JP3867277B2 - 巻き上げ機 - Google Patents

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Description

この発明は、山越器上を移動(走行)する巻き上げ機に関する。
道床の上にレールが敷設された鉄道において、既設レールを新しいレールに交換するにあたっては、従来よりの既設レールの外側方の道床に、既設レールと略平行に新レールを仮置し、山越器を既設レールに跨った状態にセットし、そして、既設レールを該山越器上に載置の巻き上げ機のックに引っ掛け、所定量を持ち上げた後に、巻き上げ機を引っ張って、該巻き上げ機を移動させ、もってレールを移動する。そして既設のレールを降ろした後に、新レールを引っ掛けて既設レールのあった位置まで戻し、枕木の上に設置することでレールが交換される。
山越器は、並設する2本の横架部材と、その両端に設けられた脚部とより成る門形の構造物である。そして、図7に示すように、この山越器の上を走行する巻き上げ機Aは、巻き上げ機本体Bと、その下方に設けられた車輪Eとより成り、この車輪Eが並設する2本の横架部材D,D上を移動する。この移動は手動で引っ張って行なわれる。この種の山越器及び巻き上げ機として、特許文献1を挙げることができる。
特開平9−164946号公開公報
山越器を用いてレールを移動させる際に、1.5トンを越えるような重量がロードチェーンHを介して山越器に掛かり、この重量で2本の横架部材D,Dが下方へ沈み込む。この沈み込んだ2本の横架部材D,Dは、矢印のように移動し、その間の隙間Cが狭まってしまう。この結果、2本の横架部材D,D間を通って設けられているロードチェーンHを案内している短い案内筒Gに、その横架部材D,Dの側面が当たり、その接触抵抗により巻き上げ機Aの移動が渋り、最悪の場合には移動が出来なくなってしまう不都合が生じていた。また、案内筒Gはあるが短いために、巻き上げ機Aが2本の横架部材D,Dから脱落する危険もあった。
そこで、この発明は、山越器の構造を変えることなく、2本の横架部材の隙間を保つ手段を車輪に設けることで、2本の横架部材による案内筒との接触を防いで、巻き上げ機の移動を確実ならしめたものである。
この発明係る巻き上げ機は、並設する2本の横架部材と、この横架部材の両端を支える脚部とより成る山越器の前記横架部材上を移動する巻き上げ機において、前記巻き上げ機は、その本体の下面に、移動のために前記2本の横架部材上に載置の車輪と、前記本体から伸縮するロードチェーンを案内し且つ前記2つの横架部材間に挿入されている案内筒と設けると共に、前記車輪は、その中央に前記した2つの横架部材間の隙間寸法と同等でしかも該車輪よりも大径のガイド部を設け、前記案内筒は、その下方への長さを前記横架部材の下面より下方へ突出しているか又は同等とすることにある(請求項1)。
これにより、山越器の並設する2本の横架部材上を移動する巻き上げ機の車輪は、該2本の横架部材に上に載るが、ガイド部は2本の横架部材間に入り込んでいる。したがって、移動すると、ガイド部は常に横架部材間の隙間を保持する働きをする。たとえ、横架部材が下方へ撓んで、その隙間が狭くなっても、ガイド部が押し広げて巻き上げ機の案内筒を干渉させず、容易に巻き上げ機の移動が行われる。そして、案内筒は横架部材の下面より下方へ突出しているか又は同等とすることから、案内筒が係止して巻き上げ機の脱落も防ぐことができる。巻き上げ機の車輪は金属製に(請求項2)、または樹脂製としている(請求項3)。金属製の場合には、ガイド部は2つのつばにより構成され、また、樹脂製の場合には、ガイド部は大径の車輪としている。
以上のように、この発明によれば、巻き上げ機の車輪のガイド部が2本の横架部材間に入り込んで、該隙間を押し広げる効果を持っており、巻き上げ機の案内筒は横架部材に干渉せずに、巻き上げ機の移動は容易に行われる。そして、長い案内筒が2本の横架部材に係して脱落も防ぐことができる。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1乃至図4において、巻き上げ機1は巻き上げ機本体2と走行部3とより構成され、前記巻き上げ機本体2は、ハンドチェーン5を備え、このハンドチェーン5の回転力を滑車構造(図示せず)を経て、フック7を有するロードチェーン6を伸縮させている。このロードチェーン6は、下記する走行部3の車輪保持フレーム9から垂下する案内筒19内に収納案内されている。
走行部3は、下方が開口の車輪保持フレーム9が前記巻き上げ機本体2の下部に固定されると共に、該車輪保持フレーム9の前後両端に車輪11,11が取付られている。この車輪11,11は山越器12上を走行するために、その長手方向寸法は、2本の横架部材13,13の巾寸法と、2本の横架部材13,13間の隙間Cの寸法Aを加えた数値となっている。
車輪11,11は、図3,図4にも示すように、円形鋼筒より成る本体11aと、その中心に設けられ、前記2本の横架部材13,13間の隙間Cの寸法Aとほぼ同寸法のガイド部15とより構成されている。このガイド部15は、2つのつば15a,15bと、前記本体11aに外嵌のパイプ15cとより成っている。
そして、車輪11,11は、中心に取付ボルト16が挿入されて、車輪保持フレーム9に取付られると共に、車輪11,11は軸受17により取付ボルト16に対して回動自在となっている。
なお、前記した車輪保持フレーム9は、その中心で縦方向に前記ロードチェーン6を案内する案内筒19が垂下されている。この案内筒19の短手方向の寸法は、2本の横架部材13,13間の隙間Cの寸法Aよりも少々短くなっている。また案内筒19の下方への長さは、前記横架部材13,13より下方に突出しているか、同等であることが好ましい。なお20は前記した巻き上げ機本体1に取付られた持ち運び用のハンドルである。
上述の構成において、レールを移動するために、山越器が所定場所に設置され、その後に巻き上げ機1が山越器12の2本の横架部材13,13上に載置される。当然ながら、その際案内筒19は、隙間C内に挿入されている。その後無端のハンドチェーン5を回動させ、フック7を降ろす。そして、レール(図示せず)を吊持し、ハンドチェーン5を回動し、所定量持ち上げたら、ハンドチェーン5を持ち、引っ張ることで巻き上げ機1が動きだす。
その際、1.5トンも山越器の横架部材13,13に掛かり、そのために、下方へ沈み、横架部材13,13が近接し、隙間Cの寸法Aが短くなる。しかし、車輪11,11のガイド部15,15が両横架部材13,13間に挿入されているので、両横架部材13,13の内側への動き(近接する)ことを許さず、寸法Aを保持することができる。したがって、両横架部材13,13が案内筒19に接することがなくなり、引っ張り時に巻き上げ機1の動きの渋りや、移動が停止することがない。 なお、車輪11,11のガイド部15,15が両横架部材13,13にて狭み付けられるが、接触面積がそれほど大きくないし、回転するために動きには問題とならない。
図6において、巻き上げ機1の第2番目の実施例が示され、この実施例2と前述した実施例1との相違点は、車輪11,11を樹脂化したことにある。樹脂としてナイロンが用いられる。この車輪11,11は、本体11aと、その中央に設けられ、2本の横架部材13,13間の隙間Cとガイド部15より成っている。このガイド部15は、その径の全て所定値拡大したもので、その軸方向寸法はほぼA寸法となっている。したがって、山越器の2本の横架部材13,13に巻き上げ機1が載置されると、車輪11,11のガイド部15が両横架部材13,13の隙間C内に入り込んで、両横架部材13,13の内側への動きが規制される。そして、2本の横架部材13,13と案内筒19と干渉せず、巻き上げ機1は渋りや停止なくスムーズに移動できる。なお、この実施例2にあっても、前記実施例1の作用効果と同一の作用を得ることができ、同一の部分は同一の番号を付して説明を省略している。
この発明に係る第1の実施例の巻き上げ機の正面図である。 同上の側面図である。 同上に用いられる車輪の長手方向に切断線を持つ正面図である。 同上の側面図である。 この発明に係る第2の実施例の巻き上げ機の側面図である。 同上に用いられる車輪の長手方向に切断線を持つ正面図である。 従来例の巻き上げ機の側面図である。
符号の説明
1 巻き上げ機
2 巻き上げ機本体
3 走行部
5 ハンドチェーン
6 ロードチェーン
7 フック
9 車輪保持フレーム
11 車輪
12 山越器
13 横架部材
15 ガイド部
19 案内筒

Claims (3)

  1. 並設する2本の横架部材と、この横架部材の両端を支える脚部とより成る山越器の前記横架部材上を移動する巻き上げ機において、
    前記巻き上げ機は、その本体の下面に、
    移動のために前記2本の横架部材上に載置の車輪と、
    前記本体から伸縮するロードチェーンを案内し且つ前記2つの横架部材間に挿入されている案内筒とを設けると共に、
    前記車輪は、その中央に前記した2つの横架部材間の隙間寸法と同等でしかも該車輪よりも大径のガイド部を設け、前記案内筒は、その下方への長さを、前記横架部材の下面より下方へ突出しているか又は同等とすることを特徴とする巻き上げ機。
  2. 前記車輪は金属性であることを特徴とする請求項1記載の巻き上げ機。
  3. 前記車輪は樹脂であることを特徴とする請求項1記載の巻き上げ機。
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