JP3875677B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、電気コネクタ、更に言えば、接触子のずれを防止する規制手段を有する電気コネクタに関する。
従来電気コネクタの一例として、特開2001−273949号公報に開示された表面実装型電気コネクタの特に雌コネクタの斜視図を図15に示す。この図に示すように、従来の電気コネクタ(ここでは雌コネクタ)1には、相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタ(ここでは雄コネクタ)との嵌合位置を大まかに規制する手段である窪み部11が設けられているだけで、相手コネクタとの嵌合位置を正確に規制する手段、更に言えば、コネクタの接触子同士の接触位置を規制してそれらの間の接続を確実にする手段を何ら有していなかった。このため、相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタの接触子や壁面との接触によって接触子(例えば、接触子13)の位置がずれ、この結果、接触子間の接触状態が悪化するといった問題が生じていた。この問題は、接触子の配列方向、即ち、ピッチ方向において、特に大きな問題であり、また、接触子自体の幅や接触子同士の幅が小さくなればなる程大きな問題となる。
特開2001−273949号公報 表面実装型の従来一般の電気コネクタが開示されている。
本発明はこのような従来技術における問題点を解決するためになされたものであり、相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタとの嵌合位置をより正確に、更に言えば、各コネクタの各接触子同士の接触位置をも規制する手段を有する電気コネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタにおいて;前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており;前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており;前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており;前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており;前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており;前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴としている。
上記電気コネクタにおいて、前記第1接触子は、前記第1接触子の配列方向において、相隣合う第1接触子同士を、前記配列方向と交差する方向において互いに180度向きが反対になるように千鳥状に配列、固定されていてもよい。
上記電気コネクタにおいて、前記第2接触子は、前記第2接触子の配列方向において、相隣合う第2接触子同士を、前記配列方向と交差する方向において互いに180度向きが反対になるように千鳥状に配列、固定されていてもよい。
また、本発明は、第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタに用いる前記第1コネクタにおいて;前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており;前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており;前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており;前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており;前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており;前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴としている。
また、本発明は、第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタに用いる前記第2コネクタにおいて;前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており;前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており;前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており;前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており;前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており;前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴としている。
更に、上記電気コネクタにおいて、前記第1コネクタの配列部に前記第2コネクタとの嵌合側に前記第2コネクタを誘い込むための斜面が形成されており、又は、前記第2コネクタの嵌合空間の壁面の前記第1コネクタとの嵌合側に前記第1コネクタを誘い込むための斜面が形成されていてもよい。
本発明によれば、相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタとの嵌合位置を正確に規制し、また、コネクタの接触子同士の接触位置を規制してそれらの間の接続を確実にすることができ、これにより、取り分け、接触子のピッチ方向におけるずれを防止することができる。また、本発明によれば、相手コネクタの接触子と自身の接触子との間の接触状態を常に良好に保つことができることから、接触子の幅、若しくは、接触子間の幅をより小さくした狭ピッチの電気コネクタを提供することもできる。
本発明の電気コネクタはいわゆる雄コネクタと雌コネクタの対から成る。これらは互いに所定向きで嵌合され、各コネクタに設けた接触子同士を互いに例えば1対1対応で電気的且つ物理的に接触させることができる。以下、雄コネクタと雌コネクタに分けてそれぞれの構成を説明する。尚、本実施形態では、特に、回路基板等に表面実装されるタイプの電気コネクタを例示するが、本発明はこのタイプの電気コネクタに限定されるものではない。
A.第1実施形態
1.雄コネクタ
図1、図2に、本発明の第1実施形態による雄コネクタ2の斜視図とその概略正面図をそれぞれ示す。雄コネクタ2は、主に、絶縁ハウジング21と、この絶縁ハウジング21に固定される複数の雄接触子23と、絶縁ハウジング21に取り付けられて、雄コネクタ2を回路基板等へ固定するために用いる補強金具25から成る。雄コネクタ2は、この補強金具25の底面を半田付けすること等により、所定の回路基板等(図示されていない)に表面実装することができる。
絶縁ハウジング21は、底板27と、補強金具保持部29、更に、接触子配列部31を有する。補強金具保持部29は、底板27の両端にて雌コネクタ4との嵌合側(例えば、垂直上方)に向かって突出しており、全体として略直方形状を有する。尚、接触子配列部31は、補強金具保持部29と同様に雌コネクタ4との嵌合側に向かって底板27から突出しているとともに、雌コネクタ4との嵌合方向と交差する方向(例えば、直交する方向)に延設される。尚、接触子配列部31は、図示のように、補強金具保持部29と連結されていてもよく、また、それらの間に直線状に連続的に延設されていてもよい。この接触子配列部31には、例えば、接触子配列部31の延設方向に沿って凹凸が形成されている。
雄接触子23は、絶縁ハウジング21の接触子配列部31に凹凸に沿って配列される。例えば図示のように、雄接触子23を、接触子配列部31の延設方向において、相隣合う接触子と互いに等間隔で千鳥状に配列、固定してもよい、換言すれば、相隣合う雄接触子23同士を、接触子配列部31の延設方向と交差する方向(例えば、嵌合方向と延設方向の双方に対して直交する方向)において互いに180度向きが反対になるように配列、固定してもよい。各雄接触子23は、接触子配列部31に設けた凹凸の各凸部33に1つずつ配置される。また、このとき、各雄接触子23の片側側面24は、各凸部33の一方の外側壁34と近接した状態若しくは接した状態とされる。このため、雄接触子23のピッチ方向におけるずれを有効に防止することができる。尚、この実施形態では、雄接触子23の他、接触子配列部自体にも凸部33が形成されていることから、これらの組み合わせによって、より大きな凸部39が形成されているとみることができる。この点は後に、雌コネクタ4との噛み合わせを考える上で重要である。
雌コネクタ4との嵌合時に、雄コネクタ2が雌コネクタ4にスムーズに誘い込まれるように、凸部33や補強金具保持部29の先端、即ち、雌コネクタ4との嵌合側に、誘い込み斜面35乃至37を設けてもよい。これらの誘い込み斜面35乃至37は、雄コネクタ2と雌コネクタ4との嵌合時に衝撃を吸収する役割も果たす。特に、接触子配列部31に形成された凸部33には、2つの誘い込み斜面が設けられている。一方は、接触子の配列方向と交差する方向(例えば、垂直方向)において凸部33の上部の一部を切ることにより形成された斜面36であり、他方は、接触子の配列方向において、接触子との接触側の対向側で凸部33の上部の一部を切ることにより形成された斜面37である。
2.雌コネクタ
図3、図4に、本発明の第1実施形態による雌コネクタ4の斜視図とその概略正面図を示す。雌コネクタ4は、主に、絶縁ハウジング41と、この絶縁ハウジング41に固定される複数の雌接触子43と、絶縁ハウジング41に取り付けられて、雌コネクタ4を回路基板等への固定するために用いる補強金具45から成る。雌コネクタ4は、この補強金具45の底面を半田付けすること等により、所定の回路基板等(図示されていない)に表面実装することができる。
絶縁ハウジング41は、その両端に、補強金具45を挿入固定する補強金具挿入孔50を有する。これら補強金具挿入孔50の対面側には、雄コネクタ2の補強金具保持部29(図1、図2参照)に対応して、保持部嵌合空間47が設けられている。保持部嵌合空間47は、雄コネクタ2との嵌合側とは反対側に向かって窪んでおり、全体として直方形状を有する。
絶縁ハウジング41は、更に、雄コネクタ2の接触子配列部31に対応して、配列部嵌合空間49を有する。尚、雄コネクタ2の接触子配列部31と補強金具保持部29が互いに連結されているのに対応して、配列部嵌合空間49は、図示のように、保持部嵌合空間47と連結されていてもよい。この配列部嵌合空間49は、雄コネクタ2との嵌合側とは反対側に向かって窪みを有しているとともに、雄コネクタ2との嵌合方向と交差する方向(例えば、直交する方向)に延設される。この配列部嵌合空間49には、雄コネクタ2の接触子配列部31の凹凸に対応して、配列部嵌合空間49の延設方向に沿って凸凹が形成される。
雌接触子43は、絶縁ハウジング41の配列部嵌合空間49に凸凹に沿って配列される。雄接触子23に対応して、雌接触子43は、例えば配列部嵌合空間49の延設方向において、相隣合う接触子と互いに等間隔で千鳥状に配列、固定してもよい。各雌接触子43は、配列部嵌合空間49に設けた凹凸の各凹部52に1つずつ配置される。また、このとき、各雌接触子43の片側側面44は、各凹部52の一方の内側壁54と近接した状態若しくは接した状態とされる。このため、雌接触子43のピッチ方向におけるずれを有効に防止することができる。尚、各凹部52に突出している雌接触子43の少なくとも一部(接触部)83は、雄コネクタ2と雌コネクタ4の嵌合時にそれらの嵌合が妨げられることがないように、雄コネクタ2の雄接触子23との接触を通じて、配列部嵌合空間49の凹部52の収容空間に引っ込むように可動とされている(後述する図6の81、及び矢印ア)。
雄コネクタ2との嵌合時に、雌コネクタ4に雄コネクタ2がスムーズに誘い込まれるように、凸部53や、補強金具挿入孔50と保持部嵌合空間47の間に、誘い込み斜面55乃至58を設けてもよい。これらの誘い込み斜面55乃至58は、雄コネクタ2と雌コネクタ4との嵌合時に衝撃を吸収する役割も果たす。特に、配列部嵌合空間49に形成された凸部53には、3つの誘い込み斜面が設けられている。1つは、接触子の配列方向と交差する方向(例えば、垂直方向)において凸部53の上部の一部を切ることにより形成された斜面56であり、1つは、接触子の配列方向において、接触子との接触側凸部53の上部の一部を切ることにより形成された斜面57であり、残る1つは、接触子の配列方向において、接触子との接触側の対向側で凸部53の上部の一部を切ることにより形成された斜面58である。斜面57が斜面58に比べて比較的大きく形成されているのは、斜面57は、雌コネクタ4の接触子と隣接しているため、雄コネクタ2との嵌合時にこの雄コネクタ2の接触子と接触して削り取られるのを防止するためである。
3.嵌合状態
図5に、雄コネクタ2と雌コネクタ4の嵌合時における中心線概略断面図を示す。この図は上述した図2、図4に対応する。雄コネクタ2と雌コネクタ4が嵌合したとき、雄コネクタ2の補強金具保持部29と接触子配列部31が、雌コネクタ4の保持部嵌合空間47と配列部嵌合空間49にそれぞれ嵌合し、このとき、雄コネクタ2の凹凸、特に凸部39と、雌コネクタ4の凸凹、特に凹部52が互いに噛み合う(例えば、図1、図2の33Aで示す凸部は、図4の52Aで示す凹部と噛み合う)。更に別の言い方をすると、雄コネクタ2と雌コネクタ4が嵌合したとき、例えば、雄コネクタ2の凸部33の外側壁34−1と、この凸部33に近接した状態若しくは接した状態で配置された雄接触子の片側側面24−1が、雌コネクタ4の凹部52の内側壁54−1と内側壁54−2と、それぞれ対面した状態となる。この結果、雄コネクタ2と雌コネクタ4の嵌合位置が規制されてそれらの接続がより確実なものとなり、また、各コネクタの各接触子同士の接触位置がより正確なものとなり、相手コネクタの接触子や壁面との接触による接触子の位置がずれ、特に、雄コネクタ2や雌コネクタ4の各接触子の配列方向、つまりピッチ方向におけるずれを、シビアにコントロールすることができる。また、雄コネクタ2と雌コネクタ4が嵌合した後は、それらに設けた凹凸や凸凹によって、例えば、コネクタ落下時の衝撃をそれらの各凹凸の壁部にて緩和することもできる。
4.接触子の詳細
次いで、図6を参照して雄接触子23と雌接触子43の詳細を説明する。この図6は、図5の6−6線断面図に対応する。
雄接触子23は、絶縁ハウジング21の底板27の裏側から接触子配列部31に設けた収容溝に挿入することにより、そこに配列、固定される。雄接触子23は、全体として略L字形状を有する。L字の縦部分に相当する部分、即ち接触部63は、絶縁ハウジング21の底板27の収容溝入り口61から接触子配列部31に挿入される。一方、L字の横部分に相当する部分、即ち脚部65は、絶縁ハウジング21の底板27付近に配置され、脚部65の係止突起67により絶縁ハウジング21の底板27の収容溝入り口61付近に圧入される。実際の使用時には、L字の底面に設けた出っ張り部69が、表面実装される回路基板等の対応回路に半田付けされる。
雌接触子43は、絶縁ハウジング41の底側から各配列部嵌合空間49に設けた収容溝71に挿入することにより、そこに配列、固定される。雌接触子43は、略直線状の固定部73と、この固定部73の端部付近から延びるC字状に湾曲した弾性腕部75を有する。固定部73は、絶縁ハウジング41の各収容溝71の、特に固定溝部76に挿入、配置され、固定部73の係止突起77により絶縁ハウジング41の固定溝部76に圧入固定される。実際の使用時には、固定部73の出っ張り部79が、表面実装される回路基板等の対応回路に半田付けされる。一方、弾性腕部75は、固定溝部76から開放溝部81中に延びており、弾性腕部75先端の接触部83は、開放溝部81の開放空間において、図示矢印ア方向に弾性変形可能である。接触部83は、雄コネクタ2との嵌合時に、雄コネクタ2の雄接触子23との接触を通じて弾性変形され、開放溝部81中に移動する、つまり、収容空間に引っ込む。また、この弾性腕部75の弾性力により、雄コネクタ2の雄接触子23と雌コネクタ4の雌接触子43は、互いに電気的且つ物理的に確実に接触される。
B.第2実施態様
図7乃至図14を参照して、本発明の第2実施形態を説明する。ここでは、第1実施形態との相違を中心に説明する。特に説明しない点は、第1実施形態と同様に考えてよい。尚、第1実施形態の部材と同様の部材には同じ参照番号を用い且つ「’」を付している。
図7、図8は、第1実施形態の図1、図2に対応する。これらはそれぞれ、第2実施形態による雄コネクタの斜視図とその概略正面図である。また、図9、図10は、第1実施形態の図3、図4に対応する。これらはそれぞれ、第2実施形態による雌コネクタの斜視図とその概略正面図である。図11は、第1実施形態の図5に対応し、雄コネクタと雌コネクタの嵌合時における中心線概略断面図を示している。尚、図12乃至図14は、図11の12−12線断面図であって第1実施形態の図6に対応するが、ここでは、雄コネクタの雄接触子と雌コネクタの雌接触子の接触が段階的に示されている。
第2実施形態の雄コネクタ2’には、第1実施形態と異なり、接触子配列部31’自体に凸部(図1の33)は設けられておらず、雄コネクタ2’の雄接触子23’のみによって凸部39’が形成されている。この凸部39’は、雌コネクタ4’の凹部52’と1対1対応で噛み合う。
また、第2実施形態の雄コネクタ2’には、第1実施形態と異なり、底板(図1の27)のようなものは設けられていない。このため、雄接触子23’の脚部65’は外部に露出され、回路基板等への半田付けは、これら露出された接触子の脚部65’の出っ張り69’によってなされる。したがって、第1実施形態のように、補強金具(図1の25)や補強金具保持部(図1の29)は設けられていない。代わりに、補強金具保持部に相当する矩形突出部29’が設けられている。同様に、雌コネクタ4’には、補強金具(図3の45)や補強金具挿入孔(図3の50)は設けられていない。
第2の実施形態の雄コネクタ2’の雄接触子23’と雌コネクタ4’の雌接触子43’の形状は、それぞれ、2タイプ(即ち、雄接触子23’A、23’Bと雌接触子43’A、43’B)存在する。雄接触子23は、接触子配列部31’の延設方向において、相隣合う接触子と等間隔で配列されており、互いにタイプの異なる雄接触子23’Aと雄接触子23’Bが交互に、また、それぞれのタイプが接触子配列部31’の延設方向と交差する方向に(例えば、嵌合方向と延設方向の双方に対して直交する方向に)全て同じ向きで配列されている。同様に、雌接触子43は、配列部嵌合空間49’の延設方向において、相隣合う接触子と等間隔で交互に配列されており、互いにタイプの異なる雌接触子43’Aと雌接触子43’Bが交互に、また、それぞれのタイプが配列部勘合空間49’の延設方向と交差する方向に(例えば、嵌合方向と延設方向の双方に対して直交する方向に)全て同じ向きで配列されている。
尚、第2実施形態では、各接触子23’、43’は、その片側側面だけでなく、その両側側面24’、44’にて、接触子配列部31’や配列部勘合空間49’と近接した状態で若しくは接した状態で配置される。従って、ここでは、各接触子23’、43’がその両側側面において規制されることになるから、第1の実施形態に比べて、接触子23’、43’のピッチ方向におけるずれをより完全に防止することができる。
第2実施形態においても、接触子配列部31’や配列部嵌合空間49’に、相手コネクタとの嵌合側に相手コネクタを誘い込むための斜面が設けられている。接触子配列部31’には、特に、2タイプの3つの斜面36’、37’、37’が設けられている。斜面36’は、接触子の配列方向と交差する方向(例えば、垂直方向)において接触子配列部31’の上部の一部を切ることにより形成されており、斜面36’を両側から挟み込むようにして設けられた対称形状の2つの斜面37’は、接触子の配列方向において、接触子との接触側で接触子配列部31’の上部の一部を切ることにより形成されている。一方、配列部嵌合空間49’にも、2タイプの3つの斜面56’、57’、57’が設けられている。斜面56’は、接触子の配列方向と交差する方向(例えば、垂直方向)において配列部嵌合空間49’を形成する壁面上部の一部を切ることにより形成されており、斜面56’を両側から挟み込むようにして設けられた対称形状の2つの斜面57’は、接触子の配列方向において、接触子との接触側で配列部嵌合空間49’の壁面上部の一部を切ることにより形成されている。
図12から明らかなように、一方の接触子23’Aは、全体として略コ字状であり、もう一方の接触子23’Bは、同様に略コ字状であるが外部に延びる脚部62を有する。いずれも、接触部63’等によって形成されるコの字の中央空間部分に、絶縁ハウジング21’の突出部60を圧入するすることによって絶縁ハウジング21’の所定位置に固定され得る。この取り付けは、絶縁ハウジング21’の裏側からではなく表側から行う。
雌コネクタ4’の雌接触子も、2タイプ、即ち、雌接触子43’Aと43’Bがある。これらは互いに一部部分の寸法が異なるだけで、略相似形状を有する。雌コネクタ4’の雌接触子43’は、雄コネクタ2’の雄接触子23’と同様の略コ字状部分70と、コ字状部分の一部78から延びるC字状に湾曲した弾性腕部75’から成る。略コ字状部分70の中央空間部分に、絶縁ハウジング41’の突出部46を圧入することによって絶縁ハウジング41’の所定位置に固定され得る。尚、弾性腕部75’の形状は第1実施形態のものと略同様であり、略同様の働きを持つ。
次いで、図12乃至図14を参照して、雄コネクタの雄接触子23’と雌コネクタの雌接触子43’の接触を段階的に説明する。図12に示すように、雄コネクタ2’と雌コネクタ4’とが接近すると、図13に示すように、例えば、雄コネクタ2’の矩形突出部29’と雌コネクタ4’の斜面55’付近が衝突し、一方のコネクタが他方のコネクタに対して、例えば、図示のように雄コネクタ2’が雌コネクタ4’に対して、所定の角度を有する状態となる。図面では明らかにされていないが、各コネクタが表面実装される回路基板等の大きさ(面積)は、コネクタのそれに比べてかなり大きな場合があり、このような場合、ユーザはコネクタ間の接触状態を容易に目視することができない。しかしながら、誘い込み斜面55’等によって案内されることにより、雄コネクタ2’と雌コネクタ4’は比較的容易に嵌合され得る。図14に示すように、雄コネクタ2’と雌コネクタ4’が嵌合されたとき、雄コネクタ2’の雄接触子23’によって、雌コネクタ4’の雌接触子43’の、特に弾性腕部75’が収容溝の開放溝部81’中に弾性変形される。このため、雌コネクタ4’の雌接触子43’によって雄コネクタ2’と雌コネクタ4’の嵌合が妨げられることはない。また、弾性腕部75’の弾性作用により、雄コネクタの雄接触子と雌コネクタの雌接触子は確実に接触する。尚、上述したように、雄コネクタや雌コネクタの各接触子23’、43’は、その両側側面にて規制されていることから、この嵌合作業中、配列方向における各接触子のずれは略完全に防止され得る。また、ここでは、雄コネクタ2’と雌コネクタ4’が嵌合されたとき、雄接触子23’Bの脚部62が、雌接触子43’Bの上部空間59に嵌まり込むようになっていることから、これによっても配列方向における各接触子のずれを防止することができる。
C.変形態様
特に図示しないが、第1実施形態の変形態様として、接触子を凸部の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置させずに、凸部33や53同士の隙間、例えば中間位置に配置してもよい。この場合には、雄コネクタの接触子配列部31のみによって形成される凹凸と雌コネクタの配列部嵌合空間49の凸凹との噛み合わせによって、狭ピッチの接触子の配列方向、つまりピッチ方向におけるずれをある程度防止することができる。
D.その他
尚、上の実施形態では、雄コネクタに接触子配列部を2列、これに対応して、雌コネクタに接触子配列嵌合空間を2列設けることとしているが、必ずしも2列とする必要はなく、1列であってもよいし、その他の複数列であってもよい。
また、上の実施形態では、全ての接触子を、相隣合う接触子と同じ間隔をおいて配列するとしたが、例えば、中間付近の接触子についてはクリアランスを大きく、つまり、それらの間隔を大きくしたり或いはラフにしてもよい。このような構成とすることにより、中間付近で規制されていない分、雄コネクタと雌コネクタの間の嵌合はよりスムーズになる。
更に、上の実施形態では、雄コネクタの接触子配列部や雌コネクタの配列部嵌合空間を直線上に連続的に延在するものとしたが、例えば、これらを断続的に設けてもよいし、また、曲線状に形成してもよい。重要なのは、接触子のずれ防止のための規制手段が設けられていることにある。
更に、上の実施形態では、接触子配列部31、31’の凸部を、雄接触子と接触子配列部の両者によって、若しくは、雄接触子のみによって、形成するものとしたが、雄接触子を用いずに、接触子配列部のみによって形成するものとしてもよい。
本発明の電気コネクタは、回路基板等の電気的接続のために幅広く利用することができる。
本発明の第1実施形態による雄コネクタの斜視図である。 本発明の第1実施形態による雄コネクタの概略正面図である。 本発明の第1実施形態による雌コネクタの斜視図である。 本発明の第1実施形態による雌コネクタの概略正面図である。 雄コネクタと雌コネクタの嵌合時における中心線概略断面図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明の第2実施形態による雄コネクタの斜視図である。 本発明の第2実施形態による雄コネクタの概略正面図である。 本発明の第2実施形態による雌コネクタの斜視図である。 本発明の第2実施形態による雌コネクタの概略正面図である。 本発明の第2実施形態による雄コネクタと雌コネクタの嵌合時における中心線概略断面図である。 図11の12−12線断面図である。 本発明の第2実施形態による雄コネクタの接触子と雌コネクタの接触子の接触の途中段階を示す図である。 本発明の第2実施形態による雄コネクタの接触子と雌コネクタの接触子の接触の完了状態を示す図である。 従来電気コネクタの一例を示す斜視図である。
符号の説明
2 雄コネクタ
4 雌コネクタ
21 絶縁ハウジング
23 雄接触子
29 補強金具保持部
31 接触子配列部
33 凸部
47 保持部嵌合空間
49 配列部嵌合空間
52 凹部

Claims (6)

  1. 第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタにおいて、
    前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており、
    前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており、
    前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記第1接触子は、前記第1接触子の配列方向において、相隣合う第1接触子同士を、前記配列方向と交差する方向において互いに180度向きが反対になるように千鳥状に配列、固定されている請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記第2接触子は、前記第2接触子の配列方向において、相隣合う第2接触子同士を、前記配列方向と交差する方向において互いに180度向きが反対になるように千鳥状に配列、固定されている請求項1記載の電気コネクタ。
  4. 第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタに用いる前記第1コネクタにおいて、
    前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており、
    前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており、
    前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴とする第1コネクタ。
  5. 第1コネクタと第2コネクタの対から成り、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に前記第1コネクタに設けた複数の第1接触子と前記第2コネクタに設けた複数の第2接触子を互いに接触させる電気コネクタに用いる前記第2コネクタにおいて、
    前記第1コネクタの第1接触子は、前記第2コネクタとの嵌合側に向かって突出し且つ前記第2コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第1コネクタの配列部に複数配列されており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、前記第1コネクタの第1接触子に対応して、前記第1コネクタとの嵌合側とは反対側に向かって窪みを有し且つ前記第1コネクタとの嵌合方向と交差する方向に延設された前記第2コネクタの嵌合空間に複数配列されており、
    前記第1コネクタと第2コネクタの嵌合時に、前記第1接触子の配列方向に沿って形成された凹凸と、前記第2接触子の配列方向に沿って前記嵌合空間に形成された凸凹が互いに噛み合わされるようになっており、
    前記第1コネクタの第1接触子は、その片側側面において、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1接触子と前記配列部の凸部によってより大きな凸部を形成しており、
    前記第2コネクタの第2接触子は、その片側側面において、前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁と近接した状態若しくは接した状態で配置され、前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて、前記嵌合空間に設けた凸凹の凹部の収容空間に引っ込むように可動に設けられており、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタの嵌合時に、前記第1コネクタのより大きな凸部と前記第2コネクタの凹部とが、前記第1コネクタの第1接触子との接触を通じて前記第2コネクタの前記第2接触子を前記凹部の収容空間に引っ込めるようにして互いに噛み合わされ、前記第1コネクタの前記配列部の凹凸の凸部は、前記第1接触子の配列方向における一方の外側壁において前記第1接触子の片側側面に近接若しくは接し、他方の外側壁において前記第2接触子の配列方向における一方の内側壁に近接若しくは接した状態とされることを特徴とする第2コネクタ。
  6. 前記第1コネクタの配列部に前記第2コネクタとの嵌合側に前記第2コネクタを誘い込むための斜面が形成されており、又は、前記第2コネクタの嵌合空間の壁面の前記第1コネクタとの嵌合側に前記第1コネクタを誘い込むための斜面が形成されている請求項1乃至のいずれかに記載の電気コネクタ。
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