JP3864546B2 - 電子部品実装機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は複数のリード端子付き部品を台紙にテーピングしたテーピング部品連を用いる電子部品実装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電子部品実装機においては、複数のリード端子付き部品を台紙にテーピングしたテーピング部品連を搬送路で搬送し、この搬送路の下流側に設けた台紙切断手段によって個片に切り離すような構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の電子部品実装機においてテーピング部品連から個片を切り離すために用いる台紙切断手段は、この台紙の左右から台紙方向に移動自在に設けた台紙切断刃と、その下流側に前記台紙切断刃とは別体状態で設けたガイド部材とによって構成されていた。
【0004】
すなわちテーピング部品連の先端側をガイド部材でガイドした状態で台紙切断刃によって個片への切断を行うとするものであった。しかしながら従来のガイド部材は台紙切断刃とは別体とされていて、したがってテーピング部品連の先端を確実にガイドすることができないことがあった。すなわちテーピング部品連は箱の中に折りたたんで収納されており、その折りたたみ部分によって台紙には一方向へのくせがつけられてしまっている。したがってテーピング部品連の先端側が搬送路から飛び出した状態においては、その飛び出した部分に折りあとがあった場合、ガイド部材に収まらない場合が発生する。そしてこのようにガイド部材にテーピング部品連の先端側が収まらない状態によって個片への切断が行われた場合にはテーピング部品連から個片を確実に切断することができないという問題があった。
【0005】
そこで本発明はテーピング部品連から個片への切り離しが確実に行えるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明は、台紙切断手段を台紙の左右から台紙方向に移動自在に設けた台紙切断刃と、左右それぞれの台紙切断刃に一体化されるとともにこの台紙切断刃よりも下流側に設けたガイド部材とによって構成したものである。
【0007】
すなわちこのように台紙切断刃の下流側にガイド部材を一体化しておけば、たとえテーピング部品連に折りあとが生じた場合でもこの台紙切断刃が切断のために台紙方向に移動する場合に折れ曲がったテーピング部品連はガイド部材に押されてその中央方向に矯正された状態となる。そしてこの状態において台紙切断刃による切断が行われることになるので、個片への切断が確実に行われるようになるのである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、複数のリード端子付部品を台紙にテーピングしたテーピング部品連を搬送する搬送路と、この搬送路の下流側に設けた台紙切断手段とを備え、前記台紙切断手段は、台紙の左右からこの台紙方向に移動自在に設けた台紙切断刃と、左右それぞれの台紙切断刃に一体化されるとともに、この台紙切断刃よりも下流側に設けたガイド部材とを有し、前記ガイド部材を弾性板で形成し、この弾性板の台紙切断刃側の端部を拡開させ、かつ、前記弾性板の台紙切断刃側の端部とは反対側の端部を前記台紙切断刃側の端部よりも外方に拡開後、台紙切断刃に固定した電子部品実装機であって、左右それぞれの台紙切断刃の下流側にガイド部材を設けているので、個片への切断のために台紙切断刃が台紙方向に移動した場合にはそれと一体になったガイド部材によってテーピング部品連の先端側は中央部分へ矯正される方向へ移動し、この状態で台紙切断刃による切断が行なわれるようになるので個片への切り離しが確実に行なわれるようになるとともに、弾性板の両端部がそれぞれ拡開されているので台紙のつまりを防ぐことができるのである。
【0012】
本発明の請求項2に記載の発明は、弾性板とそれを固定した台紙切断刃との間に補助弾性板を介在させた請求項1記載の電子部品実装機であって、弾性板とそれを固定した台紙切断刃との間に補助弾性板を介在させることによって弾性板のバネ性を高めて台紙の矯正作用を高めようとするものである。
【0013】
本発明の請求項3に記載の発明は、弾性板は台紙に形成したガイド孔の直径よりも大きな幅寸法とした請求項1または2に記載の電子部品実装機であって、弾性板が台紙に形成したガイド孔の直径よりも大きな幅寸法となっているので、弾性板が台紙のガイド孔の中に突入してしまい、台紙が落下せずにこの部分で台紙の目づまりを起こしてしまうことが無くなるものである。
【0014】
以下、本発明の一実施形態を添付図面にしたがって説明する。
図1から図3において1はテーピング部品連で、台紙2にはリード端子3を有する部品4が複数個規則的にテーピングされている。なお、図2,図3は、図1をそれぞれ図1中の矢印A方向、B方向から見たものである。これらの図1から図3においてはこのテーピング部品連1は図1のごとく搬送路5の部分を搬送され、その先端側は図1に示すごとくこの搬送路5から突出するようになっている。またこの搬送路5の先端側には左右に台紙切断刃6と7が設けられ、これらの台紙切断刃6と7は台紙2方向に移動することによってこの台紙2を切断して個片への切り離しを行うようになっている。
【0015】
この部分については後で詳細に説明する。
さて、左右の台紙切断刃6と7の下流側にはリード端子切断刃8と9と、弾性板10と11とが一体に取り付けられている。これらのリード端子切断刃8と9は図3に示すごとく、台紙切断刃6と7の上面に水平方向に配置させられたものであって、このリード端子切断刃8と9の下方において前記弾性板10と11が設けられている。これらの弾性板10と11はステンレスで形成されたものであって、その下流側の端部がビス12によってそれぞれ台紙切断刃6と7に固定されている。また上流側の端部は遊端となっているものであるが、図1に示すごとくこれらの弾性板10と11の遊端側は台紙2のかみ込みを防止するためにそれぞれ台紙切断刃6と7方向に拡開させている。すなわちこのように遊端側を拡開させれば図1に想像線で示すごとく台紙2が折れ曲がったものであったとしても、それが弾性板10と11と台紙切断刃6と7の間に侵入しにくくなるものである。
【0016】
さてこの状態において図1において搬送路5をテーピング部品連1が搬送され、その先端側が図1のように台紙切断刃6と7の間に搬送されてきた状態においてテーピング部品連1は間欠的に停止をし、停止した状態において台紙切断刃6と7が台紙2方向に移動することになる。この移動によってまず台紙2は左右の弾性板10と11によって中央方向に位置を矯正される状態となる。そしてこのように台紙2が中央に位置矯正された場合、まず第一に行われることは図面においては図示していないが部品4を保持手段が保持しその状態において台紙切断刃6と7による台紙2の切断が行われ、ほぼ同時にリード端子切断刃8と9によってリード端子3の切断が行われ、この状態において個片となった台紙2は下方に落下することになる。ここで重要なのは上述したごとく弾性板10と11のビス12側の端部を遊端側の端部よりも図1に示すごとく外方に拡開させここに充分大きな落下空間を設けたので、切断された台紙2は下方にスムーズに落下することになる。また弾性板10と11は台紙2に設けたガイド孔2aの直径よりもその幅寸法を大きくしているのでこのガイド孔2a内に弾性板10と11の遊端側が突入することがなく、この点からも切断後に個片となった台紙2はスムーズに落下することになるのである。
【0017】
さてこの状態において、上述したごとく保持手段によって保持された部品4は次工程の実装工程へと搬送されていくことになるのである。
【0018】
なお図1に示すごとく弾性板10と11の台紙切断刃6と7との間には補助弾性板13と14が介在させられており、この補助弾性板13と14で弾性板10と11をさらに台紙2方向に付勢するような構成になっている。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明は台紙切断手段を台紙の左右からこの台紙方向に移動自在に設けた台紙切断刃と左右それぞれの台紙切断刃に一体化されるとともに、この台紙切断刃よりも下流側に設けたガイド部材とによって構成したものであるから、搬送路から搬送されたテーピング部品連の先端側はガイド部材で位置矯正をした後に台紙切断刃で切断することができるようになるので、個片への確実な切り離しが行えるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の平面図
【図2】図1の矢印A方向から見た斜視図
【図3】図1の矢印B方向から見た斜視図
【符号の説明】
1 テーピング部品連
2 台紙
2a ガイド孔
3 リード端子
4 部品
5 搬送路
6,7 台紙切断刃
8,9 リード端子切断刃
10,11 弾性板
12 ビス
13,14 補助弾性板
Claims (3)
- 複数のリード端子付部品を台紙にテーピングしたテーピング部品連を搬送する搬送路と、この搬送路の下流側に設けた台紙切断手段とを備え、前記台紙切断手段は、台紙の左右からこの台紙方向に移動自在に設けた台紙切断刃と、左右それぞれの台紙切断刃に一体化されるとともに、この台紙切断刃よりも下流側に設けたガイド部材とを有し、
前記ガイド部材を弾性板で形成し、この弾性板の台紙切断刃側の端部を拡開させ、かつ、前記弾性板の台紙切断刃側の端部とは反対側の端部を前記台紙切断刃側の端部よりも外方に拡開後、台紙切断刃に固定した電子部品実装機。 - 弾性板とそれを固定した台紙切断刃との間に補助弾性板を介在させた請求項1記載の電子部品実装機。
- 弾性板は台紙に形成したガイド孔の直径よりも大きな幅寸法とした請求項1または2に記載の電子部品実装機。
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1998
- 1998-03-18 JP JP06805398A patent/JP3864546B2/ja not_active Expired - Fee Related
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