JP3873142B2 - パチンコ機における電気部品の制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はパチンコ機における電気部品の動作を制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機には、表示灯やパルスモータ等の様々の電気部品が設けられている。特に、表示灯は、遊技者の目を楽しませたり、遊技者に遊技状態を知らせたり、あるいは緊急自体を通知したりする用途で設けられている。こうした電気部品は、一般にCPU(プロセッサ)等の制御装置から直接に動作を制御するように構成されている。このため、必要な時に、また目的に適した動作を行わせることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、こうした電気部品が正常か故障かを判断するには、パチンコ機を実際に作動させて電気部品の一つ一つの動作を見るか、あるいはテスターを用いて電気部品の一つ一つをチェックするほかなかった。このため、故障した電気部品を見つけるのには相当の手間がかかっていた。また、電気部品がショートした場合には他の電気部品に影響を及ぼし、最悪の場合にはパチンコ機全体が機能しなくなるという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、パチンコ機における電気部品(すなわち表示灯)の故障をいち早く発見し、必要な措置を行う制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本出願の請求項1に記載された発明は、図1に模式的に示すように、パチンコ機に設けられた同種かつ複数の表示灯10の動作を制御する制御装置において、
前記同種かつ複数の表示灯10にそれぞれ対応して直列接続され、各々の表示灯10を個別に駆動する複数のトランジスタ20と、前記同種かつ複数の表示灯10にそれぞれ対応して設けられ、対応する各々の表示灯10に故障が発生した場合には、個別に検出信号を出力する複数の検出手段30と、前記複数の検出手段30のうちのいずれかから出力された前記検出信号を受けて、前記同種かつ複数の表示灯の中から故障の発生が検出された表示灯10の駆動を停止させる停止信号を、前記故障の発生が検出された表示灯に直列接続されているトランジスタ20に出力し、前記同種かつ複数の表示灯の中から故障の発生が検出された表示灯10の駆動を停止させる制御手段40と、前記検出手段30によって故障の発生が検出された表示灯10について、当該表示灯10を特定する情報と、当該表示灯10の取付位置とを表示する表示装置とを有する。
なお、「故障」という場合には、ショートのみならず、断線や破損によって表示灯10が正常の動作を行えなくなる場合を含むものとする。
【0005】
【作用】
請求項1の発明によれば、同種かつ複数の表示灯10のうちいずれかに故障が発生すると、対応して設けられた検出手段30がこれを検出して検出信号を出力する。この検出信号を受けた制御手段40は、停止信号を対応するトランジスタ20に出力し、故障が発生した表示灯10の駆動を停止させる。このため、同種かつ複数の表示灯10のうちいずれかに故障が発生した場合には、検出信号によって故障が発生した表示灯10の故障をいち早く発見することが可能になる。また、制御手段40によってその駆動が停止されるので、他の表示灯10に与える影響を最小限に抑える。さらに、故障の発生が検出された表示灯10について、当該表示灯10を特定する情報と、当該表示灯10の取付位置とを表示装置に表示するので、交換すべき表示灯10をメンテナンス担当者に通知することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、第1の実施例について説明する。
図2は電気部品の制御装置の構成を示すブロック図であって、第1の実施例を実施するために必要な最小限の構成を示す。
図において、制御装置100は制御手段40の一つであって、CPU110、ROM102、RAM104、出力処理回路112および入力処理回路114によって構成されている。
【0007】
CPU110は、ROM102に格納された駆動制御プログラムに従って表示灯200の点灯又は消灯を制御する。ROM102には、EPROMあるいはEEPROMが使用される。RAM104にはSRAM(あるいは、DRAM)やフラッシュRAM等が使用され、各種のデータあるいは入出力信号が格納される。
また、出力処理回路112はCPU110からバス106を介して送られた指令データに従って、トランジスタQ10のベース端子に駆動信号を送る。入力処理回路114は電圧検出抵抗R10にかかる電圧を検出信号として受け、制御装置100内で処理可能なデータ形式に変換し、バス106を介してCPU110又はRAM104へ転送する。
なお、上記各構成要素は、いずれもバス106に互いに結合されている。
【0008】
表示灯200の一端は電源線Eに接続され、他端はトランジスタQ10のコレクタ端子に接続されている。また、トランジスタQ10のエミッタ端子は電圧検出抵抗R10を通じてアースに接続されている。さらに、入力処理回路114に過大な電圧がかかるのを防止するため、電圧検出抵抗R10と並列にツェナダイオード(zener diode)D10が接続されている。
なお、電圧検出抵抗R10は検出手段30の一つであり、表示灯200が正常の場合にはスレショルド電圧(threshold voltage)に達しない程度の抵抗値のものが適用される。
【0009】
次に、上記の構成において本発明を実行するための処理手順とその結果について、図3を参照しつつ説明する。ここで、図3(A)は第1の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートであって、図2に示す制御装置100においてROM102に格納された駆動制御プログラムをCPU110が実行することによって実現される。この処理手順は制御手段40を具体化した手順であって、一定期間(例えば、1〔ミリ秒〕)ごとに実行される。また、図3(B)はこの処理手順を実施した場合のタイムチャートである。
なお、ここでは説明を簡単にするために、表示灯200のフィラメントが溶融してその根元に付着し、ショートが発生する場合について説明する。また、「オフ」という場合にはローレベル(L,一般には0〔V〕)のことを含み、「オン」という場合にはハイレベル(H,一般には5〔V〕または3.3〔V〕)のことを含むものとする。
【0010】
図3(A)に示す処理手順では、検出信号がオンであるか否かを判別し(ステップS10)、駆動信号をオフにする(すなわち、停止信号を出力する。ステップS12)。
上記の処理手順を実施すれば、図3(B)に示すようなタイムチャートになる。すなわち、表示灯200のショートによって電圧検出抵抗R10にかかる電圧がスレショルド電圧を超えるため、時刻t10に検出信号がオフからオンに変わる。この変化を受けて、時刻t12には駆動信号が強制的にオフになるため、トランジスタQ10も時刻t14にオフになり、表示灯200には電流が流れなくなる。
【0011】
したがって、表示灯200の故障(ショート)をいち早く検出し、表示灯200への電源供給を停止(以下、単に「消灯」と呼ぶ。)することにより、他の電気部品への影響を防止することができる。
また、時刻t10から時刻t14までの時間間隔は、図3(A)に示す処理手順がいつ実行されるかによって左右されるが、上記の場合では最大で2〔ミリ秒〕であるので、表示灯200のショートによるトランジスタQ10への影響を最小限に抑えることができる。
さらに、検出手段30としては電圧検出抵抗R10で、トランジスタ20としてはトランジスタQ10で構成したので回路構成は非常に簡単であるため、本発明を実施するために必要なコストを最小限に抑えることができる。
【0012】
次に、複数個の表示灯の故障(ショート)を発見し、故障した表示灯を消灯する第2の実施例について、図4と図5を参照しつつ説明する。
図4は、図2と同様に電気部品の制御装置の構成を示すブロック図であって、第2の実施例を実施するために必要な最小限の構成を示す。なお、図2と同一の要素には同一番号を付し説明を省略する。
ここで、図2と異なる点は次の通りである。まず、制御装置100に表示制御回路116と表示装置118を新たに設ける。表示制御回路116はバス106に接続され、CPU110からバス106を介して送られた表示制御データに従って、表示装置118の表示制御を行う回路である。表示装置118には、例えばカラーあるいはモノクロの液晶表示装置を用いるのが筐体の大きさや省消費電力の点で望ましいが、CRTやLED等のように文字や図柄等が表示可能な他の表示装置を適用してもよい。なお、ROM102には、上記表示装置118に文字や図柄等を表示させるための表示データが格納されている。
【0013】
また、表示灯202の一端は電源線Eに接続され、他端はトランジスタQ12のコレクタ端子に接続されている。また、トランジスタQ12のエミッタ端子は電圧検出抵抗R12を通じてアースに接続されている。さらに、入力処理回路114に過大な電圧がかかるのを防止するため、電圧検出抵抗R12と並列にツェナダイオードD12が接続されている。この構成は、図2に示す構成と同様である。同様に、{表示灯204,トランジスタQ14,電圧検出抵抗R14,ツェナダイオードD14}、{表示灯206,トランジスタQ16,電圧検出抵抗R16,ツェナダイオードD16}、{表示灯208,トランジスタQ18、電圧検出抵抗R18,ツェナダイオードD18}の各組についても上記と同様の構成である。
さらに、電圧検出抵抗R12,R14,R16,R18にかかる電圧は検出信号として、新たに設けられたエンコーダ150にそれぞれ入力され、エンコード化されたデータは入力処理回路114に入力される。このエンコーダ150は正論理で4ビットにデータ化する回路であって、入力側の検出信号がオンの場合を「1」、オフの場合を「0」とする。そして、出力処理回路112はトランジスタQ12,Q14,Q16,Q18の各々のベース端子に接続されている。
【0014】
次に、上記の構成において本発明を実行するための処理手順について、図5を参照しつつ説明する。ここで、図5は第2の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートであって、図2に示す制御装置100においてROM102に格納された駆動制御プログラムをCPU110が実行することによって実現され、一定期間(例えば、1〔ミリ秒〕)ごとに実行される。なお、ここでは説明を簡単にするために、図3の場合と同様に表示灯204,208のフィラメントが溶融してその根元に付着し、ショートが発生する場合について説明する。
【0015】
この処理手順では、まず、エンコーダ150によってエンコード化された4ビットデータを入力し(ステップS20)、このデータについて1ビットだけビットシフト処理を行う(ステップS22)。
すなわち、データ「0101」を例えば右に1ビットだけシフトさせる。このシフト処理により、1回目では最下位ビットの「1」がステップS24における判別対象となる。このとき、最上位ビットには「0」が強制的に割り当てられる。次に、2回目の処理では「0010」から右に1ビットだけシフトさせ、最下位ビットの「0」がステップS24における判別対象となる。以下、同様に行われる。
【0016】
そして、ステップS22の処理によって判別対象になったビットデータについて、「1」か「0」かを判別する(ステップS24)。もし、判別対象になったビットデータが「1」(YES)ならば、表示灯が故障(ショート)したことを意味するので、駆動信号をオフにする(すなわち、停止信号を出力する。ステップS26)。さらに、この表示灯に付された固有の部品番号や取り付け位置等を表示装置118に表示する(ステップS28)。具体的には、ROM102に格納されている表示データをバス106を介して表示制御回路116へ送る。こうして、例えば図6に示すような画面(一覧表)が表示装置118に表示され、交換すべき表示灯をメンテナンス担当者に通知することができる。図6によれば、部品名や部品番号(これらはいずれも表示灯を特定する情報に相当する。)と、取付位置とが表示装置118に表示されている。
その後、ステップS24において判別対象になったビットデータが「0」(NO)、あるいはステップS28を実行した後、他にシフトするビットがあるか否かを判別し(ステップS30)、他にシフトするビットがある場合(YES)には上記のステップS22乃至ステップS28を実行する。この例では、ステップS20で入力されるデータが4ビットであるので、ステップS22乃至ステップS28が4回実行される。
【0017】
したがって、四つの表示灯202,204,206,208の中から故障(ショート)した表示灯をいち早く検出し、該当する表示灯を消灯することができる。
また、上記の処理は図3(B)に示すタイムチャートと同様に行われるので、表示灯のショートによるトランジスタへの影響を最小限に抑えることができる。
さらに、ステップS28において、故障した表示灯の番号や位置等を表示装置118に表示するので、パチンコ機を実際に作動させて表示灯の一つ一つの動作を見たり、あるいはテスターを用いて表示灯の一つ一つをチェックする必要がなくなるので、メンテナンスが非常に楽になる。
そして、電圧検出抵抗R12,R14,R16,R18にかかる電圧はエンコーダ150でエンコード化するように構成したので、入力処理回路114に入力する信号線の数が最小限に抑えられ、表示灯が増加した場合でもエンコーダ150に接続すればよいことから拡張性に富む。
【0018】
なお、上記の第2の実施例では四つの表示灯202,204,206,208について本発明を適用したが、この数の表示灯に限定することなく、パチンコ機に設けられる二以上の表示灯の数に応じて、それぞれの表示灯について故障を発見する場合に適用してもよい。この場合でも、上記の実施例と同様の効果を得ることができる。
また、出力処理回路112はトランジスタQ12,Q14,Q16,Q18の各々のベース端子に接続するように構成したが、新たにデコーダを設け、出力処理回路112をデコーダの入力側に接続し、デコーダの出力側をトランジスタQ12,Q14,Q16,Q18の各々のベース端子に接続する構成としてもよい。この構成では、出力処理回路112から出力する信号線の数が最小限に抑えられ、表示灯が増加した場合でもトランジスタのベース端子をデコーダに接続すればよいことから拡張性に富む。
【0019】
次に、表示灯の故障(ショートや断線、破損)を発見し、ショートした場合には表示灯を消灯する第3の実施例について、図7と図8を参照しつつ説明する。
図7は、図2や図4と同様に電気部品の制御装置の構成を示すブロック図であって、第3の実施例を実施するために必要な最小限の構成を示す。なお、図2および図4と同一の要素には同一番号を付し説明を省略する。
ここで、制御装置100の構成は図4の場合と同様である。また、表示灯210の一端は電源線Eに接続され、他端はトランジスタQ20のコレクタ端子に接続されている。さらに、トランジスタQ20のエミッタ端子は、直列に接続された電圧検出抵抗R20,R22を通じてアースに接続されている。そして、入力処理回路114に過大な電圧がかかるのを防止するため、電圧検出抵抗R20と並列にツェナダイオードD20が、電圧検出抵抗R22と並列にツェナダイオードD22がそれぞれ接続されている。これらの電圧検出抵抗R20,R22にかかる電圧は検出信号として入力処理回路114に入力される。
【0020】
次に、上記の構成において本発明を実行するための処理手順について、図8を参照しつつ説明する。ここで、図8は第3の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートであって、図2に示す制御装置100においてROM102に格納された駆動制御プログラムをCPU110が実行することによって実現され、一定期間(例えば、1〔ミリ秒〕)ごとに実行される。なお、ここでは説明を簡単にするために、図3の場合と同様に表示灯210のフィラメントが溶融してその根元に付着し、ショートが発生する場合と、フィラメントが断線又は破損する場合について説明する。
【0021】
この処理手順では、まず、入力処理回路114に入力された検出信号が2ビットデータにエンコード化する(ステップS40)。なお、2ビットデータにエンコード化する際には、例えば電圧検出抵抗R20にかかる電圧を上位ビットに割り当て、電圧検出抵抗R22にかかる電圧を下位ビットに割り当てる。そして、この2ビットデータが「00」または「11」か否かを判別する(ステップS42)。なお、上記以外の2ビットデータの場合には本処理手順を終了する。
すなわち、2ビットデータ「00」の場合は電圧検出抵抗R20,R22にかかる電圧がいずれもスレショルド電圧を下回るときであり、表示灯210が断線又は破損したことを意味する。また、2ビットデータ「11」の場合は電圧検出抵抗R20,R22にかかる電圧がいずれもスレショルド電圧を超えるときであり、表示灯210がショートしたことを意味する。
【0022】
そして、ステップS42において、2ビットデータが「00」または「11」である(YES)場合には、2ビットデータが「11」であるか否かを判別し(ステップS44)、2ビットデータが「11」(YES)ならば、駆動信号をオフにする(すなわち、停止信号を出力する。ステップS46)。
その後、この表示灯の故障(ショートか、断線又は破損かの区別)や表示灯に付された固有の番号や位置等を表示装置118に表示し(ステップS48)、本処理手順を終了する。
この処理手順によってショートした表示灯だけでなく、断線又は破損した表示灯について交換すべき表示灯をメンテナンス担当者に通知することができる。このため、メンテナンス性が向上する。なお、この第3の実施例の回路を図4に示すような回路で構成(すなわち、第2の実施例のように構成)すれば、複数設けられた表示灯の中で、ショートした表示灯と、断線又は破損した表示灯を区別してメンテナンス担当者に通知することができる。
【0023】
以上ではパチンコ機における電気部品の制御装置の一実施例について説明したが、このパチンコ機における電気部品の制御装置におけるその他の部分の構造、形状、大きさ、材質、個数、配置および動作条件等についても、本実施例に限定されるものでない。
【0024】
トランジスタ20としてはトランジスタ(トランジスタQ10等)を適用したが、電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor;FET)のように、表示灯10に流す電流を導通させたり、停止(開放)させたりする電子素子を適用してもよい。
さらに、検出手段30としては抵抗(電圧検出抵抗R10等)を適用したが、ツェナダイオードやオペアンプを用いた差動増幅回路等のように、スレショルド電圧を超えるか否かを検出する電子素子を適用してもよい。
これらの代替素子を用いた場合であっても、実施例と同様の効果を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、同種かつ複数の表示灯のうちいずれかに故障が発生した場合には、表示灯の故障をいち早く発見するとともに、他の表示灯に影響を防止することができる。また、検出手段は最小限度の電気素子を用いて簡単な回路で構成したので、コストを最小限に抑えることができる。さらに、制御手段はソフトウェア処理によって実現したので、故障した表示灯を正常な表示灯に交換した後すぐに駆動を制御することができる。
【0026】
特に、パチンコ機は非常に多くの表示灯が設けられているため、故障した表示灯の発見が困難である。また、遊技場に当該パチンコ機が多数設置された状態において故障の発生を常時監視するのは不可能である。本発明によれば、遊技場にパチンコ機が設置された状態においても確実に故障が検出される。また、故障の発生が検出された表示灯について当該表示灯を特定する情報と当該表示灯の取付位置とを表示装置に表示するので、交換すべき表示灯をメンテナンス担当者に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気部品の制御装置の構成を示す概念図である。
【図2】 第1の実施例における電気部品の制御装置の構成を示す図である。
【図3】 (A)は第1の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートであり、(B)はこの処理手順を実施した場合のタイムチャートである。
【図4】 第2の実施例における電気部品の制御装置の構成を示す図である。
【図5】 第2の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 表示装置に表示される画面の一例を示す図である。
【図7】 第3の実施例における電気部品の制御装置の構成を示す図である。
【図8】 第3の実施例を実施するための処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 表示灯
20 トランジスタ
30 検出手段
40 制御手段
Claims (1)
- パチンコ機に設けられた同種かつ複数の表示灯の動作を制御する制御装置において、
前記同種かつ複数の表示灯にそれぞれ対応して直列接続され、各々の表示灯を個別に駆動する複数のトランジスタと、
前記同種かつ複数の表示灯にそれぞれ対応して設けられ、対応する各々の表示灯に故障が発生した場合には、個別に検出信号を出力する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段のうちのいずれかから出力された前記検出信号を受けて、前記同種かつ複数の表示灯の中から故障の発生が検出された表示灯の駆動を停止させる停止信号を、前記故障の発生が検出された表示灯に直列接続されているトランジスタに出力し、前記同種かつ複数の表示灯の中から故障の発生が検出された表示灯の駆動を停止させる制御手段と、
前記検出手段によって故障の発生が検出された表示灯について、当該表示灯を特定する情報と、当該表示灯の取付位置とを表示する表示装置と、
を有することを特徴とするパチンコ機における電気部品の制御装置。
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- 1994-06-22 JP JP14046094A patent/JP3873142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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