JP3866444B2 - 半導体装置及びその内部信号モニタ方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通常動作時には外部に出力されることのない内部信号をモニタするための内部信号モニタ機能を備えた半導体集積回路装置およびその内部信号をモニタする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体集積回路装置の特性評価や不良解析を行う場合、シリコンチップ上に形成された回路の内部信号をモニタするのが通例である。内部信号をモニタする方法として、回路配線にたとえばピコプローブを接触させて、オシロスコープなどで信号波形を観測する方法や、観測しようとする回路ノードに予めモニタ用のパッドを作り込んでおき、このモニタ用パッドに現れる信号波形をテスタなどで観測する方法がある。これらのモニタ方法によれば、シリコンチップを露出させた状態でしか内部信号をモニタすることができず、シリコンチップがパッケージに封入された状態ではモニタできない。
ところで、近年、微細化が押し進められる一方、信頼性の確保が益々重要な課題となっており、各種の信頼性試験が行われている。この信頼性試験で発生した不良を解析する場合、その不良を再現する必要がある。しかし、上述の方法によれば、パッケージを開封してシリコンチップを露出させる必要があり、この結果、シリコンチップ上に形成された回路の環境が変わり、不良が再現されなくなる場合がある。そこで、予め半導体集積回路装置に動作モードのひとつとして内部信号をモニタするためのテストモード(内部信号モニタ機能)を設けておき、このモードを起動させることにより内部信号を外部端子に出力させ、パッケージに封入した状態で内部信号を観測する方法が採られている。このテストモードは、ベンダーが不良解析時に使用するためのものであって、通常、ユーザーに開放されることはない。
【0003】
図1は、内部信号をモニタするモニタ機能を備えた半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。なお、図1は半導体メモリを例としている。
図1に示すように、パッド10には、外部から電源電圧の中間のレベルを持つ所定の基準信号が印加される。入力バッファー回路群30は、パッド10に印加された基準信号を参照して、外部からパッド群20に印加された入力信号ADR[0]〜ADR[n]の論理レベルを判別し、この入力信号をこの装置内部で取り扱うのに適した信号レベルに変換する。メモリ回路40は、通常動作時に機能する回路部分であり、入力バッファー回路群30を介して外部からアドレスを入力して所定の動作を行い、記憶データ(出力信号)を出力する。テストモード制御回路50は、この装置に、テストモードをエントリするためのものであり、入力バッファー回路群30を介して外部から入力された信号に基づき動作モードを判別し、テストモードを示すテスト信号を出力する。選択回路70は、テストモード制御回路50からのテスト信号が活性化されたとき、メモリ回路40の所定の内部ノード40Nに現れる内部信号を選択し、テスト信号が非活性化されたときに、メモリ回路40の正規の出力信号を選択する。
【0004】
従来装置によれば、通常動作時には、外部からの入力信号が入力バッファー回路群30を介してメモリ回路40に取り込まれ、メモリ回路40は所定の動作を行う。この場合、テストモード制御回路50からのテスト信号は非活性化されており、選択回路50はメモリ回路40の正規の出力信号を選択する。したがって、正規の出力が、パッド80を介して外部に出力される。
次に、メモリ回路40の内部信号をモニタする場合、外部から所定の条件(入力信号の組み合わせや信号を印加する順番)を満足するように、入力信号ADR[0]〜ADR[n]を設定する。これにより、テストモード制御回路50にテストモードがエントリされ、このテストモード制御回路50からのテスト信号が活性化される。テストモードがエントリされると、テスト信号が活性状態に維持され、選択回路60が内部信号を選択する結果、この内部信号のモニタが可能な状態となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常、半導体装置は、例えばprinted circuit board(PCB)上に、他のデバイスと共に搭載され、バスなどを共用する。この場合、バスを介して他のデバイスの動作ノイズが入力され、誤ってテストモードがエントリされる場合がある。一旦テストモードがエントリされると、テストモードを終了させるためのシーケンスが実行されない限り、テストモードが起動された状態に維持され、半導体装置が誤作動する。また、テストモードが誤ってエントリされると、半導体装置は正規の出力信号に代わって、内部信号を外部に出力してしまう。出力された内部信号を受けた他の半導体装置は、その動作が破綻する。具体的には、内部信号を出力した外部端子が、通常動作時に入力端子として機能する場合、この入力端子に接続されたバスを共用する他の半導体装置の入力レベルを阻害する。また、内部信号を出力した外部端子が、通常動作時に出力端子として機能する場合、この出力端子からの信号を入力する他のデバイスの入力レベルを阻害する。
この発明は、上記事情を考慮してなされたもので、内部信号をモニタするためのテストモードが誤って起動されることがなく、テストモードの起動に起因した誤作動を防止できる半導体集積回路装置およびその内部信号をモニタする方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明に係る半導体集積回路装置では、通常動作時、外部から供給される基準信号を参照するとともに、外部から供給される入力信号に基づいて動作する内部回路と、前記基準信号が、通常動作時の高レベルと低レベルとの間である中間レベルとは異なるテスト動作時の前記低レベルを満足したことを検出する検出回路と、前記検出回路の検出結果に基づいて、前記内部回路中の内部信号を外部に転送する転送回路と、を具備する。上記構成を有する半導体集積回路装置によれば、基準信号の電圧レベルを検出し、基準信号の電圧レベルが通常動作時の高レベルと低レベルとの間である中間レベルとは異なるテスト動作時の低レベルを満足したとき、内部回路中の内部信号を外部に転送する。このように基準信号の電圧レベルを利用して、内部回路中の内部信号を外部に転送するモード、たとえば内部信号をモニタするためのテストモードを起動するようにしたことで、通常動作時に内部信号が誤って出力されるような事情を解消することができる。よって、内部信号をモニタするためのテストモードが誤って起動されることがなく、テストモードの起動に起因した誤動作を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、基準信号を参照して外部から入力信号を取り込む高速型の入力バッファ回路を備えた半導体メモリを例とし、この発明の実施形態を説明する。なお、必要に応じて、各図に共通する要素に対して同一符号を付し、その重複する説明を省略する。
[第1の実施形態]
図2は、この発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図である。第1の実施形態にかかる半導体メモリは、外部から印加される基準信号10Sの電圧レベルを検出し、基準信号10Sの電圧レベルが通常動作モード時とは異なる電圧レベルを満足したとき、テストモードが起動される。
図2に示すように、メモリチップ1はパッケージ2に収容されている。チップ1にはパッド10、20、80が形成されている。パッド10、20、80はそれぞれ、パッケージ2に形成された外部端子3に電気的に接続されている。基準信号10Sは、外部から外部端子3を介してパッド10に印加される。アドレス信号などの入力信号ADR[0]〜ADR[n]は、外部から外部端子3を介してパッド群20に印加される。通常動作モード時、基準信号10Sの電圧レベルは、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の“L”レベルと“H”レベルとの中間レベル(たとえば電源電圧Vccの2分の1)に設定され、テストモード時、“L”レベルに設定される。入力信号ADR[0]〜ADR[n]は、入力バッファ回路30に供給される。
【0008】
入力バッファ回路30は、複数のコンパレータ33を含む。コンパレータ33はそれぞれ、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の論理レベルを、基準信号10Sを参照して判定する。さらに入力信号ADR[0]〜ADR[n]の信号レベル(電圧レベル)を、チップ1内部で取り扱うのに適したレベルに変換する。入力バッファ回路30の出力は、メモリ回路40およびテストモード制御回路50に供給される。
メモリ回路40は、入力バッファ回路30とともに、通常動作モード時に、装置本来の機能を実現するための内部回路を構成する。メモリ回路40は、テストモード時にモニタの対象とされる。通常動作モード時、メモリ回路40は、入力信号ADR[0]〜ADR[n]に基づき所定の動作を行う。たとえばリードモード時、メモリ回路40は、記憶データとして出力信号40Sを出力する。出力信号40Sは、装置本来の出力であり、以下、正規の出力信号と呼ぶ。また、テストモード時、メモリ回路40内部の所定ノード40Nに現れる内部信号40NSがモニタされる。内部信号40NSは、メモリ回路40が動的状態、および静的状態のいずれの場合でもモニタすることができる。メモリ回路40を動的状態、または静的状態のいずれかの状態とするかは、基準信号10Sの“L”レベルと、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の“L”レベルとの大小関係に応じて設定される。詳しくは後述する。
【0009】
テストモード制御回路50は、テストモード時、いくつかあるテストモードを、入力信号ADR[0]〜ADR[n]組み合わせに応じてエントリする。なお、テストモード時、内部信号40NSを外部端子3を介して出力するのみであれば、テストモード制御回路50は無くても良い。即ち、テストモード制御回路50は、チップ1に必要に応じて搭載される。
レベル検出回路60は、基準信号10Sが“L”レベルとなり、所定の電圧レベルを満足したことを検出し、所定の電圧レベルを満足したことを検出したとき、検出信号60Sを活性化する。
選択回路70は、検出信号60Sに基づきメモリ回路40の内部信号40NS、またはメモリ回路40の正規の出力信号40Sのいずれかを選択し、パッド80、外部端子3を介して、外部に転送する。選択回路70は検出信号60Sが活性化したとき、内部信号40NSを選択し、検出信号60Sが非活性化したとき、正規の出力信号40Sを選択する。
図3は、第1の実施形態にかかる半導体メモリを使用したメモリモジュールの一構成例を示すブロック図である。なお、図3は、メモリモジュールの一部分のみを示している。
【0010】
図3に示すように、printed circuit board(PCB)4上には、メモリチップ1を収容したパッケージ2(以下、便宜上、半導体メモリ2と呼ぶ)が複数搭載されている。これら半導体メモリ2はそれぞれ、PCB4上にプリントされたバス5を介して互いに接続され、メモリモジュールを構成している。また、PCB4上には、分圧回路6が搭載、または形成されている。分圧回路6は、電源電圧Vccを抵抗分割し、たとえば電源電圧Vccの2分の1の電圧レベルの基準信号10Sを生成する。基準信号10Sは、PCB4上に形成された配線7に供給される。配線7は、半導体メモリ2それぞれに接続されている。
また、分圧回路6および配線7は、基準信号10Sに、ノイズが含まれないようなノイズ対策が講じられている。したがって、同一のシステム、たとえばPCB4上に搭載された他のデバイスの動作がどのような状態であっても、基準信号10Sが、他のデバイスの動作の影響を受けることは、ほとんどない。
半導体メモリ2をテストするときには、たとえばPCB4から、テストしたい半導体メモリ2を取り外し、基準信号10Sが入力される外部端子に“L”レベルの信号を与えれば良い。
【0011】
次に、具体的な回路例を説明する。
図4(a)は、入力バッファ回路30に含まれるコンパレータ33の一回路例を示す回路図である。
図4(a)に示すように、コンパレータ33は、基準信号10Sと入力信号ADRとの信号レベルを比較して、その大小関係に応じた論理レベルを出力する。一回路例にかかるコンパレータ33は、周知のカレントミラー型の差動増幅器31と、差動増幅器31の出力を波形整形するためのインバータ32とから構成されている。
図4(b)は、レベル検出回路60の一回路例を示す回路図である。
図4(b)に示すように、一回路例にかかるレベル検出回路60は、“L”レベル側(接地電位側)にシフトされた入力しきい値を有するCMOS型のインバータ61と、インバータ61の出力を波形整形するためのバッファ62とからなる。レベル検出回路60は、基準信号10Sがインバータ61の入力しきい値よりも低くなったとき、検出信号60Sを活性化して“H”レベルを出力し、基準信号10Sが所定の電圧レベルを満足したことを検出する。インバータ61は、電流経路を互いに直列に接続した3個のpチャネル型MOSトランジスタ(以下PMOS)と、1個のnチャネル型MOSトランジスタ(以下NMOS)とからなる。PMOSの相互コンダクタンスは、NMOSの相互コンダクタンスに対して、相対的に小さく設定されている。これにより、インバータ61の入力しきい値は、“L”レベル側にシフトされている。
【0012】
図4(c)は、選択回路70の一回路例を示す回路図である。
図4(c)に示すように、一回路例にかかる選択回路70は、内部信号40NSをパッド80に転送するためのトランスファゲート71と、正規の出力信号40Sをパッド80に転送するためのトランスファゲート72と、検出信号60Sのレベルを反転させ、逆相の信号を得るためのインバータ73とを含む。トランスファゲート71、72はそれぞれ、検出信号60Sに基づき、相補的に導通する。また、トランスファゲート71、72は各々、電流通路を互いに並列に接続したPMOSおよびNMOSからなり、これらPMOSおよびNMOSの導通状態は、検出信号60Sにより同時に制御される。
図5は、メモリ回路40の一構成例を示すブロック図である。なお、一構成例は、パケット入力型のメモリ回路を示している。
図5に示すように、メモリ回路40は、クロックバッファ41を介して入力されるクロック信号CLKに同期して、コマンド信号CMDに基づき、所定の動作を実行するように構成されている。クロック信号CLK、コマンド信号CMDは、入力信号ADR[0]〜ADR[n]として、外部から入力される。コマンドデコーダ42は、コマンド信号CMDをデコードして動作モードを解読する。ライト信号の活性/非活性によりライトモード/リードモードの動作モードを選択する。モードレジスタ43は、例えばマスク機能やバースト長の設定などの特殊な動作モードに用いられる。コントロール信号ジェネレータ45は、モードレジスタ43が定める動作モードに基づき、コマンドデコーダ42のデコード信号から、各種の制御信号を生成する。アドレスジェネレータ44は、コマンドデコーダ42のデコード信号からアドレスを生成する。メモリブロック46は、ロウデコーダ、カラムデコーダ、メモリセルアレイ、センスアンプを含む。ロウデコーダおよびカラムデコーダはアドレスをデコードし、メモリセルアレイ上のメモリセルを特定する。特定されたメモリセルのデータは、リードモード時、ビット線(図示せず)、センスアンプ、データバッファ48、およびI/Oバッファ49を介して出力信号40Sとして出力される。レベルジェネレータ47は、たとえばビット線をプリチャージするための所定のDCレベルを生成し、電源投入時に活性化する電源投入信号PWRONによりセットされる。
【0013】
なお、図2に示すメモリ回路40の所定ノード40Nは、モニタの対象とされる内部信号が現れるノードであれば任意である。第1の実施形態では、この所定ノード40Nの一例として、レベルジェネレータ47が生成するDCレベルの信号が現れるノードを選び、このDCレベルの信号を内部信号40NSとしてモニタするものとしている。
次に、動作を説明する。
図6は、第1の実施形態にかかる半導体集積回路装置の動作を示すタイミングチャートである。
[通常動作モード]
図6に示すように、通常動作モード時、基準信号10Sは、所定の中間のレベル(たとえば電源電圧の2分の1)に設定される(t10)。レベル検出回路60は、中間のレベルの基準信号10Sを“H”レベルと検出する。インバータ61の入力しきい値が“L”レベル側にシフトされているためである。これにより、検出信号60Sは非活性化されて“L”レベルとなる。検出信号60Sが“L”レベルとなることで、選択回路70は、メモリ回路40の正規の出力信号40Sを選択する。
このとき、入力バッファ回路30は、中間のレベルの基準信号10Sを参照して、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の論理レベルを判定する。基準信号10Sのレベルは、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の“L”レベルと“H”レベルとの間に設定されている。このため、入力バッファ回路30から出力される論理信号には、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の論理レベルが反映される。これらの論理信号が入力されたメモリ回路40は、通常動作を行い、その動作モードに応じた出力信号40Sを出力する。このようにして通常動作モード時、正規の出力信号40Sが、選択回路70およびパッド80を介して外部に出力される。
【0014】
[テストモード]
次に、テストモードを起動して、内部信号40NSをモニタする場合、外部の基準信号10Sを、インバータ61の入力しきい値以下の“L”レベルに設定する(t11)。この場合、レベル検出回路60は、基準信号10Sが所定の電圧レベルを満足したことを検出する。これにより、検出信号60Sは活性化されて“H”レベルとなる。検出信号60Sが“H”レベルとなることで、選択回路70は、メモリ回路40の内部信号40NSを選択する。
ここで、基準信号10Sの“L”レベルが、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の“L”レベルよりも低く設定されたとき、入力バッファ回路30は、入力信号ADR[0]〜ADR[n]を全て“H”レベルと判定する。この結果、入力バッファ回路30からの論理信号が全て“H”レベルに固定される。これらの論理信号が入力されたメモリ回路40は静的状態、つまり静止した状態に保持される。この状態で、内部信号40NSが、選択回路70およびパッド80を介して外部に出力される。このようにして、メモリ回路40を静止させた状態で、内部信号40NSをモニタすることができる。
また、基準信号10Sの“L”レベルが、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の“L”レベルよりも高く、かつインバータ61の入力しきい値よりも低く設定されたとき、入力バッファ回路30は、入力信号ADR[0]〜ADR[n]の論理レベルに応じた論理信号を出力する。これらの論理信号が入力されたメモリ回路40は動的状態、つまり動作した状態に保持される。この状態で、内部信号40NSが、選択回路70およびパッド80を介して外部に出力される。このようにして、メモリ回路40を動作させた状態で、内部信号40NSをモニタすることができる。
【0015】
テストモードから通常動作に戻る場合、基準信号10Sを、所定の中間のレベルに戻す(t12)。この結果、選択回路70は、正規の出力信号40Sを選択し、正規の出力信号40Sをパッド80を介して外部に出力する。
第1の実施形態では、内部信号40NSをパッド80を介して外部に出力するものとしたが、パッド80に接続される外部端子は、通常動作時に入力端子として使用されるもの、通常動作時に出力端子として使用されるもののいずれでも良い。また、non connection(NC)端子など、余剰の外部端子でも良い。
また、レベル検出回路60は基準信号10Sが“L”レベルに設定されたとき、検出信号60Sを活性化するものとした。しかし、レベル検出回路60は基準信号10Sが“H”レベルに設定されたとき、検出信号60Sを活性化するように構成しても良い。つまり、基準信号10Sは、通常動作時に基準信号10Sが設定される中間レベルと異なる電圧レベルであって、レベル検出回路60により検出可能な電圧レベルであれば良い。
第1の実施形態によれば、同一システム上、たとえばPCB4上で、ノイズに対して保護されている基準信号10Sの電圧レベルに基づき、テストモードを起動する。このため、たとえばPCB4上に搭載された他のデバイスの動作に起因して、テストモードが誤って起動されることがない。また、基準信号10S用の外部端子を、テストモード起動用の外部端子とを共用することができ、内部信号40NSをモニタするための専用の外部を設ける必要もない。
【0016】
[第2の実施形態]
図7は、この発明の第2の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図である。第2の実施形態にかかる半導体メモリは、外部から印加される複数の基準信号10S、110Sの電圧レベルを検出し、基準信号10S、110Sそれぞれの電圧レベルが通常動作モード時とは異なる電圧レベルを満足したとき、テストモードが起動される。
図7に示すように、パッド10には外部から基準信号10Sが印加され、パッド110には基準信号110Sが印加される。パッド群20には外部から入力信号が印加される。通常動作モード時、基準信号10Sの電圧レベルは、パッド群20に印加される入力信号の“L”レベルと“H”レベルとの間に設定され、テストモード時、“L”レベルに設定される。また、通常動作モード時、基準信号110Sの電圧レベルは、バスにターミネーションレベルを与える中間レベルに設定され、テストモード時、“L”レベルに設定される。
メモリ回路41は、メモリ回路40と同様に構成され、パッド群20に印加された入力信号が、入力バッファ回路30を介してアドレスとして入力され、データとして出力信号41Sなどを出力する。出力バッファ回路120は、複数のコンパレータ133を含む。コンパレータ133は、メモリ回路41の出力信号の論理レベルを、基準信号110Sを参照して判定する。そして、この論理レベルに基づきパッド群130を駆動する。
【0017】
レベル検出器600は、基準信号10Sおよび110Sがともに、所定の電圧レベルを満足したことを検出し、所定の電圧レベルを満足したことを検出したとき、検出信号600Sを活性化する。レベル検出器600は、レベル検出回路601、602およびAND回路603からなる。レベル検出回路601、602それぞれの回路構成は、レベル検出回路60と同様である。レベル検出回路601は、基準信号10Sが所定の電圧レベルを満足したことを検出したとき、検出信号601Sを活性化する。また、レベル検出回路602は、基準信号110Sが所定の電圧レベルを満足したことを検出したとき、検出信号602Sを活性化する。AND回路603は、検出信号601S、602Sがそれぞれ入力されるNANDゲートと、その出力レベルを反転させるインバータとからなる。AND回路603は、検出信号601Sと検出信号602Sとの論理積を演算して検出信号600Sを出力する。選択回路710は、選択回路70と同様に構成され、検出信号600Sに基づき、メモリ回路41の内部ノード41Nに現れる内部信号41NS、または正規の出力信号41Sを選択し、パッド810を介して外部に出力する。
【0018】
次に、動作を説明する。
図8は、第2の実施形態にかかる半導体集積回路装置の動作を示すタイミングチャートである。
[通常動作モード]
通常動作モード時、基準信号10Sおよび110Sはそれぞれ、所定の中間レベルに設定される(t20)。この結果、検出信号601S、602Sはそれぞれ非活性化され、これら検出信号601S、602Sを受けるAND回路603は、その出力、即ち検出信号600Sを非活性化する。したがって、選択回路710は、メモリ回路41の正規の出力信号41Sを選択して出力する。
[テストモード]
基準信号10Sのみが“L”レベルに設定されると(t21)、検出信号601Sが活性化される。しかし、基準信号110Sが“L”レベルに設定されていないので、検出信号602Sは活性化されない。この結果、AND回路603は、検出信号600Sを非活性化された状態に維持する。したがって、選択回路710は、正規の出力信号41Sを、引き続き選択する。
次いで、基準信号110Sが“L”に設定されると(t22)、検出信号602Sが活性化される。この結果、AND回路603は、検出信号600Sを活性化する。したがって、選択回路710は、DCレベルの内部信号41NSを選択して外部に出力する。即ち、テストモードが起動された状態となる。
【0019】
また、基準信号10Sが中間レベルに回復されると(t23)、検出信号601Sが活性化される。この結果、検出信号600Sは非活性化され、選択回路710は正規の出力信号41Sを選択する。即ち、通常動作モードに戻る。
次いで、基準信号110Sがターミネーションレベルを与える中間レベルに回復されると(t24)、出力バッファ回路120は、メモリ回路41の出力信号の論理レベルを判定してパッド群130を駆動し、メモリ回路41の出力信号を外部に出力する。
第2の実施形態によれば、2種類の基準信号10Sおよび110Sがともに“L”レベルに設定されて所定の電圧レベルを満足した場合にのみ、装置がテストモードで動作する。したがって、通常動作モード時、基準信号10S、110Sの一方に、たとえばノイズが与えられ、異常な電圧レベルとなっても、基準信号の他方が正常である限り、テストモードが誤って起動されることがない。このため、通常動作モード時の動作が極めて安定する。
なお、この実施形態では、基準信号10Sおよび110Sがともに“L”レベルに設定された場合、テストモードが起動されるものとしたが、これに限られることはなく、それぞれ“L”レベルまたは“H”レベルのいずれかに設定されるようにしても良い。
【0020】
[第3の実施形態]
図9は、この発明の第3の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図である。第3の実施形態にかかる半導体メモリは、外部から印加される基準信号10Sが所定の電圧レベルを満足したことに加え、外部から印加される入力信号ADR[0]〜ADR[n]が所定の組み合わせとなったことを判別して、テストモードを起動する。
図9に示すように、レベル検出回路610は、前述のレベル検出回路60と同様に構成され、パッド10に印加された基準信号10Sが“L”レベルとなり、所定の電圧レベルを満足した場合に検出信号610Sを活性化して出力する。
判別回路(テストモード制御回路)200は、入力バッファ回路30を介して外部から入力された入力信号ADR[0]〜ADR[n]の組み合わせを判別する。そして、入力信号ADR[0]〜ADR[n]が、所定の組み合わせのときに、判別信号200Sを活性化させて出力する。AND回路611は、検出信号610Sおよび判別信号200Sが入力されるNANDゲートと、NANDゲートの出力を反転させるインバータとを含む。AND回路611は、検出信号610Sと判別信号200Sとの論理積を演算して検出信号611Sを出力する。
【0021】
選択回路720は、前述の選択回路70と同様に構成され、検出信号611Sに基づきメモリ回路40の内部信号40NS、またはその正規の出力信号40Sを選択し、パッド820を介して外部に出力する。
図10は、判別回路200の一回路例を示す回路図である。
図10に示すように、判別回路200は、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]の組み合わせを判別する。そして、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]の論理値が所定の組み合わせとなったときに、テスト信号T1、またはテスト信号T2を活性化する。
判別回路200は、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]のレベルを反転させるインバータ群201と、インバータ群201からの信号(入力信号の反転信号)をクロック信号CLOCKに基づき転送するトランスファーゲート回路群202と、これらトランスファ回路群202により転送された入力信号を保持するフリップフロップ回路群203と、フリップフロップ回路群203に保持された入力信号をデコードしてテスト信号T1またはT2を出力するゲート回路204とからなる。
【0022】
テスト信号T1は、判別信号200Sとして判別回路200からAND回路611に与えられる。この例では、フリップフロップ回路群203に保持された入力信号ADR[0]〜ADR[2]が全て“H”レベル(論理値1)の組み合わせ(所定の組み合わせ)となったときに、テスト信号T1(判別信号200S)が活性化される。また、入力信号ADR[2]のみが“L”レベル(論理値0)の組み合わせとなったときにテスト信号T2が活性化される。フリップフロップ回路群203の回路状態は、電源投入信号PWRONによりセットされる。
次に、判別回路200の動作を説明する。
図11は、判別回路200の動作を示すタイミングチャートである。
図11に示すように、装置の電源を立ち上げると、電源投入信号PWRONが所定の期間、“L”レベルに固定される。これにより、判別回路200の回路状態が強制的にリセットされ、テスト信号T1、T2がともに非活性状態に初期化される(t30)。
次いで、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]が全て“H”レベル(論理値1)にセットアップされ(t31)、クロック信号CLOCKが立ち上げられると(t32)、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]がインバータ回路群201およびトランスファゲート回路群202を介してフリップフロップ回路群203に取り込まれる。この場合、ゲート回路204は、フリップフロップ回路群204に取り込まれた論理値1の組み合わせ(所定の組み合わせ)からなる入力信号をデコードして、テスト信号T1(判別信号200S)を活性化する。
【0023】
また、入力信号ADR[2]のみが“L”レベル(論理値0)にセットアップされた場合(t33)、クロック信号CLOCKが立ち上がって(t34)、この入力信号がフリップフロップ回路群203に取り込まれる。この結果、ゲート回路204はテスト信号T2を活性化し、テスト信号T1を非活性化する。
さらに入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]が全て“L”レベル(論理値0)にセットアップされた場合(t35)、テスト信号T1、T2がともに非活性化される。判別信号200Sとしてテスト信号T2を用いる場合には、入力信号ADR[2]のみが“L”レベル(論理値0)となる入力信号の組み合わせを所定の組み合わせとすれば良い。
次に、第3の実施形態にかかる半導体メモリの動作を説明する。
図12は、この発明の第3の実施形態にかかる半導体メモリの動作を示すタイミングチャートである。
[通常動作モード]
図12に示すように、通常動作モード時、基準信号10Sは、所定の中間のレベルに設定される(t40)。これにより、検出信号610Sが“L”レベルに固定され、検出信号611Sが非活性化される。検出信号611Sを受けた選択回路720は、メモリ回路40の正規の出力信号40Sを選択する。
【0024】
[テストモード]
次に、基準信号10Sが“L”レベルに設定されると(t41)、検出信号610Sが活性化される。続いて、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]が全て“H”レベル(論理値1)にセットアップされ、これら入力信号が所定の組み合わせとされる(t42)。続いて、クロック信号CLOCKが立ち上げられると(t43)、判別回路200は、これら入力信号の組み合わせを判別して判別信号200Sを活性化する。これら活性化された検出信号610Sおよび判別信号200Sを受けたAND回路611は、検出信号611Sを活性化する。この結果、選択回路720は、メモリ回路40の内部信号40NSを選択する。
次に、通常動作モードに戻る場合、基準信号10Sが中間レベルに再設定される(t44)。これにより、検出信号611Sが非活性化され、選択回路720は、メモリ回路40の正規の出力信号40Sを選択する。このとき、判別回路200を構成するフリップフロップ回路群203には、所定の組み合わせの入力信号が取り込まれており、判別信号200Sが活性化された状態に維持される。したがって、仮にこの状態で基準信号10Sが“L”レベルになると、テストモードが再起動される。
【0025】
そこで、基準信号10Sのみによるテストモードの再起動を避ける必要がある場合には、外部からの入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]を“L”レベル(論理値0)に設定して、判別回路200に入力する。これにより、判別回路200の回路状態は、電源投入時と同様の初期状態に設定され、基準信号10S、入力信号ADR[0]、ADR[1]およびADR[2]とが所定の条件を満足した場合にのみテストモードが起動される。
[第4の実施形態]
図13は、この発明の第4の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図である。
上述した第1の実施形態において、図13に示すように、メモリ回路40に内蔵された出力バッファ回路40Bが、基準信号10Sを参照してメモリ回路40の内部の出力信号400Sの論理レベルを判別し、この判別結果に基づき出力信号40Sを出力するようにしても良い。これにより、テストモード時に内部の出力信号400Sが変化しても、出力バッファ回路40Bがスイッチング動作することがない。よって、出力バッファ回路40Bの動作ノイズの発生を迎えることができる。したがって、出力バッファ回路40Bの動作ノイズの影響を受けることなく、内部信号40NSを精度良くモニタすることが可能となる。
【0026】
なお、第4の実施形態は、第2、第3の実施形態にも適用できる。
また、第1〜第4の実施形態は、内部信号をモニタするためのテストモードを例示して説明したが、この発明は、他のテストモードを起動する場合にも応用することができる。
以上説明したように、この発明によれば、通常動作時に参照される外部からの基準信号の電圧レベルを検出して、テストモードを起動するようにしたので、他のデバイスの動作に起因してテストモードが誤って起動されることを抑制できる。よって、テストモードが不慮に起動されることによる装置の誤動作を防止することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、内部信号をモニタするためのテストモードが誤って起動されることがなく、テストモードの起動に起因した誤動作を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の半導体集積回路装置の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリを使用したメモリモジュールの一構成例を示すブロック図。
【図4】(a)は入力バッファ回路の一回路例を示す回路図。(b)はレベル検出回路の一回路例を示す回路図。(c)は選択回路の一回路例を示す回路図。
【図5】 メモリ回路の一構成例を示すブロック図。
【図6】 本発明の第1の実施形態にかかる半導体メモリの動作を示すタイミングチャート図。
【図7】 本発明の第2の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図。
【図8】 本発明の第2の実施形態にかかる半導体メモリの動作を示すタイミングチャート図。
【図9】 本発明の第3の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図。
【図10】 判別回路の一回路例を示す回路図。
【図11】 判別回路の動作を示すタイミングチャート図。
【図12】 本発明の第3の実施形態にかかる半導体メモリの動作を示すタイミングチャート図。
【図13】 本発明の第4の実施形態にかかる半導体メモリの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10、20、80、110、810、820・…パッド、30・…入力バッファ回路、40、41・…メモリ回路、60、601、602、610・…レベル検出回路、70、710、720・…選択回路、40B・…出力バッファ回路、700、710、720・…選択回路、603、611・…AND回路、200・…判別回路。
Claims (6)
- 通常動作時、外部から供給される基準信号を参照するとともに、外部から供給される入力信号に基づいて動作する内部回路と、
前記基準信号が、通常動作時の高レベルと低レベルとの間である中間レベルとは異なるテスト動作時の前記低レベルを満足したことを検出する検出回路と、
前記検出回路の検出結果に基づいて、前記内部回路中の内部信号を外部に転送する転送回路と、
を具備することを特徴とする半導体装置。 - 前記転送回路は、前記内部信号と、前記内部回路からの正規の出力信号とが入力され、前記検出回路の検出結果に基づいて、前記内部信号および前記正規の出力信号のいずれかを選択する選択回路を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記検出回路は複数あることを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置。
- 前記入力信号の組み合わせを判別する判別回路と、前記検出回路の検出結果に前記判別回路の判別結果を反映させる回路とを更に具備することを特徴とする請求項1乃至3記載の半導体装置。
- 前記内部回路は、前記正規の出力信号を外部端子に出力する出力バッファを含み、前記出力バッファは、前記基準信号を参照して前記正規の出力信号の論理レベルを判定し、この論理レベルに応じて前記外部端子を駆動することを特徴とする請求項1乃至4記載の半導体装置。
- 通常動作時、外部から供給される基準信号を参照するとともに、外部から供給される入力信号に基づいて動作する内部回路を有する半導体集積回路装置の内部信号をモニタする方法であって、
前記基準信号が通常動作時の高レベルと低レベルとの間である中間レベルとは異なるテスト動作時の前記低レベルを満足したことを検出したとき、通常動作時には外部に出力されることがない前記内部回路中の内部信号を外部に転送することを特徴とする半導体装置の内部モニタ方法。
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