JP3868363B2 - 電気機器取付け用プレート - Google Patents

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  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ、発電機等の回転機を始めとする種々の電気機器を固定対象に取付ける電気機器取付け用プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プリンタ、パーソナルコンピュータの記録装置等は、紙送り機構やヘッド移動機構を備えている。これらの紙送り機構やヘッド移動機構の動力源は、直流モータやステッピングモータである。近年のプリンタ、パーソナルコンピュータの記録装置等では小型化が進み、紙送り機構やヘッド移動機構に組込まれる直流モータやステッピングモータも、小型化されている。モータを取付け対象に取付けるプレートについては、例えば特許文献1に記載されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−146002号公報(第5頁、図1)
【0004】
さらに、近年では、筐体内の空間を有効に活用するために、モータを取付けた状態で端子をどの方向に向かせるかということも、装置設計上の重要なテーマになっている。そのため、モータ及びそれを筐体等に取付けるモータ取付けプレートからなるモータセットの種類が増加し、量産効果の点で問題があると共に、在庫管理や工程管理の精度が必要になってきている。
【0005】
このような状況を打開するために、図7に示すようなモータ取付け用プレートが使用されつつある。
図7は、従来のモータ取付け用プレートを示す斜視図である。
このモータ取付け用プレート10は、モータの本体20を図示しない筐体に取付けるものであるとともに、モータの外郭の一部を兼ねている。
モータの本体20の外郭21には、6個の凸状の突起22が形成されている。突起22は、モータの回転軸を中心とする円の円周上に、互いに中心角60°をおいて等間隔に並んでいる。モータの本体20の外郭21の外周面からは接続端子23が露出している。
【0006】
一方、モータ取付け用プレート10は、板状の基材11で構成され、基材11には、モータの回転軸が挿通される孔12と、6個の孔13と、モータを筐体に取付けるための2個の孔14とが形成されている。
孔13は、突起22と嵌合するものであり、突起22が並ぶ円周と同じ径の円の円周上に形成されている。その円の中心は、孔12の中心と同じであり、6個の孔13は、互いに中心角60°をおいて等間隔に並んでいる。
【0007】
モータを筐体に取付ける場合には、モータ取付け用プレート10の孔12にモータの本体20の軸を挿通し、突起22を孔13に嵌合させる。これにより、モータが完成する。取付け孔14をビス等で筐体に固定することにより、モータが筐体に取付けられる。
【0008】
ここで、孔13と突起22を嵌合させる際に、軸を中心にしてモータの本体20をプレート10に対して回転して嵌合させることにより、モータの本体20とプレート10との相対位置がずれる。従って、筐体に取付けられたモータの端子23の位置をずらすことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、従来の図7のモータ取付け用プレート10には、モータの本体20が持つ突起22の数と同じ6個の孔13が設けられているが、各孔13は、中心角度で60°ずつ離れている。そのため、筐体内で端子23の向きを変えようとしても、60°単位でしか変化させることができなかった。即ち、孔13の数の6通りのモータセットしかできなかった。ところが、モータ及びモータ取付け用プレートに対する要求は多様化し、角度の変化量をさらに細かくする必要が生じている。
もちろん、個々の要求に対応するには、プレート10における孔13の位置を異ならせることで可能であるが、プレート10の種類が増加するだけで、かえって混乱をもたらす結果となる。
このような課題は、モータを筐体に取付けるモータ取付けプレートばかりでなく、他の電気機器を取付ける種々の電気機器取付け用プレートについても同様の問題あった。
【0010】
本発明は、以上のような現状を鑑みてなされた発明であり、種類を少なくすることが可能な電気機器取付け用プレートを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る電気機器取付け用プレートは、外郭部材に囲われると共に、該外郭部材の外側の所定位置に凸状又は凹状の支持部が形成され、該外郭部材の該支持部の中心から所定距離離れた位置には凸状又は凹状の位置決め部が形成された電気機器を、固定対象に取付ける電気機器取付け用プレートであって、板状の基材で構成され、前記基材の一部には、前記固定対象に取付けられる取付け部が配置され、前記基材の所定位置には前記支持部と回動自在に嵌合する凹状又は凸状の支持用嵌合部が形成され、前記基材の、前記支持用嵌合部の中心を中心とし半径が前記所定距離の円の円周に相当する位置には、前記位置決め部に嵌合する凹状又は凸状の複数の位置決め用嵌合部が形成され、且つ該円を中心線で分割した一方の半円側では、該位置決め用嵌合部が該中心線から中心角αをおいて等間隔に並び、他方の半円側では位置決め用嵌合部が前記一方の半円側の位置決め用嵌合部と前記円の中心に関して点対称とならないように並んでいること特徴とする。
【0012】
このような構成を採用したことにより、位置決め部を嵌合させる位置決め用嵌合部を替えることにより、電気機器は異なった方向を向く。さらに、位置決め用嵌合部が点対称になっていないので、例えば電気機器取付け用プレートを180°回転させて筐体に取付けた場合に、電気機器が電気機器取付け用プレートを180°回転させない場合と同じ方向を向かない。
【0013】
なお、前記他方の半円側に形成された前記各位置決め用嵌合部は、中心角αをおいて等間隔に並んでいてもよい。
また、前記他方の半円側の前記各位置決め用嵌合部は、前記一方の半円側に形成された前記各位置決め用嵌合部を前記円の中心を支点として180°回転させた位置からそれぞれ中心角α/2ずれた場所に形成されてもよい。
【0014】
上記目的を達成するために、本発明の第2の観点に電気機器取付け用プレートは、外郭部材に囲われると共に、該外郭部材の外側の所定位置に凸状又は凹状の支持部が形成され、該支持部の中心を中心とし半径が所定値の円の円周に相当する該外郭部材の位置には凸状又は凹状の複数の位置決め部が形成され、且つ、該円を中心線で分割した一方の半円側では、該位置決め部が該中心線から中心角αをおいて等間隔に並び、他方の半円側では位置決め部が該一方の半円側の位置決め部と前記円の中心に関して点対称とならないように並んでいる電気機器を、固定対象に取付ける電気機器取付け用プレートであって、板状の基材で構成され、前記基材の一部には、前記固定対象に取付けられる取付け部が配置され、前記基材の所定位置には前記支持部と回動自在に嵌合する凹状又は凸状の支持用嵌合部が形成され、前記基材の、前記支持用嵌合部の中心から前記円の半径と同じ距離離れた位置には、前記複数の位置決め部のうちの任意の1つに嵌合する凹状又は凸状の位置決め用嵌合部が形成されていることを特徴とする。
【0015】
なお、この本発明の第2の観点に係る電気機器取付け用プレートにおいて、前記他方の半円側に形成された前記各位置決め部は、中心角αをおいて等間隔に並んでいてもよい。
また、前記他方の半円側の前記各位置決め部は、前記一方の半円側に形成された前記各位置決め部を前記円の中心を支点として180°回転させた位置からそれぞれ中心角α/2ずれた場所に形成されてもよい。
また、前記位置決め部は、前記支持部の外周面に形成されてもよい。
【0016】
本発明の第1及び第2の観点に係る電気機器取付け用プレートでは、前記電気機器は、前記外郭部材から突出した回転軸を持つモータであり、前記支持部は、前記回転軸の周囲の前記外郭部材に形成され、該回転軸の外郭部材側の周囲を包囲する円筒になっていてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るモータ取付け用プレートを示す正面図である。図2は、モータ取付け用プレートとモータとを示す斜視図である。
図1のモータ取付け用プレート(以下、単に「プレート」という)30は、図2中のモータ40を図示しない筐体に取付けるものであり、板状の基材31で構成されている。
【0018】
モータ40の周囲を囲む外郭部材41は、概ね円柱状である。外郭部材41の円形の正面41aには、凸状の支持部42と凸状の位置決め部43とが形成されるとともに、回転軸44が突出して露出している。支持部42と、支持部42の形成された部分の外郭部材41とには連通する孔が形成され、回転軸44がその孔を通過している。外郭部材41の側面41bからは、端子45が露出している。支持部42と位置決め部43とは共に円柱状の側面を持っている。
【0019】
プレート30の基材31は、概ね円形であるが、基材31の端部には、筐体に取付けるための2個の取付け部32,33が設けられている。取付け部32,33は、基材31の中心Oに関して点対称の位置に配置されている。各取付け部32,33には、ビスが貫通する孔32a、33aがそれぞれ形成されている。
【0020】
基材31には、中心Oを中心とする円形の孔34が形成されている。孔34は、支持部42と回動自在に嵌合する支持用嵌合部であり、その内径は、支持部42の外径とほぼ等しい。さらに、基材31には、11個の円形の孔35〜3511が形成されている。各孔35〜3511は、位置決め部43と嵌合する位置決め用嵌合部であり、中心Oを中心とする円36の円周上に配置されている。円36の半径は、支持部42及び位置決め部43の中心間距離に等しい。
【0021】
図1のように、円36を中心線AOBで分割して考えたときに、5個の孔35〜35は、中心線AOBで分割した一方の半円36a側に配置されている。6個の孔35〜3511は、円36の他方の半円36b側に配置されている。孔35〜35は、中心線AOBを構成する半直線OAから時計方向に中心角度α(=30°)をおいて、等間隔に並んでいる。
【0022】
一方、孔35は、中心線AOBを構成する半直線OBから中心角度α/2(=15°)離れた位置に配置され、孔35〜3511は、孔35から時計方向に中心角度α(=30°)をおいて、等間隔に並んでいる。即ち、各孔35〜35と各孔35〜3511とは中心Oに関して点対称とはならず、且つ、点対称の位置からは中心角度でα/2ずれている。
【0023】
以上のようなプレート30を利用して、モータ40を筐体等に取付ける場合には、モータ40の正面をプレート30に向けて当接させる。これにより、支持部42は孔34と嵌合し、位置決め部43が孔35〜3511のいずれか1つと嵌合する。
【0024】
モータ40が当接した状態のプレート30を筐体の所定箇所に当接させ、固定部32の孔32aと固定部33の孔33aとにビス等を挿通し、筐体にビス等を係止する。これにより、プレート30が筐体に固定され、モータ40が筐体に取付けられる。
【0025】
筐体に取付けたモータ40の向きは、どの孔35〜3511に位置決め部43が嵌合したかによって異なるとともに、プレート30を筐体に取付けたときの方向によっても異なる。
【0026】
図3(a),(b)は、モータ40の向きを説明する模式図である。
図3(a)は、中心線AOBが水平になるようにプレート30を筐体50に取付け、孔35と位置決め部43とを嵌合させた状態を示している。図3(b)は、孔35と位置決め部43とを嵌合させ、プレート30を図3(a)とは180°回転させて筐体50に取付けた状態を示している。
【0027】
図3(a)のように、モータ40及びプレート30を取付けると、端子45は、例えば水平からみて90°の垂直方向を向く。隣接する孔35に位置決め部43を嵌合させた場合には、端子45か垂直方向から30°ずれた方向(120°)を向く。
【0028】
一方、図3(b)のようにモータ40及びプレート30を取付けると、端子45は、例えば水平からみて75°の方向を向く。隣接する孔35に位置決め部43を嵌合させた場合には、端子45が水平から見て105°の方向を向く。
【0029】
このように、孔35〜3511のいずれを選択して位置決め部43を嵌合させるかによって、モータ40の向きを11通りに変化させることができる。さらに、プレート40を180°回転させて取付けることにより、11通りにモータ40の方向を変化させることができる。孔35〜3511は点対称になっていないので、1枚のプレート30を用意することにより、合計22通りにモータ40の向きを変化させることができる。結局、モータ40の向きを15°単位で変えることができる。
【0030】
以上のように、本実施形態では、モータ40の向きを、プレート30の位置決め用嵌合部である孔35〜3511の数よりも多く変化させることができ、従来よりもプレート30の種類を減じることが可能になる。よって、資材管理や在庫管理を含めた部品管理を合理化できる。さらに、プレート30の量産効果が向上するとともに、プレート30及びモータ40からなるモータセットの生産効率を向上できる。
【0031】
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態に係るモータ取付け用プレート60とモータ70とを示す斜視図である。図5は、モータ70の正面図である。
【0032】
このプレート60は、モータ70を筐体等に取付けるものである。モータ70は、円柱状の外郭部材71によって周囲を囲まれている。外郭部材71の円形の正面71a側には、円柱状の凸状の支持部72が形成されている。その支持部72の外周面に、11個の凹状の位置決め部73〜7311が形成されている。支持部72の中心には、モータ70の内部に連通する孔が形成され、その孔から回転軸74が突き出て露出している。また、外郭部材71の円柱状の外周面から端子75が露出している。
【0033】
図5のように、支持部72を中心線AOBで分割して考えたときに、位置決め部73〜7311のうちの5個の位置決め部73〜73は、中心線AOBで分割した支持部72の一方72a側に配置されている。6個の位置決め部73〜7311は、支持部72の他方72b側に配置されている。位置決め部73〜73は、中心線AOBを構成する半直線OAから時計方向に中心角度α(=30°)をおいて、等間隔に並んでいる。
【0034】
一方、位置決め部73は、中心線AOBを構成する半直線OBから中心角度α/2(=15°)離れた位置に配置され、位置決め部73〜7311は、位置決め部73から時計方向に中心角度α(=30°)をおいて、等間隔に並んでいる。即ち、各位置決め部73〜73と各位置決め部73〜7311とは中心Oに関して点対称とはならず、且つ、点対称の位置からは中心角度でα/2ずれている。
【0035】
プレート60は、板状の基材61で構成されている。基材61は、概ね円形であるが、基材61の端部には、筐体に取付けるための2個の取付け部62,63が設けられている。取付け部62,63は、基材61の中心に関して点対称の位置に配置されている。各取付け部62,63には、ビスが貫通する孔62a、63aがそれぞれ形成されている。
【0036】
基材61には、中心が一致する円形の孔64が形成されている。孔64は、支持部72と回動自在に嵌合する支持用嵌合部であり、その内径は、支持部72の外径とほぼ等しい。さらに、孔64の内周には、位置決め部73〜7311のいずれかに嵌合可能な凸状の突起65が形成されている。突起65と孔64の中心との距離は、支持部72の中心Oと位置決め部73〜7311との距離にほぼ等しい。
【0037】
以上のように構成されたモータ70をプレート60を用いて筐体に取付けるときには、モータ70の正面をプレート60に向けて当接させる。これにより、支持部72は、孔64と嵌合し、位置決め部73〜7311のうちのいずれかが、突起65と嵌合する。
【0038】
モータ70が当接した状態のプレート60を筐体の所定箇所に当接させ、固定部62の孔62aと固定部63の孔63aとにビス等を挿通し、筐体にビス等を係止する。これにより、プレート60が筐体に固定され、モータ70が筐体に取付けられる。
【0039】
筐体に取付けられたモータ70の向きは、どの位置決め部73〜7311に突起65が嵌合したかによって異なるとともに、プレート60を筐体に取付けたときの方向によっても異なる。
【0040】
図6(a),(b)は、モータ70の向きを説明する模式図である。
図6(a)は、支持部72の中心線AOBが水平になるように、位置決め部73と突起65とを嵌合させ、プレート60を筐体80に取付けた状態を示している。図6(b)は、プレート60を図6(a)とは180°回転させて筐体80に取付け、位置決め部73と突起65とを嵌合させた状態を示している。
図6(a)のように、モータ70及びプレート60を取付けると、端子75は、例えば水平からみて90°の垂直方向を向く。位置決め部73と隣接する位置決め部73に突起65を嵌合させた場合には、端子75が垂直方向から30°ずれた方向(60°)を向く。
【0041】
一方、図6(b)のようにモータ70及びプレート60を取付けると、端子75は、例えば水平からみて105°の方向を向く。位置決め部73に隣接する位置決め部73に突起65を嵌合させた場合には、端子75が水平から見て75°の方向を向く。
【0042】
このように、位置決め部73〜7311のいずれを選択して突起65を嵌合させるかによって、モータ70の向きを11通りに変化させることができる。さらに、プレート60を180°回転させて取付けることにより、11通りにモータ70の方向を変化させることができる。位置決め部73〜7311は点対称になっていないので、1枚のプレート60を用意することにより、合計22通りにモータ70の向きを変化させることができる。
【0043】
以上のように、本実施形態では、モータ70の向きを、第1の実施形態と同様に多く変化させることができ、従来よりもプレート60の種類を減じることが可能になる。よって、資材管理や在庫管理を含めた部品管理を合理化できると共に、プレート60及びモータ70からなるモータセットの生産効率を向上できる。
【0044】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。その変形例としては、次のようなものがある。
(1) 凸状に形成された位置決め部43を凹状に形成し、凹状の位置決め用嵌合部である孔35〜3511を凸状の突起に変更することが可能である。
(2) 凸状に形成された支持部42,72を凹状に形成し、凹状の支持用嵌合部である孔34,64を凸の突起に変更することが可能である。
【0045】
(3) 凹状に形成された位置決め部73〜7311を凸状に形成し、凸状の位置決め用嵌合部である突起65を凹状に変更することが可能である。
(4) 孔35〜3511は基材31を貫通しているが、基材31を貫通しない凹部で構成してもよい。
【0046】
(5) 孔35〜3511の数は任意であり、11でなくてもよい。
(6) 第1及び第2の実施形態で説明したプレート30,60は、モータ40,70を取付けるものであるが、プレート30,60を用いて他の電気機器を取付けてもよい。この場合、支持部と嵌合する孔34,64は、基材31,61を貫通していなくてもよく、凹状であればよい。
【0047】
(7) 第1の実施形態及び第2の実施形態では、モータ40,70をプレート30,60に取付けてから、プレート30,60を筐体等に取付けたが、プレート30,60を筐体等に取付けてからモータ40,70をプレート30,60に取付けてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、位置決め用嵌合部或いは位置決め部を点対称にならないように配置したので、固定対象に取付けられた電気機器の方向を従来よりも多く変化させることができる電気機器取付け用プレートが実現でき、その種類を減じることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るモータ取付け用プレートを示す正面図である。
【図2】モータ取付け用プレートとモータとを示す斜視図である。
【図3】モータの向きを説明する模式図である。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るモータ取付け用プレート及びモータを示す斜視図である。
【図5】モータの正面図である。
【図6】モータの向きを説明する模式図である。
【図7】従来のモータ取付け用プレートを示す斜視図である。
【符号の説明】
30,60 プレート
31,61 基材
34,64 支持用嵌合部としての孔
35〜3511 位置決め用嵌合部としての孔
40,70 モータ
41,71 外郭部材
42,72 支持部
43,73〜7311 位置決め部
65 位置決め用嵌合部としての突起

Claims (8)

  1. 外郭部材に囲われると共に、該外郭部材の外側の所定位置に凸状又は凹状の支持部が形成され、該外郭部材の該支持部の中心から所定距離離れた位置には凸状又は凹状の位置決め部が形成された電気機器を、固定対象に取付ける電気機器取付け用プレートであって、
    板状の基材で構成され、
    前記基材の一部には、前記固定対象に取付けられる取付け部が配置され、
    前記基材の所定位置には前記支持部と回動自在に嵌合する凹状又は凸状の支持用嵌合部が形成され、
    前記基材の、前記支持用嵌合部の中心を中心とし半径が前記所定距離の円の円周に相当する位置には、前記位置決め部に嵌合する凹状又は凸状の複数の位置決め用嵌合部が形成され、且つ該円を中心線で分割した一方の半円側では、該位置決め用嵌合部が該中心線から中心角αをおいて等間隔に並び、他方の半円側では位置決め用嵌合部が前記一方の半円側の位置決め用嵌合部と前記円の中心に関して点対称とならないように並んでいること特徴とする電気機器取付け用プレート。
  2. 前記他方の半円側に形成された前記各位置決め用嵌合部は、中心角αをおいて等間隔に並んでいることを特徴とする請求項1に記載の電気機器取付け用プレート。
  3. 前記他方の半円側の前記各位置決め用嵌合部は、前記一方の半円側に形成された前記各位置決め用嵌合部を前記円の中心を支点として180°回転させた位置からそれぞれ中心角α/2ずれた場所に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気機器取付け用プレート。
  4. 外郭部材に囲われると共に、該外郭部材の外側の所定位置に凸状又は凹状の支持部が形成され、該支持部の中心を中心とし半径が所定値の円の円周に相当する該外郭部材の位置には凸状又は凹状の複数の位置決め部が形成され、且つ、該円を中心線で分割した一方の半円側では、該位置決め部が該中心線から中心角αをおいて等間隔に並び、他方の半円側では位置決め部が該一方の半円側の位置決め部と前記円の中心に関して点対称とならないように並んでいる電気機器を、固定対象に取付ける電気機器取付け用プレートであって、
    板状の基材で構成され、
    前記基材の一部には、前記固定対象に取付けられる取付け部が配置され、
    前記基材の所定位置には前記支持部と回動自在に嵌合する凹状又は凸状の支持用嵌合部が形成され、
    前記基材の、前記支持用嵌合部の中心から前記円の半径と同じ距離離れた位置には、前記複数の位置決め部のうちの任意の1つに嵌合する凹状又は凸状の位置決め用嵌合部が形成されていることを特徴とする電気機器取付け用プレート。
  5. 前記他方の半円側に形成された前記各位置決め部は、中心角αをおいて等間隔に並んでいることを特徴とする請求項4に記載の電気機器取付け用プレート。
  6. 前記他方の半円側の前記各位置決め部は、前記一方の半円側に形成された前記各位置決め部を前記円の中心を支点として180°回転させた位置からそれぞれ中心角α/2ずれた場所に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電気機器取付け用プレート。
  7. 前記位置決め部は、前記支持部の外周面に形成されていることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の電気機器取付け用プレート。
  8. 前記電気機器は、前記外郭部材から突出した回転軸を持つモータであり、
    前記支持部は、前記回転軸の周囲の前記外郭部材に形成され、該回転軸の外郭部材側の周囲を包囲する円筒になっていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電気機器取付け用プレート。
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