JP3872132B2 - 眼用レンズ研削盤を校正するためのテンプレート及び対応する校正方法 - Google Patents

眼用レンズ研削盤を校正するためのテンプレート及び対応する校正方法 Download PDF

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    • B24B47/225Equipment for exact control of the position of the grinding tool or work at the start of the grinding operation for bevelling optical work, e.g. lenses

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、眼用レンズ研削盤の始動の際に種々のパラメータの正確な基準を得るために必要であって、特に研削砥石を交換したり形直しする場合に周期的に反復可能な校正に関する。ここで、前記パラメータは、添付図面を参照して、(1)第2の軸線A2を中心とする主軸13の角度位置、(2)第3の軸線A3に沿った研削砥石14の最大外径、(3)研削砥石14の溝の底部の直径等である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
本発明は、特に、かかる校正用のテンプレート、及びこの種の校正テンプレートを用いた校正方法に関する。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本発明は、眼用レンズ研削盤を校正するための校正テンプレートであって、校正すべき研削盤に眼用レンズの代わりに取り付けられるように設計され、その外周の少なくとも一部が円形輪郭を備えた略ディスク形を有し、前記輪郭が、共通の円周により画定されて互いに角位置がずれた2つの局部角ポインタを形成することを特徴とする校正テンプレートを提供する。
本発明に従って、及び以下に詳述する態様で、角ポインタは、眼用レンズを必要な軸線上に配置し得るように、システムの基準回転シャシ内における眼用レンズの回転軸線の角位置を決定するために使用される。
本発明の校正テンプレートは、その輪郭の円形部の少なくとも一部に、ベベルを形成した縁部を有する。
このベベルは、仕上げ用研削砥石の場合に、校正時に研削砥石の溝の位置を決定するために使用される。これにより、眼用レンズの縁部に形成すべきベベルが、当該縁部上で正確に位置決めされる。
本発明の校正テンプレートは、その輪郭の円形部の少なくとも一部に、平滑な円筒状の縁部を有する。
【0004】
本発明に係る校正テンプレートの縁部の該平滑な円筒状縁部は、粗削り用研削砥石又はガラスモード仕上げ用研削砥石の場合に、校正時に研削砥石の全径を決定するために使用される。これにより、その後対応するブランクの必要なオーバサイズ値に一致させることができ、また、同じ縁部のベベル部を用いて、仕上げ眼用レンズの正確な寸法に一致させることもできる。
本発明に係る校正テンプレートは、それぞれの面から突出して互いに連続すると共に互いにずれた角位置を有する2つの中空ボスを備え、該中空ボスのそれぞれの底部は、前記1つの中空ボスに共通でその一方から他方に延びるリンク壁を介して、他方の頂部と結合する。
【0005】
米国特許第4596091号公報に対応する日本国特許第1942835号(1984年3月22日に出願番号第55213/84号として出願)に記載されているように、研削盤は、形成すべきベベルの端部に整列して軌道を引くために眼用レンズの片面或いは両面に当接する、少なくとも1つの触針を含む。この場合、本発明に係る校正テンプレートの中空ボスは、研削盤の触針の位置を確認して、その後に眼用レンズに必要な位置の決定を行うために使用される。
中空ボスは、また、触針の線形性の確認を可能とする利点も有する。
以下、本発明の特徴及び利点は、添付図面に基づき例示した以下の説明から明らかになろう。
【0006】
【発明の実施の形態】
それ自体公知の態様で図1に概略を示したように、本発明による研削盤10は、実施上水平方向軸線である第1の軸線A1を中心にシャシ(図示せず)上で自由に回動するキャリッジ11を含む。該キャリッジ11は、加工すべき眼用レンズ12を支持して保持する2本の支持主軸13を備えている。該主軸13は、第1の軸線A1に平行な第2の軸線A2上で互いに整列し、モータ(図示せず)により回転駆動される。研削盤10は、更に、第1の軸線A1に平行な第3の軸線A3を中心に回転してやはりモータ(図示せず)により回転駆動される、少なくとも1つの研削砥石14を含む。
平易化を図るため、図1では軸線A1、A2,A3の概略を一点鎖線で示す。
実施上、第3の軸線A3上には、加工すべき眼用レンズ12の粗削りと仕上げ削りをするための複数の平行な研削砥石14が設けられており、システム全体は、第1の軸線A1に平行に移動する別のキャリッジ(図示せず)により支持されている。
図1には、唯1つの研削砥石14だけが図示されており、これは、眼用レンズ12にベベルを加工形成するための溝15を有する仕上げ用研削砥石である。
【0007】
本発明の研削盤10は、実施上、数値制御研削盤とも呼ばれることがある自動研削盤であり、更に、一方の端部がキャリッジ11と同じ第1の軸線A1を中心にシャシに丁番接続されたリンク16を含む。リンク16の他方の端部は、第1の軸線A1に平行な第4の軸線A4を中心に、第1の軸線A1に垂直で出力軸線とも呼ばれることがある第5の軸線A5に沿って移動するナット17に、丁番接続されている。リンク16とキャリッジ11との間では、接触覚センサ18が働く。
図1に示したように、ナット17は、例えば第5の軸線A5に整列してモータ19により回転駆動されるねじ山付きロッド38上に螺合する、ねじ山付きナットである。
接触覚センサ18は、例えば、ホール効果セルである。
2本の支持主軸13の間に把持された加工すべき眼用レンズ12を研削砥石14に接触させる際には、キャリッジ11が接触覚センサ18の位置でリンクと接触して該センサがこの接触を検出するまで、材料を外しておく。
眼用レンズ12に所与の輪郭を加工形成するためには、モータ19によりナット17を第5の軸線A5に沿って適宜移動させると同時に、支持主軸13をそれぞれの駆動モータにより第2の軸線A2を中心に回動させて眼用レンズ12の輪郭上の全ての点を連続的に研削することが必要である。
【0008】
実施上、この二面動作は、適宜プログラムされた制御装置により調整される。上述した構造は、基本的によく知られており、それ自体本発明に関連がないので、ここではその詳細な説明を省略する。
より正確に言えば、第1の軸線A1と第3の軸線A3とはシステムのシャシに固定されているので、第1の軸線A1と第3の軸線A3とを含む平面とキャリッジ11との間の角度Tにより定義される、第3の軸線A3に対する第2の軸線A2の角位置を、システムの基準回転系内で識別する必要がある。
同様に、図1に双方向矢印Rで概略を示した、第5の軸線A5に沿ったナット17の位置を決定することが可能でなくてはならない。これは、当該位置が、角度Tと共に構成する極座標系の動径と同様の働きをするためである。
最後に、図1に双方向矢印Zで概略を示した、第3の軸線A3に沿った研削砥石14の位置も決定可能でなくてはならない。これは、当該位置が、「垂直距離」に相当するためである。
同じことが、研削砥石14の直径、即ちその全直径か溝15の底部における直径のいずれかにも当てはまることは、明らかである。
【0009】
これらの種々の位置を識別するために、研削盤10の始動時にこれを校正することが必要となり、この校正は、時々、特に研削砥石14を交換したり形直しをする場合はその都度、反復する必要がある。
図3〜図8に示した校正テンプレート20は、かかる校正を容易にするためのものである。
校正テンプレート20は、眼用レンズ12の代わりに、校正すべき研削盤10上に取り付けられるように、設計されている。該テンプレートは、全体厚さがEで、全体がディスク形であり、研削盤10の支持主軸13に取り付け可能なようにその中心部から突出する中空のボス21を有する。
校正テンプレート20の輪郭22は、その外周の少なくとも一部分で円形であるが(以下参照)、共通の円周Cに画定されて互いに角位置がずれた2つの局部角ポインタ23を形成する。
校正テンプレート20の中心Oに対して、角ポインタ23は、2つの中心角を形成する。
A′1は、これらの2つの中心角のうち小さい方であり、A′2は、大きい方である。
【0010】
校正テンプレート20の輪郭22は、実施上、小さい方の中心角A′1の範囲で略凹面である。
図示の実施形態において、2つの角ポインタ23を画定する円周Cは、輪郭22の円形部22Aの円周である。
本実施形態において、2つの角ポインタ23は、校正テンプレート20の外周内に切り込まれた切欠き22Bと円形部22Aとの交差により形成される。
換言すれば、本実施形態において、本発明に係る校正テンプレート20の輪郭22は、2つの部分、即ち、大きい方の中心角A′2に対向する円形部22Aと、その外周に切り込まれた切欠き22Bにより形成されて小さい方の中心角A′1に対向する凹部と、を有する。
切欠き22B自体の外郭は、略円形である。
図示の実施形態において、輪郭22の2つの角ポインタ23は、90°離間している。 換言すれば、2つの角ポインタ23が対向する中心角A′1は、90°に等しい。
輪郭22の円形部22Aの少なくとも部分24′、24″で、本発明に係る校正テンプレート20の外周は、ベベル25′、25″を形成する。
【0011】
図示の実施形態において、本発明に係る校正テンプレート20の外周は、実施上、その輪郭22の円形部22Aの少なくとも2つの別個の部分24′、24″で、ベベル25′、25″を形成する。対応するベベル25′、25″は、互いに異なる。
ベベル25′により形成される二面角D′は、例えば90°に等しく(図7)、ベベル25″を形成する二面角D″は、120°に等しい(図8)。
図示の実施形態において、校正テンプレート20の外周の対応する2つの部分24′、24″は、隣接しており、角ポインタ23のそれぞれから離間している。各部分は、60°に略等しい中心角に対向する。
本実施形態では、ベベル25′、25″は、それぞれ、円筒状平面により切頭された縁部を有する。
本発明に係る校正テンプレート20の外周は、少なくともその輪郭22の円形部22Aの部分26′、26″で、平滑且つ円筒状である。
図示の実施形態では、実施上、それぞれ2つの角ポインタ23の一方から延びる2つの平滑且つ円筒状の部分26′、26″が形成されている。
【0012】
部分26′は、60°に略等しい中心角に対向し、部分26″は、略90°に等しい中心角に対向する。
本発明に係る校正テンプレート20は、更に、それぞれ面28A、28Bから突出して互いに連続し角位置が相対的にずれた2つの中空ボス27A、27Bを含む。中空ボス27A、27Bのそれぞれの底部29は、校正テンプレート20の全体厚さEを貫通して中空ボス27A、27Bの一方から他方まで延びて2つの中空ボス27A、27Bに共通のリンク壁31を介して、他方の頂部30と連続的に結合している。
図示の実施形態では、リンク壁31は、実施上、例えば45°程度の角度で面28A、28Bに対して傾斜しており、厚さを有する平面壁である。この壁の厚さは、中空ボス27A、27Bの他の全ての壁の厚さと同じであり、校正テンプレート20の全体厚さEより著しく小さい。
図示の実施形態では、中空ボス27A、27Bは、大きい方の中心角A′2内で、輪郭22の円形部22Aから一定距離を置いて、全体が円周方向に延びる。中空ボスの一方の径方向端部壁から他方の径方向端部壁までを測定して得る全体の中心角は、90°程度である。
【0013】
中空ボス27A、27Bの底部29は、実施上平面であり、校正テンプレート20の面28A、28Bと略平行である。
中空ボス27A、27Bの他方の壁は、面28A、28Bと略垂直である。
図示の実施形態では、本発明に係る校正テンプレート20は、面28A、28Bからそれぞれ突出するペグ32A、32Bを有する。
2つの面28A、28B上のペグ32A、32Bは、互いに整列している。
図示の実施形態では、ペグは、面28A、28Bに対して略垂直であり、それらの先端33は、僅かに丸められている。
本発明に係る校正テンプレート20の使用に際しては、好ましくは以下の順序で実施される多数の作業が必要となる。
先ず第1に、校正テンプレート20をキャリッジ11の支持主軸13に取り付けた後、図9に示したように、校正テンプレート20の角ポインタ23の一方が研削砥石14に接触するまで、ねじ山付きロッド38を回転駆動させてナット17を移動制御することによりキャリッジ11を下降させることにより行う。この接触は、接触覚センサ18により検出される。この時の校正テンプレート20の角位置は、校正テンプレート20の輪郭において角ポインタ23の一方が研削砥石14に最も近くなる広い角度範囲内にあればよい。
【0014】
次に、ナット17を上昇させてキャリッジ11を上昇させ、校正テンプレート20を第2の軸線A2を中心に角位置を増加するように回転させて、校正テンプレート20の輪郭において角ポインタ23の他方が研削砥石14に最も近くなる角度範囲内にあるようにする。続いて、ナット17を下降させてキャリッジ11を下降させ、図10に示したように、校正テンプレート20の他方の角ポインタ23が研削砥石14に接触するようにする。この接触は、上述したように、接触覚センサ18によって検出される。
これらの2つの角ポインタ23の第5の軸線A5上のナット17の位置または対応する値Rをその都度書き留め、校正テンプレート20を第2の軸線A2を中心に回転させて、対応する値Rが最小になるまで、これらの作業を反復する。ここで、対応する値Rは、第2の軸線A2と第3の軸線A3の間隔に対応する値であって、対応する値Rが最小になることは、図11に示したように、校正テンプレート20の2つの角ポインタ23が同時に研削砥石14に接触する時である。
得られた最小値Rに対応する校正テンプレート20の角位置の値は、メモリ内に格納され、その後、眼用レンズ12を加工する際の基準角位置となる。すなわち、この基準角位置は、眼用レンズ12を加工する際のデータを示す第2の軸線A2の設定点表に記入される。
同様に、次に、校正テンプレート20の適当なベベル25′、25″を研削砥石14の溝15に接触させる。すなわち、校正テンプレート20が研削砥石14が接触しないようにナット17を上昇させてキャリッジ11を上昇させた後、校正テンプレート20を第2の軸線A2を中心に回転させて、適当なベベル25′、25″が研削砥石14に対面するようにする。この状態でナット17を下降させてキャリッジ11を下降させ、図12に示したように、適当なベベル25′、25″が研削砥石14に接触するようにする。この時の対応する値Rを書き留める。この適当なベベル25′、25″が研削砥石14に接触する作動を、校正テンプレート20を第3の軸線A3の方向すなわちZ方向に移動させながら繰り返して行う。対応する値Rが最小になった時は、図13に示したように、適当なベベル25′、25″が溝15に係合したときである。この対応する値Rが最小になった時の校正テンプレート20の第3の軸線A3の方向すなわちZ方向の位置は、メモリ内に格納され、その後、眼用レンズ12を加工する際の基準角位置となる。すなわち、この基準角位置は、眼用レンズ12を加工する際のデータを示す第3の軸線A3の設定点表に記入される。
【0015】
研削砥石14が仕上げ用である場合、これらの作業により研削砥石14の溝15の底部の直径も決定し、粗削り用の研削砥石の場合は、校正テンプレート20の平滑且つ円筒状の部分26′、26″を利用した同様の作業により研削砥石14の全径を決定する。
いずれの場合でも、対応する値は、メモリ内に格納され、その後、設定点表を作成するために使用される。
上述した米国特許第4596091号公報に対応する日本国特許第1942835号(1984年3月22日に出願番号第55213/84号として出願)に記載されているように、研削盤10が少なくとも1つの触針35、例えばここに図示したように2つの触針35を含むならば、ペグ32A、32Bを用いて触針35の位置を視覚的に確認した後、触針の線形性すなわち直線性をチェックする。ここで触針35は、被加工レンズの周縁部付近の前面及び後面に接触して被加工レンズの前面位置及び後面位置を検出する。この検出値は、被加工レンズの周囲のベベル面の稜線位置を被加工レンズの周縁厚さの中心にするため等に利用する。
【0016】
図14に実線で示したように、触針35の一方が中空ボス27Aの底部29に位置し、他方が同じ中空ボス27Aの頂部30に位置するまで、触針35を移動させ、これらの相対変移量を書き留める。
次に、校正テンプレート20を第2の軸線A2の周りに回動させ、図14に一点鎖線で示したように、触針35が中空ボス27Bの底部29と頂部30に接触するようにする。
書き留められた新しい変移量は、先に書き留められた変移量と共に、触針35の相互の直線性の評価、すなわち線形関係のパラメータを決定する2つの未知数を含む方程式を解くために使用される。
これらのパラメータは、対応する理論値の近傍になくてはならない。
そうでない場合は、触針35は、一致しない。
触針35が一致した場合は、既に述べたように、値をメモリに格納する。
上述した種々の作業は、当然、この目的のために適宜プログラムされた研削盤10の制御装置の制御下で、校正サイクル中に自動的に行うことができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではないことは言うまでもないが、特に、本発明の校正テンプレートを使用するために実行すべき作業の順序に関し、任意の変形実施を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な眼用レンズ研削機の一部破断概略斜視図。
【図2】図1の枠IIで示した部分の拡大図。
【図3】研削盤を校正するために本発明に従って使用される校正テンプレートの拡大正面図。
【図4】図3の矢印IVの方向から見た校正テンプレートの平面図。
【図5】図3の線V−Vに沿った軸方向断面図。
【図6】図3の線VI−VIに沿って平らに展開した円周方向断面部分図。
【図7】図3の線VII −VII に沿った径方向拡大断面部分図。
【図8】図3の線VIII−VIIIに沿った径方向拡大断面部分図。
【図9】本発明の校正テンプレートの使用の種々の相を示す、図3の正面図を基にした概略正面図。
【図10】本発明の校正テンプレートの使用の種々の相を示す、図3の正面図を基にした概略正面図。
【図11】本発明の校正テンプレートの使用の種々の相を示す、図3の正面図を基にした概略正面図。
【図12】かかる使用の他の相に関する側面図。
【図13】かかる使用の他の相に関する側面図。
【図14】かかる使用の別の相に関する、図6を基にした円周方向断面図。
【符号の説明】
10 研削盤
11 キャリッジ
12 眼用レンズ
13 主軸
14 研削砥石
15 溝
16 リンク
17 ナット
18 接触覚センサ
19 モータ

Claims (17)

  1. 眼用レンズ研削盤を校正するための校正テンプレートであって、
    校正すべき研削盤に眼用レンズの代わりに取り付けられるように設計され、その外周の少なくとも一部が円形輪郭を備えた略ディスク形を有し、前記輪郭が、共通の円周により画定されて互いに角位置がずれた2つの局部角ポインタを形成する、
    ことを特徴とする校正テンプレート。
  2. 前記角ポインタが対向する2つの中心角のうちの小さい方の内部で、前記輪郭が略凹形になっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  3. 前記輪郭の前記2つの角ポインタを画定する前記円周が、前記輪郭の前記円形部の円周である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  4. 前記輪郭の前記2つの角ポインタが、前記輪郭の前記円形部と前記外周内に切り込まれた切欠きとの交差により、形成される、
    ことを特徴とする請求項3に記載の校正テンプレート。
  5. 前記輪郭の前記2つの角ポインタが、互いに90°ずれた角位置を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  6. 前記外周が、前記輪郭の前記円形部の少なくとも一部でベベルを形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  7. 前記外周が、前記輪郭の前記円形部の少なくとも2つの別個の部分でベベルを形成し、該ベベルが互いに異なる、
    ことを特徴とする請求項6に記載の校正テンプレート。
  8. 前記外周が、前記輪郭の前記円形部の少なくとも一部で平滑且つ円筒状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  9. 更に、
    それぞれの面から突出して互いに連続し、互いにずれた角位置を有する2つの中空ボスを備え、
    該中空ボスのそれぞれの底部が、前記2つの中空ボスに共通でその一方から他方に延びるリンク壁を介して、他方の頂部と結合する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  10. 前記2つの中空ボスに共通な前記リンク壁が、その面に対して略斜めである、
    ことを特徴とする請求項9記載の校正テンプレート。
  11. 前記2つの中空ボスに共通な前記リンク壁が、平坦である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の校正テンプレート。
  12. 前記2つの中空ボスのそれぞれの前記底部が、平坦である、
    ことを特徴とする請求項9に記載の校正テンプレート。
  13. 前記2つの中空ボスのそれぞれの前記底部が、その面に対して平行である、
    ことを特徴とする請求項12に記載の校正テンプレート。
  14. 前記2つの中空ボスが、略円周方向に延びる、
    ことを特徴とする請求項9に記載の校正テンプレート。
  15. 更に、
    各面から突出するペグを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の校正テンプレート。
  16. 前記ペグが、互いに整列している、
    ことを特徴とする請求項15に記載の校正テンプレート。
  17. 前記請求項1〜16のいずれか1項に記載の校正テンプレートを用いて、眼用レンズ研削盤を校正する方法。
JP12975496A 1995-05-24 1996-05-24 眼用レンズ研削盤を校正するためのテンプレート及び対応する校正方法 Expired - Lifetime JP3872132B2 (ja)

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