JP3868170B2 - 車輪軸受装置 - Google Patents

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  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車等の車両の車輪軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から図5に示すような自動車の駆動輪用の車輪軸受装置が知られている。この車輪軸受装置は、外径面に車体取付け用フランジ1及び内径面に外側転走面2と内側転走面2’を有する外方部材3と、上記各転走面2、2’に対向する外側転走面4と内側転走面4’を外径面に有する内方部材5と、上記外方部材3と内方部材5との間に介在された外側転動体6と内側転動体6’とにより軸受を構成している。
【0003】
上記の内方部材5は、車輪取付け用フランジ8を有するハブ輪9と、その内端側外径面に圧入された内輪11とからなり、前記の外側転走面4は上記のハブ輪9に、また内側転走面4’は上記の内輪11に形成される。上記のハブ輪9の内径面にスプライン12が形成される。
【0004】
上記の軸受を基本的な構成要素として、これに等速自在継手7、ブレーキロータ13及びナックル14の3構成部材の全部又はその一部が組み合わされてモジュール化されている。
【0005】
上記の等速自在継手7の外輪16と一体の継手軸部17にはスプライン12’が形成され、そのスプライン12’が前記ハブ輪9内径面のスプライン12に係合される。上記継手軸部17の先端部にねじ軸部18が設けられ、ハブ輪9の外部においてそのねじ軸部18に固定用ナット19が螺合され、これによりねじ軸部18がハブ輪9に固定される。また、上記外輪16の外径面にABS用のパルサリング20が取付けられる。このパルサリング20に対向したセンサは、図示省略の車体の一部に取付けられる。
【0006】
上記のブレーキロータ13はハブ輪9のフランジ8に取付けられ、またナックル14は外方部材3のフランジ1にボルト15により取付けられる。
【0007】
前記のハブ輪9と外方部材3の外端部との間に外側シール部材21が装着され、また内輪11と外方部材3の内端部との間に内側シール部材21’が装着される。その他、図中、23は等速自在継手7の内輪、24は転動体の保持器、25は車輪取付け用ボルトである。
【0008】
なお、上記の内輪11は、ハブ輪9の外径面に圧入されているので、補修時等において等速自在継手7の外輪16をハブ輪9から引き抜いても、その継手軸部17に内輪11が付随して抜け出すことはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の外方部材3、内方部材5、転動体6、6’からなる軸受に、等速自在継手7、ブレーキロータ13、ナックル14を加えてモジュール化してなる車輪軸受装置においては、モジュール化する構成部材の増加に伴い全体の重量も増大することになる。このため、取り扱いの便宜上或いは自動車の軽量化のために、モジュール化された輪軸受装置全体の軽量化が求められている。
【0010】
また、ABS用のパルサリング20やセンサもモジュール化の構成要素の一つであるが、上述の従来の構造では、外側転動体6と内側転動体6’の間や、これらの転動体6、6’とシール部材21、21’との間等に十分な余裕がないため、パルサリング20やセンサをシール部材21、21’の内側に内蔵することが困難であり、装置の外部に露出した部分にしか取付けることが出来ず、信頼性に欠ける問題があった。
【0011】
そこで、この発明は車両軸受装置の軽量化を図ること、及びABS用のパルサリングやセンサの内蔵化を図りその信頼性を向上させること、各構成部材の組合わせによるモジュール化を促進して、自動車組立て工程の簡略化に役立てることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上のような課題を解決するため、外径面に車体取付け用フランジ及び内径面に複列の転走面2、2’を有する外方部材と、外径面に車輪取付け用フランジ及び上記各転走面2、2’に対向する複列の転走面4、4’を有する内方部材と、上記外方部材と内方部材の各転走面間に介在された外側転動体6と内側転動体6’と、上記内方部材の内径面に嵌合固定された等速自在継手7と、上記外方部材3の車体取付け用フランジ1に固定されたナックル14と、上記内方部材5の車輪取付け用フランジ8に取付けられたブレーキロータ13からなり前記等速自在継手7の継手軸部17を上記内方部材5の内径面に挿入するとともにその継手軸部17に形成された雄スプライン12’を上記内方部材5の内径面に形成された雌スプライン12に係合させてなるモジュール化された車輪軸受装置において、上記内方部材を上記の車輪取付け用フランジを有するハブ輪と、そのハブ輪の内端に突き合わされた内輪11とにより構成し、上記ハブ輪と内輪11の突き合わせ端部を連結手段により連結一体化し、上記等速自在継手7の外輪16と一体の継手軸部17の先端から該外輪16の底壁までの間を中空に形成し、その中空部分の開放側先端部内周面に雌ねじ部35を形成し、上記雌スプライン12を上記ハブ輪9の内径面において上記突き合わせ面27から軸方向に所要寸法離れた位置に形成するとともに上記雄スプライン12’を前記雌スプライン12の位置に合わせて形成し、上記の継手軸部17の雌ねじ部35に固定ボルト37を螺入して該継手軸部17を上記ハブ輪9に固定した構成を採用したのである。
【0013】
上記の構成によると、内方部材を構成する内輪11が連結手段によりハブ輪に連結されているので、補修時等において等速自在継手を内方部材から分離させる際に、内輪11が継手外輪17に付随して抜け出すことがない。このため、従来例のようにハブ輪の外径面に内輪11を嵌着する構成を採用する必要がなく、その嵌着部分におけるハブ輪の内径側の肉厚が不要となる。これにより装置の軽量化をはかることができる。また、上記の肉厚が不要となることにより、内方部材の内径が大きくなり、その分だけ継手軸部17の外径も大きくなる。これにより継手軸部17に形成されるスプライン径も大きくすることができる。
【0014】
なお、上記の内方部材を、ハブ輪と、そのハブ輪の内端に突き合わされた外側内輪11aと、その外側内輪11aの内端に突き合わされた内側内輪11bとにより構成することができる。この場合は、その外側内輪11aと内側内輪11bとの突き合わせ端部が連結手段により連結一体化される。
【0015】
上記の連結手段が、有端又は無端の環状の連結部材29でなり、その両側縁に外向きの係合つば31、31を有し、各係合つば31を上記突き合わせ端部の両側に形成された連結溝28a、28bに係合した構成をとることができる。このような連結手段を採用することにより、分離耐力の向上をはかることができる。
【0020】
上記等速自在継手の外輪16の外径面にシール部材21’の摺接面36を形成し、該摺接面36と上記内側転動体6’との間にパルサリング20を装着した構成をとることができる。さらに、上記ナックル14の内径面に装着されたセンサ38を上記のパルサリング20に対向させ、上記シール部材21’を上記センサ38の一部に取付けてなる構成をとることにより、センサ38とパルサリング20をシール部材21’の内側に内蔵することができ、ABSのための速度検知の信頼性を向上することができる。
【0021】
以上の構成により、図4に示したように、基本的構成要素である軸受に、等速自在継手、ナックル14、ABS用センサ38とパルサリング20、及びブレーキロータ13からなるモジュール化された車輪軸受装置を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1に示した第1実施形態の車輪軸受装置は、従来と同様に、外径面に車体取付け用フランジ1及び内径面に外側転走面2と内側転走面2’を有する外方部材3と、上記各転走面2、2’に対向する外側転走面4と内側転走面4’を外径面に有する内方部材5と、上記外方部材3と内方部材5との間に介在された外側転動体6と内側転動体6’とにより軸受を構成している。
【0023】
上記の内方部材5は、車輪取付け用フランジ8を有するハブ輪9と、その内端に突き合われた内輪11とからなり、前記の外側転走面4は上記のハブ輪9に、また内側転走面4’は上記の内輪11に形成される。上記のハブ輪9の内径面にスプライン12が形成される。
【0024】
上記の軸受を基本的な構成要素として、これに等速自在継手7、ブレーキロータ13及びナックル14の3構成部材の全部又はその一部が組み合わされてモジュール化されている。
【0025】
前記のスプライン12は、ハブ輪9と内輪11とを突き合わせて連結する部分において、突き合わせ面27(図2(a)参照)から所要の寸法Lだけ離れた位置に形成される。これは、突き合わせ面27の部分に後述のように嵌合溝28と連結溝28aが形成されるので、これらの溝とスプライン12の部分が重複するとハブ輪9の強度低下の問題が生じるので、これを避けるためである。
【0026】
上記の輪取付け用フランジ8にはブレーキロータ13が取付けられ、また外方部材3のフランジ1にナックル14が取付けられる。
【0027】
上記のハブ輪9と内輪11の突き合わせ面27(図2(a)参照)を含む内方部材5の内径面には、周方向の嵌合溝28が形成される。この嵌合溝28のハブ輪9側の底面と内輪11側の底面に、それぞれ1段低い連結溝28a、28bが形成される。
【0028】
上記の嵌合溝28には、連結手段としての連結部材29が嵌合される。この連結部材29は、弾性のある金属によりなり、図2(c)に示すような欠円部32を有する有端環状部材により形成される。上記の連結部材29の両側縁に外向きの係合つば31、31が、図2(b)に示すように内方に0度から5度程度の傾斜角θをもって形成される。
【0029】
上記の連結部材29は、その欠円部32において縮径させ嵌合溝28に嵌合され、同時に各係合つば31、31を前記の連結溝28a,28bの内壁面に圧入することにより取付けられる。
【0030】
図3に示した他の連結部材29は無端環状のものであり、両側縁に形成された外向きの係合つば31、31を周方向3箇所に設けた切欠き部33により3分割したものである。各切欠き部33により分離された係合つば31、31は前記と同程度の角度θで内方に傾斜している。嵌合溝28に嵌合させる際は、例えば、一方の係合つば31を内方に弾性変形させながらハブ輪9側の連結溝28a(図2(a)参照)に係合させたのち、他方の係合つば31を同様に弾性変形させながら内輪11側の連結溝28bに係合させる。
【0031】
上記いずれの連結部材29によっても、ハブ輪9と内輪11の突き合わせ面27がガタつき無く密着される。この状態で、連結部材29は嵌合溝28の内部に没入し、ハブ輪9、内輪11の内径面から突き出すことがない。また、補修時等において、等速自在継手7のを分離する際に、内輪11は上記の連結部材29によりハブ輪9側に残り、継手軸部17に付随して引き抜かれることが防止される。
【0032】
上記のように、連結部材29により内輪11の引き抜きが防止される結果、内輪11をハブ輪9の外径面に圧入する従来の構成(図5参照)をとる必要がない。このため、図5に示したハブ輪9の内径側の肉厚aが不要となり、ハブ輪9と内輪11とを継手軸部17の外径面に直接嵌合する構造(図1参照)を採用することができる。上記の肉厚aが不要となることにより、装置の軽量化に資することができ、また、その分だけハブ輪9と内輪11の内径が大きくなる。
【0033】
前記の等速自在継手7の外輪16と一体の継手軸部17の外径面は、外輪16の底壁34の部分から中程までは軸状に形成されているが、中程から先端までの部分にスプライン12’が形成される。上記の継手軸部17の先端から外輪16の底壁までの間は中空に形成され、先端部内周面にねじ部35が形成される。継手軸部17は、図5に示した従来例のように中実のものであってもよいが、上記のように中空に形成すると装置の軽量化に資することができる。
【0034】
前述のように、内方部材5(ハブ輪9と内輪11)の内径は、肉厚aが不要となった分だけ大きくなっているので、その大きさに応じて継手軸部17及びスプライン12’の外径も従来例より大きく形成される。その分、スプライン12’の歯数を増やし、長さを短くすることができる。
【0035】
また、上記外輪16の外径面の継手軸部17との境界に近い部分において、該継手軸部17と同芯状の摺接面36が形成される。この摺接面36には、後述のシール部材21’が摺接される。
【0036】
上記の等速自在継手7は、その継手軸部17が内輪11とハブ輪9の内径面に嵌入され、そのスプライン12’がハブ輪9のスプライン12に係合される。継手軸部17のスプライン12’以外の軸状部分はハブ輪9の嵌合溝28に近い部分と内輪11の内径面に所要の締代をもって嵌合される。
【0037】
なお、上記のスプライン12、12’のいずれか一方又は両方に軸線に対する微小な傾き角を設け、両者の係合に予圧を付与してガタつきを防止することができる。また、上記の継手軸部17のねじ部35に固定ボルト37が螺入され、その固定ボルト37の頭部がハブ輪9の端面に当接することにより、該継手軸部17がハブ輪9に固定される。
【0038】
前記の外方部材3の内端面とナックル14の内径面によって形成されるコーナ部に環状のセンサ38が嵌着され、そのセンサ38に対向したパルサリング20が、前記の摺接面36と内側転動体6’との間において内輪11の内端部外径面に嵌着される。センサ38は、内輪11等と共に回転するパルサリング20の磁気的変化を感知して、回転速度に応じた電気信号を外部の制御装置に出力する。
【0039】
上記のセンサ38より外輪16側において、センサ38の内径面にシール部材21’が装着される。そのシール部材21’は前記の摺接面36に摺接され、これにより、パルサリング20及びこれに対向したセンサ38の部分がシールされ、塵埃、水等の侵入が防止される。
【0040】
ハブ輪9と外方部材3の外端側においては従来と同様にシール部材21が介在される。その他、等速自在継手7における内輪23、保持器24、ハブ輪9のフランジ8に固定されたボルト25等の構成は従来例の場合と同じである。
【0041】
次に、図4に示した第2実施形態の車輪軸受装置は、内方部材5の構成が前述の第1実施形態のものと相違するだけであり、他は同一構成である。以下相違する部分について説明する。
【0042】
この場合の内方部材5は、車輪取付け用フランジ8を有するハブ輪9と、その内端に突き合わされた外側内輪11a,その内端に突き合わされた内側内輪11bとにより構成される。また、外側内輪11aに外側転走面4が形成され、その外側内輪11aと外方部材3との間にシール部材21が介在される。
【0043】
ハブ輪9の内径面にスプライン12が形成され、これに係合するスプライン12’が等速自在継手7の継手軸部17の先端部に形成される。
【0044】
上記の外側内輪11aと内側内輪11bの突き合わせ面27の内径面に、外側内輪11aと内側内輪11bにわたる嵌合溝28が設けられ、その嵌合溝28に連結部材29は嵌着される。嵌合溝28と連結部材29の詳細は前記の場合と同様である。
【0045】
上記の第2実施形態において、等速自在継手7を分離する際は、外側内輪11aが外側転動体6を介して外方部材3に係合されており、内側内輪11bは前記の連結部材29により外側内輪11aに連結されているので、内側内輪11bが継手軸部17と共に引き抜かれることがない。
【0046】
上記以外の構成及び作用は前記の第1実施形態の場合と同一であるので、同一部分には同一の符号を付して示すにとどめ、その説明を省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上のように、この発明は車輪軸受装置の内方部材を構成するハブ輪と内輪を連結部材により連結した構成、又は外側内輪と内側内輪とを連結部材により連結した構成を採用したことにより、補修時等において等速自在継手を分離する際に内輪(又は内側内輪)が共に引き抜かれることがない。このため、ハブ輪と内輪(又は外側内輪と内側内輪)を継手軸部の外径面に直接嵌合することができ、従来内輪を外嵌させるために設けられていたハブ輪の内径側の肉厚を不要とすることができる。その結果、装置の軽量化をはかることができ、また継手軸部のスプライン径の大径化をはかることができる。
【0048】
なお、継手軸部を中空に形成することによっても、装置の軽量化に資することができる。
【0049】
また、等速自在継手の外輪に摺接面を設けた構成により、速度検知用のパルサリング及びセンサを内蔵化することができ、速度検知の信頼性を向上することができる。また、速度検知用部材の内蔵化により、等速自在継手、ブレーキロータ、ナックルと合わせ、車輪軸受装置のモジュール化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の一部省略断面図
【図2】(a)同上の一部拡大断面図
(b)同上の連結部材の断面図
(c)(b)図の連結部材の正面図
【図3】(a)同上の他の連結部材の断面図
(b)(a)図の連結部材の正面図
【図4】第2の実施形態の一部省略断面図
【図5】従来例の一部省略断面図
【符号の説明】
1 フランジ
2 外側転走面
2’ 内側転走面
3 外方部材
4 外側転走面
4’ 内側転走面
5 内方部材
6 外側転動体
6’ 内側転動体
7 等速自在継手
8 フランジ
9 ハブ輪
11 内輪
12 雌スプライン
12’ 雄スプライン
13 ブレーキロータ
14 ナックル
15 ボルト
16 外輪
17 継手軸部
18 ねじ軸部
19 固定用ナット
20 パルサリング
21 外側シール部材
21’ 内側シール部材
23 内輪
24 保持器
25 車輪取付け用ボルト
27 突き合わせ面
28 嵌合溝
28a,28b 連結溝
29 連結部材
31 係合つば
32 欠円部
33 切欠き部
34 底壁
35 ねじ部
36 摺接面
37 固定ボルト
38 センサ

Claims (4)

  1. 外径面に車体取付け用フランジ(1)及び内径面に複列の転走面(2)(2’)を有する外方部材(3)と、外径面に車輪取付け用フランジ(8)及び上記各転走面(2)(2’)に対向する複列の転走面(4)(4’)を有する内方部材(5)と、上記外方部材(3)と内方部材(5)の各転走面間に介在された外側転動体(6)と内側転動体(6’)と、上記内方部材(5)の内径面に嵌合固定された等速自在継手(7)と、上記外方部材(3)の車体取付け用フランジ(1)に固定されたナックル(14)と、上記内方部材(5)の車輪取付け用フランジ(8)に取付けられたブレーキロータ(13)からなり、前記等速自在継手(7)の継手軸部(17)を上記内方部材(5)の内径面に挿入するとともにその継手軸部(17)に形成された雄スプライン(12’)を上記内方部材(5)の内径面に形成された雌スプライン(12)に係合させてなるモジュール化された車輪軸受装置において、上記内方部材(5)を上記の車輪取付け用フランジ(8)を有するハブ輪(9)と、そのハブ輪(9)の内端に突き合わされた内輪(11)とにより構成し、上記ハブ輪(9)と内輪(11)の突き合わせ端部を連結手段により連結一体化し、上記等速自在継手(7)の外輪(16)と一体の継手軸部(17)の先端から該外輪(16)の底壁までの間を中空に形成し、その中空部分の開放側先端部内周面に雌ねじ部(35)を形成し、上記雌スプライン(12)を上記ハブ輪(9)の内径面において上記突き合わせ面(27)から軸方向に所要寸法離れた位置に形成するとともに上記雄スプライン(12’)を前記雌スプライン(12)の位置に合わせて形成し、上記の継手軸部(17)の雌ねじ部(35)に固定ボルト(37)を螺入して該継手軸部(17)を上記ハブ輪(9)に固定したことを特徴とする車輪軸受装置。
  2. 上記の連結手段が、有端又は無端の環状の連結部材(29)でなり、その両側縁に外向きの係合つば(31)(31)を有し、各係合つば(31)を上記突き合わせ端部の両側に形成された連結溝(28a)(28b)に係合したことを特徴とする請求項1に記載の車輪軸受装置。
  3. 上記等速自在継手(7)の外輪(16)の外径面にシール部材(21’)の摺接面(36)を形成し、該摺接面(36)と上記内側転動体(6’)との間にパルサリング(20)を装着したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車輪軸受装置。
  4. 上記ナックル(14)の内径面に装着されたセンサ(38)を上記のパルサリング(20)に対向させ、上記シール部材(21’)を上記センサ(38)の一部に取付けてなる請求項に記載の車輪軸受装置。
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