JP3860916B2 - Tv信号分岐分配用直列ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、TV放送共聴設備などに用いられる、TV信号を分岐分配するための直列ユニットに係り、とくに同軸ケーブルの接続作業を簡単化するためのTV信号分岐分配用直列ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のTV信号分岐分配用直列ユニットは、図6(a)、(b)、(c)および図7(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、ほぼ直方体状に構成されている。そして、これらは長手方向に関して左右対称の形をしており、入出力端子がケース側面にあったり、ケースの裏面にあるものがある。
【0003】
すなわち、図6は、ケース1の側面に入出力端子IN,OUTを配置した直列ユニットを示す。この場合は、入力端子INは正面に向かって右側側面に、出力端子OUTは正面に向かって左側側面に配置されている。埋め込みボックスに取付けて設置する場合は、これらの入出力端子IN,OUTは壁の中に入り、壁の内部に配線された同軸ケーブルが接続される。壁の表面に露出するTV端子は、この例ではBR(ブランチ)として説明されている。
【0004】
入出力の同軸ケーブル(図示せず)は、芯線がねじで端子IN,OUTに固定されるとともに、外部導体の上からオ一ムバンド2によって固定される。そして、図7は,シールド型の直列ユニットを示しており、入出力端子IN,OUTは、F型の接栓となっていてケースの裏側に位置している、
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
まず図6の場合には、入出力端子IN,OUTの芯線が露出形であるので、シールド効果はない。また、側面に入出力端子IN,OUTがあるために、ケースを埋め込みボックスに取り付ける前に、予め入出力の同軸ケーブルを接続しておいてボックスに収納することになり、ケーブルのねじれや端子の緩み、場合によっては同軸ケーブルの外れが発生することもある。また、入出力の同軸ケーブルの取付に問題があると思われるときは、ケースをボックスから外して点検しなければならない。
【0006】
他方、図7の場合には、ケースはダイカスト製であり、入出力端子IN,OUTもF型になっているためにシールド効果は確保されている。ただし、F形接栓のプラグのスペースを確保するために、ケース裏側に通常は垂直方向の下向きに接栓を配置する必要があり、奥行きが深くならざるを得ない。このため、浅い形の埋め込みボックスには設置できない問題が生じる。しかも、ボックス内で同軸ケーブルを接栓の方向とは反対の方向、つまり上向きに引き出すことは不可能である。
【0007】
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、外形が太く嵩張る同軸ケーブルにあっても、配線工事がし易く、浅い形の埋め込みボックスにもケースおよび同軸ケーブルが無理なく収まるような直列ユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題解決のための手段】
上記目的達成のため、本発明では、
直方体状のケースに収容され、前記ケースの両端部から延びる取付部を有し、同じく中央部に入出力端子および分岐、分配用端子を有するTV信号分岐分配用直列ユニットにおいて、前記ケースの長手方向中央部に設けられ、前記ケースの1つの側方から同軸ケーブルの芯線および編組を直接繋ぎ込むための入出力端子と、前記入出力端子と前記取付部との間に設けられ、同軸コネクタが接続される分岐、分配端子と、
をそなえたことを特徴とするTV信号分岐分配用直列ユニット、
を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例を説明するための斜視図である。この実施例では、中央部にTV信号が入力される入力端子11およびTV信号が出力される出力端子12が長手方向に沿って配されており、その両側にTV端子13,14が配されている。入力端子11には、アンテナからの信号が入力され、TV端子13,14に分岐出力されるとともに、出力端子12に出力される。出力端子12には、次の直列ユニットが接続される。
【0010】
入出力端子11,12には、同軸ケーブル17,18が接続される。すなわち、同軸ケーブル17,18の芯線は、ねじ11−1で端子金具11−2に圧接され、この端子金具11−2は電気回路が構成されるプリント基板(図示せず)に接続されている。同軸ケーブル17,18の外部導体つまり編組は、同軸ケーブル押え金具15によってケース19との間に挟み付けられ、電気的に接続されるとともに、機械的に固定される。また、この図1から分かるように、同軸ケーブル17,18の挿入口がそれぞれ角度が付いており、埋め込みボックス内で同軸ケーブルの処理がし易くなっている。
【0011】
同軸ケーブル押え金具15は、ねじ21がケース19に設けられたねじ穴16に係合することによって強く押さえ付けられる。同軸ケーブル押え金具15には、接触金具15−1がカシメによって取付けられている。そして、この接触金具15−1が、同軸ケーブルが接続される入出力端子11,12の周囲を囲うように形成されたリブ24との間で、同軸ケーブル押え金具15を電気的に多くの個所で接触させ、同軸ケーブル17,18の接続部分からの高周波信号の漏れや外部からのノイズの侵入を防ぐ働きをする。
【0012】
TV端子13,14は室内側に面しており、TV受像機やVTRなどに接続される。この実施例では、F形接栓で、その中心コンタクトはプリント基板に直接接続され、信号の授受を行う。また、外部コンタクトはケース19と一体に形成されており、高周波信号の漏れやノイズの侵入を防ぐように成っている。
【0013】
そして、ケース19と一体的に構成された取付部22,23は、埋め込みボックスや壁面にケースを固定したり化粧フレートを取付けるものであり、長穴22−1,23−1によりケース19を埋め込みボックス(図示せず)に取付け、めねじが切られたねじ穴22−2,23−2により化粧プレートを取付ける。ねじ穴23−3,23−4は、ケースを壁面に取付けるときに用いる。
【0014】
図2は、ケース19の内部構造を示すため、ケース19を部分的に破断して示したものである。この図2に示すように、入出力端子11,12、TV端子13,14の外部導体、取付部22,23は、ケース19と一体に形成されている。このケース19に対して、電気回路を形成するプリント基板25が半田付けされている。そして、最後にケース蓋26が圧嵌めされて全体的にシールド構造を形成するようになっている。このため、ケース19の内部へのノイズ侵入、外部への信号漏洩は効果的に防止される。
【0015】
図3は、同軸ケーブル押さえ金具15の構造を分解図示したものである。同軸ケーブル押え金具15は、ねじ21がケース19に設けられたねじ穴16に係合することによって強く押さえ付けられる。
【0016】
同軸ケーブル押え金具15には、接触金具15−1がカシメによって取付けられている。この接触金具15−1は、接触金具15−1に明けられた穴15−3に、同軸ケーブル押え金具15と一体に成形された突起15−2をはめ込み、その後突起15−2をカシメて固定されている。
【0017】
そして、この接触金具15−1が、同軸ケーブルが接続される入出力端子11,12の周囲を囲うように形成されたリブ24との間で、同軸ケーブル押え金具15を電気的に多くの個所で接触させ、同軸ケーブル17,18の接続部分からの高周波信号の漏れや外部のノイズの侵入を防ぐ働きをする。
【0018】
図4は、本発明の実施例を、取り付け部22,23を用いて埋め込みボックス30に組み込んだ状態を示したものである。埋め込みボックス30の中央に直列ユニットを設け、同軸ケーブル17,18を埋め込みボックスの図示手前側に折り曲げながら収容し、埋め込みボックスの両端部の穴から外部に引き出す。
【0019】
図5は、ケース19をTV端子13,14側から見た平面図であり、TV端子13,14や埋め込みボックスへの取付け穴22−1、23−1を左右の中心とした場合、ケース19が図示上側に偏らせて配置されている部分が図示下側のの部分より大きくできているために、埋め込みボックス内で同軸ケーブルが占める空間を大きく取ることができ、延いては取付工事がし易くなる。
【0020】
端子台がTV端子13,14側にあるために、ケース19を壁や埋め込みボックスに固定した後で入出力の同軸ケーブル17,18を接続し、埋め込みボックス内に押し込むこともできて便利である。その上、最後に入出力の同軸ケーブル17,18の接続状態を確認することができる。
【0021】
電気回略を構成するプリント基板に対して入出力端子11,12もTV端子13,14も同じ方向に形成することができるために、ケース蓋26をかぶせる前の入出力端子11,12もTV端子13,14も半田付けを同じ方向からできる。その上、プリント基板25の面上の部品の調整も、全てを半田付けした状態で実施することができる。
【0022】
この種の高周波回路においては、高周波トランスの巻き線の間隔等を変えて高周波特性を調整することが行われるため、このような構造にすることは大きなメリットがある。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上述のように構成したため、次のような効果を奏する。
まず入出力端子を前面に配置することによって、ケースを壁面に取付けてからでも同軸ケーブルの接続ができる。そして、同軸ケーブルの接続状態が最後に確認できるため、同軸ケーブルの短絡、接触不良が容易に確認できる。
【0024】
また、化粧パネルを取り付けた後でも、化粧パネルを外せば端子部分が見えるために簡単に確認することができる。これらは、芯線部分に窓を開けておけば目視確認できるし、同軸ケーブル押え金具の芯線に相当する部分に窓を開けておけば、設置後でも芯線止めねじを増し締めすることもできる。
【0025】
そして、ケースを偏らせて配置することにより埋め込みボックス内でケーブルを折り返す空間を大きく確保できる。このために、直径の太い同軸ケーブルでも、埋め込みボックス内でケーブルの引き回しが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に同軸ケーブルを接続した状態を示す斜視図。
【図2】図1の実施例におけるケース内部を示す部分断面図。
【図3】図1の実施例における同軸ケーブル押さえ金具15の構造を分解図示した説明図。
【図4】図1の実施例を埋め込みボックスに組み込んだ状態を示す部分断面図。
【図5】図1の実施例におけるケース19をTV端子13,14側から見た平面図。
【図6】図6(a)、(b)、(c)は、従来のTV信号分岐分配用直列ユニットの一例を示す正面図、側面図および底面図。
【図7】図7(a)、(b)、(c)、(d)は、従来のTV信号分配用直列ユニットの他の例を示す正面図、底面図、側断面図、側面図。
【符号の説明】
1 ケース
2 オームバンド
11 入力端子
11−1 ねじ
11−2 接続金具
12 出力端子
12−1 ねじ
12−2 接続金具
13,14 TV端子
15 同軸ケーブル押さえ金具
15−1 接触金具
15−2 突起
15−3 穴
16 ねじ穴
17,18 同軸ケーブル
19 ケース
22,23 取付部
24 リブ
25 プリント基板
26 ケース蓋
30 埋め込みボックス
IN 入力端子
OUT 出力端子

Claims (4)

  1. 直方体状のケースに収容され、前記ケースの両端部から延びる取付部を有し、同じく中央部に入出力端子および分岐、分配用端子を有するTV信号分岐分配用直列ユニットにおいて、
    前記ケースの長手方向中央部に設けられ、前記ケースの1つの側方から同軸ケーブルの芯線および編組を直接繋ぎ込むための入出力端子と、
    前記入出力端子と前記取付部との間に設けられ、同軸コネクタが接続される分岐、分配端子と、
    をそなえたことを特徴とするTV信号分岐分配用直列ユニット。
  2. 請求項1記載のTV信号分岐分配用直列ユニットにおいて、
    前記入出力端子は、前記ケースの1つの側方で一端が回動自在に支持され、他端が前記ケースに対してネジ止めされる蓋を有し、
    この蓋により前記同軸ケーブルの編組および被覆を固定するようにしたTV信号分岐分配用直列ユニット。
  3. 請求項2記載のTV信号分岐分配器用直列ユニットにおいて、
    前記入出力端子は、前記ケースに対して互いに逆向きの斜めに配された一対の同軸ケーブル案内路を有するTV信号分岐分配用直列ユニット。
  4. 請求項1記載のTV信号分岐分配用直列ユニットにおいて、
    前記ケースは、前記取付部の中心位置に対して幅方向の何れか一方に偏って配置されているTV信号分岐分配用直列ユニット。
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