JP3877326B1 - 複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法及びサンプル整経機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順の反転現象が生じず、同時整経糸本数が多い場合でも後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題を惹起することのない複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法及びサンプル整経機を提供する。
【解決手段】
ヤーンガイドが一回転する間に整経ドラムに巻付けられる複本数の経糸が整経方向とは逆方向に向かって整経密度の距離Rを有する間隔を保持するように該ヤーンガイドの各々の導糸端部を展開配置することによって、該整経ドラムに巻き付けられる糸の巻付順に整経方向から逆方向に整経密度の距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成するように該整経ドラムに巻き付けるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、経糸のサンプル整経方法及びそのサンプル整経機に係り、特には複数本の経糸を同時に整列巻きを行うサンプル整経方法及びそれを可能としたサンプル整経機に関する。
従来より、サンプル整経機(Sample Warper)による経糸の整経方法として、いわゆる整列巻きと呼ばれる経糸の整経方法が広く知られている。この整列巻きは、ヤーンガイドからの経糸をヤーンガイドの1回転毎に変位量の距離Pだけ整経方向へ移動させつつ巻き付け、ヤーンガイドの回転数が回数巻の設定値(例えば5回巻き)に達すると、経糸の巻付位置を当該バンドの巻き始めのスタート位置に戻し(いわゆるクイックバックし)、これと共にコンベアベルトは整経密度の距離R×同時整経本数=距離RN分だけ整経方向に移動するという動作を整経総本数まで繰り返すものである(特許文献1等参照)。
この整列巻きには、1本のヤーンガイドで経糸1本を整経する場合(特許文献1等参照)の他、複数本(一般的に2〜24本)のヤーンガイドで複数本の経糸を同時整経する場合(特許文献2等参照)があり、また、整列巻きを行う際の各経糸の巻付位置の移動態様には、大別すると(一)整経ドラムのドラムスポークに設けられたガイド手段の摺動による場合、(二)整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付けるヤーンガイドの移動(先端糸案内ロッドの導糸端部の変位)による場合、(三)整経ドラムの長手方向に設けられたコンベアベルトの搬送による場合とがある(特許文献1等参照)。
なお、本明細書において、経糸帯とは予め設定された巻回数の間、ヤーンガイドの一回転毎に形成されるシート状(帯状)の経糸配列(図11では1A〜1H、2A〜2H、3A〜3H、4A〜4H、5A〜5Hのそれぞれ)のことをいい、また、バンドとは同時整経本数(例えば8本)×巻回数(例えば5回巻)からなる経糸帯B積層構造全体(図11では1A〜5Hまで)のことをいうものとする。
ここで、複数本のヤーンガイド6a〜6hで複数本の経糸を同時整経するに際して、上記(二)整経ドラム14の外周面上に経糸を巻き付けるためのヤーンガイド6の導糸端部13の変位(先端糸案内ロッド12の整経方向への移動)による場合、或いは上記(三)整経ドラムの長手方向に設けられたコンベアベルト17の搬送による場合、ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13は整経方向に変位自在に設けられており、ヤーンガイド6a〜6hが一回転する間に整経ドラム14に巻付けられる複本数の経糸が整経方向に順次同一の整経密度の距離Rを有する間隔を保持するようにヤーンガイド6a〜6hの各々の導糸端部13を配置し(図11参照)、各経糸帯が経糸の巻付順に整経方向に向けて整経密度の距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成する〔図11参照、なお、上記(一)整経ドラムのドラムスポークに設けられたガイド手段の摺動による場合については特願2005−233526号参照。〕
図11に示した如くの同時整経糸本数8本で5回巻の場合、ヤーンガイド6a〜6hの各々の導糸端部13が整経方向に変位して配置されていることによって、整経ドラム上では手前側(整経ドラム前端側)から整経方向(コンベアベルトの移動方向、整経ドラム後端側)に向けて、1周目の経糸帯が経糸1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1Hの順で整経密度の距離R毎に配列され、2周目の経糸帯が変位量の距離P分だけ変位して、経糸2A、2B、2C、2D、2E、2F、2G、2Hの順で整経密度の距離R毎に配列され、3周目の経糸帯が変位量の距離P分だけ変位して、経糸3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3Hの順で整経密度の距離R毎に配列され、4周目の経糸帯が変位量の距離P分だけ変位して、経糸4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4Hの順で整経密度の距離R毎に配列され、5周目の経糸帯が変位量の距離P分だけ変位して、経糸5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5Hの順で整経密度の距離R毎に配列されるようにして各経糸帯が積層されているものである(図11参照)。
このような巻き姿は、一見すると整経方向に向かって順序よく整然と整列されているように見える。また、技術常識からみても整経方向に順列に経糸が配列されているのであるから、当然のように正しい経糸の配列順であると考えられていた。従って、整列巻きによる経糸の整経方法が行われるようになって以来、長年に亘って当然のこととして常識的に上記経糸の配列順で整列巻きを行っていたのである。ところが、近年になって整経速度や整経効率等の観点からヤーンガイドの本数が増え、同時整経糸本数が多くなるにつれて、例えば後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題が生じることが多くなってきた。
特許第2854789号公報 特許第3410440号公報 特許第3484401号公報
上記問題が生じる原因につき、本発明者らは鋭意検討を重ねた処、整経ドラム上の経糸の配列順と綾取りバー上の配列順とでは同時整経糸本数毎に180°反転した経糸の配列順となっていることが原因であることが見出された。即ち、従来より経糸の整経に際しては、整経ドラムの側部に設けられた綾取りバーで各種の綾(始端及び終端のカット綾、一本交互の綾など)が形成されているのであるが(特許文献1等参照)、綾取りバーでは経糸が給糸される毎に逐次順番に綾を取るため、例えば、図12に示した如く、1周目が経糸A→B→C→D→E→F→G→Hの順番で整経ドラム上に給糸されたとすると、その順番で逐次綾取りされるために綾取りバー上では整経方向に向かって経糸1Aが奥側に経糸1Hが手前側に、即ち経糸H→G→F→E→D→C→B→Aの順番で配列されることとなり、結果的に、整経ドラム上の経糸の配列順(A→B→C→D→E→F→G→H)と綾取りバー上の配列順(H→G→F→E→D→C→B→A)とでは、同時整経糸本数毎に180°反転した配列となってしまっていたのである(図12参照)。
従前のようにヤーンガイドの本数(即ち同時整経糸本数)が1〜2本程度であった場合には、例え整経ドラム上と綾取りバー上においてこのような経糸の配列順の反転現象が実際には生じていたとしても殆ど問題にならなかったのであるが、近年では整経速度や整経効率等の観点からヤーンガイドの本数(同時整経糸本数)が8〜24本にまで増加してきているため、その8〜24本毎に常に経糸の配列順の反転現象が整経ドラム上と綾取りバー上に生じていることとなり、この反転現象の生じたことによって後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題を惹起していたのである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順の反転現象が生じず、同時整経糸本数が多い場合でも後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題を惹起することのない複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法及びサンプル整経機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法は、整経ドラムと、該整経ドラムの外周部の長手方向に移動自在に設けられた複数のコンベアベルトと、該整経ドラムの側部の長手方向に設けられ且つ所定の綾を形成する複数の綾取り手段と、該整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付ける複数のヤーンガイドと、該ヤーンガイドに対応して設けられ且つボビンが着脱自在に装着されたクリールと、を備えるサンプル整経機によって複本数同時整経による整列巻きを行うサンプル整経方法であって、該ヤーンガイドによる経糸の巻付位置を定める導糸端部が整経方向に変位自在に設けられ、該ヤーンガイドが一回転する間に整経ドラムに巻付けられる複本数の経糸が整経方向とは逆方向に向かって距離Rを有する間隔を保持するように該ヤーンガイドの各々の導糸端部を展開配置することによって、該整経ドラムに巻き付けられる糸の巻付順に整経方向から逆方向に距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成するように該整経ドラムに巻き付けることを特徴とする。
整経長が整経ドラム周長の2倍以上(2回巻以上)の場合、予め設定された整経長に達するまでの間、ヤーンガイドの回転毎に前回転で形成した経糸帯から変位量の距離P分整経方向へ変位した経糸帯を形成するように積層することが好適である。
予め設定された整経長に達すると、前記複数のヤーンガイドの各々の導糸端部は次バンドの巻き付け前に、次バンドの整経本数に応じて前バンドの1周目の巻き付け始めのスタート位置に戻り、コンベアベルトは次バンドの同時整経本数に距離R分を乗じたRN分を整経方向へ移動することが好ましい態様である。
記距離Rは、(1)整経幅÷整経総本数の値、又は(2)異なる番手の経糸が混在する場合は直径の太い糸を巻付けるときの距離Rの値は直径の細い糸を巻き付けたときの距離Rの値より大きな値(RL)或いは直径の細い糸を巻き付けるときの距離R
の値は直径の太い糸を巻き付けるときの距離R(即ちRL)の値より小さな値(RS)とし、それぞれの距離R(RL,RS)の値に対応する整経本数を乗じた値の合計が前記整経幅となるような上記(1)又は(2)のいずれかの距離R(RL,RS)を用いることが好ましい。
前記変位量の距離Pの値は、整経される経糸太さの直径d以上又は前記距離R以上のいずれかであることが好ましい。
また、本発明の複本数同時整列巻き可能なサンプル整経機は、整経ドラムと、該整経ドラムの外周部の長手方向に移動自在に設けられた複数のコンベアベルトと、該整経ドラムの側部の長手方向に設けられ且つ所定の綾を形成する複数の綾取り手段と、該整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付ける複数のヤーンガイドと、該ヤーンガイドに対応して設けられ且つボビンが着脱自在に装着されたクリールと、を備えるサンプル整経機であって、該ヤーンガイドによる経糸の巻付位置を定める導糸端部が整経方向に変位自在に設けられ、該ヤーンガイドが一回転する間に整経ドラムに巻付けられる複本数の経糸が整経方向とは逆方向に向かって距離Rを有する間隔を保持するように該ヤーンガイドの各々の導糸端部を変位させて配置することによって、該整経ドラムに巻き付けられる糸の巻付順に整経方向から逆方向に距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成すると共に、整経長が整経ドラム周長の2倍以上(2回巻以上)の場合は、予め設定された整経長に達するまでの間、ヤーンガイドの回転毎に前回転で形成した経糸帯から変位量の距離P分整経方向へ変位した経糸帯を形成するように積層することを特徴とする。
予め設定された整経長に達すると、前記ガイド手段は次バンドの巻付け前に、次バンドの整経本数に応じて前バンドの1周目の巻付け始めのスタート位置に戻り、コンベアベルトは次バンドの同時整経本数に距離R分を乗じた距離RN分整経方向へ移動し、予め設定された整経総本数まで繰り返すことが好適である。
本発明によれば、整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順の反転現象が生じず、同時整経糸本数が多い場合でも後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題を惹起することのない複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法及びサンプル整経機を提供することができるという大きな効果を奏する。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、図示例は例示的に示されたもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1は本発明におけるヤーンガイドの導糸端部の配置を概念的に示す説明図であり、(a)は8本同時整経の場合、(b)は4本同時整経の場合である。図2は各バンドの同時整経本数が同じ場合の本発明方法による経糸の巻き姿及び整経原理を概念的に示す説明図である。図3は各バンドの同時整経本数が異なる場合の本発明方法による経糸の巻き姿及び整経原理を概念的に示す説明図である。図4は本発明方法による整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順を示す概念図である。図5は本発明におけるヤーンガイドの一例を示す正面説明図である。図6は図5の要部拡大図である。図7は本発明におけるヤーンガイドの変位動作を示す側面説明図である。図8は本発明におけるヤーンガイドの導糸端部の展開配置関係を示す側面説明図である。図9は綾取り手段の一例を示す側面説明図である。図10は本発明のサンプル整経機の一例を示す斜視説明図である。図中、符号2は本発明のサンプル整経機、符号Yは経糸、符号Ydは整列巻きされた経糸層である。なお、以下の説明では、同時整経糸本数が4本と8本の場合を例にとって説明するが、2〜24本の場合でも同様である。
まず、各バンドの同時整経糸本数が8本の繰り返しで、経糸A,B,C,D,E,F,G,Hの順で整経ドラム14に巻き付けられるように各ヤーンガイド6a〜6hに経糸を仕掛けた整経長(巻回数)が5回巻の例を用い、各経糸帯を構成する経糸の配列順及び各経糸帯の積層形態について図1及び図2を用いて説明する。
各バンドの同時整経糸本数が8本の繰り返しである場合は、図1(a)に示した如く、ヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12の導糸端部13が整経方向とは逆方向へ整経密度の距離Rを有する間隔を保持するように整経方向と略平行に展開して配置される。後述するように、ヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12は整経方向と略平行に回動自在とされており、これにより導糸端部13の配置は整経方向に変位自在とされている。
ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13には、それぞれ経糸A,B,C,D,E,F,G,Hが仕掛けられており、ヤーンガイド6a〜6hが一回転する毎に、整経ドラム14のコンベアベルト17上に巻き付けられる(給糸される)経糸の巻付順(即ちA,B,C,D,E,F,G,Hの順)に整経方向から逆方向に整経密度の距離R分の間隔を有して配列された経糸帯(B)を形成する。
1周目(1層目)の経糸帯は、整経ドラム14のコンベアベルト17上において、上記ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13の配置によって、整経ドラム14の後端側から整経ドラム14の前端側に向けて、即ち整経方向の逆方向に向けて、経糸1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G、1Hの順に距離R毎に配列される(図2)。
2周目(2層目)の経糸帯は、上記1周目(1層目)の経糸帯に対して変位量の距離P分整経方向へ変位した積層形態とすべく、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を変位量の距離P分整経方向へ変位せしめる。従って、2周目(2層目)の経糸帯は、整経ドラム14のコンベアベルト17上において、上記ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13の配置によって、整経方向の逆方向に向けて、経糸2A、2B、2C、2D、2E、2F、2G、2Hの順に距離R毎に配列される(図2)。
ここで、本発明方法において整経密度の距離Rの値は、(1)整経幅÷整経総本数の値であり、また、(2)異なる番手の経糸が混在する場合は、直径の太い糸を巻付けるときの距離Rの値は直径の細い糸を巻き付けたときの距離Rの値より大きな値(RL)、直径の細い糸を巻き付けるときの距離Rの値は直径の太い糸を巻き付けるときの距離R(即ちRL)の値より小さな値(RS)とし、それぞれの距離R(RL,RS)の値に対応する整経本数を乗じた値の合計が整経幅となるような上記(1)又は(2)のいずれかの距離Rのことをいうものである。また、変位量の距離Pの値は、整経される経糸太さの直径d以上又は整経密度の距離R以上のいずれかをいうものである。
3周目(3層目)の経糸帯は、上記2周目(2層目)の経糸帯に対して変位量の距離P分整経方向へ変位した積層形態とすべく、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を変位量の距離P分さらに整経方向へ変位せしめる。従って、3周目(3層目)の経糸帯は、整経ドラム14のコンベアベルト17上において、上記ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13の配置によって、整経方向の逆方向に向けて、経糸3A、3B、3C、3D、3E、3F、3G、3Hの順に距離R毎に配列される(図2)。
4周目(4層目)の経糸帯は、上記3周目(3層目)の経糸帯に対して変位量の距離P分整経方向へ変位した積層形態とすべく、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を変位量の距離P分さらに整経方向へ変位せしめる。従って、4周目(4層目)の経糸帯は、整経ドラム14のコンベアベルト17上において、上記ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13の配置によって、整経方向の逆方向に向けて、経糸4A、4B、4C、4D、4E、4F、4G、4Hの順に距離R毎に配列される(図2)。
5周目(5層目)の経糸帯は、上記4周目(4層目)の経糸帯に対して変位量の距離P分整経方向へ変位した積層形態とすべく、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を変位量の距離P分さらに整経方向へ変位せしめる。従って、5周目(5層目)の経糸帯は、整経ドラム14のコンベアベルト17上において、上記ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13の配置によって、整経方向の逆方向に向けて、経糸5A、5B、5C、5D、5E、5F、5G、5Hの順に距離R毎に配列される(図2)。
すると、ヤーンガイドの回転数が回数巻の設定値に達するので、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を経糸5A〜5Hからなる経糸帯の位置から当該バンドの巻き始め〔1周目(1層目)〕のスタート位置(経糸1A〜5Hからなる経糸帯の位置)にクイックバックする(図2)。ここでいうクイックバックとは、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を当該バンドの巻き始め〔1周目(1層目)〕のスタート位置(経糸1A〜1Hからなる経糸帯の位置)に戻す動作(言わばヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12による導糸端部13の変位動作のリセット)をいうものである。そして、これと共にコンベアベルト17は整経密度の距離R×次バンドの同時整経本数=距離RN分(図示例では経糸帯の幅Bと同じ距離分)だけ整経方向に移動する(図2)。これを繰り返すことにより、各バンドの同時整経糸本数が8本の繰り返しである場合の本発明方法による巻き姿が完成する(図2)。
なお、上記経糸帯毎の変位量の距離P分の変位動作及びバンド毎のクイックバック動作をヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12による導糸端部13の変位動作ではなく、コンベアベルト17を正逆転可能に設けておくことで、コンベアベルト17の搬送によって当該動作を行うことも可能である(特許文献1参照)。
次に、各バンドの同時整経糸本数が8本(経糸A,B,C,D,E,F,G,H)と4本(経糸B,D,F,H)の交互の繰り返しで、整経ドラム14に巻き付けられるように各ヤーンガイド6a〜6hに経糸を仕掛けた整経長(巻回数)が5回巻の例を用い、各経糸帯を構成する経糸の配列順及び各経糸帯の積層形態について図1及び図3を用いて説明する。
各バンドの同時整経糸本数が8本と4本の交互の繰り返しである場合は、同時整経糸本数が8本のバンドの巻き付け時には、図1(a)に示した如く、ヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12の導糸端部13が整経方向とは逆方向へ同一の整経密度の距離Rを有する間隔を保持するように整経方向と略平行に展開して配置され、また、同時整経糸本数が4本のバンドの巻き付け時には、図1(b)に示した如く、ヤーンガイド6b,6d,6f,6hの先端糸案内ロッド12の導糸端部13が整経方向とは逆方向へ同一の整経密度の距離Rを有する間隔を保持するように整経方向と略平行に展開して配置される。
同時整経糸本数が8本のバンドの巻き付け時には、前記図2の場合と同様、ヤーンガイド6a〜6hの導糸端部13のそれぞれに仕掛けられた経糸A,B,C,D,E,F,G,Hをヤーンガイド6a〜6hが一回転する毎に整経ドラム14のコンベアベルト17上に巻き付けられる経糸の巻付順(即ちA,B,C,D,E,F,G,Hの順)に整経方向から逆方向に整経密度の距離R分の間隔を有して配列された経糸帯を形成するようにして、経糸帯毎に変位量の距離P分整経方向へ変位した積層形態とする(図3)。
同時整経糸本数8本のバンドの回数巻の設定値に達する(経糸5A〜5Hを巻き付け終わる)と、ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの導糸端部13を当該バンドの巻き始め〔1周目(1層目)〕のスタート位置にクイックバックするのであるが、次バンドが同時整経糸本数4本のバンドであるので、8本のヤーンガイド6a〜6hのうち使用される4本のヤーンガイド6b,6d,6f,6hは、ヤーンガイド6b,6d,6f,6hの導糸端部13のそれぞれに仕掛けられた経糸B,D,F,Hをヤーンガイド6b,6d,6f,6hが1回転する毎に、整経ドラム14のコンベアベルト17上に巻付けられる経糸の巻付順(即ち、経糸B,D,F,Hの順)に整経方向から逆方向に整経密度の距離R分の間隔を有して配列された経糸帯を形成するようにクイックバックする。使用されない4本のヤーンガイド6a,6c,6e,6gは、使用される4本のヤーンガイド6b,6d,6f,6hがスタート位置にクイックバックするときに図示されていない休止位置まで変位し、整経ドラム14のコンベアベルト17上に巻付けないようにする(なお、巻付糸と休止糸との糸巻付切替手段の一例については特願2004−23488号参照)。また、これと共にコンベアベルト17は整経密度の距離R×次バンドの同時整経本数=距離RN分(図示例では経糸帯の幅B2と同じ距離分)だけ整経方向に移動する(図3)。
そして、同時整経糸本数4本のバンドの回数巻の設定値に達する(経糸5B,5D,5F,5Hを巻き付け終わる)と、ヤーンガイド6b,6d,6f,6hのそれぞれの導糸端部13を当該バンドの巻き始め〔1周目(1層目)〕のスタート位置にクイックバックし、休止位置にあった4本のヤーンガイド6a,6c,6e,6gは、休止位置から巻付位置であるそれぞれのスタート位置まで変位し、8本のヤーンガイド6a〜6hにつき整経方向とは逆方向に向かって整経密度の距離Rを有する間隔を保持するようにその導糸端部13が配置される。また、これと共にコンベアベルト17は整経密度の距離R×次バンドの同時整経本数=距離RN分(図示例では経糸帯の幅B1と同じ距離分)だけ整経方向に移動する(図3)。そして再び同時整経糸本数8本のバンドを巻き付ける。このようにして、同時整経糸本数8本と4本のバンドを交互の繰り返しである場合の本発明方法による巻き姿が完成する(図3)。
なお、上記の如くバンド毎の同時整経糸本数が異なる場合でも、上記経糸帯毎の変位量の距離P分の変位動作及びバンド毎のクイックバック動作をヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12による導糸端部13の変位動作ではなく、コンベアベルト17を正逆転可能に設けておくことで、コンベアベルト17の搬送によって当該動作を行うことも可能である(特許文献1参照)。
本発明方法によれば、整経ドラム上の経糸の配列順と綾取りバー上の配列順とが同じになるので、整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順の反転現象は生じることはない。例えば1周目が経糸1A→1B→1C→1D→1E→1F→1G→1Hの順番で給糸された場合でも、本発明方法によれば上記の如く整経ドラム上では整経方向に向かって経糸1Aが奥側に経糸1Hが手前側に、経糸1H→1G→1F→1E→1D→1C→1B→1Aの順番で配列されるため、綾取りバー上での経糸の配列順、即ち経糸1H→1G→1F→1E→1D→1C→1B→1Aという配列順と一致することとなる(図4参照)。従って、後工程の製織工程において経糸の開口不良等を惹起することもない。
次に、本発明のサンプル整経機2について説明する。本発明のサンプル整経機2は上記本発明方法を実施するようにしたサンプル整経機であり、基本的構造は従来のサンプル整経機と同様のものである。従って、重複した詳細な説明は省略するが、本発明のサンプル整経機2は、略円筒形の整経ドラム14(例えばドラム外周長7m)と、整経ドラム14の外周部の長手方向に移動自在に設けられた複数のコンベアベルト17と、整経ドラム14の側部の長手方向に設けられ且つ所定の綾を形成するための複数の綾取り手段である綾取りバー18a〜18gと、整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付ける複数のヤーンガイド6a〜6hと、ヤーンガイド6a〜6hに対応して設けられ且つボビン32が着脱自在に装着されたクリール30と、整経ドラム14の外周前端部に設けられ且つヤーンガイド6a〜6hによる経糸の巻付位置をガイドする複数のガイド手段8とを備えるものである(図10参照)。
本発明のサンプル整経機2においては、ヤーンガイド6a〜6hの先端糸案内ロッド12が整経方向と略平行に回動自在とされており、これによりそのそれぞれ導糸端部13の配置を整経方向に変位自在とされている(図5〜図8)。ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれのヤーンガイドアーム11は回転軸となるヤーンガイドディスク29に等間隔で取り付けられている(図5)。ヤーンガイド6a〜6hのそれぞれの先端部分には、先端糸案内ロッド12が整経方向と略平行に回動自在とされている。即ち、ヤーンガイドアーム11の先端部に取付部材25を介してモータ24が取り付けられており、このモータ24の回動軸26に先端糸案内ロッド12の基端部材28が整経方向と略平行に回動自在に設けられている(図6及び図7)。モータ24としてはサーボモータ又はステッピングモータを用い、制御装置によりパルス数を制御することにより正確な先端糸案内ロッド12の位置決めが可能である。
これによって、先端糸案内ロッド12の先端に設けられた導糸端部13の配置を整経方向に変位自在であり(図7及び図8)、それぞれの導糸端部13に仕掛けられた経糸Yを整経ドラム14のコンベアベルト17上の所定位置に巻き付けることができるようになり、ヤーンガイド6a〜6hが一回転する間に整経ドラム14に巻付けられる複本数の経糸Yが整経方向とは逆方向に向かって整経密度の距離Rを有する間隔を保持するようにヤーンガイドヤーンガイド6a〜6hの各々の導糸端部13を展開配置することによって、整経ドラム14に巻き付けられる経糸Yの巻付順に整経方向から逆方向に整経密度の距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成するように巻き付けることができるようになっている(図8)。
綾取り手段である綾取りバー18a〜18gとしては公知のものを利用することができ、例えば図9に示した如くの綾取りバー18を用いることができる。図9は綾取バー18の先端部分の断面的説明図である。綾取バー18は中空のパイプ状部材を有し、その先端部は、下面側がテーパー面とされ、全体的に先細テーパー状となっている。該綾取バー18の中空部19の先端部には先端をフック状としたフック部材20がスピンドル21を介して先端方向に進退自在に取り付けられている。該フック部材20が前後に移動することによって整経ドラム14に巻付けられる経糸を綾取バー18の上下に選別ガイドされて綾取が行われる。即ち、該フック部材20が後退している時は経糸は該フック部材20に係止することはなくそのまま綾取バー18の下側に達して下側にガイドされる。一方、フック部材20が前進している時は経糸は該フック部材20に係止し、そのまま綾取バー18の上側にガイドされるようになっている(例えば特許文献3参照)。例えば、一本交互の綾を取る場合、経糸A→B→C→D→E→F→G→Hの順番で給糸されたとすると、経糸A,C,E,Gは上側にガイドされ、経糸B,D,F,Hは下側にガイドされることとなる(図9参照)。
このような構造を有する本発明のサンプル整経機2によれば上記本発明方法を好適に実施することができ、整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順の反転現象が生じず、同時整経糸本数が多い場合でも後工程の製織行程において経糸の開口不良を生じたり、経糸のつれ及び経糸の切れ等の問題を惹起することのない複本数同時整列巻き可能なサンプル整経機を提供することができるものである。
本発明におけるヤーンガイドの導糸端部の配置を概念的に示す説明図であり、(a)は8本同時整経の場合、(b)は4本同時整経の場合である。 各バンドの同時整経本数が同じ場合の本発明方法による経糸の巻き姿及び整経原理を概念的に示す説明図である。 各バンドの同時整経本数が異なる場合の本発明方法による経糸の巻き姿及び整経原理を概念的に示す説明図である。 本発明方法による整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順を示す概念図である。 本発明におけるヤーンガイドの一例を示す正面説明図である。 図5の要部拡大図である。 本発明におけるヤーンガイドの先端糸案内ロッドの変位動作を示す側面説明図である。 本発明におけるヤーンガイドの導糸端部の展開配置関係を示す側面説明図である。 綾取り手段の一例を示す側面説明図である。 本発明のサンプル整経機の一例を示す斜視説明図である。 従来方法による経糸の巻き姿及び整経原理を概念的に示す説明図である。 従来方法による整経ドラム上と綾取りバー上とで経糸の配列順を示す概念図である。
符号の説明
2:本発明のサンプル整経機、6,6a〜6h:ヤーンガイド、12:先端糸案内ロッド、13:導糸端部、14:整経ドラム、15:基台、17:コンベアベルト、18,18a〜18g:綾取りバー、19:中空部、20:フック部材、21:スピンドル、24:モータ、25:取付部材、26:回動軸、28:基端部材、29:ヤーンガイドディスク、30:クリール、32:ボビン、Y,A〜G,1A〜1H,2A〜2H,3A〜3H,4A〜4A,5A〜5H:経糸、Yd:整列巻きされた経糸層。

Claims (7)

  1. 整経ドラムと、該整経ドラムの外周部の長手方向に移動自在に設けられた複数のコンベアベルトと、該整経ドラムの側部の長手方向に設けられ且つ所定の綾を形成する複数の綾取り手段と、該整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付ける複数のヤーンガイドと、該ヤーンガイドに対応して設けられ且つボビンが着脱自在に装着されたクリールと、を備えるサンプル整経機によって複本数同時整経による整列巻きを行うサンプル整経方法であって、該ヤーンガイドによる経糸の巻付位置を定める導糸端部が整経方向に変位自在に設けられ、該ヤーンガイドが一回転する間に整経ドラムに巻付けられる複本数の経糸が整経方向とは逆方向に向かって距離Rを有する間隔を保持するように該ヤーンガイドの各々の導糸端部を展開配置することによって、該整経ドラムに巻き付けられる糸の巻付順に整経方向から逆方向に距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成するように該整経ドラムに巻き付けることを特徴とする複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法。
  2. 整経長が整経ドラム周長の2倍以上(2回巻以上)の場合、予め設定された整経長に達するまでの間、ヤーンガイドの回転毎に前回転で形成した経糸帯から変位量の距離P分整経方向へ変位した経糸帯を形成するように積層することを特徴とする請求項1記載の複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法。
  3. 予め設定された整経長に達すると、前記複数のヤーンガイドの各々の導糸端部は次バンドの巻き付け前に、次バンドの整経本数に応じて前バンドの1周目の巻き付け始めのスタート位置に戻り、コンベアベルトは次バンドの同時整経本数に距離R分を乗じたRN分を整経方向へ移動することを特徴とする請求項1又は2記載の複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法。
  4. 記距離Rは、(1)整経幅÷整経総本数の値、又は(2)異なる番手の経糸が混在する場合は直径の太い糸を巻付けるときの距離Rの値は直径の細い糸を巻き付けたときの距離Rの値より大きな値(RL)或いは直径の細い糸を巻き付けるときの距離Rの値は直径の太い糸を巻き付けるときの距離R(即ちRL)の値より小さな値(RS)とし、それぞれの距離R(RL,RS)の値に対応する整経本数を乗じた値の合計が前記整経幅となるような上記(1)又は(2)のいずれかの距離R(RL,RS)を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法。
  5. 前記変位量の距離Pの値は、整経される経糸太さの直径d以上又は前記距離R以上のいずれかであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の複本数同時整列巻きによるサンプル整経方法。
  6. 整経ドラムと、該整経ドラムの外周部の長手方向に移動自在に設けられた複数のコンベアベルトと、該整経ドラムの側部の長手方向に設けられ且つ所定の綾を形成する複数の綾取り手段と、該整経ドラムの外周面上に経糸を巻き付ける複数のヤーンガイドと、該ヤーンガイドに対応して設けられ且つボビンが着脱自在に装着されたクリールと、を備えるサンプル整経機であって、該ヤーンガイドによる経糸の巻付位置を定める導糸端部が整経方向に変位自在に設けられ、該ヤーンガイドが一回転する間に整経ドラムに巻付けられる複本数の経糸が整経方向とは逆方向に向かって距離Rを有する間隔を保持するように該ヤーンガイドの各々の導糸端部を展開配置することによって、該整経ドラムに巻き付けられる糸の巻付順に整経方向から逆方向に距離R分の間隔を有して配列された同時整経本数からなる経糸帯を形成すると共に、整経長が整経ドラム周長の2倍以上(2回巻以上)の場合は、予め設定された整経長に達するまでの間、ヤーンガイドの回転毎に前回転で形成した経糸帯から変位量の距離P分整経方向へ変位した経糸帯を形成するように積層することを特徴とする複本数同時整列巻き可能なサンプル整経機。
  7. 予め設定された整経長に達すると、前記ガイド手段は次バンドの巻付け前に、次バンドの整経本数に応じて前バンドの1周目の巻付け始めのスタート位置に戻り、コンベアベルトは次バンドの同時整経本数に距離R分を乗じた距離RN分整経方向へ移動し、予め設定された整経総本数まで繰り返すことを特徴とする請求項6記載の複本数同時整列巻き可能なサンプル整経機。
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