JP3876607B2 - 画像処理システムにおけるパラメータ設定方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は例えば各種製品の検査工程で使用される画像処理システムにおけるパラメータ設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば製品の検査工程において、ビデオカメラで撮像した製品の画像データを処理することにより、製品の表面の変形、キズ、汚れ等の欠陥を検出することが行われている。このような目的で使用される画像処理装置の従来例として、例えば特開平9−288568号に記載されたものがある。
【0003】
製品の表面の変形、キズ、汚れ等の欠陥を検出するために、その画像データを処理して、製品の輪郭を抽出し、明度や色の変化を抽出するといった種々の画像処理が行われる。この画像処理に際して、例えば明度の二値化を行うためのしきい値や、エッジ検出のための領域指定等、種々のパラメータを対象物(製品)や背景等の条件に応じて設定する必要がある。
【0004】
また、画像処理プログラムは、通常、微分処理、平均化処理、ランレングス抽出処理等、種々のプログラムモジュール(処理ルーチン)を組み合わせて作成される。通常、パーソナルコンピュータ等のプログラム作成装置を用いて画像処理プログラムが作成される。所定のデバッグ及びシミュレーションが行われ、用途に適したパラメータが設定された後、完成した画像処理プログラムが画像処理装置に転送される。
【0005】
実際に画像処理装置を用いて製品の検査等を行うに伴い、パラメータを修正する必要が生ずることが多い。このため、画像処理装置には通常、キーパッドのような入力手段が備えられ、この入力手段を用いてパラメータの変更設定を行うことができるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、生産ライン等に設置される画像処理装置は、画像処理プログラムに関する知識を持ち合わせていない生産現場のユーザーが容易に操作できるものであることが望ましい。実際の検査結果に即して行われるパラメータの変更設定のための操作もできるだけ容易であることが望ましい。
【0007】
一方、生産現場でのパラメータの変更設定を無制限に許容したのでは、例えば製品の検査が正しく行われなくなるおそれがある。つまり、パラメータの設定変更によって許容範囲を超える特性の製品が良品として通過してしまう可能性も考えられる。
【0008】
本発明は、上記のような従来の課題を考慮し、検査工程等で使用される画像処理装置におけるパラメータの変更設定が容易である画像処理システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像処理システムにおけるパラメータ設定方法は、画像処理装置と、その画像処理プログラムを作成するプログラム作成装置とからなる画像処理システムにおけるパラメータ設定方法であって、前記プログラム作成装置において、前記画像処理プログラムの作成で使用されるパラメータリストから、前記画像処理装置での参照及び変更設定の対象となるパラメータを選択してパラメータの参照及び設定のためのユーザー画面を作成し、作成したユーザー画面を前記画像処理装置の表示画面上に再構成するために必要なユーザー画面情報を前記画像処理に転送し、前記画像処理装置において、前記プログラム作成装置から取得したユーザー画面情報をユーザー画面記憶部に記憶し、前記ユーザー画面記憶部か ら読み出したユーザー画面情報に基づいて前記ユーザー画面を表示部に再構成し、入力部からの操作によって前記ユーザー画面を用いてパラメータの設定を行うこととし、前記画像処理装置を用いて前記パラメータが変更設定された場合に、この変更パラメータ情報を前記プログラム作成装置に転送するか否かをパラメータごとに設定可能とし、転送する設定を行ったパラメータのみについて、その変更パラメータ情報を前記プログラム作成装置に転送することを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、画像処理装置側では複雑な設定画面を見ることなく、変更設定の必要なパラメータに絞った簡素なユーザー画面でパラメータの変更設定を行うことができるので、画像処理プログラムに関する知識の乏しいユーザーであっても、容易かつ適切なパラメータ設定を行うことができる。これに伴い入力ミスが低減される。また、この構成によれば、変更設定によって画像処理プログラムの実行による検査等に不都合が生じ得るパラメータに絞って、その変更内容をプログラム作成装置側で監視するので、監視が容易になる。また、通信によって変更パラメータ情報を画像処理装置からプログラム作成装置に転送する場合は、通信データ量を低減することができる。
【0015】
請求項2の好ましい構成は、前記プログラム作成装置において、前記画像処理装置から転送された変更パラメータ情報の履歴を記録し、管理することを特徴とする。
【0016】
この構成によれば、画像処理装置側でパラメータの変更設定が行われた時点では直ちに問題の発生が予測できず、その後にパラメータの変更設定に起因する問題が生じたような場合に、過去にさかのぼってパラメータの変更設定の履歴を調査し、問題の所在を突き止めることが可能になる。また、画像処理プログラムの修正(アップデート)のためのフィードバックが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
【0030】
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。この画像処理システムは画像処理装置1とその画像処理プログラムを作成するプログラム作成装置2からなる。
【0031】
画像処理装置1は、製品の検査ラインに設置され、製品の画像データを処理することにより、製品の表面の変形、キズ、汚れ等の欠陥を検出するために使用される。画像処理装置1は、製品を撮像するためのビデオカメラ11、撮像した画像情報を記憶する撮像用メモリ12、画像処理等の各種処理を行う処理装置(CPU)13、メインメモリである実行用メモリ14、ハードディスクドライブ等の補助記憶装置15、パラメータの変更設定等の入力を行うためのキーパッド16、及びユーザー画面等を表示する表示装置17を備えている。
【0032】
画像処理装置1の補助記憶装置15には、プログラム作成装置2から転送される画像処理プログラムを記憶するプログラム記憶部151、同じくプログラム作成装置2から転送されるユーザー画面情報を記憶するユーザー画面記憶部152、及び変更履歴保存部153が記憶領域として(所定のフォルダとして)確保されている。変更履歴保存部153は、後述するように、画像処理装置1を用いてパラメータを変更設定した場合の変更履歴情報を保存しておき、まとめてプログラム作成装置2へ転送するために用意されている。
【0033】
プログラム作成装置2は、パーソナルコンピュータで構成され、処理装置(CPU)21、メインメモリである実行用メモリ22、ハードディスクドライブ等の補助記憶装置23、及びキーボードやマウス等の入力手段24を備えている。プログラム作成装置2の補助記憶装置23には、作成した画像処理プログラム231、ユーザー画面情報232が保存され、また変更履歴情報が変更履歴保存部233に保存される。
【0034】
画像処理装置1とプログラム作成装置2は、それぞれに備えられた通信手段(図示せず)を介して互いにデータ伝送を行うことができる。通信手段としては、RS232C等のシリアル通信インターフェイスの他、ブルートゥース等の無線通信インターフェイスを用いてもよい。あるいは、構内回線を用いたLAN、公衆回線等を用いたWAN、インターネット等を介して画像処理装置1とプログラム作成装置2とが接続される形態でもよい。
【0035】
特に、LAN、WAN、インターネット等のネットワークを介して画像処理装置1とプログラム作成装置2とを接続する場合に、1台のプログラム作成装置2と複数台の画像処理装置1とをネットワークで接続することも可能である。例えば、同じ種類の製品について複数の生産ラインがあるような場合に、各ラインに設置した画像処理装置1を1台のプログラム作成装置2に接続する。こうすることにより、各画像処理装置1の画像処理プログラムのメンテナンスや各画像処理装置1におけるパラメータの変更設定の履歴を1台のプログラム作成装置2で集中管理することができる。
【0036】
別の形態として、1台のパーソナルコンピュータを用いて画像処理装置1とプログラム作成装置2とが構成されていてもよい。この場合、CPU13及び21、実行用メモリ14及び22、補助記憶装置15及び23等については画像処理装置1とプログラム作成装置2とで兼用することができる。画像処理装置1のキーパッド16についてもプログラム作成装置2のキーボードやマウス等の入力手段24で兼用することが可能である。表示装置17についても当然のことながらプログラム作成装置2の表示装置(図示せず)で兼用することができる。
【0037】
通常のパーソナルコンピュータ上にビデオカメラと画像処理ボードを付加し、画像処理プログラムを動作させれば画像処理装置1と同じ機能を実現することができる。同じパーソナルコンピュータ上で画像処理プログラム作成用のプログラムを動作させるとプログラム作成装置2が実現される。この場合は、両者の間の通信手段は必要なく、両者のプログラム間でデータの授受を行えばよい。
【0038】
以下の説明において、データ(情報)の「転送」という場合は、上記のような構成におけるプログラム間のデータ授受を含むものとする。ただし、本実施形態では、図1に示すように、パーソナルコンピュータを用いて構成されたプログラム作成装置2とは別に、専用の画像処理装置1が設けられ、両者が離れた場所に設置され、通信によって接続されているものとして説明する。
【0039】
図2は、プログラム作成装置2を用いて作成される画像処理プログラムの一例を簡略化して示すフローチャートである。ステップ#101でビデオカメラ11を用いて検査の対象物(例えば成形品)の撮像が行われ、その画像データが撮像用メモリ12に格納される。画像データは、ステップ#102以降におけるCPU13による画像処理に供される。
【0040】
図示の例では、ステップ#102でX方向のエッジ検索と位置ずれの補正が行われ、ステップ#103でY方向のエッジ検索と位置ずれの補正が行われる。さらにステップ#104で基準ポイントの算出が行われ、所定の検査領域を設定する。
【0041】
次のステップ#105ではマスク内異物検査が行われる。具体的には、検査領域内の微分画像を作成し、この微分画像の変化特徴点から対象物(成形品)の欠陥候補部分を抽出する。抽出の方法として、例えば変化点の両側の濃淡値の差を光量差しきい値と比較し、光量差しきい値以上であれば欠陥候補として抽出する。次に、微分値がしきい値を超えている部分について、微分値総和が上限値と下限値との間にあれば欠陥であると判断する。ステップ#106で検査結果の画面表示が行われる。
【0042】
これらの各ステップにおける処理は、あらかじめ用意された画像処理に関する関数を組み合わせることにより記述される。画像処理プログラムの作成方法に関しては公知であり、本発明との直接の関連性は無いので、説明を割愛する。これに関しては、例えば従来例の説明で挙げた特開平9−288568号に詳しく記 載されている。
【0043】
各ステップにおける画像処理のために、撮像対象、撮像条件、検査基準等に応じて設定される多くのパラメータが使用される。これらのパラメータには、(1)プログラム作成装置2での画像処理プログラムの作成時点でほぼ確定するもの、(2)画像処理装置1を用いたデバッグでほぼ確定するもの、(3)画像処理装置1の使用初期段階で変更されるもの、及び(4)画像処理装置1の継続使用によって時々変更されるものが含まれる。
【0044】
本実施形態の画像処理システムでは、特に(3)及び(4)の画像処理装置1側でのパラメータの変更設定を容易かつ安全なものとするための工夫が行われている。
【0045】
図3は、図2のフローチャートにおけるステップ#102及びステップ#103に示したエッジ検索の処理で使用されるパラメータリストの例を示している。また、図4は同じくステップ#105のマスク内異物検査の処理で使用されるパラメータリストの例を示している。これらのパラメータリストのうちから、画像処理装置1での参照及び変更設定の対象となるパラメータを選択してパラメータの参照及び設定のためのユーザー画面を作成する。
【0046】
図5は、このようにして、図3及び図4のパラメータリストから作成されたユーザー画面31の一例を示している。図3及び図4のパラメータリストにおいて、各パラメータの右端欄にチェックボックスが設けられている。このチェックボックスにマーク(×印)を入れることにより、ユーザー画面を構成するパラメータに含めることができる。図3及び図4の例では、処理範囲始点X、処理範囲始点Y、光量差しきい値、及び検出画素数上限値の各パラメータのチェックボックスにマークが入っているので、これら4つのパラメータが所定の順番でユーザー画面31に表示されている。
【0047】
図5のユーザー画面31では、選択された4つのパラメータが表形式の各行に対応するように表示されている。また、3つの列のうち、第1列32はパラメータの名称が記載され、第2列33にはパラメータ値(デフォルト値)が記載されている。このパラメータ値が画像処理装置1での参照及び変更設定の対象となる。第3列34には、各種のチェックボックスが記載されている。
【0048】
図5の例では3つのチェックボックスが設けられており、第1のチェックボックスは、表示形式を示している。処理範囲始点X、処理範囲始点Y、及び検出画素数上限値の3つのパラメータに関しては、第1のチェックボックスに「1」が記入されており、これに対応して第2列33のパラメータ値が数値で表示されている。光量差しきい値のパラメータに関しては、第1のチェックボックスに「2」が記入されており、これに対応して第2列33のパラメータ値がスライドボリュームの形式で表示されている。この場合、パラメータ値の変更設定は例えばカーソルキーやポインティングデバイス(マウス等)でスライドつまみを左右に動かすようにして行う。
【0049】
表示形式の他の例として、アップダウンマーク(△及び▽)付きの数値表示がある(図示せず)。この場合は、アップマーク(△)又はダウンマーク(▽)をポインティングデバイスでポイントすることにより数値を増減変更することができる。
【0050】
第3列34に表示された第2のチェックボックスは、画像処理装置1での変更設定を許容するか否かを選択するために使用される。このチェックボックスのマークを外すことにより、画像処理装置1での変更設定を一時的に禁止するといった目的に用いることができる。第3のチェックボックスは、画像処理装置1でパラメータ値の変更設定が行われたときに、その情報(すなわち変更パラメータ情報)をプログラム作成装置2に転送する必要の有無を設定するために使用される。変更設定によって画像処理(ひいては製品の検査結果)に重大な影響が生じ得るパラメータに絞ってその変更パラメータ情報をプログラム作成装置2に転送し、プログラム作成装置2側で監視を行うといったことに用いることができる。
【0051】
上記の3種類のチェックボックスの他に、例えばユーザーレベルのチェックボックスを設けてもよい。一般のユーザーとスーパーバイザ(管理者)ユーザーとを区別することにより、変更制定可能なパラメータを区別するといった用途に用いることができる。なお、これらのチェックボックスは、図6に示す画像処理装置1側のユーザー画面には表示されない。
【0052】
図5において、上記のようなパラメータの表形式の表示の下に、「変更履歴一覧」等の複数のボタンが表示されている。これらのボタンは、画像処理装置1で行われたパラメータ値の変更設定の履歴をプログラム作成装置2側で取得して監視するためのボタンであり、詳しくは後述する。これらのボタンも図6に示す画像処理装置1側のユーザー画面には表示されない。
【0053】
図6は、画像処理装置1の表示装置17に表示されたユーザー画面41を示している。この表示例は、図5のプログラム作成装置2側に表示されるユーザー画面31に対応している。このユーザー画面41は、上述のようにしてプログラム作成装置2で作成されたユーザー画面31の情報(すなわちユーザー画面情報)が画像処理プログラムと共に画像処理装置1に転送され、画像処理装置1の表示装置17に再構成されたものである。ユーザー画面情報は補助記憶装置15内のユーザー画面記憶部152に一旦格納され、CPU13がユーザー画面情報をユーザー画面記憶部152から読み出して表示装置17上に表示させる。
【0054】
図6のユーザー画面41は、参照及び変更設定の対象となるパラメータが第1列に表示され、その現在値が第2列に表示された簡素なものである。このような簡素なユーザー画面を用いてユーザーがパラメータの変更設定を行うことにより、入力ミス等に起因する変更設定の誤りを回避することができる。
【0055】
また、図6のユーザー画面41に表示された4個のパラメータのうち、上側2 行の処理範囲始点X及び処理範囲始点Yは通常の表示であるが、下側2行の光量差しきい値及び検出画素数上限値は、淡く(グレー表示で)表示されている。これは、図5のユーザー画面31において、第2のチェックボックスを用いて下側2行のパラメータが変更不可に設定されていることに対応するものである。このように、表示を変えることにより、変更設定可能か否かがユーザーに分かりやすくなる。
【0056】
図7は、図5に示したプログラム作成装置2におけるユーザー画面31の変形例を示している。この変形例のユーザー画面31'では、各パラメータを表形式ではなく、任意の配置で表示する。つまり、図3及び図4のパラメータリストからユーザー画面を作成する際に、例えばマウスを用いたドラッグアンドドロップの操作により、ユーザー画面に含めたいパラメータをユーザー画面の枠内にコピーし、任意の位置に配置する。このような操作によってユーザー画面31'を作成する場合は、図3及び図4のパラメータリストで各パラメータの右端欄のチェックボックスは不要である。また、図8は、図7のユーザー画面31'に対応して画像処理装置1の表示装置17に表示されるユーザー画面41'を示している。
【0057】
図9は、上述のようにしてプログラム作成装置2で作成されたユーザー画面31又は31'に基づいて生成され画像処理装置1に転送されるユーザー画面情報の内容を示している。ユーザー画面情報51は、パラメータ情報52とパラメータ付加情報53からなる。
【0058】
パラメータ情報52は、プログラム番号、プログラム名称、パッケージ番号、パッケージ名称、パッケージ種別、パラメータ番号、パラメータ名称及びパラメータ数値を含む。プログラム番号及びプログラム名称は、複数の画像処理プログラムを画像処理装置1のプログラム記憶部151に記憶する場合に、当該ユーザー画面がどの画像処理プログラムのものであるかを区別するために使用される。
【0059】
パッケージ番号、パッケージ名称及びパッケージ種別は、画像処理プログラム中のステップで使用された処理モジュール(パッケージ)の識別に使用される。パッケージ種別として、例えば前述のエッジ検索、マスク内異物等が挙げられる。パラメータ番号、パラメータ名称及びパラメータ数値は、ユーザー画面内に表示するパラメータの識別と、その設定値の特定に用いられる。ユーザー画面内に表示されるのは、前述のようにパラメータ名称及びパラメータ数値である。
【0060】
パラメータ付加情報53は、表示位置情報、表示形式番号、変更可否、通知要否、ユーザーレベル等を含む。表示位置情報は、ユーザー画面内における各パラメータの表示位置を示す。図6に示した表形式のユーザー画面41では、表示順(行)の情報のみでよいが、図8に示した任意位置表示形式のユーザー画面41'では、表示位置のXY座標の情報が必要である。
【0061】
表示形式番号、変更可否、及び通知要否は、図5を用いて説明した第3列の3つのチェックボックスにそれぞれ対応している。それぞれ、チェックの有無を示す1ビットのフラグでよい。ユーザーレベルについても、図5を用いて説明した追加可能なチェックボックスの例に対応している。
【0062】
これらのパラメータ付加情報がパラメータ情報とセットでユーザー画面情報としてプログラム作成装置2から画像処理装置1に転送されるので、画像処理装置1は、これらのパラメータ付加情報にしたがって、上述のようにして適切なユーザー画面を再現することができる。
【0063】
図10は、画像処理装置1とプログラム作成装置2とがネットワーク等により常時接続されている場合のユーザー画面を用いたパラメータ変更設定に関する処理を示すフローチャートである。
【0064】
プログラム作成装置2側では、ステップ#201で画像処理プログラムを作成し、ステップ#202で図3及び図4に例示したようなパラメータリストを用いて各パラメータの値を設定する。ステップ#203で前述のようにしてユーザー画面を作成し、表示形式、変更可否、通知要否等のチェックボックスの設定を行う。作成された画像処理プログラム及びユーザー画面は、ステップ#204において、画像処理装置1へ転送される。転送された画像処理プログラム及びユーザー画面は、画像処理装置1の補助記憶装置15に設けられたプログラム記憶部151及びユーザー画面記憶部152にそれぞれ記憶される。
【0065】
画像処理装置1側でパラメータの設定値を変更する場合は、ユーザー画面記憶部152から読み出したユーザー画面情報をステップ#251で解析し、その結果に基づいてステップ#252でユーザー画面表示を行う。そして、ステップ#253においてユーザーのパラメータ変更設定の入力を受け付ける。
【0066】
ステップ#254において、変更設定されたパラメータが通知すべき項目であるかどうかを判断する。これは、上述のパラメータ付加情報に含まれる通知要否を参照することによって判断する。通知する項目である場合は、ステップ#255でプログラム作成装置2に対して変更データ(変更パラメータ情報)を転送する処理を実行する。
【0067】
プログラム作成装置2側では、変更パラメータ情報を受け取ると、ステップ#205で通知があったと判断され、ステップ#206で変更履歴の保存処理を行う。変更履歴情報は、図1に示したように、プログラム作成装置2の補助記憶装置23内に確保された変更履歴保存部233に保存される。この後、ステップ#207において、データの再表示が行われる。例えば、プログラム作成装置2側で表示するユーザー画面において、変更設定されたパラメータを着色表示する。このようにして、画像処理装置1で行われたパラメータの変更設定をプログラム作成装置2側で表示して監視することができる。
【0068】
図11は、画像処理装置1とプログラム作成装置2とが常時接続されていない場合のユーザー画面を用いたパラメータ変更設定に関する処理を示すフローチャ ートである。この場合は、画像処理装置1で変更設定したパラメータに関する情報は、補助記憶装置15に設けられた変更履歴保存部153に一旦保存される。そして、プログラム作成装置2との通信が成立してプログラム作成装置2からパラメータ変更履歴の通知要求があったときに、変更履歴保存部153の記憶情報がプログラム作成装置2に転送される。
【0069】
以下、図10のフローチャートと重複する箇所もあるが、図11のフローチャートに沿って、順番に説明する。
【0070】
プログラム作成装置2側では、ステップ#301で画像処理プログラムを作成し、ステップ#302で図3及び図4に例示したようなパラメータリストを用いて各パラメータの値を設定する。ステップ#303で前述のようにしてユーザー画面を作成し、表示形式、変更可否、通知要否等のチェックボックスの設定を行う。作成された画像処理プログラム及びユーザー画面は、ステップ#304において、画像処理装置1へ転送される。転送された画像処理プログラム及びユーザー画面は、画像処理装置1の補助記憶装置15に設けられたプログラム記憶部151及びユーザー画面記憶部152にそれぞれ記憶される。
【0071】
画像処理装置1側でパラメータの設定値を変更する場合は、ユーザー画面記憶部152から読み出したユーザー画面情報をステップ#351で解析し、その結果に基づいてステップ#352でユーザー画面表示を行う。そして、ステップ#353で、プログラム作成装置2からパラメータ変更履歴の通知要求があったか否かがチェックされる。通知要求があった場合は、ステップ#354において、変更履歴保存部153に記憶されているパラメータの変更履歴をプログラム作成装置2に転送する。
【0072】
通知要求がなかった場合は、ステップ#355でユーザーのパラメータ変更設定の入力があったか否かがチェックされる。入力があった場合は、パラメータ変更設定を行い、ステップ#356において、変更設定したパラメータが通知すべ き項目であるかどうかを判断する。これは、上述のパラメータ付加情報に含まれる通知要否を参照することによって判断する。通知する項目である場合は、ステップ#357で変更パラメータ情報を変更履歴保存部153に保存する。
【0073】
ステップ#305で変更履歴の通知要求を発したプログラム作成装置2側では、パラメータの変更履歴を受け取ると、ステップ#306で変更履歴の保存処理を行う。変更履歴情報は、図1に示したように、プログラム作成装置2の補助記憶装置23内に確保された変更履歴保存部233に保存される。この後、ステップ#307において、データの再表示が行われる。例えば、プログラム作成装置2側で表示するユーザー画面において、変更設定されたパラメータを着色表示する。
【0074】
図5に示したプログラム作成装置2側のユーザー画面において、下部に表示されている複数のボタンを操作することによってパラメータの変更履歴を取得し、表示することができる。つまり、「変更通知要求」ボタンを押すことにより、ステップ#305における変更履歴の通知要求の送信が行われる。「元に戻す」ボタン又は「先に進む」ボタンを押すことにより、ユーザー画面の表示のままで、変更履歴を順次見ることができる。また、「変更履歴一覧」ボタンを押せば、図12に例示するようなパラメータ変更履歴表を画面上に表示することができる。
【0075】
このようにして、画像処理装置1とプログラム作成装置2とが常時接続されていない場合も、パラメータの変更履歴が画像処理装置1内に保存され、プログラム作成装置2からの通知要求によって、画像処理装置1からプログラム作成装置2に転送されるので、画像処理装置1で行われたパラメータの変更設定をプログラム作成装置2側で表示して監視することができる。
【0076】
以上、本発明の実施形態を適宜変形例と共に説明したが、本発明は上記の実施形態や変形例に限らず、種々の形態で実施することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の画像処理システムにおけるパラメータ設定方法と画像処理システムによれば、画像処理装置側では複雑な設定画面を見ることなく、変更設定の必要なパラメータに絞った簡素なユーザー画面でパラメータの変更設定を行うことができるので、画像処理プログラムに関する知識の乏しいユーザーであっても、容易かつ適切なパラメータ設定を行うことができる。また、画像処理装置側で行ったパラメータの変更設定をプログラム作成装置側で監視することにより、慣れていないユーザーが入力ミスや誤解によって不適当なパラメータの変更設定を行った場合に、そのことを的確に指摘することができる。また、変更設定によって画像処理プログラムの実行による検査等に不都合が生じ得るパラメータに絞って、その変更内容をプログラム作成装置側で監視するので、監視が容易になる。また、通信によって変更パラメータ情報を画像処理装置からプログラム作成装置に転送する場合は、通信データ量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る画像処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 プログラム作成装置を用いて作成される画像処理プログラムの一例を簡略化して示すフローチャートである。
【図3】 図2のフローチャートにおけるエッジ検索の処理で使用されるパラメータリストの例を示す図である。
【図4】 図2のフローチャートにおけるマスク内異物検査の処理で使用されるパラメータリストの例を示す図である。
【図5】 図3及び図4のパラメータリストから作成されたプログラム作成装置におけるユーザー画面の一例を示す図である。
【図6】 画像処理装置の表示装置に表示された図5に対応するユーザー画面を示す図である。
【図7】 図5のプログラム作成装置におけるユーザー画面の変形例を示す図である。
【図8】 画像処理装置の表示装置に表示された図7に対応するユーザー画面を示す図である。
【図9】 プログラム作成装置で作成されたユーザー画面に基づいて生成され画像処理装置に転送されるユーザー画面情報の内容を示す図である。
【図10】 画像処理装置とプログラム作成装置とが常時接続されている場合のユーザー画面を用いたパラメータ変更設定に関する処理を示すフローチャートである。
【図11】 画像処理装置とプログラム作成装置とが常時接続されていない場合のユーザー画面を用いたパラメータ変更設定に関する処理を示すフローチャートである。
【図12】 プログラム作成装置の表示画面上に表示されるパラメータ変更履歴表を例示する図である。
【符号の説明】
1 画像処理装置
2 プログラム作成装置
16 入力部
17 ユーザー画面表示部
21 CPU(ユーザー画面作成部、転送部)
152 ユーザー画面記憶部
Claims (2)
- 画像処理装置と、その画像処理プログラムを作成するプログラム作成装置とからなる画像処理システムにおけるパラメータ設定方法であって、前記プログラム作成装置において、前記画像処理プログラムの作成で使用されるパラメータリストから、前記画像処理装置での参照及び変更設定の対象となるパラメータを選択してパラメータの参照及び設定のためのユーザー画面を作成し、作成したユーザー画面を前記画像処理装置の表示画面上に再構成するために必要なユーザー画面情報を前記画像処理装置に転送し、
前記画像処理装置において、前記プログラム作成装置から取得したユーザー画面情報をユーザー画面記憶部に記憶し、前記ユーザー画面記憶部から読み出したユーザー画面情報に基づいて前記ユーザー画面を表示部に再構成し、入力部からの操作によって前記ユーザー画面を用いてパラメータの設定を行うこととし、
前記画像処理装置を用いて前記パラメータが変更設定された場合に、この変更パラメータ情報を前記プログラム作成装置に転送するか否かをパラメータごとに設定可能とし、転送する設定を行ったパラメータのみについて、その変更パラメータ情報を前記プログラム作成装置に転送することを特徴とする画像処理システムにおけるパラメータ設定方法。 - 前記プログラム作成装置において、前記画像処理装置から転送された変更パラメータ情報の履歴を記録し、管理することを特徴とする請求項1記載の画像処理システムにおけるパラメータ設定方法。
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