JP3869215B2 - 非対称ramセル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して相補型金属酸化物半導体(CMOS)スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)に関しており、より具体的には、回生型(regenerative)フィードバック回路において接続された2つのインバータを含み、各インバータが1対の相補型電界効果トランジスタ(FET)を含み、かつ各インバータ内の同じ導電型のFETのゲート領域幅および/または駆動電流が異なっているような、シングルエンド型読み出しおよび差動型書き込みのCMOS SRAMセルに関する。
【0002】
【従来の技術】
図1は、多くのメモリセルを含む従来技術のCMOS SRAM10のブロック図である。各セルは、回生型フィードバック回路において接続された1対のインバータを含む。これらのインバータの各々は、2つの相補型FETを含む。SRAM10のセルは、ワード書き込み/読み出しロジックネットワーク12、ビット書き込みロジックネットワーク14、およびビット読み出しロジックネットワーク16によってアドレス指定される。典型的には、SRAM10は、Mワードを含むセルのマトリクスであり、各ワードはNビットを有する(ただし、Mは0、1、...、i、...、Mであり、Nは0、1、...、k、...、Nであって、MおよびNは、典型的には2の累乗から1を引いた数、例えば、それぞれ255および1023である)。ワード書き込み/読み出しロジックネットワーク12は、M個の出力端子word0、word1、...、wordi、...、wordMを含み、SRAM10のMワードの各々に対して、これらの出力端子のうちの一つが設けられている。ビット書き込みロジックネットワーク14は、N個の相補型出力端子nbit0、nbit1、...、nbitk、...、nbitNとN個の非相補型出力ビット端子bit0、bit1、...、bitk、...、bitNとを含む。ビット読み出しロジックネットワーク16は、N個の相補型入力端子nbit0、nbit1、...、nbitk、...、nbitNとN個の非相補型入力端子bit0、bit1、...、bitk、...、bitNとを含む。ビット書き込みロジックネットワーク14およびビット書き込みロジックネットワーク16の対応する番号を有するnビット端子とビット端子とは、SRAM10内で垂直方向に延びている、端子番号に対応するライン番号を有する同一のライン(すなわちリード)に接続される。例えば、書き込みロジックネットワーク14のnbitk端子およびビット読み出しロジックネットワーク16のnbitk端子は、SRAM10のnbitkラインに接続され、書き込みロジックネットワーク14のbitk端子および読み出しロジックネットワーク16のbitk端子は、SRAM10のbitkラインに接続される。
【0003】
図2は、SRAM10の各セルに含まれる構造の回路図である。説明の目的で、図2は、wordibitkにおけるセルであるとみなされる。図2のセルは2つのインバータ20および22を含み、これらのインバータは回生型ポジティブフィードバック回路24の中で、お互いに接続される。インバータ20は、相補型Pチャンネルトランジスタ26およびNチャンネルトランジスタ28を含み、これらは、チップの正のDC電源電圧(+VDD)と接地(グランド)との間に直列に接続されたソース−ドレイン経路を有しており、FET26および28の共通のドレイン端子が端子30に接続される。同様に、インバータ22は、PチャンネルFET32およびNチャンネルFET34を含み、これらは、+VDDと接地(グランド)との間に直列に接続されたソース−ドレイン経路を有しており、FET32および34の共通のドレイン接続を端子36に有する。FET26および28の共通ドレイン端子30は、FET32および34のゲート電極を並列に駆動し、FET32および34の共通ドレイン端子36は、FET26および28のゲート電極を並列に駆動する。端子30は、NチャンネルパスゲートFET40のソース−ドレイン経路を通じてnbitkライン42に選択的に接続され、NチャンネルパスゲートFET44のソース−ドレイン経路は、端子36をbitkライン46に選択的に接続する。wordiライン48は、FET40および44のゲート電極を並列に駆動する。
【0004】
図2のセルは、もともとは差動型読み出しおよび差動型書き込みの動作のために設計されたが、より最近では、シングルエンド型読み出しおよび差動型書き込みの動作用に提案されてきている。NチャンネルFET28および34のゲートの誘電体領域の幅および長さは同じであり、PチャンネルFET26および32のゲートの誘電体領域の幅および長さも同じである。その結果として、FET26および32のゲート幅および駆動電流は同じであり、FET28および34のゲート幅および駆動電流も同じである。さらに、FET40および44の誘電体領域の長さおよび幅が同じであるために、FET40および44のゲート幅およびゲートのキャパシタンスは同じである。従来技術の構成では、NチャンネルFET28および34のゲート幅は0.36μmであり、PチャンネルFET26および32のゲート幅は0.32μmであり、FET40および44のゲート幅は0.28μmである。また、FET26、28、32、34、40、および44はすべて、ゲート長0.16μmである。
【0005】
図2のセルに対してシングルエンド型動作のための書き込み又は読み出しが行われると、以下のように、ロジックネットワーク12はライン48に正の電圧(+VDD)を供給し、書き込みロジックネットワーク14はライン42および46に信号を供給し、読み出しロジックネットワーク16は、ライン42および46に接続されたその入力端子にイネーブル信号を供給する。ロジックネットワーク12がワードライン48に正の電圧を供給するのに先立って、書き込みロジックネットワーク14が、nビットライン42またはビットライン46の一方を正の電圧にプリチャージする。2進数の1を図2のセルに書き込むために、ロジックネットワーク12がワードライン48にハイの電圧を印加するのに先立って、書き込みロジックネットワーク14は、nビットライン42の電圧を接地レベルまで下げ、ビットライン46の電圧をハイにプリチャージする。FET40および44はライン48の正の電圧によってイネーブルにされて、ライン42および46のローおよびハイの電圧を端子30および36に通す。端子30および36におけるローおよびハイの電圧は、FET28および32のターンオン、ならびにFET26および34のターンオフを生じさせる。インバータ20および22の回生的接続のために、ロジックネットワーク12がワードライン48の電圧を下げてFET40および44をターンオフさせた後も、FET28および32はオン状態のままであり、FET26および34はオフ状態のままであり、端子30および36の電圧はそれぞれローおよびハイのままである。同様ではあるが反対の態様において、書き込みロジックネットワーク14は、書き込みライン48の正の電圧に応答して、ライン42および46にハイおよびローのプリチャージ電圧を印加することによって2進数の0を図2のセルへ書き込み、FET26および34のターンオン、ならびにFET28および32のターンオフを生じさせる。したがって、端子30および36は、ライン48における正の電圧の結果として、ハイおよびローの電圧の状態である。
【0006】
図2のセルが格納する2進数の値を読み出すために、読み出しロジックネットワーク16は、ライン46がハイ(すなわち正の)の電圧にプリチャージされた後、かつワード書き込み/読み出しロジックネットワーク12がハイの電圧をライン48に印加する間に、読み出しロジックネットワークの検出回路(図示せず)の入力端子をイネーブルにすることによって、端子36の電圧をサンプリングする。図2のセルがビットを格納しており、端子30および36がそれぞれハイおよびローの電圧にされる場合、ライン48上の正の電圧がFET44をターンオンするときに、端子36のローの電圧がライン46の電圧をプルダウンする。端子36のハイの電圧は、ライン48上の正の電圧がFET44をターンオンするときに、ライン46をハイの電圧に留まらせる。ライン46に接続された検出回路は、ライン46におけるローおよびハイの電圧を検出して、図2のセルが格納している2進数の値を示す。
【0007】
図1のメモリおよび図2のセルは、シングルエンド型ベースで読み取られるので、読み出し動作中のnビットライン42におけるパルスの電圧変動は、ビット読み出しロジックネットワーク16によって検出されない。したがって、nビットライン46におけるスルーレートが遅くても、図1のメモリおよび図2のセルの読み出し動作には、特に悪影響を及ぼすことはない(ここで、スルーレートとは、パルスの立ち上がりエッジの電圧の時間的変化率である)。
【0008】
図3は、図2に概略的に描かれたセルの実際の物理的レイアウトの上面図である。図3のセルはほぼ長方形であり、幅が2.22μm、長さが2.52μmである。すなわち、平行な辺50および52の間の距離は2.22μmであり、辺50および52に直角に延びる平行な辺54および56の間の距離は2.52μmである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、新規の改良されたSRAMセルを提供することである。
【0010】
付加的な目的は、シングルエンド型技術によって読み出されるセルを有する、新規の改良されたSRAMセルを提供することである。
【0011】
本発明の他の目的は、シングルエンド型技術によって読み出されかつ従来技術のSRAMセルよりも面積が小さい、新規の改良されたSRAMセルを提供することである。
【0012】
本発明の他の目的は、従来技術のシングルエンド型読み出しSRAMセルよりもビット読み出しスルーレートが速い、新規の改良されたシングルエンド型読み出しSRAMセルを提供することである。
【0013】
本発明のさらなる目的は、アクセス遅延が低減され、高ビットラインスルーレートを有するシングルエンド型技術によって、より高い周波数での読み取り動作が可能な、新規の改良されたSRAMを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
出願人は、図2に描かれたセルの性能が、差動型書き込みおよびシングルエンド型読み出し用として説明されたように動作される場合、FET28および34のゲート幅(すなわち、FETのゲート電極とFETのソースおよびドレイン電極を含む半導体本体との間の酸化物層の幅)を変えて異ならせることによって、高い読み出しスルーレートを有するように改良させることができることに気付いた。また、そのような変化に伴って、セルのサイズを縮小させることができることを発見した。特に、出願人は、FET34のゲート幅をFET28のゲート幅よりも大きくすることで、図2に描かれたセルの性能を改善することができることに気付いた。この結論に達するにあたって、差動型書き込みおよびシングルエンド型読み出しに対して、端子30に格納された電圧を読み出すために使用されるパルスのスルーレートは重要ではなく、端子36に格納された電圧を読み出すために使用されるパルスのスルーレートが重要であることに、出願人は気付いた。これは、シングルエンド型読み出しモードでは、端子30に格納された電圧に対する読み出し動作が実行されないためである。FET34のゲート幅の増加およびFET28の幅の低減は、FET34の駆動電流を、FET28の駆動電流および従来技術の対称型セルの駆動電流よりも大きくさせる。すなわち、FET28のソースからドレインへ流れる電流に比べて、FET34のソースからドレインへ流れる電流のほうが大きくなる。これによって、ビットライン46と接地との間に、FET40および28のソース−ドレイン経路を通じたnビットライン42と接地との間のインピーダンスよりも低いインピーダンスが、FET44のソース−ドレイン経路およびFET34のソース−ドレイン経路を通じて確立される。ビットライン46のスルーレートが速いことは、従来技術のセルに対する読み出し動作中に比べて、より高い周波数での動作、すなわち、より少ないSRAMのアクセス遅延を意味している。SRAMアクセス遅延がより少ないことによって、読み出し動作中における従来技術と同じ時間期間内に、SRAMマトリクス10内のより多数の行(row)にアクセスすることが可能になる。これによって、セル密度を増加させることができる。
【0015】
上記およびさらにその他の本発明の目的、特徴、および利点は、本発明の特定の実施形態に関する以下の詳細な説明を、特に図面を参照して考慮することによって、明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態のSRAMセルは、図2に描かれた従来技術のSRAMセルと同じ回路図を有する。したがって、図2のSRAMセルの回路図以外に他の図は必要ない。本発明の好適な実施形態のSRAMセルは、NチャンネルFET28および34のゲート幅およびゲートのキャパシタンスが、従来技術のように同じであるのではなく互いに異なっているという理由で、従来技術のSRAMセルとは異なっている。さらに、PチャンネルFET26および32のゲート幅およびゲートのキャパシタンスも、お互いに異なっている。好適な実施形態では、インバータ20のFET26および28のゲート幅は同じであり、インバータ22のFET34のゲート幅は、FET32のゲート幅よりも大きい。好適な実施形態では、FET26、28、40、および44のゲート幅は、全てお互いに等しい。
【0017】
好適な実施形態では、上記のように修正された図2のセルは、500MHzのクロックから得られたパルスによって駆動される。500MHzのクロックは、差動型書き込みおよびシングルエンド型読み出しのために、ワード書き込み/読み出しロジック回路12、ビット書き込みロジックネットワーク14、および読み出しロジック回路16を駆動する。FET26、28、32、34、および44の長さは同じ(0.16nm)であり、FET40の長さは0.26μmである。また、セルの好適な実施形態におけるこれらFETの幅は、以下の通りである。
【0018】
表1
FET ゲート幅(μm)
26 0.26
28 0.26
32 0.42
34 0.46
40 0.26
44 0.26
【0019】
したがって、好適な実施形態では、FET32および34のゲート幅は、FET26および28のゲート幅のそれぞれ1.615倍および1.769倍である。
【0020】
本発明のFET34のゲートが従来技術のFET34のゲートよりも大きな幅を有し、したがってより大きな駆動電流を有することから、本発明のFET34では、正の電圧がワードライン46に印加されたときに、端子36と接地との間でソース−ドレイン間インピーダンスが、より小さくなる。従来技術と比較して、FET32および34のゲート幅の増加は、セル面積の目的のために、FET26および28のゲート幅の減少によるオフセットよりも大きい。したがって、上記で指摘したように、本発明の好適な実施形態にしたがったセルの面積は、従来技術のセル面積よりも小さい。
【0021】
FET26、28、32、34、40、および44における前述のゲート長の値、ならびに表1のゲート幅の値により、SRAM10のセルのインバータ20および22は、従来技術のSRAMセルとほぼ同じ閾値を有することが可能になる。この結果として、回路12、14、および16に対して、非対称セルの設計に対応するための再設計は必要ない。前述のゲート長ならびに表1のゲート幅によって、FET26、28、32、および34は、書き込み動作中にこれらのFETに印加された電圧を格納することが可能になる。すなわち、これらのゲート長ならびにゲート幅によって、回生型フィードバックネットワーク24内のFET26、28、32、および34は、書き込み動作と書き込み動作の間に同じ安定状態に留まる。
【0022】
NチャンネルFET34は、PチャンネルFET32よりも約2.5倍強力である。すなわち、オン時には、FET34は、現在のFET32がオン時に端子36に供給する電流の約2.5倍の電流を、端子36に供給する。このようにFET34がFET32よりも強力であることは、FET34のゲート幅がFET32のゲート幅よりも広いことと組み合わされて、インバータ22の閾値電圧を、実質的に0.5VDDよりも小さく、ほぼ0.25VDDに等しくさせる。インバータ20の閾値電圧は、ほぼ0.3VDDであるが、これは、NチャンネルFET28がPチャンネルFET26よりも強力だからである。表1のFETにおけるインバータ20および22のこれらの閾値電圧は、従来技術のセルの閾値電圧とほぼ同じである。
【0023】
図2に描かれたタイプのセルには、サイズと速度との間にトレードオフが存在する。表1の非対称セルの場合、読み出し遅延は対称設計の場合の約85%であり、表1の非対称セルの面積は、対称設計の面積の96%である。しかし、セル面積よりもセル速度が重要になるようなその他の状況では、NチャンネルFET34の幅をNチャンネルFET28の幅に対して増加させることによって、読み出し遅延をさらに減少させることができる。インバータ20のFET26および28のスルーレートは、特に重要なわけではない。これは、読み出しロジック回路16が、nビットライン42の電圧に応答しないからである。
【0024】
表1の非対称構成によって得られる結果は、セル内の他のFETの幾何学的配置を変更することなく、単にFET34のゲート幅を増加させるだけでは、得ることはできない。FET28のゲート幅を減らすことなくFET34のゲート幅を増加させる場合、図2のセルは、集積回路のパッキング密度の目的からして明らかに望ましくないような、大きな面積を有することになる。FET28のゲート幅を低減すれば、セル面積を減少させることができるが、パスゲートFET40および44が書き込み動作中に同じ電流をノード30および36に供給する場合、読み出し動作中のセルが不安定になる可能性がある。この不安定性は、FET28の狭いゲートが、FET34の幅広のゲートが取り扱えるのと同じ比較的大きな電流を扱えないために生じる。書き込み動作中に、正の電圧がnビットライン42に存在し、かつFET40が開状態にあるときのFET28のゲート駆動電流を下げるために、既に詳述したように、FET40のゲート長はFET44のゲート長よりも大きくなっている。
【0025】
また、不安定性は、他のFETの幾何学的配置の変更が行われないときにも発生する可能性がある。これは、端子36におけるローの電圧が、書き込み動作と書き込み動作との間に、特にライン46の読み出し動作の間に維持されないように、インバータ20および22のトリップ電圧、すなわち閾値電圧が変化するからである。FET28のゲート幅が従来技術の場合と同じに維持されるか、またはFET28のゲート幅がFET34の増加したゲート幅と実質的に同じになるように増加された場合、FET28のゲートにおける電圧は、セルがローの電圧を格納しているときの読み出し動作中に極端に高速に増加する。
【0026】
表1のゲート幅を有するセルがローの電圧を格納するとき、FET28および32はオフ状態であるとともにFET26および34はオン状態であり、端子30および36を、それぞれほぼ+VDDおよび接地レベルにする。セルが読み出されると、ワードライン48における正の電圧がFET44をターンオンさせて、ビットライン46上のハイのプリチャージ電圧を端子36に結合させる。表1のゲート幅の値により、端子36において格納されたローの電圧とFET34のソース−ドレイン間インピーダンスとが、ビットライン46上のハイのプリチャージ電圧を、ビットライン46に接続された読み出しロジック回路16の検出器が検出できる低い電圧まで下げる。
【0027】
しかし、FET40のゲート幅およびゲート長が、従来技術における0.28μmおよび0.20μmの値のままであるか、あるいはFET44のゲート幅およびゲート長と同じ0.26μmおよび0.16μmの値を有している場合、FET40がライン42から端子30に結合するハイのプリチャージ電圧によって、FET34がターンオンするかもしれない。FET34のターンオンがこの状況で生じ得るのは、FET40のゲート幅が大きくかつ駆動電流が大きいために、端子30における電圧がローの値からハイの値に変化して、FET34をターンオンさせ、かつFET32をターンオフさせるためである。この結果として端子36に生じるローの電圧が、かなりの程度まで、FET26をターンオンさせ、かつFET28をターンオフさせる。結果として、端子36における電圧が、さらに低くなる。インバータ20および22の回生型動作のために、端子36における電圧は、急速に実質的に接地レベルに到達する。したがって、セルの状態は、次のセル書き込み動作が生じるまで変化する。ビットライン46に結合されていた+VDD電圧は、この時点では接地レベルであり、ビットラインに接続された読み出しロジックネットワーク16の検出回路は、誤ってビットラインを接地レベルに引っ張り、格納されたセルビットを誤って2進数の0値として読み出す。
【0028】
表1のゲート幅を有するセルがハイの電圧を格納するとき、FET28および32はオン状態であり、かつFET26および34はオフ状態であり、端子30および36を、それぞれほぼ接地レベルおよび+VDDにする。セルが読み出される場合、ワードライン48における正の電圧がFET44をターンオンさせるが、端子36におけるハイの電圧は、ビットライン46におけるハイのプリチャージ電圧に何の影響も及ぼさない。端子36に格納されたハイの電圧は、ビットライン46に接続された読み出しロジック回路16の検出器によって検出される。
【0029】
図4は、表1のゲート幅を有する図2の回路要素を含むセル100のレイアウト図である。セル100は、長方形の形状を有しており、頂部直線端102および底部直線端104を含む。その頂部直線端102および底部直線端104は、直線側端106および108と直交している。端102および104のそれぞれは長さ2.22μmであり、端106および108の各々は長さ2.42μmである。したがって、図4のセル100の面積は5.37μm2であり、これは、図3に示した従来技術のセル面積5.59μm2の0.96倍である。すなわち、図4のセルは、図3のセルよりも、約4%だけ小型である。
【0030】
セル100は、メタルストリップ110および112を含む。これらは、それぞれnビットライン42およびビットライン46に対応し、側端106および108に平行かつ非常に接近して、頂部端102から底部端104まで延びている。ワードライン48に対応するポリストリップ(polystrip)114は、底部端104に非常に接近して側端106および108の間に延びている。ストリップ114は、直線部120、122、および124を含み、これらは頂部端102および底部端104に平行に延びている。直線部120、122、および124はそれぞれ、側端106の近傍、セル中央、および側端108の近傍に位置している。
【0031】
直線部120および124が、実質的に底部端104に位置合わせされ、かつ均等な間隔をおいて配置されているのに対して、直線部122は、直線部120および124よりも底部端104に接近している。ストリップ114は斜め部116および118を含み、これらはそれぞれ、直線部120と122ならびに直線部122と124とを接続する。FET40および44は、ストリップ110と114との交点、ならびにストリップ112と114との交点に、それぞれ位置しており、通常の多層構成によってソース電極、ドレイン電極、およびゲート電極と酸化層とが形成される。
【0032】
頂部端102および底部端104の中央部分とそれぞれ交差する端子126および128は、チップ+VDD電源電圧および接地電源電圧を、セル100、ならびに頂部端102および底部端104に接するSRAM10のセルに供給する。両端がそれぞれ接地端子128および拡散導体層130に接続されているメタルストリップ129は、端子128の接地電圧を、層130を介してセル100内のさまざまな素子に供給する。+VDD端子126に接続された拡散導体層132は、端子126における+VDD電源電圧を、セル100内のさまざまな素子に供給する。層130は、中央セグメント134および136、ならびにフィンガーセグメント138および140を含んでおり、これらのフィンガーセグメント138および140は、中央セグメント136から、ストリップ110および112とそれぞれオーバーラップ関係になるまで延びている。中央セグメント134は、層129に接触する。層132は、中央セグメント142、ならびにフィンガーセグメント144および146を含んでおり、これらのフィンガーセグメント144および146は、中央セグメント142から、ストリップ110および112とそれぞれオーバーラップ関係になるまで延びている。
【0033】
N型ドープ層150およびP型ドープ層152が側端106および108にほぼ平行に延びていて、ストリップ110が層150と側端106との間に置かれ、ストリップ112が層152と側端108との間に置かれる。N型層150は、中央コンタクト部154とストリップ156および158とを含み、これらのストリップ156および158はそれぞれ、コンタクト154から底部端104および上部端102まで延びている。P型層152は、中央コンタクト部160とストリップ162および164とを含み、これらのストリップ162および164はそれぞれ、コンタクト160から底部端104および上部端102に向かって延びている。
【0034】
層150のストリップ156と拡散導体層130のフィンガーセグメント138とは、ストリップ110と、端子126および128を通って延びるセル100の中央線との間でオーバーラップして、NチャンネルFET34を形成する。層150のストリップ158と拡散導体層132のフィンガーセグメント144とは、セルの中央線とストリップ110との間でオーバーラップして、NチャンネルFET28を形成する。層152のストリップ162と層130のフィンガーセグメント140とがオーバーラップしてPチャンネルFET32を形成し、ストリップ164のセグメントと層142のフィンガーセグメント146とのオーバーラップがPチャンネルFET32を画定する。垂直延伸部172および水平延伸部174を含むメタルストリップ170は、コンタクト160を、コンタクト176と拡散導体層132とを介して、+VDDに接続し、その結果として+VDD端子126に接続される。垂直延伸部182および水平延伸部184を含むメタルストリップ180は、コンタクト154を、コンタクト186と拡散導体層130とを介して、接地に接続し、その結果として、メタルストリップ129を介して接地コンタクト128に接続される。セル100の境界内の他の導体層は、FET26、28、32、34、40、および44のさまざまな電極を互いに接続して、図2に概略的に描かれ、かつ表1のゲート幅を有する回路構成を実現する。
【0035】
図4に描かれたセルの面積が、図3に描かれているような従来技術のセル面積に対して4%削減されていることは、集積回路チップの幾何学的配置の点で、重要である。また、動作の高速化は、主としてNチャンネルFET28および34ならびにPチャンネルFET26および32の非対称なゲート幅によって達成されているが、図4のセルサイズの小型化は、この高速動作を提供するにあたっての2次的な要因でもある。
【0036】
本発明の特定の実施形態を説明し、図示してきたけれども、具体的に図示されて説明された実施形態の詳細における変形が、特許請求の範囲に定義される本発明の真の思想および範囲から逸脱することなく行えることは、明らかである。
【0037】
以下においては、本発明の種々の構成要件の組み合わせからなる例示的な実施態様を示す。
1.ビットライン(46)とnビットライン(42)とワードライン(48)とを含むスタティックランダムアクセスメモリセルであって、
前記セルは、所定の極性の電圧を前記ワードラインに印加しながら前記ビットラインをイネーブルにすることによって読み出され、かつ前記所定の極性の電圧を前記ワードラインに印加しながら相補的電圧を前記ビットラインおよび前記nビットラインに印加することによってビットが前記セルに書き込まれるように構成されており、
前記セルは、回生型フィードバック回路(24)を形成するために、お互いに接続された第1および第2のインバータ(22、20)を含み、
前記インバータの各々が、第1および第2の相補型電界効果トランジスタ(34、32、28、26)を含み、
前記第1のインバータ(22)の電界効果トランジスタ(32、34)のゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して、前記ビットラインに選択的に接続され、前記第2のインバータ(20)の電界効果トランジスタ(26、28)のゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して、前記nビットラインに接続され、
前記ゲート電極の各々が、金属酸化物ゲート領域に関連付けられており、
前記第1のインバータ(22)の前記第1の電界効果トランジスタ(34)のゲート領域が、前記第2のインバータ(20)の前記第1の電界効果トランジスタ(28)のゲート領域に比べて実質的に大きな幅を有しており、
前記第1および第2のインバータの前記第1の電界効果トランジスタ(34、28)が、同じ導電型である、スタティックランダムアクセスメモリセル。
2.ビットライン(46)とnビットライン(42)とワードライン(48)とを含むスタティックランダムアクセスメモリセルであって、
前記セルは、所定の極性の電圧を前記ワードラインに印加しながら前記ビットラインをイネーブルにすることによって読み出され、かつ前記所定の極性の電圧を前記ワードラインに印加しながら相補的電圧を前記ビットラインおよび前記nビットラインに印加することによってビットが前記セルに書き込まれるように構成されており、
前記セルは、回生型フィードバック回路(24)を形成するためにお互いに接続された第1および第2のインバータ(22、20)を含み、
前記インバータの各々が、第1および第2の相補型電界効果トランジスタ(34、32、28、26)を含み、
前記第1のインバータ(22)の電界効果トランジスタ(32、34)のゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して、前記ビットラインに選択的に接続され、前記第2のインバータ(20)の電界効果トランジスタ(26、28)のゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して、前記nビットラインに接続され、
前記第1のインバータ(22)の前記第1の電界効果トランジスタ(34)が、前記第2のインバータ(20)の前記第1の電界効果トランジスタ(28)の駆動電流よりも実質的に大きな駆動電流を有しており、
前記第1および第2のインバータの前記第1の電界効果トランジスタが、同じ導電型である、スタティックランダムアクセスメモリセル。
3.それぞれソース−ドレイン経路を有する第1および第2の付加的電界効果トランジスタ(44、40)をさらに含み、
前記第1の付加的電界効果トランジスタ(44)のソース−ドレイン経路が、前記ビットライン(46)と前記第1のインバータ(22)の前記第1および第2の電界効果トランジスタ(34、32)のゲート電極との間に接続され、
前記第2の付加的電界効果トランジスタ(40)のソース−ドレイン経路が、前記nビットライン(42)と前記第2のインバータの前記第1および第2の電界効果トランジスタ(28、26)のゲート電極との間に接続されており、
前記付加的電界効果トランジスタ(40、44)の各々が、前記ワードラインに接続されたゲート電極を有する、上記1または2に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
4.多数の前記セルは、多数の前記ビットライン、多数の前記nビットライン、および多数の前記ワードラインを有するメモリ(10)内に含まれる、上記1から3のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
5.前記第1のインバータ(22)の第2の導電型の電界効果トランジスタ(32)のゲート領域が、前記第2のインバータ(20)の第2の導電型の電界効果トランジスタ(26)のゲート領域に比べて、実質的に大きい幅を有する、上記1から4のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
6.前記第2のインバータのトランジスタ(26、28)の各ゲート領域幅が、ほぼ同じである、上記1から5のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
7.前記第1の電界効果トランジスタ(28、34)の各々が、Nチャンネル電界効果トランジスタであり、
前記第1のインバータ(22)の前記第1の電界効果トランジスタ(34)が、前記第1および第2のインバータの他のいずれの電界効果トランジスタに比べて大きなゲート領域幅を有する、上記1から6のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
8.前記第1のインバータ(22)の前記第2の電界効果トランジスタ(32)が、前記第2のインバータ(20)のトランジスタ(26、28)の全てよりも大きなゲート領域幅を有するPチャンネル電界効果トランジスタである、上記1から7のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
9.各インバータ(20、22)の前記相補型電界効果トランジスタ(26、28、32、34)は、
(a)1対のDC電源端子にわたって直列に接続されたソース−ドレイン経路と、
(b)前記第1および第2の相補型電界効果トランジスタのドレイン用の共通端子と、を有しており、
前記第1のインバータ(22)の相補型トランジスタ(32、34)の各ゲート電極が、前記第2のインバータのドレイン用の前記共通端子に接続され、
前記第2のインバータ(20)の相補型トランジスタ(26、28)のゲート電極が、前記第1のインバータのドレイン用の前記共通端子に接続され、
前記第1および第2のインバータのゲート電極とドレインとの接続が、前記回生型フィードバック回路の中に含まれる、上記1から8のいずれかひとつに記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
10.前記第2の付加的電界効果トランジシタ(40)の長さが、前記第1の付加的電界効果トランジシタ(44)の長さよりも大きい、上記3に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
【0038】
【発明の効果】
上記のように本発明に従えば、新規の改良されたSRAMセルを実現することができ、シングルエンド型技術によって読み出されるセルを有した、従来技術のSRAMセルよりも小さい面積のSRAMセルが提供される。また、従来技術のシングルエンド型読み出しSRAMセルよりもビット読み出しスルーレートが速いSRAMセルも提供される。さらに、アクセス遅延が低減され、高ビットラインスルーレートを有するシングルエンド型技術によって、より高い周波数での読み取り動作が可能な新規の改良されたSRAMも提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のSRAMメモリシステムのブロック図である。
【図2】従来技術のSRAMメモリ内に含まれるセルの概略的な回路図である。
【図3】図2に概略的に描かれたセルの上面図である。
【図4】同じ導電型であるが、ゲート幅およびキャパシタンスが異なるFETを有する1対のインバータを含むSRAMセルの上面図である。
【符号の説明】
10 メモリ
20 第2のインバータ
22 第1のインバータ
24 回生型フィードバック回路
26、28、32、34 電界効果トランジスタ
40、44 付加的電界効果トランジスタ
42 nビットライン
46 ビットライン
48 ワードライン

Claims (11)

  1. ビットラインとnビットラインとワードラインとからなるシングルエンド型読み出し・差動型書き込みのスタティックランダムアクセスメモリセルであって、
    前記セルは、所定の極性の電圧が前記ワードラインに印加される間に前記ビットラインをイネーブルすることによりビットが読み出され、前記所定の極性の電圧が前記ワードラインに印加される間に前記ビットライン前記nビットラインに相補的に電圧を印加することによりビットが書き込まれるように構成され、
    第1のインバータと第2のインバータが互いに接続され、ポジティブフィードバック回路を構成し、インバータのそれぞれ、互いに相補的な導電型を有する第1のFETおよび第2のFETを含み、
    前記第1のインバータの前記FETのゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して選択的に前記nビットラインへ接続され、
    前記第2のインバータの前記FETのゲート電極が、前記ワードラインに印加されている前記所定の極性の電圧に応答して選択的に前記ビットラインへ接続され、
    前記ゲート電極の各々が金属酸化物ゲート領域に結合され、
    前記第1のインバータの前記第1のFETの前記ゲート領域は、前記第2のインバータの前記第1のFETよりも遥かに大きいゲート領域幅を有し、前記第1のインバータの前記第1のFETと前記第2のインバータの前記第1のFETが同じ導電型であるように構成される、スタティックランダムアクセスメモリセル。
  2. 請求項1に記載のスタティックランダムアクセスメモリセルを複数含むメモリであって、
    複数の前記ビットライン前記nビットラインに相補的に電圧を供給するための複数の電圧源をさらに含み、
    特定のセルに対する各々の書き込み動作の間は、前記特定のセルの前記ビットライン前記nビットラインの各々に相補的に電圧が印加されるように構成される、メモリ
  3. 前記第1のインバータの前記第2のFETの前記ゲート領域が、前記第2のインバータの前記第2のFETの前記ゲート領域に比べて、遥かに大きいゲート領域幅を有する、請求項2に記載メモリ
  4. 前記第2のインバータの前記第1のFETのゲート領域幅と前記第2のインバータの前記第2のFETのゲート領域幅がほぼ同じ大きさである、請求項3に記載メモリ
  5. 前記第2のインバータの前記第1のFETのゲート領域幅と前記第2のインバータの前記第2のFETのゲート領域幅がほぼ同じ大きさである、請求項1に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  6. 各々の前記インバータの前記第1のFETがNチャネルFETであって、前記第1のインバータの前記第1のFETが、他の前記第1及び第2のインバータの前記第1及び第2のFETのどれよりも大きいゲート領域幅を有する、請求項1に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  7. 前記第1のインバータの前記第2のFETが、前記第2のインバータの前記第1及び第2のFETよりも大きいゲート領域幅を有するPチャネルFETである、請求項1に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  8. 前記セルは、各々がソース−ドレイン経路を有する第1及び第2の付加的FETをさらに含み、
    前記第1の付加的FETのソース−ドレイン経路が、前記nビットラインと、前記第1のインバータの前記第1及び第2のFETの前記ゲート電極との間を接続するように設けられ、
    前記第2の付加的FETのソース−ドレイン経路が、前記ビットラインと、前記第2のインバータの前記第1及び第2のFETの前記ゲート電極との間を接続するように設けられ、
    前記付加的FETの各々が前記ワードラインに接続されるゲート電極を有する、請求項1に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  9. 前記第1の付加的FETと前記第2の付加的FETがほぼ同じ大きさのゲート領域幅を有する、請求項8に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  10. 前記第1の付加的FETと前記第2の付加的FETがほぼ同じ大きさのゲート領域幅を有し、この領域幅が前記第2のインバータの前記第1及び第2のFETのゲート領域幅とほぼ同じ大きさである、請求項8に記載のスタティックランダムアクセスメモリセル。
  11. 前記所定の電圧が前記ワードラインに印加される間に前記ビットライン前記nビットラインに相補的に印加された電圧に応答して前記第1及び第2のインバータの前記FETの前記ゲート電極を同時にイネーブルするため、前記セルが単一のワードラインを含む、請求項1に記載のランダムアクセスメモリセル。
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