JP3871755B2 - オイルポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の潤滑用オイルポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内燃機関の潤滑用オイルポンプには、トロコイド型オイルポンプが使用されている。
このポンプでは、図8に示すように、シャフト1の両端にオイルポンプカバー2を挟むようにしてそれぞれ駆動ギヤ3とインナロータ4を嵌合し、インナロータ4の外周側にアウタロータ5をセットし、さらにその外周側にオイルポンプボディ6を取り付けて組み立てている。
シャフト1は、オイルポンプカバー2と駆動ギヤ3とを貫通する端部の径をインナロータ4を貫通する端部よりも太くした中実軸に形成し、駆動ギヤ3には太い径の方を圧入して固着し、インナロータ4には細い径の方を常温における緩み嵌めにより嵌め合わせ、インナロータ4とシャフト1とに中心軸と垂直な方向に貫通する同径の孔を同一箇所にそれぞれ穿設して、これらの孔にリベット7を嵌め込み、シャフト1とインナロータ4とが相対的に回転しないようにする。
【0003】
このトロコイド型オイルポンプは、歯形の形状が特殊なことから、一般に、焼結金属製のロータが使われるが、焼結金属製ロータは引っ張り強度、伸びが少なく、圧入に適さない。
焼結金属製のロータに中実軸を圧入する場合、空回り防止のために圧入代を大きくとると、圧入の際、割れが発生したり、材料のへたりによって、孔径が大きく永久変形を生じてしまい、大きな圧入代を確保できなかった。
したがって、図8に示すようなリベット結合や、歯形を成形して嵌め込むスプライン構造が採用され、コスト高になるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術における前記問題点を解消するためのものであり、そのための課題は、焼結金属製ロータに中空軸を圧入してロータを破損させずに固着させるオイルポンプを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明における請求項1に係るオイルポンプは、駆動ギヤと焼結金属製ロータとを軸の各端部にそれぞれ固着させたオイルポンプにおいて、少なくとも前記軸のロータ固着側の端部を中空軸とし、該中空軸を前記焼結金属製ロータに圧入して結合したことを特徴とするものである。
【0006】
請求項2に係るオイルポンプは、前記軸の全長にわたり肉厚を略一定にした中空軸を形成したことを特徴とする。
【0007】
請求項3に係るオイルポンプは、前記軸の内径を段付きとして異径中空軸を形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項4に係るオイルポンプは、前記軸のギヤ固着側の端部を中実とし、前記軸のロータ固着側の端部を中空として半中空軸を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明における以下の実施の形態では、中空軸を使用する場合について説明する。ただし、従来の技術と重複する部分については同一符号を付して説明を省略する。また、この実施の形態は特に指定のない限り本発明を制限するものではない。
【0010】
〔第1実施態様〕
図1,2には実施の形態に係るオイルポンプの構成を示す。
ここに、シャフト11は、全長にわたり外径および内径ともに一定の、均一な肉厚の中空軸を形成する。シャフト11の肉厚は、圧入してもロータ4の歯形形状を変形させない程度に薄肉に形成する。
【0011】
このシャフト11の中央部のギヤ取付け側に寄せた位置にはオイルポンプカバー2を回動自在に嵌合し、このオイルポンプカバー12を挟むように駆動ギヤ13とインナロータ4とをシャフト11の各端部にそれぞれ圧入する。
この場合の圧入条件は、図3に示す曲線によって定められるシャフト11の中空係数C(=d/DS )に応じた嵌合力F(kg)(図中の右側縦軸)により圧入すると、インナロータ変形量u(μm)(図中の左側縦軸)で圧入することができる。図3を例にすると、中実軸の場合は中空係数C=0 であり、嵌合力FはFc=0 =F0 kg、インナロータ変形量uはuc=0 =u0 μm、そして、中空係数C=0.625 を有するシャフト11の場合、嵌合力FはFc=0.625 = 0.7〜0.75×F0 kgであり、その時のインナロータ変形量uはuc=0.625 = 0.7〜0.75×u0 μmとなる。
【0012】
インナロータ4の外周側にアウタロータ5をセットし、さらにその外周側にオイルポンプボディ6をシャフト11に対して回動自在に取り付け、オイルポンプカバー12とオイルポンプボディ6とをボルト止めする。
こうして組み立てたオイルポンプは、図4に示すように、インナロータ4の外形形状15が、圧入前のロータ4の外形形状16に比較して大きくなるが、従来の中実軸を圧入したロータ1の外形形状17と比較すると小さく、外形形状16と外形形状17との中間の大きさになる。
【0013】
このように構成した実施の形態においては、構造が簡単化し、部品の製造工程が簡略化して、コストが低減する。
また、圧入後、シャフト11の変形(径の収縮)により、ロータ変形量が中実軸を圧入した場合に比べて少なく抑えられ、トロコイド歯形の形状が正確に維持できる。
【0014】
このため、焼結製ロータの破損を防止することができ、かつ緩み、滑りをなくすことができる。
また、ギヤ側とポンプ側を貫通した空間が増えたことによって、クランクケース内のブローバイガスの循環効率が向上する。また、空間がギヤ、ポンプによって分断されずオイルの通過を妨げないため、タイミングギヤケース内の潤滑に対しても効率を向上させる効果を奏する。
【0015】
〔第2実施態様〕
図5に示すように、シャフト21の形状をギヤ取付け側の端部については中実軸を形成して閉鎖した形状にし、その他の部分については第1実施形態と同様に形成する。
このように構成すると、駆動ギヤ13を取り付ける部分がインナロータ4を取り付ける部分よりも高い結合剛性を得ることができる。
【0016】
〔第3実施態様〕
図6に示すように、シャフト22の形状をギヤ取付け側の端部については中空軸であっても肉厚をロータ取付け側の肉厚よりも厚く形成した形状にし、その他の部分については第1実施形態と同様に形成する。
この場合にも、駆動ギヤ13を取り付ける部分がインナロータ4を取り付ける部分よりも高い結合剛性を得ることができる。
【0017】
〔第4実施態様〕
図7に示すように、シャフト23の形状は、従来のように異なる外径を有するシャフト形状であって、全長にわたり略一定の肉厚を有する中空状に形成する。そして、駆動ギヤ3およびオイルポンプカバー2の軸嵌合孔の直径を従来の径と同一径に形成する。その外の点については第1実施態様と同様に形成する。
この場合には、従来の部品との共用部品が多くなり、生産コストが大幅に低減できる。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明における請求項1に係るオイルポンプでは、少なくとも軸のロータ固着側の端部を中空とし、その中空軸を焼結金属製ロータに圧入して結合したことにより、圧入後にはシャフトが変形(径の収縮)してロータ変形量を中実軸の圧入の場合に比べて少なく抑えることができ、トロコイド歯形の形状を正確に維持することができる。このため、焼結製ロータの破損を防止することができ、しかも結合が強固で、緩み、滑りをなくすことができる。
【0019】
また、請求項2に係るオイルポンプでは、全長にわたり肉厚を略一定にした中空軸を形成したことにより、形状がシンプルで軽量化され、製造が容易であり、かつ、取扱い易くなり、製造コストを低減化させることができる。
【0020】
また、請求項3に係るオイルポンプでは、内径を段付きとして異径中空軸を形成したことにより、駆動ギヤ側では結合剛性を高くし、ロータ側ではロータ変形量を少なくして、焼結金属製ロータを有するオイルポンプの組立において確実かつ効果的に圧入結合することができる。
【0021】
また、請求項4に係るオイルポンプでは、軸の駆動ギヤ固着側の端部を中実とし、軸のロータ固着側の端部を中空として半中空軸を形成したことにより、駆動側の圧入時の剛性を確保でき、軸と駆動ギヤとの間で高い結合剛性を与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1実施形態のオイルポンプを示す側面断面図である。
【図2】本発明による第1実施形態のオイルポンプをオイルポンプボディを外して示す正面図である。
【図3】第1実施形態におけるインナロータの嵌合力と圧入条件との関系を示す特性図である。
【図4】第1実施形態におけるインナロータの形状変形を示す比較説明図である。
【図5】第2実施形態におけるシャフトを示す側面断面図である。
【図6】第3実施形態におけるシャフトを示す側面断面図である。
【図7】第4実施形態のオイルポンプを示す側面断面図である。
【図8】従来におけるオイルポンプを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,22,23 シャフト
2 ,12 オイルポンプカバー
3 ,13 駆動ギヤ
4 インナロータ
5 アウタロータ
6 オイルポンプボディ

Claims (4)

  1. 駆動ギヤと焼結金属製ロータとを軸の各端部にそれぞれ固着させたオイルポンプにおいて、少なくとも前記軸のロータ固着側の端部を中空軸とし、該中空軸を前記焼結金属製ロータに圧入して結合したことを特徴とするオイルポンプ。
  2. 前記軸の全長にわたり肉厚を略一定にした中空軸を形成したことを特徴とする請求項1記載のオイルポンプ。
  3. 前記軸の内径を段付きとして異径中空軸を形成したことを特徴とする請求項1記載のオイルポンプ。
  4. 前記軸のギヤ固着側の端部を中実とし、前記軸のロータ固着側の端部を中空として半中空軸を形成したことを特徴とする請求項1記載のオイルポンプ。
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