転軸26の端部から空気を供給することにより、回転軸26に沿って空気が流れるため、中心部から外方向に向かって略均一に空気を供給することが可能となる。また、水についても同様に、攪拌手段4の回転軸26を介して水を供給するようにしてもよい。
ところで、上述の例では、幅寸法及び奥行き寸法が高さ寸法よりも大きい横型の生ゴミ処理装置1を示したが、本発明は、図3に示すように、高さ寸法が幅寸法及び奥行き寸法よりも大きい立型の生ゴミ処理装置1であってもよい。なお、以下では、処理容器3が円筒状に形成されたものを示すが、処理容器3の形状としては、円筒状に限らず、横型であっても、立型であっても、例えば方形等、適宜の形状を採用することができる。
この生ゴミ処理装置1では、円筒状の処理容器3が立て置きとなっており、処理容器3の天面に、被処理物の投入口16及び点検口19が設けられている。また、処理容器3の下面は、漏斗状に形成されており、下面の中央部分に排水口70が設けられている。また、処理容器3内の底面を構成する底面体80は、処理容器3の下部の形状よりも一回り小さな形状に形成された網体から構成されている。よって、本例においても、底面体80と処理容器3の内壁との間に適量の間隙が確保されており、底面体80によって、被処理物に含まれる水分が良好にろ過される。さらに、処理容器3の下面周縁の4箇所には、脚部12aを介して、キャスター12が取り付けられている。
攪拌手段4は、処理容器3の天面の中央部分に設けられた電動機10と、この電動機10の主軸に取付けられた略三角形の枠状の基部28と、夫々、複数の掻混部33を有し、基部28の略三角形の底辺の両端及び中央に固着された複数の攪拌羽根27とを備えてなるものとして構成されている。この攪拌手段4では、中央の攪拌羽根27によって、処理容器3内の中央部分の被処理物が攪拌され、両側の攪拌羽根27によって、処理容器3内の周縁部分の被処理物が攪拌される。なお、本例では、カバー14が、処理容器3全体を被覆するものではなく、上記電動機11を被覆するものとなっている。
水供給手段60は、その一部を構成する水供給管61が、処理容器3内の上部において、攪拌手段4に干渉しないように、基部28の周辺に環状に引き回されている。この水供給手段60では、噴霧ノズルが採用されると共に環状の水供給管61の複数箇所に設けられた吐水口64から、被処理物の表面の広範囲に水が散布される。
空気供給手段5も同様に、その一部を構成する空気供給管35が、処理容器3内の上部において、攪拌手段4に干渉しないように、基部28の周辺に環状に引き回されている。ここで、本例の空気供給手段5では、空気を放出する空気放出口35aとして、空気を噴射して放出する噴射ノズルを採用しており、この空気放出口35aは、環状の空気供給管35の複数箇所に、処理容器3の内方に向けて配設されている。立型の生ゴミ処理装置1では、処理容器3内に収容した被処理物全体の上面が狭くなり、攪拌手段4によって被処理物を攪拌しても、被処理物の内部にまで十分に空気を送り込むことが困難となるが、空気放出口35aとして噴射ノズルを採用することで、供給された空気により被処理物の表層を舞い上がらせることができる。よって、被処理物の奥底にまで、空気を送り込むことが可能となっている。
なお、本例の立型の生ゴミ処理装置1では、上記構成の他の構成については、上述した横型のものと同様であるため、図面に同一の符号を付すことで、細部についての詳細な説明を省略する。
本発明に係る生ゴミ処理装置の一例を示す部分破断正面図である。 図1の生ゴミ処理装置における制御装置を示すブロック図である。 本発明に係る生ゴミ処理装置の別の例を示す断面正面図である。
符号の説明
1 生ゴミ処理装置
3 処理容器
4 攪拌手段
5 空気供給手段
60 水供給手段
66 水用磁場発生手段
90 容器用磁場発生手段

Claims (1)

  1. 生ゴミ、及び該生ゴミを分解させるための微生物を含有する被処理物が収容される処理容器と、
    該処理容器に収容された被処理物を攪拌する攪拌手段と、
    前記処理容器内に空気を供給する空気供給手段と、
    前記処理容器内に水を供給する水供給手段と、
    前記処理容器の内壁との間に空隙を確保するようにして処理容器内の下部に設けられ、前記被処理物に含まれる水をろ過する底面体と、
    前記処理容器の下面に設けられた排水口と、
    前記処理容器の外部に周設された帯状のヒータと
    を具備し、
    前記攪拌手段は、前記処理容器の天面の中央部分に設けられた電動機と、該電動機の主軸に取付けられた略三角形の枠状の基部と、夫々、複数の掻混部を有し、前記基部の略三角形の底辺の両端及び中央に固着された複数の攪拌羽根とを備えてなるものであり、
    前記空気供給手段は、前記処理容器内の上部において前記攪拌手段の前記基部の周辺に環状に引き回された空気供給管と、該空気供給管の複数箇所に設けられて空気を放出する空気放出口とを備えてなるものであり、
    前記水供給手段は、前記処理容器内の上部において前記攪拌手段の前記基部の周辺に環状に引き回された水供給管と、該水供給管の複数箇所に設けられて水を散布する吐水口とを備えてなるものである
    ことを特徴とする生ゴミ処理装置。
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