JP3872386B2 - 車両用メータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、速度表示、エンジン回転数表示や積算距離表示などをする車両用メータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用メータ装置は、夜間に照明を点灯させて使用するのが一般的であった。しかし、近年、メータの表面を黒くし、非動作時は黒く見せ、動作時は、昼間でも照明により発光させ、高級感を演出する目的で使用されることがある。このような車両用メータ装置を、図13及び図14にて説明する。
なお、スイープとは、車両を停止させた状態で、指針を回転若しくは移動させることを言い、例えば、min位置(始点)からmax位置(終点)まで廻し、又max位置からmin位置に戻す動作である(以下同じ)。
【0003】
図12(a),(b)は従来の車両用メータ装置の照明状況を示す説明図である。
(a)において、車両用メータ装置200は、文字表示板201と、この文字表示板201を照明する文字板照明手段202と、文字表示板201を指し示す指針203と、この指針203を照明する指針照明手段204とから構成することで、昼夜を問わず文字表示板201及び指針203を点灯させた状態で使用する自発光タイプの車両用メータ装置である。
【0004】
(b)において、指針203及び文字表示板201を点灯させるタイミングを示したグラフであり、縦軸はON状態若しくはOFF状態を示し、横軸は時間を示す。
イグニッションスイッチ(不図示)をONと同時に指針照明手段204をONすることで指針203を照明し、その後に、文字板照明手段202をONすることで文字表示板201を照明するものである。
【0005】
すなわち、車両用メータ装置200は、文字表示板201を点灯させる前に指針203を点灯させることで、車両用メータ装置200の商品性を向上を図ろうとしたものである。しかし、指針203の点灯のタイミングから文字表示板201を点灯させるタイミングをずらしただけなので、単純なものであり、おもてなしの演出効果としては乏しいものであった。
これを改良した技術を図14に示す。
【0006】
図13(a),(b)は改良した車両用メータ装置の照明状況を示す説明図である。
(a)において、車両用メータ装置210は、文字表示板211と、この文字表示板211を照明する文字板照明手段212と、文字表示板211を指し示す指針213と、この指針213を照明する指針照明手段214とから構成することで、昼夜を問わず文字表示板211及び指針213を点灯させた状態で使用する自発光タイプの車両用メータ装置であって、イグニッションスイッチをONすることで指針213をスイープさせるものである。
【0007】
(b)において、イグニッションスイッチをONすることで文字板照明手段212及び指針照明手段214をON状態にすることで指針213及び文字表示板211を照明するとともに、照明した指針213をmin位置(始点)からmax位置(終点)までスイープさせ、又max位置からmin位置までスイープさせるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車両用メータ装置210では、点灯させた指針213をmin位置からmax位置までスイープさせ、又max位置からmin位置までスイープさせるものであり、一定速度で指針213をスイープさせたときに指針213の動作が緩慢に感ずることもある。すなわち、車両用メータ装置210のさらなる商品性の向上を望まれることもある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、車両用メータ装置のさらなる商品性の向上を図ることのできる技術を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、イグニッションスイッチをONすることで指針をスイープさせるとともに、この指針を昼夜を問わず発光させる発光手段を備えた車両用メータ装置において、スイープをさせる際に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部を指針に備え、この制御部は、スイープさせる際に発光手段の明るさを変化させる光調整手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
イグニッションスイッチをONすることで指針をスイープさせるときに、この指針の動きをより人間の感性に合った動きにすることは好ましいことである。すなわち、イグニッションスイッチをONした後に必ずエンジンの始動する動作に移行する。一般的に、次の予定があるときは、行きのスイープ速度はゆっくりとした動きであっても、戻りのスイープ速度は速い方が人間の感性に合致したものである。
そこで、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部を指針に備えた。車両用メータ装置は、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部を備えることで、指針のスイープを人間の感性に合致したものにすることができる。この結果、車両用メータ装置の商品性の向上を図ることができる。
【0012】
また、制御部に、スイープさせる際に発光手段の明るさを変化させる光調整手段を備えることで、車両用メータ装置に躍動感を持たせることができる。この結果、さらなるおもてなし感の演出効果を増大させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0014】
図1は本発明に係る車両用メータ装置を搭載した車室の斜視図であり、図中、10は車両、11は車室、12はインストルメントパネル、13はフロントガラス、14はフロントピラー、15はダッシュボード、16はシフトレバー、17はサイドブレーキ、18はハンドル、21はイグニッションスイッチ、22はイグニッションキー、23はドア、24はドアロック、25はドアスイッチ、26は時計を示す。
本発明に係る車両用メータ装置30は、後述するように、指針をイグニッションスイッチ21をONしたときに、スイープを開始するようにしたものであって、行きのスイープ速度よりも戻りのスイープ速度を速くするものである。
【0015】
図2は本発明に係る車両用メータ装置の正面図であり、車両用メータ装置30は、車両情報、時刻情報若しくは運転環境情報などを表示するメータ表示部31と、このメータ表示部31を収納するハウジング32と、このハウジング32に被せることでメータ表示部31を透過させつつ覆う透明カバー33とからなる。
【0016】
メータ表示部31は、車速を表示する車両用メータとしてのスピードメータ35と、エンジンの回転数を表示する車両用メータとしてのタコメータ36と、冷却水の温度を表示する水温計37と、燃料の残量を表示する燃料表示計38と、オド表示、トリップ表示又は外気温を組合わせ表示する表示ディスプレイとしての液晶表示部39と、この液晶表示部39の表示組合わせ表示内容を切換える切換えスイッチ41、警告又は注意を促すワーニングマーク類42と、スピードメータ35、タコメータ36、水温計37、燃料表示計38、液晶表示部39を照明する照明手段44と、から構成する。
【0017】
図中、46はメータ表示部31の図形若しくは文字を表示する一体文字表示板であり、スピードメータ35の文字表示板51、タコメータ36の文字表示板52、水温計37の文字表示板53、燃料表示計38の文字表示板54、液晶表示部39の表示窓55及びワーニングマーク類42を一体的に形成したものである。
また、56はスピードメータ35の指針、57はタコメータ36の指針、58水温計37の指針、59は燃料表示計38の指針を示す。
【0018】
図3は本発明に係る車両用メータ装置の照明手段のブロック図であり、照明手段44は、文字表示板51〜54を照明する文字板照明手段61と、指針56〜59を照明する指針照明手段62と、液晶表示部39を照明する液晶照明用LED(発光ダイオード)63とから構成する。
【0019】
文字板照明手段61は、スピードメータ35の文字表示板51を照明する文字用LED群65と、タコメータ36の文字表示板52を照明する文字用LED群67と、水温計37の文字表示板53を照明する文字用LED71群と、燃料表示計の文字表示板を照明する文字用LED72群と、からなる。
【0020】
指針照明手段62は、スピードメータ35の指針56を照明する発光手段としての指針用LED群75と、タコメータ36の指針57を照明する発光手段としての指針用LED群77と、水温計37の指針を照明する指針用LED群81と、燃料表示計の指針を照明する指針用LED群82と、からなる。
ここで、指針用LED群75,77は緑色LEDを用い、指針用LED81,82は赤色LEDを用いるものとする。
【0021】
次に、スピードメータ35の構造を説明する。
図4は本発明に係る車両用メータ装置の側面断面図であり、スピードメータ35は、ハウジング32に支持させた基板84と、この基板84に取付けたメータ本体85と、このメータ本体85に取付けた指針56と、この指針56の示す位置で車速を表示する文字表示板51、この文字表示板51を照明する文字用照明LED群65と、これらの文字用照明LED群65の光を文字表示板51に導く文字板導光体86と、この文字板導光体86を囲むことで文字用照明LED群65の光漏れを防止するとともに反射板の役目をなす照明ケース87と、指針56を照明する指針用照明LED群75と、これらの指針用明LED群75の光を指針56に導く指針導光体88と、この指針導光体88と文字板導光体86とを仕切る仕切り部材89とからなる。
【0022】
スピードメータ35は、イグニッションスイッチをONすることで指針56をスイープするようにしたものであり、スイープをさせる際に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部101を備えたものであり、次図でその制御を説明する。
【0023】
なお、図2に示すタコメータ36、水温計37及び燃料表示計38は、スピードメータ36に略同一構造の計器であり、詳細な説明省略する。ただし、タコメータ36は、制御部101と同様の制御部を備え、水温計37及び燃料表示計には、制御部101と同様の制御部はないものとする。
また、基板84は、スピードメータ35、タコメータ36、水温計37、燃料表示計38及び液晶表示部39を搭載した一枚基板である。
【0024】
図5は本発明に係る車両用メータ装置のブロック図であり、制御部101は、指針56をスイープさせる際に指針用LED群(発光手段)75の明るさを変化させる光調整手段としての照度調整回路103を備える。
スピードメータ(車両用メータ)35は、イグニッションスイッチ21をONさせた情報を制御部101に取り込み、この制御部101でメータ本体85を回転させて指針56のスイープを開始する。このときに、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速く制御する。さらに、スイープ動作にともなって、照度調整回路103で指針用LED群の明るさを変化させる。なお、116はバッテリを示す。
【0025】
次に、指針のスイープ速度と指針の明るさの関係の一例を示す。
図6は本発明に係る車両用メータ装置の点灯状態のタイミングチャートであり、スピードメータ35のスイープ状態を示す(符号は図5参照)。なお、横軸に時間を表示し、縦軸にイグニッションスイッチ21の状態、文字表示板51の状態、指針56の明るさ、指針56の位置を表示した。
【0026】
イグニッションスイッチ21をONすることで文字表示板51を同時に点灯させ、指針56のスイープを開始する。指針位置に示すように、指針56のmin位置(始点)からmax位置(終点)までのスイープ(移動)を「行き」、max位置(終点)からmin位置(始点)までのスイープ(移動)を「戻り」と呼ぶときに、行きのスイープ時間を長く制御し、戻りのスイープ時間を短く制御する。すなわち、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くしたことを示す。
また、指針56の明るさに示すように、行きのスイープには指針を徐々に明るく制御して、行きの途中から徐々に暗く制御し、戻りのスイープには指針56を消灯して戻す制御をすることを示す。
【0027】
以上に述べた車両用メータ装置30の作用を次に説明する。
図7は本発明に係る車両用メータ装置の第1作用説明図であり、車両用メータ装置30におけるスピードメータ35及びタコメータ36の指針56,57のスイープの様子を示す。なお、104,105は指針56,57の照度のイメージを表したもので、幅が広いほど照度が高く、幅が狭いほど照度が低いことを示す。
(a)において、イグニッションスイッチ21(図1参照)をONすることで、文字表示板51〜54を点灯するとともに、水温計37及び燃料表示計38の指針58,59を点灯させ、指針56,57のスイープを開始する。
(b)において、さらに、指針56,57を矢印b1,b2の如くスイープさせる。行きのスイープであるから指針56,57を徐々に明るく制御して、行きの途中から指針56,57を徐々に暗く制御する。
【0028】
(c)において、指針56,57が終点に到達しするまでに、指針56,57を消灯する。
(d)において、消灯させた指針56,57を矢印d1,d2の如く終点から始点に戻す。戻りのスイープであるから、行きのスイープ速度に対して速いスイープ速度で戻す。この時点で指針56,57を全点灯させる。
【0029】
すなわち、車両用メータ装置30は、イグニッションスイッチ21(図1参照)をONすることで指針56をスイープさせるとともに、この指針56を昼夜を問わず発光させる図5に示す指針用LED群(発光手段)75を備えた車両用メータ装置において、スイープをさせる際に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部101(図5参照)を備えたものであると言える。
【0030】
イグニッションスイッチ21(図1参照)をONすることで指針56をスイープさせるときに、この指針56の動きをより人間の感性に合った動きにすることは好ましいことである。すなわち、イグニッションスイッチ21をONした後に必ずエンジンの始動する動作に移行する。一般的に、次の予定があるときは、行きのスイープ速度はゆっくりとした動きであっても、戻りのスイープ速度は速い方が人間の感性に合致したものである。
【0031】
そこで、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部101(図1参照)を指針56に備えた。指針56に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部101を備えることで、指針56のスイープを人間の感性に合致したものにすることができる。この結果、車両用メータ装置30の商品性の向上を図ることができる。
【0032】
図8本発明に係る車両用メータ装置の第2作用説明図であり、指針をスイープさせるときに、指針の明るさを制御する場合のイメージを示す。 なお、(a)は比較例の行きのスイープ点灯イメージを示し、(b)は実施例の車両用メータ装置30の行きのスイープ点灯イメージを示す。
(a)において、車両用メータ装置210は、一定の明るさで指針をスイープさせるものなので、明るさによる指針の変化はない。なお、215は指針211照度のイメージを表す。
(b)において、車両用メータ装置30は、行きのスイープには指針を徐々に明るく制御して、行きの途中から徐々に暗く制御し、戻りのスイープには指針56を消灯して戻すものなので、始点及び終点で暗く、中間点で明るく見える。
【0033】
(a),(b)を比較すると、車両用メータ装置30は、車両用メータ装置210に比べてスイープに表現力のあるスイープであると言える。
すなわち、制御部101(図5参照)に、スイープさせる際に指針用LED群(発光手段)75の明るさを変化させる照度調整回路(光調整手段)103を備えることで、車両用メータ装置30に躍動感を持たせることができる。この結果、さらなるおもてなし感の演出効果を増大させることができる。
【0034】
以下、スピードメータ35における別制御例を示す。図9〜図11において、横軸に時間を表示し、縦軸にイグニッションスイッチ21の状態、文字表示板51の状態、指針56の明るさ、指針56の位置を表示した。
【0035】
図9は本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その1)であり、イグニッションスイッチ21をONすることで文字表示板51を同時に点灯させ、指針56のスイープを開始する。指針位置に示すように、行きのスイープ時間を長く制御し、戻りのスイープ時間を短く制御する。すなわち、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くしたことを示す。
また、指針56の明るさに示すように、行きのスイープには指針を始点近くで比較的早く立上げて明るくし、指針点灯時間を長く維持し、指針を終前に消灯し、戻りのスイープには指針56を消灯して戻す制御をすることを示す。
【0036】
図10は本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その2)であり、イグニッションスイッチ21をONすることで文字表示板51を同時に点灯させ、指針56のスイープを開始する。指針位置に示すように、行きのスイープ時間を長く制御し、戻りのスイープ時間を短く制御する。すなわち、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くしたことを示す。
また、指針56の明るさに示すように、行きのスイープには指針を指数関数てきに点灯させ、指数関数的に消灯させ、戻りのスイープには指針56を消灯して戻す制御をすることを示す。
【0038】
図11は本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その3)であり、イグニッションスイッチ21をONすることで文字表示板51を同時に点灯させ、指針56のスイープを開始する。指針位置に示すように、行きのスイープ時間を長く制御し、戻りのスイープ時間を短く制御する。すなわち、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くしたことを示す。
また、指針56の明るさに示すように、行きのスイープには指針を徐々に通常の明るさを超えるまで明るく制御して、行きの途中から徐々に暗く制御し、戻りのスイープには指針56を消灯して戻す制御をすることを示す。
【0039】
尚、実施の形態では図5で示すように、スピードメータ35に制御部101を備え、タコメータ36に制御部101と同様の制御部を備えたものと説明したが、これに限るものではなく、一つの制御部でスピードメータ35及びタコメータ37の制御をしたものであってもよい。
また、実施の形態では図7に示すように、スピードメータ35及びタコメータ36をスイープさせたが、これに限るものではなく、スピードメータ35又はタコメータ36のうち一つをスイープさせるものでもよく、又水温計37及び燃料表示計38を同時にスイープさせるものであってもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、スイープをさせる際に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部を備えたので、指針のスイープを人間の感性に合致したものにすることができる。この結果、車両用メータ装置の商品性の向上を図ることができる。
【0041】
また、制御部に、スイープさせる際に発光手段の明るさを変化させる光調整手段を備えたので、車両用メータ装置に躍動感を持たせることができる。この結果、さらなるおもてなし感の演出効果を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用メータ装置を搭載した車室の斜視図
【図2】 本発明に係る車両用メータ装置の正面図
【図3】 本発明に係る車両用メータ装置の照明手段のブロック図
【図4】 本発明に係る車両用メータ装置の側面断面図
【図5】 本発明に係る車両用メータ装置のブロック図
【図6】 本発明に係る車両用メータ装置の点灯状態のタイミングチャート
【図7】 本発明に係る車両用メータ装置の第1作用説明図
【図8】 本発明に係る車両用メータ装置の第2作用説明図
【図9】 本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その1)
【図10】 本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その2)
【図11】 本発明に係る車両用メータ装置の別制御例のタイミングチャート(その3)
【図12】 従来の車両用メータ装置の照明状況を示す説明図
【図13】 改良した車両用メータ装置の照明状況を示す説明図
【符号の説明】
21…イグニッションスイッチ、30…車両用メータ装置、56,57…指針、75,76…発光手段(指針用LED群)、101…制御部、103…光調整手段(照度調整回路)。
Claims (1)
- イグニッションスイッチをONすることで指針をスイープさせるとともに、この指針を昼夜を問わず発光する発光手段を備えた車両用メータ装置において、
この車両用メータ装置は、前記スイープをさせる際に、行きのスイープ速度に対して戻りのスイープ速度を速くする制御をなす制御部を備え、
この制御部は、スイープさせる際に前記発光手段の明るさを変化させる光調整手段を備えたことを特徴とする車両用メータ装置。
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