JP3868710B2 - 二連容器体を有する注出容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は二連容器体を有する注出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば特開平11-198975 号が示すように、容器体内から液体噴出用ステムを上方付勢させて起立する、異種液体収納の単体容器体を左右に並設し、かつ一体的に結縛して二連の容器体となし、又上記両ステムの上部外面へ、左右両部から垂設した脚筒を嵌合させて、前面からノズルを突出する押下げヘッドを上記二連容器体上部へ装着させ、該押下げヘッドの押下げにより各単体容器体内液体が混合してノズルから噴出するよう設けた二連容器体を有する注出容器が知られている。又その二連容器体の下部には、底板外周から平面楕円形状の周壁を起立する袴を設けて、上記二連容器体下部を周壁内へ嵌合させることも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記容器は、例えば白髪染め液のように、使用直前に混合することを必要とする液体用として用いられているが、該容器は二箇の単体容器体を二連容器体として一体的に結縛させているから、その結縛を確実とするためには容器体上部のほか、二連容器体の下部にも袴を嵌合させて、各単体容器体下部を共に結縛することが望ましい。
【0004】
しかしこのようにすると、該容器を水等使用場所で用いた場合にその内に水が入り易く、するとその内に入った水が容器持ち運び時に液洩れする等のことが考えられる。
【0005】
本発明はその内に湯水が入らないよう、又その内へ湯水が入った場合は排水可能に設けたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として容器体内から液体噴出用ステムを上方付勢させて起立する、異種液体収納の単体容器体を左右に並設し、かつ一体的に結縛して二連容器体となし、又上記両ステムの上部外面へ、左右両部から垂設した脚筒を嵌合させて、前面からノズル13を突出する押下げヘッド8を上記二連容器体上部へ装着させ、更に底板外周から周壁を起立する袴31を設けて、上記二連容器体下部を周壁内へ嵌合させた注出容器において、
上記袴周壁33の前後両壁部の左右方向中間部の上端部内面から、ほぼ三角形状の位置決め片36,36 を対向させ突設して、上記袴周壁の左半部内面と上記両位置決め片の各左方側面とで左方単体容器体1の下部外面を、又袴周壁33の右半部内面と両位置決め片36,36 の各右方側面とで右方単体容器体1の下部外面を、それぞれ緊密に抱持させた。
【0007】
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に単体容器体1,1の胴部横断面形状を、垂直平板部2両端と円弧状弯曲壁部3両端とが連続するほぼ半円形状に形成して、各垂直平板部相互を突合わせて二連容器体となし、
上記両弯曲壁部が形成する二連容器体の下部外面を、下向き段部10を介して小外径部11とすると共に、該小外径部外面に凹溝12を周設しておき、
上記下向き段部10下面へ袴31の周壁上端面を係合させると共に周壁上部内面に周設した係合突条34を、上記凹溝12内へ嵌合させ、
又二連容器体の両弯曲壁部3,3の下端部外面と袴周壁の上端部外面とをほぼ面一、ないし袴周壁の上端部外径が小外径に形成した。
【0008】
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記袴底板32に、排水用透孔35を穿設した。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下図1と図2とが示す第1実施形態について説明すると、1,1は公知の縦形ポンプ式の異種液体を収納する合成樹脂製の単体容器体で、該容器体は図2が示すように、垂直平板部2両端と円弧状弯曲壁部3両端とを連続させてほぼ半円形状とした横断面形状を有し、それ等両胴部の各垂直平板状部相互を突合わせて二連容器体としている。
【0010】
それ等両単体容器体内へはシリンダ4を垂下している。該シリンダは、容器体口頸外面へ螺合させた、上端部をガイド筒5とする装着筒6内面から垂設させ、該シリンダ内から上方付勢させてステム7を、上記ガイド筒内に通して起立する。それ等ステム外面へは押下げヘッド8の左右両部下面から垂設した脚筒9,9を嵌合させている。
【0011】
上記両単体容器体は、上部と下部とを連結部材と袴とでそれぞれ一体的に結縛して二連の容器体としている。
【0012】
連結筒部材21は、頂板22左右に穿設した透孔に上記ガイド筒5,5を通して装着筒6の中径部6a上面へ頂板を載置させ、その中径部外面へ頂板下面から垂設した短筒23,23 を垂下させ、又頂板外周から、それ等短筒一部を共用壁とする周壁24を垂下させて該周壁の前後両壁の中間部で上記両短筒を連結している。又周壁下端から外向きフランジを介して、大周壁25を垂下し、該大周壁の下端を各単体容器体胴部上端に設けた嵌合部へ嵌合させている。更に頂板外周部からは、押下げヘッド8の案内筒26を起立している。
【0013】
袴31は、底板32外周から平面楕円形状の周壁33を起立させて弾性ある合成樹脂材で形成する。図示例においては垂直平板部2,2相互を突合わせた二連容器体の、その突合わせ部分を除いた、つまり両弯曲壁部外面が形成する二連容器体の下部外面を下向き段部10を介して小外径部11とすると共に、該小外径部の上端部外面に凹溝12を周設し、上記下向き段部10下面へ袴周壁の上端面を係合させると共に、周壁上端部内面に周設した係合突条34を凹溝12内へ嵌合させている。二連容器体の両弯曲壁部3,3下端部外面と袴周壁の上端部外面とは図示のようにほぼ面一に形成することが望ましいが、袴周壁の上端部外径を小外径にしてもよい。このようにすることで弯曲壁部を伝わって流下する水をそのまま袴周壁外面に沿って流下させるのに便利である。各単体容器体の下端部は前後方向からみて下部小径のテーパ状に形成しており、又単体容器体の底面と袴の底板32との間には小間隙を設けている。 又各単体容器体の底部下方には排水用透孔35,35 を穿設させている。
【0014】
本発明にあっては、図2が示すように上記袴周壁33の前後両壁部の左右方向中間部から、ぼぼ三角形状をなす位置決め片36,36 を対向させて突出させ、上記袴周壁の左半部内面と、上記両位置決め片の各左方側面とで左方単体容器体1の下部外面を、又袴周壁の右半部内面と上記両位置決め片の各右方側面とで右方単体容器体1の下部外面を、それぞれ緊密に抱持させた。
【0015】
上記位置決め片36,36 の大きさは、図2から理解出来るように、単体容器体両胴部の両垂直平板部2,2の両端部と、両弯曲壁部3,3の両端部との接続部の両外面部分が形成する窪み部分の大きさによって定まる。
【0016】
図4から図6は第2実施形態を示すもので、該実施形態は単体容器体1,1をエアゾール缶で形成している。それ等エアゾール缶上部には連結筒部材21を嵌合させており、又その連結筒部材の頂板外周から起立する案内筒26の上部内へ、エアゾール缶から起立するステム外面へ脚筒を嵌合させた押下げヘッド8の下部を、押下げ可能に嵌合させている。該実施形態の場合も押下げヘッド8の押下げによりエアゾール缶内の異種液体がノズル13から混合して噴出し、押下げ解放によって押下げヘッドは付勢されているため上昇し、該上昇によりステム下端に設けられている吐出弁が閉じて液体噴出を停止するものである。
【0017】
31は袴で、エアゾール缶は横断面眞円形状をなし、かつ上下同一外径に形成されているから、この場合の袴は、楕円形状の底板外周から、上下同径の周壁33を起立する。又エアゾール缶が眞円であるため図6が示すように位置決め片36,36 も大きく形成することとなる。
【0018】
図5が示すようにそれ等両位置決め片36,36 下方の底板部分には排水用透孔35,35 を穿設している。該実施形態の場合も袴周壁の左半部内面と位置決め片36,36 左方側面とで左方単体容器体の下部外面を、又袴周壁の右半部内面と位置決め片右方側面とで右方単体容器体の下部外面を、それぞれ緊密に抱持可能に設ける。
【0019】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1のように形成することで、袴周壁33の左半部内面と両位置決め片36,36 の各左方側面とで左方単体容器体の下部外面を、又袴周壁の右半部内面と両位置決め片の各右方側面とで右方単体容器体1の下部外面を、それぞれ緊密に抱持させることが出来、よって注出容器を水場で使用しても、袴31内に水が入ることを防止できる。
【0020】
請求項2の場合のように、二連容器体の下部外面へ下向き段部10を設けて該段部下面へ袴31の周壁33上端面を係合させ、かつ二連容器体の両弯曲壁部3,3の下端部外面と袴周壁の上端部外面とをほぼ面一ないし袴周壁の上端部外径が小外径に形成することで、上記袴内への水の流入を更に確実に防止でき、凹溝12内へ袴の係合突条34を嵌合させることで、容器に対する袴の嵌合を確実とすることが出来る。
【0021】
請求項3のように袴底壁に排水用透孔35を穿設することで、袴内へ水が入ったとしてもその排水が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明容器の半断面図である。
【図2】 図1A−A線を矢示方向へみた横断面図である。
【図3】 図1容器が有する袴の斜視図である。
【図4】 別実施形態で示す、一部切欠いた容器の正面図である。
【図5】 図3B−B線を矢示方向へみた横断面図である。
【図6】 図3の容器が有する袴の斜視図である。
【符号の説明】
1…単体容器体 2…垂直平板部
3…弯曲壁部 6…装着筒
8…押下げヘッド 21…連結筒部材
31…袴 36…位置決め片

Claims (3)

  1. 容器体内から液体噴出用ステムを上方付勢させて起立する、異種液体収納の単体容器体を左右に並設し、かつ一体的に結縛して二連容器体となし、又上記両ステムの上部外面へ、左右両部から垂設した脚筒を嵌合させて、前面からノズル13を突出する押下げヘッド8を上記二連容器体上部へ装着させ、更に底板外周から周壁を起立する袴31を設けて、上記二連容器体下部を周壁内へ嵌合させた注出容器において、
    上記袴周壁33の前後両壁部の左右方向中間部の上端部内面から、ほぼ三角形状の位置決め片36,36 を対向させ突設して、上記袴周壁の左半部内面と上記両位置決め片の各左方側面とで左方単体容器体1の下部外面を、又袴周壁33の右半部内面と両位置決め片36,36 の各右方側面とで右方単体容器体1の下部外面を、それぞれ緊密に抱持させた
    ことを特徴とする、二連容器体を有する注出容器。
  2. 単体容器体1,1の胴部横断面形状を、垂直平板部2両端と円弧状弯曲壁部3両端とが連続するほぼ半円形状に形成して、各垂直平板部相互を突合わせて二連容器体となし、
    上記両弯曲壁部が形成する二連容器体の下部外面を、下向き段部10を介して小外径部11とすると共に、該小外径部外面に凹溝12を周設しておき、
    上記下向き段部10下面へ袴31の周壁上端面を係合させると共に周壁上部内面に周設した係合突条34を、上記凹溝12内へ嵌合させ、
    又二連容器体の両弯曲壁部3,3の下端部外面と袴周壁の上端部外面とをほぼ面一、ないし袴周壁の上端部外径が小外径に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の二連容器体を有する注出容器。
  3. 上記袴底板32に、排水用透孔35を穿設した
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の二連容器体を有する注出容器。
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