JP4442119B2 - 画像認識装置および画像認識方法、並びに、画像認識装置のティーチング装置およびティーチング方法 - Google Patents

画像認識装置および画像認識方法、並びに、画像認識装置のティーチング装置およびティーチング方法 Download PDF

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    • G06F18/40Software arrangements specially adapted for pattern recognition, e.g. user interfaces or toolboxes therefor

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像から対象物を認識する画像認識装置、並びに、このような画像認識装置のティーチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カメラで撮像した画像に画像処理を施し、特徴量を抽出することによって対象物の認識を行う技術が知られている。このような画像認識技術は、工業製品の検査装置やロボットの視覚装置をはじめとする種々の画像認識装置に応用されている。
【0003】
画像認識によって対象物を特定するためには、その対象物の特徴をコンピュータに事前に教示しておく必要がある。この作業をティーチングという。検査装置を例に説明すると、まず、良品と不良品のそれぞれのサンプルを用意し、それらを撮像して得た画像(教師画像)から、良品に関する特徴量や不良品の欠陥部分(傷や欠けなど)に関する特徴量を抽出し、それらの特徴量に基づいて検査対象物の良否判定を行うための判定基準値(ティーチングデータ)を決定するのである。
【0004】
この分野に関する先行技術としては、特許文献1〜3などが知られている。特許文献1には、ニューロ処理ユニットに種々の欠陥情報を学習させておき、欠陥検査で検出された欠陥の種別を判定する装置が提案されている。特許文献2には、良品と不良品の中間に属する対象物の検査基準値を修正可能な装置が提案されている。特許文献3には、欠陥検出パラメータと欠陥の特徴量データに基づいて対象物の欠陥の種別を判別する装置が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−21803号公報
【特許文献2】
特許第3140177号公報
【特許文献3】
特開2001−168160号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、認識すべき対象物は個体差によるばらつきを含んでいるのが常であり、照明や環境光などの撮像環境の変動により画像にばらつきが生ずることも多い。また、不良品に関しては、欠陥の種類は無数にあり、欠陥が現れる位置やその形状・大きさなどもまちまちである。それゆえ、ティーチングを行う際には、良品や不良品の教師画像をできるだけ多く(たとえば、数十〜数百)用意する必要がある。
【0007】
図9は、従来の画像ティーチングを概念的に表した図である。図中、○印でプロットした点が良品の特徴量を表し、×印でプロットした点が不良品の特徴量を表している。このように良品と不良品の特徴量を多数収集することで、良品のばらつきの傾向と不良品の傾向の違いを把握し、両者の間に判定基準値(図中の実線)を設定するのである。
【0008】
しかしながら、教師画像を網羅的に用意することは不可能であるため、画像によるティーチングだけで良品のばらつきの範囲と不良品の範囲との正しい境界を把握することは難しい。よって、図示のごとく、判定基準値(実線)が正しい境界(破線)と一致しない場合がほとんどである。この場合には、本来良品と判定されるべきもの(図中の△印)が不良品と判定されたり、本来不良品と判定されるべきもの(図中の▲印)が良品と判定されたりするなどの検査ミスを招いてしまう。
【0009】
そこで従来では、良品と不良品が正しく(つまり、ユーザが意図する通りに)判定されるように、何度も繰り返しティーチングを行ったり、手作業でティーチングデータを調整したりして、ティーチングデータを追い込んでいかなければならなかった。しかし、このような作業は、高度なスキルとノウハウを有する熟練作業者が多大な労力と時間をかけて行う必要があり、改善が望まれていた。
【0010】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、少数の教師画像から簡単に正確なティーチングデータを作成可能な技術を提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の目的は、認識処理の成功率や精度を向上させることの可能な技術を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明のティーチング装置では以下のごとくティーチング処理を行う。
【0013】
本発明では、対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって特徴量を抽出する。その一方で、対象物のばらつきの範囲その他の対象物に関する既知の知識をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する。これらの処理はどちらを先に実行してもよいし、並列に実行してもよい。
【0014】
教師画像から抽出された標準対象物の形態に関する情報と、知識として得られる対象物のばらつきに関する情報とを組み合わせることによって、標準対象物を中心にした対象物のばらつきの範囲、すなわち、対象物として認識すべき範囲を把握することができる。
【0015】
ここで、対象物のばらつきの範囲の知識として、対象物の個体差によるばらつきの範囲と、撮像時の環境差によるばらつきの範囲と、を入力させることが好ましい。これにより、対象物に固有のばらつきに関する情報と、照明や環境光などの影響で生ずるばらつきに関する情報とを得ることができる。
【0016】
工業製品の場合には、たとえば、対象物の個体差によるばらつきの範囲の知識として、設計上の公差を入力させるとよい。設計上の公差は、CADデータなどの設計情報から容易に知ることができるし、元来、対象物として許容可能な範囲を表す情報だからである。
【0017】
また、知識として、対象物のばらつきの範囲に限らず、標準対象物に関する属性を入力させることも好ましい。たとえば、設計情報から正確な寸法や形状などの属性を与えることによって、対象物のあるべき姿である標準対象物をより正確に定義することができるようになる。
【0018】
本発明では、標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と知識ベースに登録されている知識とから、対象物たり得るための各種属性をその意味とともに記述したコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録する。
【0019】
教師画像から抽出された特徴量は、具体物たる標準対象物のみを表す特化した情報であるのに対し、この特徴量と知識ベースの知識とから生成されたコンテキストデータは、認識すべき対象物全体(すなわち、対象物として認識すべき範囲)を表現する一般化された情報の集合体となる。また、各種属性がその意味とともに管理されているので、情報の汎用性・流用性が高まり、コンテキストデータを様々な用途や問題解決に利用することが容易となる。
【0020】
ここで、コンテキストデータは、各種属性が構造化言語で記述されていることが好ましい。これにより、定量的に定義可能な数値や値域に限らず、文字列、関数、構成要素の相関関係などの種々の属性をコンピュータ処理可能な形式で体系的に管理することができる。
【0021】
コンテキストデータの典型的な用途としては、ティーチングデータの生成がある。本発明では、認識処理で用いられる特徴量の種別に対応する属性を知識ベースに登録されたコンテキストデータから抽出して、当該認識処理のためのティーチングデータを生成する。これにより、標準対象物だけの教師画像から簡単に正確なティーチングデータを作成することができる。
【0022】
このようにして生成されたティーチングデータは、ティーチングデータ記憶手段に格納され、画像認識装置での認識処理に供される。
【0023】
本発明の画像認識装置では、ワークの画像を取り込んで、そのワークの画像から画像処理によって特徴量を抽出し、ティーチングデータ記憶手段から読み出したティーチングデータと抽出された特徴量とに基づいて認識処理を実行して、ワークが対象物か否かを判定することによって、ワークの認識を行う。上記ティーチング段階において作成された正確なティーチングデータを用いて、画像認識段階では精度良く認識処理を行うことができる。なお、ワークとは画像認識段階において認識処理に供される物をいう。
【0024】
また、画像認識段階においても上記コンテキストデータを利用することができる。
【0025】
たとえば、画像認識段階において認識に失敗した場合に、抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性を定義するワークコンテキストデータを生成し、生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの画像に画像処理を施し、画像処理を施されたワークの画像を用いて認識処理を行うことができる。
【0026】
コンテキストデータには対象物の各種属性の標準状態が定義されているため、その標準状態からの差異を調べることで、ワークの画像の問題点、つまり、認識処理に失敗した原因を見出すことができる。そこで、その問題点を除去するための画像処理を施し、この画像処理後の画像を用いて再び認識処理を行えば、認識処理の成功率や精度の向上を図ることができる。
【0027】
また、画像認識段階において正しい判定結果が得られなかった場合に、抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性を定義するワークコンテキストデータを生成し、生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの判定を正しく行い得る属性を選び出し、認識処理で使用可能な複数の認識ロジックのなかから、選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックを探索し、索出された認識ロジックのためのティーチングデータを生成することも可能である。
【0028】
これにより、最適な認識ロジックによる新たなティーチングデータが自動的に生成されるので、手作業によるティーチングデータの追い込みが不要となり、ティーチングに要する時間と労力が低減されるとともに、認識処理の成功率や精度の向上も図られる。
【0029】
ここで、選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックが索出されなかった場合に、その旨をユーザに通知するとよい。この場合に、選び出された属性に基づいて追加すべき認識ロジックの仕様を通知するとなお好ましい。これにより、ユーザは、新たに追加すべき認識ロジックを発見することができる。
【0030】
なお、本発明は、上記処理の少なくとも一部を行う手段を有する画像認識装置または画像認識装置のティーチング装置として捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を行う画像認識方法もしくは画像認識装置のティーチング方法、または、かかる方法を実現するための画像認識プログラムもしくは画像認識装置のティーチングプログラムとして捉えることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ここでは、工業製品の製品検査を行う検査装置に本発明を適用した例を示す。
【0032】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。同図に示すように、画像認識装置は、概略、画像認識処理を行う画像認識部1とティーチング処理を行うティーチング部2とから構成される。
【0033】
画像認識装置は、基本ハードウエアとして、CPU(中央演算処理装置)、メモリ(主記憶装置)、ハードディスク(補助記憶装置)、ディスプレイ(表示部)、キーボード(入力部)、MO装置(外部記憶装置)、カメラ(撮像部)などを備える汎用のコンピュータシステムで構成可能である。画像認識部1とティーチング部2の諸機能は、ハードディスクに格納されたプログラムがメモリに読み込まれ、CPUによって実行されることにより、ソフトウエアとハードウエアとが協働して実現されるものである。
【0034】
画像認識部1は、撮像部10、画像記憶部11、画像処理部12、認識処理部13およびティーチングデータ記憶部14を有して構成される。
【0035】
撮像部10は画像を取り込む撮像手段である。撮像部10としてはCCDカメラなどを用いることができる。撮像部10は、テーブル3上に置かれた検査物4を撮像し、その画像を画像認識装置に取り込む。撮像部10で取り込まれた画像は、フレームメモリなどで構成された画像記憶部11に一時的に格納される。なお、画像としては、カラー画像でも濃淡画像(白黒画像)でもよく、赤外線画像などの特殊画像であってもよい。画像の種類は、画像認識装置の用途などに応じて適宜選択される。
【0036】
画像処理部12は、画像処理によって画像から特徴量を抽出する画像処理手段である。画像処理部12は、画像記憶部11から読み込んだ画像に対し画像処理を施して、たとえば、検査物4の表面の透明度、テクスチャ、色、明度、長さ、面積などの種々の特徴量を抽出する。ここで抽出された特徴量は、認識処理部13に引き渡される。
【0037】
認識処理部13は、ティーチングデータと画像処理部12で抽出された特徴量とに基づいて認識処理を行い、画像中の検査物4が認識すべき対象物であるか否かを判定する認識処理手段である。認識処理部13は、数十〜数百に及ぶ複数の認識ロジックを備えており、認識すべき対象物に応じて、1つ又は複数の認識ロジックを使い分ける。認識すべき対象物は、たとえば良品である場合もあれば、逆に欠陥(傷、欠け、組み立て不良、はんだ不良など)を含む不良品の場合もある。
【0038】
認識処理の内容(使用する認識ロジックの組み合わせ、認識ロジックの実行手順、認識ロジックで参照されるしきい値や値域など)は、ティーチングデータで定義されている。ティーチングデータは、認識処理部13で実行される個々の認識処理ごとに複数用意されており、認識処理部13は、認識すべき対象物に応じてハードディスクもしくはMO装置に設けられたティーチングデータ記憶部14から適切なティーチングデータを読み出して利用する。これらのティーチングデータは、ティーチング部2にて生成されるものである。
【0039】
本実施形態のティーチング部2におけるティーチング処理は、従来のものとは全く異なるアプローチを採用している。まずは、その相違について説明する。
【0040】
従来の画像ティーチングでは、上述したように、認識すべき対象物(たとえば良品)とそれ以外の非対象物(たとえば不良品)の教師画像をできるだけ多く用意し、それらの教師画像から得られた特徴量の傾向に基づいて良品のばらつきの範囲と不良品の範囲を定めていた(図9参照)。
【0041】
これに対し、本実施形態のティーチングは次のような特徴を有する。
【0042】
第一に、対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している物(以下、「標準対象物」という。)を正確に定義した上で、その標準対象物を中心にした対象物のばらつきの範囲(すなわち「対象物として認識すべき範囲」)を定義する、というアプローチを採用している。
【0043】
図2はこのアプローチを概念的に表したものである。図中、○印でプロットした点が「標準対象物」を表し、個体差のばらつきと環境差のばらつきの和集合で表される範囲が「対象物として認識すべき範囲」を表している。
【0044】
第二に、このアプローチを実現するために、教師画像から得られる特徴量だけでなく、対象物に関してユーザが既に知っている知識をも利用する。
【0045】
標準対象物の教師画像からは、標準対象物の形態に関する情報を容易に得ることができる。また、実際に画像にしてみなければ分からない情報(たとえば、撮像環境によって見え方の異なる色や明度などの情報、画像中の位置・大きさ・範囲などの情報)も得ることができる。しかしながら、それらの情報だけでは対象物として認識すべき範囲を知ることはできない。また、標準対象物についても得られる情報には限りがある。
【0046】
そこで、本実施形態では、標準対象物の教師画像から形態に関する特徴量を取得する一方で、設計情報などの知識から正確な寸法、形式、構成、名称などの各種属性を取得することによって、対象物のあるべき姿である標準対象物をより正確に定義する。加えて、個体差のばらつきや環境差のばらつきなどのように、教師画像からは得ることができない情報についても、知識として与える。たとえば、設計情報の寸法公差を個体差値域として与えたり、照明の照度変化が画像に与える影響を数値化して環境差値域として与えるのである。
【0047】
第三に、対象物の各種属性をコンピュータ処理可能な形式で体系的に管理するために、コンテキストデータなるデータ形式を採用する。コンテキストデータは対象物たり得るための各種属性をその意味とともに記述したデータであり、XML(eXtensible Markup Language)などの構造化言語によって記述されたものである。コンテキストデータに記述する属性としては、定量的に定義可能な数値や値域に限らず、文字列、関数、構成要素の相関関係などの情報を含めることもできる。種々の情報をコンテキストデータに記述することによって、様々な側面から多面的に対象物を定義することが可能となる。
【0048】
教師画像から抽出された特徴量は、具体物たる標準対象物のみを表す特化した情報であるのに対し、この特徴量と知識とから生成されたコンテキストデータは、認識すべき対象物全体(すなわち、対象物として認識すべき範囲)を表現する一般化された情報の集合体となる。
【0049】
したがって、ワークの画像から得られた特徴量がコンテキストデータで定義された範囲に含まれるか否かを調べることによって、ワークが対象物であるか否かを判断することができる。もちろん実際の認識処理においてはコンテキストデータに含まれる全ての属性を用いる必要はないので、ティーチングデータを作成する際には、コンテキストデータから必要な属性だけを抽出して、しきい値や値域などの判定基準値を生成すればよい。
【0050】
本実施形態では、このようなアプローチによってティーチングを行うことにより、少ない教師画像から簡単に正確なティーチングデータを作成することを可能としている。
【0051】
では、上記ティーチング処理を実現するための具体的構成について説明する。
【0052】
図1に示すように、ティーチング部2は、撮像部10、画像記憶部11、画像処理部12、コンテキスト化部20、知識ベース21、知識ベース作成部22およびティーチングデータ生成部23を有して構成される。なお、本実施形態では、画像認識部1とティーチング部2を一体的に構成し、撮像部10、画像記憶部11および画像処理部12の各構成要素を共用しているが、ティーチング部2の部分を画像認識部1とは別体構成にして外部ティーチング装置とすることも可能である。
【0053】
知識ベース21は、コンテキストデータの形式で対象物の各種属性を体系的に格納するデータベースである。知識ベース作成部22は、知識ベース21にコンテキストデータを登録したり、知識ベース21に登録されているコンテキストデータを閲覧・編集・削除したりするインターフェイスをユーザに提供する機能である。
【0054】
コンテキスト化部20は、画像処理部12で抽出された特徴量を受け取り、その特徴量と知識ベース21に登録されている知識とに基づいてコンテキストデータを生成するコンテキストデータ生成手段である。ここで生成されたコンテキストデータは知識ベース21に登録される。
【0055】
ティーチングデータ生成部23は、コンテキストデータからティーチングデータを生成するティーチングデータ生成手段である。ここで生成されたティーチングデータはティーチングデータ記憶部14に格納される。
【0056】
続いて、図3〜図5を参照して、ティーチング処理の具体的な処理の流れを説明する。図3は、ティーチング処理の流れを示すフローチャートであり、図4は、ティーチング処理におけるデータフローを説明する図であり、図5は、知識ベースに登録されたコンテキストデータの一例を示す図である。
【0057】
なお、ここでは、ICチップの良品検査のためのティーチングを例に挙げて説明を行う。つまり「良品のICチップ」が認識すべき対象物となり、良品のICチップ以外の物はすべて非対象物となる。
【0058】
まず、ユーザは、標準対象物のサンプルを選定する。標準対象物としてはたとえばマスターピースを選ぶことができる。あるいは、精度良く作製された2、3個の良品サンプルを選んでもよい。そして、選定したサンプルを撮像部10で撮像し、教師画像を取り込む(ステップS1)。
【0059】
画像処理部12では、取り込まれた標準対象物の教師画像に画像処理を施して、ICチップ表面の透明度、色、明度、縦横の長さ、面積などの特徴量を抽出する(ステップS2)。また、ICチップの周りの背景部分の特徴量を抽出してもよい。図4の例では、透明度「9」、色「RGB(50,50,50)」、明度「10」、長さ「3.0001cm」、面積「9.0006cm」などの特徴量が抽出されている。なお、標準対象物として複数のサンプルを選んだ場合には、各教師画像から得られた特徴量を平均することにより標準対象物の特徴量とすればよい。
【0060】
一方、知識ベース作成部22では、ユーザに知識を入力させる(ステップS3)。ユーザは、知識ベース作成部22が提供する知識入力用インターフェイスを操作して、対象物の名称、形式、構成、機能、個体差値域、環境差値域その他の対象物に関する既知の知識を入力することができる。図4の例では、名称「ICチップ」、形式「QFP」、構成「ICパッケージとリードピン」、形状「正方形」、長さ「3cm」、面積「9cm」、ピン数「52pin」、公差「長さ±0.05mm」などの知識が入力されている。これらの知識は知識ベース作成部22により知識ベース21に登録される。なお、ステップS3の処理を、ステップS1,S2よりも前もしくは並列に実行しても構わない。
【0061】
次に、コンテキスト化部20が、教師画像から抽出された特徴量と知識ベース21に登録された知識とを組み合わせて、良品のICチップを定義するためのコンテキストデータを生成する(ステップS4)。このとき各属性はその意味に応じて分類・階層化され、属性とその意味とが対応付けられてコンテキストデータに記述される。これにより各種属性の意味構造が明らかとなり、ユーザとコンピュータの双方にとって取り扱い易いデータとなるとともに、情報の汎用性・流用性が高まり、コンテキストデータを様々な用途や問題解決に利用することが容易となる。
【0062】
コンテキスト化部20は、特徴量と知識の両方に同じ属性に関するデータが含まれている場合には、知識で与えられたデータを優先して用いる。知識として与えられたデータのほうが信頼性が高いからである。図4の例では、ICチップの「長さ」および「面積」に関するデータが特徴量と知識の両方に含まれているが、コンテキストデータでは知識として与えられた「3cm」および「9cm」が採用されている。
【0063】
このようにして作成されたコンテキストデータはコンテキスト化部20により知識ベース21に登録される。知識ベース21には、図5に示すように、数多くの対象物についてのコンテキストデータを登録可能である。また、良品に限らず、欠陥そのものなど、対象物の種類を問わず種々のコンテキストデータを登録可能である。
【0064】
コンテキスト化部20は、蓄積されたコンテキストデータを、新たな対象物のコンテキストデータを生成する際に知識として利用することができる。たとえば、共通性のある対象物のコンテキストデータの一部を流用したり、基本品のコンテキストデータを継承しそれに属性を追加することで複数のバリエーション品のコンテキストデータを生成したりすることもできる。さらには、コンテキストデータそのものを他のコンテキストデータの構成要素にすることもできる。このようにコンテキストデータの2次利用が容易なのは、コンテキストデータが各種属性を意味内容とともに構造化して保持しているからである。
【0065】
コンテキストデータが生成された後、ティーチングデータ生成部23が、認識処理のためのティーチングデータを生成する(ステップS5)。具体的には次のように行う。
【0066】
まず、認識処理において利用される認識ロジックを決定する。これはユーザに選択させればよい。このとき、ティーチングデータ生成部23が、コンテキストデータに含まれる属性と各認識ロジックで用いられる特徴量の種別とを照合して、利用可能な又は最適な認識ロジックを候補として選出することも好ましい。図4の例では、ティーチングデータ生成部23により利用可能な認識ロジックが4つ(A〜D)選び出されており、ユーザがその中から認識ロジックBを選択している。
【0067】
次に、認識ロジックで用いられる特徴量の種別を参照して、その種別に対応する属性を知識ベース21に登録されたコンテキストデータから抽出する。たとえば、認識ロジックBが明度と面積の2つの特徴量を用いるものである場合、ティーチングデータ生成部23はコンテキストデータからICチップの明度および面積と、明度および面積のばらつきに関する属性(個体差値域、環境差値域など)と、を抽出するのである。ここでは、明度「10」、面積「9cm」、明度のばらつき「±0.2」、面積のばらつき「±0.003cm」が抽出されたものとする。
【0068】
続いて、抽出した属性を認識ロジックBの内容に合わせて適宜加工することによって当該認識処理のためのティーチングデータを生成する。たとえば、認識ロジックBがしきい値として明度の上限値と面積の下限値とを用いる場合には、上記属性から明度の上限値「10.2」と面積の下限値「8.997cm」とを算出する。さらに、実際の認識処理においては面積をピクセル数で取り扱うため、画像解像度に基づいて面積の下限値「8.997cm」をピクセル数「7440」に変換する。このようにして算出されたしきい値からティーチングデータを生成するのである。なお、図4のティーチングデータに含まれる「範囲」の値は画像中のICチップの位置を表す範囲であり、ユーザにより設定されるものである。
【0069】
ステップS6では、生成したティーチングデータで正しく(ユーザが意図する通りに)認識処理を行えるか否かのテスト検査が行われる。たとえば、ICチップについて良品のサンプルと不良品のサンプルとを数点用意し、それらに対して認識処理を実行し、その判断結果を確認する。
【0070】
正しく認識処理が行われた場合には、ティーチングデータをティーチングデータ記憶部14に格納し、ティーチング処理を終了する。逆に、認識処理が失敗した場合には、ステップS3に戻り、対象物に関するより詳しい知識を知識ベースに登録した上で、再度、コンテキストデータおよびティーチングデータの生成を繰り返す(ステップS7)。
【0071】
以上述べた本実施形態のティーチング処理によれば、1点ないし数点の少数の教師画像から簡単に正確なティーチングデータを作成することができ、ティーチングに要する時間と労力を低減することが可能となる。
【0072】
上記ティーチング段階が終了した後は、画像認識装置は画像認識段階(ICチップの製品検査)に入る。製品検査においては、撮像部10でワーク(検査物)の画像を取り込み、画像処理部12でワークの画像から画像処理によって特徴量を抽出し、認識処理部13でティーチングデータ記憶部14から読み出したティーチングデータと抽出された特徴量とに基づいて認識処理を実行して、ワークが対象物か否かを判定する。そして、対象物と判定された場合は良品、それ以外は不良品とする判定結果を出力する。本実施形態によれば、上記ティーチング処理により作成した正確なティーチングデータを用いて、精度良く認識処理を行うことができる。
【0073】
(第2の実施形態)
上述したように、コンテキストデータには、対象物の各種属性がその意味とともに記述されている。したがって、コンテキストデータの情報は汎用性・流用性に優れ、様々な用途や問題解決に利用することが容易である。第1の実施形態ではコンテキストデータをティーチングデータの生成に利用したが、第2の実施形態ではコンテキストデータを認識処理にも利用する。
【0074】
図6は、本発明の第2の実施形態に係る画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る画像認識装置との構成上の差異は、認識画像作成部15を有している点である。以下では、本実施形態に特有の構成および作用を中心に説明し、第1の実施形態と共通する部分については同一の符号を用いて、その詳しい説明は省略する。
【0075】
図7は、認識処理の流れを示すフローチャートである。同図を参照して、第1の実施形態で生成したティーチングデータを用いてICチップの良品検査を行う場合の処理の流れを説明する。
【0076】
まず、ワークを撮像部10で撮像し、ワークの画像を取り込む(ステップS10)。画像処理部12では、取り込まれたワークの画像に画像処理を施してICチップ表面の透明度、テクスチャ、色、明度、長さ、面積などの種々の特徴量を抽出する(ステップS11)。また、ICチップの周りの背景部分の特徴量を抽出してもよい。
【0077】
認識処理部13は、ティーチングデータ記憶部14からティーチングデータを読み出す。そして、ティーチングデータと画像処理部12で抽出された特徴量とに基づいて認識処理を実行する(ステップS12)。
【0078】
ここでは、ティーチングデータで定義された認識処理の内容にしたがって、特徴量のなかから明度と面積が選び出され、それらの値が認識ロジックBに引き渡される。認識ロジックBにて、ワークの明度がしきい値「10.2」以下かどうか、ワークの面積(ピクセル数)が「7440」以上かどうか調べられる。両方の条件を満たす場合には、良品のICチップであると判定され、少なくともいずれか一方の条件を満たさなかった場合には、不良品であると判定される。判定結果が得られた場合には認識成功である。この場合には、判定結果がディスプレイに出力され、認識処理が終了する(ステップS13,S14)。
【0079】
なお、画像処理部12にて認識処理に必要な特徴量(明度と面積)が抽出できなかった場合、抽出されたとしてもその値が常識的な値から大きく外れていた場合、その他認識処理が正常に実行されなかった場合には、判定結果が得られず、認識失敗となる。この場合には、ステップS15〜S17の認識画像作成処理に移行する(ステップS13)。
【0080】
認識画像作成処理では、まず、コンテキスト化部20が、ワークの画像から抽出された特徴量を画像処理部12から受け取り、それらの特徴量からワークの各種属性を定義するワークコンテキストデータを生成する(ステップS15)。ワークコンテキストデータは、コンテキストデータと同じ形式のデータであり、ワークの属性がその意味とともに記述されたものである。生成されたワークコンテキストデータは認識画像作成部15に引き渡される。
【0081】
認識画像作成部15は、知識ベース21に登録されている対象物のコンテキストデータを読み出し、ワークコンテキストデータの各属性について、コンテキストデータの対応する属性と比較し、属性上の差異を調べる(ステップS16)。コンテキストデータには対象物の各種属性の標準状態が定義されているため、その標準状態からの差異を調べることでワークの原画像の問題点、つまり、認識処理に失敗した原因を見出すことができるのである。
【0082】
続いて、認識画像作成部15は、画像記憶部11からワークの原画像を受け取り、検出された属性上の差異に基づいてワークの画像に適切な画像処理を施し、認識画像を作成する(ステップS17)。
【0083】
たとえば、面積や長さの値が大きく異なっている場合には、画像処理部12でのエッジ抽出や領域抽出が正常に行われなかったものと推測し、それを解決するために、シャープネスやエッジ強調などの画像処理を施す。あるいは、画像全体の色調や濃度が標準状態からずれているような場合には、その差異を補正するために、色調補正、濃度補正、コントラスト補正などの画像処理を施す。その他にも、ノイズ除去、解像度変換など、属性の種別や差異の内容などに応じて、適切な画像処理が施される。
【0084】
このようにして得られた認識画像は、ワークの原画像の問題点が除去された画像となっている。したがって、この認識画像を用いて再び認識処理を行えば(ステップS11,S12)、認識が成功する蓋然性が高い。また、認識画像は原画像に比べS/N比が高くなっていることから、認識精度も向上する。
【0085】
以上述べた本実施形態の画像認識装置によれば、撮像して得た原画像では認識に失敗する場合であっても、原画像の問題点が是正された認識画像が自動的に生成され、認識画像を用いて認識処理が再実行されるので、認識処理の成功率や精度の向上が図られる。
【0086】
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態では、コンテキストデータをティーチングデータの更新処理に利用する。
【0087】
なお、本実施形態に係る画像認識装置は、第1または第2の実施形態に係るものと同様の構成であるため図示を省略し、以下、同一の符号を用いて説明を行うこととする。
【0088】
図8は、ティーチングデータ更新処理の流れを示すフローチャートである。同フローチャートのステップS20の認識処理の内容は、図7のフローチャートのステップS10〜S17と同じものである。
【0089】
認識処理が成功した場合、その判定結果がディスプレイに出力される(ステップS20)。ここでユーザは、判定結果が正しいか(意図した通りの結果か)否かを入力することができる。
【0090】
判定結果が正しくないということは、ティーチングデータが適切ではないということである。そこで、ユーザから判定結果が誤りであるとの入力がなされた場合には(ステップS21)、次に述べるティーチングデータ更新処理を実行する。
【0091】
まず、コンテキスト化部20が、ワーク画像から抽出された特徴量を画像処理部12から受け取り、それらの特徴量からワークコンテキストデータを生成する(ステップS22)。生成されたワークコンテキストデータはティーチングデータ生成部23に引き渡される。
【0092】
ティーチングデータ生成部23は、知識ベース21に登録されている対象物のコンテキストデータを読み出し、ワークコンテキストデータの各属性について、コンテキストデータの対応する属性と比較し、属性上の差異を調べる(ステップS23)。そして、属性上の差異に基づいて、ワークの判定を正しく行い得る属性(たとえば、差異が顕著に現れている属性、逆に差異がほとんど無い属性など)を1つ以上選び出す。
【0093】
続いて、ティーチングデータ生成部23は、認識処理で使用可能な複数の認識ロジックのなかから、ステップS23で選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックもしくは認識ロジックの組み合わせを探索する(ステップS24)。
【0094】
該当する認識ロジックが索出された場合には(ステップS25)、ティーチングデータが更新される(ステップS26)。このとき、既存のティーチングデータに今回索出された認識ロジックに関する内容を追加してもよいし、既存のティーチングデータを今回のものに差し替えてもよい。
【0095】
一方、該当する認識ロジックが索出されなかった場合には、その旨がユーザに通知される(ステップS27)。このとき、「特徴量X,Y,Zに基づいて認識処理を行う認識ロジックを追加してください。」というように、追加すべき認識ロジックの仕様を通知するメッセージをディスプレイに表示するとよい。ユーザが通知された仕様にしたがって新たな認識ロジックを開発し追加することで、正確な認識処理を行うことができるようになる。
【0096】
以上述べた本実施形態の画像認識装置によれば、正しい判定結果が得られなかった場合に、最適な認識ロジックによる新たなティーチングデータが自動的に生成されるので、手作業によるティーチングデータの追い込みが不要となり、ティーチングに要する時間と労力が低減されるとともに、認識処理の成功率や精度の向上も図られる。
【0097】
また、適切な認識ロジックが存在しない場合には、追加すべき認識ロジックの仕様が通知されるので、新たに追加すべき認識ロジックを発見することができる。これは、既存の認識ロジックでは認識できない新規の対象物を取り扱うときなどに非常に有効となる。
【0098】
なお、上記第1〜第3の実施形態は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
【0099】
たとえば、上記実施形態では、工業製品の製品検査を行う検査装置に本発明を適用しているが、検査装置以外にもロボットの視覚装置をはじめとする種々の画像認識装置に本発明を好適に用いることができる。
【0100】
また、ティーチング処理や画像認識処理に用いる特徴量や属性の種別、コンテキストデータやティーチングデータのフォーマットに関しても、上記実施形態で例示したものに限られず、認識すべき対象物や画像認識装置の構成などに応じて適宜変更可能である。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、少数の教師画像から簡単に正確なティーチングデータを作成することができる。また、本発明によれば、認識処理の成功率や精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態におけるティーチングを概念的に表した図である。
【図3】ティーチング処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】ティーチング処理におけるデータフローを説明する図である。
【図5】知識ベースに登録されたコンテキストデータの一例を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る画像認識装置の機能構成を示すブロック図である。
【図7】認識処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】ティーチングデータ更新処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】従来の画像ティーチングを概念的に表した図である。
【符号の説明】
1 画像認識部
2 ティーチング部
3 テーブル
4 検査物
10 撮像部
11 画像記憶部
12 画像処理部
13 認識処理部
14 ティーチングデータ記憶部
15 認識画像作成部
20 コンテキスト化部
21 知識ベース
22 知識ベース作成部
23 ティーチングデータ生成部

Claims (18)

  1. ワークの画像から抽出した特徴量と、判定基準値であるティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物であるか否かを判定する認識ロジックを複数種類備える画像認識装置のティーチング方法であって、
    対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力ステップと、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成ステップと、
    前記認識ロジックで用いられるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成ステップと、を含み、
    前記複数種類の認識ロジックは、異なる種別の特徴量を用いる認識ロジックであり、
    前記ティーチングデータ生成ステップでは、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識装置のティーチング方法。
  2. 前記コンテキストデータ生成ステップでは、標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と知識ベースに登録されている知識の両方に同じ属性に関する情報が含まれている場合には、知識で与えられた情報を優先して用いてコンテキストデータを生成する
    請求項1に記載の画像認識装置のティーチング方法。
  3. 前記知識入力ステップでは、前記ばらつきの範囲の知識として、対象物の個体差によるばらつきの範囲と、撮像時の環境差によるばらつきの範囲と、を入力させる請求項1または2に記載の画像認識装置のティーチング方法。
  4. ワークの画像から抽出した特徴量と、判定基準値であるティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物であるか否かを判定する認識ロジックを複数種類備える画像認識装置のティーチング装置であって、
    対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力手段と、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成手段と、
    前記認識ロジックで用いられるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成手段と、を備え、
    前記複数種類の認識ロジックは、異なる種別の特徴量を用いる認識ロジックであり、
    前記ティーチングデータ生成手段は、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識装置のティーチング装置。
  5. 前記コンテキストデータ生成手段は、標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と知識ベースに登録されている知識の両方に同じ属性に関する情報が含まれている場合には、知識で与えられた情報を優先して用いてコンテキストデータを生成する
    請求項4に記載の画像認識装置のティーチング装置。
  6. 前記知識入力手段は、前記ばらつきの範囲の知識として、対象物の個体差によるばらつきの範囲と、撮像時の環境差によるばらつきの範囲と、を入力させる請求項4または5に記載の画像認識装置のティーチング装置。
  7. ワークの画像から抽出した特徴量と、判定基準値であるティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物であるか否かを判定する認識ロジックを複数種類備える画像認識装置のティーチングプログラムであって、
    コンピュータに、
    対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力ステップと、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成ステップと、
    前記認識ロジックで用いられるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成ステップと、
    を実行させる画像認識装置のティーチングプログラムであって、
    前記複数種類の認識ロジックは、異なる種別の特徴量を用いる認識ロジックであり、
    前記ティーチングデータ生成ステップでは、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識装置のティーチングプログラム。
  8. 対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力ステップと、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成ステップと、
    認識ロジックで用いられる判定基準値であるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成ステップと、
    生成されたティーチングデータをティーチングデータ記憶手段に格納する格納ステップと、
    を含むティーチング段階と、
    ワークの画像を取り込んで、そのワークの画像から画像処理によって特徴量を抽出するステップと、
    前記抽出した特徴量と前記ティーチングデータ記憶手段から読み出したティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物か否かを判定する認識ロジックを実行するステップと、
    を含む画像認識段階と、
    を含み、
    異なる種別の特徴量を用いる複数種類の認識ロジックが設けられており、
    前記ティーチングデータ生成ステップでは、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識方法。
  9. 画像認識段階において前記認識ロジックによる認識に失敗した場合に、
    抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性の情報の集合体であるワークコンテキストデータを生成し、
    生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの画像に画像処理を施し、
    画像処理を施されたワークの画像を用いて再び前記認識ロジックによる認識処理を行う
    請求項8記載の画像認識方法。
  10. 画像認識段階において正しい判定結果が得られなかった場合に、
    抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性の情報の集合体であるワークコンテキストデータを生成し、
    生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの判定を正しく行い得る属性を選び出し、
    前記複数種類の認識ロジックのなかから、選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックを探索し、
    索出された認識ロジックのためのティーチングデータを生成する
    請求項8または9記載の画像認識方法。
  11. 選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックが索出されなかった場合に、その旨をユーザに通知する
    請求項10記載の画像認識方法。
  12. 選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックが索出されなかった場合に、選び出された属性に基づいて追加すべき認識ロジックの仕様を通知する
    請求項11記載の画像認識方法。
  13. 対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出手段と、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力手段と、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成手段と、
    認識ロジックで用いられる判定基準値であるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成手段と、
    生成されたティーチングデータをティーチングデータ記憶手段に格納する手段と、
    を有するティーチング部と、
    ワークの画像を取り込んで、そのワークの画像から画像処理によって特徴量を抽出し、その抽出した特徴量と前記ティーチングデータ記憶手段から読み出したティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物か否かを判定する認識ロジックを実行する
    画像認識部と、
    を備え、
    前記画像認識部は、異なる種別の特徴量を用いる複数種類の認識ロジックを有しており、前記ティーチングデータ生成手段は、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識装置。
  14. 画像認識手段は、
    前記認識ロジックによる認識に失敗した場合に、
    抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性の情報の集合体であるワークコンテキストデータを生成し、
    生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの画像に画像処理を施し、
    画像処理を施されたワークの画像を用いて再び前記認識ロジックによる認識処理を行う
    請求項13記載の画像認識装置。
  15. 画像認識手段は、
    画像認識段階において正しい判定結果が得られなかった場合に、
    抽出されたワークの特徴量から、そのワークの各種属性の情報の集合体であるワークコンテキストデータを生成し、
    生成されたワークコンテキストデータと知識ベースに登録された対象物のコンテキストデータとの属性上の差異に基づいて、ワークの判定を正しく行い得る属性を選び出し、
    前記複数種類の認識ロジックのなかから、選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックを探索し、
    索出された認識ロジックのためのティーチングデータをティーチング手段に生成させる
    請求項13または14記載の画像認識装置。
  16. 画像認識手段は、
    選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックが索出されなかった場合に、その旨をユーザに通知する
    請求項15記載の画像認識装置。
  17. 画像認識手段は、
    選び出された属性に対応する特徴量を用いて認識処理を実行可能な認識ロジックが索出されなかった場合に、選び出された属性に基づいて追加すべき認識ロジックの仕様を通知する
    請求項16記載の画像認識装置。
  18. コンピュータに、
    対象物として認識すべき物のうち標準的な形態を有している標準対象物の画像を、その標準対象物の教師画像として、取り込んで、その標準対象物の教師画像から画像処理によって前記標準対象物の形態にかかわる複数の属性に関する特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    当該対象物に関する既知の知識として、設計情報から得られる前記対象物の形態にかかわる属性の値、及び、前記対象物の形態にかかわる属性のばらつきの範囲をユーザに入力させて、その知識を知識ベースに登録する知識入力ステップと、
    前記標準対象物の教師画像から抽出された特徴量と前記知識ベースに登録されている前記対象物に関する前記知識とを組み合わせて、対象物として認識すべき範囲を定義する各種属性の情報の集合体であるコンテキストデータを生成して、そのコンテキストデータを知識ベースに登録するコンテキストデータ生成ステップと、
    認識ロジックで用いられる判定基準値であるティーチングデータを生成するティーチングデータ生成ステップと、
    生成されたティーチングデータをティーチングデータ記憶手段に格納する格納ステップと、
    を含むティーチング処理と、
    ワークの画像を取り込んで、そのワークの画像から画像処理によって特徴量を抽出するステップと、
    前記抽出した特徴量と前記ティーチングデータ記憶手段から読み出したティーチングデータとを比較して、前記ワークが認識の対象物か否かを判定する認識ロジックを実行するステップと、
    を含む画像認識処理と、
    を実行させる画像認識プログラムであって、
    異なる種別の特徴量を用いる複数種類の認識ロジックが設けられており、
    前記ティーチングデータ生成ステップでは、前記知識ベースに登録されたコンテキストデータの中から、ティーチングデータを生成しようとしている認識ロジックで用いられる特徴量の種別に対応する属性の値及びそのばらつきの範囲を抽出し、該抽出した属性の値及びそのばらつきの範囲からティーチングデータを生成する
    画像認識プログラム。
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