JP3868733B2 - 冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁及び中仕切り装置 - Google Patents

冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁及び中仕切り装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷凍車又は冷蔵車庫内を2室以上に仕切る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁及び冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
冷凍車又は冷蔵車庫内を2室以上に仕切る中仕切り壁としては、例えば、アルミニウム製の型材間に発泡ウレタンを充填したものが使用されている。しかしながら、このアルミニウム製の型材を用いた中仕切り壁の場合、重量があるため、冷凍車又は冷蔵車庫内における着脱作業及び移送作業等が作業者一人ではできず、作業性に問題があった。
【0003】
この問題を解決するため、実用新案登録第2563715号公報には、中仕切り壁としてエアーバッグを用いたものが開示されている。このものは、非常に軽量であり、作業性に優れたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このエアーバッグによる中仕切り壁は、図4に示すように、2枚の織布51、52を所定間隔で、複数のリブ53、53によって連結した構造であるため、空気を供給すると、その表面が図4に示すように、波形となる。そのため、幅方向及び高さ方向において縮んでしまうため、寸法のフレキシブル性が小さく、各トラックの車庫内の大きさに合わせてエアーバッグ50を用意しなければならないという問題がある。また、幅方向及び高さ方向に縮んでしまうため、予め車庫内寸法よりも少し大きいものを使用しなければならないという問題もある。
【0005】
また、リブ53の織布51、52への取り付けは手作業であるため、手間であるとともに、リブ53を取り付けるためには、取付代が必要であるため、リブ53の高さはある程度の高さが必要となり、中仕切り壁の厚みを薄くすることが困難であった。
【0006】
本発明は、前記問題を解決するためになされたもので、軽量かつ簡単な構造で、寸法のフレキシブル性のある冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁及び中仕切り装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための請求項1に記載の冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁は、所定間隔で相対向する2枚の織布分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結された織布体と、前記織布体の表面を被覆する被覆体と、前記被覆体の適所に設けられた空気給排口と、を備えてなる冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁であって、前記被覆体が、前記2枚の織布の表面に固着された表面材と、前記表面材に接着され、前記織布体の端面部を被覆し、空気により膨張可能な周面材とからなり、前記庫内の内壁と直交する方向に関する前記周面材の伸縮度が、前記中糸の伸縮度よりも大きいものである。
空気給排口から空気を供給すると、相対向する2枚の織布間に空気が充填されて中仕切り壁とできる。この時、織布体の表面には表面材が固着されているため、織布間を連結している分散配置された多数本の中糸とともに膨張を制限するため、フラットな平面となる。ここで、中糸は、織布の全面に1〜5本/cm2 の密度、好ましくは2〜3本/cm2 の密度で織成されていることが好ましい。これによって、中仕切り壁の厚み方向の寸法変化を抑制するとともに、フラットな平面にすることが可能となる。また、織布体の4端面部を被覆し、膨張を制限するものを有していない周面材が、供給された空気によって半円状に膨張するとともに、庫内の内壁に沿って密着し、庫内を2室以上に確実に区画する。また、2枚の織布間を複数の中糸によって連結しているため、空気の排気に際し、空気が抜けやすく、排気した後に小さく折り畳むこともできる。
このように、織布体の4端面部を被覆する周面材が膨張して、庫内内壁に沿って密着するため、寸法にフレキシブル性が有り、トラック種類によらず、使用することが可能となる。また、軽量で、作業性に優れるとともに、収納性に優れたものとすることが可能となる。
【0008】
さらに、庫内の内壁と直交する方向に関する周面材の伸縮度が相対向する2枚の織布間に織製されている中糸の伸縮度よりも大きいため、空気を供給すると、中糸が緊張した時点で、織布間の膨張が止まり、この中糸よりも伸縮度の大きい周面材部分が膨張する。ここで、伸縮度とは、中仕切り壁内に空気を供給したときの空気圧による中糸及び周面材の伸びのことをいい、中糸の素材、繊度、密度、並びに周面材の素材、厚さによって決定される。これによって、中仕切り壁の厚み方向の膨張を抑制することができ、仕切り壁の寸法精度を高めることができる。
このように、中糸によって、織布間の膨張を制限するとともに、庫内内壁に接する周面材のみが膨張するため、庫内の幅方向、高さ方向の寸法のフレキシブル性を有し、複数のトラックに使用することができる。また、厚み方向の寸法を、中糸の長さによって決めることができるため、中仕切り壁の厚みを容易に所定の厚みにすることができる。
【0009】
請求項に記載の冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り装置は、請求項1の冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁と、前記中仕切り壁の前記空気給排口に接続され、空気を供給と吸引に切換可能な送風機又は圧縮機と、を備えてなるものである。
中仕切り壁が、2枚の織布を分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結された織布体等からなる構成であるため、中仕切り壁への空気の給排気をトラックに備えつけられている空気の供給と吸引とに切換可能な送風機又は圧縮機によって行うことができる。そして、織布体が分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結されているため、中仕切り壁への空気の供給及び吸引が容易に行え、中仕切り壁の膨張、収縮を均一に素早く行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明に係る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁について説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁の一実施形態例の一部断面斜視図である。図1において、中仕切り壁1は、所定間隔で相対向する2枚の織布5,5を中糸6によって適宜間隔に連結された織布体8と、この織布体8の表面を被覆する被覆体4と、被覆体4の適所に設けられた空気給排口7とで構成されている。
【0012】
織布体8は、相対向する2枚の織布5と、これら織布5を適宜間隔で連結する織布5の全面に分散配置された多数本の中糸6とからなる立体織物になっている。この中糸6は、織物の経糸又は緯糸或はその双方で構成される。この中糸6は、織布5の全面に略均一に1〜5本/cm2 、好ましくは2〜3本/cm2 の密度で織成されている。なお、この中糸6は織布5、5の組織内に織り込まれなくても、織布5、5と刺し縫いして繋がれてもよい。
【0013】
また、図1に示すように、織布体8は、織布5、5が分散配置された多数本の中糸6によって繋がっている。これら織布5、5間は任意であるが、冷凍車又は冷蔵車の大きさによるが、普通は5〜6cmであるのが好ましい。この間隔が本実施形態に係る中仕切り壁の使用時の厚さと略等しくなる。ここで、織布5、5と、中糸6とは同一種類の糸を用いることが好ましく、織布5、5及び中糸6の糸としては、綿繊維、レーヨン繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維等の天然繊維又は合成繊維からなる糸が用いられる。
【0014】
また、図1に示すように、本実施形態例に係る織布体8の表面は被覆体4で被覆されている。この被覆体4は、織布体8の織布5、5の表面に固着している表面材2と、表面材2に接着又は溶着し、織布体8の4端面を被覆している周面材3と、所定位置に設けられた空気給排口7とで構成されている。
【0015】
表面材2は、織布5の表面にコーティング又は接着された合成樹脂からなっている。表面材2に用いられる合成樹脂としては、塩化ビニル系樹脂、オレフィン系樹脂、ウレタン系樹脂などの不通気性を有する樹脂が用いられる。特にウレタン系樹脂が好ましい。ウレタン系樹脂としては、ポリウレタンエラストマーが好ましく用いられる。ポリウレタンエラストマーは優れた弾性率、耐荷重性、機械強度、耐油性、耐薬品性、耐摩耗性があり有利である。このように、織布にポリウレタン層を施すには、シート状に成形したポリウレタンを織布5、5に加圧接着すればよい。
【0016】
周面材3は、表面材2に接着又は溶着され、空気によって膨張可能な塩化ビニルターポリン等の合成樹脂シートからなるものが好ましい。このような合成樹脂シートは、弾性糸を用いた織物又は普通の糸を用いた編物に、樹脂を被覆することで製造できる。このように伸縮可能な合成樹脂シートによって、織布体8の4端面部9を被覆することで、空気が供給されて膨張したときに、周面材3部分が半円状に膨張し、庫内の内壁に沿って設置されることになる。
【0017】
次に、図2及び図3を参照しつつ、本実施形態に係る中仕切り壁の使用状態について説明する。図2は、扉24が開放された状態の冷凍車又は冷蔵車20の庫内Cを後方から見た図である。図2に示すように、側壁21の上下に2本のレール22が固設され、このレール22には多数の係止部23が設けられている。このレール22は、ラッシングレールとも呼ばれ、庫内Cの貨物を固定するための荷締具用ベルトの一端を固定するために設けられている。このレール22は、庫内Cの側壁21から飛び出ており、中仕切り壁1は、この部分に対してもシール機能を有する。
【0018】
図3は、冷凍車又は冷蔵車20を後方からみた斜視図であり、中仕切り壁へ空気を供給又は吸引する送風機又は圧縮機とを備えた中仕切り装置を示す図である。図3において、中仕切り壁1に設けている空気給排口7には、フレキシブルのホース25が連結され、扉24付近に設けられたコントロールボックス34に接続されている。コントロールボックス34からは、空気配管33、電磁弁32、ブロア31の順に接続されている。
【0019】
コントロールボックス34には、図示されない圧力スイッチと、供給−切−吸引の3接点を有するトグルスイッチとが設けられている。またコントロールボックス34には配線F1によりバッテリー等の車載電源からの電力が導入され、ブロア31のモータを駆動するとともに、電磁弁32を駆動する。
【0020】
ブロア31は、吐出口35と吸込口36を有するケーシング内に羽根車を納めたものであり、羽根車はモータ37で回転駆動される。電磁弁32からの配管は吐出口35に接続され、吸込口36は大気開放されている。ただし、モータ37の回転を正逆に切り換えると、羽根車の回転方向も正逆に切り換わり、吸込口36から大気を吸い込んだり吐出したりする。
【0021】
ブロア31のタイプとしては、羽根の作用で生じる渦流により通過空気の圧力を増加させるターボ型の送風機又は圧縮機を用いることが好ましく、例えばリングブロー(富士電機株式会社製)や、クランツブロア(株式会社高木鉄工所製)などがある。このようなブロア31にあっては、羽根車の回転方向の正転と逆転により簡単に供給と吸込とに切り換えられる。このブロア31は、車載電源で作動する。車載電源は通常24Vの直流であり、プラス又はマイナスの接続形態を変えるだけで、正転又は逆転に切り換えられる。これら、ブロア31、コントロールボックス34、中仕切り壁1によって、冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り装置を構成している。
【0022】
また、図2及び図3に示すように、庫内Cを2室以上に仕切る場合は、中仕切り壁1を庫内Cの仕切りたい部分に設置し、中仕切り壁1の空気給排口7にホース25を連結する。そして、コントロールボックス34のトグルスイッチを「供給」にする。すると電磁弁32が開き、ブロア31を正転駆動する。ブロア31の吸入口36より吸入された空気は、吐出口35、電磁弁32、空気配管33を経てホース25に供給される。空気の供給とともに中仕切り壁1は膨張する。この時、分散配置された多数本の中糸6が緊張した時点で膨張が止まるため、庫内Cの幅方向及び高さ方向に収縮することがなく、フラットな平面を形成する。さらに空気を供給すると、中糸6よりも伸縮度の大きい周面材3のみが膨張する。この周面材3は、その膨張を制限するものがないため、半円状に膨張する。これによって、図2に示すように、庫内Cの側壁21に密接する。
【0023】
そして圧力スイッチの予め定められた上限設定圧力に達すると、電磁弁32を閉じるとともに、ブロア31の回転駆動が停止する。この状態のままでも十分に周面材3が庫内Cの側壁に密接するため、仕切られた各室間ではシール性を保つことができる。
【0024】
また、ホース25と空気給排口7との連結部分からの僅かの漏れで徐々に圧力が低下し、圧力スイッチの下限設定圧力になると、ブロア31が正転駆動されると同時に電磁弁32が開く。そして短時間のブロア31の駆動で再び上限設定圧力に達すると、電磁弁32を閉じるとともに、ブロア31の回転駆動が停止する。この状態を繰り返すことにより、長時間にわたって中仕切り壁1内の圧力が設定圧力の所定範囲に保たれ、仕切られた各室間のシール性が維持される。そして、中仕切り壁1が膨張した状態で、図2に示すように、固定用ベルト11によって側壁22に中仕切り壁1を固定する。
【0025】
中仕切り壁1の空気を排気する時は、トグルスイッチを「吸引」にする。すると電磁弁32が開き、ブロア31が逆転駆動される。またコントロールボックス34内のタイマが逆転駆動の時間計測を開始する。それを越える時間の間ブロア31が逆転駆動すると、中仕切り壁1は、多数の中糸6によって連結されたものであるため、中仕切り壁1内は負圧になって、完全に偏平な状態になる。タイマがタイムアップすると、電磁弁32を閉じると同時にブロア31の逆転駆動を停止させる。電磁弁32を閉じることで完全に偏平な状態が維持される。
【0026】
このように、本実施形態例に係る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁は、空気の給排によって膨張、収縮するため、寸法のフレキシブル性に優れ、非常に軽量であるため、冷凍車又は冷蔵車庫内の任意の位置に設置することができ、非常に作業性の優れたものとすることができる。また、2枚の織布を分散配置された多数本の中糸で繋げられているため、空気の給排気が素早くできる。さらに、中糸が、織布に分散配置され、密度1〜5本/cm2 で織成されているため、膨張時にフラットな平面を形成することができ、幅方向及び高さ方向の縮みが抑制される。
【0027】
また、空気を排気した場合、織布等で形成されているため、小さく折り畳むことも可能であり、収納性にも優れたものとなる。さらに、本実施形態に係る中仕切り壁は、周面材が庫内の内壁に密着するとともに、表面が合成樹脂等によって形成されているため、シール性にも優れたものとなり、庫内の温度を長時間にわたって、維持することができる。
【0028】
なお、本発明に係る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁は、前記実施形態例に限定されるものでなく、例えば、中央部分において、織布5、5を縫製等により合わせ、2分割状にすることも可能である。
【0029】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、空気給排口から空気を供給すると、相対向する2枚の織布間に空気が充填されて中仕切り壁とできる。この時、織布体の表面には表面材が固着されており、織布間を連結している分散配置された多数本の中糸とともに膨張を制限するため、フラットな平面となる。ここで、中糸は、織布の全面に1〜5本/cm2 の密度、好ましくは2〜3本/cm2 の密度で織成されていることが好ましい。これによって、中仕切り壁の厚み方向の寸法変化を抑制するとともに、フラットな平面にすることが可能となる。また、織布体の4端面部を被覆し、膨張を制限するものを有していない周面材が、供給された空気によって半円状に膨張するとともに、庫内の内壁に沿って密着し、庫内を2室以上に確実に区画する。また、2枚の織布間を複数の中糸によって連結しているため、空気の排気に際し、空気が抜けやすく、排気した後に小さく折り畳むこともできる。このように、織布体の4端面部を被覆する周面材が膨張して、庫内内壁に沿って密着するため、寸法にフレキシブル性が有り、トラック種類によらず、使用することが可能となる。また、軽量で、作業性に優れるとともに、収納性に優れたものとすることが可能となる効果を奏する。
【0030】
さらに、庫内の内壁と直交する方向に関する周面材の伸縮度が相対向する2枚の織布間に織製されている中糸の伸縮度よりも大きいため、空気を供給すると、中糸が緊張した時点で、織布間の膨張が止まり、この中糸よりも伸縮度の大きい周面材部分が膨張する。これによって、中仕切り壁の厚み方向の膨張を抑制することができ、仕切り壁の寸法精度を高めることができる。
このように、中糸によって、織布間の膨張を制限するとともに、庫内内壁に接する周面材のみが膨張するため、庫内の幅方向、高さ方向の寸法のフレキシブル性を有し、複数のトラックに使用することができる。また、厚み方向の寸法を、中糸の長さによって決めることができるため、中仕切り壁の厚みを容易に所定の厚みにすることができる効果を奏する。
【0031】
請求項の発明によると、中仕切り壁が、2枚の織布を分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結された織布体等からなる構成であるため、中仕切り壁への空気の給排気をトラックに備えつけられている空気の供給と吸引とに切換可能な送風機又は圧縮機によって行うことができる。そして、織布体が分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結されているため、中仕切り壁への空気の供給及び吸引が容易に行え、中仕切り壁の膨張、収縮を均一に素早く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁の一部断面斜視図である。
【図2】冷凍車又は冷蔵車庫内を後方から見た図である。
【図3】冷凍車又は冷蔵車を後方より見た斜視図である。
【図4】従来のエアーバッグによる中仕切り壁の断面斜視図である。
【符号の説明】
1 中仕切り壁
2 表面材
3 周面材
4 被覆体
5 織布
6 中糸
7 空気給排口
8 織布体
9 端面部
25 ホース
31 ブロア
34 コントロールボックス

Claims (2)

  1. 所定間隔で相対向する2枚の織布分散配置された多数本の中糸によって適宜間隔に連結された織布体と、前記織布体の表面を被覆する被覆体と、前記被覆体の適所に設けられた空気給排口と、を備えてなる冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁であって、
    前記被覆体が、前記2枚の織布の表面に固着された表面材と、前記表面材に接着され、前記織布体の端面部を被覆し、空気により膨張可能な周面材とからなり、
    前記庫内の内壁と直交する方向に関する前記周面材の伸縮度が、前記中糸の伸縮度よりも大きい冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁。
  2. 請求項1の冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り壁と、
    前記中仕切り壁の前記空気給排口に接続され、空気を供給と吸引に切換可能な送風機又は圧縮機と、を備えてなる冷凍車又は冷蔵車庫内の中仕切り装置。
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