JP2020013378A - 画像分類方法及び画像分類装置 - Google Patents

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憲治 大久保
辰彦 坪井
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辰彦 坪井
弘貴 井上
Hirotaka Inoue
弘貴 井上
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Abstract

【課題】自己組織化マップを用いた画像のクラスタリングの精度を向上させる。【解決手段】ステップS1においてコンピュータは、複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、複数の画像間の類似度に応じた間隔で複数の画像が配置された自己組織化マップを生成する。ステップS2においてコンピュータは、自己組織化マップに基づき複数の画像のクラスタリングを行う。ステップS2においてコンピュータは、操作部及び表示部を含むユーザーインターフェイスの表示部に、自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を当該画像のクラスと共に、操作部に対する入力操作に従って個別に表示し、当該画像のクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに設定又は変更する。【選択図】図1

Description

本発明は、自己組織化マップを用いて画像のクラスタリングを行う画像分類方法及び画像分類装置に関する。
イメージング技術の急速な発達にともない、近年、画像データの多様化と大規模化が急速に進んでいる。
しかし、多様なイメージング機器から得られる画像データは複雑なため、画像の分類は困難である。
そこで、自己組織化マップを用いて自動的に画像のクラスタリングを行う画像分類技術が提案されている(特許文献1参照)。
特許第4688954号公報
特許文献1の方法では、自己組織化マップの同じ領域(座標)に配置された画像データは同じクラス(カテゴリ)を持つと判定しているが、実際には互いに異なるクラスを持つ複数の画像データが自己組織化マップの同じ領域に配置されている場合も多い。そのような自己組織化マップを用いて画像のクラスタリングを行うと、クラスタリングの精度が悪くなるいう問題が生じてしまう。
本発明は、以上の問題を解決しようとするものであって、その主な目的は、自己組織化マップを用いた画像のクラスタリングの精度を向上させることができる画像分類方法及び画像分類装置を提供することにある。
前述の目的を達成するために、本発明に係る画像分類方法は、コンピュータを用いて、複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、前記複数の画像間の類似度に応じた間隔で前記複数の画像が配置された自己組織化マップを生成する工程Aと、前記コンピュータを用いて、前記自己組織化マップに基づき前記複数の画像のクラスタリングを行う工程Bとを備え、前記工程Bで前記コンピュータは、操作部及び表示部を含むユーザーインターフェイスの前記表示部に、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を前記操作部に対する入力操作に従って個別に表示し、前記工程Bで前記コンピュータは、前記複数の画像のうち前記表示部に表示されている画像のクラスを当該画像と共に前記表示部に表示し、当該画像のクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに設定又は変更する。
また、本発明に係る画像分類装置は、複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、前記複数の画像間の類似度に応じた間隔で前記複数の画像が配置された自己組織化マップを生成し、当該自己組織化マップに基づき前記複数の画像のクラスタリングを行う制御部と、操作部及び表示部を含むユーザーインターフェイスとを備え、前記制御部は、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を前記操作部に対する入力操作に従って前記表示部に個別に表示し、前記制御部は、前記複数の画像のうち前記表示部に表示されている画像のクラスを当該画像と共に前記表示部に表示し、当該画像のクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに設定又は変更する。
本発明によると、ユーザーインターフェイスの表示部に、自己組織化マップの任意の座標に配置された画像が当該画像のクラスと共に個別に表示される。このため、互いに異なるクラスを持つ画像が自己組織化マップの同じ座標に配置されている場合に、各画像を確認して画像毎に正しいクラスを設定することができる。従って、自己組織化マップを用いた画像のクラスタリングの精度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る画像分類方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例に係る画像分類方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る画像分類装置を備える異物検査システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法において表示部に表示される画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法において表示部に表示される画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法において表示部に表示される画面構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における重なり画像のクラスの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における表示画面の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における重なり画像のクラスの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における表示画面の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における重なり画像のクラスの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における表示画面の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における重なり画像のクラスの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における表示画面の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法の一操作時における重なり画像のクラスの状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正に用いられるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成及び仮分類のための欠陥カテゴリの入力データの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正に用いられるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正に用いられるデータテーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成及び仮分類のための欠陥カテゴリの入力データの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。また、本発明の効果を奏する範囲を逸脱しない範囲で適宜変更は可能である。
(画像分類方法)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像分類方法を示すフローチャートである。
まず、ステップS1において、コンピュータを用いて、複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、各画像間の類似度に応じた間隔で各画像が配置された自己組織化マップを生成する。ここで、特徴群を構成する各特徴の種類は、画像に含まれる撮像対象に応じて特に制限無く選択可能であるが、代表的な特徴としては、例えば、面積、平均輝度、色、形態、長さ、幅、長さと幅の比、基準線に対する傾き角などがある。
次に、ステップS2において、コンピュータを用いて、ステップS1で生成された自己組織化マップに基づき各画像のクラスタリングを行う。
ステップS1及びS2では、予め幾つかの画像に対しクラスを設定しておき、これらのクラス付き画像を教師データとして、自己組織化マップを生成し、当該自己組織化マップ及び各画像の特徴群に基づき、その他の画像について暫定的なクラス設定(以下、仮分類ということもある)を行う。ここで、教師データだけではクラス判定できない画像については、クラス設定は行われない。
また、本実施形態においては、ステップS2でコンピュータは、ユーザーインターフェイスの表示部に、仮分類の結果と合わせて自己組織化マップを表示する。このとき、ユーザーインターフェイスの操作部に対する入力操作に従って、自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を当該画像のクラスと共に表示部に個別に表示する。また、自己組織化マップの同じ座標に2つ以上重なって配置された画像(以下、重なり画像と称することもある)についても、操作部に対する入力操作に従って表示部に個別に表示する。
本実施形態の画像分類方法によると、ユーザーインターフェイスの表示部に、自己組織化マップの任意の座標に配置された画像が当該画像のクラスと共に個別に表示される。このため、前述の仮分類では同じクラスに設定されているものの実際には互いに異なるクラスを持つ画像が自己組織化マップの同じ座標に配置されている場合に、各画像を確認して画像毎に正しいクラスの設定(以下、クラス修正ということもある)を行うことができる。また、仮分類ではクラス設定されなかった画像についても、当該画像を個別表示しながら、正しいクラスの設定(以下、この場合も含めてクラス修正ということもある)を行うことができる。従って、自己組織化マップを用いた画像のクラスタリングの精度を向上させることができる。
尚、本実施形態の画像分類方法において、前述の複数の画像を画像分類基準を決めるための学習用画像として取り扱い、図2に示すように、ステップS2の後に、コンピュータを用いて、各学習用画像の特徴群及びステップS2でクラス修正されたクラスタリング結果に基づき、画像分類基準を決定してもよい(ステップS3)。さらに、ステップS3の後に、コンピュータを用いて、ステップS3で得られた画像分類基準と、新たな画像(クラスが未知の画像)が有する特徴群とに基づいて、当該画像の分類(クラス設定)を行ってもよい(ステップS4)。ステップS4で分類する画像の数は、コンピュータの処理能力の許容範囲内であれば特に限定されない。
また、本実施形態の画像分類方法において、ステップS2でクラス修正された画像を新たな教師データとして、再度、ステップS1及びS2、つまり、自己組織化マップの生成及び仮分類と、画像の個別表示を用いたクラス修正とを行うことにより、画像クラスタリングの精度をさらに向上させてから、ステップS3を実施してもよい。あるいは、画像のクラスタリングの精度が所望のレベルに達するまで、ステップS1及びS2を繰り返し実施してから、ステップS3を実施してもよい。
以下、例えば半導体ウェハ等を対象とする異物検査において異物を撮像した画像を欠陥カテゴリ毎に分類するために本発明を適用する場合について詳述する。
(画像分類装置)
図3は、前述の本実施形態に係る画像分類方法を実施するための画像分類装置を備える異物検査システムの構成を示すブロック図である。図3に示す異物検査システムは、異物の画像を撮影するためのカメラ等の撮像装置10と、撮像装置10により得られた異物画像を欠陥カテゴリ毎に分類する画像分類装置20を備えている。画像分類装置20は、制御部21と、操作部22A及び表示部22Bを含むユーザーインターフェイス22とを備えている。
制御部21は、予め準備されている複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、各画像間の類似度に応じた間隔で各画像が配置された自己組織化マップを生成し、当該自己組織化マップに基づき各画像のクラスタリングを行う。具体的には、予めクラス(欠陥カテゴリ)が与えられた画像(教師データ)を含む複数の画像の画像データを入力データとして、制御部21は、自己組織化マップを生成し、各画像の仮分類(暫定的なクラス設定)を行う。ここで、制御部21は、撮像装置10からの画像データ(アナログ信号)をA/D変換してディジタル画像を生成し、当該ディジタル画像を画像解析することによって、撮像対象の形態や色調等に関する特徴、つまり画像の特徴群を抽出してもよい。また、制御部21は、教師データだけではクラス判定できない画像については、クラス設定は行わない。
また、制御部21は、自己組織化マップの任意の座標に配置された画像(同じ座標に2つ以上重なって配置された重なり画像も含む)を当該画像のクラスと共に操作部22に対する入力操作に従って表示部21に個別に表示し、表示部21に個別に表示された画像について、操作部22に対する入力操作に従ってクラス修正を行う。
また、制御部21は、前述の複数の画像を画像分類基準を決めるための学習用画像として取り扱い、各学習用画像の特徴群及びクラス修正されたクラスタリング結果に基づき、画像分類基準を決定してもよい(前述のステップS3)。具体的には、制御部21は、各学習用画像の特徴群の値とクラス(欠陥カテゴリ)との対応関係に基づいて、画像分類のための分類基準を生成し、当該分類基準を記憶する。分類基準の生成には、決定木、ランダムフォレスト、線形SVM(サポートベクターマシン)、非線形SVM、ディープラーニングなどを用いてもよい。
また、制御部21は、撮像装置10により得られた新たな画像の画像データを入力として、当該画像の特徴群と前述のように決定した画像分類基準とに基づき、当該画像の分類つまり当該画像のクラス(欠陥カテゴリ)設定を行ってもよい(前述のステップS4)。
尚、制御部21はコンピュータを備えており、当該コンピュータがプログラムを実行することによって、前述の本実施形態に係る画像分類方法が実施される。コンピュータは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わないが、例えば半導体集積回路(IC)又はLSI(large scale integration)を含む一つ又は複数の電子回路により構成されていてもよい。複数の電子回路は、一つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは一つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
また、操作部22Aとしては、キーボード、マウス、タッチパッド等を用いてもよく、表示部22Bとしては、例えばCRTや液晶ディスプレイ等の画像表示可能なモニタを用いてもよい。
(表示部に表示される画面)
図4は、本実施形態に係る画像分類方法において表示部22Bに表示される画面構成の一例である。表示対象の自己組織化マップは、例えば7×7の領域(タイル)に分割されており、各画像はいずれかのタイルに配置されており、各タイル毎に画像の一つが表示されている。表示画面100は、操作部22Aに対する入力操作(例えばスライダ操作)に従って、7×7のタイルのうち、例えば任意の5×5のタイルを選択表示可能である。尚、タイル数は、クラスタリング対象の画像の数によって適宜調整することができる。また、自己組織化マップ上では、類似した画像は基本的に同じ又は近傍のタイル上に配置される。類似性の尺度は、画像の特徴群によって規定される。
各タイルには、画面横方向(X方向)、縦方向(Y方向)にそれぞれ、0〜6までの整数で座標が付与されており、表示画面100の右上部には、画像を確認したいタイル座標(X座標101a、Y座標101b)の表示領域101が設けられている。ここで、操作部22Aを用いて例えばドロップダウンリスト選択によりX座標101a、Y座標101bを指定すると、制御部21が、当該座標に配置された画像110(当該座標に重なり画像が配置されている場合には当該重なり画像のうちの一画像110)を表示部22Bに表示してもよい。表示画面100は、X座標101a、Y座標101bがそれぞれ0に指定された様子を示している。このようにタイル座標が指定されると、当該座標に配置された画像(重なり画像については当該重なり画像のうちの一つの画像)が表示されるので、どのタイル(つまり互いに類似した画像群)が選択されているのかを把握しやすくなる。
このように操作部22Aを用いてドロップダウンリスト選択によりX座標101a、Y座標101bを指定した場合に、制御部21が、選択されたタイル102を目立たせるような表示をしてもよいし、また、タイル座標の指定が変更された場合には当該目立たせる表示を移動してもよい。表示画面100は、選択されたタイル102を目立たせるために、制御部21が、選択されたタイル102の周囲に太枠111(色付きでもよい)を表示している様子を示している。これ以外にも、制御部21が、例えば、選択されたタイル102の背景の色や模様を他のタイルとは違う色や模様に設定したり、或いは、選択されたタイル102の角部等に丸円やv字状の図形等を表示してもよい。
本実施形態において、操作部22Aに対する入力操作を行うための表示領域101は後述する表示領域104及び106と共に、表示部22Bの一部(表示画面100の例では画面右上)に集合配置してもよい。このようにすると、タイル座標の指定やクラス修正を行うたびに、表示部22Bに表示される画面の端から端まで、例えばマウスポインタを移動させることなく、狭い表示領域内でのマウスポインタ移動によって画像選択やクラス修正の作業を完了させることができるので、作業効率が向上する。
また、操作部22A、例えばマウスやタッチパネル等を用いた入力操作により、表示部22Bに表示されている画像110の1つを指定すると、制御部21が、当該画像110の座標をX座標101a、Y座標101bに表示してもよい。例えば、表示画面100においてタイル102が指定されると、X座標101a、Y座標101bがそれぞれ0と表示され、さらに、前述のように、選択されたタイル102を目立たせる太枠111が表示される。このようにすると、視覚的にクラス修正が必要と判断されるタイルの選択を容易に行うことができる。
本実施形態において、表示画面100には、表示されている画像110のクラス(黒欠陥、白欠陥等の欠陥カテゴリ)が各タイル毎に表示されている。このとき、表示画面100のように、各タイル毎に画面表示されている画像110及び「表示画像番号/重なり枚数」103の下側に、当該画像110の「クラス」105を表示してもよい。
尚、表示画面100では、全てのタイルに重なり画像が配置されている場合を示しているが、自己組織化マップにおいて一部のタイルに重なり画像が存在しないこと(つまり一部のタイルに画像が全く配置されないか、1枚の画像しか配置されないこと)もある。そのような場合は、表示画面の当該タイルには画像が表示されないか、又は1枚だけ配置された画像がそのまま表示される。
また、本実施形態において、各タイル毎に重なり画像の重なり枚数を表示してもよい。このとき、重なり画像のそれぞれに番号を付与して、表示画面100のように、各タイル毎に表示されている画像110の下側に重なり枚数を、表示されている画像110の番号と共に「表示画像番号/重なり枚数」103のように表示してもよい。重なり画像は、例えばタイル内で割合の多い欠陥カテゴリを持つ画像から順(以下、カテゴリ昇順という)に重ねて番号を付与してもよいし、逆に、割合の少ない欠陥カテゴリを持つ画像から順(以下、カテゴリ降順という)に重ねて番号を付与してもよい。重なり画像に対して、カテゴリ昇順で番号を付与した場合、タイル内で主要な欠陥カテゴリを簡単に把握することができる。また、重なり画像に対して、カテゴリ降順で番号を付与した場合、タイル内で少数派の欠陥カテゴリ(クラス)に仮分類されている画像について優先的にクラス修正を行って正しいクラスに設定又は変更することができる。このため、重なり画像の確認やクラス修正の作業を行うための時間が制限されている場合(つまり重なり画像を全数確認できない場合)でも、画像のクラスタリングの精度を向上させることができる。
或いは、重なり画像は、画像分類装置20に画像データを読み込ませた際の順番(以下、データリスト昇順という)又はその逆の順番(以下、データリスト降順という)に重ねて番号を付与してもよい。
また、表示画面100の表示領域101の下側に、X座標101a、Y座標101bで指定された座標の重なり画像に関し、重なり画像の重ね方104a、表示させたい画像の番号(以下、画像番号ということもある)104b、重なり画像の順送り/順戻しボタン104cの表示領域104を設けてもよい。このようにすると、操作部22Aを用いて、例えば、画像番号104bのキーボード入力や重なり画像の順送り/順戻しボタン104cのマウスを用いたクリック(ボタン押下)により、重なり画像(X座標101a、Y座標101bで指定された座標の重なり画像)の中から表示させたい画像を簡単に指定することができる。ここで、画像番号104bと合わせて、当該画像を含む重なり画像の重なり枚数を表示してもよい。また、重なり画像の順送り/順戻しボタン104cとして、例えば「<<」は10戻り、「<」は1戻り、「>」は1送り、「>>」は10送りのように複数のボタンを設けてもよい。また、重なり画像の重ね方(つまり重なり画像の重なり順)は、操作部22Aを用いて例えばドロップダウンリスト選択により重ね方104aを指定することにより、容易に変更可能である。
また、表示画面100のように、表示領域104の下側に、表示領域104で指定された画像に関し、当該画像の現時点のクラス(変更前クラス)106a、当該画像の変更後クラス106b、当該画像のみの個別変更ボタン106c、当該画像を含む重なり画像(タイル内画像)の一括変更ボタン106dの表示領域106を設けてもよい。このようにすると、操作部22A、例えばマウスを用いて、ドロップダウンリスト選択により変更後クラス106bを指定し、個別変更ボタン106c又は一括変更ボタン106dのクリック(ボタン押下)を行うことにより、重なり画像それぞれのクラスを個別に又は一括して設定又は変更することができる。
尚、表示画面100では、画像110の「クラス」105を、画像110及び「表示画像番号/重なり枚数」103の下側に表示したが、これに限らず、画像110の「クラス」105を、画像110の上方、右方若しくは左方、又は角部等の周辺近傍に表示してもよい。
さらに、表示画面100には、画像表示領域の下方に、自己組織化マップ全体を表示させる全体図表示ボタン107、保存終了ボタン108、終了ボタン109が表示されていてもよい。操作部22A、例えばマウスを用いて、全体図表示ボタン107がクリックされると、図5に示すような画像マップ(全タイルの代表画像の表示)や図6に示すようなカテゴリマップ(全タイルの代表クラスの表示)が表示される。いずれのマップを表示するかは、例えば、各マップ表示画面の左上のラジオボタンの選択により切り替えられるようにしてもよい。また、個別変更ボタン106cや一括変更ボタン106dを用いた画像クラスの変更結果を保存して操作を終了したい場合は、操作部22A、例えばマウスを用いて保存終了ボタン108をクリックし、そうでない場合は、終了ボタン109をクリックすればよい。
尚、本実施形態においては、操作部22Aに対する入力操作として、ボタン押下、ドロップダウンリスト、スライダ等を例示したが、もちろんこれらに限らず、ホイール回転、スワイプ、タップ等の入力操作も利用可能である。
また、本実施形態においては、表示画面100の各タイルに1枚だけ画像110を表示したが、各タイルに重なり画像のうちの複数の画像を表示できるようにしてもよい。
また、本実施形態においては、個別変更ボタン106c又は一括変更ボタン106dを用いて、重なり画像のクラスを個別に又は一括して設定又は変更したが、重なり画像のうちの複数の画像を選択して当該選択された画像のクラスを一括して設定又は変更できるようにしてもよい。
(ユーザーインターフェイスの操作)
以下、本実施形態に係る画像分類方法におけるユーザーインターフェイスの操作について、図面を参照しながら例示する。図7、図9、図11、図13、図15はそれぞれ、重なり画像の重なり順及びクラス(欠陥カテゴリ)が操作に伴って更新されていく様子を示している。また、図8、図10、図12、図14はそれぞれ、各操作時における図4に示す表示画面100の状態を画面の一部を抜粋して示している。尚、図8、図10、図12、図14において、図4に示す表示画面100と同じ要素には同じ符号を付している。
図7は、ステップS1及びS2で自己組織化マップ生成及び仮分類が実施された時点におけるタイル座標(X:0、Y:0)の重なり画像の重なり順(データリスト昇順)と各画像の欠陥カテゴリを示している。尚、自己組織化マップのタイル座標(X:0、Y:0)には、10枚の画像が重なっており、仮分類によって10枚の画像の全てについて、図7に示す欠陥カテゴリが暫定的に設定されている。
このとき、図8に示すように、座標(X:0、Y:0)のタイル102には、「クラス(欠陥カテゴリ)」105が「キズ」である画像(図7に示す重なり画像の1番目の画像)110が表示されている。ここで、表示領域104の重ね方104aを、図8に示すように、「カテゴリ昇順」に指定して、図9に示すように重なり画像の並べ替えを行う。図9に示す重なり画像では、画像数の多い順に、「キズ」画像(5枚)、「異物B」画像(3枚)、「異物A」画像(2枚)の順に画像が重ねられている。
続いて、図10に示すように、画像番号104bを「1/10」、「2/10」、「3/10」に順次指定し、指定した番号の各画像に対して変更後クラス106bを「異物A」に指定して個別変更ボタン106cを押下する。これによって、図11に示すように、重なり画像の1〜3番目までの画像の欠陥カテゴリが「キズ」から「異物A」に修正される。尚、図10は、画像番号104bが「3/10」に指定され、座標(X:0、Y:0)のタイル102に、「クラス(欠陥カテゴリ)」105が「異物A」に修正された画像(図11に示す重なり画像の3番目の画像)110が表示されている様子を示している。
続いて、表示領域104の重ね方104aを、図12に示すように、「カテゴリ昇順」に指定し直して、図13に示すように重なり画像の並べ替えを行う。図13に示す重なり画像では、画像数の多い順に、「異物A」画像(5枚)、「異物B」画像(3枚)、「キズ」画像(2枚)の順に画像が重ねられている。このとき、図12の座標(X:0、Y:0)のタイル102には、図10と同じ画像(図13に示す重なり画像の3番目の画像)110が表示されており、画像番号104bも「3/10」のままである。
その後、表示領域104の重ね方104aを、図14に示すように、「カテゴリ降順」に指定し直して、図15に示すように重なり画像の並べ替えを行う。図15に示す重なり画像では、画像数の少ない順に、「キズ」画像(2枚)、「異物B」画像(3枚)、「異物A」画像(5枚)の順に画像が重ねられている。このとき、図14の座標(X:0、Y:0)のタイル102には、図12と同じ画像(図15に示す重なり画像の8番目の画像)110が表示されているが、画像番号104bは、図15に示す重なり画像の並べ替えに伴って、「8/10」に変更されている。
(自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正)
以下、本実施形態に係る画像分類方法における自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正について、図面を参照しながら例示する。図16、図18及び図19は、自己組織化マップ生成、仮分類及びクラス修正に用いられるデータテーブルの一例を示している。また、図17及び図20は、自己組織化マップ生成及び仮分類のための欠陥カテゴリの入力データ(教師データ)の一例を示している。尚、説明を分かりやすくするため、各図においてはNo.0〜7までの8個の画像を対象として例示している。また、図16、図18、図19において、「MDC(manual defect classification:手動欠陥分類)」は、自己組織化マップ生成及び仮分類の初期値(教師データ)として与えられる欠陥カテゴリであり、「SOM(自己組織化マップ)」は、仮分類又はクラス修正で設定された欠陥カテゴリであり、「flag」は自己組織化マップ生成及び仮分類の実施時に「MDC」、「SOM」のいずれを参照するか(「flag」=0は「MDC」参照、「flag」=1は「SOM」参照)を示すフラグであり、「Tile-X」、「Tile-Y」はそれぞれ対象画像が配置された自己組織化マップのタイルのX座標、Y座標である。
図16は、自己組織化マップ生成及び仮分類の実施前に画像No.0〜3について「MDC」が設定された様子を示している。図16に示すように、画像No.0〜3の「MDC」はそれぞれ「異物A」、「キズ」、「異物A」、「異物B」である。画像No.4〜7については「MDC」は設定されておらず、空欄となっている。この時点では「flag」は全画像について「0」に設定されている。従って、画像No.0〜3について設定された「MDC」がそのまま、図17に示すように、自己組織化マップ生成及び仮分類の入力データ(教師データ)となる。
図18は、自己組織化マップ生成及び仮分類の実施後に、「MDC」が設定されていない画像No.4〜7について仮分類結果として「SOM」が設定された様子を示している。図18に示すように、画像No.4〜7の「SOM」はそれぞれ「異物A」、「異物B」、「異物A」、「異物B」である。尚、この時点では、画像No.0〜3の「SOM」には「MDC」の内容がそのまま設定されている。また、図18は、画像No.0〜7がそれぞれ配置された自己組織化マップのタイル座標も示している。図18に示すように、画像No.0、1、4、5はそれぞれタイル座標(X:0、Y:0)に配置され、画像No.2、3、6、7はそれぞれタイル座標(X:0、Y:1)に配置されている。
図19は、図18に示すデータテーブルを対象としてクラス修正を行った様子を示している。具体的には、図19に示すように、タイル座標(X:0、Y:0)の重なり画像(画像No.0、1、4、5)のクラスを全て「キズ」に一括変更している。当該一括変更により、画像No.0、1、4、5の「flag」は全て「1」に設定されている。
図20は、図19に示すようにクラス修正された画像を新たな教師データとして自己組織化マップ生成及び仮分類を再実施する場合の欠陥カテゴリの入力データを示している。図20に示すように、「flag」=「1」の画像No.0、1、4、5の「SOM」と、「flag」=「0」の画像No.2、3の「MDC」が新たな入力データとして用いられる。
(評価)
以下、本実施形態に係る画像分類方法を半導体ウェハの欠陥分類に用いた結果について説明する。
まず、半導体ウェハの異物検査を行い、異物が撮像された画像を2215枚取得し、これらの画像に対して本実施形態に係る画像分類方法のステップS1及びS2(自己組織化マップ生成、仮分類、クラス修正)を実施することにより、画像のクラスタリングを行った。クラスタリングの結果は、黒欠陥(反射率が低い異物)を持つ画像が503枚、白欠陥(反射率が高い異物)を持つ画像が155枚、灰欠陥(反射率が中程度の異物)を持つ画像が919枚、スプリット(2つに分離した異物(反射率は問わない))を持つ画像が414枚、汚れ(群をなす異物)を持つ画像が224枚であった。
次に、5種類の欠陥カテゴリが設定された各画像の中から、欠陥カテゴリ毎に画像を150枚ずつ抽出した。さらに、欠陥カテゴリ毎に、抽出された150枚の画像を50枚ずつ3つのグループA〜Cに分けて、各欠陥カテゴリのグループAを集めて250枚の画像からなる画像群Aを構成し、各欠陥カテゴリのグループBを集めて250枚の画像からなる画像群Bを構成し、各欠陥カテゴリのグループCを集めて250枚の画像からなる画像群Cを構成した。
次に、画像群A、Bを学習用画像として、本実施形態に係る画像分類方法のステップS3を実施して画像分類基準を決定し、その後、決定した画像分類基準を用いて本実施形態に係る画像分類方法のステップS4を画像群Cに対して実施し、画像群Cを分類した後、その分類結果と、画像群Cの実際の欠陥カテゴリとを照合した。同様の方法により、画像群A、Cを画像分類基準を決めるための学習用画像として用いて、画像群Bの分類結果と、画像群Bの実際の欠陥カテゴリとを照合し、画像群B、Cを画像分類基準を決めるための学習用画像として用いて、画像群Aの分類結果と、画像群Aの実際の欠陥カテゴリとを照合した。
以上の3回の照合より得られた平均正答率は、ステップS3で分類基準の生成にランダムフォレスト、線形SVM、非線形SVM、ディープラーニングをそれぞれ用いた場合について、87.87%、87.20%、87.47%、85.67%であった。尚、正答率は、学習用画像の枚数を増やすことによって向上させることが可能である。また、以上に説明した欠陥分類に要した時間は、ステップS1及びS2に13分、ステップS3に3分、ステップS4に1分であった。
一方、比較例として、同じ2215枚の画像から、手動欠陥分類(MDC)を用いて、欠陥カテゴリ毎に画像を150枚ずつ抽出し、前述と同様の方法により、それぞれ250枚の画像からなる画像群I〜IIIを用意した。次に、画像群I 、IIを分類条件を決めるための画像として、自己組織化マップを用いない公知の自動欠陥分類を画像群III に対して実施したところ、正答率は72.4%であった。また、比較例では、MDCによる欠陥カテゴリ毎の画像抽出に240分、分類条件の決定及び欠陥分類に120分を要した。
以上に説明したように、本実施形態の画像分類方法を用いることにより、画像分類に要する時間を短縮しつつ、画像分類の精度を向上させることができる。
尚、本実施形態について異物検査の欠陥分類に適用する場合を例として説明してきたが、本発明はこれに限られるものではなく、各種の撮像装置により取得された画像の分類が行われる他の用途にも適用可能である。また、画像以外の分類対象、例えば文字や数値などを対象として、本発明を転用した自動分類を行うことも可能である。
また、本実施形態では2次元の自己組織化マップを生成したが、本発明において自己組織化マップの次元数は特に限定されるものではなく、例えば1次元や3次元の自己組織化マップを生成してもよい。
10 撮像装置
20 画像分類装置
21 制御部
22 ユーザーインターフェイス
22A 操作部
22B 表示部
100 表示画面
101 表示領域
101a X座標
101b Y座標
102 タイル
103 表示画像番号/重なり枚数
104 表示領域
104a 重なり画像の重ね方
104b 画像番号
104c 重なり画像の順送り/順戻しボタン
105 クラス(欠陥カテゴリ)
106 表示領域
106a 変更前クラス
106b 変更後クラス
106c 個別変更ボタン
106d 一括変更ボタン
107 全体図表示ボタン
108 保存終了ボタン
109 終了ボタン
110 画像
111 太枠

Claims (18)

  1. コンピュータを用いて、複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、前記複数の画像間の類似度に応じた間隔で前記複数の画像が配置された自己組織化マップを生成する工程Aと、
    前記コンピュータを用いて、前記自己組織化マップに基づき前記複数の画像のクラスタリングを行う工程Bとを備え、
    前記工程Bで前記コンピュータは、操作部及び表示部を含むユーザーインターフェイスの前記表示部に、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を前記操作部に対する入力操作に従って個別に表示し、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記複数の画像のうち前記表示部に表示されている画像のクラスを当該画像と共に前記表示部に表示し、当該画像のクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに設定又は変更する、画像分類方法。
  2. 請求項1において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの同じ座標に2つ以上重なって配置された重なり画像を前記操作部に対する入力操作に従って前記表示部に個別に表示する、画像分類方法。
  3. 請求項2において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記操作部に対する入力操作に従って前記重なり画像の順送り及び/又は順戻しを行うことにより、前記重なり画像のうちの一画像を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  4. 請求項2において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記重なり画像のそれぞれに番号を付与し、前記操作部に対する入力操作に従って当該番号の1つが指定されると、指定された前記番号と対応する画像を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記操作部に対する入力操作に従って前記自己組織化マップの座標が指定されると、当該座標に配置された前記重なり画像のうちの一画像を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  6. 請求項2〜5のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記操作部に対する入力操作に従って、前記表示部に表示されている前記重なり画像のうちの一画像が指定されると、当該一画像の座標を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記自己組織化マップの各座標における前記重なり画像の重なり枚数を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  8. 請求項2〜7のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記操作部に対する入力操作に従って前記重なり画像の重なり順を変更する、画像分類方法。
  9. 請求項2〜8のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記重なり画像それぞれのクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに個別に又は一括して設定又は変更する、画像分類方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    前記工程Bで前記コンピュータは、前記操作部に対する入力操作に従って前記自己組織化マップ全体を前記表示部に表示する、画像分類方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項において、
    前記工程Bの後に、前記コンピュータを用いて、前記複数の画像の前記特徴群及び前記クラスタリング結果に基づき、画像分類基準を決定する工程Cをさらに備えている、画像分類方法。
  12. 請求項11において、
    前記工程Cの後に、前記コンピュータを用いて、他の画像が有する特徴群及び前記画像分類基準に基づき、前記他の画像の分類を行う工程Dをさらに備えている、画像分類方法。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像分類方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像分類方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体。
  15. 複数の画像がそれぞれ有する特徴群に基づき、前記複数の画像間の類似度に応じた間隔で前記複数の画像が配置された自己組織化マップを生成し、当該自己組織化マップに基づき前記複数の画像のクラスタリングを行う制御部と、
    操作部及び表示部を含むユーザーインターフェイスとを備え、
    前記制御部は、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの任意の座標に配置された画像を前記操作部に対する入力操作に従って前記表示部に個別に表示し、
    前記制御部は、前記複数の画像のうち前記表示部に表示されている画像のクラスを当該画像と共に前記表示部に表示し、当該画像のクラスを、前記操作部に対する入力操作に従って指定されたクラスに設定又は変更する、画像分類装置。
  16. 請求項15において、
    前記制御部は、前記複数の画像のうち前記自己組織化マップの同じ座標に2つ以上重なって配置された重なり画像を前記操作部に対する入力操作に従って前記表示部に個別に表示する、画像分類装置。
  17. 請求項15又は16において、
    前記制御部は、前記複数の画像の前記特徴群及び前記クラスタリング結果に基づき、画像分類基準を決定する、画像分類装置。
  18. 請求項17において、
    前記制御部は、他の画像が有する特徴群及び前記画像分類基準に基づき、前記他の画像の分類を行う、画像分類装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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