JP2004225235A - 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機 - Google Patents

柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004225235A
JP2004225235A JP2004010942A JP2004010942A JP2004225235A JP 2004225235 A JP2004225235 A JP 2004225235A JP 2004010942 A JP2004010942 A JP 2004010942A JP 2004010942 A JP2004010942 A JP 2004010942A JP 2004225235 A JP2004225235 A JP 2004225235A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
band
yarns
dividing
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004010942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4176025B2 (ja
Inventor
Bogdan Bogucki-Land
ボグダン ボグッキ−ラント,
Wolfgang Becker
ヴォルフガング ベッカー,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Original Assignee
Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH filed Critical Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
Publication of JP2004225235A publication Critical patent/JP2004225235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4176025B2 publication Critical patent/JP4176025B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02HWARPING, BEAMING OR LEASING
    • D02H3/00Warping machines
    • D02H3/04Sample warpers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Warping, Beaming, Or Leasing (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)

Abstract

【課題】 各糸層の構成を改善した柄用経糸を製造する方法と、その方法を実施するための柄経糸用部分整経機を提供することを目的とする。
【解決手段】 異なる糸12a,12bが巻取り体(整経ドラム1)の周りに案内され、そこで回転軸線と平行に移動する搬送装置の搬送面(搬送ベルト2の半径方向外面)上に給糸される。ここで糸層を形成するために、搬送装置の搬送面が一定した速度で動かされるとともに、糸の給糸個所と基準面との間の距離が、当該糸12a,12bを含む糸帯の大きさに影響を与える少なくとも1つのパラメータに依存して選択される。
【選択図】 図1

Description

本第1の発明は、柄用経糸を製造する方法であって、異なる糸が巻取り体の周りに案内され、そこで回転軸線と平行に移動する搬送装置の搬送面上に給糸される柄用経糸を製造する方法に関し、
本第2の発明は、1つの巻取り体とこの巻取り体の周りを移動可能な少なくとも1つの糸ガイドと、回転軸線と平行に軸線方向に移動可能な1つの搬送装置の搬送面と、糸制御装置とを備え、少なくとも1つのデバイディングロッドを有する柄経糸用部分整経機に関する。
柄用経糸を製造する方法及びこのような柄経糸用部分整経機は特許文献1により公知である。この特許文献1では常に複数本の糸が同時に整経される。ここでは、多くの糸がどのように同時に整経されるのかに依存して、すなわち、同時に整経される糸によって形成される「糸帯」の幅に依存して、搬送装置の搬送面の移動速度は変更される。このようにして、糸層の表面が搬送装置の搬送面上で凹凸または不均一となることが防止される。
特許文献2により公知の方法でも、搬送装置の搬送面の速度は変更され、この特許文献2記載の発明では別の糸に関するパラメータ、例えば糸の太さに依存して、この搬送装置の搬送面の速度は変更される。太い糸の場合、搬送装置の搬送面は細い糸の場合よりも速く動かされる。複数本の糸が同時に巻付けられる場合にも、同様のことが実行される。
公知の発明においては、コンベヤベルトによって形成される搬送装置の搬送面の移動速度の変更によって、コンベヤベルト上に給糸された糸によって形成される各糸層を均一化が達成されるという、比較的簡単な手法が採られる。
しかし、このような手法は、以下のような一連の欠点を伴う。つまり、移動速度の変更には変更のための所定の時間が常に必要となる。
加えて、この所定時間内の2つの異なる速度の移行部分において引き続いて巻付けられる糸の糸層中に不均一が生じることが十分に起こり得る。特に、すでに大量の糸が巻取り体に巻付けられている場合には、このような状況が生じ易い。
さらに、前記糸は一定の重量を有することから、全体の重量が数10kgにもなることが十分にある。また、巻取り体に対する巻付けの増加に伴って、糸からコンベヤベルトに加わる張力も高くなる。これらの張力が前述の速度変更をさらに遅らせる原因となる。
また、前記速度変更は、一般に、一回で「目標速度」にならないこともある。
さらに、速度が安定する時点までに、糸層中に不均一の状態が発生することもある。
また、コンベヤベルトの加速または制動に必要な諸力が一定の摩耗を生じさせる。
欧州特許出願公開第1197589号公報。 欧州特許出願公開第1199391号公報。
本発明の第1の課題は、各糸層の構成を改善した柄用経糸を製造(整経)する方法を提供することであり、第2の課題は、前記方法を実施するための柄経糸用部分整経機を提供することにある。
前記第1の課題は、冒頭に指摘した種類の製造方法(整経方法)において、搬送装置の搬送面が一定した速度で移動するとともに、糸の給糸個所と基準面との間の距離が、当該糸を含む糸帯の大きさに影響を及ぼす少なくとも1つのパラメータに依存して選択されるように構成することによって解決される。
搬送装置の搬送面の移動速度の変更とこれに関連したあらゆる問題は、こうしていわば一挙に解決することができる。
このような発明によれば、搬送装置の搬送面を一度だけ動かせば足り、その速度は一定に維持するだけである。糸帯の大きさの相違に起因して必要となる糸給糸状態の変更は、給糸を制御することによっておこなわれる。各糸の給糸は、特定の領域においておこなわれ、一般には、搬送装置の搬送面の一端部で行われる。それゆえに、基準点、例えば搬送装置の搬送面の末端を基準点とし、この基準点から所定の距離で個々の糸を給糸するように構成することができる。
この距離を変更する場合、異なるパラメータを用いることによって所望の距離に設定することができる。
このようなパラメータとしては、例えば糸帯ごとに異なる糸本数のそれぞれの該本数をパラメータとして実施することができる。複数本の糸を同時に整経する場合、例えば、7本の糸を巻付ける場合には2本の糸を巻付ける場合よりも大きなスペースが必要となり、かかる場合にはパラメータとしての糸本数が異なることになる。
前記糸帯は、極端な場合1本の糸のみを有する糸帯とすることもできる。
前記のように1本の糸のみを有する糸帯の場合にも、例えば太い糸を使用するか細い糸を使用するかで違いが生じ得る。以下の2つの理由から、太い糸は細い糸よりも大きなスペースを必要とする。第1に、太い糸は搬送装置の搬送面の移動方向に見て細い糸よりも幅広であるためである。第2に、太い糸は巻取り体の半径方向に関して一層嵩張るためである。
糸層の均一な表面を確保したい場合、搬送装置の搬送面の移動方向で太い糸の横に多少余分のスペースを用意し、圧縮時にこの太い糸をこのスペース内に押し延べ得るように配慮しなければならない。また別の手法として、太い糸の場合2つの巻層を並べて給糸するとともに、細い糸の場合には2つの巻層を上下に重ねるようにすることによっても、糸層の均一な表面が確保できる。これらすべてのことは、搬送装置の搬送面上の各糸の給糸する基準面からの距離を、制御(変更)することによって達成することができる。
前記距離の変更は、搬送装置の搬送面の速度の変更よりもはるかに容易に実現することができる。なぜならば、巻取り体の周りに複数の巻層で案内された大量の糸の代りにはるかに小さな質量、つまり常に単に1本の糸を動せばよいだけである。それに応じて給糸の瞬間の各糸の位置決めは、速度の変更によっておこなわれる位置決めよりも、はるかに正確におこなうことが可能であり、このような給糸は、場合によってはまさに速度の変更領域内で行うことも可能である。
前記第2の課題は、冒頭に指摘した種類の柄経糸用部分整経機において、糸ガイドが軸線方向に変更可能な1つの給糸個所を有するとともに、デバイディングロッドが軸線方向に変位可能に配置されている構成によって解決される。
上述したように、搬送装置の搬送面を一定した速度で走行させ、搬送装置の搬送面に比べて高速または低速で糸ガイドを動かす(軸方向に動かす)ことによって、糸給糸時に、巻取り体上に必要となる異なる大きさのスペースが得られる。換言するなら、糸帯の種類(大きな糸帯または小さな糸帯、太い糸または細い糸)にかかわりなく比較的均一な糸層が製造されるように、該糸ガイドを利用して糸を巻取り体上に給糸することが可能である。その際、糸層の表面が完全には平坦でなくともよい。小さな凹凸は十分に許容される。しかし、これらの凹凸は、後に糸層を繰出すとき望ましくない張力変化を生じない程度に小さいものである。前記給糸する個所の変更に伴って、当然に、各糸の移動路とデバイディングロッドの介入位置との間の事情も変化する。この変化のマイナス面の作用を避けるために、デバイディングロッドに可動性を備えさせればよい。つまり、デバイディングロッドは、糸の移動路がどこにあるのかに応じて、軸線方向において前方または後方へと動かされる。こうして、デバイディングロッドが各糸を所要の信頼性を備えて把持できる位置で、デバイディングロッドを常に保持することが可能となる。
前記本発明にかかる整経方法の発明に関して、
好ましくは、1つの糸帯の給糸時に選択される大きな距離は後に巻付けられる糸帯の給糸時に選択される小さな距離によって補償されるか、又は、1つの糸帯の給糸時に選択される小さな距離が、その後に巻付けられる糸帯の給糸時に選択される大きな距離によって補償されるように構成することである。それとともに、糸ガイドがカバーしなければならない領域を小さく抑えることができる。多くの糸を有する糸帯は大きなスペースを必要とする。それに応じて糸帯は、平均値を超える糸(糸帯)の場合、いずれにしても基準点との距離を大きく選択して巻付けねばならない。小さな糸帯、例えば糸本数の少ない糸帯は必要とするスペースが小さい。このような小さな糸帯の不必要となったスペースは、大きな糸帯の必要とする大きなスペースと相殺(補償)される。逆の場合も同様に相殺(補償)される。糸の給糸に必要な、糸ガイドの過大な変移幅(Schlagweite) は、こうして防止される。
このような整経方法において、搬送装置の搬送面の速度を、前記距離の変更なしに異なる糸帯用に必要な速度の重み付き平均値に設定すると好ましい構成となる。この構成によれば、搬送装置の搬送面の移動速度は簡単に求めることができる。重み付き平均値を使用する場合、巻付け過程の最後に、または1リピートの最後に、全糸帯が必要とする平均より大きな面積と必要とする平均より小さな面積が、相殺されることは確かである。
また、複数本の糸が巻取り体に同時に巻付けられ、その巻付けのために回転式クリールが使用され、前記距離の変更が最小となるように回転式クリールが糸ボビンを装備していると好ましい構成となる。ここで、整経によって得られるべき柄、すなわち個々の糸の配置順序については既知である。ところで、回転式クリールを適切に装備することによって、糸が正しい順序で巻き取られ、また糸帯ごとの違いによる影響が極力小さく抑えられ、前記距離の変更がやはり極力小さく抑えられるようにすることができる。また、これによって、糸ガイドの変移幅を小さく抑えることが可能となる。
この整経方法において、1つの糸帯の個々の糸が糸ガイドの回転時に該糸ガイドによって搬送装置の搬送面の移動方向に並べて搬送装置の搬送面上に給糸されると、特別好ましい構成となる。この構成が各糸層の構成 (状態) をさらに改善する。なかんずく、整経後におこなわる巻返しのとき、すなわち糸層を綾で切断し、こうして形成された糸シートを次に引き出そうとするとき、糸が互いに擦り合おうとする交差個所が少なくなる。また、糸張力は一層均一になる。個々の糸の並列的な給糸は、糸ガイドを相応に制御することによって簡単に達成することができる。
また、この整経方法において、糸ガイドの目穴の位置が搬送装置の搬送面の移動方向に調整可能となった、回転する糸ガイドが使用されると、有利な構成となる。このような移動が可能な構成は、回転する糸ガイドレバーの末端において回転運動可能に該糸ガイドレバーに配置される、アームの末端に、糸ガイドを配置することによって得ることができる。このような構成において、糸ガイドレバーに対するアームの角度の調整をおこなうことによって、給糸個所の所望の変更を得ることができる。相応に長いアームによって、比較的大きな前記距離の変更を実現することができる。
この整経方法において、主に、+20mmから‐20mmの範囲であって特に+10mmから‐10mmの範囲の、変動余裕が予定されていることが好ましい構成となる。換言するなら、少なくとも+/‐10mmの変動余裕を有する場合、補償を開始しなければならなくなる前に、2cm(20mm)までの給糸距離を受容することができる。それとともに、整経すべき柄(配置)の大部分を実現することができる。
この整経方法において、好ましくは、基準面として円錐体の面(傾斜曲面)が使用されることである。この構成は、巻取り体上に形成される糸層に円錐状正面を備えることを可能とする。各糸ごとの給糸個所の基準面からの距離は確かに同じままではある。しかし、このように構成すると、これらの各糸は、基準面として円錐体の面を選択することによって糸層正面の円錐体の面上に給糸されることになる。
この整経方法において、主に、前記変動余裕が十分でない場合、糸は所定時間の間、搬送装置の搬送面上に給糸されないように構成すると好ましい構成となる。この所定時間中に、搬送装置の搬送面は再び、糸を給糸できる十分な空間が利用可能となる程度に、継続して移動することができる。このような構成は、合理的な柄設計がおこなわれる場合、確かに希にしか生じるものではない。しかし、糸を同一に給糸する必要なしに、一定した速度で搬送装置の搬送面を継続的に移動させることができる構成は、部分整経機の可能性を著しく拡充する。
前記整経方法において、前記所定時間の間は、糸が巻取り体の脇に通され、巻取り体の軸に配置される巻芯に給糸されるように構成すると、特別好ましい実施形態となる。この場合、糸の供給を中断する必要はない。例えば、回転式クリールを連続して回転させることができる。これは糸層を構成する際に、その制御を簡単にする。
前記整経方法において、有利な構成としては、巻付け時に糸は所定の順序で少なくとも1つのデバイディングロッドの前後に給糸され、該デバイディングロッドは糸ガイドの動きに依存して軸線方向に移動させられるように構成することである。特に、糸ガイドによって大きな変動余裕を得たい場合に、該デバイディングロッドが糸を正しく「捕捉」できないとき、問題が生じることがある。ここで使用する用語「デバイディングロッド」は、この場合リーズロッドおよび切断ロッドの上位概念として使用している。1つのデバイディングロッドは、その末端にふつう指片を有し、糸をこのデバイディングロッドの前に給糸するために、すなわち巻取り体に関して半径方向外側に、または糸をデバイディングロッドの背後を走行させるために、この指片は、各糸の移動路内に旋回させることができる。この指片の長さは、技術的理由から限定される。しかし、デバイディングロッド全体が変位できるとき、この問題は事実上もはや重要な問題とはならない。すなわち、糸はいずれにしても確実に把持され、所定の順序でデバイディングロッドの前後に給糸される。この場合、糸ガイドの動きとデバイディングロッドの動きが互いに同期化されると、当然に有利な構成となる。しかし、この同期化は、デバイディングロッドが、糸ガイドの各動きに追従しなければならないことを意味するものではない。
前記本発明にかかる柄経糸用部分整経機の発明に関して、
前記柄経糸用部分整経機において、糸ガイドとデバイディングロッドが同期制御可能な駆動制御装置を有すると、好ましい構成となる。この構成では、糸ガイドの給糸個所がどこにあるのかの情報は、糸ガイド用駆動制御装置が利用可能でなければならない。しかし、この情報は、デバイディングロッドを適切に制御するのに使用することもできる。これは、デバイディングロッドと糸ガイドが継続的に同期運動を実行しなければならないことを意味しない。デバイディングロッドは、糸を確実に把持できるだけの一定の長さを有する。デバイディングロッドの長さ内に糸の移動路があるようにデバイディングロッドを位置決めすれば十分である。共通する駆動制御装置は、多様に構成しておくことができる。糸ガイドの給糸個所を変更する駆動モータも、デバイディングロッドの位置を変更するモータも、同じ制御装置で制御することが可能である。しかし、デバイディングロッドの駆動装置を糸ガイドの駆動装置に、より正確に述べるならば、その位置決め駆動装置に、例えばマスタ・スレーブ制御の関係で連結しておくことも可能である。
前記柄経糸用部分整経機において、主に、複数のデバイディングロッドが巻取り体に配置され、この巻取り体が共通する連行子と結合されているように構成されていてもよい。一般に、リーズロッドまたは切断ロッドと称される複数のロッドが巻取り体に配置されている。説明を簡略するために、リーズロッドと切断ロッドとを区別することなく、全てのロッドを「デバイディングロッド」と称する。全てのデバイディングロッドを同時にかつ同様に駆動できるとき、制御は著しく簡素化できる。このために、連行子が設けられている。
好ましくは、前記柄経糸用部分整経機において、少なくとも1つのデバイディングロッドが異なる軸線方向位置で連行子に固定可能に構成されていることである。このように構成すると、デバイディングロッドを使用するときに、柔軟性が高まる。1つの糸ピッチ用の特定のデバイディングロッドを糸層円錐体の始端に設け、糸ピッチ用の別のデバイディングロッドを円錐体の終端に設ける必要はもはやない。軸線方向での異なる位置への位置決めによって事実上、任意のデバイディングロッドを選び出すことができる。
前記柄経糸用部分整経機において、主に、連行子は糸を供給しない方の巻取り体の正面(端面)に配置されているように構成することができる。この構成では、連行子はその場合、糸の供給を妨げない。糸はむしろ、従来どおり、比較的自由に供給することができる。
また、前記柄経糸用部分整経機において、連行子がねじスピンドルと結合されており、このねじスピンドルが回転駆動装置を有すると有利な構成となる。このような駆動装置では、確かにデバイディングロッドの比較的ゆっくりした変位が達成できるにすぎない。しかし、これで十分である。なぜならば、糸ガイドの給糸個所の変更も限定的速度で行われるだけであるからである。
前記柄経糸用部分整経機において、単数または複数のデバイディングロッドの駆動装置を直線駆動装置で構成することもできる。
また、前記柄経糸用部分整経機において、各デバイディングロッドが独自の駆動装置を有することが可能である。
以下、図面を参照しながら好ましい実施例に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1に示す柄経糸用部分整経機は巻取り体としての整経ドラム1を有し、整経ドラム1の周面には、矢印3の方向で動かされる回転軸線に平行に搬送ベルト(搬送装置)2が配置され、回転軸線に平行にデバイディングロッド4、5、6が配置されている。前記デバイディングロッドは、それらの機能に応じて、リーズロッドまたは切断ロッドとも称することができる。
図1に示す柄経糸用部分整経機において、前記搬送ベルト2の外面、つまり、整経ドラム1の半径方向における搬送ベルト2の外面が、搬送装置の搬送面となる。
回転式クリール7は回転体8を有し、この回転体8は多数のボビン9を担持し、モータ10によって駆動(回転)させられる。この構成に代えて、部分整経機の駆動軸17を介して、前記回転式クリール7を直接駆動するように構成することも可能である。
整経ドラム1の一端に糸ガイド13があり、これらの糸ガイド13は回転式クリール7の回転体8と同期して駆動される。糸ガイド13は、糸 2a、12bを回転式クリール7から引き出して搬送ベルト2上に、および選択的にデバイディングロッド4、5、6の上または下に給糸する。前記糸12a、12bはすべて異なる種類の糸で構成されることがある。しかし、一般的に、それぞれ2本以上の同じ種類の糸を有する複数の糸群12a、12bからなる。
前記回転式クリール7は16個までのボビン9を有することができ、すなわち16本までの糸を同時に整経ドラム1上に給糸することができるよう構成されている。前記各糸を異なる糸で構成することができるが、しかし複数の同じ糸を整経することもできる。回転式クリール7によって、基本的に全ての糸を回転式クリール7から同時に整経ドラム1に巻き付けることが可能である。
図2は、糸ガイド13が、それぞれ、前記整経ドラム1(図1参照)の縁上に被さることができるように配置されたアーム11を介して半径方向に延びているレバー14に、取付けられている状態を、表している。このレバー14の一端はハブ15内で保持されており、このハブ15は、カルダン軸17を介して回転式クリール7のモータ10(図1参照)によって回転させられる。ここで、上記各部材は反時計回りに(図2において矢印18方向に)回転すると仮定する。
前記搬送ベルト2は、糸を巻付けるときには連続的に一定した速度で移動し、この速度をどのように設定するのかについては後で説明する。
整経工程のとき、つまり糸12a、12bが整経ドラム1の周りに案内されるとき、整経ドラム1は回転不能に保持されており、この結果、前記搬送ベルト2の移動と相まって、整経ドラム1上において図1の矢印3の方向に並んだ複数の糸からなる糸構成体が得られる。
整経後に引き続きおこなわれる巻返し工程では、その際には回転する前記糸構成体を有する整経ドラム1から、複数本の糸が同時に引き出され、こうして大量の本数の糸からなる柄用経糸が得られる。デバイディングロッド4、5、6は、その際、糸層が正しい位置で切断され、個々の糸をそれらが並置された糸シートとして引き出すことができるようにするのに役立つ。
柄用経糸の柄の多様性を高めるために、また後に説明する理由から、時として不可欠となる場合のある巻付け休止中に、例えば独国特許発明第19845245号明細書により知られているように、個々の糸を整経工程から取り出すことができる。これに代るものとして、糸ガイド13を整経ドラム1の半径方向における外方から外へ移動させることができ、こうして織成に関与しない糸は、独国特許発明第10061490号明細書により知られているように、糸ガイド13の回転軸線と同軸に延びる巻芯に巻付けられるようにすることができる。
図3では、前記糸ガイド13がアーム11に取付けられている構成が拡大して図示されており、このアーム11は、モータ19によって、無段式にまたはステップ(段階)的に、該アーム11を実線と破線で図示する間の区間20の領域を、主として整経方向に、すなわち図1の矢印3で示す方向に、変位可能となっている。前記モータ19は、以下に述べる作用を果たすことができるように、制御装置21によって制御操作される。
図4から視認できるように、糸は、該糸が個々に整経されるのではなく、いわゆる糸帯として整経される。1つの糸帯がN本の糸を含み、ここでNは、回転式クリール7が保持するボビン9の、1から最大装備数までの範囲内の整数となる。図示する実施例において、1つの糸帯は1〜8本の糸を有することができる。個々の糸帯を相互に図において区別するために、図4では第1糸帯の糸が二重円で示してあり、また第2糸帯の糸は単純円で示してある。
前記搬送ベルト2は、糸を整経ドラム1へ巻付けているとき、図1の矢印3で示す方向に動かされる。その際、第1糸帯50の巻付け終了後に、次の糸帯60用のスペースが用意されることが望ましい。
しかし、個々の糸帯は、それが異なる本数の糸を有する場合、搬送ベルト2上に異なる糸帯幅に相当する広さのスペースを必要とする。1つの糸帯の整経中に、この搬送ベルト2が送られる距離を、図4(b)において、一点鎖線の垂直線で示す。この図4(b)から、第1糸帯50の1本の糸が第2糸帯60用に予定された空間内に留まっていることを認めることができる。しかしながら、第2糸帯60は4本ではなく2本の糸を有するだけなので、第1糸帯50よりも少ないスペースがあれば足りる。つまり、第1糸帯50が必要とする大きなスペースは小さなスペースしか必要としない第2糸帯60によって補償される。
このような整経は、図1〜図3には略示しただけの個々の糸ガイド13を適切に制御することによって実現される。
まず、望ましい搬送ベルト2の速度が求められる。その際、柄用経糸全体の整経が完了したときに、搬送ベルト2が所定の整経幅だけ移動したものと仮定する。次にこの整経幅は糸帯の数または1リピートの幅、あるいはリピート内の糸帯の数によって割算され、これにより、1つの糸帯が巻付けられるときに搬送ベルト2が平均していかなる距離を移動させられるかが明らかとなる。つまり、その整経工程における搬送ベルト2の平均速度(重み付き平均値)が明らかになる。搬送ベルト2のこのように得られた平均速度は、後の整経工程を実施する際に移動速度として該整経工程中一定に保たれる。
ところで、実際の整経工程においては、個々の糸帯が異なる糸本数を含むことに起因するにせよ、また個々の糸が異なる幅または太さを有することに起因するにせよ、個々の糸帯が異なる幅を有する場合には、或る糸帯は多くのスペースを必要とし、別の糸帯は少ないスペースを必要とする。しかし、搬送ベルト2の速度を平均値に設定しても、図4に示すように個々の糸帯を隣り合わせた状態に巻付けることができるように、各糸帯の必要とするスペースが1つの経糸整経部分内で相互に相殺されることを、高い確率でもって前提とすることができる。前記搬送ベルト2上に載置された糸層の表面の凹凸は、このうように防止される。
特殊な場合、前記相殺が可能でない場合、すなわち搬送ベルト2の動きによって形成されるよりも多くのスペースを1つの糸帯が必要とする場合、一定時間の間、つまり再び十分なスペースが用意されるまでの間、搬送ベルト2を移動を継続させた状態において巻付け作業を中止すればよい。
巻付け作業中、糸ガイド13の相応する設定によって、個々の糸a、b、c、dが糸帯50内で糸帯60内の糸e、fとまったく同様に並べられているようになされる。さらに、個々の糸帯が連続する巻層(図4にはそれぞれ3つの巻層が示してあるが、実際の柄用経糸は当然にはるかに多くの巻層を有する)において、搬送ベルト2とで角度αを成す円錐体の傾斜曲面(正面)70に沿って案内されるように、糸ガイド13の動作が制御される。この円錐体は、例えば、詳しくは図示しない手法で搬送ベルト上に相応する円錐状の止め部材を設けておくことによって、円錐体状にすることができる。しかし、第1糸帯の縁部では、多少低下した糸張力でこれが給糸され且つその後にはじめて徐々に所要の円錐体が形成されることは甘受することもできる。円錐体の傾斜角度は6〜26°の範囲内であってよく、18°以下の円錐角度が特に好ましい角度となる。
糸帯50の幅が大きい場合、糸ガイド13は搬送ベルトの始端(図4において右端)側に一層密接するよう移動しなければならない。このことは図4(b)と図4(c)を比較すると明らかになる。図4(c)では、さらに2本の糸g、hが他の糸帯80として加わる。糸gはいわば糸帯60の糸eよりも始端からより遠い位置に給糸される。ところで、さらに、他の糸帯が加わり、これらの糸帯が必要とするスペースが1糸帯の巻付け時に搬送ベルト2の移動する区間Sよりも小さい場合、糸ガイド13はさらに図1に示す矢印3の方向に常に偏位して、個々の糸g、hを搬送ベルト2上に正しく給糸できるようにしなければならない。
しかし、平均搬送速度の選択後に、幅広の糸帯と幅狭の糸帯、もしくは太い糸の糸帯と細い糸の糸帯、または個々の太い糸と個々の細い糸が交互し、糸ガイド13でカバーできる一定の範囲内で、搬送ベルト2上に配置される糸帯の所望の配置をもたらすこすことができる。この糸ガイド13がカバーできる範囲は、例えば4cm(40mm)の区間にわたって行うことができ、糸ガイド13を「中立位置」から+/‐20mmの区間にわたって軸方向に変位させることによって実施することができる。
その際、前記傾斜曲面70が形成できるようにするために、糸ガイド13が元々一定の変位を必要とする点をも勿論考慮しなければならない。
ところで、回転式クリール7の前記被覆度を適切に選択することによって、個々の糸帯の違いが過大とならないようにさらに配慮することができる。このため、柄用経糸の製造(整経)前に、所要のサンプリングに関するデータがコンピュータに入力される。コンピュータが、望ましくはいかなる糸が1つの糸帯へとまとめられるのかを求めるようにすることである。その際、例えば糸帯内の同じ糸が異なる位置で必要とされる場合、または1つの糸帯内に同じ糸が数回現れる場合、回転式クリール7内の複数の位置で、1本の糸を予定することは十分可能である。
搬送ベルト2上に糸を給糸するとき変更の可能性が大きければ大きいほど、結局、変動余裕も一層大きくなり、すなわち、糸層内に所要の均一性が生じるように個々の糸を搬送ベルト2上に給糸するために糸ガイド13を前後に動かすことのできるスペースが一層大きく必要となる。
そのことが図5に概略図示されている。糸ガイドが配置されたアーム11はその長さLが例えば200mmである。円錐体80になるよう巻付けることができるようにするために、アーム11が区間S1にわたって糸ガイド13が変位できなければならない。この区間S1としては、例えば60mmである。
搬送ベルト2が継続して走行する間に、この円錐体80を異なる位置で形成できるようにするために、アーム11は付加的に区間S2に一致する分だけ変位できなければならない。この区間S2としては、例えば40mmである。つまり、円錐体は、この場合アーム11が+/‐20mm往復摺動することによって形成することができ、こうして個々の糸帯を載置させるのに十分な「変動余裕」となる。しかし、ほとんどの場合、前記区間S2としては、約20mmであれば十分であり、例えば、前記変位としては、+/‐10mm往復摺動すればよい。
図6に図5に対応する2つのデバイディングロッド5、6が示してあり、これがそれぞれ端部に指片81を有し、糸をデバイディングロッド5上に給糸するかまたはデバイディングロッド5の下に給糸させるめに指片81は矢印82の方向において移動可能になっている。デバイディングロッド6も同じように構成されている。大部分の糸層83がデバイディングロッド5の上方にあり、また、若干の糸84はデバイディングロッド5の下方に配置されていることが認めることができる。
前記指片81の移動できる範囲には、一定の限界がある。糸ガイド13の移動可能な範囲全体を、この指片81の移動できる範囲でカバーすることは比較的困難である。この理由から、デバイディングロッド5、6の軸線方向の変位可能な範囲は、例えば区間S2だけ変位させることができるように構成する。それとともに、デバイディングロッド5、6は常に、糸ガイド13がいかなる位置にあるかにかかわりなく、指片81が糸を把持できるように位置決めすることを可能とする。その際、有利な点として、ふつう円錐体の始端用に1つのデバイディングロッド5が使用され、円錐体の終端用に1つのデバイディングロッド6が使用され、こうしてデバイディングロッド5、6は糸ガイド13の可動範囲全体にわたってではなく、変動余裕に一致した範囲だけ、摺動すれば足りる点である。
摺動のためにデバイディングロッド5、6は共通する連行子85に連結されており、この連行子85は回転駆動装置(モータ)87によって回転駆動されるねじスピンドル86とかみ合っている。前記スピンドル86が回転すると、連行子85は軸線方向で前進または後退する。
各デバイディングロッド5、6が特定の連結個所88を有し、詳細には図示しない連行子85のレバーが、これらの連結箇所で係合できる。さらに、個々のデバイディングロッド5、6を、連行子85内の軸線方向の異なる位置に固定することも可能である。
回転駆動装置(モータ)87は、アーム11の駆動装置19も制御する同じ制御装置21によって制御操作されるよう構成されている。このように構成することによって、搬送ベルト2上に載置されるべき糸の移動路内にその指片81が係合できるようにデバイディングロッド5、6を常に位置決めすることが簡単に可能となる。
本発明にかかる柄用経糸を製造する方法は、柄用経糸を製造する等のために、また
柄経糸用部分整経機は、それらの製造方法を実施する等のために利用できる。
回転式クリールを有する柄経糸用部分整経機の略全体斜視図である。 図1に示す部分整経機の糸ガイドと回転式クリールとを示す斜視図である。 図1,図2に示す柄経糸用部分整経機の糸ガイドの1の実施形態を示す部分斜視図である。 搬送ベルト上の糸層構成を説明する概略の、搬送ベルト側方から見た図である。 糸ガイドの動きと搬送ベルトの端部を示す該搬送ベルトの側方から見た図である。 デバイディングロッドの動きと該デバイディングロッドとそこに整経される糸帯等を概略的に示すデバイディングロッドの側方から見た図である。
符号の説明
1 整経ドラム
12a,12b 糸

Claims (19)

  1. 異なる糸が巻取り体の周りに案内されて、該巻取り体の周りで該巻取り体の回転軸線と平行に移動する搬送装置の搬送面上に給糸される、柄用経糸を製造する方法において、
    前記搬送装置の搬送面が一定した速度で移動するとともに、
    糸の給糸個所と基準面との間の距離が、当該糸を含む糸帯の大きさに影響を及ぼす少なくとも1つのパラメータに依存して、適宜選択されることを特徴とする方法。
  2. 1つの糸帯の給糸時に選択される大きな前記距離が、その後に巻付けられる糸帯の給糸時に選択される小さな前記距離によって補償されるか、又は、1つの糸帯の給糸時に選択される小さな前記距離が、その後に巻付けられる糸帯の給糸時に選択される大きな前記距離によって補償されることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記搬送装置の搬送面の速度が、前記距離の変更なしに異なる糸帯用に必要な速度の重み付き平均値に設定されることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 複数本の糸が前記巻取り体に同時に巻付けられ、その巻付けのために回転式クリールが使用され、前記距離の変更が最小となるように回転式クリールが糸ボビンを装備していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の方法。
  5. 1つの糸帯の個々の糸が、糸ガイドの回転時に該糸ガイドによって搬送装置の搬送面の移動方向に並べて搬送装置の搬送面上に給糸されることを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 糸ガイドの目穴の位置が搬送装置の搬送面の移動方向において調整可能となった、回転する糸ガイドが使用されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. 前記調整可能な領域として、+20mmから‐20mmの範囲であって特に+10mmから‐10mmの範囲の、変動余裕が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。
  8. 前記基準面として円錐体の面が使用されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
  9. 前記変動余裕が十分でない場合、糸は所定時間の間、搬送装置の搬送面上に給糸されないよう構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の方法。
  10. 前記所定時間の間は、糸が巻取り体の脇に通され、巻取り体の軸に配置される巻芯に給糸されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 巻付け時に、糸は所定の順序で少なくとも1つのデバイディングロッドの前後に給糸され、デバイディングロッドは糸ガイドの動きに依存して回転軸線方向に動かされることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の方法。
  12. 1つの巻取り体と、この巻取り体の周りを移動可能な少なくとも1つの糸ガイドと、該巻取り体の回転軸線と平行にその回転軸線方向に移動可能な1つの搬送装置の搬送面と、糸制御装置とを備え、少なくとも1つのデバイディングロッドを有する柄経糸用部分整経機において、
    前記糸ガイド(13)が前記回転軸線方向において変更可能な1つの給糸個所を有するとともに、
    前記デバイディングロッド(4〜6)が前記軸線方向で変位可能に配置されていることを特徴とする柄経糸用部分整経機。
  13. 前記糸ガイド(13)と前記デバイディングロッド(4〜6)が同期制御可能な、駆動制御装置(21)を有することを特徴とする請求項12記載の柄経糸用部分整経機。
  14. 複数の前記デバイディングロッド(4〜6)が前記巻取り体(1)に配置され、この巻取り体(1)が共通する連行子(85)に結合されていることを特徴とする請求項12または13記載の柄経糸用部分整経機。
  15. 少なくとも1つのデバイディングロッド(5)が回転軸線方向の異なる位置で連行子(85)に固定可能に構成されていることを特徴とする請求項14記載の柄経糸用部分整経機。
  16. 前記連行子(85)は糸(12)を供給しない方の巻取り体(1)の端面に配置されていることを特徴とする請求項14または15記載の柄経糸用部分整経機。
  17. 前記連行子(85)がねじスピンドル(86)と結合されており、このねじスピンドル(86)が回転駆動装置(87)を有することを特徴とする請求項14〜16のいずれか1項記載の柄経糸用部分整経機。
  18. 少なくとも1つのデバイディングロッド(4〜6)が直線駆動装置を有することを特徴とする請求項12〜17のいずれか1項記載の柄経糸用部分整経機。
  19. 各デバイディングロッド(4〜6)がそれぞれ独自の駆動装置を有することを特徴とする請求項12〜16のいずれか1項記載の柄経糸用部分整経機。
JP2004010942A 2003-01-22 2004-01-19 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機 Expired - Fee Related JP4176025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2003102254 DE10302254B4 (de) 2003-01-22 2003-01-22 Verfahren zum Erzeugen einer Musterkette und Musterkettenschärmaschine

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004225235A true JP2004225235A (ja) 2004-08-12
JP4176025B2 JP4176025B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=32602842

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004010942A Expired - Fee Related JP4176025B2 (ja) 2003-01-22 2004-01-19 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1445361B1 (ja)
JP (1) JP4176025B2 (ja)
DE (2) DE10302254B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115524A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Karl Mayer Textil Mas Fab Gmbh 柄経糸用部分整経機

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE502005008887D1 (de) * 2004-11-25 2010-03-04 Karl Mayer Textilmaschinen Ag Verfahren und vorrichtung zum wickeln eines aus einer mehrzahl von fäden bestehenden bandes auf einen um eine drehachse rotierenden wickelkörper
ATE537283T1 (de) 2009-09-29 2011-12-15 Mayer Textilmaschf Verfahren zum erzeugen einer musterkette und musterkettenschärmaschine
CN112003901B (zh) * 2020-07-29 2023-05-05 广东溢达纺织有限公司 分绞机工艺信息导入方法、装置、计算机设备和存储介质

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3744920C2 (de) * 1987-10-06 1996-12-19 Mayer Textilmaschf Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Musterketten u. dgl. auf einer Konusschärmaschine
DE19845245C1 (de) * 1998-10-01 1999-09-23 Mayer Textilmaschf Verfahren zum Erzeugen einer Musterkette und Musterketten-Schärmaschine
DE19845244C1 (de) * 1998-10-01 1999-09-23 Mayer Textilmaschf Musterketten-Schärmaschine
GB9828168D0 (en) * 1998-12-22 1999-02-17 Bicc Plc Cable system for use in hazardous environments
JP3410433B2 (ja) * 2000-06-01 2003-05-26 有限会社スズキワーパー サンプル整経機、整経方法及び整経された糸群
JP3410435B2 (ja) * 2000-06-23 2003-05-26 有限会社スズキワーパー サンプル整経機及び整経方法
DE10057356B4 (de) * 2000-11-18 2005-11-24 Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh Verfahren zum Erzeugen einer Musterkette und Musterketten-Schärmaschine
DE10057354B4 (de) * 2000-11-18 2006-08-17 Karl Mayer Textilmaschinenfabrik Gmbh Verfahren zum Erzeugen einer Musterkette und Musterketten-Schärmaschine
DE10061490C1 (de) * 2000-12-09 2001-11-29 Mayer Textilmaschf Verfahren zum Erzeugen einer Musterkette und Musterketten-Schärmaschine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115524A (ja) * 2006-11-03 2008-05-22 Karl Mayer Textil Mas Fab Gmbh 柄経糸用部分整経機
JP4523960B2 (ja) * 2006-11-03 2010-08-11 カール マイヤー テクスティルマシーネンファブリーク ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクター ハフツング 柄経糸用部分整経機

Also Published As

Publication number Publication date
EP1445361B1 (de) 2008-07-02
DE10302254A1 (de) 2004-08-12
EP1445361A2 (de) 2004-08-11
DE50310063D1 (de) 2008-08-14
EP1445361A3 (de) 2005-01-26
DE10302254B4 (de) 2006-09-07
JP4176025B2 (ja) 2008-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000034060A (ja) 糸を円錐体形状のスプ―ルに巻取る方法と装置
JP2008144342A (ja) 柄経糸用部分整経機および柄経糸を製造する方法
JP2020502382A (ja) フリクションフィーダ
JPH0860477A (ja) 短尺経糸を製造するための装置及び方法
JP5081892B2 (ja) 柄経糸用部分整経機および柄経糸を製造するための方法
JP3454805B2 (ja) 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機
JP4176025B2 (ja) 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機
JP2637717B2 (ja) 短尺経糸を製造する方法及び装置
TWI548584B (zh) 捲線機及其操作方法
JP4610583B2 (ja) 柄経糸用整経機および柄経糸ビームを製造するための方法
JP2008115523A (ja) 柄経糸用部分整経機
JP5138751B2 (ja) 経糸製造方法および部分整経機
JP5189143B2 (ja) 柄経糸整経方法および柄経糸用部分整経機
JP5097720B2 (ja) 搬送手段付部分整経機及び部分整経方法
JP3492343B2 (ja) 柄用経糸を整経する方法および柄経糸用部分整経機
JPS6245149B2 (ja)
JP4176045B2 (ja) 柄用経糸製造方法および柄経糸用部分整経機
JP3492344B2 (ja) 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機
JP5923476B2 (ja) 柄経糸用部分整経機
JP2004346477A (ja) 柄用経糸を製造するための方法および柄経糸用部分整経機
JP5108842B2 (ja) 柄経糸用部分整経機及び柄経糸用部分整経機を作動させるための方法
JP3410433B2 (ja) サンプル整経機、整経方法及び整経された糸群
JP3854571B2 (ja) 柄用経糸を製造する方法および柄経糸用部分整経機
JP4643928B2 (ja) 柄用経糸を製造するための方法および柄経糸用部分整経機
JP3418568B2 (ja) 電子制御サンプル整経機における糸交換機構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070319

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070323

A521 Written amendment

Effective date: 20070625

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080212

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080611

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20080812

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20080819

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees