JP3860780B2 - 漆器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、表面に漆が塗布された器物であり、食器や花器、美術工芸品等に用いられる漆器に関する。
【0002】
【従来の技術】
日本の伝統的な器の一つである漆器には、重箱、花器、盆、椀、杯、その美術工芸品等、いろいろなものがある。伝統的な漆器は、木から作られ商品の形状の元となる木地等に、天然の漆を塗ったものである。漆器は、いくつかの産地で生産され、例えば、石川県の輪島で作られる輪島塗が有名である。ここで、輪島塗の製造工程について簡単に説明する。まず商品の形状の元となる木地に、下地層を形成する。下地層は、木地の木目や合わせ目を補正し、痛みやすい部分に布着せし、生漆と地の粉を混ぜたものを塗る。その後、地研ぎとよばれる、砥石を用いた研ぎをする。そして、下地層の表面に中塗漆を刷毛で塗って中塗層を形成し、その後、砥石や駿河炭で全体をくまなく研ぎ、油分や汚れをきれいにふき取る拭き上げを行う。次に、中塗層の表面にさらに上塗用漆を刷毛で塗って上塗層を形成し、呂色炭で表面を研いで光沢を与える。最後に、上塗層の表面に蒔絵や沈金などの加飾を施し、商品となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の漆器等の一般の器には、食品や花の鮮度を保持したり腐敗を防ぐような特段の効果はない。一方、トルマリンや炭はマイナスイオンを発生させる材料として知られており、これらを用いてマイナスイオンの持つ効果などを目的とした商品が提案されている。
【0004】
しかしながら、漆器は天然の原料である漆を用いるものであり、漆に新しい材料を混合することは伝統的に行なわれておらず、漆は極めて滑らかなものであるため、新規な材料を混合することは技術的にも困難なものであった。
【0005】
この発明は、漆の持つ質感や美観その他の外観を備えつつ、食品の鮮度保持効果等を有する漆器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、トルマリンや炭よりもマイナスイオンの生成割合が高く、マイナスイオンの持つ効果を十分に発揮するセラミック炭の微粉末を漆に混ぜて、種々の器や物に塗布して成るものである。この発明の漆器は、有機物とセラミックス原料を混合して焼成した炭化物であるセラミック炭を微細に粉砕した微粉末粒子が漆の中に分散して、木地や合成樹脂の被塗布体表面に塗布された漆器である。
【0007】
上記漆器の表面には、漆器の素地側から順に下地層、上塗層が設けられ、上記下地層と上塗層は、漆中に上記セラミック炭微粉末粒子が分散して形成され、上記各層に含まれる上記セラミック炭微粉末粒子の平均粒径は、上記下地層より上記上塗層のほうが小さく、上塗りの光沢を阻害しない。
【0008】
さらに、上記漆器の表面には、漆器の素地側から順に下地層、中塗層、上塗層が設けられ、上記各下地層、中塗層、上塗層は、漆中に上記セラミック炭微粉末粒子が分散して形成され、上記各層に含まれるセラミック炭微粉末粒子の平均粒径は、上記下地層、中塗層、上塗層の順に小さくなる小さくなっている。
【0009】
各層に混合されるセラミック炭微粉末は、例えば、上記下地層の場合の平均粒径は約10μm、上記中塗層は5μm、上記上塗層は3μmの各セラミック炭微粉末粒子である。特に、上記漆器の上塗層のセラミック炭微粉末粒子は、平均粒径が1〜4μmである。これは、上塗層のセラミック炭微粉末粒子が5μm以上であると、表面がざらつき、漆器として不良なものとなるからである。また、あまりに細かい微粉末は製造コストがかかるものであり、好ましくは、3μ程度が性能及びコスト上良い。
【0010】
この発明の漆器は、漆中に分散しているセラミック炭の微粉末粒子から遠赤外線が放出され、その周囲にマイナスイオンを発生させる。これにより、マイナスイオンの持つ鮮度保持効果等を得ることが出来る。これにより、漆器に盛り付けた食品や観賞用の草花の鮮度を保ち、腐敗を抑制する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である漆器10を示すものであり、輪島塗の漆器10である。漆器10は、木から作られ商品の形状の元となる素地としての被塗布体である木地12が設けられている。木地12の素材は、ケヤキやミズメザクラ等である。
【0012】
木地12の表面には、下地層14が設けられている。下地層14は、木地12の必要な箇所を寒冷紗(補強用の布地)で補強し、生漆と地の粉とセラミック炭微粉末を混ぜたものを塗って研ぎを数回繰り返して形成されている。地の粉は、原土(珪藻土)を蒸し焼きにし、細かく砕きふるいにかけたものである。セラミック炭微粉末は、おが屑等の有機物と、セラミックス材料を混合して焼成した炭化物であり、これを粉砕機により微粉末粒子に粉砕したものである。生漆と、地の粉と、セラミック炭微粉末の混合比は、5:2.5:2.5である。ここで使用されるセラミック炭微粉末の平均粒径は、例えば約10μm程度である。
【0013】
下地層14の外側には、中塗層16が設けられている。中塗層16は、中塗漆とセラミック炭微粉末を混合したもので形成されている。中塗漆とセラミック炭微粉末の混合比は、5:5である。ここで使用されるセラミック炭微粉末の平均粒径は、例えば約5μm程度である。
【0014】
中塗層16の外側には、上塗層18が設けられている。上塗層18は、上塗用漆とセラミック炭微粉末を混合したもので設けられている。上塗用漆とセラミック炭微粉末の混合比は、7:3である。ここで使用されるセラミック炭微粉末の平均粒径は、約3μm程度である。上塗層18の外側には、蒔絵や沈金などの加飾が施されている。
【0015】
ここで、この実施形態で用いるセラミック炭粉末の製造方法について説明する。先ず、おが屑等の有機物の破砕物とベントナイト等のセラミックス原料を混合し、適宜の水分と糖分やその他バインダ成分を加えて練り合わせ、有機物表面にセラミックス原料を付着させる。この後、この混合物を所定の炭化温度、例えば800℃で焼成して、有機物を炭化させるとともに炭化部の表面にセラミック層を形成する。炭化方法は、連続的に有機物とセラミックス原料の混合物を、炭化炉内を通過させて炭化させるものや、一定量毎にバッチ処理するもの等適宜選択し得る。連続的に炭化させる場合は、効率よくセラミック炭の粒を製造することができ、バッチ処理の場合、より高温で炭化せることができ、炭化部の品質を高めることができる。この後、セラミック炭の粒を粉砕機にかけて、微粉末粒子に粉砕する。
【0016】
粉砕機は、例えば互いに同軸的に設置された一対の高速回転モータの各駆動軸に同心的に、所定の隙間を空けて対面した一対の回転円盤を備えたものである。回転円盤は収納室に収容され、収納室の一方の側面には、粉砕される材料の投入口が設けられ、他方の側面には粉砕された微粉末を取り出す粉砕粉出口が設けられている。
【0017】
粉砕方法は、セラミック炭の粒を投入口から収納室内に入れることにより、セラミック炭の粒が高速で旋回し、互いに超高速で衝突する。さらに、回転円盤を互いに反対方向に回転させ、相対速度を高め空気流の衝撃による剪断力を大きくしている。これにより形成される微粉末粒子の直径は、モータの回転速度等により任意に設定される。さらに、形成された微粉末を所望の粒径毎に分級する。
【0018】
次に、漆器10の製造方法について図2に基づいて説明する。まず、商品の形状の元となる木地12を作る。木地12の形状には数種類があり、お椀や鉢等ロクロで挽いて作る椀木地、丸盆や弁当箱等材料を水に浸して曲げて乾燥する曲物木地、お重や角盆等板を組み合わせる指物木地、猫足のように複雑な形を削り出す朴木地がある。
【0019】
次に木地12に下地を施し、下地層14を形成する。下地は、木地12の木目や合わせ目を補正し、上縁や底の糸輪のように痛みやすい部分に寒冷紗で布着せし、生漆と地の粉とセラミック炭微粉末を上記の比率で混ぜたものを塗り、研ぎを繰り返す。ここで、地の粉の作り方について説明する。まず原土(珪藻土)を練って団子状にし、天日乾燥後、蒸し焼きにし、細かく砕きふるいにかける。下地の塗り工程は、一辺地、二辺地、三辺地と3回繰り返し、各塗り工程ごとに乾燥と磨く工程がある。三辺地が終わり乾燥した後、地研ぎをする。地研ぎは、砥石を用いて全体を水研ぎするものである。
【0020】
次に、下地層14の表面に、中塗漆とセラミック炭微粉末を混合したものを中塗し、中塗漆を刷毛で塗って中塗層16を形成する。中塗の塗り工程は、研ぎを間に入れて通常2回行われ、2度目の中塗を小中塗といい、区別している。そして小中塗が終わったものを拭き上げする。拭き上げでは、砥石や駿河炭で全体をくまなく研ぎ、油分や汚れをきれいにふき取る。
【0021】
次に、中塗層16の表面に、上塗用漆とセラミック炭微粉末を上記の比率で混合したものを上塗し、上塗用漆を刷毛で塗って上塗層18を形成する。上塗はほこりやちりを嫌い、適温適質の上塗部屋で行われる。いろいろな刷毛を使い分け、季節や漆に合わせて厚すぎず薄すぎないように塗り上げる。塗り終わると塗り込み風呂、回転風呂に入れ、漆の垂れるのを防ぎながら乾かす。
【0022】
そして呂色と呼ばれるつや上げの工程が行われる。これは呂色炭で、平滑に研ぎ、漆を数回拭き浸ませて、細かい研磨材で磨いて鏡のような光沢を与える。最後に、上塗層18表面に、蒔絵や沈金などの加飾を施し、商品である漆器10ができあがる。
【0023】
この実施形態の漆器10によれば、漆に含まれるセラミック炭微粉末から遠赤外線が放出され、その周囲にマイナスイオンを大量に発生させる。マイナスイオン等は、食品の鮮度保持効果があり、漆器10に食品などを盛り付けたとき、食品の鮮度を維持し腐敗を抑制することができる。また、漆器10に観賞用の草花を行けた場合は、長持ちさせることができる。また、マイナスイオンは、人体に対して疲労軽減、自律神経の安定化等の様々な効果、また害虫の忌避効果を有するという報告があり、そのような効果も期待できる。セラミック炭微粉末は、下地層14、中塗層16、上塗層18で粒径を適したものに区別し、上塗層18には小さい粒径が使用されているため表面が滑らかで外観のつやが良好で、手触りが良い。
【0024】
【実施例】
この発明の漆器10の鮮度保持効果を確認するため、図3,図4に示すような実験を行なった。先ず、従来の漆器の皿1にいちじくの実2を載せ、経時変化を観察した。図4(a)は皿1にいちじくの実2を載せた当日の様子であり、いちじくの実2は新鮮であり、カビ3などは生えていない。図4(b)は2日後の様子であり、いちじくの実2の先端にカビ3が生えて腐敗が進み、皿1表面にもカビ3が認められる。図4(c)は3日後の様子であり、さらにいちじくの実2の腐敗が進行し、いちじくの実2が平たくつぶれ汁が広がり、表面のカビ3も広がって増えている。
【0025】
次に、この発明の上記実施形態の実施例の漆器10の、食品の鮮度保持効果を確認するため、図3に示すように、皿形の漆器10にいちじくの実20を載せ、経時変化を観察した。図3(a)は漆器10にいちじくの実20を載せた当日の様子であり、図3(b)は2日後、図3(c)は3日後の様子であるが、いちじくの実20の外見にほとんど変化がなく、カビの発生や腐敗がおきていない。これにより、食品の鮮度保持効果が高いことがわかった。
【0026】
なお、この発明の漆器は上記実施の形態に限定されるものではなく、漆器の材料や製造工程は異なるものでも良く、漆器の被塗布体は器以外の物も含む物であり、例えばお盆や台、小物、インテリア等任意の物を含む。さらに、被塗布体である木地は木製以外に合成樹脂等でも良い。セラミック炭の製造方法は上記実施形態以外でもよく、漆に良く混ざり効果的にマイナスイオン等を生成させることができるものであれば良い。
【0027】
【発明の効果】
この発明の漆器は、伝統的な外観を備え、セラミック炭微粉末により効率的にマイナスイオン等を発生させることができ、セラミック炭微粉末によるマイナスイオン等の鮮度保持効果を十分に得ることができる。そして外観上も良好で手触りが滑らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の漆器の縦断面図である。
【図2】この実施形態の漆器の製造工程を示す概略図である。
【図3】この発明の一実施例の漆器に載せたいちじくの実の当日の様子(a)、二日後の様子(b)、三日後の様子(c)を示す斜視図である。
【図4】従来の漆器に載せたいちじくの実の当日の様子(a)、二日後の様子(b)、三日後の様子(c)を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 漆器
12 木地
14 下地層
16 中塗層
18 上塗層

Claims (2)

  1. 漆を木地や合成樹脂の被塗布体の表面に塗って形成した漆器において、有機物とセラミックス原料を混合して焼成した炭化物であるセラミック炭を粉砕した微粉末粒子が漆の中に分散して、被塗布体表面に塗布され、上記漆器の表面には、漆器の素地側から順に下地層、上塗層が設けられ、上記下地層と上塗層は、漆中に上記セラミック炭微粉末粒子が分散して形成され、上記各層に含まれる上記セラミック炭微粉末粒子の平均粒径は、上記下地層より上記上塗層のほうが小さく、上記漆器の上塗層のセラミック炭微粉末粒子は、平均粒径が1〜4μmであることを特徴とする漆器。
  2. 上記漆器の表面には、漆器の素地側から順に下地層、中塗層、上塗層が設けられ、上記各下地層、中塗層、上塗層は、漆中に上記セラミック炭微粉末粒子が分散して形成され、上記各層に含まれるセラミック炭微粉末粒子の平均粒径は、上記下地層、中塗層、上塗層の順に小さくなることを特徴とする請求項1記載の漆器。
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