JP3863357B2 - デジタル放送受信装置 - Google Patents
デジタル放送受信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3863357B2 JP3863357B2 JP2000235119A JP2000235119A JP3863357B2 JP 3863357 B2 JP3863357 B2 JP 3863357B2 JP 2000235119 A JP2000235119 A JP 2000235119A JP 2000235119 A JP2000235119 A JP 2000235119A JP 3863357 B2 JP3863357 B2 JP 3863357B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- channels
- preset
- search
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Television Systems (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタル放送受信装置に係り、特に、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定したジャンル情報が付加されたチャネルを検索して表示するデジタル放送受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、デジタル放送の実用化が進められている。デジタル放送においては、複数のチャネルを多重して多数のチャネルを放送することができ、映像、音声の他にデータ等を多重して放送することが考えられている。例えば、放送チャネルに関する補助情報として、ジャンル情報であるＰＴｙ（Program Type）や、放送中の楽曲名、アーティスト名、アルバム名などを付加して放送することが考えられている。
【０００３】
このようなデジタル放送を受信する受信装置では、多数の放送チャネルの中から所望のチャネルを選択するために各種の検索がある。ジャンルを指定して、放送中のチャネルの中から指定ジャンル情報が付加されているチャネルを検索して表示するジャンル検索やアーティスト名、曲名、アルバム名等の検索キーワードを入力してキーワードを含む補助情報を持つチャネルを検索するキーワード検索などである。
【０００４】
ユーザがジャンル検索を行なう場合、受信装置の操作部を操作して所望のＰＴｙを指定し、受信装置は指定されたＰＴｙの付加されたチャネルを放送中のチャネルから検索して検索結果のリストを表示したり、検索されたチャネルを順番に受信したりする。ユーザは、検索結果のリストから所望のチャネルを選択して視聴チャネルを決定したり、順番に受信される検索されたチャネルの中から視聴チャネルを選択したりする。デジタル放送においては、各チャネルに対して補助情報としてジャンル情報の他にも、放送中の音楽の楽曲名、アーティスト名、アルバム名等を付加している。ユーザは、曲名、アーティスト名、アルバム名を検索キーワードとして入力し、受信装置は入力されたキーワードが補助情報に含まれているチャネルを検索して、検索結果をリスト表示したり、検索結果を順番に表示したりする。ユーザは検索された複数のチャネルの中から所望のチャネルを選択して視聴チャネルに決定する。
【０００５】
また、受信装置はプリセット機能を有し、ユーザは自分の気に入ったチャネルをプリセットメモリに記憶しておき、対応するプリセットキーを押すことによって即座に所望のチャネルを選択できるようにしている。プリセットメモリには例えば６個のプリセットキーが用意されており、この６個のキーに対応してそれぞれ好みのチャネルを記憶ことができる。ユーザは、視聴したいチャネルの記憶されたプリセットメモリに対応するプリセットキーの一つを押下することにより、対応して記憶されているチャネルを受信して視聴できるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、視聴チャネルを切り替えようとする場合、ユーザは操作部のアップダウンキーを操作してチャネルを一つ一つ切り替えて所望のチャネルを探したり、プリセットキーを押下して予めプリセットメモリに記憶しているチャネルの中から視聴チャネルを選択したり、ジャンルを指定して放送中のチャネルの中から指定したジャンル情報が付加されたチャネルの検索を行なって視聴チャネルを選択することになる。
【０００７】
検索ジャンルに属するチャネルがプリセットメモリに記憶されていると、プリセットメモリに記憶されているチャネルも検索されることとなる。ユーザはプリセットメモリに記憶されているチャネルを選択するのであれば、該当するプリセットキーを押下して選択するため、ジャンル検索ではプリセットメモリに記憶されているチャネルが検索結果の上位に表示されても視聴チャネルとして選択される事は少ない。つまり、ユーザがジャンル検索を行なうのは、プリセットメモリに記憶していないチャネルの中から視聴チャネルを探したい場合であり、ジャンルを指定して視聴チャネルを検索したときにプリセットチャネルが検索結果の上位に表示されることは、好ましいことではない。
【０００８】
従来のジャンル検索においては、指定されたジャンルに属するチャネルを検索するだけであり、プリセットメモリに記憶されたチャネルに検索ジャンルが付加されていると、視聴チャネルとして選択される可能性は低いにもかかわらず上位に検索されてしまうことがある。この場合、ユーザは、検索されたプリセットチャネルをスキップして次に検索されたチャネルに切り替える操作を行なわなければならず、面倒であった。
【０００９】
以上から本発明の目的は、指定したジャンルに属するチャネルを検索し、検索結果からプリセットメモリに記憶されているチャネルを除外して検索結果を表示し、検索結果から視聴チャネルを選択する手間を軽減するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１０】
また、本発明の目的は、指定したジャンルに属するチャネルを検索する際に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの検索優先度を下げて検索結果を表示し、ジャンル検索時の手間を軽減するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１１】
また、本発明の目的は、放送中のチャネルから指定したジャンルに属するチャネルを検索する際に、検索されたチャネルの中でプリセットメモリに記憶されたチャネルの最終視聴日時に応じた優先順で検索結果を表示するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索するジャンル検索手段と、該ジャンル検索手段により検索された複数のチャネルから、前記プリセット手段に記憶したチャネルを除外して検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１３】
すなわち、以上のように構成すれば、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中からプリセットチャネルを除外して検索結果を報知することができる。
【００１４】
また、上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定ジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、予め指定されたチャネルを記憶し、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、該検索手段により検索された複数のチャネルの中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位に、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位に並びかえるソート手段と、該ソート手段により並び替えた順番で検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１５】
すなわち、以上のように構成すれば、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中で、プリセットされてないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位に並び替えて検索結果を報知することができる。
【００１６】
更に、上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、予め指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、該プリセット手段に記憶したチャネルの最終視聴日時を記憶する手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、該検索手段により検索された複数のチャネル中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位にし、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位にすると共に、前記プリセットチャネルの最終視聴日時に基づいて検索結果を並び替えるソート手段と、該ソート手段により並び替えられた順番に検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１７】
すなわち、以上のように構成すれば、プリセットされているチャネルの最終視聴日時を記憶しておき、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中でプリセットされていないチャネルを上位にすると共に、検索されたプリセットチャネルのなかでは、最終視聴日時に応じて視聴していない期間の長いチャネルを上位に検索結果を並び替えて報知することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
図１は本発明デジタル放送受信装置の構成を示す図である。
図１において、１はアンテナ、２はフロントエンド（Ｆ／Ｅ）、３はベースバンド処理部、４はデータ分離部、５は音声／映像デコード部、６は制御部、７はアンプ、８はスピーカ、９は画像合成部、１０はディスプレイ装置、１１は操作部、１２はプリセットメモリである。
【００１９】
フロントエンド部２は、アンテナ１を介して受信した放送波信号の中から所望の受信周波数成分を抽出すると共に、この抽出した信号に対して周波数変換を行った中間周波数信号を出力する。
【００２０】
ベースバンド処理部３は、フロントエンド２から出力される中間周波数信号に対して、直交復調処理、ＦＥＣ（Ｆｏｒｗａｒｄ Ｅｒｒｏｒ Ｃｏｒｒｅｃｔｉｏｎ）処理を行って、インターリーブされた送信データを復調し、さらにこのインターリーブを解いて元のデータ列に戻し、誤り検出／訂正処理を行ってデータ分離部４へ出力する。
【００２１】
データ分離部４は、ベースバンド処理部３から入力されるデータ列を音声データ、映像データ、情報データに分離して、音声データ、映像データを音声／映像データデコード部５に出力し、情報データを制御部６へ出力する。チャネルナンバー、チャネル名、付加されるＰＴｙ等が情報データにあたる。
【００２２】
音声／映像デコード部５は、入力される復号データを音声信号、映像信号にデコードし、音声信号をアンプ７へ、映像信号を画像合成部９へ出力する。
【００２３】
制御部６は、デジタル放送受信装置全体を制御するものであり、フロントエンド部２による周波数同調制御や、ベースバンド処理部３、音声映像デコード部５へ視聴するチャネルの指示制御や、指定されたＰＴｙが付加されているチャネルを検索するチャネル検索制御等を行ったり、チャネル選択のためのメニュー画像や検索結果の画像を適宜作成して画像合成部９へ出力したりする。
【００２４】
画像合成部９は、音声／映像デコード部４から入力される映像信号と制御部６から入力される画像を合成し、ディスプレイ装置１０に映像を表示する。
【００２５】
操作部１１は、視聴チャネルの選択操作、ＰＴｙ検索の指示操作、プリセット選択操作、音量の調整操作等を行うものである。
【００２６】
プリセットメモリ１２は、ユーザの好みのチャネルを記憶しておくものであり、複数のプリセットナンバーに対応して、チャネルナンバーを記憶している。ユーザは操作部１１に設けられたプリセットキーを押下することにより、プリセットメモリに記憶してあるチャネルを受信させて視聴できるようになっている。プリセットメモリへのプリセット操作は、所望のチャネルを受信した後に、記憶したいプリセットキーを所定時間以上押しつづけることによって行う。
【００２７】
図２は、デジタル放送のチャネルとジャンル（ＰＴｙ）との関係を示す図である。前述のように、デジタル放送は音声、映像の他に補助情報を送ることが可能であり、チャネルに対してジャンル情報であるＰＴｙを付加している。例えば、チャネルナンバー１０の「スポーツチャネル」にはＰＴｙ「スポーツ」、チャネルナンバー１１の「ミュージックチャネル」にはＰＴｙ「音楽」、チャネルナンバー１２の「海外ニュース」にはＰＴｙ「ニュース」が付加されている。
【００２８】
ユーザがジャンル検索を行う場合、操作部１１を操作して所望のＰＴｙを選択して検索を指示する。制御部６はジャンル検索が指示されると、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中から検索ＰＴｙの付加されたチャネルをすべて検索する。図２において、検索ＰＴｙを「スポーツ」とした場合には、チャネルナンバー１０の「スポーツチャネル」、チャネルナンバー１０３の「ゴルフチャネル」、チャネルナンバー１０８の「野球中継」の３つが検索される。また、検索ＰＴｙを「音楽」として検索した場合、チャネルナンバー１１の「ミュージックチャネル」、チャネルナンバー１０５の「クラシック」、チャネルナンバー１０９の「ポップスチャネル」、チャネルナンバー１２０の「ベストヒット」の４つのチャネルが検索される。
【００２９】
（ａ）第１実施例
図３は本発明の第１実施例における動作フローを示す図である。ここでは、予めプリセットメモリ１２には複数のチャネルが記憶されているものとして説明する。
まず、ユーザが操作部１１を操作して検索したいジャンルのＰＴｙを選択し、検索を指示することで動作が開始する（ステップＳ１０１）。制御部６はデータ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ１０１で指示されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索する（ステップＳ１０２）。例えば、ＰＴｙ「音楽」を指定して検索を行った場合、図４（ａ）に示すように、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルがチャネルナンバー順に検索される。
【００３０】
次に、制御部６はプリセットメモリ１２を参照して、ステップＳ１０２の検索結果からプリセットメモリ１２に記憶されているチャネルを除外する（ステップＳ１０３）。図４に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」が、プリセットメモリ１２に記憶されているので、図４（ａ）に示す検索結果から、「１１ｃｈミュージックチャネル」と「１０９ｃｈポップスチャネル」を検索結果から除外し、図４（ｂ）に示すように「１０５ｃｈクラシック」、「１２０ｃｈベストヒット」の２つのチャネルを検索結果とする。
【００３１】
制御部６は、ステップＳ１０３でプリセットされているチャネルを除外したジャンル検索結果を画像合成部９に出力し、ディスプレイ装置１０に検索結果を表示させる（ステップＳ１０４）。
【００３２】
制御部６はユーザが操作部１１を操作してディスプレイ装置１０に表示された検索結果の中から視聴チャネルを選択したか否かを判断し（ステップＳ１０５）、視聴チャネルが選択されたら、制御部６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して、選択されたチャネルを受信して音声および映像をスピーカ８、ディスプレイ装置１０から出力する（ステップＳ１０６）。
【００３３】
以上のようにすれば、指定したＰＴｙが付加されたチャネルを検索し、検索結果からプリセットされているチャネルを除外して検索結果を報知することができる。
【００３４】
尚、上記第１実施例の説明においては、検索結果を優先度の高い順に表示するようにしたが、検索されたチャネルが多く一画面で表示できない場合には、検索結果を優先度の高い順に所定数ずつ切り替えて表示させるようにすることも可能である。
【００３５】
（ｂ）第２実施例
図５は、本発明のデジタル放送受信装置の第２実施例における動作フローを示す図である。ここでも、第１実施例と同様に、予めプリセットメモリ１２に複数のチャネルが記憶されているものとして説明する。
【００３６】
ユーザが操作部１１を操作して検索条件となるＰＴｙを選択して検索を指示することにより動作が開始する（ステップＳ２０１）。ＰＴｙ検索が指示されると、制御部６はデータ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ１０１で指示されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索する（ステップＳ２０２）。図６は、ＰＴｙ「音楽」を指定してチャネル検索を行った際の例であり、図６（ａ）に示すように、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルが検索される。
【００３７】
次に、制御部６は、プリセットメモリ１２を参照して、ステップＳ２０２で検索された複数のチャネルの中にプリセットチャネルが含まれていたら、検索結果をプリセットされていないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位にする順に並び替える（ステップＳ２０３）。図６に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」がプリセットメモリに記憶されているので、図６（ｂ）に示すように、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１１ｃｈミュージックチャネル」、４．「１０９ｃｈポップスチャネル」の順に並び替える。
【００３８】
制御部６は、ステップＳ２０３で並び替えた検索結果を画像合成部９に出力しディスプレイ装置１０に表示させる（ステップＳ２０５）。図６に示す例では、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１１ｃｈミュージックチャネル」、４．「１０９ｃｈポップスチャネル」の順に検索結果が表示されることになる。
【００３９】
制御部６は、ユーザが操作部１１を制御して、ステップＳ２０５で表示された検索結果の中から視聴チャネルを選択したかを判断し（ステップＳ２０６）、視聴チャネルが選択されたら制御部６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して選択されたチャネルを受信し、受信した音声をスピーカ８から出力すると共に、映像をディスプレイ装置１０に表示させる（ステップ２０７）。
【００４０】
以上のようにすれば、ジャンル検索を行うときに、検索結果をプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示することができる。つまり、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に検索することができる。
【００４１】
尚、上記第２実施例の説明においては、プリセットメモリに記憶されていないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位に並び替えて検索結果を表示するようにしたが、検索チャネルを表示すると共に、検索されたチャネルがプリセットメモリに記憶されているチャネルであるか否かを表示するようにしてもよく、検索されたチャネルがプリセットメモリに記憶されているチャネルの場合には、そのチャネルの記憶されているプリセットナンバーを同時に表示するようにしてもよい。
【００４２】
（ｃ）第３実施例
図７は本発明の第３実施例のデジタル放送受信装置の構成図であり、１はアンテナ、２はフロントエンド（Ｆ／Ｅ）、３はベースバンド処理部、４はデータ分離部、５は音声／映像デコード部、１６は制御部、７はアンプ、８はスピーカ、９は画像合成部、１０はディスプレイ装置、１１は操作部、２２はプリセットメモリである。
【００４３】
アンテナ１、フロントエンド２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコーダ５、アンプ７、スピーカ８、画像合成部９、ディスプレイ装置１０、操作部１１は第１、第２実施例で説明のものと同様のものである。
【００４４】
制御部１６は、デジタル放送受信装置全体を制御するものであり、フロントエンド部２による周波数同調制御や、ベースバンド処理部３、音声映像デコード部５へ視聴するチャネルの指示制御や、指定されたＰＴｙを持つチャネルを検索するチャネル検索制御等を行ったり、チャネル選択のためのメニュー画像や検索結果の画像を適宜作成して画像合成部９へ出力したりする。また、制御部１６は、後述のプリセットメモリ２２に記憶されたチャネルの最終視聴日時を更新したり、指定されたジャンル情報が付加されたチャネル検索の際にプリセットチャネルの最終視聴日時に応じて、検索結果の並び替えを行ったりする。
【００４５】
プリセットメモリ２２は、ユーザの好みのチャネルを記憶しておくものであり、複数のプリセットナンバーに対応してユーザの好みのチャネルを記憶している。ユーザが操作部１１に設けられたプリセットキーを押下することにより制御部１６は対応するプリセットナンバーに記憶されているチャネルを受信する。また、プリセットメモリ２２は、プリセットナンバーごとにチャネルナンバーを記憶すると共に、記憶されているチャネルの最終視聴日時を記憶する構成になっている。
【００４６】
図８はプリセットメモリ２２の説明図であり、同図に示すように、各プリセットナンバーに対してチャネルナンバーとそのチャネルの最終視聴日時が対応して記憶されている。図８に示す例では、プリセットメモリ２２には６個のチャネルを記憶している。プリセットナンバー１にチャネルナンバー１１が記憶されており、それに対応して最終視聴日時が記録されている。同様にプリセットナンバー２〜６についても、それぞれユーザの好みのチャネルが最終視聴日時と共に記憶されている。各プリセットチャネルに対して記憶される最終視聴日時は、ユーザがプリセットメモリ２２に記憶されているチャネルを視聴していて他のチャネルに切り替えた際に制御部１６によって更新される。例えば、プリセットメモリ２２のプリセットナンバー４に記憶されているチャネル５３を視聴していてユーザが視聴チャネルを切り替えた場合、制御部１６は内蔵の時計機能（図示せず）を参照し、その日時（’００．６．１０ １９：００）をプリセットメモリ２２の対応するプリセットナンバー４の最終視聴日時として更新する。また、内蔵の時計機能ではなく、デジタル放送波に含まれる現在日時情報を用いて、プリセットチャネルの最終視聴日時を更新するようにしてもよい。
【００４７】
ジャンルを指定してチャネルを検索する場合、ユーザは操作部１１を操作してジャンル検索モードに切り替え、所望のジャンルであるＰＴｙを選択し検索を指示する。制御部１６は、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中から検索ＰＴｙの付加されているチャネルをすべて検索する。そして、検索されたチャネルのうち、プリセットメモリ２２に記憶されていないチャネルを上位にすると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの中でも最終視聴日時の古い順に検索結果を並び替えて、検索結果をディスプレイ装置１０に表示させる。
【００４８】
図９は、本発明のデジタル放送受信装置の第３実施例における動作フローを示す図である。ここでは、予めプリセットメモリ２２の各プリセットナンバーに対応して、複数のユーザの好みのチャネルが最終視聴日時と共に記憶されているものとする。
【００４９】
ユーザが操作部１１を操作して検索条件とするＰＴｙを選択し検索指示を行うことにより動作が開始し（ステップＳ３０１）、制御部１６は、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ３０１において指定されたＰＴｙが付加されているチャネルを検索する（ステップＳ３０２）。図１０は、ＰＴｙ「音楽」を指定して検索した場合の例である。図１０（ａ）に示すように、ＰＴｙ「音楽」が付加されたチャネルを検索すると、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルがチャネルナンバー順に検索される。ここで、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」の２つのチャネルはプリセットメモリ２２に記憶されているチャネルであるとする。
【００５０】
指定されたＰＴｙが付加されているチャネルが検索されると、制御部１６は、プリセットメモリ２２を参照して、ステップＳ３０２で検索されたチャネルの中でプリセットメモリ２２に記憶されていないチャネルを上位に、プリセットメモリ２２に記憶されているチャネルを下位にすると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの最終視聴日時に基づいて、最終視聴日時の古いチャネル順に検索結果の並び替えを行う（ステップＳ３０３）。図１０に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」と「１０９ｃｈポップスチャネル」の２つのチャネルがプリセットされているチャネルであるため、図１０（ｂ）に示すようにプリセットメモリにされていない「１０５ｃｈクラシック」、「１２０ｃｈベストヒット」が上位に、プリセットメモリに記憶されている「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」が下位に並び替えられる。そして、図１０（ｃ）に示すように、プリセットされているチャネルの中で、最終視聴日時の古いチャネルを上位に並び替えを行う。つまり、プリセットメモリ２２を参照すると、「１１ｃｈミュージックチャネル」の最終視聴日時より「１０９ｃｈポップスチャネル」の最終視聴日時の方が古いため、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１１ｃｈミュージックチャネル」の順に並びかえる。
【００５１】
そして、制御部１６は、ステップＳ３０３で並び替えた検索結果を画像合成部９に出力しディスプレイ装置１０に表示させる（ステップＳ３０５）。図１０に示す例では、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１０９ｃｈポップスチャネル」、４．「１１ｃｈミュージックチャネル」の順序で検索結果が表示される。また、検索結果とともにそのチャネルがプリセットされているチャネルか否かを示す表示をしたり、プリセットされているチャネルには、最終視聴日時情報を検索結果と共に表示させるようにしてもよい。検索されたチャネルが多い場合、検索結果を所定数ずつ表示し、ユーザの操作に応じて次の優先度のチャネルを表示するようにしてもよい。
【００５２】
制御部１６は、ユーザが操作部１１を操作してステップＳ３０５で表示される検索結果の中からチャネルを選択したか否かを判断し（ステップＳ３０６）、チャネルが選択されたら制御部１６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して選択されたチャネルを受信して音声及び映像をスピーカ８、ディスプレイ装置１０から出力する。
【００５３】
以上のようにすれば、指定されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索し、検索結果の中でプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示し、検索されたプリセットメモリに記憶されているチャネルの中でも最終視聴日時の古いチャネルを優先的に表示することができる。つまり、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に検索することができる。
【００５４】
尚、上記実施例の説明においては、並び変えた検索結果ディスプレイ装置に表示するようにしたが、検索されたチャネルを所定時間ごとに受信して受信チャネルを一つずつ切り替えるようにしてもよい。
【００５５】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変更が可能であり、本発明はこれを排除するものではない。
【００５６】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、指定されたジャンが付加されているチャネルを検索し、検索結果からプリセットメモリに記憶されているチャネルを除外して検索結果を表示するようにしたから、普段ユーザが視聴することの少ないチャネルの中でジャンル検索を行う際に便利である。つまり、検索結果によく視聴することのあるプリセットチャネルを除外するので、検索結果の中から視聴チャネルを選択する際の操作回数を減らすことができる。
【００５７】
また、本発明によれば、指定されたジャンルが付加されたチャネルを検索し、検索結果に含まれるプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示するようにしたから、普段ユーザが視聴することの少ないチャネルを優先的に報知することができる。
【００５８】
更に、本発明によれば、予めプリセットメモリに最終視聴日時をチャネルと共に記憶しておき、指定されたジャンルが付加されているチャネルを検索し、検索結果の順序をプリセットメモリに記憶されていないチャネルを上位に、プリセットメモリに記憶されているチャネルを下位に並び替えると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルを最終視聴日時の古い順に並び替えて検索結果を表示するようにしたから、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に報知することができ、また、プリセットメモリに記憶してあるチャネルであってもあまり視聴していないチャネルを優先的に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデジタル放送受信装置の構成図である。
【図２】チャネルとジャンル（ＰＴｙ）との関係を説明する図である。
【図３】第１実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図４】第１実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【図５】第２実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図６】第２実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【図７】第３実施例のデジタル放送受信装置の構成を示す図である。
【図８】第３実施例におけるプリセットメモリの説明図である。
【図９】第３実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図１０】第３実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【符号の説明】
１・・・アンテナ
２・・・フロントエンド部
３・・・ベースバンド処理部
４・・・データ分離部
５・・・音声／映像デコード部
６、１６・・・制御部
７・・・アンプ
８・・・スピーカ
９・・・画像合成部
１０・・・ディスプレイ装置
１１・・・操作部
１２、２２・・・プリセットメモリ
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタル放送受信装置に係り、特に、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定したジャンル情報が付加されたチャネルを検索して表示するデジタル放送受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、デジタル放送の実用化が進められている。デジタル放送においては、複数のチャネルを多重して多数のチャネルを放送することができ、映像、音声の他にデータ等を多重して放送することが考えられている。例えば、放送チャネルに関する補助情報として、ジャンル情報であるＰＴｙ（Program Type）や、放送中の楽曲名、アーティスト名、アルバム名などを付加して放送することが考えられている。
【０００３】
このようなデジタル放送を受信する受信装置では、多数の放送チャネルの中から所望のチャネルを選択するために各種の検索がある。ジャンルを指定して、放送中のチャネルの中から指定ジャンル情報が付加されているチャネルを検索して表示するジャンル検索やアーティスト名、曲名、アルバム名等の検索キーワードを入力してキーワードを含む補助情報を持つチャネルを検索するキーワード検索などである。
【０００４】
ユーザがジャンル検索を行なう場合、受信装置の操作部を操作して所望のＰＴｙを指定し、受信装置は指定されたＰＴｙの付加されたチャネルを放送中のチャネルから検索して検索結果のリストを表示したり、検索されたチャネルを順番に受信したりする。ユーザは、検索結果のリストから所望のチャネルを選択して視聴チャネルを決定したり、順番に受信される検索されたチャネルの中から視聴チャネルを選択したりする。デジタル放送においては、各チャネルに対して補助情報としてジャンル情報の他にも、放送中の音楽の楽曲名、アーティスト名、アルバム名等を付加している。ユーザは、曲名、アーティスト名、アルバム名を検索キーワードとして入力し、受信装置は入力されたキーワードが補助情報に含まれているチャネルを検索して、検索結果をリスト表示したり、検索結果を順番に表示したりする。ユーザは検索された複数のチャネルの中から所望のチャネルを選択して視聴チャネルに決定する。
【０００５】
また、受信装置はプリセット機能を有し、ユーザは自分の気に入ったチャネルをプリセットメモリに記憶しておき、対応するプリセットキーを押すことによって即座に所望のチャネルを選択できるようにしている。プリセットメモリには例えば６個のプリセットキーが用意されており、この６個のキーに対応してそれぞれ好みのチャネルを記憶ことができる。ユーザは、視聴したいチャネルの記憶されたプリセットメモリに対応するプリセットキーの一つを押下することにより、対応して記憶されているチャネルを受信して視聴できるようになっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、視聴チャネルを切り替えようとする場合、ユーザは操作部のアップダウンキーを操作してチャネルを一つ一つ切り替えて所望のチャネルを探したり、プリセットキーを押下して予めプリセットメモリに記憶しているチャネルの中から視聴チャネルを選択したり、ジャンルを指定して放送中のチャネルの中から指定したジャンル情報が付加されたチャネルの検索を行なって視聴チャネルを選択することになる。
【０００７】
検索ジャンルに属するチャネルがプリセットメモリに記憶されていると、プリセットメモリに記憶されているチャネルも検索されることとなる。ユーザはプリセットメモリに記憶されているチャネルを選択するのであれば、該当するプリセットキーを押下して選択するため、ジャンル検索ではプリセットメモリに記憶されているチャネルが検索結果の上位に表示されても視聴チャネルとして選択される事は少ない。つまり、ユーザがジャンル検索を行なうのは、プリセットメモリに記憶していないチャネルの中から視聴チャネルを探したい場合であり、ジャンルを指定して視聴チャネルを検索したときにプリセットチャネルが検索結果の上位に表示されることは、好ましいことではない。
【０００８】
従来のジャンル検索においては、指定されたジャンルに属するチャネルを検索するだけであり、プリセットメモリに記憶されたチャネルに検索ジャンルが付加されていると、視聴チャネルとして選択される可能性は低いにもかかわらず上位に検索されてしまうことがある。この場合、ユーザは、検索されたプリセットチャネルをスキップして次に検索されたチャネルに切り替える操作を行なわなければならず、面倒であった。
【０００９】
以上から本発明の目的は、指定したジャンルに属するチャネルを検索し、検索結果からプリセットメモリに記憶されているチャネルを除外して検索結果を表示し、検索結果から視聴チャネルを選択する手間を軽減するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１０】
また、本発明の目的は、指定したジャンルに属するチャネルを検索する際に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの検索優先度を下げて検索結果を表示し、ジャンル検索時の手間を軽減するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１１】
また、本発明の目的は、放送中のチャネルから指定したジャンルに属するチャネルを検索する際に、検索されたチャネルの中でプリセットメモリに記憶されたチャネルの最終視聴日時に応じた優先順で検索結果を表示するデジタル放送受信装置を提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】
上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索するジャンル検索手段と、該ジャンル検索手段により検索された複数のチャネルから、前記プリセット手段に記憶したチャネルを除外して検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１３】
すなわち、以上のように構成すれば、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中からプリセットチャネルを除外して検索結果を報知することができる。
【００１４】
また、上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定ジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、予め指定されたチャネルを記憶し、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、該検索手段により検索された複数のチャネルの中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位に、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位に並びかえるソート手段と、該ソート手段により並び替えた順番で検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１５】
すなわち、以上のように構成すれば、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中で、プリセットされてないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位に並び替えて検索結果を報知することができる。
【００１６】
更に、上記課題は本発明によれば、チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、予め指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、該プリセット手段に記憶したチャネルの最終視聴日時を記憶する手段と、指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、該検索手段により検索された複数のチャネル中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位にし、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位にすると共に、前記プリセットチャネルの最終視聴日時に基づいて検索結果を並び替えるソート手段と、該ソート手段により並び替えられた順番に検索結果を報知する報知手段とを備えたデジタル放送受信装置により達成される。
【００１７】
すなわち、以上のように構成すれば、プリセットされているチャネルの最終視聴日時を記憶しておき、指定されたジャンルに属するチャネルを検索し、検索された複数のチャネルの中でプリセットされていないチャネルを上位にすると共に、検索されたプリセットチャネルのなかでは、最終視聴日時に応じて視聴していない期間の長いチャネルを上位に検索結果を並び替えて報知することができる。
【００１８】
【発明の実施の形態】
図１は本発明デジタル放送受信装置の構成を示す図である。
図１において、１はアンテナ、２はフロントエンド（Ｆ／Ｅ）、３はベースバンド処理部、４はデータ分離部、５は音声／映像デコード部、６は制御部、７はアンプ、８はスピーカ、９は画像合成部、１０はディスプレイ装置、１１は操作部、１２はプリセットメモリである。
【００１９】
フロントエンド部２は、アンテナ１を介して受信した放送波信号の中から所望の受信周波数成分を抽出すると共に、この抽出した信号に対して周波数変換を行った中間周波数信号を出力する。
【００２０】
ベースバンド処理部３は、フロントエンド２から出力される中間周波数信号に対して、直交復調処理、ＦＥＣ（Ｆｏｒｗａｒｄ Ｅｒｒｏｒ Ｃｏｒｒｅｃｔｉｏｎ）処理を行って、インターリーブされた送信データを復調し、さらにこのインターリーブを解いて元のデータ列に戻し、誤り検出／訂正処理を行ってデータ分離部４へ出力する。
【００２１】
データ分離部４は、ベースバンド処理部３から入力されるデータ列を音声データ、映像データ、情報データに分離して、音声データ、映像データを音声／映像データデコード部５に出力し、情報データを制御部６へ出力する。チャネルナンバー、チャネル名、付加されるＰＴｙ等が情報データにあたる。
【００２２】
音声／映像デコード部５は、入力される復号データを音声信号、映像信号にデコードし、音声信号をアンプ７へ、映像信号を画像合成部９へ出力する。
【００２３】
制御部６は、デジタル放送受信装置全体を制御するものであり、フロントエンド部２による周波数同調制御や、ベースバンド処理部３、音声映像デコード部５へ視聴するチャネルの指示制御や、指定されたＰＴｙが付加されているチャネルを検索するチャネル検索制御等を行ったり、チャネル選択のためのメニュー画像や検索結果の画像を適宜作成して画像合成部９へ出力したりする。
【００２４】
画像合成部９は、音声／映像デコード部４から入力される映像信号と制御部６から入力される画像を合成し、ディスプレイ装置１０に映像を表示する。
【００２５】
操作部１１は、視聴チャネルの選択操作、ＰＴｙ検索の指示操作、プリセット選択操作、音量の調整操作等を行うものである。
【００２６】
プリセットメモリ１２は、ユーザの好みのチャネルを記憶しておくものであり、複数のプリセットナンバーに対応して、チャネルナンバーを記憶している。ユーザは操作部１１に設けられたプリセットキーを押下することにより、プリセットメモリに記憶してあるチャネルを受信させて視聴できるようになっている。プリセットメモリへのプリセット操作は、所望のチャネルを受信した後に、記憶したいプリセットキーを所定時間以上押しつづけることによって行う。
【００２７】
図２は、デジタル放送のチャネルとジャンル（ＰＴｙ）との関係を示す図である。前述のように、デジタル放送は音声、映像の他に補助情報を送ることが可能であり、チャネルに対してジャンル情報であるＰＴｙを付加している。例えば、チャネルナンバー１０の「スポーツチャネル」にはＰＴｙ「スポーツ」、チャネルナンバー１１の「ミュージックチャネル」にはＰＴｙ「音楽」、チャネルナンバー１２の「海外ニュース」にはＰＴｙ「ニュース」が付加されている。
【００２８】
ユーザがジャンル検索を行う場合、操作部１１を操作して所望のＰＴｙを選択して検索を指示する。制御部６はジャンル検索が指示されると、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中から検索ＰＴｙの付加されたチャネルをすべて検索する。図２において、検索ＰＴｙを「スポーツ」とした場合には、チャネルナンバー１０の「スポーツチャネル」、チャネルナンバー１０３の「ゴルフチャネル」、チャネルナンバー１０８の「野球中継」の３つが検索される。また、検索ＰＴｙを「音楽」として検索した場合、チャネルナンバー１１の「ミュージックチャネル」、チャネルナンバー１０５の「クラシック」、チャネルナンバー１０９の「ポップスチャネル」、チャネルナンバー１２０の「ベストヒット」の４つのチャネルが検索される。
【００２９】
（ａ）第１実施例
図３は本発明の第１実施例における動作フローを示す図である。ここでは、予めプリセットメモリ１２には複数のチャネルが記憶されているものとして説明する。
まず、ユーザが操作部１１を操作して検索したいジャンルのＰＴｙを選択し、検索を指示することで動作が開始する（ステップＳ１０１）。制御部６はデータ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ１０１で指示されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索する（ステップＳ１０２）。例えば、ＰＴｙ「音楽」を指定して検索を行った場合、図４（ａ）に示すように、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルがチャネルナンバー順に検索される。
【００３０】
次に、制御部６はプリセットメモリ１２を参照して、ステップＳ１０２の検索結果からプリセットメモリ１２に記憶されているチャネルを除外する（ステップＳ１０３）。図４に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」が、プリセットメモリ１２に記憶されているので、図４（ａ）に示す検索結果から、「１１ｃｈミュージックチャネル」と「１０９ｃｈポップスチャネル」を検索結果から除外し、図４（ｂ）に示すように「１０５ｃｈクラシック」、「１２０ｃｈベストヒット」の２つのチャネルを検索結果とする。
【００３１】
制御部６は、ステップＳ１０３でプリセットされているチャネルを除外したジャンル検索結果を画像合成部９に出力し、ディスプレイ装置１０に検索結果を表示させる（ステップＳ１０４）。
【００３２】
制御部６はユーザが操作部１１を操作してディスプレイ装置１０に表示された検索結果の中から視聴チャネルを選択したか否かを判断し（ステップＳ１０５）、視聴チャネルが選択されたら、制御部６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して、選択されたチャネルを受信して音声および映像をスピーカ８、ディスプレイ装置１０から出力する（ステップＳ１０６）。
【００３３】
以上のようにすれば、指定したＰＴｙが付加されたチャネルを検索し、検索結果からプリセットされているチャネルを除外して検索結果を報知することができる。
【００３４】
尚、上記第１実施例の説明においては、検索結果を優先度の高い順に表示するようにしたが、検索されたチャネルが多く一画面で表示できない場合には、検索結果を優先度の高い順に所定数ずつ切り替えて表示させるようにすることも可能である。
【００３５】
（ｂ）第２実施例
図５は、本発明のデジタル放送受信装置の第２実施例における動作フローを示す図である。ここでも、第１実施例と同様に、予めプリセットメモリ１２に複数のチャネルが記憶されているものとして説明する。
【００３６】
ユーザが操作部１１を操作して検索条件となるＰＴｙを選択して検索を指示することにより動作が開始する（ステップＳ２０１）。ＰＴｙ検索が指示されると、制御部６はデータ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ１０１で指示されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索する（ステップＳ２０２）。図６は、ＰＴｙ「音楽」を指定してチャネル検索を行った際の例であり、図６（ａ）に示すように、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルが検索される。
【００３７】
次に、制御部６は、プリセットメモリ１２を参照して、ステップＳ２０２で検索された複数のチャネルの中にプリセットチャネルが含まれていたら、検索結果をプリセットされていないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位にする順に並び替える（ステップＳ２０３）。図６に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」がプリセットメモリに記憶されているので、図６（ｂ）に示すように、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１１ｃｈミュージックチャネル」、４．「１０９ｃｈポップスチャネル」の順に並び替える。
【００３８】
制御部６は、ステップＳ２０３で並び替えた検索結果を画像合成部９に出力しディスプレイ装置１０に表示させる（ステップＳ２０５）。図６に示す例では、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１１ｃｈミュージックチャネル」、４．「１０９ｃｈポップスチャネル」の順に検索結果が表示されることになる。
【００３９】
制御部６は、ユーザが操作部１１を制御して、ステップＳ２０５で表示された検索結果の中から視聴チャネルを選択したかを判断し（ステップＳ２０６）、視聴チャネルが選択されたら制御部６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して選択されたチャネルを受信し、受信した音声をスピーカ８から出力すると共に、映像をディスプレイ装置１０に表示させる（ステップ２０７）。
【００４０】
以上のようにすれば、ジャンル検索を行うときに、検索結果をプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示することができる。つまり、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に検索することができる。
【００４１】
尚、上記第２実施例の説明においては、プリセットメモリに記憶されていないチャネルを上位に、プリセットされているチャネルを下位に並び替えて検索結果を表示するようにしたが、検索チャネルを表示すると共に、検索されたチャネルがプリセットメモリに記憶されているチャネルであるか否かを表示するようにしてもよく、検索されたチャネルがプリセットメモリに記憶されているチャネルの場合には、そのチャネルの記憶されているプリセットナンバーを同時に表示するようにしてもよい。
【００４２】
（ｃ）第３実施例
図７は本発明の第３実施例のデジタル放送受信装置の構成図であり、１はアンテナ、２はフロントエンド（Ｆ／Ｅ）、３はベースバンド処理部、４はデータ分離部、５は音声／映像デコード部、１６は制御部、７はアンプ、８はスピーカ、９は画像合成部、１０はディスプレイ装置、１１は操作部、２２はプリセットメモリである。
【００４３】
アンテナ１、フロントエンド２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコーダ５、アンプ７、スピーカ８、画像合成部９、ディスプレイ装置１０、操作部１１は第１、第２実施例で説明のものと同様のものである。
【００４４】
制御部１６は、デジタル放送受信装置全体を制御するものであり、フロントエンド部２による周波数同調制御や、ベースバンド処理部３、音声映像デコード部５へ視聴するチャネルの指示制御や、指定されたＰＴｙを持つチャネルを検索するチャネル検索制御等を行ったり、チャネル選択のためのメニュー画像や検索結果の画像を適宜作成して画像合成部９へ出力したりする。また、制御部１６は、後述のプリセットメモリ２２に記憶されたチャネルの最終視聴日時を更新したり、指定されたジャンル情報が付加されたチャネル検索の際にプリセットチャネルの最終視聴日時に応じて、検索結果の並び替えを行ったりする。
【００４５】
プリセットメモリ２２は、ユーザの好みのチャネルを記憶しておくものであり、複数のプリセットナンバーに対応してユーザの好みのチャネルを記憶している。ユーザが操作部１１に設けられたプリセットキーを押下することにより制御部１６は対応するプリセットナンバーに記憶されているチャネルを受信する。また、プリセットメモリ２２は、プリセットナンバーごとにチャネルナンバーを記憶すると共に、記憶されているチャネルの最終視聴日時を記憶する構成になっている。
【００４６】
図８はプリセットメモリ２２の説明図であり、同図に示すように、各プリセットナンバーに対してチャネルナンバーとそのチャネルの最終視聴日時が対応して記憶されている。図８に示す例では、プリセットメモリ２２には６個のチャネルを記憶している。プリセットナンバー１にチャネルナンバー１１が記憶されており、それに対応して最終視聴日時が記録されている。同様にプリセットナンバー２〜６についても、それぞれユーザの好みのチャネルが最終視聴日時と共に記憶されている。各プリセットチャネルに対して記憶される最終視聴日時は、ユーザがプリセットメモリ２２に記憶されているチャネルを視聴していて他のチャネルに切り替えた際に制御部１６によって更新される。例えば、プリセットメモリ２２のプリセットナンバー４に記憶されているチャネル５３を視聴していてユーザが視聴チャネルを切り替えた場合、制御部１６は内蔵の時計機能（図示せず）を参照し、その日時（’００．６．１０ １９：００）をプリセットメモリ２２の対応するプリセットナンバー４の最終視聴日時として更新する。また、内蔵の時計機能ではなく、デジタル放送波に含まれる現在日時情報を用いて、プリセットチャネルの最終視聴日時を更新するようにしてもよい。
【００４７】
ジャンルを指定してチャネルを検索する場合、ユーザは操作部１１を操作してジャンル検索モードに切り替え、所望のジャンルであるＰＴｙを選択し検索を指示する。制御部１６は、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中から検索ＰＴｙの付加されているチャネルをすべて検索する。そして、検索されたチャネルのうち、プリセットメモリ２２に記憶されていないチャネルを上位にすると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの中でも最終視聴日時の古い順に検索結果を並び替えて、検索結果をディスプレイ装置１０に表示させる。
【００４８】
図９は、本発明のデジタル放送受信装置の第３実施例における動作フローを示す図である。ここでは、予めプリセットメモリ２２の各プリセットナンバーに対応して、複数のユーザの好みのチャネルが最終視聴日時と共に記憶されているものとする。
【００４９】
ユーザが操作部１１を操作して検索条件とするＰＴｙを選択し検索指示を行うことにより動作が開始し（ステップＳ３０１）、制御部１６は、データ分離部４から入力される情報データを参照して、放送中のチャネルの中からステップＳ３０１において指定されたＰＴｙが付加されているチャネルを検索する（ステップＳ３０２）。図１０は、ＰＴｙ「音楽」を指定して検索した場合の例である。図１０（ａ）に示すように、ＰＴｙ「音楽」が付加されたチャネルを検索すると、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０５ｃｈクラシック」、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１２０ｃｈベストヒット」の４つのチャネルがチャネルナンバー順に検索される。ここで、「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」の２つのチャネルはプリセットメモリ２２に記憶されているチャネルであるとする。
【００５０】
指定されたＰＴｙが付加されているチャネルが検索されると、制御部１６は、プリセットメモリ２２を参照して、ステップＳ３０２で検索されたチャネルの中でプリセットメモリ２２に記憶されていないチャネルを上位に、プリセットメモリ２２に記憶されているチャネルを下位にすると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルの最終視聴日時に基づいて、最終視聴日時の古いチャネル順に検索結果の並び替えを行う（ステップＳ３０３）。図１０に示す例では、「１１ｃｈミュージックチャネル」と「１０９ｃｈポップスチャネル」の２つのチャネルがプリセットされているチャネルであるため、図１０（ｂ）に示すようにプリセットメモリにされていない「１０５ｃｈクラシック」、「１２０ｃｈベストヒット」が上位に、プリセットメモリに記憶されている「１１ｃｈミュージックチャネル」、「１０９ｃｈポップスチャネル」が下位に並び替えられる。そして、図１０（ｃ）に示すように、プリセットされているチャネルの中で、最終視聴日時の古いチャネルを上位に並び替えを行う。つまり、プリセットメモリ２２を参照すると、「１１ｃｈミュージックチャネル」の最終視聴日時より「１０９ｃｈポップスチャネル」の最終視聴日時の方が古いため、「１０９ｃｈポップスチャネル」、「１１ｃｈミュージックチャネル」の順に並びかえる。
【００５１】
そして、制御部１６は、ステップＳ３０３で並び替えた検索結果を画像合成部９に出力しディスプレイ装置１０に表示させる（ステップＳ３０５）。図１０に示す例では、１．「１０５ｃｈクラシック」、２．「１２０ｃｈベストヒット」、３．「１０９ｃｈポップスチャネル」、４．「１１ｃｈミュージックチャネル」の順序で検索結果が表示される。また、検索結果とともにそのチャネルがプリセットされているチャネルか否かを示す表示をしたり、プリセットされているチャネルには、最終視聴日時情報を検索結果と共に表示させるようにしてもよい。検索されたチャネルが多い場合、検索結果を所定数ずつ表示し、ユーザの操作に応じて次の優先度のチャネルを表示するようにしてもよい。
【００５２】
制御部１６は、ユーザが操作部１１を操作してステップＳ３０５で表示される検索結果の中からチャネルを選択したか否かを判断し（ステップＳ３０６）、チャネルが選択されたら制御部１６は、フロントエンド部２、ベースバンド処理部３、データ分離部４、音声／映像デコード部５を制御して選択されたチャネルを受信して音声及び映像をスピーカ８、ディスプレイ装置１０から出力する。
【００５３】
以上のようにすれば、指定されたＰＴｙが付加されたチャネルを検索し、検索結果の中でプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示し、検索されたプリセットメモリに記憶されているチャネルの中でも最終視聴日時の古いチャネルを優先的に表示することができる。つまり、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に検索することができる。
【００５４】
尚、上記実施例の説明においては、並び変えた検索結果ディスプレイ装置に表示するようにしたが、検索されたチャネルを所定時間ごとに受信して受信チャネルを一つずつ切り替えるようにしてもよい。
【００５５】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変更が可能であり、本発明はこれを排除するものではない。
【００５６】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、指定されたジャンが付加されているチャネルを検索し、検索結果からプリセットメモリに記憶されているチャネルを除外して検索結果を表示するようにしたから、普段ユーザが視聴することの少ないチャネルの中でジャンル検索を行う際に便利である。つまり、検索結果によく視聴することのあるプリセットチャネルを除外するので、検索結果の中から視聴チャネルを選択する際の操作回数を減らすことができる。
【００５７】
また、本発明によれば、指定されたジャンルが付加されたチャネルを検索し、検索結果に含まれるプリセットメモリに記憶されていないチャネルを優先的に表示するようにしたから、普段ユーザが視聴することの少ないチャネルを優先的に報知することができる。
【００５８】
更に、本発明によれば、予めプリセットメモリに最終視聴日時をチャネルと共に記憶しておき、指定されたジャンルが付加されているチャネルを検索し、検索結果の順序をプリセットメモリに記憶されていないチャネルを上位に、プリセットメモリに記憶されているチャネルを下位に並び替えると共に、プリセットメモリに記憶されているチャネルを最終視聴日時の古い順に並び替えて検索結果を表示するようにしたから、ユーザが普段視聴していないチャネルを優先的に報知することができ、また、プリセットメモリに記憶してあるチャネルであってもあまり視聴していないチャネルを優先的に報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のデジタル放送受信装置の構成図である。
【図２】チャネルとジャンル（ＰＴｙ）との関係を説明する図である。
【図３】第１実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図４】第１実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【図５】第２実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図６】第２実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【図７】第３実施例のデジタル放送受信装置の構成を示す図である。
【図８】第３実施例におけるプリセットメモリの説明図である。
【図９】第３実施例におけるジャンル検索時の動作フローを示す図である。
【図１０】第３実施例におけるジャンル検索の説明図である。
【符号の説明】
１・・・アンテナ
２・・・フロントエンド部
３・・・ベースバンド処理部
４・・・データ分離部
５・・・音声／映像デコード部
６、１６・・・制御部
７・・・アンプ
８・・・スピーカ
９・・・画像合成部
１０・・・ディスプレイ装置
１１・・・操作部
１２、２２・・・プリセットメモリ
Claims (3)
- チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、
指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、
指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索するジャンル検索手段と、
該ジャンル検索手段により検索された複数のチャネルから、前記プリセット手段に記憶したチャネルを除外して検索結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定ジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、
予め指定されたチャネルを記憶し、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、
指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、
該検索手段により検索された複数のチャネルの中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位に、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位に並びかえるソート手段と、
該ソート手段により並び替えた順番で検索結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - チャネル毎にジャンル情報を付加して放送するデジタル放送を受信し、指定されたジャンルに属するチャネルを検索可能なデジタル放送受信装置において、
予め指定されたチャネルを記憶しておき、記憶したチャネルを呼び出し可能なプリセット手段と、
該プリセット手段に記憶したチャネルの最終視聴日時を記憶する手段と、
指定されたジャンル情報が付加されたチャネルを検索する検索手段と、
該検索手段により検索された複数のチャネル中で、前記プリセット手段に記憶されていないチャネルを上位にし、前記プリセット手段に記憶されたチャネルを下位にすると共に、前記プリセットチャネルの最終視聴日時に基づいて検索結果を並び替えるソート手段と、
該ソート手段により並び替えられた順番に検索結果を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000235119A JP3863357B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | デジタル放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000235119A JP3863357B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | デジタル放送受信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002051277A JP2002051277A (ja) | 2002-02-15 |
| JP3863357B2 true JP3863357B2 (ja) | 2006-12-27 |
Family
ID=18727386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000235119A Expired - Fee Related JP3863357B2 (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | デジタル放送受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3863357B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TWI240169B (en) | 2004-02-18 | 2005-09-21 | Avermedia Tech Inc | Audio-video signal transceiving processing device |
-
2000
- 2000-08-03 JP JP2000235119A patent/JP3863357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002051277A (ja) | 2002-02-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7190938B2 (en) | Broadcast receiver | |
| JP3518450B2 (ja) | 放送受信装置 | |
| EP1734750A2 (en) | Method and apparatus for receiving digital broadcasting | |
| JPH11220675A (ja) | 放送受信装置 | |
| KR100816287B1 (ko) | 다채널 디지털 방송 데이터 제공 방법 및 그 장치 | |
| JP3863357B2 (ja) | デジタル放送受信装置 | |
| KR100629537B1 (ko) | 프로그램 제어장치 및 방법 | |
| JP3864694B2 (ja) | ディジタル放送受信装置及びそれに用いる番組検索表示方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体 | |
| JP5432570B2 (ja) | 番組情報検索装置及びそれを用いたテレビジョン受信装置 | |
| JP2009038547A (ja) | 再生装置、コンテンツ再生システム、及び受信装置 | |
| JP4074056B2 (ja) | ディジタル放送受信装置 | |
| JP2002044543A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
| KR100599158B1 (ko) | 빠른 탐색기능을 구비한 방송수신장치 및 그 방법 | |
| JP2003298963A (ja) | デジタル放送受信機 | |
| JP2009503639A5 (ja) | ||
| JP2009503639A (ja) | 放送局及び任意にそのコンテンツを整理するための装置において実装されるユーザインタフェース | |
| JP2007096401A (ja) | 放送受信装置 | |
| JP2003298969A (ja) | デジタル放送受信機 | |
| KR101101524B1 (ko) | 영상표시기기의 채널 제어장치 및 방법 | |
| JP2005151215A (ja) | テレビ番組選択装置 | |
| JP4611836B2 (ja) | 選局制御装置 | |
| JP3970632B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
| JP2000069384A (ja) | テレビ番組連動文字放送番組検索装置 | |
| JP2003051753A (ja) | デジタル放送受信機 | |
| JP2009033432A (ja) | デジタル放送受信機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040730 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060822 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060919 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060928 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131006 Year of fee payment: 7 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |