JP3864746B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像手段により現像を実行することで感光体のイメージフレーム上にトナー像を形成し、当該トナー像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の現像手段により現像を繰り返して感光体の同一イメージフレーム上にトナー像を重ね、得られた合成カラー像を用紙に転写する画像形成装置(以下、電子写真装置という)が提案されている。
【0003】
この種の装置では、環状の感光体が駆動ローラと複数のローラで回転可能に支持され、感光体の周囲には感光体の回転方向に沿って、感光体に各カラーのトナー像を形成する複数の画像形成ユニットが感光体面に対向して並んでいる。
【0004】
各画像形成ユニットは、感光体の表面を均一な所定電位に帯電させる帯電器を備え、その下流側に感光体上の所定のイメージフレームに各色用の潜像を形成する光ビーム出力装置(レーザ発信器)が配置されている。更に光ビーム出力装置の下流側には、各色のトナーを潜像に付着する現像器が配置され、この現像器はイメージフレームを裏側から支持する対向ロールと対向している。電子写真装置の各最下流にはイメージフレームを全面露光して表面の電位を0V付近にする除電ランプが位置されている。
【0005】
ここで、一般的なカラー画像を形成するためのトナーの色としては、黒、マゼンタ、シアン、イエローが挙げられるが、この従来の電子写真装置では、隠蔽性画像を印字する目的で白、透明の何れかのトナーが追加されている。なお、白、透明に関しては、隠蔽性画像が他の色のトナー像を背景に浮かび上がることを防止するため、用紙に合成カラー像が転写されたときに合成カラー像の最下層に白、透明のカラー像がくるように、感光体上では最上層に重ねられる。このため、白又は透明の画像形成ユニットは最下流に配置される。
【0006】
複数配列された画像形成ユニットの下流には、各現像器によって重ねられた白又は透明を含む合成カラー像を用紙に転写する転写手段が備えられている。転写手段は、転写手段内に搬送されてくる用紙面に対向するように位置され、感光体の進路に沿って、用紙を帯電させる転写放電器と、用紙面に対向位置されて用紙の帯電を中和する除電放電器とが備えられ、感光体の回転方向を急激に屈曲するように剥離ローラが順に並べられている。
【0007】
用紙は剥離ローラを通過することで感光体から自然剥離し、感光体の回転方向と用紙の進行方向の中間位置に設けられた用紙剥離フィンガーによって、用紙の先端がガイドされて感光体と完全に剥離される。
【0008】
さらに、用紙剥離フィンガーの下流側には、転写後の感光体上にからんでいる用紙を検知する用紙検知手段と、トナー濃度を検知する濃度検知手段が隣接して配置されている。用紙検知手段は、剥離されずに感光体に巻付いている用紙を検知し、次工程への用紙の侵入を防止する。
【0009】
濃度検知手段では、感光体のイメージフレーム外(インターイメージ)にイメージフレームとは異なる現像バイアスで作成された中間濃度の各カラーのトナーパッチにより、トナー濃度の判定が行われる。
【0010】
画像転写が終了し、用紙検知並びに濃度検知がなされた感光体は、用紙に転写されずに感光体上に残った残留トナーを回収するクリーナセットが配置された位置へと進行する。このクリーナセットは、残留トナー及びトナーパッチの電荷量を中和するプレクリーナ放電器を備え、導電性ブラシにより残留トナーを回収するクリーナ本体によって回収される。
【0011】
この電子写真装置では、感光体の同一イメージフレームに画像を重ねるため、感光体、クリーナ等を共有でき、部品点数を減らして装置を安価で小型にできる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、複数の現像器を使用して感光体の同一イメージフレームにトナー像を重ねていくため、下流側の現像器のトナーやトナー像に上流側の現像器のトナーが混入してしまうことがある。
【0013】
下流現像器が現像を行うとき、対向する感光体には上流側のトナー像が載っており、接触現像方式では勿論のこと、非接触方式でも感光体上の上流トナーが電解作用により微量づつ下流側の現像器に空間移転する。
【0014】
また、上流現像器が現像を行う際に現像器外へ漏れたトナークラウドが装置内気流にのって流れ、下流側現像器が現像を行うときに混入することもある。一度に混入するトナー量はごく微量であるが、画像形成プロセスを繰り返すたびに蓄積されて現像器のトナー量のうち混入トナーが占める割合が増え、トナー像が可視変色してしまうという問題があった。
【0015】
特に、白、透明のトナーにおいては、他のカラートナーが混入することで白色度、透明度が落ち、用紙に転写されたときに目視可能となり、隠蔽性が損なわれるという問題があった。
【0016】
本発明は上記事実を考慮し、トナーの可視変色により隠蔽性の失われた情報が記録された用紙出力を防止し、機密性を向上することができる画像形成装置を得ることが目的である。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、現像手段により現像を実行することで感光体のイメージフレーム上にトナー像を形成し、当該トナー像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置であって、前記現像手段の一つとして設けられ、白色用紙に現像することで、実質的に不可視状態で現像され、特定波長光の下で可視像となり得る白色トナー像を形成する白色用現像手段と、前記白色用現像手段により現像された前記感光体上の白色トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段と、前記可視変色検知手段の検知結果に基づいて前記白色トナー像の可視変色を報知する報知手段と、を有することを特徴としている。
【0018】
請求項1に記載の発明によれば、白色用現像手段が採用されることで不可視トナー像を用紙に形成することができる。また、白色トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段が設けられており、報知手段により可視変色検知手段の検知結果に基づいて白色トナー像の可視変色が報知されるため、作業者は排出された出力をチェックしなくても白色トナー像の可視変色を知ることができ、例えば画像形成装置による隠蔽性の失われた用紙出力を止めることが可能である。よって機密性を向上することができる。
【0019】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記可視変色検知手段が前記感光体上の前記イメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像された白色現像領域の可視変色の状態を検知することを特徴としている。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、可視変色検知手段が白色トナー像の可視変色の状態を検知するための白色現像領域が感光体上のイメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像されており、可視変色検知手段は画像の内容に関わらず所定位置について検知すればよい。また、当該白色現像領域がイメージフレーム外に現像されているので用紙に転写されることはなく、画像形成装置により形成された画像への影響もない。
【0021】
請求項3に記載の発明は、現像手段により現像を実行することで感光体のイメージフレーム上にトナー像を形成し、当該トナー像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置であって、前記現像手段の一つとして設けられ、用紙上に現像することで実質的に不可視状態で現像され、特定波長光の下で可視像となり得る透明トナー像を形成する透明用現像手段と、前記透明用現像手段により現像された前記感光体上の透明トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段と、
前記可視変色検知手段の検知結果に基づいて前記透明トナー像の可視変色を報知する報知手段と、を有することを特徴としている。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、透明用現像手段が採用されることで不可視トナー像を用紙に形成することができる。また、透明トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段が設けられており、報知手段により可視変色検知手段の検知結果に基づいて透明トナー像の可視変色が報知されるため、作業者は排出された出力をチェックしなくても透明トナー像の可視変色を知ることができ、例えば画像形成装置による隠蔽性の失われた用紙出力を止めることが可能である。よって機密性を向上することができる。
【0023】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記可視変色検知手段が前記感光体上の前記イメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像された透明現像領域の可視変色の状態を検知することを特徴としている。
【0024】
請求項4に記載の発明によれば、可視変色検知手段が透明トナー像の可視変色の状態を検知するための透明現像領域が感光体上のイメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像されており、可視変色検知手段は画像の内容に関わらず所定位置について検知すればよい。また、当該透明現像領域がイメージフレーム外に現像されているので用紙に転写されることはなく、画像形成装置により形成された画像への影響もない。
【0025】
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記用紙へのトナー像の転写後に前記感光体上の残留トナーの除去を行うクリーナと、クリーナ側に侵入した用紙を検知する用紙検知手段とを備え、前記用紙検知手段が前記可視変色検知手段を兼ねることを特徴としている。
【0026】
請求項5に記載の発明によれば、クリーナ側に進入した用紙を検出する用紙検知手段は可視変色検知手段を兼ねており、用紙の有無が検出されると共に白色トナー像の可視変色が検知される。よって、新たにセンサ等の検知手段を設けることなく、白色トナー像の可視変色が検知される。
【0027】
請求項6に記載の発明は、請求項3又は4に記載の発明において、感光体上のトナー濃度を検知する濃度検知手段を備え、前記濃度検知手段が前記可視変色検知手段を兼ねることを特徴としている。
【0028】
請求項6に記載の発明によれば、感光体上のトナー濃度を検知する濃度検知手段は可視変色検知手段を兼ねており、トナー濃度の検知される共に透明トナー像の可視変色が検知される。よって、新たにセンサ等の検知手段を設けることなく、透明トナー像の可視変色が検知される。
【0029】
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の発明において、少なくとも2色以上の可視現像可能な現像手段を備えることを特徴としている。
【0030】
請求項7に記載の発明によれば、現像手段は少なくとも2色以上の可視現像が可能とされており、トナーの可視変色により隠蔽性が損なわれた出力を防止し、機密性を向上することができる画像形成装置においてカラー画像が形成可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
図1には、本実施の形態に係る電子写真装置10が示されている。
【0032】
電子写真装置10には、環状の感光体ベルト12が設けられている。この感光体ベルト12は、駆動ローラ22とローラ11、剥離ローラ30に巻き掛けられている。駆動ローラ22は駆動モータ24に接続されている。この駆動モータ24が駆動されることにより、感光体ベルト12が所定のループを周回する構造となっている。感光体ベルト12の周囲には感光体ベルト12の移動方向(矢印A方向)に沿って、感光体ベルト12に各色のトナー像を現像する複数の画像形成部44が感光体ベルト12表面外側面に対向して並べられている。
【0033】
画像形成部44は、第1のカラートナー像(例えばR色)を現像する第1画像形成ユニット44Aと、第2のカラートナー像(例えばG色)を現像する第2画像形成ユニット44Bと、第3のカラートナー像(例えばB色)を現像する第3画像形成ユニット44Cと、白色トナー像を現像する白色現像ユニット44Dとで構成されている。白色トナー像は、白色用の用紙に形成されることで隠蔽性のある不可視画像となるが、特定の波長の光(紫外光)を照射することで可視像となり得るものである。なお、白色画像ユニット44Dは最下流に配置されている。
【0034】
ここで、白トナーに関しては、隠蔽性画像が他のカラー像を背景に浮かび上がると、隠蔽性が失われる。この隠蔽性を保つために、用紙52に合成カラー像が転写されたときに合成カラー像の最下層に白色トナー像がくるように、感光体ベルト12上では最上層に重ねられる。
【0035】
第1のカラートナー像を現像する第1画像形成ユニット44Aは、第1帯電器14Aが備えられ、コロナ放電により感光体ベルト12の表面を均一な所定電位に帯電させる。
【0036】
第1帯電器14Aの下流には第1レーザ発信器18Aが配置されている。第1レーザ発信器18Aには図示しない画像データメモリから第1のカラー用画像データが入力される。入力されたデータに基づいて変換されたレーザが感光体ベルト12の所定のイメージフレーム上に走査露光され、第1のカラー用の潜像が形成される。
【0037】
さらに第1レーザ発信器18Aの下流側には、第1のカラーのトナーが充填された第1現像器16Aが配置されている。第1現像器16Aでは、トナーを感光体ベルト12上に形成された潜像と逆極性に帯電させ、潜像にトナーを付着させる非接触方式で第1のカラーのトナー像が現像される。
【0038】
第1現像器16Aには、感光体ベルト12を介して第1対向ロール17Aが対向位置されている。この第1の対向ロール17Aにより第1現像器16Aと感光体ベルト12との間に所定の間隙(現像ギャップ)が確保される。
【0039】
第1現像器16Aの下流には第1除電ランプ20Aが設けられている。第1除電ランプ20Aは、第1のカラートナー像の現像された感光体ベルト12を全面露光し、表面の電位は0V付近としている。
【0040】
各画像形成ユニット44は、第1画像形成ユニット44Aと同様に構成され、各レーザ発信器18は各カラー用の潜像を形成し、現像器16には各色のトナーが充填されている。
【0041】
各画像形成ユニット44により、同一イメージフレーム上に各色のトナー像が現像されて合成カラー像が形成される。
【0042】
ここで、本実施の形態の画像形成部44では、白色現像ユニット44Dの下流側に白色トナー像が他の色トナーが混入して可視変色しているか否かを判断するための白色度検知センサ96が配設されている。
【0043】
一方、感光体ベルト12における白色度検知センサ96の検出位置の軌跡上には、白色トナーパッチ116が設けられている。この白色トナーパッチ116は、白色度検知センサ96の検出時期に同期して作成されるようになっており、このときに白色度検知センサ96では、白色トナーパッチ116の白色度検知を行う。なお、本実施の形態では10回の画像形成毎に白色度検知を実行するようにされている。白色トナーパッチ116は、白色画像形成ユニット44Dによりイメージフレームへの印字と同じ現像バイアスでインターイメージに作成される。
【0044】
白色検知センサ96は、図2に示されるように、一定出力で発光する発光素子112と、反射光を受光して光電変換する受光素子114を備え、一般的な反射型フォトセンサと同一構成である。また、白色トナーの反射レベルは高いので受光素子114の感度を下げるために発光素子112及び受光素子114は共に白色トナーパッチ116の法面に対して所定の角度をつけて設置されている。
【0045】
白色度検知センサ96の発光素子112は、発光を制御する発光回路118に接続されている。発光回路118は白色度判定部126へ接続されており、白色度判定部126は白色トナーパッチ116が通過するタイミングにあわせて発光回路118に発光を指示する。
【0046】
白色度検知センサ96の受光素子114は、受光素子114で光電変換された反射光を増幅させるアンプ120へ接続されている。アンプ120では、入力された反射光信号が所定の特性値に換算される。この換算は、白紙からの反射光信号の特性値をレベル100(最大値)とし、反射光が検知されない状態での信号の特性値をレベル0(最小値)として行われる。このため、白色トナーパッチからの反射率が高いと特性値はレベル100に近くなり、感光体ベルト12のクリーン面からの反射光の特性値はレベル10程度となる。
【0047】
白色度判定部126には白色用特性値テーブル124が接続されている。白色用特性値テーブル124には、白色トナーパッチの反射光の特性値に対するスレッショルドレベルが記憶されている。
【0048】
また、白色度判定部126には白色用濃度記憶部122が接続されている。白色用濃度記憶部122には、検知する白色トナーパッチ116を現像したときの現像濃度情報が記憶されている。
【0049】
白色度判定部126では、現像濃度情報から、濃度別特性値テーブルの検知スレッショルドが選択される。選択された検知スレッショルドと入力された特性値とが比較されて白色トナーの白色度が判定される。
【0050】
また、白色度判定手段126は画像形成プロセスをコントロールするメインCPU72に接続されている。メインCPU72の出力ポートには白色トナー像が可視変色したことを報知する表示部130が接続されている。白色度検知センサ96により白色トナー像の白色度が低下して可視変色していると判断されると、メインCPU72により表示部にエラーメッセージや白色現像剤又は白色現像器16の交換メッセージ等が表示される。
【0051】
図1に示される如く、白色度検知センサ96の下流には、転写部54が備えられている。転写部54は、感光体ベルト12表面に対向するように転写放電器26が配置されている。
【0052】
転写放電器26は、感光体ベルト12表面に搬送された用紙52の裏面をトナーの帯電極性と逆極性に帯電させ、感光体ベルト12のイメージフレーム上に静電的に密着させる。
【0053】
転写放電器26の下流には、除電放電器28が用紙52裏面に対向位置され、用紙52の帯電が中和される。用紙52は感光体ベルト12から容易に剥離可能となる。
【0054】
剥離可能となった用紙と感光体ベルト12の進路には、剥離ローラ30が感光体ベルト12の裏面を支持するように設けられている。剥離ローラ30により感光体ベルト12の進行方向が急激に変更され、剥離ローラ30の曲率により用紙52が感光体ベルト12から自然剥離される。
【0055】
剥離ローラ30の感光体ベルト12表面側には、剥離フィンガー32が設けられている。剥離フィンガー32は、感光体ベルト12の進行方向と用紙52の進行方向(矢印Bの方向)との中間に位置されている。剥離フィンガー32は用紙52の先端を用紙52の進行方向へ誘導する。剥離フィンガー32の用紙52の誘導により、感光体ベルト12の進行に従い順次用紙52と感光体ベルト12とが剥離される。用紙52は電子写真装置10外へ排出される。
【0056】
転写部54の下流には、転写後、感光体ベルト12のイメージフレーム上に残った残留トナーを回収するトナー回収部56が設けられている。トナー回収部56は、まず、感光体ベルト12の進路に沿って感光体ベルト12にからんでいる用紙52を検知する用紙検知センサ34と、トナー濃度を検知する濃度検知センサ36とが配置されている。
【0057】
図3に示されるように、用紙検知センサ34は、一定出力で発光する発光素子62と、反射光を受光して光電変換する受光素子60を備え、一般的な反射型フォトセンサと同一構成である。また、用紙の反射レベルは高いので、受光素子60の感度を下げるために発光素子62及び受光素子60は共に感光体ベルト12の法面に対して所定の角度をつけて設置されている。
【0058】
用紙検知センサ34の発光素子62は、発光を制御する発光回路64に接続されている。発光回路64は用紙有無判定部70に接続されている。用紙有無判定部70は、感光体ベルト12上のイメージフレームが通過するタイミングにあわせて発光回路64に発光を指示する。
【0059】
用紙検知センサ34の受光素子60は、受光素子60で光電変換された反射光を増幅するアンプ66へ接続されている。アンプ66では、入力された反射光信号が所定の特性値に換算される。この換算は、白紙からの反射光信号の特性値をレベル100(最大値)とし、反射光が検知されない状態での信号の特性値をレベル0(最小値)として行われる。このため、特性値は、用紙が白色でない色用紙等の場合はレベル100よりも低くなり、感光体ベルト12のクリーン面の場合はレベル10程度となる。
【0060】
用紙有無判定部70には用紙特性値記憶部68が接続されている。用紙特性値記憶部68には、色用紙等からの反射光の特性値に対するスレッショルドレベルが記憶されている。
【0061】
用紙有無判定部70では、入力された特性値と検知スレッショルドとが比較され、用紙の有無が判定される。
【0062】
用紙有無判定部70はメインCPU72に接続されている。用紙が有ると判断された場合は、メインCPU72で感光体ベルト12の搬送が停止される等のエラー処理がなされる。
【0063】
用紙検知センサ34により用紙52が検知されない場合は、濃度検知センサ36により濃度検知が行われる。濃度検知センサ36は各色毎に設けられ、各画像形成ユニットにより感光体ベルト12に作成されたトナーパッチ86を対象として濃度検知を行う。
【0064】
図4に示されるように、各濃度センサ36は、一定出力で発光する発光素子76と、反射光を受光して光電変換する受光素子74を備え、一般的な反射型フォトセンサと同一構成である。濃度検知センサ36は感光体ベルト12面に設置されている。
【0065】
濃度検知センサ36の発光素子76は、発光を制御する発光回路78に接続されている。発光回路78は濃度判定部84に接続されている。濃度判定部84は、感光体ベルト12上に作成されたトナーパッチ86が通過するタイミングにあわせて発光回路64に発光を指示する。
【0066】
濃度検知センサ36の受光素子76は、受光素子76で光電変換された反射光を増幅するアンプ80へ接続されている。アンプ120では、入力された反射光信号が所定の特性値に換算されて濃度判定部84に入力される。この換算は、感光体ベルト12のクリーン面からの反射光信号の特性値をレベル100とし、反射光が検知されない状態での信号の特性値をレベル0として行う。このため、トナーパッチからの反射率が高いと特性値はレベル100に近く、トナーパッチからの反射率が低いと特性値はレベル0に近くなる。また、特性値は、トナー濃度が一定以上になるとすべてレベル10程度で、飽和状態となる。
【0067】
濃度検知は特性値が飽和しない範囲で行う必要がある。トナーパッチの特性値が飽和状態になることを防止するために、トナーパッチはイメージフレームとは異なる現像バイアスで所定の中間濃度に作成されている。
【0068】
特性値が入力される濃度判定部84には、目標特性値記憶部82が接続されている。目標特性値記憶部82には、トナーパッチ86の反射光の特性値に対する目標特性値が記憶されている。
【0069】
濃度判定部84では、入力された特性値と、目標特性値とが比較され、トナーパッチの濃度が判定される。
【0070】
濃度判定部84はメインCPU72に接続されている。濃度判定部84の判定結果はメインCPUに入力される。
【0071】
トナーパッチによる濃度検知が行われると、トナーパッチ及び残留トナーが回収される。濃度検知センサ36の下流には除電ランプ37が配置されている。除電ランプ37の下流には、プレクリーナ放電器40が感光体ベルト12に対向して設けられている。感光体ベルト12はプレクリーナ放電器40により放電され、感光体ベルト12上の残留トナー及びトナーパッチの電荷が中和される。
【0072】
プレクリーナ放電器40の下流には、クリーナ本体42が感光体ベルト12に対向位置されている。クリーナ本体42には導電性の繊維ブラシ41が備えられている。繊維ブラシ41に電圧がかけられ、感光体ベルト12上のトナーが静電的に取り除かれる。
【0073】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0074】
まず、感光体ベルト12が駆動ローラ22と剥離ローラ30と複数のローラ11により支持され、電子写真装置10内を環状に搬送される。
【0075】
まず、感光体ベルト12は画像形成部44に対向され、合成カラー像が形成される。第1画像形成ユニット44Aにより第1のカラートナー像が形成される。感光体ベルト12は、第1帯電器14Aによりコロナ放電され、表面が均一に帯電される。
【0076】
均一に帯電された感光体ベルト12は、第1レーザ発信器18Aに対向される。第1レーザ発信器18Aに図示しない画像データメモリに記憶された第1のカラー用画像データが入力される。第1レーザ発信器18Aで第1のカラー用画像データに基づいて変調されたレーザ光が感光体ベルト12上にスキャン照射される。感光体ベルト12は露光され、第1のカラー用潜像が形成される。
【0077】
第1のカラー用潜像は、第1現像器16Aにより第1のカラーに現像される。感光体ベルト12は、第1対向ロールにより裏面から支持され、第1現像器16Aとの間に所定の現像ギャップが確保される。第1現像器16Aに入れられた第1のカラートナーは潜像と逆極性に帯電される。第1のカラー用潜像に第1のカラートナーが付着し、第1のカラートナー像が形成される。第1のカラートナー像が形成された感光体ベルト12は除電ランプ20Aにより全面露光され、表面の電位が0V付近となる。
【0078】
次に、第1のカラートナー像が形成されたイメージフレームは第2画像形成ユニット44Bに対向され、第2のカラートナー像が形成される。さらに、第1のカラー、第2のカラーのトナー像が形成されたイメージフレームは第3画像形成ユニット44Cに対向され、第3のカラートナー像が形成される。
【0079】
この状態で、感光体ベルト12のイメージフレームには、カラーの可視像が形成される。この可視像が形成されると、イメージフレームは、白色画像形成ユニット44Dに対向され、白色トナー像が形成される。
【0080】
画像形成部44により合成カラー像が形成されると、画像形成装置10による画像形成が一定回数行われる毎に、白色度検知センサ96により白色トナー像の可視変色が判断される。白色トナーの可視変色を判別する判別ルーチンを、図5のフローチャートに従い説明する。
【0081】
まず、ステップ204では画像形成指示の有無が判断される。画像形成指示がある場合は判別ルーチンが継続され、ステップ206が実行される。画像支持がない場合は判別ルーチンを終了する。
【0082】
ステップ206では、画像形成回数Nが更新される。前回までの画像形成回数Nに1が加算され、ステップ207が実行される。
【0083】
ステップ207では、判別インターバル値Mが読出される。この判別インターバル値Mは白色度検知を行うまでに電子写真装置10が画像形成を行う回数である。例えば、判別インターバル値M=10であれば、電子写真装置10による画像形成が10回行われる毎に白色度判定が行われる。この判別インターバル値Mの読出し後ステップ208へ移行する。
【0084】
ステップ208では、画像形成回数Nが判別インターバル値Mと同値であるか否かが判断される。画像形成回数Nが判別インターバル値Mであれば、白色度検知を行うタイミングであると判断し、ステップ210に進む。画像形成回数Nが判別インターバル値Mと異なる値の場合は、ステップ220に進み、通常の画像形成処理が行われる。
【0085】
ステップ210では、白色トナーパッチ116が作成される。白色トナーパッチ116は、白色画像形成ユニット44Dにより、イメージフレームへの印字と同じ現像バイアスで、インターイメージに作成される。
【0086】
ステップ210で作成された白色トナーパッチ116は、ステップ212で検知が行われる。白色トナーパッチ116に、所定の角度で設置された白色度検知センサ96の発光素子112から一定出力で発光される。白色トナーパッチ116からの反射光は、受光素子114で光電変換される。受光素子114から入力された反射光信号は、アンプ120で特性値に換算される。特性値は、白色度判定部126へ入力されステップ214が実行される。
【0087】
ステップ214では、白色トナーパッチ116が可視変色しているか否かが判別される。白色度判定部126では、白色用濃度記憶部122に記憶された現像濃度情報をもとに、白色用特性値テーブル124に記憶された純粋な白色トナーパッチの濃度別特性値テーブルから特性値の検知スレッショルドが選択される。さらに、選択された特性値の検知スレッショルドと、入力された特性値とが比較される。なお、スレッショルドに所定の許容範囲を持たせることが好ましい。
【0088】
白色トナーパッチ116の特性値が検知スレッショルドから所定以上低下していない場合は、白色トナー像が可視変色していないと判別される。
【0089】
白色トナーパッチ116の特性値が検知スレッショルドから所定以上低下している場合は、白色トナー像が可視変色していると判別される。
【0090】
可視変色判別が終了すると、ステップ216で白色トナー像が可視変色したか否かが判断される。白色トナー像が可視変色していないと判断された場合は、ステップ218で画像形成回数がリセットされ、ステップ220が実行されて通常の画像形成処理が続行される。
【0091】
白色トナー像が可視変色されたと判断された場合は、ステップ222が実行される。
【0092】
ステップ222では、可視変色報知が行われる。表示部130に、エラーメッセージや白色現像器16Dの交換メッセージ等が表示され、ステップ224が実行され、エラー処理が実行される。
【0093】
白色度検知センサ96を通過した感光体ベルト12は、転写部54へ進行する。転写部54では、感光体ベルト12のイメージフレームが転写部54へ進入するタイミングにあわせて用紙52が感光体の進路搬送されてくる。用紙52の裏面は、転写放電器26に放電されて帯電する。用紙52は、帯電することにより感光体ベルト12に静電的に密着される。感光体ベルト12のイメージフレーム上の電荷を帯びた合成カラー像は用紙52に転写される。合成カラー像が転写された用紙52は、除電放電器28により放電され、電荷が中和される。感光体ベルト12と用紙52は、重なったまま用紙剥離ローラ30に到達する。用紙剥離ローラ30の曲率で感光体ベルト12の進路が急激に変更され、用紙52の先端が感光体ベルト12表面から浮き上がる。浮き上がった用紙の先端は剥離フィンガー32により感光体ベルト12の移動方向とは異なる方向(矢印B方向)にガイドされる。感光体ベルト12が進行するに従い、用紙52は順次感光体ベルト12から剥離される。剥離された用紙52は装置10外へ排出される。
【0094】
転写工程で、感光体ベルト12のイメージフレーム上に残留した残留トナーがトナー回収部56で回収される。
【0095】
トナー回収部56では、まず、用紙検知センサ34により感光体ベルト12のイメージフレームに用紙52がからみついていないかが判断される。所定の角度で設置された用紙検知センサ34の発光素子62から感光体ベルト12のイメージフレーム上に一定出力で発光される。発光された光は感光体ベルト12のイメージフレームから反射光し、受光素子60で受光されて光電変換される。光電変換された反射光信号はアンプ66で特性値に換算され、用紙有無判定部70へ入力される。用紙有無判定部70では、入力された特性値と、用紙特性値記憶部68に記憶された特性値の検知スレッショルドとが比較され、用紙の有無が判定される。
【0096】
用紙52が検出されたときは、搬送ジャムとして装置を停止させる。用紙52が検出されないときは、濃度検知センサ36で各カラーのトナーパッチについて濃度判定が行われる。
【0097】
感光体ベルト12上に作成されたトナーパッチ86は、濃度検知センサ36の発光素子76から一定出力で発光される。トナーパッチ86からの反射光は受光素子74で光電変換される。光電変換された反射光信号はアンプ80で特性値に換算され、濃度判定部84へ入力される。濃度判定部84では、入力された特性値と、目標特性値記憶部82に記憶された濃度毎の特性値の目標値とが比較され、トナー濃度が判定される。
【0098】
トナー濃度の判定が終了すると、感光体ベルト12のイメージフレームはプレクリーナ放電気40により残留トナーの電荷が中和される。電荷が中和されたトナーは、電圧がかけられた導電性の繊維ブラシ41により静電的に取り除かれる。
【0099】
トナーが完全に取り除かれた感光体ベルト12は、新たにな画像を形成するために使用可能となる。
【0100】
以上説明したように、本実施の形態によれば、現像手段として、可視画像を形成する画像ユニットの他に、隠蔽性のある不可視画像を形成するための白色画像形成ユニット44Dが採用される。また、白色トナー像の可視変色を検知する白色度検知センサ96が設けられている。白色画像形成ユニット44Dにより、感光体ベルト12のイメージフレーム外に白色トナーパッチ116が作成される。白色度検知センサ96により、白色トナーパッチ116の可視変色を検知する。白色トナーパッチ116は感光体ベルト12のイメージフレーム外に作成されているため、用紙には転写されず、形成される画像へは影響しない。
【0101】
本実施の形態においては白色画像形成ユニットを採用した電子写真装置について説明したが、透明画像形成ユニットを採用してもよい。可視変色検知手段として、白色度検知センサ96のかわりに透明度検知センサ94が設けられる。
【0102】
また、白色画像形成ユニットと透明画像形成ユニットの両方を採用してもよい。可視変色検知手段として、白色度検知センサ96と無色又は透明度検知センサ94の両方が用いられる。
【0103】
透明度検知センサ94は、図6に示されるように、一定出力で発光する発光素子90と、反射光を受光して光電変換する受光素子92を備え、一般的な反射型フォトセンサと同一構成である。
【0104】
透明度検知センサ94の発光素子90は、発光を制御する発光回路98に接続されている。発光回路98は透明度判定部108へ接続されており、透明度判定部108は、透明トナーパッチ88が通過するタイミングにあわせて発光回路98に発光を指示する。
【0105】
透明度検知センサ94の受光素子92は、受光素子92で光電変換された反射光を増幅させるアンプ100へ接続されている。アンプ100では、反射光信号が所定の特性値に換算されて透明度判定部108へ入力される。この換算は、感光体ベルト12のクリーン面の反射光信号をレベル100(最大値)とし、反射光が検知されない状態での信号がレベル0(最小値)となるように行われる。このため、透明トナーパッチの反射率が高いときは特性値がレベル100に近くなり、透明トナーパッチの反射率が低くなるに従い、特性値が低くなっていく。
【0106】
透明又は無度判定部108には透明用特性値テーブル104が接続されている。透明用特性値テーブル104は、透明トナーパッチ88の反射光の特性値に対するスレッショルドレベルが記憶されている。
【0107】
また、透明度判定部108には透明用濃度記憶部102が接続されている。透明用濃度記憶部102には、検知する透明トナーパッチ88を現像したときの現像濃度情報が記憶されている。
【0108】
透明度判定部108では、現像濃度情報から、純粋な透明トナーパッチの濃度別特性値テーブルの検知スレッショルドが選択される。選択された検知スレッショルドとアンプ100から入力された特性値とが比較されて透明トナーの透明度が判定される。
【0109】
透明度判定部108は画像形成プロセスをコントロールするメインCPU72に接続されている。メインCPU72の出力側には透明トナー像が可視変色したことを報知する表示部130が設けられている。透明度検知センサ94により透明又は色トナー像の透明度が低下して可視変色していると判断されると、メインCPU72により表示部にエラーメッセージや透明現像剤又は透明現像器の交換メッセージ等が表示される。
【0110】
なお、処理の流れとしては、前述した白色トナーの可視変色判別(図5参照)と同様であるため、ここでは処理の流れについては省略する。
【0111】
また、本実施の形態においては白色度検知センサ96を個別に設けているが、用紙検知センサ34と兼用させてもよい。すなわち、用紙検知センサ34の用紙有無判定手段70に白色用濃度記憶手段122を接続させる。用紙用記憶手段68に用紙用の検知スレッショルドと、白色用の濃度別特性値テーブルを記憶させる。センサの数を増やすことなく白色度検知を行うことができる。
【0112】
さらに、透明度検知センサ94は、濃度検知センサ36のいずれか一つ、例えば第1濃度検知センサ36Aに透明用濃度記憶部102を付加させる。第1目標反射光レベル記憶部82Aには、第1のカラー用目標特性値と、透明用の濃度別特性値テーブルを記憶させる。
【0113】
また、本実施の形態では白色度検知手段96、透明度検知手段94及び濃度検知手段36の設置位置は、転写部54の前後に位置されているが、これに限らず各画像形成ユニット44とプレクリーナ放電器40の間であれば良い。
【0114】
本実施の形態において報知手段は、表示部とされているが、報知手段をスピーカーとして電子音やブザー等、音で報知させてもよい。また、報知手段をランプとして点灯、点滅等により報知させてもよい。また、これらを組み合わせて、例えば表示部に表示されると共にブザーを鳴らして報知されるとしてもよい。
【0115】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明では、トナーの可視変色により隠蔽性の失われた問題のある出力の排出を防止することで、機密性が守られ、用紙を無駄にすることがないという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る画像形成装置の概略図である。
【図2】 本実施の形態に係る白色度検知センサのブロック図である。
【図3】 本実施の形態に係る用紙検知センサのブロック図である。
【図4】 本実施の形態に係る濃度検知センサのブロック図である。
【図5】 本実施の形態に係る判別ルーチンのフローチャートである。
【図6】 本発明の他の実施の形態に係る透明度検知センサのブロック図である。
【符号の説明】
10 電子写真装置(画像形成装置)
12 感光体ベルト
34 用紙検知センサ(用紙検知手段)
36 濃度検知センサ(濃度検知手段)
44 画像形成ユニット(現像手段)
52 用紙
94 透明度検知センサ(可視変色検知手段)
96 白色度検知センサ(可視変色検知手段)
130 報知手段

Claims (7)

  1. 現像手段により現像を実行することで感光体のイメージフレーム上にトナー像を形成し、当該トナー像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記現像手段の一つとして設けられ、白色用紙上に現像することで、実質的に不可視状態で現像され、特定波長光の下で可視像となり得る白色トナー像を形成する白色用現像手段と、
    前記白色用現像手段により現像された前記感光体上の白色トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段と、
    前記可視変色検知手段の検知結果に基づいて前記白色トナー像の可視変色を報知する報知手段と、
    を有する画像形成装置。
  2. 前記可視変色検知手段が前記感光体上の前記イメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像された白色現像領域の可視変色の状態を検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 現像手段により現像を実行することで感光体のイメージフレーム上にトナー像を形成し、当該トナー像を用紙に転写して画像を形成する画像形成装置であって、
    前記現像手段の一つとして設けられ、用紙上に現像することで、実質的に不可視状態で現像され、特定波長光の下で可視像となり得る透明トナー像を形成する透明用現像手段と、
    前記透明用現像手段により現像された前記感光体上の透明トナー像の可視変色を検知する可視変色検知手段と、
    前記可視変色検知手段の検知結果に基づいて前記透明トナー像の可視変色を報知する報知手段と、
    を有する画像形成装置。
  4. 前記可視変色検知手段が前記感光体上の前記イメージフレーム外における予め定められた所定位置に現像された透明現像領域の可視変色の状態を検知することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記用紙へのトナー像の転写後に前記感光体上の残留トナーの除去を行うクリーナ側に侵入した用紙を検知する用紙検知手段を備え、
    前記用紙検知手段が前記可視変色検知手段を兼ねることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  6. 感光体上のトナー濃度を検知する濃度検知手段を備え、
    前記濃度検知手段が前記可視変色検知手段を兼ねることを特徴とする請求項3又は4記載の画像形成装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れか1項記載の画像形成装置が、少なくとも2色以上の可視現像可能な現像手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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