JP6958197B2 - モータおよびモータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、モータおよびモータユニットに関する。
特許文献1には、モータのケース本体が嵌合によって固定される構造が開示されている。
一方で、筒状のハウジングと、ハウジングの開口を覆う蓋部材と、を有するモータが知られている。このようなモータでは、例えば、蓋部材に筒部(蓋筒部)を設け、筒部の外周面をハウジングの内周面に嵌合させることで、ハウジングに蓋部材が固定される。
特開2012−90496号公報
上述の構造において、ハウジングと蓋部材とにフランジ部を設け、フランジ部同士を固定ボルトで締結し固定強度を高める構造が考えられる。この構造を採用する場合、嵌合時の変形により固定ボルトを挿通させるための固定孔に位置ズレが生じ、固定ボルトの挿通に不具合が生じる虞がある。
本発明の一つの態様は、上記問題点に鑑みて、フランジ部の固定孔に位置ずれが生じ難いハウジングおよび蓋部材を備えるモータの提供を目的の一つとする。
本発明のモータの一つの態様は、上下方向に延びる中心軸に沿って配置されたシャフトを有し前記中心軸周りに回転するロータと、前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、上側に開口し前記ロータおよび前記ステータを収容するハウジングと、前記ステータの上側に位置し前記ハウジングの上側の開口を覆う蓋部材と、を備え、前記ハウジングは、前記ステータを径方向外側から囲む筒状部と、前記筒状部の上端から径方向外側に延びる第1のフランジ部と、を有し、前記蓋部材は、前記筒状部の内径に嵌る円筒状の蓋筒部と、前記蓋筒部の上端から径方向外側に延びて、前記第1のフランジ部の上側に重なる第2のフランジ部と、を有し、前記第1のフランジ部には、第1の固定孔が設けられ、前記第2のフランジ部には、軸方向から見て前記第1の固定孔に重なる第2の固定孔が設けられ、前記第1のフランジ部および前記第2のフランジ部は、前記第1の固定孔および前記第2の固定孔を通過する固定ボルトによって互いに固定され、前記蓋筒部には、径方向に貫通する開口部が設けられ、前記開口部は、径方向から見て前記第1の固定孔に重なり、軸方向において前記蓋筒部の上端から下端まで拡がる。
本発明の一つの態様によれば、フランジ部の固定孔に位置ずれが生じ難いハウジングおよび蓋部材を備えるモータの提供を目的の一つとする。
図1は、一実施形態のモータユニットの断面図である。 図2は、第1のフランジ部を斜め下方向から見た部分斜視図である。 図3は、第1のフランジ部およびベアリングホルダの断面斜視図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係るモータおよびモータユニットについて説明する。なお、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等を異ならせる場合がある。
各図には、適宜Z軸を示す。各図のZ軸方向は、図1に示す中心軸Jの軸方向と平行な方向とする。また、以下の説明においては、Z軸方向の正の側(+Z側)を「上側」と呼び、Z軸方向の負の側(−Z側)を「下側」と呼ぶ。なお、上側および下側とは、単に説明のために用いられる方向であって、実際の位置関係や方向を限定しない。また、特に断りのない限り、中心軸Jに平行な方向(Z軸方向)を単に「軸方向」又は「上下方向」と呼び、中心軸Jを中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸Jを中心とする周方向、すなわち、中心軸Jの軸周りを単に「周方向」と呼ぶ。さらに、以下の説明において、「平面視」とは、軸方向から見た状態を意味する。
[モータユニット]
図1は、本実施形態のモータユニット3の断面図である。
モータユニット3は、モータ1と、制御装置(外部装置)4と、固定ボルト5と、を有する。モータ1と、制御装置4とは、固定ボルト5によって互いに固定される。モータ1は、制御装置4に接続される接続端子(図示略)を有する。制御装置4は、制御端子を介してモータ1に電源を供給するとともに、モータ1の回転を制御する。
[制御装置(外部装置)]
制御装置4は、ベース部4aと凸部4bとを有する。
ベース部4aは、軸方向から見て中心軸Jを中心とする円形状である。ベース部4aは、軸方向から見て、モータ1に設けられたフランジ部(第1のフランジ部49および第2のフランジ部19)に重なる下面4eを有する。ベース部4aの下面4eには、周方向に沿って並ぶネジ孔4fが設けられる。ネジ孔4fには、固定ボルト5が挿入される。これにより、モータ1のフランジ部に制御装置が固定される。
凸部4bは、ベース部4aの下面から下側に突出する。凸部4bは、中心軸Jを中心とする円柱状である。凸部4bは、モータ1のハウジング40の内部に収容される。
[モータ]
モータ1は、シャフト21を有するロータ20と、ステータ30と、ハウジング40と、上側ベアリング(ベアリング)6と、下側ベアリング7と、ベアリングホルダ(蓋部材)10と、を備える。
[ロータ]
ロータ20は、中心軸J周りに回転する。ロータ20は、シャフト21と、ロータコア24と、ロータマグネット23と、を有する。シャフト21は、上下方向(軸方向)に延びる中心軸Jを中心として、中心軸Jに沿って配置される。シャフト21は、下側ベアリング7と上側ベアリング6とによって、中心軸Jの軸周りに回転可能に支持される。
ロータコア24は、シャフト21に固定される。ロータコア24は、シャフト21を周方向に囲んでいる。ロータマグネット23は、ロータコア24に固定される。ロータコア24およびロータマグネット23は、シャフト21とともに回転する。
[ステータ]
ステータ30は、ロータ20と径方向に隙間を介して対向してロータ20の径方向外側を囲む。ステータ30は、ステータコア31と、インシュレータ32と、コイル33と、を有する。インシュレータ32は、絶縁性を有する材料から構成される。インシュレータ32は、ステータコア31の少なくとも一部を覆う。コイル33は、コイル線(図示略)が巻き回されて構成される。
[上側ベアリングおよび下側ベアリング]
上側ベアリング6は、シャフト21の上端部を回転可能に支持する。上側ベアリング6は、ステータ30の上側に位置する。上側ベアリング6は、ベアリングホルダ10に保持される。
下側ベアリング7は、シャフト21の下端部を回転可能に支持する。下側ベアリング7は、ステータ30の下側に位置する。下側ベアリング7は、ハウジング40の下側ベアリング保持部48に保持される。
[ハウジング]
ハウジング40は、上側(+Z側)に開口する筒状である。ハウジング40は、ロータ20およびステータ30を収容する。ハウジング40は、金属製である。ハウジング40は、金属製の板材をプレス加工することで成形される。
ハウジング40は、ロータ20およびステータ30を収容する。ハウジング40は、底部43と、下側ベアリング保持部48と、筒状部44と、第1のフランジ部49と、を有する。
底部43は、筒状部44の下端に位置する。底部43は、ステータ30の下側に位置する。底部43は、筒状部44の下側の開口を覆う。
下側ベアリング保持部48は、底部43の平面視中央に位置する。下側ベアリング保持部48は、下側ベアリング7を保持する。下側ベアリング保持部48は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる保持筒部48aと、保持筒部48aの下端から径方向内側に延びる下端突出部48bと、を有する。下端突出部48bの平面視中央には、軸方向に貫通しシャフト21の下端部が通過する孔部48cが設けられる。
第1のフランジ部49は、筒状部44の上端に位置する。第1のフランジ部49は、筒状部44の上端から径方向外側に延びる。第1のフランジ部49には、固定ボルト5が挿入される第1の固定孔49aが設けられる。第1の固定孔49aは、軸方向に沿って第1のフランジ部49を貫通する。第1の固定孔49aには、固定ボルト5が挿入される。
図2は、第1のフランジ部49を斜め下方向から見た部分斜視図である。
本実施形態において第1のフランジ部49は、周方向に離散的に配置されている。第1のフランジ部49は、周方向に沿って等間隔に複数配置されている。また、複数の第1のフランジ部49には、それぞれ第1の固定孔49aが設けられている。
図1に示すように、筒状部44は、ステータ30を径方向外側から囲む。筒状部44と第1のフランジ部49との間には、第1の屈曲部41が設けられる。第1の屈曲部41は、筒状部44と第1のフランジ部49とを滑らかに繋ぐ。
筒状部44は、第1円筒部45と、テーパ状筒部46と、第2円筒部47と、を有する。第1円筒部45、テーパ状筒部46および第2円筒部47は、上側から下側に向かってこの順で並ぶ。第1円筒部45、テーパ状筒部46および第2円筒部47は、略一様な板厚で軸方向に沿って連なる。
第1円筒部45は、筒状部44の上端部に位置する。第1円筒部45は、中心軸Jを中心とする円筒である。第1円筒部45の上端には、第1のフランジ部49が接続される。第1円筒部45の内周面には、ベアリングホルダ10が嵌合する。
第2円筒部47は、第1円筒部45より下側に位置する。第2円筒部47は、中心軸Jを中心とする円筒である。第2円筒部47の内径は、第1円筒部45の内径より小さい。第2円筒部47の内周面には、ステータ30が固定される。
テーパ状筒部46は、軸方向において第1円筒部45と第2円筒部47との間に位置し、第1円筒部45と第2円筒部47とを繋ぐ。テーパ状筒部46は、上側から下側に向かうに従って径方向内側に傾斜する。
図2に示すように、筒状部44の外周面44bには、固定ボルト5の頭部5aとの干渉を回避するための凹部8が設けられる。凹部8には、固定ボルト5の頭部5aが収容される。凹部8は、第1円筒部45およびテーパ状筒部46の外周面において、径方向内側に窪む。
本実施形態によれば、筒状部44の外周面44bに固定ボルト5の頭部5aが収容される凹部8が設けられるため、固定ボルト5を中心軸Jに近づけて配置することができる。後述するように、筒状部44の内周面には、ベアリングホルダ10が嵌る。固定ボルト5を中心軸Jに近づけることで、固定ボルトを嵌合面に近づけて配置することができ、嵌合面におけるガタツキを抑制できる。加えて、固定ボルト5を中心軸Jに近づけて配置することで、モータ1を径方向に小型化できる。
図3は、第1のフランジ部49およびベアリングホルダ10の断面斜視図である。
図3に示すように、筒状部44の内周面44aには、径方向から見て凹部8と重なる凸部9が設けられる。凸部9は、プレス加工によるハウジング40の成形過程において、凹部8と同時に成形される。
[ベアリングホルダ(蓋部材)]
図1に示すように、ベアリングホルダ10は、ステータ30の上側に位置する。ベアリングホルダ10は、ハウジング40の筒状部44の上側の開口に固定される。ベアリングホルダ10は、ハウジング40の上側の開口を覆う。ベアリングホルダ10は、上側ベアリング6を支持する。ベアリングホルダ10の平面視(XY面視)形状は、例えば、中心軸Jと同心の円形状である。ベアリングホルダ10は、金属製である。ベアリングホルダ10は、金属製の板材をプレス加工することで成形される。
ベアリングホルダ10は、上側ベアリング保持部(ベアリング保持部)11と、平坦部12と、蓋筒部13と、第2のフランジ部19と、を有する。上側ベアリング保持部11、平坦部12、蓋筒部13および第2のフランジ部19は、径方向内側から外側に向かってこの順で並ぶ。
上側ベアリング保持部11は、上側ベアリング6を保持する。上側ベアリング保持部11は、ベアリングホルダ10の平面視中央に位置する。上側ベアリング保持部11は、中心軸Jを中心として軸方向に延びる保持筒部11aと、保持筒部11aの下端から径方向内側に延びる下端突出部11bと、を有する。下端突出部11bは、上側ベアリング6を上下方向に位置決めする。下端突出部11bの平面視中央には、軸方向に貫通する孔部11cが設けられる。孔部11cは、内側にシャフト21を通過させる。
平坦部12は、上側ベアリング保持部11の保持筒部11aの上端から径方向外側に延びる。平坦部12は、中心軸Jと直交する平面に沿って延びる。
第2のフランジ部19は、ベアリングホルダ10の外縁に位置する。第2のフランジ部19は、蓋筒部13の上端から径方向外側に延びる。
第2のフランジ部19は、ハウジング40の第1のフランジ部49の上側に重なる。第2のフランジ部19の下面は、第1のフランジ部49の上面と接触する。第2のフランジ部19には、第2の固定孔19aが設けられる。第2の固定孔19aは、軸方向に沿って第2のフランジ部19を貫通する。
図2に示すように、第2のフランジ部19は、第1のフランジ部49と同様に、周方向に離散的に配置されている。第2のフランジ部19は、周方向に沿って等間隔に複数配置されている。それぞれの第2のフランジ部19は、軸方向から見て第1のフランジ部49と重なる。また、複数の第2のフランジ部19には、それぞれ第2の固定孔19aが設けられている。軸方向から見て、第1のフランジ部49に設けられた第1の固定孔49aと、第2のフランジ部19に設けられた第2の固定孔19aと、は互いに重なる。
図1に示すように、第1のフランジ部49および第2のフランジ部19は、第1の固定孔49aおよび第2の固定孔19aを通過する固定ボルト5によって互いに固定される。本実施形態において、固定ボルト5の軸部5bは、第1の固定孔49aおよび第2の固定孔19aに通過し、さらに制御装置4のネジ孔4fに挿入される。これにより、固定ボルト5は、第1のフランジ部49および第2のフランジ部19を、制御装置4に固定する。なお、固定ボルト5は、第1のフランジ部49および第2のフランジ部19を互いに固定するものであれば、制御装置4を固定するものでなくてもよい。この場合、軸部5bには、ナットが取り付けられる。
蓋筒部13は、中心軸Jを中心とする円筒状である。蓋筒部13は、下端において、平坦部12に接続される。また、蓋筒部13は、上端において、第2のフランジ部19に接続される。
蓋筒部13は、筒状部44に対して径方向に対向する。蓋筒部13の外周面は、ハウジング40の第1円筒部45の内周面に嵌る。これにより、ベアリングホルダ10は、ハウジング40に対し径方向に位置決めされる。
なお、本明細書において、部材同士が「嵌る」又は「嵌合する」とは、部材同士の内周面と外周面との周方向の少なくとも一部が互いに接触し、一方が他方に対し径方向に位置決めされることを意味する。また、本明細書で述べる「嵌合」の種類は、すきま嵌めであっても、しまり嵌めであっても、中間嵌めであってもよい。
図3に示すように、蓋筒部13と第2のフランジ部19との間には、第2の屈曲部(屈曲部)18が設けられる。第2の屈曲部18は、蓋筒部13と第2のフランジ部19とを滑らかに繋ぐ。第2の屈曲部18は、ハウジング40の第1の屈曲部41の径方向内側に位置する。
蓋筒部13には、径方向に貫通する開口部2が設けられる。開口部2は、径方向から見て第1の固定孔49aを内包する。言い換えると、径方向から見て、第1の固定孔49aは、開口部2の内側に配置される。また、開口部2は、蓋筒部13の軸方向全幅に及ぶ。すなわち、開口部2は、軸方向において蓋筒部13の上端から下端まで広がる。これにより、開口部2は、ハウジング40の第1円筒部45の内周面の一部を露出させる。第1円筒部45の内周面の露出する領域は、径方向から見て第1の固定孔49aと重なる領域である。
蓋筒部13は、第1の開口部の径方向内側の領域において、第1円筒部45と嵌合しない。蓋筒部13と第1円筒部45とが嵌合する領域で、第1円筒部45が蓋筒部13から応力を受け径方向外側に変形する場合がある。第1円筒部45は、第1の固定孔49aの径方向内側の領域において、蓋筒部13と嵌合しないため、この領域において蓋筒部13から応力を受けることがなく、変形が抑制される。このため、第1の固定孔49aが径方向外側に移動することを抑制できる。これにより、蓋筒部13と第1円筒部45との嵌合時に、第1の固定孔49aと第2の固定孔19aとが、軸方向から見て互いにずれて配置されることを抑制でき、第1の固定孔49aおよび第2の固定孔19aに確実に固定ボルト5を円滑に挿入できる。
開口部2は、蓋筒部13の上側の第2の屈曲部18の上端まで拡がる。開口部2は、ハウジング40の第1の屈曲部41を径方向内側に露出させる。第1の屈曲部41と第2の屈曲部18とが互いに接触する場合、第1の屈曲部41が第2の屈曲部18から応力を受けて、ハウジング40に変形が生じる場合がある。本実施形態によれば、開口部2が、第2の屈曲部18の上端に及ぶため、第1の固定孔49aの径方向内側の領域で、第1の屈曲部41と第2の屈曲部18とが接触することがなく、第1の固定孔49aの位置ずれを抑制できる。
開口部2には、ハウジング40の第1円筒部45の内周面に設けられた凸部9が収容される。これにより、凸部9と蓋筒部13との干渉が回避される。本実施形態によれば、凸部9が開口部2に収容されるため、蓋筒部13に、凸部9との干渉を回避するための凹形状を設ける必要がない。このため、ベアリングホルダ10の蓋筒部13の寸法精度を高め、結果的に蓋筒部13と第1円筒部45との嵌め合いの精度を高めることができる。
以上に、本発明の実施形態および変形例を説明したが、実施形態および変形例における各構成およびそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはない。
1…モータ、2…開口部、3…モータユニット、4…制御装置、4e…下面、4f…ネジ孔、5…固定ボルト、5a…頭部、6…上側ベアリング(ベアリング)、8…凹部、9…凸部、10…ベアリングホルダ(蓋部材)、13…蓋筒部、18…第2の屈曲部(屈曲部)、19…第2のフランジ部、19a…第2の固定孔、20…ロータ、21…シャフト、30…ステータ、40…ハウジング、44…筒状部、44a…内周面、44b…外周面、49…第1のフランジ部、49a…第1の固定孔、J…中心軸

Claims (5)

  1. 上下方向に延びる中心軸に沿って配置されたシャフトを有し前記中心軸周りに回転するロータと、
    前記ロータと径方向に隙間を介して対向するステータと、
    上側に開口し前記ロータおよび前記ステータを収容するハウジングと、
    前記ステータの上側に位置し前記ハウジングの上側の開口を覆う蓋部材と、を備え、
    前記ハウジングは、
    前記ステータを径方向外側から囲む筒状部と、
    前記筒状部の上端から径方向外側に延びる第1のフランジ部と、を有し、
    前記蓋部材は、
    前記筒状部の内径に嵌る円筒状の蓋筒部と、
    前記蓋筒部の上端から径方向外側に延びて、前記第1のフランジ部の上側に重なる第2のフランジ部と、を有し、
    前記第1のフランジ部には、第1の固定孔が設けられ、
    前記第2のフランジ部には、軸方向から見て前記第1の固定孔に重なる第2の固定孔が設けられ、
    前記第1のフランジ部および前記第2のフランジ部は、前記第1の固定孔および前記第2の固定孔を通過する固定ボルトによって互いに固定され、
    前記蓋筒部には、径方向に貫通する開口部が設けられ、
    前記開口部は、径方向から見て前記第1の固定孔を内包し、軸方向において前記蓋筒部の上端から下端まで拡がる、
    モータ。
  2. 前記蓋部材の前記蓋筒部と前記第2のフランジ部との間には、前記蓋筒部と前記第2のフランジ部とを滑らかに繋ぐ屈曲部が設けられ、
    前記開口部は、前記屈曲部の上端まで拡がる、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記筒状部の外周面には、径方向内側に窪み前記固定ボルトの頭部が収容される凹部が設けられ、
    前記筒状部の内周面には、径方向から見て前記凹部と重なる凸部が設けられ、
    前記凸部が、前記開口部に収容される、
    請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記シャフトを回転可能に支持するベアリングを備え、
    前記蓋部材が、前記ベアリングを支持するベアリングホルダである、
    請求項1〜3の何れか一項に記載のモータ。
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載のモータと、
    前記固定ボルトと、
    前記蓋部材の上側に位置し前記モータの回転を制御する制御装置と、を有し、
    前記制御装置の下面には、前記固定ボルトが挿入されるネジ孔が設けられる、
    モータユニット。
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