JP3874087B2 - 転写ベルトの蛇行防止装置およびそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

転写ベルトの蛇行防止装置およびそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、像担持体の周囲に帯電手段および現像手段を配置した画像形成ステーションを転写ベルトに沿って各色毎に設け、転写ベルトを各ステーションに通過させることによりカラー画像を形成させるタンデム型の画像形成装置に関し、特に、転写ベルトの蛇行防止装置およびそれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記タンデム型の画像形成装置には大別して、
▲1▼各画像形成ステーションを列状に複数配置しておき、記録紙を搬送ベルトに静電吸着させ、記録紙を順次、各ステーションへ当接させて搬送しながら、ステーションと記録紙の間へ静電転写力を印加して、複数色のトナー像を記録紙へ直接転写しながら色重ねを行う紙搬送方式と、
▲2▼各画像形成ステーションを列状に複数配置しておき、各ステーションへ誘電体で形成された中間転写ベルトを当接させて搬送しながら、各ステーションで形成したトナー像をステーションと中間転写ベルトの間へ静電転写力を印加して順次、1次転写させて中間転写ベルト上で色重ねを行い、さらに中間転写ベルトから記録紙へ一括して2次転写する中間転写方式と、
の2通りの方式が採用されている。
【0003】
上記紙搬送方式では記録紙を搬送ベルトへ吸着させるための手段(ローラやブラシ)と高電圧供給電源が必要であるが、中間転写方式ではこれらの手段や電源が不要であると共に、紙搬送方式では記録紙のサイズ、厚さ、種類に応じて各画像転写部へ印加する転写バイアスを厳密に制御する必要があるが、中間転写方式では、記録紙のこうした要因とは無関係に抵抗や厚さ、表面粗さが一定の中間転写ベルトに対してトナー像の1次転写を行い、その後、一括して記録紙へ2次転写を行う際にのみ転写電圧または転写電流や当接圧といった転写条件の管理を行えば良く、したがって中間転写方式には優れる点が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、中間転写方式にしても紙搬送方式にしても、中間転写ベルトまたは紙搬送ベルト(以下、両者を総称して転写ベルトという)の蛇行により色重ね精度が低下し画質が劣化してしまうという問題がある。このベルトの蛇行は、ベルト成形工程におけるベルト両側面の周長差や、ベルトの材質のばらつき、駆動ローラと従動ローラの平行度などに起因して生じる。
【0005】
従来、ベルトの蛇行を規制する装置が種々提案されているが、いずれも構造が複雑であるという問題を有している。
【0006】
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、簡単な構造でベルトの蛇行を防止することができる転写ベルトの蛇行防止装置およびそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1記載の画像形成装置は、転写ベルトが巻き掛けられたローラ本体と、該ローラ本体の両側に配設された一対の固定フランジと、一方の固定フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部と、他方の固定フランジに摺動自在に配設された摺動フランジと、該摺動フランジを他方の固定フランジに付勢するスプリングと、前記摺動フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部とを備え、前記他方の固定フランジに形成される嵌合凹部と、前記摺動フランジに形成された嵌合凸部とを備え、前記嵌合凸部を嵌合凹部内に嵌合させるととともに、前記スプリングの一部を他方の固定フランジ内に埋設させ、前記一方の固定フランジと摺動フランジの両フランジ部で転写ベルトの両端部を規制することを特徴とし、請求項2記載の発明は、請求項1において、前記一方の固定フランジは、非導電性、高摺動性の樹脂で成形され、他方の固定フランジは導電性、高摺動性の樹脂で成形され、前記他方の固定フランジを接地することを特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項1において、前記摺動フランジおよびスプリングは、駆動ローラおよび従動ローラのうち少なくとも一つに装着されることを特徴とし、請求項4記載の発明は、請求項において、前記摺動フランジおよびスプリングは従動ローラに装着され、従動ローラの径を駆動ローラの径より大きくしたことを特徴とし、請求項5記載の発明は、請求項1において、前記転写ベルトが押出成形法により成形されたベルトであり、ベルトの内周面に沿って押出跡が形成されていることを特徴とし、請求項6記載の発明は、請求項1において、前記転写ベルトが遠心成形法により成形されたベルトであり、ベルトの裏面に低摩擦材料層を成形したことを特徴とし、請求項7記載の発明は、請求項において、ベルト中央部よりも両端部が厚いベルトに成形することを特徴とし、請求項8記載の発明は、像担持体の周囲に帯電手段および現像手段を配置した画像形成ステーションを転写ベルトに沿って各色毎に設け、転写ベルトを各画像形成ステーションに通過させることによりカラー画像を形成させるタンデム型の画像形成装置において、前記転写ベルトは駆動ローラと従動ローラ間に張架され、駆動ローラと従動ローラの少なくとも一つに請求項1ないしのいずれかに記載の転写ベルトの蛇行防止装置を用いることを特徴とし、請求項9記載の発明は、請求項において、前記転写ベルトが紙搬送ベルトまたは中間転写ベルトであることを特徴とする。
以上
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1および図2は、本発明が適用される画像形成装置の1例であり、図1は全体構成を示す模式的断面図、図2は図1の要部拡大図である。本例は前述した中間転写方式の画像形成装置である。
【0009】
図1において、本例の画像形成装置1は、ハウジング2と、ハウジング2の上部に形成された排紙トレイ2aと、ハウジング2の前面に開閉自在に装着された扉体3を有し、ハウジング2内には、制御ユニット4、電源ユニット5、露光ユニット(露光手段)6、画像形成ユニット7、送風ファンからなる冷却手段8、転写ベルトユニット9、給紙ユニット10が配設され、扉体3内には紙搬送ユニット11が配設されている。各ユニットは、本体に対して着脱可能な構成であり、メンテナンス時等には一体的に取り外して修理または交換を行うことが可能な構成になっている。
【0010】
転写ベルトユニット9は、ハウジング2の下方に配設され図示しない駆動源により回転駆動される駆動ローラ12と、駆動ローラ12の斜め上方に配設される従動ローラ13と、この2本のローラ間に張架されて図示矢印方向(反時計方向)へ循環駆動される中間転写ベルト14と、中間転写ベルト14の表面に当接するクリーニング手段15とを備え、従動ローラ13および中間転写ベルト14が駆動ローラ12に対して図で左側に傾斜する方向に配設されている。これにより中間転写ベルト14駆動時のベルト搬送方向Yが下向きになるベルト面14aが下方に位置し、搬送方向が上向きになるベルト面14bが上方に位置するようにされている。本実施形態においては、前記ベルト面14aはベルト駆動時のベルト張り面(駆動ローラ12により引っ張られる画)であり、ベルト面14bはベルト駆動時のベルト弛み面である。
【0011】
駆動ローラ12は、後述する2次転写ローラ39のバックアップローラを兼ねている。駆動ローラ12の周面には、図2に示すように、厚さ3mm程度、体積抵抗率が105Ω・cm以下のゴム層12aが形成されており、金属製の軸を介して接地することにより、2次転写ローラ39を介して供給される2次転写バイアスの導電経路としている。このように駆動ローラ12に高摩擦かつ衝撃吸収性を有するゴム層12aを設けることにより、2次転写部へ記録媒体が進入する際の衝撃が中間転写ベルト14に伝達しにくく、画質の劣化を防止することができる。
【0012】
また、本例においては、駆動ローラ12の径を従動ローラ13の径より小さくしている。これにより、2次転写後の記録紙が記録紙自身の弾性力で剥離し易くすることができる。また、従動ローラ13を後述するクリーニング手段15のバックアップローラとして兼用させている。
【0013】
クリーニング手段15は、搬送方向下向きのベルト面14a側に設けられている。図2に示すように、二次転写後に中間転写ベルト14の表面に残留しているトナーを除去するクリーニングブレード15aと、回収したトナーを搬送するトナー搬送部材15bを備え、クリーニングブレード15aは、従動ローラ13への中間転写ベルト14の巻きかけ部において中間転写ベルト14に当接されている。
【0014】
また、中間転写ベルト14の裏面には、後述する各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17に対向して板バネ電極からなる1次転写部材16がその弾性力で当接され、1次転写部材16には転写バイアスが印加されている。
【0015】
画像形成ユニット7は、複数(本実施形態では4つ)の異なる色の画像を形成する画像形成ステーションY(イェロー用),M(マゼンタ用),C(シアン用),K(ブラック用)を備え、図2に詳しく示すように、各画像形成ステーションY,M,C,Kにはそれぞれ、感光ドラムからなる像担持体17と、像担持体17の周囲に配設された、コロナ帯電手段からなる帯電手段19および現像手段20を有している。なお、各画像形成ステーションY,M,C,Kの配置順序は任意である。
【0016】
そして、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17が中間転写ベルト14の搬送方向下向きのベルト面14aに当接されるようにされ、その結果、各画像形成ステーションY,M,C,Kも駆動ローラ12に対して図で左側に傾斜する方向に配設されることになる。像担持体17は、図示矢印に示すように、中間転写ベルト14の搬送方向に回転駆動される。なお、中間転写ベルト14を駆動ローラ12に対して図で右側に傾斜する方向に配設してもよく、その場合には、ベルト搬送方向Yは逆方向となり搬送方向下向きのベルト面は14bとなる。
【0017】
露光手段6は、斜め方向に配設された画像形成ユニット7の斜め下方に形成された空間に配設され、露光手段6の上部の空間に制御ユニット4および電源ユニット5が配設されている。また、露光手段6の下部でハウジング2の底部には給紙ユニット10が配設されている。制御ユニット4および電源ユニット5は、露光手段6に隣接して配設されているため、装置部品を支持するフレームと平行にこれらを配置する場合よりも設置スペースを小さくすることができる。
【0018】
図1に示すように、露光手段6は、ポリゴンミラーモータ21、ポリゴンミラー22、単一のf−θレンズ23および反射ミラー24が配設され、さらに、反射ミラー24の上方に、各色の走査光路がベルト面14aと平行になるように、走査光路4つの折り返しミラー25を配設し、さらに、折り返しミラー25で反射された走査光路が像担持体17に照射されるように走査光路に3つの折り返しミラー25を配設している。
【0019】
このように折り返しミラー25を設けることにより走査光路を屈曲させ、露光手段6の高さを低くすることが可能となりコンパクト化を図っている。なお、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17への走査光路長は同一の長さになるように折り返しミラー25が配置されている。
【0020】
上記構成からなる露光手段6においては、ポリゴンミラー22から各色に対応した画像信号が、共通のデータクロック周波数に基づいて変調形成されて射出され、f−θレンズ23、反射ミラー24、折り返しミラー25を経て、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17に照射され、潜像が形成される。
【0021】
本例においては、装置下方に走査光学系を配置することにより、画像形成手段の駆動系が装置を支持するフレームへ与える振動による走査光学系の振動を最小限ににすることができ、画質の劣化を防止することができる。
【0022】
ハウジング2の側面には送風ファンからなる冷却手段8が設けられ、外気を図示矢印の方向に導入して、露光手段6、制御ユニット4および電源ユニット5を冷却するようにしている。記録紙Pの搬送方向の後方または記録紙Pの搬送方向の幅方向から装置内に取り入れた空気をポリゴンモータ21付近に導き、さらに、制御ユニット4および電源ユニット5に導いた後、装置外に導く冷却通路を形成しているため、ポリゴンモータ21の温度上昇を抑制し、画質劣化の防止とポリゴンモータ21の長寿命化を図るようにしている。
【0023】
次に、現像手段20の詳細について、図2の画像形成ステーションYを代表して説明する。本例においては、各画像ステーションY,M,C,Kが斜め方向に配設され、かつ像担持体17が中間転写ベルト14の搬送方向下向きのベルト面14aに当接される関係上、トナー貯留容器26を斜め下方に傾斜して配置している。そのため、現像手段20に特別の構成を採用している。
【0024】
すなわち、現像手段20は、トナー(図のハッチング部)を貯留するトナー貯留容器26と、このトナー貯留容器26内に形成されたトナー貯留部27と、トナー貯留部27内に配設されたトナー撹拌部材29と、トナー貯留部27の上部に区画形成された仕切部材30と、仕切部材30の上方に配設されたトナー供給ローラ31と、仕切部材30に設けられトナー供給ローラ31に当接される可撓性ブレード32と、トナー供給ローラ31および像担持体17に当接するように配設される現像ローラ33と、現像ローラ33に当接される規制ブレード34とから構成されている。
【0025】
像担持体17は中間転写ベルト14の搬送方向に回転され、現像ローラ33および供給ローラ31は、図示矢印に示すように、像担持体17の回転方向とは逆方向に回転駆動され、一方、撹拌部材29は供給ローラ31の回転方向とは逆方向に回転駆動される。トナー貯留部27において撹拌部材29により撹拌、運び上げられたトナーは、仕切部材30の上面に沿ってトナー供給ローラ31に供給され、供給されたトナーは可撓性ブレード32と摺擦して供給ローラ31の表面凹凸部への機械的付着力と摩擦帯電力による付着力によって、現像ローラ33の表面に供給される。現像ローラ33に供給されたトナーは規制ブレード34により所定厚さのコーティング層に規制され、薄層化したトナー層は、像担持体17へと搬送されて現像ローラ33と像担持体17が接触して構成するニップ部及びこの近傍で像担持体17の潜像部を現像する。
【0026】
本例においては、像担持体17と対向する側の現像ローラ33、トナー供給ローラ31および現像ローラ33と規制ブレード34の当接部がトナー貯留部27内のトナーに埋没しない構成としている。この構成によって、貯留トナーの減少によって現像ローラ33に対する規制ブレード34の当接圧力の変動を防ぐことができると共に、規制ブレード34によって現像ローラ33から掻き落とされた余剰トナーがトナー貯留部27へ落下するので現像ローラ33のフィルミングを防ぐことができる。
【0027】
また、供給ローラ31と現像ローラ33の当接位置下方に現像ローラ33と規制ブレード34の当接部を位置させ、供給ローラ31によって現像ローラ33へ供給されて現像ローラ33に移行しなかった余剰トナーと、規制ブレード34によって現像ローラ33から規制除去された余剰トナーを現像手段下部のトナー貯留部27へ戻す経路を設け、トナー貯留部27へ戻ったトナーは撹拌部材29によってトナー貯留部27内のトナーと撹拌され、撹拌部材29によって再度、供給ローラ31近傍のトナー導入部へ供給される。従って、余剰トナーを供給ローラ31と現像ローラ33の摺擦部や現像ローラ33と規制ブレード34の当接部に渋滞させずに下部へ落下させてトナー貯留部27のトナーと撹拌を行うので、現像手段内のトナーの劣化が徐々に進行し、現像手段の交換直後に急激な画質変化が発生することを防ぐことができる。
【0028】
図1に戻り、給紙ユニット10は、記録媒体Pが積層保持されている給紙カセット35と、給紙カセット35から記録媒体Pを一枚ずつ給送するピックアップローラ36を備えている。
【0029】
紙搬送ユニット11は、二次転写部への記録媒体Pの給紙タイミングを規定するゲートローラ対37(一方のローラはハウジング2側に設けられている)と、駆動ローラ12および中間転写ベルト14に圧接される二次転写手段としての二次転写ローラ39と、主記録媒体搬送路38と、定着手段40と、排紙ローラ対41と、両面プリント用搬送路42を備えていえる。
【0030】
定着手段40は、少なくも一方にハロゲンヒータ等の発熱体を内蔵して回転自在な定着ローラ対40aと、この定着ローラ対40aの少なくも一方側のローラを他方側に押圧付勢してシート材に2次転写された2次画像を記録媒体Pに押圧する押圧手段を有し、記録媒体に2次転写された2次画像は、定着ローラ対40aの形成するニップ部で所定の温度で記録媒体に定着される。本実施形態においては、転写ベルトの搬送方向上向きのベルト面14bの斜め上方に形成される空間、換言すれば、転写ベルトに対して画像形成ステーションと反対側の空間に定着手段40を配設することが可能になり、露光手段6、中間転写ベルト14、画像形成手段への熱伝達を低減することができ、各色の色ずれ補正動作を行う頻度を少なくすることができる。特に、露光手段6は、定着手段40から最も離れた位置にあり、走査光学系部品の熱による変位を最小限にすることができ、色ズレを防ぐことができる。
【0031】
本例においては、中間転写ベルト14を駆動ローラ12に対して傾斜する方向に配設しているため、図で右側空間に広いスペースが生じその空間に定着手段40を配設することができ、コンパクト化を実現することができると共に、定着手段40で発生する熱が、左側に位置する露光ユニット6、中間転写ベルト14および各画像形成ステーションY,M,C,Kへ伝達されるのを防止することができる。また、画像形成ユニット7の左側下部の空間に露光ユニット6を配置することができるため、画像形成手段の駆動系がハウジング2へ与える振動による、露光ユニット6の走査光学系の振動を最小限に抑えることができ、画質の劣化を防止することができる。
【0032】
また、本例においては、球形化されたトナーを用いることにより、1次転写効率を高め(略100%)、各像担持体17には、1次転写残りトナーを回収するクリーニング手段を設置していない。これにより、30mm径以下の感光体ドラムからなる各像担持体17を近接して配置することが可能となり、装置を小型化することができる。
【0033】
また、クリーニング手段を設置しないことに伴い、帯電手段としてはコロナ帯電手段19を採用している。帯電手段がローラである場合は、微量ではあるが像担持体17上に存在する1次転写残りトナーがローラ上に堆積して帯電不良が発生するが、非接触帯電手段であるコロナ帯電手段19はトナーが付着しにくく、帯電不良の発生を防ぐことができる。
【0034】
以上のような画像形成装置全体の作動の概要は次の通りである。
(1)図示しないホストコンピュータ等(パーソナルコンピュータ等)からの印字指令信号(画像形成信号)が画像形成装置1の制御ユニット4に入力されると、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17、現像手段20の各ローラ、および中間転写ベルト14が回転駆動される。
(2)像担持体17の外周面が帯電手段19によって一様に帯電される。
(3)各画像形成ステーションY,M,C,Kにおいて一様に帯電した像担持体17の外周面に、露光ユニット6によって各色の画像情報に応じた選択的な露光がなされ、各色用の静電潜像が形成される。
(4)それぞれの像担持体17に形成された静電潜像が現像手段20によりトナー像が現像される。
(5)中間転写ベルト14の1次転写部材16には、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写電圧が印加され、像担持体17上に形成されたトナー像が一次転写部において中間転写ベルト14の移動に伴って順次、中間転写ベルト14上に重ねて転写される。
(7)この1次画像を1次転写した中間転写ベルト14の移動に同期して、給紙カセット35に収納された記録媒体Pが、レジストローラ対37を経て2次転写ローラ39に給送される。
(8)1次転写画像は、2次転写部位で記録媒体と同期合流し、図示省略した押圧機構によって中間転写ベルト14の駆動ローラ12に向かって押圧された2次転写ローラ39で、1次転写画像とは逆極性のバイアスが印加され、中間転写ベルト14上に形成された1次転写画像は、同期給送された記録媒体に2次転写される。
(9)2次転写に於ける転写残りのトナーは、従動ローラ13方向へと搬送されて、このローラ13に対向して配置したクリーニング手段15によって掻き取られ、そして、中間転写ベルト14はリフレッシュされて再び上記サイクルの繰り返しを可能にされる。
(10)記録媒体が定着手段40を通過することによって記録媒体上のトナー像が定着し、その後、記録媒体が所定の位置に向け(両面印刷でない場合には排紙トレイ2aに向け、両面印刷の場合には両面プリント用搬送路42に向け)搬送される。
【0035】
図3は、本発明が適用される画像形成装置の他の例であり全体構成を示す模式的断面図である。なお、図1の例と同一の構成については同一番号を付して説明を省略する。本例は上述した紙搬送方式の例であり、図1の中間転写ベルト14の代わりに紙搬送ベルト43を用いている。
【0036】
本例においては、扉体3内に転写ユニット9と紙搬送ユニット11が設けられている。転写ユニット9は、ハウジング2の上方に配設され、図示しない駆動源により回転駆動される駆動ローラ12と、駆動ローラ12の斜め下方に配設される従動ローラ13およびバックアップローラ44と、この3本のローラに張架されて図示矢印方向(時計方向)へ循環駆動される紙搬送ベルト43と、バックアップローラ44に対向して紙搬送ベルト43の表面に当接するクリーニング手段15とを備え、駆動ローラ12および紙搬送ベルト43が従動ローラ13に対して図で左側に傾斜する方向に配設されている。これにより紙搬送ベルト43駆動時のベルト張り側(駆動ローラ12により引っ張られる側)43aが下方に位置し、ベルト弛み側43bが上方に位置するようにされている。
【0037】
また、紙搬送ベルト43の裏面には、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17に対向して板バネ電極からなる転写部材45がその弾性力で当接され、転写部材45には転写バイアスが印加されている。そして、各画像形成ステーションY,M,C,Kの像担持体17が紙搬送ベルト43のベルト張り側43aに当接されるようにされ、その結果、各画像形成ステーションY,M,C,Kも従動ローラ13に対して図で左側に傾斜する方向に配設されている。
【0038】
次に、本発明における転写ベルトの蛇行防止装置について説明する。図4は、その1実施形態を示す断面図である。
【0039】
従動ローラ13は、金属製の固定軸50と、固定軸50の両側に回動自在に配設された一対の固定フランジ51、52と、固定フランジ51、52の間に固定された筒状アルミ製のローラ本体53を備えている。固定軸50は、転写ベルトユニットの左右のフレーム54、54間に貫通され、ナット55により固定されている。
【0040】
固定フランジ51、52は、ローラ本体53を支持する軸受部材として機能するものであり、一方の固定フランジ51は、非導電性、高摺動性の樹脂(例えばポリアセタール)で成形され、他方の固定フランジ52は導電性、高摺動性の樹脂で成形され、固定軸50は接地されている。これにより、ベルトに残留する電荷とベルト裏面とローラ表面が摺擦することによって発生する電荷を容易に除去することができ、また、一方の固定フランジ51を非導電性とし、材料体積の小さい他方の固定フランジ52を導電性軸受とすることにより、高価な導電性材料の使用を極力抑えることができる。
【0041】
固定フランジ51、52には、軸部51a、52aと、この軸部51a、52aに連設された大径のローラ固定部51b、52bと、ローラ固定部51b、52bの外側端部に径方向に延びるフランジ部51c、52cが形成されており、ローラ本体53の両端は、ローラ固定部51b、52bに嵌合され、ローラ固定部51b、52bとフランジ部51c、52cに固定されている。
【0042】
また、一方の固定フランジ51のフランジ部51cは、ローラ本体53の外周面より突出され、他方の固定フランジ52のフランジ部52cは、ローラ本体53の外周面と面一になるように構成されている。そして、固定フランジ51、52の軸部51a、52aは、軸受56、56を介して左右のフレームに回動自在に装着されている。
【0043】
他方の固定フランジ52には、ローラ固定部52b内で軸部52aの周囲にリング状の嵌合凹部52dが形成されており、この嵌合凹部52d内に摺動フランジ57が嵌合されている。摺動フランジ57は、嵌合凹部52d内に嵌合される筒状の嵌合凸部57aと、嵌合凸部57aに形成された貫通穴57bと、嵌合凸部57aの外端部に径方向に形成されたフランジ部57cとを備え、嵌合凸部57aの貫通穴57bを軸部52aに貫通させ、嵌合凸部57aを嵌合凹部52d内に嵌合させている。嵌合凸部57aの内部にはスプリング59の一端が当接され、スプリング59の他端はバネ座60およびリング61により軸部52aに固定されている。これにより、スプリング59の一部を固定フランジ52内に埋設させることでフレーム54、54間のスパンを短くすることができ、装置の幅方向寸法を短縮し小型化を図ることができる。
【0044】
そして、ローラ本体53の外周に転写ベルト62(図1の中間転写ベルト14または図3の紙搬送ベルト43)が巻き掛けられ、転写ベルト62の側面の一方の端部は、固定フランジ51のフランジ部51cに当接させ、他方の端部は摺動フランジ57のフランジ部57cに当接させている。これにより、転写ベルト62が蛇行しようとすると、スプリング59の弾性力により摺動フランジ57が嵌合凹部52d内で摺動し、転写ベルト62の一方の端部を摺動させて、他方の端部を常時、固定フランジ51のフランジ部51cに当接させて規制するので、ベルトの蛇行を防止することができる。
【0045】
本実施形態においては、ベルトの蛇行の左右端部を固定フランジ51のフランジ部51cと摺動フランジ57のフランジ部57cで挟み込むようにして規制する方法を採用している。この方法では次の2点が重要である。
(1)ベルト62裏面とローラ本体53表面の摩擦力を小さくすること
これは、摺動フランジ57を付勢して固定フランジ51のフランジ部51cでベルト端部を位置決めするには、摺動フランジ57の付勢力を固定フランジ51側へ円滑に伝搬させる必要がある。ベルト62裏面とローラ本体53表面の摩擦力が高いと、摺動フランジ57の付勢力が固定フランジ51側へ向かって円滑に伝搬しにくく、固定フランジ51のフランジ部51cへの付勢力を過度に上げると付勢力と直交する方向(ローラの径方向)にベルトのシワが発生して蛇行規制が行えない上、ベルト端部にクラックが発生してベルトを損傷してしまう恐れがある。そこで、ベルトの材質自体または裏面材質を低摩擦の材料としたり、ローラ表面に低摩擦の表層を設ける必要がある。
(2)固定フランジ51への付勢力に対してベルトが変形したり破損しないことベルトを張架するローラのうち、蛇行規制を行うローラへのベルトの巻き掛けられ量を他のローラより大きくし、ベルトの端部が規制される部分を半円筒状にすることで、固定フランジ51への付勢力に対してベルトの強度を向上させることができる。また、両フランジ部51c、57c間で繰り返して当接するベルト端部は亀裂が発生し易いのでベルト端部のみ厚くする、または別部材で補強する。なお、ベルトの材質剛性上げる(ベルトの材質自体を高剛性としたり、ベルトを金属等の高剛性部材とでサンドイッチ構造で構成する)ことも考えられるが、所望形状にベルトを張架するための張力が大きくなり、駆動負荷が増えてしまう上、長時間ベルトを停止させておくとベルトがローラに巻き付いた部分で曲がりくせ(クリープ)が発生してしまうので好ましくはない。
【0046】
次に、前記(1)、(2)の特性を得るためのベルトの製造方法について説明する。一般にシームレス(つなぎ目無し)ベルトを製造する方法としては、押出成形法と遠心成形法があり、各製造法における工夫点を以下に説明する。
【0047】
図5は、押出成形法によるベルトの製造方法を説明するための図である。熱可塑性樹脂をリングダイ70で円筒状に押し出し成形し、成形後に所望の幅Wにカットすることにより、ベルト62を製造する。この押出成形時には、ベルトの内周面に沿って微細な凹凸状の押出跡62aが形成される。一方、図4のローラ本体53には、ローラの円周方向に加工跡(切削跡または研磨跡)が形成されている。
【0048】
従って、このベルト62をローラ本体53に張架したとき、押出跡62aが加工跡に直交する方向となり、押出跡62aと加工跡が干渉しないので、摺動フランジ57による付勢力の伝搬が阻害されることがなく、ベルト62裏面とローラ本体53表面の摩擦力を小さくすることができる。
【0049】
図6は、遠心成形法によるベルトの製造方法を説明するための図であり、図(A)は金型を含む全体構成を示す断面図、図(B)は図(A)のB部の拡大断面図、図(C)は製造されたベルトの断面図、図(D)はベルトをローラ本体に装着した断面図である。
【0050】
図(A)に示すように、液状の樹脂やゴム材料を回転する円筒金型71の内周へ注入し、ベルト62を成形する方法で、押出成形とは異なり、性質の異なる樹脂やゴムを順次注入することにより多層構造のベルトを製造することが可能である。本例においては、図(B)に示すように、ベルト表面のクリーニング性を確保するためのフッ素含有樹脂62b、芯材となるウレタンゴム62c、ベルト裏面を低摩擦化するためのフッ素含有樹脂62dを順次注入して3層構造のベルトを成形している。また、円筒金型71の両端付近には、中央部より径が大きい大径部71aと、この大径部71aへの材料の流れを円滑にするためのテーパー面71bを設け、これにより、ベルト中央部よりも両端部が厚いベルトを容易に製造することができる。そして、図(C)に示すように、遠心成形されたベルトの両端を所望寸法にカットすることで、図(D)に示すように、ローラ本体53に装着することが可能なベルトを得ることができる。
【0051】
なお、ベルト端部を必要以上に厚くしてしまうと前述の曲がりくせや長時間回転させた場合のクラックが発生するため、ベルト端部の厚さはベルト中央部の概ね2倍以下にする必要がある。例えば、ベルト中央部が200μmの場合は、ベルト端部は400μm以下にする。
【0052】
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、転写ベルトが巻き掛けられたローラ本体と、該ローラ本体の両側に配設された一対の固定フランジと、一方の固定フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部と、他方の固定フランジに摺動自在に配設された摺動フランジと、該摺動フランジを他方の固定フランジに付勢するスプリングと、前記摺動フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部とを備え、前記一方の固定フランジと摺動フランジの両フランジ部で転写ベルトの両端部を規制するように構成したため、簡単な構造でベルトの蛇行を防止することができる。
【0053】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、従来公知または周知の技術を必要に応じて置換または付加が可能である。
【0054】
例えば、上記実施形態においては、図1および図3の従動ローラ13側に蛇行防止装置を設けた例であるが、駆動ローラ12側に設けるようにしてもよいし、両方のローラに設けるようにしてもよいし、また、複数の従動ローラを設置しそれぞれに設けるようにしてもよい。ただし、図1および図3の画像形成装置においては、従動ローラ13の径を駆動ローラ12の径より大きくしているので、従動ローラ13側に蛇行防止装置を設ければ、径の大きい固定フランジ51と摺動フランジ57で規制を行うため、蛇行防止をより効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の1例であり全体構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明が適用される画像形成装置の他の例であり全体構成を示す模式的断面図である。
【図4】本発明における転写ベルトの蛇行防止装置の1実施形態を示す断面図である。
【図5】本発明に関わる押出成形法によるベルトの製造方法を説明するための図である。
【図6】本発明に関わる遠心成形法によるベルトの製造方法を説明するための図であり、図(A)は金型を含む全体構成を示す断面図、図(B)は図(A)のB部の拡大断面図、図(C)は製造されたベルトの断面図、図(D)はベルトをローラ本体に装着した断面図である。
【符号の説明】
12…駆動ローラ
13…従動ローラ
14…中間転写ベルト(転写ベルト)
17…像担持体
19…帯電手段
20…現像手段
43…紙搬送ベルト(転写ベルト)
51…一方の固定フランジ
51c…フランジ部
52…他方の固定フランジ
52d…嵌合凹部
53…ローラ本体
57…摺動フランジ
57a…嵌合凸部
57c…フランジ部
59…スプリング
62…転写ベルト

Claims (9)

  1. 転写ベルトが巻き掛けられたローラ本体と、該ローラ本体の両側に配設された一対の固定フランジと、一方の固定フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部と、他方の固定フランジに摺動自在に配設された摺動フランジと、該摺動フランジを他方の固定フランジに付勢するスプリングと、前記摺動フランジに前記ローラ本体の外周面より突出するように形成されたフランジ部とを備え、前記他方の固定フランジに形成される嵌合凹部と、前記摺動フランジに形成された嵌合凸部とを備え、前記嵌合凸部を嵌合凹部内に嵌合させるととともに、前記スプリングの一部を他方の固定フランジ内に埋設させ、前記一方の固定フランジと摺動フランジの両フランジ部で転写ベルトの両端部を規制することを特徴とする転写ベルトの蛇行防止装置。
  2. 前記一方の固定フランジは、非導電性、高摺動性の樹脂で成形され、他方の固定フランジは導電性、高摺動性の樹脂で成形され、前記他方の固定フランジを接地することを特徴とする請求項1記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  3. 前記摺動フランジおよびスプリングは、駆動ローラおよび従動ローラのうち少なくとも一つに装着されることを特徴とする請求項1記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  4. 前記摺動フランジおよびスプリングは従動ローラに装着され、従動ローラの径を駆動ローラの径より大きくしたことを特徴とする請求項記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  5. 前記転写ベルトが押出成形法により成形されたベルトであり、ベルトの内周面に沿って押出跡が形成されていることを特徴とする請求項1記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  6. 前記転写ベルトが遠心成形法により成形されたベルトであり、ベルトの裏面に低摩擦材料層を成形したことを特徴とする請求項1記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  7. ベルト中央部よりも両端部が厚いベルトに成形することを特徴とする請求項記載の転写ベルトの蛇行防止装置。
  8. 像担持体の周囲に帯電手段および現像手段を配置した画像形成ステーションを転写ベルトに沿って各色毎に設け、転写ベルトを各画像形成ステーションに通過させることによりカラー画像を形成させるタンデム型の画像形成装置において、前記転写ベルトは駆動ローラと従動ローラ間に張架され、駆動ローラと従動ローラの少なくとも一つに請求項1ないしのいずれかに記載の転写ベルトの蛇行防止装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記転写ベルトが紙搬送ベルトまたは中間転写ベルトであることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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