JP3860832B1 - 樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より複雑な装飾を装飾対象物に施すことが可能な樹脂フィルムおよび樹脂フィルムの製造方法を提供することである。
【解決手段】樹脂フィルム1は、複数の異なる形状パターン6a,6bを重ねた形状の複合形状パターン6を有する凹凸部5と、凹凸部5と一体化するシート状のシート部3とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、凹凸形状によってすべり防止機能や装飾機能等の機能を有する樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法に関する。
従来、金属板の表面上に立体感のある三次元模様を作り出すことができるようにしたものとして、光の干渉によるモアレ縞の原理を利用した特殊装飾印刷金属板がある(例えば特許文献1参照)。
図10は、従来の特殊装飾印刷金属板Aの構成を示す断面図である。
特殊装飾印刷金属板Aは、金属板Bの表面上に接着剤Cを介して透明樹脂フィルムDを貼着した構成である。透明樹脂フィルムDの表面には、一定の連続パターンで複数の凸レンズ状突起Eが形成される。さらに、金属板Bの表面に凸レンズ状突起Eの連続パターンと異なるピッチで印刷が施される。
このため、凸レンズ状突起Eのレンズ効果により印刷模様が金属板Bの表面上に立体感のある三次元模様として創り出される。そして、特殊装飾印刷金属板Aは、成型加工等の機械加工により缶製品に代表される各種金属製品の材料として期待され、これら金属製品に立体感のある装飾を施すことができる。
さらに、凹凸のない原材料となる透明樹脂フィルムDを金属板Bの表面上に熱圧着した後、熱圧着された透明樹脂フィルムDに対して凸レンズ状突起Eを形成することによって、接着剤Cを用いることなく強固に透明樹脂フィルムDを金属板Bに密着させる技術も考案されている(例えば特許文献2参照)。
一方、他の装飾模様として、紙や織物を合成樹脂で被覆加工することにより、ワニ皮等の動物の皮革に似せた人工皮革が知られている。このような人工皮革はレザーと呼ばれる。レザーは、帽子、衣類、靴、鞄、いすのカバー等の各種製品の材料として用いられ、皮製品と同等な外観を呈するように装飾を施すことができる。
特開2002−307897号公報 特開2005−262741号公報
上述のように従来、対象物の表面にレンズを形成することによって得られる3次元模様や、動物の皮革を模擬した形状を対象物の表面に形成することによって得られるレザー等の装飾技術が考案されている。そして、近年では、より複雑で付加価値の高い装飾技術の開発が望まれている。併せて、様々な装飾を金属上に施す技術の開発も望まれる。
本発明はかかる従来の事情に対処するためになされたものであり、より複雑な装飾を装飾対象物に施すことが可能な樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法を提供することを目的とする。
発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法は、上述の目的を達成するために、請求項に記載したように、金属基体の表面に印刷を施すステップと、印刷された前記金属基体を所要温度に予備加熱するステップと、予備加熱された前記金属基体の表面に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された第1の材料フィルムを熱圧着させるステップと、第1の温度で前記第1の材料フィルムを加熱し、成形加工により表面に第1の形状パターンを形成するステップと、前記第1の温度よりも低い第2の温度で前記第1の形状パターンを形成した前記第1の材料フィルムを再び加熱し、成形加工により前記表面に第2の形状パターンを形成するステップとを有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法は、上述の目的を達成するために、請求項に記載したように、金属基体の表面に印刷を施すステップと、印刷された前記金属基体を所要温度に予備加熱するステップと、予備加熱された前記金属基体の表面に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された第1の材料フィルムを熱圧着させるステップと、第1の温度で前記第1の材料フィルム加熱し、成形加工により表面に第1の形状パターンを形成するステップと、前記第1の形状パターンを形成した前記第1の材料フィルムの前記表面側に前記第1の形状パターンが潰れない温度で第2の材料フィルムを熱圧着するステップと、前記第1の温度よりも低い第2の温度でポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された前記第2の材料フィルムを加熱し、成形加工により前記第2の材料フィルムの表面に第2の形状パターンを形成するステップとを有することを特徴とするものである。
本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法においては、より複雑な装飾を装飾対象物に施すことができる。
本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の第1の実施形態を示す断面構成図であり、図2は、図1に示す樹脂フィルムを密着させた金属基体の上面図である。
樹脂フィルム1は、装飾対象物の一例としての金属基体2の表面上にヒートシール法、圧着または接着剤により密着して一体的に構成される。また、ガラスや木のように金属以外の任意の材料で構成される基体を装飾対象物としても良いし、基体と樹脂フィルム1とは必ずしも密着していなくてもよい。さらに、基体を設けずに、樹脂フィルム1単体で様々な用途に用いてもよい。樹脂フィルム1は、その全部または一部を透明または半透明とし、金属基体2の表面を視認できるようにすることもできる。
樹脂フィルム1は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニール、ポリアクリル等の硬軟質塩化ビニールを含む合成樹脂をフィルム状に形成した材料から作成することができる。
また、必要に応じて金属基体2の全表面あるいは一部は印刷され、金属基体2と樹脂フィルム1との間には印刷層4が形成される。この場合、印刷層4に対応する樹脂フィルム1の部分には、透明または半透明に着色した透明部が設けられる。すなわち、印刷層4に対応する透明部において、光を透過し得る程度の透明な合成樹脂で樹脂フィルム1を構成すれば、印刷層4の情報伝達機能や装飾機能を発揮させることができる。そして、樹脂フィルム1全体を単一種類または複数種類の透明な合成樹脂で構成すれば、透明部が樹脂フィルム1全体に形成され、樹脂フィルム1の一部のみを単一種類または複数種類の透明な合成樹脂で構成すれば、透明部が樹脂フィルム1の一部に形成される。
図1には、金属基体2の全面に印刷層4を形成し、樹脂フィルム1全体を透明にした例を示す。金属基体2表面の印刷層4は、樹脂フィルム1が透明な部位である透明部と金属基体2との間において、情報伝達機能や装飾機能を発揮させるために所定のパターンの印刷により必要に応じて形成される。
金属基体2としては、ブリキ板、鉄板、アルミニウム板、アルミニウム合金板、ステンレス鋼板、表面処理鋼板、亜鉛板等の金属板を用いることができる他、樹脂フィルム1の接着が可能な形状であれば、任意形状の金属を用途に応じて用いることができる。特に金属基体2を金属板として、板厚を0.15mm〜2mm程度とすれば、成型加工等の加工性を向上させることができる。例えば、菓子缶、お茶缶、缶詰缶、浴用剤缶、油缶、ペール缶、塗料缶等の缶容器や宝石ケース、玩具の材料として樹脂フィルム1で覆われた金属基体2を用いる場合には、厚さ0.1mm〜2mm程度のブリキ缶を金属基体2とすることができる。また、例えば、カメラや携帯電話のケースの材料として樹脂フィルム1で覆われた金属基体2を用いる場合には、カメラや携帯電話のケースの成形加工用に予め製造された板状の金属板を金属基体2とすることができる。
また、樹脂フィルム1は、シート状のシート部3上に目的に応じた形状および色の凹凸部5を形成して構成される。凹凸部5の形状は、より単純な連続した一様形状である形状パターンを複数通り重畳した複合形状パターン6とされる。図1には、動植物や魚類の皮革に似せた形状等の幾何学的模様の第1の形状パターン6aと、レンズ状の第2の形状パターン6bを重畳することによって複合形状パターン6を構成した例を示す。ただし、3つ以上の形状パターンを複合的に組み合わせてもよい。
第1の形状パターン6aを、ワニ皮等の動物の皮革に似せた幾何学的模様とすれば、人工皮革としての装飾機能が樹脂フィルム3に設けることができる。
第2の形状パターン6bは、凸レンズ状の突起あるいは凹レンズ状の凹みを所定のパターンで網点状に整列配置した形状であるため、金属基体2の印刷層4に対するレンズ効果を発揮させることができる。この場合、第2の形状パターン6bを、標準のピッチ配列でパターン成形する一方、印刷層4の印刷パターンを、第2の形状パターン6bと異なるピッチとすれば、互いに異なるピッチの第2の形状パターン6bと印刷パターンとの相互作用により立体感のある3次元的な装飾模様を金属基体2の表面に施すことができる。
以後、このようなパターンのピッチをパターンピッチと称し、標準となるパターンのピッチを標準パターンピッチと称する。
ここで、樹脂フィルム1の凹凸部5において、レンズ形状の形状パターンを複合形状パターン6の構成要素とした場合に、立体感のある3次元模様が創り出される原理について説明する。
図3は、図1に示す樹脂フィルム1の凹凸部5において、レンズ形状の形状パターン6aを複合形状パターン6の構成要素とした場合の装飾原理を説明する断面図である。
金属基体2の表面に印刷される印刷層4の模様4a,4b,4cは、凹凸部5における各レンズ(形状パターン6a)との位置関係によって視認状態を異にする。図3(A)に示すように、模様4aと凹凸部5のレンズが完全に重なった部分では、あらゆる方向、例えばX方向やY方向から見ても模様4aを認識できる。
一方、図3(B)に示すように、凹凸部5のレンズと模様4bの重なりがレンズのほぼ半径分ずれると、X方向から見る場合には模様4bを視認できるものの、Y方向から見る場合には模様4bを認識することができず、見る方向によって模様4bが見えたり、見えなかったりする。
さらに、図3(C)に示すように、模様4cがレンズの半径分以上ずれると、Y方向から模様が見えないだけでなく、X方向からも模様4cが見えにくくなり、完全に模様4cを認識することができない。
したがって、金属基体2の表面上に印刷される印刷層4の各模様4a,4b,4cは凹凸部5における各レンズとの相対的な位置関係によって、すなわち見る角度によって模様が変化することとなる。
逆に金属基体2上における印刷層4の印刷パターンピッチを凹凸部5におけるレンズの標準パターンピッチに一致させれば、レンズ効果のない印刷面を装飾用あるいは情報伝達用に用いることができる。また、金属基体2の表面上に印刷層4の無い部分を形成させて、金属基体2の金属面が樹脂フィルム1から視認できるようにすれば、樹脂フィルム1の皮革等の各形状パターン特有の装飾効果に加えて、金属特有の光沢を出すこともできる。
そして、このようなレンズ状や動物の皮革を模擬した形状の幾何学的模様の形状パターンに限らず、任意の形状パターンを複合形状パターン6の構成要素とすることができる。例えば、球の一部のような形状の、複数の凸形状の形状パターンを複合形状パターン6の構成要素とすれば、すべり防止機能を樹脂フィルム1に設けることができる。
このような、樹脂フィルム1は、例えば複数の異なる性質を有する材質により、あるいは同一の材質によりラミネート状に構成することができる。すなわち、樹脂フィルム1は、任意数の層から構成することが可能であり、例えば表面側から表面層1a、中間層1b、金属側層1cの3つの層を有する。ただし、樹脂フィルム1を単一の層で形成してもよい。
表面層1aには、凹凸部5が形成される。凹凸部5は、加熱成形によって形成させることができる。このため、表面層1aには、加熱による凹凸部5の形成に適し、かつ凹凸部5の強度を維持することが可能な透明な樹脂材料を用いることが好適である。また、中間層1bには、樹脂フィルム3の用途に応じた性質を有する任意の透明な樹脂材料を用いることができる。さらに、金属側層1cは、基体との密着性に優れた性質を有する樹脂材料を用いることが好適である。
以上のような樹脂フィルム1によれば、金属基体2等の装飾対象に対して、樹脂フィルム1の複合的な装飾機能やすべり防止機能等の諸機能を付加することができる。装飾対象が金属基体2である場合には、樹脂フィルム1で覆った金属基体2を、菓子缶、お茶缶、缶詰缶、浴用剤缶等の缶容器やカメラ、携帯電話等の機器の外表面を形成するケースといった金属製品の材料として用いることができる。
また、基体が金属以外の材料で構成されている場合には、基体に対して樹脂フィルム1の諸機能を付加することができる。さらに、基体を設けずに樹脂フィルム1単体であっても、複合的な装飾機能やすべり防止機能を備えることができる。例えば、複合形状パターン6の構成要素に、レンズ状の形状パターンと皮革を模擬した形状パターンを含めれば、外観上は皮革形状でありながらも、3次元的な模様を創り出すことができる。また、すべり防止形状の形状パターンとレンズ状の形状パターンとを複合形状パターン6の構成要素とすれば、すべり防止機能と3次元装飾機能とを兼ね備えた樹脂フィルム1を提供することができる。
次に、樹脂フィルム1を密着させた金属基体2の製造方法について説明する。
図4は、図1に示す樹脂フィルム1を金属基体2と一体的に製造する場合の手順を示す図であり、図中Sに数字を付した符号は製造手順の各工程を示す。
まずS1において、金属基体2の表面の必要な部位に印刷層4が形成される。そのために予め金属基体2の表面が所定の焼付温度でプリコートされ、下地層10が形成される。そして、この下地層10上に加熱状態で印刷し、所要の模様を焼き付ける。この焼付け印刷により、金属基体2上に印刷層4が強固に印刷される。
ここで、樹脂フィルム1の凹凸部5における形状パターンの1つをレンズ状とし、立体感のある三次元的な装飾機能を樹脂フィルム1に設けることもできる。
図5は、図1に示す樹脂フィルム1の装飾対象となる金属基体2の表面上に印刷層4を形成する際の方法を説明する図であり、図6は図5に示す金属基体2を印刷する際における断面図である。
図5および図6に示すように金属基体2に形成された下地層10の表面上に色毎に異なる印刷製版11を用いて位置合せして、多数回刷りで印刷される。この印刷パターンA,B,C,D,Eには特定の文字や記号、形状、図形、模様を配列した図柄、絵柄などが印刷される。
この際、印刷パターンA,B,C,D,Eは、樹脂フィルム1の表面に形成すべきレンズの標準パターンピッチに対して一定の比率のパターンピッチで印刷される。
各印刷製版11に形成される印刷パターンA,B,C,D,Eは色彩あるいは形状、模様を異にして印刷してもよく、さらに、各印刷製版11は所要のパターンピッチで印刷パターンA,B,C,D,Eの印刷ができるように原版から製版処理される。印刷パターンA,B,C,D,Eは金属基体2上の異なる位置に印刷される例を示したが、実際には各印刷パターンA,B,C,D,Eは重なり合うように印刷される。
尚、印刷される金属基体2は、連続帯状プレートであっても、枚葉物であってもよい。図4は、枚葉物の金属基体2を用いた例である。
次にS2において、印刷層4が形成された金属基体2は、プリヒート装置13に案内され、このプリヒート装置13で熱風を利用して予備加熱される。プリヒート装置13における予備加熱の温度は、金属基体2の表面に密着接合せしめられる樹脂フィルム1の種類に応じて適宜設定される。
次にS3において、プリヒート装置13で予備加熱された金属基体2はホットプレス装置14に案内され、印刷層4が形成された金属基体2に未だ凹凸部5のない平坦なフィルム状の材料フィルムFが圧着せしめられる。すなわち、印刷層4が形成された金属基体2の表面には、熱圧着ロール15,15により平坦な帯状の材料フィルムFが必要な熱圧着温度で熱圧着されて、材料フィルムFにより順次覆われる。
また、ホットプレス装置14内の搬送速度は、金属基体2の厚み寸法に応じて適宜設定されるが、実際には、金属基体2が枚葉物であるとき、4〜100枚/分程度の搬送速度でホットプレスされる。さらに、熱圧着ロール15,15による圧着圧力は、金属基体2の厚みと寸法、材料フィルムFのフィルム厚により調整される。この圧着圧力も予め熱圧着試験により適切に決定することができる。
次にS4において、材料フィルムFを密着した金属基体2は、第1の凹凸形成用ヒート装置16aに案内され、この第1の凹凸形成用ヒート装置16aで、例えば、熱風や輻射熱等の加熱手段により第1の成形加工条件に従って第1の温度T1で加熱される。そして、材料フィルムFを密着した金属基体2は、第1の凹凸形成用ヒート装置16aに備えられる第1のロールによって第1の成形加工条件に従って第1の圧力P1でプレスされる。第1のロールは、複合形状パターン6の構成要素となる1つの形状パターンをプレス成形できるように加工されている。従って、第1のロールによるプレス加工によって、材料フィルムFの表面には、第1の形状パターン6aが形成される。
ここでは、材料フィルムFの表面に例えば、第1の形状パターン6aとして標準パターンピッチのピッチ間隔で配列する複数の凸レンズあるいは凹レンズの形状パターンが形成されるものとする。また、第1の温度T1および第1の圧力P1は、予めプレス成形試験によって決定することができる。
ここで、材料フィルムFの表面には、部分ごとに異なる形状パターンを形成することも可能である。
図7は、図1に示す樹脂フィルム1の製造過程において材料フィルムFの表面に部分ごとに異なる形状パターンを形成する場合の加工例を示す図である。
図7に示すように、材料フィルムFを密着した金属基体2が、例えば、第1の凹凸形成用ヒート装置16a内に設けられた段つきロール20間に案内される。この段つきロール20の表面には、材料フィルムFの所望の位置に所望の形状パターンが形成されるように段差が設けられている。そして、加熱された状態で、段つきロール20の凸部21が材料フィルムFの表面に押し付けられ、材料フィルムFの表面の対応する位置に対応する形状パターンが形成される。
ただし、部分的な形状パターンの形成は、このような段つきロール20を用いたロール加工に限らず、プレス加工等の任意の加工によって加熱された状態で行うことができる。
次にS5において、レンズ状の形状パターンを有する材料フィルムFを密着した金属基体2は、第2の凹凸形成用ヒート装置16bに案内され、この第2の凹凸形成用ヒート装置16bで、例えば、熱風や輻射熱等の加熱手段により第2の成形加工条件に従って第2の温度T2で加熱される。そして、レンズ状の形状パターンを有する材料フィルムFを密着した金属基体2は、第2の凹凸形成用ヒート装置16bに備えられる第2のロールによって第2の成形加工条件に従って第2の圧力P2でプレスされる。
このとき、第2の成形加工条件は、既に材料フィルムFに形成された形状パターンが潰れずに、十分な凹凸で残存するように第1の成形加工条件と異なる条件とされる。従って、第2の温度T2は、第1の温度T1よりも低く(T2<T1となるように)設定される。さらに、第2の圧力P2を第1の圧力P1よりも低く(P2<P1となるように)設定してもよい。これら第2の温度や第2の圧力は、予めプレス成形試験によって決定することができる。つまり、第2の成形加工条件は、第1の凹凸形成用ヒート装置16aにおいて材料フィルムFに形成された形状パターンが残存する条件であればよく、圧力や温度以外の成形加工条件を第1の成形加工条件と第2の成形加工条件とで異なるものとしてもよい。
第2の凹凸形成用ヒート装置16bに備えられる第2のロールは、既に形成された形状パターンと異なる他の1つの形状パターンをプレス成形できるように加工されている。従って、第2のロールによるプレス加工によって、材料フィルムFの表面には、第1の形状パターン6aに重畳されて第2の形状パターン6bが形成される。
ここでは、材料フィルムFの表面に例えば、第2の形状パターン6bとして皮革を模擬した形状パターンが形成されるものとする。これにより、レンズ状の第1の形状パターン6aと皮革を模擬した第2の形状パターン6bとを重ねた複合形状パターン6を有する樹脂フィルム1が金属基体2上において製造されることとなる。
尚、第2の形状パターン6bを材料フィルムFの表面に形成する場合に、第2の凹凸形成用ヒート装置16b内に段つきロールを設け、前述と同様な方法で部分的に材料フィルムFの位置ごとに異なる形状パターンを形成するようにしてもよい。
また、第3、第4、・・・、第nの形状パターンを材料フィルムFの表面に形成する場合には、前工程で形成した形状パターンが残存するように同様にプレス成形加工条件を形状パターンごとに変えて、プレス成形加工を複数回に亘って行えばよい。例えば、i(1≦i≦n−1)番目に行われるプレス成形加工の温度Tiをi+1番目に行われるプレス成形加工の温度Ti+1よりも高く(Ti+1<Tiとなるように)設定すればよい。加えて、i(1≦i≦n−1)番目に行われるプレス成形加工の圧力Piをi+1番目に行われるプレス成形加工の圧力Pi+1よりも高く(Pi+1<Piとなるように)設定してもよい。つまり、互いに異なるn通りのプレス成形加工条件によるn回のプレス成形によってn個の形状パターンを組み合わせた複合形状パターン6を材料フィルムFの表面に形成することができる。
次にS6において、複合形状パターン6が形成された樹脂フィルム3と密着した金属基体2は、アフタクール装置17に案内されて、0℃から数十度程度の冷却風で冷却され、金属基体2上に貼着される樹脂フィルム3のへたりが防止される。
次にS7において、アフタクール装置17を経由した樹脂フィルム1および金属基体2は、自然冷却されるとともに適宜スタッカ18上に堆積される。この結果、図1に示す構造の樹脂フィルム1が金属基体2に密着した状態で得られる。ただし、基体を設けない場合には、材料フィルムFのみを第1の凹凸形成用ヒート装置16aおよび第2の凹凸形成用ヒート装置16b内に導いて、互いに異なる第1の第1の成形加工条件および第2の第1の成形加工条件に従って、順番に第1の形状パターン6aと第2の形状パターン6bとを材料フィルムFの表面に重畳形成すればよい。
そして、樹脂フィルム1は、金属基体2等の基体に密着した状態で絵画やカレンダ、看板、案内板(表示板)として利用に供される一方、さらにプレス加工、カーリング加工、折曲加工等の通常の二次機械加工を加えて成形することにより最終製品を製造することができる。また、基体と密着させない状態で樹脂フィルム1を製造し、紙、紙器、プラスチックシート、プラスチックプレート、フィルムおよび金属を含めたあらゆる材質の基体に密着させたり、基体と密着させずに樹脂フィルム1のみで様々な用途に使用することができる。
つまり以上のような樹脂フィルム1の製造方法は、同一のプレス成形加工条件で複数回に亘って、異なる形状パターンを材料フィルムFの表面に形成するためのプレス成形加工を行うと、後工程における加熱および加圧によって、前工程において既に材料フィルムFの表面に形成された形状パターンが潰れてしまう恐れがあるため、後工程におけるプレス成形加工条件を前工程において形成された形状パターンが残存するような条件とするものである。この方法によれば、単純な形状に加工された成形用のロールを組み合わせて、目的に応じた様々な組合せの複合的な形状パターンを樹脂フィルム1上に形成することが可能となる。
ここで、複合的な形状パターンをプレス成形用のロールに金型加工等の加工により施し、1回のロール成形によって、複合的な形状パターンを材料フィルムFの表面に形成することも可能ではある。しかし、複合的な形状パターンを有するロールは汎用性がないため、材料フィルムFの表面に形成する複合的な形状パターンの種類に応じた数だけ、専用のロールを製作することが必要となる。これに対し、上述した樹脂フィルム1の製造方法によれば、専用のロールを多数製作することなく、ある程度の種類の汎用的なロールを用いて多種多様な複合的な形状パターンを材料フィルムFの表面に形成することできる。このため、樹脂フィルム1の製造コストを低減させることができる。
図8は本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の第2の実施形態を示す断面構成図である。
図8に示された、樹脂フィルム1Aでは、凹凸部5を複数の凹凸フィルム30を重ねて構成した構成が図1に示す樹脂フィルム1と相違する。他の構成および作用については図1に示す樹脂フィルム1と実質的に異ならないため同一の構成については同符号を付して説明を省略する。
樹脂フィルム1Aの凹凸部5は、複数の、例えば2枚の凹凸フィルム30を重ねて構成される。各凹凸フィルム30の表面には、それぞれ互いに異なる形状パターンが形成される。すなわち、第1の凹凸フィルム30aの表面には、第1の形状パターン6aが形成され、第2の凹凸フィルム30bには第1の形状パターン6aとは異なる第2の形状パターン6bが形成される。そして、第1の凹凸フィルム30aがシート部3に密着せしめられ、第1の凹凸フィルム30aに第2の凹凸フィルム30bが密着せしめられる。この結果、第2の凹凸フィルム30b側から樹脂フィルム1Aを見ると、第1の形状パターン6aと第2の形状パターン6bとが重ね合わさった複合形状パターン6が視認される。
このため、樹脂フィルム1Aによれば、ある形状パターンの形成によって他の形状パターンの一部が変形するということがない。従って各形状パターンによってそれぞれ得られる機能が損なわれることがない。このため、樹脂フィルム1Aによれば、より確実に形状パターンを形成して、それぞれの機能を得ることが可能となる。
次に、樹脂フィルム1Aを密着させた金属基体2の製造方法について説明する。
図9は、図8に示す樹脂フィルム1Aを金属基体2と一体的に製造する場合の手順の一例を示す図であり、図中Sに数字を付した符号は製造手順の各工程を示す。尚、図4と同様な工程には同符号を付して説明を省略する。
まず、S1からS4までの工程により、図4に示す樹脂フィルム1と同様に、第1のホットプレス装置14aを経て第1の材料フィルムFを密着した金属基体2は、第1の凹凸形成用ヒート装置16aに案内される。この第1の凹凸形成用ヒート装置16aで、第1の成形加工条件に従って第1の温度T1で加熱され、第1のロールによって第1の圧力P1でプレスされる。この結果、第1の材料フィルムF1の表面には、第1の形状パターン6aが形成される。
次に、S3’において、第1の形状パターン6aが形成された第1の材料フィルムF1は、金属基体2に密着した状態で第2のホットプレス装置14bに案内される。第2のホットプレス装置14bでは、熱圧着ロール15,15により第1の材料フィルムF1の表面に平坦な第2の材料フィルムF2が必要な熱圧着温度で熱圧着せしめられる。ただし、第2の材料フィルムF2の熱圧着温度および圧力は、第1の形状パターン6aが潰れない程度の温度および圧力に設定される。この第2の材料フィルムFの熱圧着温度および圧力は、熱圧着試験によって予め決定される。
次に、S5において、金属基体2、第1の形状パターン6aを形成した第1の材料フィルムF1および表面が平坦な第2の材料フィルムF2は、互いに密着した状態で第2の凹凸形成用ヒート装置16bに案内される。そして、第2の凹凸形成用ヒート装置16bにおいて、第2の成形加工条件に従って第2の温度T2で加熱され、第2のロールによって第2の圧力P2でプレスされる。この結果、第2の材料フィルムF1の表面には、第2の形状パターン6bが形成される。
このとき、第2の成形加工条件は、第1の材料フィルムF1に形成された第1の形状パターン6aが十分な凹凸で残存するように第1の成形加工条件と異なる条件とされる。従って、第2の温度T2は、第1の温度T1よりも低く(T2<T1となるように)設定される。さらに、第2の圧力P2を第1の圧力P1よりも低く(P2<P1となるように)設定してもよい。これら第2の温度や第2の圧力は、予めプレス成形試験によって決定することができる。
尚、3つ以上の形状パターンを有する凹凸フィルム30を重ねる場合には、同様な材料フィルムFの熱圧着および形状パターンの形成が繰り返され、前工程で形成された形状パターンが十分に残存するように後工程の加熱温度、圧力等の条件が設定される。
次に、S6およびS7において、アフタクール装置17による冷却された樹脂フィルム1Aおよび金属基体2がスタッカ18上に堆積される。
つまり以上のような樹脂フィルム1Aの製造方法は、異なる形状パターンを順番に異なる条件でプレス成形加工し、かつ各プレス成形加工に先立って材料フィルムFを供給するようにしたものである。
尚、他の凹凸形成用ヒート装置16において、予めプレス成形加工により形状パターンを形成した材料フィルムFをホットプレス装置14で他の形状パターンを形成した材料フィルムFに熱圧着するようにしてもよい。この場合にも、熱圧着の温度および圧力は、各形状パターンが十分に残存するように設定される。ただし、各形状パターンを対応する材料フィルムFにそれぞれプレス成形する際の成形加工条件は、それぞれ独立して設定することができる。
特に、基体を設けない場合には、複数の凹凸形成用ヒート装置16を用いて、それぞれ異なる形状パターンを形成した複数の材料フィルムFを作成し、各材料フィルムFを熱圧着させることによって樹脂フィルム1Aを製造することができる。この場合、材料フィルムF間の熱圧着において各形状パターンが十分に残存するような熱圧着条件であれば、各形状パターンをそれぞれ材料フィルムF上に形成するためのプレス成形加工条件は互いに同一であってもよい。
以上のような各実施形態における樹脂フィルム1、1Aを密着させた金属基体2並びにそれらの製造方法は、組み合わせて実施することができる。すなわち、複合的な形状パターンを形成した複数の凹凸フィルム30を重畳して樹脂フィルムを構成してもよい。このような樹脂フィルムには、多種類の形状パターンを重ねることができる。
本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の第1の実施形態を示す断面構成図。 図1に示す樹脂フィルムを密着させた金属基体の上面図。 図1に示す樹脂フィルムの凹凸部において、レンズ形状の形状パターンを複合形状パターンの構成要素とした場合の装飾原理を説明する断面図。 図1に示す樹脂フィルムを金属基体と一体的に製造する場合の手順を示す図。 図1に示す樹脂フィルムの装飾対象となる金属基体の表面上に印刷層を形成する際の方法を説明する図。 図5に示す金属基体を印刷する際における断面図。 図1に示す樹脂フィルムの製造過程において材料フィルムの表面に部分ごとに異なる形状パターンを形成する場合の加工例を示す図。 本発明に係る樹脂フィルムを密着させた金属基体の第2の実施形態を示す断面構成図。 図8に示す樹脂フィルムを金属基体と一体的に製造する場合の手順の一例を示す図。 従来の特殊装飾印刷金属板の構成を示す断面図。
符号の説明
1 樹脂フィルム
1a 表面層
1b 中間層
1c 金属側層
2 金属基体
3 シート部
4 印刷層
4a,4b,4c 模様
5 凹凸部
6 複合形状パターン
6a 第1の形状パターン
6b 第2の形状パターン
10 下地層
11 印刷製版
12 フィーダ
13 プリヒート装置
14,14a,14b ホットプレス装置
15 熱圧着ロール
16,16a,16b 凹凸形成用ヒート装置
17 アフタクール装置
18 スタッカ
20 段つきロール
21 凸部
30,30a,30b 凹凸フィルム
F、F1、F2 材料フィルム

Claims (2)

  1. 金属基体の表面に印刷を施すステップと、
    印刷された前記金属基体を所要温度に予備加熱するステップと、
    予備加熱された前記金属基体の表面に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された第1の材料フィルムを熱圧着させるステップと、
    第1の温度で前記第1の材料フィルムを加熱し、成形加工により表面に第1の形状パターンを形成するステップと、
    前記第1の温度よりも低い第2の温度で前記第1の形状パターンを形成した前記第1の材料フィルムを再び加熱し、成形加工により前記表面に第2の形状パターンを形成するステップと、
    を有することを特徴とする樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法。
  2. 金属基体の表面に印刷を施すステップと、
    印刷された前記金属基体を所要温度に予備加熱するステップと、
    予備加熱された前記金属基体の表面に、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された第1の材料フィルムを熱圧着させるステップと、
    第1の温度で前記第1の材料フィルム加熱し、成形加工により表面に第1の形状パターンを形成するステップと、
    前記第1の形状パターンを形成した前記第1の材料フィルムの前記表面側に前記第1の形状パターンが潰れない温度でポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン、ウレタン、ポリ塩化ビニール、ポリ硝酸ビニールおよびポリアクリルのいずれかで作成された第2の材料フィルムを熱圧着するステップと、
    前記第1の温度よりも低い第2の温度で前記第2の材料フィルムを加熱し、成形加工により前記第2の材料フィルムの表面に第2の形状パターンを形成するステップと、
    を有することを特徴とする樹脂フィルムを密着させた金属基体の製造方法。
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