JP3866184B2 - コンビネーションスイッチの誤操作防止構造 - Google Patents

コンビネーションスイッチの誤操作防止構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のステアリングコラムに取付けられ、ノブに切換スイッチが内蔵されたコンビネーションスイッチの誤操作防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンビネーションスイッチとして、下記特許文献1等が一般的に知られているが、複数の可動ノブ(例えば、ライティングノブ、フォグライトノブ等)を備えたコンビネーションスイッチが下記特許文献2等で提案されている。以下で3個の可動ノブを備えたコンビネーションスイッチを一例に説明する。
【0003】
図2(a)に示すように、コンビネーションスイッチ30は、第1,第2固定ノブ31,32と、第1,第2,第3可動ノブ33,34,35とを備えている。第1,第2固定ノブ31,32は、ステアリングコラム側に固定される。
【0004】
第1可動ノブ33は、第1固定ノブ31の図中右方側に僅かな隙間を介して第1固定ノブ31に隣接して配されており、停止ポジション(OFF),作動ポジション(ON)に回動切換えられることによって、リアワイパの動作を支配する。
【0005】
第2可動ノブ34は、第1可動ノブ33の図中右方側に僅かな隙間寸法を介して第1可動ノブ33に隣接して配されており、第3可動ノブ35が間欠ポジションに切換えられているときに、第2固定ノブ32に対し回動されることによって、予め定められた最短時間から最長時間の間で、フロントワイパの間欠休止時間を任意に支配する。
【0006】
第3可動ノブ35は、第2固定ノブ32の図中右方側に僅かな隙間を介して第2固定ノブ32に隣接して配されており、第2固定ノブ32に対して、停止ポジション(OFF),間欠ポジション(INT),低速ポジション(LO),高速ポジション(HI)に回動切換えされることによって、フロントワイパの動作を支配する。
【0007】
図2(b)に示すように、コンビネーションスイッチ30は、後方から、第1固定ノブ31,第1可動ノブ33,第2可動ノブ34,第2固定ノブ32,第3可動ノブ35の順に、後述するノブ支持部材36の同芯に配されている。
【0008】
図3に示すように、コンビネーションスイッチ30は、その軸方向の内側に筒状のノブ支持部材36を備えている。
そして、ノブ支持部材36の外周部に、第1可動ノブ33及び内部固定接点板部材37が配されている。第1可動ノブ33は、円筒形状であり、内周部に円筒形状に形成された回動支持部38がノブ支持部材36の外周部に回動自在に挿通支持されている。内部固定接点板部材37は、ノブ支持部材36に固定されている。
【0009】
第1可動ノブ33の第2可動ノブ34側には、内部固定接点板部材37との間に、回動節度手段39が配されている。
回動節度手段39は、第1可動ノブ33に設けられたボールホルダ40と、ボールホルダ40内に収容されたボール41及び戻しばね42と、内部固定接点板部材37に設けられたボール当接板部43とからなる。
ボールホルダ40は、第1可動ノブ33の円周方向に複数突設されており、内部固定接点板部材37側が開放された有底の円筒形状をなしている。そして、ボールホルダ40は、内部に収容された戻しばね42に蓄積された弾性反発力により、ボール41を内部固定接点板部材37のボール当接板部43に向けて付勢している。
内部固定接点板部材37のボール当接板部43は、ボールホルダ40に対応した円筒形状をなし、先端部に、節度発生用とする、山部(図示せず)及び谷部44が、円周方向の予め定められた範囲に形成されている。ここで、予め定められた範囲とは、第1可動ノブ33の回動ストロークに対応している。
【0010】
第1可動ノブ33の第1固定ノブ31側には、第1可動ノブ33の回動に伴って、第1固定ノブ31の端部に配された複数個のコンタクトプレートからなる固定接点板45に対して電気的に接離する複数個のコンタクタからなる可動接点部(図示しない)が備えられている。
可動接点部は、第1可動ノブ33が、停止ポジション,作動ポジションの各切換え位置に、節度発生手段39により節度感をもって切換回動された際に、コンタクタが、固定接点板45のコンタクトプレートに電気的に接続、遮断されることにより、固定接点板45に電気的に接続されるリアワイパ制御回路を、停止ポジションでは遮断し、作動ポジションでは導通させる。
【0011】
内部固定接点板部材37の第2可動ノブ34側には、第2可動ノブ34の回動切換えによって接離される間欠休止時間制御回路の固定接点板46が配されている。
【0012】
【特許文献1】
特開平10−233144号公報(第2−3頁、図2)
【特許文献2】
特開平11−312440号公報(第2−3頁、図1)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のコンビネーションスイッチ30では、第1可動ノブ33と第2可動ノブ34との間に、固定ノブが配されていない。これは、コンビネーションスイッチ30に、多数のノブを配する必要がある場合に、その全長を必要以上に長くしないようにするためである。
しかし、第2可動ノブ34を希望の位置にすることによって、間欠休止時間を設定してフロントワイパを作動させている際に、図3に示すように、第1可動ノブ33のみを回動させてリアワイパも作動させようとしたとき、同時に図中に矢印Fで示すように、第1可動ノブ33を第2可動ノブ34側に押圧する力が作用すると、第1可動ノブ33は、第2可動ノブ34に対し僅かな隙間寸法a1を介して配されてはいるが、図4に示すように、その際の押圧力Fによって、第1可動ノブ33の側面部が第2可動ノブ34の側面部に衝突し、互いの間に摩擦が生じる。その結果、第2可動ノブ34が第1可動ノブ33といっしょに回動してしまう誤操作の状態になることがある。これによって、ノブを操作した人の希望とは異なるフロントワイパの動作が起こり、不信感を招くおそれがある。
【0014】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができるコンビネーションスイッチの誤操作防止構造を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造は、ステアリングコラム側に固定される軸と、前記軸に固定された固定ノブと、前記軸に対して回動切換されることによって第1の回路を切換える第1可動ノブと、前記第1可動ノブに隣接して配され、前記軸に対して回動切換されることによって第2の回路を切換える第2可動ノブと、前記第1可動ノブと第2可動ノブとの間に配され軸に固定された内部固定接点板部材と、を備えたコンビネーションスイッチの誤操作防止構造であって、前記内部固定接点板部材または前記第1可動ノブに、前記第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動または前記第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動を阻止する衝突防止機構を備え、前記衝突防止機構は、前記内部固定接点板部材または前記第1可動ノブの一部に形成され、該第1可動ノブが前記第2可動ノブ側に軸方向に移動する際に該第1可動ノブまたは該内部固定接点板部材に当接するリブ状突起からなることを特徴とする。
【0018】
上記構成のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造によれば、第1可動ノブが回動操作される際における第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動及び第2可動ノブが回動操作される際における第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動が、内部固定接点板部材または第1可動ノブに備えた衝突防止機構によって阻止される。
したがって、第1可動ノブを回動操作した際に、第1可動ノブは、内部固定接点板部材または第1可動ノブの衝突防止機構によって、第2可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。また、第2可動ノブを回動操作した際に、第2可動ノブは、内部固定接点板部材または第1可動ノブの衝突防止機構によって、第1可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
また、上記構成のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造によれば、第1可動ノブが第2可動ノブ側に軸方向に移動する際に、内部固定接点板部材または第1可動ノブの一部に形成されたリブ状突起が第1可動ノブまたは内部固定接点板部材に当接することによって、第1可動ノブの第2可動ノブへの衝突が阻止される。したがって、リブ状突起は、内部固定接点板部材または第1可動ノブを作成する際に同時に形成されるため、従来の金型に対する僅かな変更のみによって作成される。これにより、工数を増加することなく、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0019】
また、請求項2記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造は、請求項1に記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造において、前記衝突防止機構は、前記第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動許容量及び、前記第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動許容量を、該第1可動ノブと第2可動ノブとの間の隙間寸法よりも小さくするように配されていることを特徴とする。
【0020】
上記構成のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造によれば、衝突防止機構によって、第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動許容量及び、第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動許容量が、第1可動ノブと第2可動ノブとの間の隙間寸法よりも小さくされる。
したがって、第1可動ノブを回動操作した際に、第1可動ノブは、第2可動ノブに対する隙間寸法よりも小さい移動許容量によって回動されるため、第2可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。また、第2可動ノブを回動操作した際に、第2可動ノブは、第1可動ノブに対する隙間寸法よりも小さい移動許容量によって回動されるため、第1可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造の一実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造における要部断面図である。
【0024】
図1に示すように、本実施形態のコンビネーションスイッチ10は、第1,第2固定ノブ11,12と、第1,第2,第3可動ノブ13,14,15と、ノブ支持部材(軸)16と、内部固定接点板部材17と、回動節度機構18と、誤操作防止構造を構成する衝突防止機構19と、を備えている。
【0025】
第1固定ノブ11は、円筒形状に形成されており、中央部がノブ支持部材16に固定されている。ノブ支持部材16は、円筒形状に形成されており、その内周部に、ステアリングコラムに固定された図示しないシャフトが挿通されてシャフトに固定される。
第1固定ノブ11の先端部には、第2可動ノブ14の回動切換えによって、間欠休止時間制御回路(第2の回路)における間欠休止時間を任意に設定するためのコンタクトプレートを配した第1固定接点板20が固定されている。
【0026】
第2固定ノブ12は、第2可動ノブ14と第3可動ノブ15との間に僅かな隙間を介して配されており、第1固定ノブ11と同様にしてノブ支持部材16に固定されている。
【0027】
第1可動ノブ13は、第1固定ノブ11に対して図中左方側に僅かな隙間を介して第1固定ノブ11に隣接して配されているとともに、第2可動ノブ14に対して図中右方側に隙間寸法A1を介して第2可動ノブ11に隣接して配されている。
第1可動ノブ13は、本体部13aと、本体部13aの外周部に形成された操作部13bと、本体部13aの内周部に形成された筒部13cと、回動節度機構18の一部を構成するボールホルダ13dとを備えている。
【0028】
本体部13aは、円板形状に形成されており、第1固定ノブ11側に、第1固定ノブ11に固定された第1固定接点板20に配されたコンタクトプレートに対して電気的に接離可能なコンタクタを有する可動接点部(図示しない。)が備えられている。
【0029】
操作部13bは、第1可動ノブ13を回動切換えする際に、人の手によって押される部分である。操作部13bの軸方向の先端部は、内部固定接点板部材17の外周部に配される。この操作部13bには、円周上の一部に、軸方向に板状をなす突起部が突出形成されても良い。
【0030】
筒部13cは、ノブ支持部材16に回動自在に挿通されており、軸方向の先端部に、衝突防止機構19において機能する内部固定接点板部材17への当接部13eになっている。
【0031】
ボールホルダ13dは、本体部13aの円周方向に複数突設されており、内部固定接点板部材17側が開放された有底の円筒形状をなしている。そして、ボールホルダ13d内に、回動節度機構18の他の一部を構成する戻しばね21,ボール22が収容されている。ボール22は、戻しばね21に蓄積された弾性反発力により、内部固定接点板部材17に向けて付勢されている。
【0032】
第1可動ノブ13は、第1固定ノブ11に対して、停止ポジション(OFF),作動ポジション(ON)に回動切換えられることによって、リアワイパ制御回路(第1の回路)を遮断,導通させてリアワイパの動作を支配する。
【0033】
内部固定接点板部材17は、第1可動ノブ13よりも小さい外径寸法をもつ円筒形状に形成されている。内部固定接点板部材17は、本体部17aと、本体部17aの内周部に形成された筒部17bと、回動節度機構18の他の一部を構成するボール当接板部17cと、衝突防止機構19の一部を構成するリブ状突起17dとを備えている。
【0034】
本体部17aは、円板形状に形成されており、外周部の端部が第1可動ノブ13の操作部13bの先端部を回動可能に支持する。本体部17aの第2可動ノブ14側には、第2可動ノブ14に配されたコンタクタが電気的に接離されるコンタクトプレートを有する第2固定接点板23が固定されている。また、筒部17bは、ノブ支持部材16に挿通されている。
【0035】
ボール当接板部17cは、第1可動ノブ13のボールホルダ13dに対応して、本体部17aから円筒形状に突出形成されており、先端部に、節度感発生用とする、山部(図示しない)及び谷部17eが、第1可動ノブ13の回動ストロークに対応して円周方向の予め定められた範囲に形成されている。
【0036】
リブ状突起17dは、第1可動ノブ13の筒部13cに形成された当接部13eに軸方向に対応して、筒部17bの端部に小突起状に形成されている。リブ状突起17dと当接部13eとの間は、第1可動ノブ13と第2可動ノブ14との間の隙間寸法A1よりも小さいクリアランス寸法A2を有する。
また、リブ状突起17dは、内部固定接点板部材17を作成する際に、同時に作成される。リブ状突起17dは、筒部17bの円周全周に設けられても、円周上に等間隔で複数個設けられても良い。
【0037】
上述したように、回動節度機構18は、第1可動ノブ13に形成されたボールホルダ13d、戻しばね21、ボール22、内部固定接点板部材17に形成されたボール当接板部17cから構成され、第1可動ノブ13に回動力が与えられた際に、回動ストローク内でボール22がボール当接板部17cの山部を乗り越えて谷部17eに係止される位置を、第1可動ノブ13における停止ポジション(OFF),作動ポジション(ON)に設定している。これによって、第1可動ノブ13が節度感をもって各ポジションに段階的に切換えられる。
【0038】
上述したように、衝突防止機構19は、第1可動ノブ13に形成された当接部13e、内部固定接点板部材17に形成されたリブ状突起17dから構成され、第1可動ノブ13に回動力が与えられた際に、第1可動ノブ13に図1中矢印で示す押圧力Fがかけられる。
これにより、第1可動ノブ13が、第2可動ノブ14側に軸方向に移動しようとしても、当接部13eがリブ状突起17dに当接することによって、第1可動ノブ13の操作部13bが第2可動ノブ14に衝突するのを阻止する。これによって、第1可動ノブ13を第2可動ノブ14に対して衝突させずに、単体のみでの回動切換えを行わせることができる。
【0039】
第2可動ノブ14は、第1可動ノブ13の図中右方側に隙間寸法A1を介して第1可動ノブ13に隣接して配されており、第3可動ノブ15が間欠ポジションに切換えられているときに、第2固定ノブ12に対し回動される。これによって、第2可動ノブ14に配されたコンタクタを有する可動接点部(図示しない)が、内部固定接点板17の第2固定接点板23に有するコンタクトプレートに電気的に接離されることで、予め定められた最短時間から最長時間の間で、フロントワイパの間欠休止時間を任意に支配する。
【0040】
第3可動ノブ15は、第2固定ノブ12の図中右方側に僅かな隙間を介して第2固定ノブ12に隣接して配されており、第2固定ノブ12に対して、停止ポジション(OFF),間欠ポジション(INT),低速ポジション(LO),高速ポジション(HI)に回動切換えられることによって、フロントワイパの動作を支配する。
【0041】
本実施形態のコンビネーションスイッチ10の誤操作防止構造によれば、第1可動ノブ13が回動操作される際における第1可動ノブ13の第2可動ノブ14への軸方向の移動が、衝突防止機構19によって阻止される。
したがって、第1可動ノブ13を回動操作した際に、第1可動ノブ13は、衝突防止機構19によって、第2可動ノブ14に対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0042】
また、本実施形態のコンビネーションスイッチ10の誤操作防止構造によれば、第1可動ノブ13が回動操作される際における第1可動ノブ13の第2可動ノブ14への軸方向の移動が、内部固定接点板部材17に備えた衝突防止機構19によって阻止される。
したがって、第1可動ノブ13を回動操作した際に、第1可動ノブ13は、内部固定接点板部材17に有する衝突防止機構19によって、第2可動ノブ14に対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0043】
また、本実施形態のコンビネーションスイッチ10の誤操作防止構造によれば、衝突防止機構19によって、第1可動ノブ13の第2可動ノブ14への軸方向の移動許容量が、第1可動ノブ13と第2可動ノブ14との間の隙間寸法A1よりも小さくされる。
したがって、第1可動ノブ13を回動操作した際に、第1可動ノブ13は、第2可動ノブ14に対する隙間寸法A1よりも小さい移動許容量A2をもって回動されるため、第2可動ノブ14に対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0044】
また、本実施形態のコンビネーションスイッチ10の誤操作防止構造によれば、第1可動ノブ13が第2可動ノブ14側に軸方向に移動する際に、内部固定接点板部材17に形成されたリブ状突起17dが第1可動ノブ13の当接部13eに当接することによって、第1可動ノブ13の第2可動ノブ14への衝突が阻止される。
したがって、リブ状突起17dは、内部固定接点板部材17を作成する際に同時に形成されるため、従来の金型に対する僅かな変更のみによって作成される。これにより、工数を増加することなく、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0045】
なお、本発明に係るコンビネーションスイッチの誤操作防止構造は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良等が可能である。例えば、リブ状突起を第1可動ノブの筒部の端部に設けて、内部固定接点板部材の筒部の端部に当接させるようにしても良い。
【0046】
また、第1可動ノブの第2可動ノブ側への軸方向の移動を防止するリブ状突起に加え、第2可動ノブの第1可動ノブ側への軸方向の移動を防止するための衝突防止機構を設けても良い。これにより、第2可動ノブによって、フロントワイパの間欠休止時間を変更するときにおける第1可動ノブの誤操作も防止することができる。
そして、衝突防止機構としては、リブ状突起に限らず、例えば、内部固定接点板部材の筒部の端部に僅かな弾性反発力を有するオーリング状の弾性部材を取付けても良い。その場合、第1可動ノブと第2可動ノブとの隙間寸法よりも小さいクリアランスに弾性部材を設定する。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造によれば、第1可動ノブが回動操作される際における第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動及び第2可動ノブが回動操作される際における第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動が、内部固定接点板部材または第1可動ノブに備えた衝突防止機構によって阻止される。
したがって、第1可動ノブを回動操作した際に、第1可動ノブは、内部固定接点板部材または第1可動ノブの衝突防止機構によって、第2可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。
また、第2可動ノブを回動操作した際に、第2可動ノブは、内部固定接点板部材または第1可動ノブの衝突防止機構によって、第1可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
また、第1可動ノブが第2可動ノブ側に軸方向に移動する際に、内部固定接点板部材または第1可動ノブの一部に形成されたリブ状突起が第1可動ノブまたは内部固定接点板部材に当接することによって、第1可動ノブの第2可動ノブへの衝突が阻止される。
したがって、リブ状突起は、内部固定接点板部材または第1可動ノブを作成する際に同時に形成されるため、従来の金型に対する僅かな変更のみによって作成される。これにより、工数を増加することなく、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【0049】
また、請求項2記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造によれば、衝突防止機構によって、第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動許容量及び、第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動許容量が、第1可動ノブと第2可動ノブとの間の隙間寸法よりも小さくされる。
したがって、第1可動ノブを回動操作した際に、第1可動ノブは、第2可動ノブに対する隙間寸法よりも小さい移動許容量によって回動されるため、第2可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。
また、第2可動ノブを回動操作した際に、第2可動ノブは、第1可動ノブに対する隙間寸法よりも小さい移動許容量によって回動されるため、第1可動ノブに対して衝突せずに、単体でのみ回動切換えされる。これにより、可動ノブを誤操作させることがなく、確実な切換動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造を説明する要部断面図である。
【図2】(a)は従来のコンビネーションスイッチの側面図、(b)は(a)の正面図である。
【図3】従来のコンビネーションスイッチの要部断面図である。
【図4】図3に示したコンビネーションスイッチにおける誤操作時の要部断面図である。
【符号の説明】
10 コンビネーションスイッチ
11 第1固定ノブ(固定ノブ)
12 第2固定ノブ(固定ノブ)
13 第1可動ノブ
14 第2可動ノブ
16 ノブ支持部材(軸)
17 内部固定接点板部材
17d(19) リブ状突起(衝突防止機構)

Claims (2)

  1. ステアリングコラム側に固定される軸と、前記軸に固定された固定ノブと、前記軸に対して回動切換されることによって第1の回路を切換える第1可動ノブと、前記第1可動ノブに隣接して配され、前記軸に対して回動切換されることによって第2の回路を切換える第2可動ノブと、前記第1可動ノブと第2可動ノブとの間に配され軸に固定された内部固定接点板部材と、を備えたコンビネーションスイッチの誤操作防止構造であって、
    前記内部固定接点板部材または前記第1可動ノブに、前記第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動または前記第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動を阻止する衝突防止機構を備え、前記衝突防止機構は、前記内部固定接点板部材または前記第1可動ノブの一部に形成され、該第1可動ノブが前記第2可動ノブ側に軸方向に移動する際に該第1可動ノブまたは該内部固定接点板部材に当接するリブ状突起からなることを特徴とするコンビネーションスイッチの誤操作防止構造。
  2. 前記衝突防止機構は、前記第1可動ノブの第2可動ノブへの軸方向の移動許容量及び、前記第2可動ノブの第1可動ノブへの軸方向の移動許容量を、該第1可動ノブと第2可動ノブとの間の隙間寸法よりも小さくするように配されていることを特徴とする請求項1に記載のコンビネーションスイッチの誤操作防止構造。
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