JP2001134763A - 撮像画像に基づく欠陥の分類方法、および、その結果の表示方法 - Google Patents

撮像画像に基づく欠陥の分類方法、および、その結果の表示方法

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JP2001134763A
JP2001134763A JP31842199A JP31842199A JP2001134763A JP 2001134763 A JP2001134763 A JP 2001134763A JP 31842199 A JP31842199 A JP 31842199A JP 31842199 A JP31842199 A JP 31842199A JP 2001134763 A JP2001134763 A JP 2001134763A
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Yuji Takagi
裕治 高木
Kenji Obara
健二 小原
Akira Nakagaki
亮 中垣
Yasuhiko Ozawa
康彦 小沢
Toshishige Kurosaki
利栄 黒崎
Shizushi Isogai
静志 磯貝
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像画像に基づいて欠陥を自動的に分類する方
法において、ユーザが定義する欠陥の分類基準と画像的
特徴との整合性を分類システムが自動的に調整し、学習
の教示時間を短くし、スムーズに学習をおこなえるよう
にする。 【解決手段】ユーザが指定するユーザカテゴリを、各々
の欠陥の画像を、画像の特徴の類似性を基準として、い
ったん、その下位分類たるサブカテゴリに基づいた分類
をおこなう。この画像の特徴の類似性は、特徴量の分布
のクラスタにより捉えられる。そして、分類の結果とし
ては、欠陥の画像をユーザカテゴリに基づいた分類で出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像画像に基づく
欠陥の分類方法に係り、特に、半導体ウェーハのパター
ンの欠陥の分類を自動化する際に、ユーザの定義した欠
陥のカテゴリを、その画像の特徴に基づき再分類して画
像を分類するという観点から、画像の欠陥分類のための
学習データを生成し、その学習データに基づいて欠陥の
分類を自動的におこなう欠陥分類方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウェーハパターンの欠陥属
性をその画像により分類する方法としては、特開平8−
21803号公報に記載されているように、ニューラル
ネットワークを用いた手法が知られている。この方法で
は、まず欠陥属性ごとに規範となる教師画像データ(こ
の明細書の中では、「欠陥のパターンの教師信号」と表
現)を用意し、これを用いてニューラルネットワークの
学習を実行する。この学習は、入力した教師画像データ
とニューラルネットワークの出力である分類結果の不一
致状態を表す誤差値がある一定の値以下に収束するまで
繰り返される。この誤差値は、ニューラルネットワーク
の重み係数にある手順に従って還元されて、最終的に学
習データが得られる。
【0003】このように学習の結果得られたューラルネ
ットワークの重み係数データは、学習データとして保存
され、分類実行時には、この学習データを用いて、入力
された欠陥画像の欠陥属性を分類する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、ニュ
ーラルネットワークと言う手法により、基になる学習デ
ータにより学習をおこなって欠陥の種別(カテゴリ)を
自動的に判定しようとする技術である。しかしながら、
この従来技術では、半導体ウェーハの製造過程における
半導体ウェーハパターンの欠陥を分類する場合には、ユ
ーザが定義した分類基準に従うよう自動分類の学習を実
行するものである。すなわち、学習して得られるカテゴ
リはユーザが定義したカテゴリと一対一の関係になる。
ところが、ユーザが定義する分類基準は、例えば、大き
さは異なっていても形状が同じであるとか、表面の模様
も大きさも異なるが欠陥発生原因が同一であるとか、一
意に画像的特徴の同一性だけでは定義できない場合も多
い。
【0005】このため、ユーザ定義のカテゴリをそのま
ま教示しても、画像的な特徴にまとまりが無いため学習
をうまくおこなうことができず、ユーザの期待する通り
に自動分類を実行させることができない。画像的な特徴
とは明暗、輪郭、テクスチャなどの複数の像の特徴を定
量化したものであり、欠陥の特徴は、実際上、これら複
数の特徴の複合的な特徴として表されるので、システム
の用いている画像の特徴をユーザが理解した上でカテゴ
リを決定して行くことは困難である。
【0006】このように画像的な特徴とユーザが定義し
たカテゴリに乖離があるときには、学習はうまく行か
ず、ユーザが指示したカテゴリ通りには完全に再分類さ
れない。そのため、このように学習がうまく行っていな
いと判断される場合には、教師画像の追加、あるいは例
外的な教師画像の削除など、使用する教師画像の入れ替
えをおこなうなど画像を仕分けては学習し直し、評価結
果を見るという試行錯誤的な操作を繰り返さなければな
らない。そのため、最終的に妥当な学習データを得るこ
とができたとしても学習のための操作時間、すなわち、
教示時間が長くなるという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、半導体ウェハのパターンな
どを対象として、撮像画像に基づいて欠陥を自動的に分
類する方法において、ユーザが定義する欠陥の分類基準
と画像的特徴との整合性を分類システムが自動的に調整
し、ユーザ定義の欠陥分類基準をシステムに入力するだ
けで、画像的特徴を生かして欠陥の分類をおこない、そ
の結果をユーザ定義の欠陥分類基準に還元して、スムー
ズな学習をおこなうことのできる撮像画像に基づく欠陥
の分類方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の撮像画像に基づく欠陥の分類方法に係る発
明の構成は、被検査対象物を撮像して得られた画像に基
づいて欠陥の種類を判別して、それを欠陥の種類に分類
する撮像画像に基づく欠陥の分類方法において、ユーザ
が指定するユーザカテゴリを、さらに、複数のサブカテ
ゴリに分類して、各々の欠陥の画像を、いったん、サブ
カテゴリに基づいた分類をおこなって、分類の結果とし
ては、その欠陥の画像を前記ユーザカテゴリに基づいて
分類をおこなった結果として出力されるようにしたもの
である。
【0009】より詳しくは、上記撮像画像に基づく欠陥
の分類方法において、前記複数のサブカテゴリは、前記
ユーザカテゴリを、欠陥画像から得られる情報の類似性
に基づいた情報処理によって、細分化したものであるよ
うにしたものである。
【0010】また詳しくは、上記撮像画像に基づく欠陥
の分類方法において、前記複数のサブカテゴリへの細分
化は、その欠陥の画像を、その欠陥の画像の特徴の組か
らなる特徴量ベクトルと対応させ、その特徴量ベクトル
からなる特徴量空間上に分布するクラスタを基準とし
て、あるクラスタに属する特徴量ベクトルに対応する欠
陥の画像を、そのクラスタに対応するサブカテゴリに属
するものとして分類するようにしたものである。
【0011】さらに詳しくは、上記撮像画像に基づく欠
陥の分類方法において、前記被検査対象物が、半導体ウ
ェハであるようにしたものである。
【0012】上記目的を達成するために、本発明の撮像
画像に基づく欠陥の分類方法の表示方法に係る発明の構
成は、上記いずれかの撮像画像に基づく欠陥の分類方法
の結果の表示方法において、前記ユーザカテゴリに分類
される欠陥の画像を、そのユーザカテゴリに対応するユ
ーザカテゴリウィンドウの中に表示し、ユーザカテゴリ
ウィンドウに属するサブウィンドウとして、サブカテゴ
リウィンドウを用意して、前記ユーザカテゴリに含まれ
るサブカテゴリに分類される欠陥の画像を、前記サブカ
テゴリウィンドウの中に表示するようにしたものであ
る。
【0013】より詳しくは、上記撮像画像に基づく欠陥
の分類方法の結果の表示方法において、同じユーザカテ
ゴリに属するサブカテゴリウィンドウは、常に同じウィ
ンドウサイズに表示されるか、あるいは、常に隣接して
表示されるか、あるいは、同一のウィンドウ背景色で表
示されるようにしたものである。
【0014】上記のように本発明では、同一の欠陥カテ
ゴリを持つ欠陥画像をユーザが定義する一つのユーザカ
テゴリに属するものとして、その対象となる教師画像の
画像特徴量の分布状態を調べ、特徴量空間の中での稠密
な領域とその数を調べる。稠密な領域は、それ自体が一
つのまとまり(クラスタ)と考えることができるので、
そのクラスタに対応した欠陥画像をそのユーザカテゴリ
のサブカテゴリに含まれるものとする。
【0015】稠密な領域が複数ある場合は、一つのユー
ザカテゴリに対して、複数のサブカテゴリが含まれるこ
とになる。これにより、ユーザカテゴリの特徴量が特徴
量空間内で散在した場合でも、システムは、それに対応
する欠陥画像をサブカテゴリに分解して、サブカテゴリ
単位で画像特徴的なまとまりを把握し認識することがで
きる。このようにして、ユーザが定義したユーザカテゴ
リに属する画像の欠陥の特徴を、システムが、自動的に
画像特徴のまとまりごとにサブカテゴリ化して学習し、
サブカテゴリとユーザカテゴリとの対応関係を記憶して
おくことで、ユーザ定義のカテゴリに従った学習と分類
が可能となる。
【0016】これにより、ユーザはユーザカテゴリに従
って教師画像を仕分けてシステムに入力するだけで、画
像特徴などを意識することなく教師画像の学習をおこな
うことができるので、従来のような試行錯誤的な学習操
作をすることなく、短時間に教師画像の学習をおこなう
ことが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態を
図1ないし図13を用いて説明する。 〔半導体製造プロセスと欠陥分類方法〕先ず、図1を用
いて本発明に係る欠陥分類方法が半導体製造プロセスに
おいて果たす役割について説明する。図1は、半導体製
造プロセスと本発明に係る欠陥分類方法の関係の概略の
模式図である。
【0018】現在の半導体の製造工程は、日を追って複
雑化しており、ときには数百ものプロセス1(b)を経
て製造され完成までに約100日もの期間を要する場合
がある。このような複雑な製造工程を経て、初めて製品
として出荷されるわけであるが、製品の良否が判明する
のは全てのプロセスが完了したプローブ検査1(a)で
ある。このため、歩留まりを向上するためには途中のプ
ロセスに欠陥があるか否か推定する手段が必須である。
【0019】このような観点から、プロセスの合間に外
観検査装置2による外観検査がおこなわれ、配線パター
ンの外観異常から、そのプロセスで欠陥を生み出す原因
が生じていないかを判定することがおこなわれている。
【0020】そのプロセスに何らかの異常が確認された
場合には、それに対する対策を実施する必要があるが、
このための情報収集手段として欠陥分類装置3は重要な
役割を果たしている。すなわち、外観検査の結果4から
は欠陥の場所と数は把握できるが、その欠陥の性質など
の情報は得られない。このため、欠陥分類装置3により
欠陥部位での画像5を取り込み、これを基に欠陥の種類
を分類して、不良モード別の発生頻度6を品質管理シス
テム7で表示させることにより、対策候補を絞り込むこ
とができる。
【0021】例えば、図1に示されている不良モード表
示画面の例では、パターン欠陥に比べ異物の発生頻度が
大きいため、異物発生防止対策をおこなえば良いことが
判る。すなわち、発生頻度が高い欠陥の原因推定をし
て、それを優先的に対策することで、歩留まりを迅速に
向上させることを期待できる。
【0022】このような欠陥分類装置3は、従来目視で
おこなわれていた欠陥分類作業を自動化する装置であ
り、高い分類性能が要求される。
【0023】〔本発明に係る欠陥分類のための学習過程
概要〕次に、図2ないし図4を用いて本発明に係る半導
体プロセスにおける欠陥分類装置と欠陥分類のための学
習過程の概要について説明する。図2は、半導体プロセ
スに用いられている欠陥分類装置の構成図である。図3
は、本発明に係る欠陥分類ための学習過程の処理手順を
示すフローチャートである。図4は、教師データ作成画
面および教師データの例を示す図である。
【0024】以下では、図3のフローチャートを追いな
がら、適宜、図2と図4を参照して説明する。
【0025】分類学習では、まず始めに教師データ用の
欠陥画像の収集をおこなう(S23)。このため、まず
図2に示される基板搬送装置8により、基板10をステ
ージ11に搭載する。一方、ホストコンピュータ20
は、ネットワーク22を経由して基板10に対応する欠
陥座標情報を上位システムから受け取る。ここで言う上
位システムとは、歩留り管理システム、製造ライン監視
用システム、プロセス管理システムなどの品質管理シス
テム、あるいは欠陥を検査する検査装置などを指してい
る。
【0026】ホストコンピュータ20は、受け取った欠
陥座標情報を参照してステージ制御部16に指示を送
り、ステージ11を移動して欠陥を観察位置に移動す
る。欠陥は、光学系9を介してTVカメラ12で撮像さ
れ、画像入力装置13を介して画像記録装置14に欠陥
画像が記録される。
【0027】以上の処理を指定された欠陥について繰り
返し、欠陥画像が蓄積される。
【0028】次に、教師データの作成をおこなう(S2
4)。
【0029】図4(a)は、教師データ作成におけるモ
ニタ表示例であり、(b)は、教師データとして記録さ
れた欠陥データのデータ構造を示している。
【0030】ユーザは、モニタ18にされた欠陥画像を
観察してカテゴリに分類する。このユーザが欠陥画像を
分類するのに用いるカテゴリを「ユーザカテゴリ」と言
うことにする。この欠陥画像のカテゴリ分けは、収集さ
れた欠陥画像について教示に必要な画像全てに対してお
こなう。
【0031】具体的に説明すると、モニタには、蓄積さ
れた欠陥画像が未分類ウィンドウ28の中に表示されて
いる。これに対して、ユーザはユーザ定義のユーザカテ
ゴリウィンドウ29を作成し、未分類ウィンドウ内にあ
る欠陥画像を対応するユーザカテゴリウィンドウに移動
することで、欠陥画像に対して教師データとしてのカテ
ゴリ分けをおこなう。欠陥画像を移動させるのは、マウ
スなどのポインティングデバイスを持ちいて、ドラッグ
させることなどによりおこなうことができる。
【0032】ユーザが欠陥画像に対してカテゴリ分けを
した情報は、ホストコンピュータ20内に教師データに
関する情報として記録される。
【0033】次に、欠陥画像の画像の特徴抽出をおこな
う(S25)。
【0034】この処理では、図2に示される画像記録装
置14から画像処理装置15にデータを転送して、画像
処理を実施して画像の特徴量を抽出する。ここで、画像
特徴量とは、欠陥の色情報、形状、サイズ等である。例
えば、異物は暗く、円形に近いが、パターン欠陥は、周
辺パターンと同一色で形状は複雑である等の特徴があ
る。このような特徴を特徴量として捉え、それを予め決
められた種類の特徴量として計算し、ホストコンピュー
タ20により、それを教師データとして欠陥番号に対応
して記録する。なお、図4(b)の例で表現されている
特徴量は5通りである。
【0035】次に、この教師データを基にホストコンピ
ュータ20で学習作業、すなわち、学習データの生成が
おこなわれ(S26)、学習データがホストコンピュー
タ20に記録される(S27)。
【0036】〔本発明に係る欠陥分類方法の学習ステッ
プの詳細〕次に、図5ないし図9を用いて本発明に係る
欠陥分類方法の学習ステップ、すなわち、学習データを
生成する処理について詳細に説明する。図5は、二次元
の特徴量空間における特徴量ベクトルの分布の一例を示
した図である。図6は、ユーザカテゴリ「部品飛び欠
陥」に分類される欠陥の半導体パターン上の表れ方を示
した模式図である。図7は、二次元の特徴量空間におけ
る特徴量ベクトルの分布の他の一例を示した図である。
図8は、図7に示される特徴量ベクトルの分布をクラス
タとして捉えたときの図である。図9は、本発明のサブ
カテゴリを用いた欠陥の分類学習手順を示すフローチャ
ートである。図10は、本発明のサブカテゴリを用いた
欠陥の分類学習データにより欠陥の分類をおこなうとき
のフローチャートである。
【0037】(I)特徴量空間上での特徴量ベクトルの
分布と欠陥のカテゴリとの関係 先ず、学習対象とする教師画像により、各画像における
欠陥やその背景の画像特徴量を抽出する。特徴量とは、
既に述べたが、例えば、欠陥部の円形度、面積などの幾
何学的定量的数値、画像平均輝度値、分散値、色に関す
る値(RGBの割り合い、色相、色彩値の分布など)な
どの画像情報に関する定量的数値、あるいは欠陥の背景
画像も含めた画像情報に関する定量的数値などである。
【0038】今、予め設定された特徴量の個数がn個あ
り、その各々の特徴量をciとする。とする。そして、
一つの画像から抽出されるn個の特徴量の組み(c0
1,…,cn)を特徴量ベクトルとして定義する。ま
た、特徴量ベクトルの全体が生成する空間を、特徴量空
間と定義する。すなわち、特徴量ベクトルは、特徴量空
間の一点として捉えられる。
【0039】各教師画像に対して抽出された特徴量ベク
トルは、図4(b)に記載したように、各教師画像のイ
ンデックスである欠陥番号に対応して、欠陥カテゴリと
ともに記録される。以下では、特徴量空間内の各教師画
像より抽出された特徴量ベクトルで表される点を教師点
と呼ぶことにする。
【0040】図5では、2つのカテゴリAおよびBに対
応する教師点の分布を、特徴量の数が2であるときとし
たときの例が模式的に示されている。
【0041】これらの教師点に対応する欠陥を、カテゴ
リAあるいはBに分類するために、一般的には、図5に
示す直線L、あるいは、楕円EA、EBなどの図形的特
徴を計算して判別している。
【0042】図5に示される2つの特徴量をf1、f2
としたとき、例えば直線Lを用いて、
【0043】
【数1】L(f1,f2)>0 → 対応する欠陥はカ
テゴリAに属する L(f1,f2)<0 → 対応する欠陥はカテゴリB
に属する ただしここで、
【0044】
【数2】L(X,Y)=a×X+b×Y+c は、図5に示す直線を表すものとする。
【0045】また、楕円を用いた場合には、
【0046】
【数3】EA(f1,f2)<0 → 対応する欠陥は
カテゴリAに属する EB(f1,f2)<0 → 対応する欠陥はカテゴリ
Bに属する ただし、EA、EBは、
【0047】
【数4】EA(X,Y)=d×X2+e×Y2+f×X×
Y+g×X+h×Y+i EB(X,Y)=j×X2+k×Y2+l×X×Y+m×
X+n×Y+o であり、各々図5に示す楕円EA,EBを表すものとす
る。
【0048】この図5に示されるような教師点の分布を
有する場合には、欠陥の分類としては、L、および、E
A、EBを判別関数として用いることができる。
【0049】ニューラルネットワークなどで決定される
判別関数は、これよりも複雑な形をとるものの、上記と
同様に考えることができる。
【0050】与えられた教師画像の特徴量ベクトルとそ
の分布特性から、以上のような判別関数を決定し、これ
を学習データとして記憶する(図3のS27)。
【0051】以上が、特徴量空間を導入した欠陥分類の
ための学習過程である。
【0052】ところで、ユーザが決めたカテゴリに対応
する特徴量ベクトルの分布が、必ずしも特徴量空間上で
分離性が良いものとは限らない。この実例を採り挙げ
て、ユーザの定めるユーザカテゴリをサブカテゴリに分
割するという本発明のアイデアを説明する。
【0053】半導体の製造プロセスにおいて、ユーザが
「部品飛び欠陥」として分類するユーザカテゴリがあ
る。これは、半導体のパターンの回路上に形成されたコ
ンデンサなどの回路部品が剥離、脱落し、他の場所に飛
んで落下したのものである。
【0054】例えば、部品の形が斜視図で図6(a)に
示すような円柱状の形をしたものとする。そのときに、
この部品が落ちたときには、その外観はその姿勢により
図6(b)(c)のように異なって見える。また、剥
離、脱落した本の部分では図6(d)のようにみえ、画
像的な特徴は図6(b)(c)(d)の間では全く異な
る。
【0055】しかしながら、これらの欠陥が発生した原
因は「部品飛び」であって、欠陥属性としては同一のも
のであり、従ってユーザ定義のカテゴリはユニークなも
のとして捉えられるべきものである。
【0056】このような状況のときに、2種類のカテゴ
リA、Bに属する欠陥に対応する特徴量ベクトルの分布
状況を極端かつ模式的に示すと、例えば、図7に示した
ようになることが想定される。この場合には、数1や数
3で示したような判別関数で、カテゴリの分類をおこな
うことは不可能である。
【0057】これを解決するために、本発明では、以下
のようにして欠陥のカテゴリの分類をおこなうことにす
る。先ず、特徴量空間内での教師点の個々のクラスタ
(密集部分)に着目する。すなわち、特徴量空間で近い
距離にある特徴量ベクトルは同じクラスタに属するもの
と考える。例えば、図7に示した教師点の分布におい
て、図8に示されているように各クラスタをA1、A
2、B1、B2、B3とする。
【0058】そして、ユーザが定義する欠陥のカテゴリ
を、その特徴量ベクトルがどこのクラスタに属するかで
判断する。この例では、A1とA2、B1、B2とB3
が同一の原因により発生した欠陥の特徴量ベクトルであ
り、その欠陥が同一のカテゴリに属するべきである考え
られるときには、その欠陥の特徴量ベクトルは、以下の
ように欠陥クラスタの和集合に属することになる。
【0059】
【数5】カテゴリAに属すべき欠陥の特徴量ベクトル
∈ クラスタA1 ∪ クラスタA2 カテゴリBに属すべき欠陥の特徴量ベクトル ∈ クラ
スタB1 ∪ クラスタB2 ∪ クラスタB3 また、同じことであるが、
【0060】
【数6】カテゴリAに属すべき欠陥 ∈ クラスタA1
に対応する欠陥 ∪ クラスタA2に対応する欠陥 カテゴリBに属すべき欠陥 ∈ クラスタB1に対応す
る欠陥 ∪ クラスタB2に対応する欠陥 ∪ クラス
タB3に対応する欠陥 となる。
【0061】このように考えれば、その欠陥の特徴量ベ
クトルが、クラスタA1またはクラスタA2に属すると
きには、その欠陥は、カテゴリAに属すると判定され、
クラスタB1、クラスタB2またはクラスタB3に属す
るときには、その欠陥は、カテゴリBに属すると判定さ
れる。
【0062】このように各々のクラスタに対しては、既
に例を挙げたような判別関数などで、教師点が属するか
否かを容易に識別することができるので、これにより、
その欠陥がどのカテゴリに属するかを識別することが可
能となる。このような既存の技術として、与えられた点
群である教師点の集まりから、その密集部分と密集部分
の数を識別する方法は、例えば、H.Frigui, R.Krishna
puram ,"A robust algorithm for automatic extracti
on of an unknown number of clusters from noisy dat
a", Pattern Recognition Letters 17,pp1223-1232,
1996に開示されている。
【0063】(II)サブカテゴリの導入 これまで述べてきた例でも分るように、ユーザが定義す
るユーザカテゴリの欠陥を、そのまま特徴量空間にマッ
ピングしても、その特徴量ベクトルの分布は、判別関数
などでは捉えにくいものになりがちである。そこで、本
発明では、ユーザカテゴリベクトルをさらに分割したサ
ブカテゴリという概念を導入する。このサブカテゴリに
よる分類は、欠陥分類の自動化をおこなうために、その
特徴量ベクトルのなす分布が一つのクラスタを構成する
ようにおこなうべきである。図8の例では、クラスタA
1、A2に対応している欠陥が一つのサブカテゴリ、ク
ラスタB1、B2、B3に対応している欠陥が一つのサ
ブカテゴリを構成することになる。このサブカテゴリを
導入することにより、ユーザカテゴリと、そのカテゴリ
に属する欠陥の特徴量の特性との乖離を吸収して、より
欠陥の画像特徴に基づいた自動化がおこなえるようにな
る。図6に示した例では、「部品飛び欠陥」というユー
ザカテゴリは、それぞれ、図6(b)(c)(d)に示
される様子を表す欠陥が、それぞれのサブカテゴリに属
することになる。
【0064】(III)サブカテゴリの導入したときの欠
陥分類の学習手順 次に、図9のフローチャートを追いながらこのサブカテ
ゴリを導入した場合の欠陥分類の学習手順を説明しよ
う。
【0065】先ず、ユーザは、欠陥画像Image(k):k=1,
…,K(ただし、Kは教師用に取得した欠陥画像数)を取
得し(S30)、ユーザが定義した欠陥カテゴリCatego
ry(n):n=1,…,N(ただし、Nはユーザが定義したカテ
ゴリ数)に従って欠陥画像Image(k):k=1,…,Kを分類
し、Catergory(n)に属する欠陥画像をImagen(l)(ただ
し、lはユーザカテゴリnに属する画像に新たに付した番
号)とする(S31)。
【0066】そして、このユーザによる分類が終了した
後に、ユーザカテゴリ毎に、欠陥画像Imagen(l)の教師
点の分布状態が複数のクラスタに分れた状態になってい
るか、すなわち、サブカテゴリに欠陥を分類すべきか否
かを調べる。調べた結果、M個のクラスタが存在し、カ
テゴリnの欠陥をM個のサブカテゴリに分類すべきだと
されたときには、カテゴリnに含まれるサブカテゴリを
定義し、それをSubCategory(n,m):m=1,…,Mとする
(S32)。
【0067】最後に、このサブカテゴリに対応している
クラスタの判別関数を(例えば、数1あるいは数3など
で表される関数)を求め学習データとして記憶する(S
33)。また、ユーザカテゴリとサブカテゴリとの対応
関係も学習データとして同時に記憶する(S34)。
【0068】(IV)サブカテゴリの導入したときの欠陥
分類の処理手順概略 次に、図10の順を追いながら、本発明に係るサブカテ
ゴリを用いた学習データより、実際に欠陥の分類をする
ときの処理手順を簡単に説明する。
【0069】先ず、分類対象となる欠陥画像のデータを
取得し(S40)、その分類対象となる画像より画像特
徴量を計算し抽出する(S41)。
【0070】そして、学習過程で記憶された学習データ
中の判別関数により、その欠陥の特徴量ベクトルが属し
ているクラスタを判定し、それにより、その欠陥が属す
べきサブカテゴリを決定する(S42)。
【0071】次に、サブカテゴリとユーザカテゴリとの
対応関係は、S34のステップの処理で学習データとし
て記憶されているので、そのサブカテゴリを含むユーザ
カテゴリを求めて、これを結果として出力する(S4
3)。
【0072】ここで注意したいのは、欠陥の分類の最終
的な出力は、サブカテゴリではなく、ユーザカテゴリで
あることである。すなわち、ユーザカテゴリは、問題中
心でユーザが欠陥を捉えたカテゴリであり、サブカテゴ
リは、その欠陥の画像的特徴に基づいてユーザカテゴリ
を分類したときのカテゴリである。すなわち、ユーザカ
テゴリを、一度、計算機などで捉えやすいサブカテゴリ
にブレークダウンして、最終的には、その欠陥の分類は
ユーザカテゴリによる分類でおこなわれるというのが本
発明の趣旨である。
【0073】〔本発明に係る欠陥分類方法のユーザイン
ターフェイス〕次に、図11ないし図13を用いて本発
明に係る欠陥分類方法のユーザインターフェイスを、欠
陥分類の結果の表示の仕方という観点から説明する。図
11は、欠陥の自動分類装置の表示画面で、未分類ウィ
ンドウを示す模式図である。図12は、ユーザカテゴリ
ウィンドウを示す模式図である。図13は、サブカテゴ
リウィンドウを示す模式図である。
【0074】欠陥の画像は、欠陥の自動分類装置の表示
画面に表示される。本発明の欠陥の自動分類装置の表示
画面では、欠陥の状態によってそれぞれ異なってウィン
ドウを用いる。
【0075】先ず、最初に欠陥が分類されていない状態
のときには、未分類ウィンドウ30に欠陥の画像が表示
される。図11では、この未分類ウィンドウ30に、ブ
リッジ、パターン欠陥、異物、部品飛びなど、さまざま
な欠陥が同じ画面に表示されている。
【0076】ユーザが教師用データのユーザカテゴリを
作成するときには、ユーザは、図12に示されるように
ユーザ定義のカテゴリ名を入力して対応するユーザカテ
ゴリウィンドウ31を作成する。
【0077】そして、ユーザは、そのユーザカテゴリに
属し教示に必要と判断した画像を、マウスなどを使って
全て対応するユーザカテゴリウィンドウ31に移動させ
る。
【0078】そして、上で述べてきた学習手順にしたが
って、欠陥画像に対する特徴量抽出をおこない、そのユ
ーザカテゴリに含まれるサブカテゴリを生成する。
【0079】サブカテゴリが生成されて、ユーザカテゴ
リウィンドウ31に含まれていた欠陥の画像がサブカテ
ゴリに分類されると、それらの欠陥の画像は、図13に
示されるようにサブカテゴリウィンドウ32に表示され
る。このサブカテゴリウィンドウ32は、ユーザカテゴ
リウィンドウ31のサブウィンドウであると言える。
【0080】ここでサブカテゴリの属するユーザカテゴ
リが同一であることを示すために、同一のユーザカテゴ
リに属するサブカテゴリウィンドウ32は同色の背景で
示される。
【0081】また、サブカテゴリの属するユーザカテゴ
リが同一であることを示す他の手段としては、ユーザの
指定により、一つのサブカテゴリウィンドウを画面上で
移動させても、同一のユーザカテゴリに属するサブカテ
ゴリウィンドウが、常に隣接するように自動的に移動す
るようして、隣接するサブカテゴリウィンドウが同一の
ユーザカテゴリに属することを明示的に示すようにして
も良い。
【0082】さらに、ユーザの指定により、一つのサブ
カテゴリウィンドウに対する拡大、縮小、最小化などの
オペレーションに関しても、同様の作用が同一のユーザ
カテゴリに属するサブカテゴリウィンドウに作用するよ
うにして、同一のユーザカテゴリに属することを明示的
に示すことも可能である。
【0083】〔欠陥の撮像手段について〕以上、欠陥画
像は光学的手段により撮像するものとして説明したが、
欠陥の撮像手段は、このほかに走査型電子顕微鏡、ある
いは光学式の共焦点型顕微鏡であっても構わない。走査
型電子顕微鏡より得られる画像においては色彩情報が得
られないため、欠陥画像特徴量として色に関する値(R
GBの割合い、色相、色彩値の分布など)が得られない
が、その他の例えば、濃淡画像平均輝度値、分散値、欠
陥輪郭形状、テクスチャ情報などを得ることが可能であ
り、色に関して特徴量の情報を持たないことは、この発
明の本質を何ら変えるものではない。
【0084】
【発明の効果】本発明によれば、半導体ウェハのパター
ンなどを対象として、撮像画像に基づいて欠陥を自動的
に分類する方法において、ユーザが定義する欠陥の分類
基準と画像的特徴との整合性を分類システムが自動的に
調整し、ユーザ定義の欠陥分類基準をシステムに入力す
るだけで、画像的特徴を生かして欠陥の分類をおこな
い、その結果をユーザ定義の欠陥分類基準に還元して、
スムーズな学習をおこなうことのできる撮像画像に基づ
く欠陥の分類方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体製造プロセスと本発明に係る欠陥分類方
法の関係の概略の模式図である。
【図2】半導体プロセスに用いられている欠陥分類装置
の構成図である。
【図3】本発明に係る欠陥分類ための学習過程の処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】教師データ作成画面および教師データの例を示
す図である。
【図5】二次元の特徴量空間における特徴量ベクトルの
分布の一例を示した図である。
【図6】ユーザカテゴリ「部品飛び欠陥」に分類される
欠陥の半導体パターン上の表れ方を示した模式図であ
る。
【図7】二次元の特徴量空間における特徴量ベクトルの
分布の他の一例を示した図である。
【図8】図7に示される特徴量ベクトルの分布をクラス
タとして捉えたときの図である。
【図9】本発明のサブカテゴリを用いた欠陥の分類学習
手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明のサブカテゴリを用いた欠陥の分類学
習データにより欠陥の分類をおこなうときのフローチャ
ートである。
【図11】欠陥の自動分類装置の表示画面で、未分類ウ
ィンドウを示す模式図である。
【図12】ユーザカテゴリウィンドウを示す模式図であ
る。
【図13】サブカテゴリウィンドウを示す模式図であ
る。
【符号の説明】
1(a)…プローブ検査、1(b)…プロセス、2…外
観検査装置、3…欠陥分類装置、4…外観検査結果、5
…欠陥画像、6…不良モード別の発生頻度を示す画面、
7…品質管理システム、8…基板搬送装置、9…光学
系、10…基板、11…ステージ、12…TVカメラ、
13…画像入力装置、14…画像記録装置、15…画像
処理装置、16…ステージ制御部、17…基板搬送制御
部、18…モニタ、20…ホストコンピュータ、21…
キーボード・マウス、22…ネットワーク。
フロントページの続き (72)発明者 中垣 亮 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 (72)発明者 小沢 康彦 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 黒崎 利栄 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 (72)発明者 磯貝 静志 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器グループ内 Fターム(参考) 5B057 AA03 DA03 DC01 DC40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査対象物を撮像して得られた画像に
    基づいて欠陥の種類を判別して、それを欠陥の種類に分
    類する撮像画像に基づく欠陥の分類方法において、 ユーザが指定するユーザカテゴリを、さらに、複数のサ
    ブカテゴリに分類して、 各々の欠陥の画像を、いったん、サブカテゴリに基づい
    た分類をおこなって、 分類の結果としては、その欠陥の画像を前記ユーザカテ
    ゴリに基づいて分類をおこなった結果として出力される
    ことを特徴とする撮像画像に基づく欠陥の分類方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のサブカテゴリは、前記ユーザ
    カテゴリを、欠陥画像から得られる情報の類似性に基づ
    いた情報処理によって、細分化したものであることを特
    徴とする請求項1記載の撮像画像に基づく欠陥の分類方
    法。
  3. 【請求項3】 前記複数のサブカテゴリへの細分化は、 その欠陥の画像を、その欠陥の画像の特徴の組からなる
    特徴量ベクトルと対応させ、 その特徴量ベクトルからなる特徴量空間上に分布するク
    ラスタを基準として、 あるクラスタに属する特徴量ベクトルに対応する欠陥の
    画像を、そのクラスタに対応するサブカテゴリに属する
    ものとして分類することを特徴とする請求項2記載の撮
    像画像に基づく欠陥の分類方法。
  4. 【請求項4】 前記被検査対象物が、半導体ウェハであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載のいず
    れかの撮像画像に基づく欠陥の分類方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4記載のいずれか
    の撮像画像に基づく欠陥の分類方法の結果の表示方法に
    おいて、 前記ユーザカテゴリに分類される欠陥の画像を、そのユ
    ーザカテゴリに対応するユーザカテゴリウィンドウの中
    に表示し、 ユーザカテゴリウィンドウに属するサブウィンドウとし
    て、サブカテゴリウィンドウを用意して、 前記ユーザカテゴリに含まれるサブカテゴリに分類され
    る欠陥の画像を、前記サブカテゴリウィンドウの中に表
    示することを特徴とする撮像画像に基づく欠陥の分類方
    法の結果の表示方法。
  6. 【請求項6】 同じユーザカテゴリに属するサブカテゴ
    リウィンドウは、 常に同じウィンドウサイズに表示されるか、 あるいは、常に隣接して表示されるか、 あるいは、同一のウィンドウ背景色で表示されることを
    特徴とする請求項5記載の撮像画像に基づく欠陥の分類
    方法の結果の表示方法。
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