JP3870790B2 - 2連遊星歯車装置型車輌用自動変速機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車輌用自動変速機に係り、特に、入力部材と出力部材の間に2つの遊星歯車装置を設け、これら入力部材、出力部材、遊星歯車装置の構成要素を直接またはクラッチを介して選択的に連結すると共に、遊星歯車装置の構成要素の一部を選択的に制動することにより複数の前進段を達成することのできる車輌用自動変速機に係る。
【0002】
【従来の技術】
従来、入力部材と出力部材の間に2つの遊星歯車装置を設け、これら入力部材、出力部材、遊星歯車装置の構成要素を6つのクラッチを選択的に連結すると共に、遊星歯車装置の構成要素の一部を2つのブレーキを選択的に制動することにより前進6速および後進段を達成した車輌用自動変速機が特開昭60‐23658号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
入力部材と出力部材の間に2つの遊星歯車装置を設け、これら入力部材、出力部材、遊星歯車装置の構成要素を直接またはクラッチを介して選択的に連結すると共に、遊星歯車装置の構成要素の一部を選択的に制動することにより複数の前進段と少なくとも一つの後進段を達成することのできる車輌用自動変速機を構成することには無限の可能性がある。本発明は、そのような無限の可能性の下に、必要とされるクラッチおよびブレーキの数が可及的に少なく、またその配置が可及的に便利であり、それによって全体の構成が可及的にコンパクトになり、その上で車輌用変速機として可及的に好ましい変速比の変速段をより多く達成することのできる変速機の構造を生みだすこと課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する車輛用自動変速機として、本発明は、入力部材と、出力部材と、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアを有するダブルピニオン型のフロント側遊星歯車装置と、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアを有するダブルピニオン型のリヤ側遊星歯車装置と、第1〜第4のクラッチと、第1〜第3のブレーキとを有し、フロント側サンギヤがリヤ側キャリアと連結され、出力部材がフロント側リングギヤに連結されており、
第1のクラッチが入力部材とリヤ側サンギヤとを選択的に連結し、
第2のクラッチが入力部材とフロント側キャリアとを選択的に連結し、
第3のクラッチがフロント側リングギヤとリヤ側リングギヤとを選択的に連結し、
第4のクラッチがフロント側キャリアとリヤ側リングギヤとを選択的に連結し、
第1のブレーキがリヤ側サンギヤを選択的に制動し、
第2のブレーキがフロント側キャリアを選択的に制動し、
第3のブレーキがフロント側サンギヤとリヤ側キャリアとを選択的に制動するようになっており、
前記各クラッチによる選択的連結と前記各ブレーキによる選択的制動の組合せにより前進6段を達成するよう構成されていることを特徴とする車輛用自動変速機を提案する。尚、本発明による車輛用自動変速機について以下に図面を参照して行う実施例の説明に於いては、前進段と同時に当該実施例により得られる後進段についても説明するが、本発明が提案する車輛用自動変速機は後進段を含むことを必須の要件とするものではない。特に近年の自動車等の車輛に於いては、所謂ハイブリッド車であるか否かに拘わらず車輛駆動の一部に電動機を用いることが種々の態様にて試みられており、車輌の後進は電動駆動とすることが可能である。
【0018】
【発明の作用及び効果】
上記の構成によれば、クラッチとブレーキを合わせて7個用いて、6種類の車輛用変速機として好ましい変速比の前進用変速段を達成することができ、クラッチおよびブレーキの配置が便利であり、変速機全体の構成がコンパクトになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に上記の自動変速機を、添付の図を参照して実施例について詳細に説明するする。
【0020】
添付の図1のAは上記の車輛用自動変速機の一つの実施例の構成を示す概略図である。図に於いて、INは入力部材を、またOUTは出力部材を示す。PfおよびPrはそれぞれ遊星歯車装置である。以下の記述に於いては、入力部材に近い側の遊星歯車装置をフロント側遊星歯車装置またはフロント側Pfと称し、入力部材より遠い側の遊星歯車装置をリヤ側遊星歯車装置またはリヤ側Prと称する。またフロント側Pfおよびリヤ側Prのそれぞれについて、サンギヤ、リングギヤ、キャリアをSf、Rf、CfおよびSr、Rr、Crと称する。図1の場合、PfおよびPrはいずれもダブルピニオン型遊星歯車装置として構成されている。
【0021】
入力部材INは装置の中心を通る回転軸部材により第1のクラッチC1の一方の回転部材に連結され、クラッチC1の他方の回転部材は中空軸部材によりリヤ側Prのサンギヤに連結されており、これによって入力部材INはリヤ側サンギヤに選択的に連結されるようになっている。入力部材INはまたその周りに環状に構成された第2のクラッチC2の一方の回転部材にも連結され、クラッチC2の他方の回転部材は中空軸部材を経てフロント側Pfのキャリアに連結されており、これによって入力部材INはフロント側キャリアに選択的に連結されるようになっている。フロント側Pfのリングギヤはその周りに環状に構成された第3のクラッチC3の一方の回転部材に連結され、クラッチC3の他方の回転部材はリヤ側Prのリングギヤに連結されており、これによってフロント側リングギヤとリヤ側リングギヤとはクラッチC3により選択的に連結されるようになっている。フロント側Pfのキャリアはその周りに環状に構成された第4のクラッチC4の一方の回転部材に連結され、クラッチC4の他方の回転部材はリヤ側Prのリングギヤに連結されており、これによってフロント側キャリアとリヤ側リングギヤとはクラッチC4により選択的に連結されるようになっている。
【0022】
リヤ側Prのサンギヤには第1のブレーキB1が連結され、リヤ側サンギヤの回転を選択的に制動するようになっている。フロント側Pfのキャリアには第2のブレーキB2が連結され、フロント側キャリアの回転を選択的に制動するようになっている。フロント側Pfのサンギヤとリヤ側Prのキャリアとは互いに連結されて一体となって回転するようになっており、これら両者に対し第3のブレーキB3が連結され、フロント側サンギヤとリヤ側キャリアの回転を同時に選択的に制動するようになっている。
【0023】
図1のAに示す如く構成された変速機構は、クラッチC1、C2、C3、C4およびブレーキB1、B2、B3が図1のBの表に示す如き組合せにて係合または開放されることにより、同表に示す如き第1速段〜第6速段(1st〜6th)の6つの前進段と2つの後進段(R1、R2)とを達成することができる。同表に於いて、○は係合示し、×は開放を示し、△はいずれか一方が係合されればよいことを示す。またフロント側Pfおよびリヤ側Prのそれぞれに於けるリングギヤの歯数に対するサンギヤの歯数の比をρfおよびρrにて表し、その一例として、ρf=0.35とし、ρr=0.45とすると、各変速段に於けるギヤ比(減速比)は同表に示す通りとなる。また第1速段と第6速段の間のギヤ比幅は6.2である。
【0024】
各変速段に於けるギヤ比は、図1のCに示されている如き共線図により求めることができる。共役線の原理は以下の通りである。
【0025】
先ず、一つの遊星歯車装置に於けるサンギヤとリングギヤとキャリアの間の回転角度(従ってまた回転速度)の相対的関係は、それぞれの回転角(または回転速度)を表す座標線を平行に配列した座標系に対し一本の直線を交差させることにより求まる。この場合、遊星歯車装置がシングルピニオン型であるときには、平行座標線の配列は、キャリアの座標線を挟んでその両側にリングギヤの座標線とサンギヤの座標線とが平行に並ぶ形であり、リングギヤの歯数に対するサンギヤの歯数の比をρ(ρ<1)とすると、キャリア座標線よりリングギヤ座標線までの距離とキャリア座標線よりサンギヤ座標線までの距離の比はρ対1である。
【0026】
一方、遊星歯車装置がダブルピニオン型であるときには、平行座標線の配列は、キャリア座標線に対しリングギヤ座標線とサンギヤ座標線とが同じ側に位置し、キャリア座標線に対しリングギヤ座標線が隔たる距離とキャリア座標線に対しサンギヤ座標線が隔たる距離の比がρ対1となる。
【0027】
そこで、今、図1のAに示されている如くフロント側Pfとリヤ側Prとがいづれもダブルピニオン型遊星歯車装置であり,前者のサンギヤが後者のキャリアと連結されている上で、更にそれに加えてクラッチC3が連結され、前者のリングギヤが後者のリングギヤに連結される場合と、クラッチC4が連結されて前者のキャリアが後者のリングギヤに連結される場合とについてみると、これら2つの遊星歯車装置の動きは,それぞれ以下のようになる。
【0028】
先ず、クラッチC3が係合されたときには、フロント側サンギヤSfとリヤ側キャリアCrとが一体となって行動すると同時に、フロント側リングギヤRfとリヤ側リングギヤRrとが一体となって行動する。この場合、フロント側PfについてのCf−Rf−Sf座標系とリヤ側PrについてのCr−Rr−Sr座標系の重ね合わせは、SfとCrとが一致し且つRfとRrとが一致しなければならない。これは、図1のCで見て、フロント側Pfに対する座標系Fとリヤ側Prに対する座標系Raとを組み合わせて考えなければならないことを意味する。
【0029】
他の一つは、クラッチC4が係合されたときであり、そのときにはフロント側サンギヤSfとリヤ側キャリアCrとが一体となって行動すると同時に、フロント側キャリアCfとリヤ側リングギヤRrとが一体となって行動する。この場合、フロント側PfについてのCf−Rf−Sf座標系とリヤ側PrについてのCr−Rr−Sr座標系の重ね合わせは、SfとCrとが一致し且つCfとRrとが一致しなければならない。これは、図1のCで見て、フロント側Pfに対する座標系Fとリヤ側Prに対する座標系Rbとを組み合わせて考えなければならないことを意味する。
【0030】
以上の認識に基づいて共線図より各変速段のギヤ比(減速比)を求めると、以下のようになる。尚、共線図に於いて、直線B1−B2−B3上の各点では、ブレーキB1、B2、B3の係合により制動された回転部材の回転速度は0であるとし、直線C1−C2上の各点では、クラッチC1、C2の係合により入力部材と連結された回転部材の回転速度は入力部材の回転速度、即ち、入力回転速度であるとする。また、図1のCに例示した共線図は、各変速段のギヤ比を求める要領をできるだけ明瞭に示すよう描かれたものであり、図1のBに例示したギヤ比をもたらすρf=0.35、ρr=0.45に対応して描かれたものではない。このことは以下の図2〜14の各々についても同様である。
【0031】
先ず、第1速段についてみると、このとき係合されるのはクラッチC1、C4とブレーキB3である。クラッチC4が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRbである。ブレーキB3の係合により,リヤ側キャリアCr(およびフロント側サンギヤSf)の回転速度は0である。一方、クラッチC1の係合によりリヤ側サンギヤSrは入力回転速度にて回転する。従って、リヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfはすべて直線C1−a−1−B3上にあり、出力部材OUTが連結されたRfは点1の速度で回転する。第1速段のギヤ比は、減速比として表されると、直線B1−B2−B3と直線C1−C2間の距離を直線B1−B2−B3に対する点1の距離にて除した値として得られる。
【0032】
第2速段では、クラッチC1、C3とブレーキB3とが係合される。クラッチC3が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRaである。クラッチC1の係合によりリヤ側サンギヤSrは入力回転速度にて回転する。ブレーキB3の係合によりリヤ側キャリアCr(およびフロント側サンギヤSf)は停止している。従ってリヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfは全て直線C1−b−2−B3上にあり、出力部材OUTが連結されたフロント側Rfは点2の回転速度にて回転する。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様である。
【0033】
第3速段では、クラッチC2、C3とブレーキB3とが係合される。クラッチC3が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRaである。ただこの場合、リヤ側Prでは、ブレーキB3の係合によりキャリアCrが固定された状態でリングギヤRrが駆動されるとサンギヤSrが空転するので、リヤ側Prは実質的には作動せず、変速機の行動はフロント側Pfのみによるものとなる。フロント側Pfでは、サンギヤSfが停止しているところに、クラッチC2の係合によりキャリアCfが入力回転速度にて回転するので、座標系Fでの行動は直線C2−3−B3に沿うものとなり、出力部材OUTが連結されたRfは点3の回転速度にて回転する。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様である。
【0034】
第4速段では、クラッチC1およびC2が係合される。フロント側Pfとリヤ側Prとは前者のサンギヤSfと後者のキャリアCrとが互いに連結されているので、更にクラッチC2およびC1の係合により前者のキャリアCfと後者のサンギヤSrとが連結されると、PfおよびPrはいずれもロックされた状態となり、二つの遊星歯車装置は単に一体の回転体となって回転するようになる。このとき出力部材OUTに連結されたフロント側Rfの回転速度は、入力回転速度に一致する直線C1−C2と交わる点4の速度である。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様であるが、この場合は単に1.00である。尚、クラッチC1およびC2に加えてクラッチC3やC4が係合されれば、クラッチC1およびC2が受け持つべきトルク負荷が軽減される。
【0035】
第5速段では、クラッチC2、C4およびブレーキB1が係合される。クラッチC4が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRbである。ブレーキB1の係合によりリヤ側PrのサンギヤSrが固定される。一方、クラッチC2およびC4の係合により、リヤ側Prに於いてはリングギヤが入力回転速度にて回転する。従ってリヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfは直線B1−C2−5−cに沿って行動し、出力部材OUTが連結されたフロント側Rfの回転速度は点5の速度である。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様である。この場合、減速比は1以下であり、即ち第5速段はオーバードライブ段である。
【0036】
第6速段では、クラッチC2、C3およびブレーキB1が係合される。クラッチC3が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRaである。ブレーキB1の係合によりリヤ側サンギヤSrの回転速度は0である。クラッチC2の係合によりフロント側キャリアCfは入力回転速度で回転する。従って、リヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfは直線B1−C2−6−dに沿って行動し、出力部材OUTが連結されたフロント側Rfは点6の回転速度にて回転する。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様である。この場合にも、減速比は1以下であり、即ち第6速段もオーバードライブ段である。
【0037】
後進段R1に於いては、クラッチC1、C4とブレーキB2とが係合される。クラッチC4が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRbである。ブレーキB2とクラッチC4が係合されるとリヤ側PrのリングギヤRrが固定される。その状態でクラッチC1の係合によりリヤ側サンギヤSrが入力回転速度にて駆動されると、リヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfは直線C1−B2−R1−eに沿って行動し、出力部材OUTが連結されたフロント側RfはR1なる負の速度にて回転し、即ち逆転する。減速比としてのギヤ比の算出要領は第1速段の場合と同様である。
【0038】
後進段R2に於いては、クラッチC1、C3とブレーキB2とが係合される。クラッチC3が係合されるときの座標系FとRa/Rbの組み合わせは、FとRaである。ブレーキB2の係合によりフロント側PfのキャリアCfが停止し、クラッチC1の係合によりリヤ側サンギヤSrは入力回転速度で回転する。従って、リヤ側PrのSr、Rr、Crおよびフロント側PfのCf、Rf、Sfは直線C1−B2−R2−fに沿って行動する。従って、出力部材OUTが連結されたフロント側Rfは点R2の速度にて回転し、逆転する。減速比の算出要領は第1速段の場合と同様である。
【0104】
以上に於いては本発明を一つの実施例について詳細に説明したが、かかる実施例について本発明の範囲内にて種々の修正が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による車輛用自動変速機の一つの実施例を示す変速機構の概略図(A)、クラッチおよびブレーキの係合/開放の組合せの一覧表(B)およびギヤ比を求める共線図(C)。
Claims (1)
- 入力部材と、出力部材と、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアを有するダブルピニオン型のフロント側遊星歯車装置と、サンギヤ、リングギヤおよびキャリアを有するダブルピニオン型のリヤ側遊星歯車装置と、第1〜第4のクラッチと、第1〜第3のブレーキとを有し、フロント側サンギヤがリヤ側キャリアと連結され、出力部材がフロント側リングギヤに連結されており、
第1のクラッチが入力部材とリヤ側サンギヤとを選択的に連結し、
第2のクラッチが入力部材とフロント側キャリアとを選択的に連結し、
第3のクラッチがフロント側リングギヤとリヤ側リングギヤとを選択的に連結し、
第4のクラッチがフロント側キャリアとリヤ側リングギヤとを選択的に連結し、
第1のブレーキがリヤ側サンギヤを選択的に制動し、
第2のブレーキがフロント側キャリアを選択的に制動し、
第3のブレーキがフロント側サンギヤとリヤ側キャリアとを選択的に制動するようになっており、
前記各クラッチによる選択的連結と前記各ブレーキによる選択的制動の組合せにより前進6段を達成するよう構成されていることを特徴とする車輛用自動変速機。
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