JP2020502382A - フリクションフィーダ - Google Patents

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Abstract

本発明は、1つまたは複数の対応する糸供給装置から複数の糸を受け取るため、および少なくとも1本の糸を編機の糸加工個所へ供給するためのフリクションフィーダに関する。互いに平行に配置された少なくとも2つのロールが、ロール表面での摩擦により糸が連行されることによって、糸の受取と搬送をする。方向転換部材が、ロールから少なくとも1つの糸に対して及ぼされる連行力を調節する役目を果たし、ロールは、組み合わされた両方のロールの周りへ共に糸を少なくとも1回巻き付けることができるように配置される。方向転換部材は、ロールへの1本または複数本の糸の巻付角およびこれに伴って1本または複数本の糸とロール表面との接触長を選択的に拡大または縮小させることができるように、1本または複数本の糸をローラの間の糸巻付の経路の一区域で方向転換させるように調整することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、複数の糸を加工する編機の、特に切換装置を有する丸編機のフリクションフィーダに関する。
図1は、このような切換装置5を有する従来型の丸編機における個々の編み個所での糸案内の模式的な側面図を示している。
加工対象の糸は、フィーダ2によって糸フィーラー3と糸案内リング4とを介して編み個所6へ供給され、このフィーダ2は糸供給部1を介してボビンから糸を引き出し、さらに適切な糸張力が維持されるように作用する。このとき必要な糸張力は、さしあたり使用する糸材料によって決まる。ジャカード機能を有する編機では、編み個所での糸の取出が変化し、このことは糸張力の変動を引き起こす。フィーダはこのような変動を可能な限り補正する必要がある。
従来式のフリクションフィーダは、糸の備蓄・搬送ロールとしての役目も果たす駆動ロールを含んでいる。この駆動ロールは、ボビンから供給される糸を受け取って、その周りに一重または数重に糸が巻き付けられる。ロールの能動的な回転により駆動されて、糸が編み個所へと供給される。このときロールから糸への駆動力の伝達は、ロール表面での摩擦によって行われる。ゆえに、フリクションフィーダにおける糸の最高速度は、搬送ロールの接線速度に対応する。糸速度が接線速度に等しいとき、スリップのないポジティブな糸供給という表現が用いられる。
ロール表面で必要な摩擦は、まず、ロール表面のための摩擦ライニングとして適切な摩擦材料を選択することによって得られる。それから、糸搬送を惹起する摩擦は、摩擦ライニング材料および糸材料の摩擦係数、および搬送ロールへの糸の巻付角によって決まる。巻付角は、搬送ロールへの糸の巻付の回数によって調整することができ、ロール表面と糸との接触面または接触長を規定する(360°の巻付角が完全な巻付に相当する)。
編機において編み個所で1本の糸だけが加工対象である場合、通常、できる限り一定の糸張力で、ポジティブなスリップのない糸供給をすることが望ましい。そのとき搬送ロールの表面材料と巻付角は、結果として生じる摩擦力が所望のポジティブな糸供給を保証できるように調整することができる。
それぞれの編み個所で1本よりも多い糸が加工される、切換機能を有する丸編機などの編機では、このような調整には時間がかかる。複数の糸がフィーダに供給されるが、そのうち各時点で1本だけが編み個所へと搬送される。使用していない糸は糸進行方向で見てフィーダの後方で切換装置により分断され、そこで挟持されて保持される。切換装置は、切換パターンに必要な糸を解放して編み個所へと搬送し、その一方で前の糸の搬送は切断および締付/挟持によって中断されるように制御される。このようにしてフリクションフィーダの搬送ロールは複数の糸で巻き付けられるが、そのうち1本だけを編み個所へ搬送される。それ以外の糸はフィーダの後方で切換装置によって挟持されて引き出されることがなく、このことは最終的に、回転する搬送ロールからこれらの糸に及ぼされる滑り摩擦力が、それぞれの糸抵抗を超えてはならないことを意味する。つまり、これらの糸がそれにもかかわらず搬送されると、これらの糸が搬送ロールに巻き取られてしまうことになる。
従って、これらの要件を満たすフリクションフィーダは、編み個所で加工されるときに各糸ができる限り均等に搬送され、不要な糸のそばをローラ表面が滑ることができるように、異なる糸材料に対する摩擦力の可変的適合を可能にする。
特許文献1のフィーダでは、2本の糸を案内する搬送ロールに加えて、位置調節可能なさまざまな糸ガイドが利用される。そして両方の糸の各々が、1つまたは複数の巻回で2つの糸ガイドおよび搬送ロールの一部を通って延びる。糸ガイドの位置決めに応じて、巻付角、およびこれに伴うロール表面と糸の間の接触長さを、ロール表面での摩擦によって糸が連行されるように、または回転するロール表面が十分な摩擦力の欠如により糸のそばを通過するように調整することができる。
特許文献1の糸ガイドは、糸を相互にまたは搬送ロールから引き取り、これを方向転換させて再び搬送ロールへ、またはそれぞれ他の糸ガイドへ送り返す方向転換部材として作用する。糸の巻回が引き続き搬送ロールの周りに延びているので、たとえ糸ガイドによって部分的に拡張された円弧においても、糸ガイドで生じる方向転換角は大きい。このことは、糸ガイドが、方向転換のときに生じる摩擦力によって、搬送ロール表面から糸へと伝達される搬送力に反対作用することに帰結し、このことは、糸搬送そのものの効率に対してだけでなく、フィーダによる均等な糸張力の維持に対してもマイナスの影響を及ぼす。糸張力が不規則であると、ひいては編み加工のときの不正確性もしくは不具合を引き起こし、それがさらに加工される繊維製品の不具合にもつながる。さらに特許文献1の糸搬送の設定は、相互の位置決めが決定的に重要である位置調節可能な多くの糸ガイドのせいで、操作者にとって複雑である。
ドイツ特許出願公開第3506552A1号明細書
したがって、1つまたは複数の搬送ロールとさまざまな糸との巻付角を、ないしは搬送ロール表面と糸との接触長さを、フレキシブルに調整ないし変更することができ、それにより、そのつど加工対象の糸が均等な糸張力のもとで確実に搬送され、その一方で他の挟持された糸の追加繰出しと巻取は回避される解決策が求められる。さらに、所望の巻付角の観点からのフリクションフィーダの調整を、できる限り複雑でなく迅速に実行可能であるのがよい。
請求項1に定義されているフリクションフィーダは、互いに平行に配置された2つの搬送ロールに糸が一重または数重に巻き付き、方向転換部材がそれぞれの搬送ロールの間の糸経路の一区域で糸を方向転換させることによって、上記の問題を解決する。従属請求項は、本発明の好ましい実施形態を記載している。
方向転換部材のうち1つが、該当する糸をその巻付の内側から外方に向かって方向転換させるように位置決めされると、それによって巻付角が小さくなる。糸とロール表面の接触長、およびこれに伴って糸に及ぼされる摩擦力が低くなる。切換装置での糸の挟持後に糸張力が低下すると、ロール表面が糸のそばを通過する。しかし、巻付の外面から内方に向かって糸が方向転換されることで、巻付角が大きくなる。ローラ表面での糸と摩擦ライニングの接触距離の増大が、摩擦力の上昇およびこれに伴う糸搬送の改善につながる。全部の糸巻付またはいくつかの糸巻付の内部または外部への方向転換部材のこのような選択的な配置は、特に、フリクションフィーダを非常にさまざまな糸材料に合わせて、すなわち非常にさまざまな摩擦係数を有する糸材料に合わせて、整合化することを可能にし、搬送ロールの摩擦ライニングの高いコストのかかる交換を必要とすることがない。このことにより、フリクションフィーダなどを装備する編機の、糸材料を変えながらの操作が顕著に簡素化される。
さらに、切換装置を有する編機では、さまざまな糸に対する方向転換部材の位置を作動中に制御して加工対象の糸の巻付角が十分に大きくすることができる一方で、不要な糸の巻付角は十分に小さく保たれるようにすることができる。このとき位置制御は無段階に、または離散的段階で行うことができる。位置制御が自動式に行われるとともに、切換装置の制御と整合化されるのが最適である。
搬送ロール間の糸経路における方向転換部材の位置決めは、各々の方向転換部材にそれぞれの糸が搬送ロールから方向転換部材の一方の側で供給されて、方向転換部材の他方の側で第2の搬送ロールへと再搬送されることを意味する。このようにして、方向転換部材で生じる巻付角が小さく保たれる。小さい巻付角は摩擦障害を少なくし、均等な糸張力を維持しつつ、フィーダから糸に及ぼされる搬送力の維持の改善につながる。方向転換部材を同方向回転ロールとして設計することで、この有利な効果はさらに改善することができる。
均等な糸張力の維持という観点から、フィーダは弾性作用のある糸案内部材をしばしば含んでおり、これによってたとえば糸消費の変動をできる限り即座に補償することができる。本発明のフリクションフィーダでは、方向転換部材が弾性的/ばね荷重されるように設計されている場合、例えば回転ピンを中心として回転可能な弾性作用のあるアーチによって保持される場合には、こうした機能は全面的または部分的に方向転換部材によって果たすことができる。
それぞれの搬送ロールは等しい直径または異なる直径を有することができる。搬送ロールが直径の相違する区域を有することも考えられ、これらの区域はそれぞれ異なる糸を案内する。それぞれの搬送ロールは等しい速度で、または異なる速度で作動させることができる。
さらに、相上下しての、または相並んでの、搬送ロールの横置きの配置が特別に好ましい。横置きの配置は、ロールへの糸の巻付がロールで下に落ちたり下に滑ることがないという利点がある。このようにして、糸が絡まることなしに確実に相並んで進行する。
最後に、本発明のフリクションフィーダは、複数の糸がある程度の張力のもとで加工されるさまざまな型式の編機で適用することができる。これはまず第1に、ジャカード技術を用いて、または用いずに作動する切換装置を有する丸編機である。他ならぬジャカード技術を用いた編機では、糸張力に対する本発明のポジティブな作用が特別に好ましい。あるいは、複数の糸を用いるこれ以外の編機、ニット編機、織機、ミシンなどでのフィーダの利用も考えられる。
次に、図面を参照しながら本発明についてさらに詳しく説明する。図面は次のものを示す。
ボビンから従来式のフリクションフィーダを介して編み個所までの糸搬送経路を示す、切換機能を有する従来式の丸編機の構造を示す模式図である。 穴付き帯材に取り付けられた方向転換部材と、図面の見やすさの理由により搬送されるただ1本の糸とを含む、本発明によるフリクションフィーダを示す斜視図である。 図2のフリクションフィーダを示す側面図である。 柔軟なアーチに取り付けられた方向転換部材と、2本の糸とを含む本発明による別のフリクションフィーダを示す斜視図である。 搬送ロールへの2回の巻付で最小の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す斜視図である。 図5の最小の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す模式図である。 搬送ロールへとの2回の巻付で中程度の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す模式化した図である。 方向転換なしで中程度の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す斜視図である。 搬送ロールへの2回の巻付で最大の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す模式化した図である。 図9の最大の全体巻付角を有する糸案内の態様を示す模式図である。 図5,7および9の糸案内の態様を1つの共通の図で示す斜視図である。 搬送ロールにそれぞれ2回巻き付けられた搬送される2本の糸を含む糸案内の態様を示す斜視図である。
切換装置を有する丸編機では、各々のフィーダを通して複数の、たとえば4本または6本の糸が進行し、そのうち−切換装置での糸選択により制御されて−各々の時点でそれぞれ1本だけが加工され、それに対して他の糸は挟持される。本発明によるフリクションフィーダでの糸経路を図解する目的のために1本の糸だけがフィーダを通過している図2および3は、この意味において、図1に掲げる切換機能を有する丸編機の従来式のフリクションフィーダに取って代わる、本発明によるフリクションフィーダの一実施例の部分態様を示すにすぎない。
本発明によるフリクションフィーダは、横置き式に、すなわち水平方向の軸をもって、互いに平行に保持される2つの搬送ロール11,12を有している。搬送ロールは相上下して配置されるのが好ましく、それにより、これらへのアクセスが簡易化される;しかしながら、相並んで、もしくは互いに斜めの平行の配置も可能である。
それぞれの搬送ロールは等しいロール直径を有するとともに、両方とも同じ速度で駆動される。しかしながら、場合によりそれぞれ異なる速度で駆動される、それぞれ異なる直径の搬送ロールも考えられる。
搬送ロールは、それぞれの糸のために対応する下位区分をそれぞれ有している。糸が多く案内されるべきであるほど、相応に軸方向で長くなる搬送ロールが多くの下位区分を有する。すなわち特に、切換装置を有する丸編機の本発明によるフリクションフィーダの搬送ロールは、図2および3に示す搬送ロールよりも軸方向に長い。そして複数の糸(図2および3では図解の都合上ただ1本の糸)が、それぞれのボビンから来て両方の搬送ロールを介して順次進行してから、さらに切換装置へと案内される。このとき糸は搬送ロールに一重または数重に巻き付く。
図2および3のフリクションフィーダは、搬送対象の糸を両方の搬送ロール11,12の間の進行時に方向転換させる少なくとも1つの方向転換部材13を有している。このとき方向転換部材13は、糸の進行を内方に向かって、すなわち両方の搬送ロールへの巻付の内部の方向へ方向転換させるように、または、これを外方に向かって方向転換させるように配置されていてよく、そのようにして搬送ロールへの糸の巻付角を大きくしたり小さくしたりする。方向転換部材13は、特に、たとえば図2および3に示すように穴付き帯材15への取付によって、ロール中心点とロール軸を結ぶ線に対してそれぞれ垂直の方向へ位置調節可能に配置されていてよい。穴付き帯材15は、内方ないし外方へと向かう、それぞれ程度の異なる糸の方向転換を可能にする。
摩擦低減の目的のために、方向転換部材13はそれ自体が少なくとも受動的に回転するロールとして構成されるのが好ましい。搬送ロールが対応する糸によって複数回巻き付けられるとき、1つだけの、または複数の、または全部の巻付が方向転換されるように、糸を方向転換部材の周りで案内することができる。2本よりも多い糸が加工されるとき、搬送ロールの下位区分で相応に複数の糸が相並んで案内される。その場合、やはり複数の方向転換部材が設けられていてよく、それは、たとえば各々の糸についてそれぞれ1つ(あるいは各々の糸の選択的な内方および外方に向かっての方向転換を簡易化するために糸ごとに2つ)である。複数の糸と方向転換部材のケースでは、方向転換部材の位置調節可能な取付を引き続き図2および3の例のように1つまたは複数の穴付き帯材15によって保証することができる;しかしながら、同じ位置の複数の方向転換部材を可能にする取付態様も考えられ、状況によってはいっそう実用的である。
切換装置を有する丸編機では、ちょうど切換装置で挟持されている糸のある程度の追加繰出しは不可避なので、一般に、方向転換部材の対応する転換によってポジティブな糸搬送が停止するまで、追加繰出しされる糸を受容ないし備蓄することができる補償部材20(図3参照)が設けられる。このような補償部材は、たとえば糸に横から当接する弾性部材によって具体化することができ、この弾性部材は糸に抗して若干初期応力をかけられており、糸張力が急に低減したときにこれを外方に向かって誘導して、張力のもとに保つ。このようにして、過度の追加繰出しに後続する、搬送ロールへの糸の望ましくない巻取を防ぐことができる。
図4は、回転ピン16を介してアーチ17,18に保持される方向転換部材13’,14’を示している。ここでは上側の搬送ロールに供給される2本の糸が加工される;ただし、この態様は搬送ロール11,12、方向転換部材13’,14、およびアーチピン16を相応に拡張することで、任意の本数の加工されるべき糸に適用することができる。アーチ17,18は少なくとも若干弾性作用をもつように構成されるのが好ましく、それにより、これらに保持される方向転換部材13’,14’が、方向転換される糸の張力で若干撓むことができ、このことは糸張力の均等性に好ましい作用を及ぼす。
図面に見られるとおり、加工対象の糸の進行が方向転換部材13’により内方に向かって方向転換される。それにより糸の巻付角が、およびこれに伴ってローラ表面の摩擦ライニングと糸との接触長が大きくなる。摩擦ライニングから伝達される摩擦力が高くなり、ポジティブな糸搬送が促進される。
他方、現時点では加工対象ではない糸の糸進行が、方向転換部材14’により外方に向かって方向転換される。糸の巻付角が、およびこれに伴ってローラ表面の摩擦ライニングと糸との接触長が小さくなり、それによってさらに低い摩擦力が伝達される。それにより、適切に調整をすれば、摩擦ライニングがこの糸のそばを通過して、これをポジティブに再搬送しないことが保証される。
アーチ17,18による方向転換部材13’,14’の位置決めは、図2および3の穴付き帯材15とは対照的に無段階に行うことができる。これに加えてアーチ17,18の制御を、特に切換装置の制御と一致して自動化することができる。その前に加工された糸が切断されて挟持され、それまで挟持されていて次に加工されるべき糸が切換装置で連行されるとき、対応する方向転換部材13’,14’が転換されて、それまで加工されていた糸のポジティブな搬送が巻付角の縮小によって、およびこれに伴う摩擦ライニングとの接触長の短縮によって調整され、それに対して、新たに加工されるべき糸の巻付角およびこれに伴って接触長が長くなり、それによって糸搬送が再び開始されるようになる。このようにコーディネートされた切換装置と方向転換部材の制御は、編機の総合制御の一部として製作されていてよい制御装置で行われるのが好ましい。
糸が搬送ロールにそれぞれ一重よりも多く巻き付くとき、各々の糸について、巻付の内部と外部に用意される方向転換部材が設けられていてよい。そして、両方の方向転換部材の互いに整合化された適切な制御によって、巻付角を縮小するため(および摩擦ライニングとの接触長を短縮するため)の外方に向かってのそれぞれの糸の方向転換と、巻付角を拡大するため(および接触長を延長するため)の内方に向かっての方向転換とがいずれも可能である。
回転ピン16へのアーチ17,18の取付は、単に一例としての取付態様にすぎない。複数の回転ピンまたは全面的に異なる保持手段が設けられていてもよい。特に、アーチが切換装置と整合化して制御されるケースでは、取付と保持は、個別的で自動式のアーチの制御が可能となるように構成されていなければならない。
図5から10は、本発明における摩擦力の伝達を制御するための手段を図示するために、本発明のフリクションフィーダでの方向転換部材の対応する調整による糸の案内のさまざまな態様を示している。各図面では、糸は搬送ロール11,12にそれぞれ二重に巻き付き、方向転換部材13は穴付き帯材15に取り付けられる。ここで図6,7および10は、より良い理解のために糸進行がそれぞれ4通りの異なる段階1から4に下位区分された、糸経路の模式図を示している。
図5および6に示す第1の態様では、糸はまず上側の搬送ロール11のそばを通って、穴付き帯材15のもっとも外側の位置aに配置された方向転換部材13へと至り(段階1)、そこから下側の搬送ロール12へと方向転換される。この搬送ロールに糸が135°の角度で巻き付いてから(段階2)、上側の搬送ロール11の方向へ戻るように案内される。この搬送ロールに糸が再び135°の角度で巻き付く(段階3)。もっとも外側の位置にある方向転換部材13を介して、糸があらためて下側の搬送ロール12へ戻り、これに45°の角度で巻き付いてから(段階4)、さらに編み個所の方向へと案内される。
Figure 2020502382
両方の搬送ロールでの全体巻付角として、この例では315°が生じる。これは、2回の巻付と、図面に示す方向転換部材の両方の可能な位置のとき、最小の巻付角である。
図7は、搬送ロールへの2つの巻付を有する方向転換部材を介しての別の糸案内を有する別の態様の模式図である。これら2つの巻付のうち一方はやはりもっとも外側の位置aに配置された方向転換部材13によって方向転換されるのに対し、他方は一方の搬送ロールから他方へと直接延びている。ここでは405°の中程度の全体巻付角が生じる:
Figure 2020502382
図7とは対照的に、両方の糸が方向転換なしに一方の搬送ロールから他方へ案内されるとき、方向転換部材は機能なしのままとなる。このようなコンフィグレーションが図8に示されている。その意味でこの例は、間に方向転換部材のない2つの搬送ロールを有するフィーダでの糸案内に相当する。本発明のフリクションフィーダでも、このようなコンフィグレーションは可能なさまざまな調整態様のうちの1つとして維持される。全体巻付角として、このケースでは495°がもたらされる。
最後に図9および10は、もっとも内側の位置bに配置された方向転換部材13によってそれぞれ方向転換される2つの巻付で、675°の最大の全体巻付角を含む対応する例を示している:
Figure 2020502382
これら少数の例がすでに示すとおり、本発明のフリクションフィーダにおける全体巻付角は著しい範囲にわたって調整することができる。調整パラメータは、まず第1に、方向転換される糸巻付の数、ならびに1つまたは複数の方向転換部材の位置である。図9の675°の最大の全体巻付角は、図5の例での315°の最小の角度よりも2倍以上大きい。それに伴い、糸と摩擦ライニングの接触長、ならびに糸に対して及ぼされる摩擦力も大幅に大きくなる。
最後に図11は、一方の搬送ロール11から他方の搬送ロール12への糸案内の3つの着目される選択肢を単一の図に明示している。もっとも外側の位置aにある方向転換部材13を介して、巻付角を最小化するために外方に向かって糸を方向転換させることができ(態様A)、または、もっとも内側の位置bにある方向転換部材13を介して、巻付角を最大化するために内方に向かって方向転換させることができる(態様B)。方向転換なしに糸を通過させるときは、方向転換部材13が機能のないままとなる(態様C)。より良い理解のために留意すべきは、行きの方向および1つにおいてのみ帰りの方向で示す3通りの異なる糸案内を含む図11は、フィーダの現実の構成を反映するものではなく、それぞれ異なる代替的な糸案内態様を一緒に図解するための役目を果たすにすぎないことである。
図12には、2本の糸がそれぞれ2回ずつ同じ方向転換部材13’を介して、それぞれの巻付角が最小になるように案内される例が示されている。すなわち、これらの糸案内は図5および6に示す態様にそれぞれ相当する。このような調整が有意義なのは、たとえば両方の糸が同じ材料でできていて、その材料について、加工されるべき糸が確実に搬送されるとともに搬送ロール表面がそれぞれ他の糸のそばを通過することを、縮小された巻付角によって最善に保証できることが判明しているときである。図12の例は任意の本数の糸に拡張することができ、その場合、これらの糸は同じ方向転換部材により、またはそれぞれ異なる方向転換部材により、同一または異なる糸案内態様をもって搬送される。各々の糸について個別的な方向転換部材が設けられて、(たとえば個別的に駆動可能なアーチに)相応に保持される場合、糸案内を切換装置の制御と同期して、新たに加工されるべき糸については巻付角が増大し、それに対してちょうど挟持されている糸については巻付角が縮小されるように制御することもできる。1本の糸につきそれぞれ2つの個別的な方向転換部材により、外方および内方に向かう方向転換の間で方向転換制御を変えることができる。
図5から12に示す糸案内は例示としての性格を有するにすぎない。方向転換部材を適切に位置変更することで、および巻付の回数を変更することで、可能な全体巻付角の範囲をほぼ任意に拡大することができる。すでに各例で示したとおり、糸はその巻付のうちの1つで方向転換部材により方向転換させることができ、それに対して他の巻付では別の方向転換部材(または転換部材なし)で案内される。
上記の各例では、1本または2本の加工される糸を含む例にとって本発明のフリクションフィーダの機能形態を説明したが、実際には、2本を超える異なる糸をそれぞれ編み個所で加工する、切換装置を有する丸編機で適用するのに特別に適している。このときフィーダの機能形態は、基本的に、上に説明した各例と同様のままである。
最後に、本発明のフリクションフィーダは、異なる糸が使用されるその他の織物加工機械でも利用することができ、それにより、それぞれの糸について必要な滑り摩擦力を、高いコストのかかる材料交換なしに、できる限りフレキシブルに調整することができる。

Claims (16)

  1. 1つまたは複数の対応する糸供給装置から複数の糸を受け取るため、および少なくとも1本の糸を編機の糸加工個所へ供給するためのフリクションフィーダにおいて、
    糸の受取と搬送をするために互いに平行に配置され、ロール表面での摩擦により糸を連行する少なくとも2つのロール(11,12)と、
    前記ロールを回転させるための駆動装置と、
    前記ロールから少なくとも1つの糸に対して及ぼされる連行力を調節するための方向転換部材(13)とを含み、
    前記ロールは、組み合わされた両方のロールの周りへ糸を少なくとも1回巻き付けることができるように配置され、
    前記方向転換部材は、前記ロールへの1本または複数本の糸の巻付角を選択的に拡大または縮小させることができるように、1本または複数本の糸を前記ローラの間の糸巻付の経路の一区域で方向転換させるように調整することができるフリクションフィーダ。
  2. 前記ロールへの1本または複数本の糸の巻付角は前記方向転換部材(13)により無段階に拡大または縮小させることができる、請求項1に記載のフリクションフィーダ。
  3. 前記ロールへの1本または複数本の糸の巻付角は前記方向転換部材(13)により離散的段階で拡大または縮小させることができる、請求項1に記載のフリクションフィーダ。
  4. 前記ロール(11,12)は1を超える共通の糸巻付を受容するために設計され、前記方向転換部材(13)は1以上の糸巻付において1本または複数本の糸を方向転換するように構成される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  5. 複数の受容された糸のうち1本にそれぞれ割り当てられ、それぞれの前記ロールへの巻付角を他の方向転換部材から独立して拡大または縮小することができる複数の方向転換部材(13,14)を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  6. 1つまたは複数の前記方向転換部材(13,14)はそれぞれ回転可能な方向転換ローラとして形成される、請求項1〜5のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  7. 1つまたは複数の前記方向転換部材(13,14)はそれぞれ弾性作用により保持される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  8. ピン(16)と、
    前記方向転換部材(13,14)の各々に、一方の端部で前記ピンに回転可能に取り付けられるとともに他方の端部で前記方向転換部材を保持するアーチ(17,18)と
    をさらに含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  9. 前記方向転換部材または前記方向転換部材(13,14)の各々は、それぞれの糸を糸巻付経路の内部から外部に向かって方向転換させ、前記ロール(11,12)への巻付角を縮小するように調整することができ、および/またはそれぞれの糸を糸巻付経路の外部から内部に向かって方向転換させ、前記ロールへの巻付角を拡大するように調整することができる、請求項1〜8のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  10. 前記方向転換部材または前記方向転換部材(13,14)の各々の設定は自動式に編機の作動時に行うことができる、請求項9に記載のフリクションフィーダ。
  11. 前記ロール(11,12)は横置きに相並んで、または相上下して配置される、請求項1〜10のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  12. 前記ロール(11,12)はそれぞれ異なる直径を有する、または直径の異なる区域を有する、請求項1〜11のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  13. 前記ロール(11,12)のうち1つまたは全部がそれぞれ直径の異なるロール区域を有する、請求項1〜12のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  14. 前記駆動装置は前記ロール(11,12)のうち1つだけを、または全部の前記ロールを能動的に回転させる、請求項1〜13のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  15. 前記1つまたは複数の方向転換部材(13,14)を調整するための制御装置をさらに含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
  16. 前記編機はジャカード技術を有するまたは有しない、平編機、丸編機、またはストライプ編機である、請求項1〜15のいずれか1項に記載のフリクションフィーダ。
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