JP3860431B2 - スロットマシン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スタートレバー又はスタートボタンを操作することにより、複数のリールの回転を開始させ、ストップボタンを操作することにより、各ストップボタンに対応したリールの回転を停止させ、全てのリールが停止したとき、停止したリールの図柄の組み合わせによって所要枚数のメダルなどを適宜払い出すようにしたスロットマシンが提供されている。
【0003】
このスロットマシンは、多くの場合、図14に示すように、正面の略中央に操作板110が設けられ、この操作板110には、クレジットメダルボタン125、スタートレバー122、第1ストップボタン131乃至第3ストップボタン133とされる3個のストップボタン、及び、メダル投入口121や払出しボタン127などが設けられたスロットマシン100とされている。
【0004】
そして、操作板110の上方には正面板113が設けられ、この正面板113には、リールの数に合わせて通常は3個のリール窓141が設けられている。尚、このリール窓141は、各々、各リールの図柄が3個づつ程度見える大きさとされている。
更に、スロットマシン100における操作板110の下方には下パネル115が設けられ、下パネル115の下方などにメダル払出口137やメダル受け139などが設けられている。
【0005】
又、前記正面板113には、入賞ラインが描かれると共に、入賞ライン中の有効ラインを表示する有効ランプ143や、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット枚数表示器135、更にボーナスゲームの状態などを表示するゲーム状態表示ランプ145などが設けられている。
尚、正面板113の上方などには、ボーナスゲーム中などに点滅して演出を行う演出表示ランプ185が設けられる。この演出表示ランプ185は、正面板113の上方に限ることなく、正面板113の周囲に設けられることもある。
【0006】
又、近年では、ストップボタンの数に合わせた3個のリールである主リールと同軸とした補助リールなどを3個の主リールの右端などに追加し、対応するストップボタンを備えていない補助リールの図柄を3個程度見せる大きさとされる補助リール窓を設けたスロットマシン100も提供されている。
即ち、図15に示すように、3個の主リールの右端には、補助リール又は液晶表示板などの補助遊技演出装置181を設け、補助リールは補助リールモータにより回転及び停止させて表示図柄を変更し、又、液晶表示板では、リールの図柄などを表示してリールの回転又は停止の画像などを見せるようにしたスロットマシン100も使用されている。
【0007】
そして、これらのスロットマシン100は、メダルの投入枚数により有効ラインの本数が定められ、有効ラインに停止した3個の図柄の組み合わせにより、2枚や3枚、又は10枚や15枚などの所定枚数のメダルが払い出されるものである。
更に、投入されたメダルの枚数に合わせた複数の有効ライン上に停止した図柄に応じて所定枚数のメダルを払い出す通常のゲームの他、特定の図柄が有効ラインに揃ったとき、ボーナスゲームと称される特別のゲームが開始されることになる。
【0008】
このボーナスゲームにおいては、演出表示ランプ185の点滅と共に発音装置183により音楽や電子音などの演奏などが行われ、比較的メダルの払出し率が高い特別遊技としての動作制御が行われることになる。
そして、このスロットマシン100は、リールモータの駆動制御などを行うマイクロコンピュータを内蔵する。
【0009】
このマイクロコンピュータを用いた制御機構は、図16に示すように、各種センサーやスイッチからの信号が入力されてリールモータなどを制御する主制御手段200を設け、又、ゲームの状態に合わせて音響装置としての発音装置183や演出表示ランプ185又はゲーム状態表示ランプ145などのランプ類、更には補助リールや液晶表示板などの補助遊技演出装置181による演出を行う補助制御手段250などを設けるように、マイクロコンピュータと他の機器とを接続して構成している。
【0010】
この主制御手段200には、入賞制御手段210としての抽選手段211や入賞判定テーブル213、リール停止制御手段220としてのリール位置判別手段221や停止位置指定テーブル223、主遊技制御手段230としての一般遊技制御手段231や特別遊技制御手段233及び入賞判定手段235を有し、更に、動作制御手段240としてのリール駆動制御手段241やホッパー駆動制御手段243を有する。
【0011】
又、この主制御手段200に信号を入力するセンサーなどとして、メダル投入口121に設けられて投入メダルの枚数を検出するメダルセンサー151、クレジットメダルボタン125に組み込まれてクレジットメダルから所要枚数の投入メダルを使用する際のクレジットメダルボタン125の操作を検出するメダルボタンセンサー153、スタートレバー122に組み込まれてスタートレバー122が操作されたことを検出するスタートスイッチ155、第1ストップボタン131や第2ストップボタン132及び第3ストップボタン133に各々組み込まれ、各ストップボタンが操作されたことを検出する第1ストップスイッチ161、第2ストップスイッチ162、及び、第3ストップスイッチ163、更に、クレジットメダルを払い出す払出しボタン127に組み込まれる払出しスイッチ157などがある。
【0012】
そして、主制御手段200により駆動制御される装置などとしては、3個の主リールを各々個別に回転させる第1リールモータ171、第2リールモータ172、及び、第3リールモータ173、クレジットメダルの枚数を表示するクレジット枚数表示器135、クレジットメダルなどを払い出すホッパー装置177、ゲームの進行状態を表示するゲーム状態表示ランプ145、更に、投入枚数に応じた有効ラインを表示する有効ランプ143や補助制御手段250がある。
【0013】
尚、補助制御手段250は、音響制御手段280及び照明制御手段290を有し、又、補助遊技演出装置181を備えるスロットマシン100の場合は補助演出制御手段270をも有する。
そして、ゲームの進行状態に合わせてスピーカなどの発音装置183を音響制御手段280により制御し、又、ゲーム状態に応じて演出を行う演出表示ランプ185を照明制御手段290により制御し、更に、補助遊技演出装置181は補助演出制御手段270により制御するものである。
【0014】
このようにして、ゲームの進行は主制御手段200により進行させ、ゲーム状態に合わせた音や映像又は光などによる演出を補助制御手段250で制御することにより、ゲームに面白味を与えて遊技者の興味を引きつけるようにしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスロットマシンは、ゲームの進行状態に合わせ、演出表示ランプや補助遊技演出装置による演出を行い、遊技者を楽しませるようにしていた。
しかし、この演出内容は、スロットマシンの製造業者で設定しており、演出内容の変化が乏しい欠点が有った。
【0016】
又、営業店舗の特色を出すことが困難であり、他店との区別化を行い難い欠点が有った。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、補助遊技演出装置( 181 )としての演出表示画面と、主制御手段( 200 )としてのマイクロコンピュータと、補助遊技演出装置( 181 )の制御を行う、補助制御手段( 250 )としてのマイクロコンピュータと、を有するスロットマシン( 100 )であって、補助制御手段( 250 )は、主制御手段( 200 )からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータ( 300 )との双方向通信が可能な通信ポート( 295 )と、補助遊技演出装置( 181 )に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段( 270 )と、主制御手段( 200 )からのゲーム状態信号により補助演出制御手段( 270 )を制御して補助遊技演出装置( 181 )に演出を行わせる演出制御手段( 262 )と、補助演出制御手段( 270 )のメモリに外部コンピュータ( 300 )からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段( 264 )と、補助演出制御手段( 270 )におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段( 263 )と、現在時刻を計時し、時刻データを記憶する計時カウンタ( 297 )と、通信ポート( 295 )、演出制御手段( 262 )、表示データ変換手段( 264 )、および特殊表示制御手段( 263 )の動作を制御する総合制御手段( 261 )と、を有し、総合制御手段( 261 )は、外部コンピュータ( 300 )から受信した、特別遊技当選報奨を有効とする開始時間を記憶する手段と、外部コンピュータ( 300 )から受信した、報奨を行う際の抽選確率を記憶する手段と、固有表示データ、時間情報、及び抽選確率の設定が終了したか否かの判断を行う手段と、設定が終了したと判断されたときに、特別遊技当選報奨フラグをオン状態にする手段と、外部コンピュータ( 300 )から特別遊技当選報奨終了通知が通知されたときに、特別遊技当選報奨フラグをオフにする手段と、主制御手段( 200 )から特別遊技当選通知が通知されたときに、特別遊技当選報奨フラグがオン状態か否かの判断を行う手段と、主制御手段( 200 )から特別遊技当選通知が通知され、特別遊技当選報奨フラグがオン状態であると判断されたときに、計時カウンタ( 297 )から取得した現在時刻と記憶されている開始時間との比較を行う手段と、現在時刻が開始時間以降であると判断されたときに、記憶されている抽選確率によって抽選を行う手段と、抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段( 263 )によって補助演出制御手段( 270 )のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段( 262 )によって画像を補助遊技演出装置( 181 )に表示させることにより特別演出を行わせる 手段と、を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、補助遊技演出装置( 181 )としての演出表示画面と、主制御手段( 200 )としてのマイクロコンピュータと、補助遊技演出装置( 181 )の制御を行う、補助制御手段( 250 )としてのマイクロコンピュータと、を有するスロットマシン( 100 )であって、補助制御手段( 250 )は、主制御手段( 200 )からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータ( 300 )との双方向通信が可能な通信ポート( 295 )と、補助遊技演出装置( 181 )に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段( 270 )と、主制御手段( 200 )からのゲーム状態信号により補助演出制御手段( 270 )を制御して補助遊技演出装置( 181 )に演出を行わせる演出制御手段( 262 )と、補助演出制御手段( 270 )のメモリに外部コンピュータ( 300 )からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段( 264 )と、補助演出制御手段( 270 )におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段( 263 )と、通信ポート( 295 )、演出制御手段( 262 )、表示データ変換手段( 264 )、および特殊表示制御手段( 263 )の動作を制御する総合制御手段( 261 )と、を有し、総合制御手段( 261 )は、メダル計数カウンタと、主制御手段( 200 )からメダル投入枚数が通知されたときには、メダル計数カウンタのカウント値からメダル投入枚数を減算し、主制御手段( 200 )からメダル払出し枚数が通知されたときには、メダル計数カウンタのカウント値にメダル払出し枚数を加算する手段と、メダル計数カウンタのカウント値を外部コンピュータ( 300 )へ報告する手段と、を有し、外部コンピュータ( 300 )は、複数のスロットマシン( 100 )から報告されたメダル計数カウンタのカウント値を集計テーブルに格納すると共に、数値順に整理して順位を更新する手段と、集計テーブルに格納したカウント値の最大値の判断を行う手段と、カウント値が最大値であると判断したスロットマシン( 100 )に対して報奨表示開始コマンドを送信する手段と、を有し、総合制御手段( 261 )は、外部コンピュータ( 300 )から報奨表示開始コマンドを受信したときに、特殊表示制御手段( 263 )によって補助演出制御手段( 270 )のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段( 262 )によって画像を補助遊技演出装置( 181 )に表示させることにより特別演出を行わせる手段、を有すること特徴とする。
請求項3記載の発明は、補助遊技演出装置( 181 )としての演出表示画面と、主制御手段( 200 )としてのマイクロコンピュータと、補助遊技演出装置( 181 )の制御を行う、補助制御手段( 250 )としてのマイクロコンピュータと、を有するスロットマシン( 100 )であって、補助制御手段( 250 )は、主制御手段( 200 )からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータ( 300 )との双方向通信が可能な通信ポート( 295 )と、補助遊技演出装置( 181 )に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段( 270 )と、主制御手段( 200 )からのゲーム状態信号により補助演出制御手段( 270 )を制御して補助遊技演出装置( 181 )に演出を行わせる演出制御手段( 262 )と、補助演出制御手段( 270 )のメモリに外部コンピュータ( 300 )からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段( 264 )と、補助演出制御手段( 270 )におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段( 263 )と、通信ポート( 295 )、演出制御手段( 262 )、表示データ変換手段( 264 )、および特殊表示制御手段( 263 )の動作を制御する総合制御手段( 261 )と、を有し、総合制御手段( 261 )は、外部コンピュータ( 300 )から受信した、報奨を行うゲーム回数の数値を記憶する手段と、外部コンピュータ( 300 )から受信した、報奨を行う為の抽選確率を記憶する手段と、固有表示データ、報奨を行うゲーム回数、及び報奨を行う為の抽選確率の設定が完了したか否かの判断を行う手段と、設定が完了したと判断されたときに、報奨処理実行フラグをオン状態にする手段と、外部コンピュータ( 300 )から報奨処理終了要求通知が通知されたときに、報奨処理実行フラグをオフ状態にする手段と、ゲーム回数カウンタと、ゲームが1回実行された遊技実行通知を主制御装置から通知されたときに、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、ゲームが1回実行された遊技実行通知を主制御装置から通知され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、ゲーム回数カウンタのカウント値に1を加える手段と、ゲーム回数カウンタのカウント値に1が加えられた後に 、ゲーム回数カウンタのカウント値と報奨を行うゲーム回数として記憶されている数値との比較を行う手段と、ゲーム回数カウンタのカウント値が報奨を行うゲーム回数として記憶している数値を超えたと判断されたときに、報奨を行う為の抽選確率に基づいて抽選を行うための手段と、抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段( 263 )によって補助演出制御手段( 270 )のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段( 262 )によって画像を補助遊技演出装置( 181 )に表示させることにより特別演出を行わせる手段と、を有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、補助遊技演出装置( 181 )としての演出表示画面と、主制御手段( 200 )としてのマイクロコンピュータと、補助遊技演出装置( 181 )の制御を行う、補助制御手段( 250 )としてのマイクロコンピュータと、を有するスロットマシン( 100 )であって、補助制御手段( 250 )は、主制御手段( 200 )からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータ( 300 )との双方向通信が可能な通信ポート( 295 )と、補助遊技演出装置( 181 )に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段( 270 )と、主制御手段( 200 )からのゲーム状態信号により補助演出制御手段( 270 )を制御して補助遊技演出装置( 181 )に演出を行わせる演出制御手段( 262 )と、補助演出制御手段( 270 )のメモリに外部コンピュータ( 300 )からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段( 264 )と、補助演出制御手段( 270 )におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段( 263 )と、通信ポート( 295 )、演出制御手段( 262 )、表示データ変換手段( 264 )、および特殊表示制御手段( 263 )の動作を制御する総合制御手段( 261 )と、を有し、総合制御手段( 261 )は、外部コンピュータ( 300 )から受信した、ゲーム数をカウントする単位時間を記憶する手段と、外部コンピュータ( 300 )から受信した、稼動状態を算定する区間数を記憶する手段と、外部コンピュータ( 300 )から受信した、報奨を行う稼動状態の閾値を記憶する手段と、外部コンピュータ( 300 )から受信した、報奨を行う為の抽選確率を記憶する手段と、固有表示データ、単位時間、区間数、稼動状態の閾値、及び抽選確率の設定が完了したか否かの判断を行う手段と、設定が完了したと判断されたときに、報奨処理実行フラグをオン状態にする手段と、外部コンピュータ( 300 )から報奨処理終了要求通知が通知されたときに、報奨処理実行フラグをオフ状態にする手段と、遊技実行回数カウンタと、ゲームを1回実行した遊技実行情報が主制御装置から通知されたときに、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、ゲームを1回実行した遊技実行情報が主制御装置から通知され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、遊技実行回数カウンタのカウント値に1を加える手段と、設定した単位時間が経過したか否かの判断を行う手段と、設定した単位時間が経過したと判断されたときに、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、設定した単位時間が経過したと判断され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、単位時間と区間数との積である区間数分の時間が経過したか否かの判断を行う手段と、単位時間と区間数との積である区間数分の時間が経過したと判断されたときに、単位時間あたりの遊技実行回数の平均値を算出するための手段と、算出した平均値が設定した閾値よりも小さいか否かの判断を行う手段と、算出した平均値が設定した閾値よりも小さいと判断されたときに、設定した抽選確率に基づいて報奨を行うか否かの抽選を行う手段と、抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段( 263 )によって補助演出制御手段( 270 )のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段( 262 )によって画像を補助遊技演出装置( 181 )に表示させることにより特別演出を行わせる手段と、を有することを特徴とする。
本発明は、補助遊技演出装置(181)や発音装置(183)を有すると共に、主制御手段(200)としてのマイクロコンピュータと補助制御手段(250)としてのマイクロコンピュータとを有するスロットマシン(100)において、補助遊技演出装置(181)としては演出表示画面を有し、この演出表示画面に表示される画像データを記憶すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段(270)を備え、補助制御手段(250)としてのマイクロコンピュータに、外部コンピュータ(300)との双方向通信が可能な通信ポート(295)を有し、前記補助制御手段(250)のマイクロコンピュータには、補助演出制御手段(270)におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段(263)としての機能を備えると共に、前記補助演出制御手段(270)のメモリに外部コンピュータ(300)からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段(264)の機能を備えたスロットマシン(100)とする。
【0018】
尚、演出表示画面としては、液晶表示板を用いる場合や、ELパネル又はLEDパネルなどのディスプレイ装置を用いる。
又、補助制御手段(250)は、中央処理装置(260)であるCPU(267)や所定のプログラムを記憶するROM(268)及び所定の演算処理作業を行うためのRAM(269)により構成されるマイクロコンピュータと共に、補助遊技演出装置(181)に画像表示を行うための補助演出制御手段(270)に画像処理集積回路である液晶表示コントローラ(271)や画像データを記憶するメモリとしてのROM(273)及びRAM(275)を備え、更に、発音装置(183)に音楽や電子音を発音させる音響制御手段(280)にも、発音制御集積回路(281)や音源データを記憶するメモリとしてのROM(283)及びRAM(285)を備え、そして、演出表示ランプ(185)に点灯信号を出力するランプ制御インターフェース(291)や計時カウンタ(297)を備えるものとしている。
【0019】
このように、補助制御手段(250)に特殊表示制御手段(263)を設けると共に、補助制御手段(250)に双方向通信が可能な通信ポート(295)を設け、更に、補助演出制御手段(270)のメモリに外部コンピュータ(300)からの固有表示データを書き込む表示データ変換手段(264)も設けているため、補助演出制御手段(270)に任意の固有表示データを記憶させ、特殊表示制御手段(263)によって特定の条件が成立したときに固有表示データに基づく特別演出を行わせることができる。
【0020】
又、本発明としては、補助演出制御手段(270)のメモリの一部をICカードなどの着脱可能なメモリとすることも有る。
このように、メモリの一部を着脱可能とすることにより、固有表示データを記憶させたメモリを交換することができ、補助遊技演出装置(181)に表示する画像の変更を容易に行うことができる。
【0021】
更に、本発明としては、補助制御手段(250)に表示データ変換手段(264)を設けると共に、音響制御手段(280)のメモリに外部コンピュータ(300)からの固有発音データを書き込む音響データ変換手段(265)としての機能を持たせ、又、特殊表示制御手段(263)には、音響制御手段(280)におけるデータエリアの指定を切り換える音響データ変換手段(265)としての機能をも持たせることが有る。
【0022】
このように、表示データ変換手段(264)と共に音響データ変換手段(265)を設けることにより、表示データ変換手段(264)によって固有表示データを補助演出制御手段(270)のメモリに記憶させるとき、合わせて音響データ変換手段(265)により音響制御手段(280)のメモリに固有発音データを記憶させることができ、固有表示データによる当該スロットマシン(100)固有の演出を行う際、この固有の特別演出に合わせた固有の音を発音させることが可能となる。
【0023】
尚、音響制御手段(280)のメモリも、一部をICカードなどの着脱可能なメモリとすることも有る。
又、通信ポート(295)は、店舗の集中管理コンピュータに接続することが好ましい。
このように、通常、ホールコンピュータと呼ばれている集中管理コンピュータに接続すれば、各スロットマシン(100)の補助制御手段(250)へのデータの送信が極めて容易となり、店舗の特色を持った特別の画像を表示することによる演出を店舗内の多数のスロットマシン(100)で行うことが容易となる。
【0024】
そして、補助制御手段(250)には、設定時間内に特別遊技が開始されたとき、抽選を行って当選すると特殊表示制御手段(263)によって補助演出制御手段(270)に固有表示データを使用させる総合制御手段(261)を備えるスロットマシン(100)とすることがある。
このように、特別遊技が開始されたときに抽選を行って固有表示データを使用させれば、製造時に設定された演出のみでなく、適宜のタイミングで固有の特別演出を織り込むことができる。
【0025】
又、補助制御手段(250)には、設定時間内に行われた特別遊技において、獲得メダル枚数が最大又は最小のとき、特殊表示制御手段(263)によって補助演出制御手段(270)に固有表示データを使用させる総合制御手段(261)を備えるスロットマシン(100)とすることがある。
このように、特別遊技中のメダル獲得枚数により固有表示データを使用させるようにすれば、ビッグボーナスなどの特別遊技において、特に獲得メダルが多かった遊技者又は獲得メダルの少なかった遊技者に対し、製造時に設定された演出のみでなく、固有の特別演出を提供することができる。
【0026】
更に、補助制御手段(250)には、特別遊技終了後、一般遊技のゲームが設定された回数行われたとき、特殊表示制御手段(263)によって補助演出制御手段(270)に固有表示データを使用させる総合制御手段(261)を備えるスロットマシン(100)とすることがある。
このように、特別遊技終了後の一般遊技のゲーム回数により固有表示データを使用させるようにすれば、ビッグボーナスなどの特別遊技が入賞しない状態が続く場合や、一般遊技の回数が少なく特別遊技が連続して発生する場合などに、固有の特別演出を織り込むことができる。
【0027】
そして、補助制御手段(250)には、設定単位時間毎に複数の単位時間でのゲーム数を平均し、平均値が設定した値よりも小さいとき、特殊表示制御手段(263)によって補助演出制御手段(270)に固有表示データを使用させる総合制御手段(261)を備えるスロットマシン(100)とすることがある。
このように、単位時間毎に複数単位時間内のゲーム数を平均して平均値が低いときに固有表示データを使用させるようにすれば、単位時間にゲームを行った遊技数の少ない遊技者に対し、製造時に設定された演出のみでなく、固有の特別演出を提供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明は、主基板と呼ばれるスロットマシン100の遊技を制御する基板であって、主制御手段200を構成するマイクロコンピュータや各種インターフェース等を取付けた基板を有する他、補助基板と呼ばれ、液晶表示板などの補助遊技演出装置181やスピーカなどの発音装置183を制御するための補助制御手段250を構成するマイクロコンピュータ等を取付けた基板をも備えるスロットマシン100とするものである。
【0029】
(主制御手段)
主制御手段200は、従来のスロットマシン100と同様に、入賞制御手段210やリール停止制御手段220、主遊技制御手段230、更に、動作制御手段240を備えて当該スロットマシン100のゲーム進行を制御し、ゲームの進行状態に合わせた信号を補助制御手段250などに出力するものである。
【0030】
(補助制御手段)
この補助制御手段250が組み込まれる補助基板は、図1に示されるように、主基板の主制御手段200からゲームの状況情報が入力される通信ポート295と、補助制御手段250の中央処理装置260として作動するマイクロコンピュータを構成するCPU267及び所定のプログラムが記憶されるROM268や作業用のRAM269などを備えるものである。更に、この補助制御手段250には、補助制御手段250の中央処理装置260に制御され、液晶表示板などの補助遊技演出装置181に画像表示を行う補助演出制御手段270を備え、又、中央処理装置260に制御される音響制御手段280を備える。
【0031】
この補助演出制御手段270は、液晶表示コントローラ271などの画像処理集積回路、及び、画像データが記憶されるROM273やRAM275等のメモリを備え、又、音響制御手段280は、中央処理装置260に制御されてスピーカなどの発音装置183を発音させる発音制御集積回路281、及び、音源データが記憶されるROM283やRAM285等のメモリを備える。
【0032】
そして、この補助制御手段250には、中央処理装置260からの制御信号により演出表示ランプ185に適宜の点灯信号を出力するランプ制御インターフェース291をも備え、更に、計時カウンタ297も備えるものとしている。
尚、前記通信ポート295は、主制御手段200からは信号やデータの受信を行うのみであるも、外部コンピュータ300とは双方向通信が可能とされるものである。
【0033】
そして、この通信ポート295に接続する外部コンピュータ300としては、携帯所持可能な小型コンピュータを通信ポート295に着脱可能なコネクタにより接続することが有るも、ホールコンピュータと呼ばれる店舗の集中管理コンピュータに接続しておくことが好ましい。
このように、双方向通信が可能な通信ポート295を介して外部コンピュータ300と接続可能な補助制御手段250を有するスロットマシン100とすることにより、補助制御手段250と外部コンピュータ300とで交信を行い、補助演出制御手段270の画像データなどを変更することができるものとしている。
【0034】
(中央処理装置)
この補助制御手段250の中央処理装置260は、図2に示すように、総合制御手段261や演出制御手段262、特殊表示制御手段263、表示データ変換手段264、及び、音響データ変換手段265や照明制御手段290としての機能を備えるものである。
(総合制御手段)
この総合制御手段261は、通信ポート295の制御や、通信ポート295を介して入力されたデータ又は情報によって演出制御手段262や特殊表示制御手段263、表示データ変換手段264や音響データ変換手段265、更に照明制御手段290の制御動作を調整制御し、又、計時カウンタ297の設定などの処理も行うものである。
【0035】
(演出制御手段)
この演出制御手段262は、総合制御手段261に制御され、主制御手段200からのゲーム状態信号により、補助演出制御手段270を制御して補助遊技演出装置181に内部抽選の状態を表示させることや、特別遊技としていわゆるビッグボーナスやレギュラーボーナスなどのゲームが行われるとき、補助演出制御手段270や音響制御手段280及び照明制御手段290を制御して補助遊技演出装置181にゲーム状態に合わせた演出を行わせると共に、発音装置183からボーナスゲーム進行音を発音させ、更に、ランプ制御インターフェース291を介して演出表示ランプ185を点滅させ、又、メダルの払出し時に小役当選音などを発音装置183から発音させるものである。
【0036】
(特殊表示制御手段)
この特殊表示制御手段263は、後述するように、総合制御手段261に制御され、補助演出制御手段270のメモリとされたRAM275に記憶している固有表示データに基づく特別演出の表示を補助遊技演出装置181に表示させ、このとき、音響制御手段280のメモリとされたRAM285に固有発音データが記憶されている場合は、この固有発音データによる音を発音装置183から発音させるものである。
【0037】
(表示データ変換手段)
この表示データ変換手段264は、後述するように、総合制御手段261に制御され、通信ポート295を介した外部コンピュータ300からのデータを補助演出制御手段270のメモリとされたRAM275に書き込む制御を行うものである。
(音響データ変換手段)
この音響データ変換手段265は、後述するように、総合制御手段261に制御され、通信ポート295を介した外部コンピュータ300からのデータを音響制御手段280のメモリとされたRAM285に書き込む制御を行うものである。
【0038】
(補助演出制御手段)
この補助演出制御手段270は、図1に示したように、画像データを記憶するROM273やRAM275によるメモリと、このメモリに記憶された画像データに基づいて液晶表示板などの補助遊技演出装置181に画像を表示させる液晶表示コントローラ271である集積回路で構成し、中央処理装置260の演出制御手段262や特殊表示制御手段263によって液晶表示コントローラ271が制御され、メモリに記憶された画像データの内、固有表示データ又はその他の画像データから所定の画像データを抜き出し、この画像データによる画像を補助遊技演出装置181に表示するものである。
【0039】
(音響制御手段)
この音響制御手段280も、図1に示したように、音源データを記憶するROM283やRAM285によるメモリと、このメモリに記憶されている音源データに基づいてスピーカなどの発音装置183から電子音などの音楽や音声を発音させる発音制御集積回路281とで構成し、中央処理装置260の演出制御手段262や特殊表示制御手段263によって発音制御集積回路281が制御され、適宜の音源データをメモリから順次読み出して発音装置183から所定の音楽や電子音を発音させるものである。
【0040】
(照明制御手段)
照明制御手段290は、演出制御手段262に制御され、ゲームの進行状態などに合わせ、演出表示ランプ185を点滅させる点滅制御信号をランプ制御インターフェース291に出力し、ランプ制御インターフェース291から点滅制御信号に基づく点灯信号を演出表示ランプ185に出力させるものである。
【0041】
(計時カウンタ)
計時カウンタ297は、スロットマシン100の内部において、一定周波数のパルスをカウントすることにより年月日及び現在時刻を計時し、時刻データを記憶するものである。
(総合制御手段の機能)
この実施の形態におけるスロットマシン100は、補助制御手段250に双方向の通信が可能な通信ポート295を設けており、総合制御手段261により、外部コンピュータ300であるホールコンピュータなどの集中管理コンピュータ又は携帯可能な小型マイクロコンピュータと当該補助制御手段250との交信を制御し、中央処理装置260に備える表示データ変換手段264や音響データ変換手段265を作動させて外部コンピュータ300に記憶させたユーザー設定による画像データなどを補助制御手段250に記憶させることができるものである。
【0042】
即ち、外部コンピュータ300から画像データの受信要求を受けたとき、受信が可能な状態であれば外部コンピュータ300に受信要求を返し、受信が可能な状態でなければ外部コンピュータ300に待機要求を出力するものである。
そして、受信要求を返したときは、外部コンピュータ300からの画像データである固有表示データをRAM269に一旦読み込み、表示データ変換手段264によって固有表示データを正しく受信したか否かのチェックを行わさせた後、この固有表示データを表示データ変換手段264によって補助演出制御手段270のRAM275に書き込まさせるものである。更に、固有表示データを補助演出制御手段270のRAM275に書き込んだ後、表示データ変換手段264に書き込みチェックを行わさせ、RAM275に正しく書き込んだことが確認できた場合には、総合制御手段261が受信完了信号を外部コンピュータ300に出力するものである。
【0043】
尚、受信チェックや書き込みチェックでエラーが発生していることを表示データ変換手段264が確認した場合は、外部コンピュータ300にエラー信号を出力し、再度、同一データの読込みを行って表示データ変換手段264に書き込みを行わさせるものである。
又、受信及び書き込みが正しく行われた場合は、表示データ変換手段264に特殊画像データ設定完了フラグをセットさせ、外部コンピュータ300からの固有表示データが補助演出制御手段270のメモリに書き込まれたことを記憶しておくものである。
【0044】
そして。音響データに関しても、表示データと同様に、外部コンピュータ300から固有発音データの受信要求を受けたとき、受信要求を返すか又は待機要求を外部コンピュータ300に送信し、受信要求を返したとき、固有発音データをRAM269に一旦読み込み、音響データ変換手段265に受信チェックを行わさせて音響制御手段280のRAM285に書き込まさせ、書き込みチェックを行って正しく書き込んだことが確認されたときは、受信完了信号を外部コンピュータ300に出力すると共に、特殊音源データ設定完了フラグをセットさせて固有発音データの書き込みが完了したことを記憶し、エラーが発生したときはエラー信号を外部コンピュータ300に出力するものである。
【0045】
更に、外部コンピュータ300から特殊表示の実行条件を受信して記憶し、実行条件が満たされたとき、特殊表示制御手段263によって補助演出制御手段270のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段262によって画像を補助遊技演出装置181に表示させることにより特別演出を行わさせ、同様に特殊表示制御手段263よってRAM285の固有発音データを使用させつつ演出制御手段262によってこの特殊表示に合わせた音を発音装置183から発音させるものである。
【0046】
この実行条件としては、店舗の営業時間中におけるビッグボーナスの発生時に数分の1などの確率で抽選を行って当選した場合、店舗の営業時間中におけるビッグボーナスの入賞期間中における投入メダル数と獲得メダル数との差が一定値以上となった場合、店舗の営業時間中における一定時間内でビッグボーナスが連続的に多数発生した場合又はビッグボーナスの発生が無い状態が続く場合、単位時間での遊技回数が少なくなった場合、外部コンピュータ300であるホールコンピュータから特殊演出実行指令が入力された場合、などがある。
【0047】
尚、一定時間内であるか否かの判断は、計時カウンタ297からの時刻データに基づいて判断を行うものである。
(補助制御手段の動作例)
−第1の動作例−
本実施の形態における補助制御手段250の動作例としては、図3に示すように、先ず、外部コンピュータ300からのデータ送信要求があるか否かの判断(S101)を総合制御手段261が行い、データ送信要求があったとき、データ受信可能か否かの判断(S103)を行ってデータ受信が不可能であれば通信ポート295を介して受信不可能状態であることを外部コンピュータ300に通知(S107)した後、データ送信要求があるか否かの判断(S101)に戻り、又、受信可能であるときは、受信可能であることを外部コンピュータ300に通知(S105)するものである。
【0048】
そして、受信データがあるか否かの判断(S110)を行ってデータを受信したときは、受信データが画像データであるか否かの判断(S115)を行い、画像データであれば中央処理装置のRAM269に保存(S117)し、表示データ変換手段264に後の処理を行わさせる。
この表示データ変換手段264は、図4に示すように、正しい画像データであるかをチェック(S120)し、更にチェックの結果として正しい画像データであるか否かの判断(S123)に基づき、正しいデータであれば補助演出制御手段270のRAM275に保存し(S125)、正しいデータでなければ総合制御手段261に同一データを再度送信する信号を外部コンピュータ300に出力させ(S127)、全てのデータをRAM275に保存したか否かの判断(S130)を行い、全てのデータを保存したときは画像保存完了フラグをセットし(S133)、全てのデータが揃っていないときは総合制御手段261に受信データがあるか否かの判断(S110)を行わさせ、画像データがRAM269に保存されるまで待機するものである。
【0049】
又、総合制御手段261は、受信したデータが画像データであるか否かの判断(S115)により画像データでないと判断したときは、図5に示すように、通信ポート295から入力されたデータが画像表示開始コマンドか否かの判断(S140)を行う。そして、画像表示開始コマンドであれば画像保存完了フラグがセットされているか否かの判断(S143)を行い、画像保存完了フラグがセットされていると、特殊表示制御手段263によって補助演出制御手段270のRAM275に保存した固有画像データを使用させると共に、演出制御手段262によって液晶表示コントローラ271を制御させて特別演出としての表示を開始(S145)させる。
【0050】
又、画像表示コマンドでない場合は、画像表示終了コマンドか否かの判断(S147)を行い、画像表示終了コマンドであれば補助演出制御手段270に特別演出による表示を終了させる。
尚、画像保存完了フラグがセットされているか否かの判断(S143)によりフラグがセットされていないとき、及び、補助演出制御手段270に特別演出による表示を開始させた後や表示を終了させた後、更に、画像表示終了コマンドか否かの判断(S147)で終了コマンドでなかったときは、総合制御手段261の処理を終了して通信ポート295からの情報入力待ちとなる。
【0051】
このように、この動作例では、総合制御手段261、表示データ変換手段264、演出制御手段262、特殊表示制御手段263により、補助演出制御手段270のRAM275に外部コンピュータ300から任意の固有表示データを書き込み、又、外部コンピュータ300からのコマンドによって当該スロットマシンに固有の特別演出を行わせることができる。
【0052】
−第2の動作例−
又、第2の動作例としては、総合制御手段261は、図6に示すように、先ず、通信ポート295を介して外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)を行い、更に、この通知が主制御手段200である当該スロットマシンのCPUからの通知か、外部コンピュータ300である集中管理コンピュータからの通知かを判断(S205)する。
【0053】
そして、外部コンピュータ300からの通知であれば、通知内容が特別遊技当選報奨設定要求通知か特別遊技当選報奨終了通知かの判断(S207)を行い、特別遊技当選報奨設定要求通知のときは、設定が可能か否かの判断(S210)を行う。
この判断により、設定不可能状態であるときは集中管理コンピュータに設定が不可能であることを通知(S217)し、又、設定が可能であるときは、設定可能状態であることを集中管理コンピュータに通知(S215)して設定情報を受信するまで待機する(S220)。
【0054】
そして、設定情報を受信したときは、受信内容が特別遊技当選報奨を有効とする時間情報か、報奨を行う際の抽選確率か、特別演出を行う際の表示又は音声データか、の受信内容判断(S221)を行い、受信情報が当選報奨を有功とする時間情報の場合は、開始時間情報としてRAM269に記憶(S223)し、抽選確率情報の場合は、抽選確率としてRAM269に記憶(S225)し、特殊表示データであれば、このデータをRAM269に記憶し、特殊表示データが画像データであれば図3及び図4に示したように表示データ変換手段264によってRAM269から補助演出制御手段270のRAM275に格納させ、音声データであれば、同様に音響データ変換手段265によって音響制御手段280のRAM285に格納させる(S227)。
【0055】
更に、全ての設定が終了したか否かの判断(S229)を行い、終了していなければ設定情報の受信待機(S220)に戻り、終了していれば特別遊技当選報奨フラグをオン状態として外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻る。
尚、総合制御手段261は、特別遊技当選報奨設定要求通知か特別遊技当選報奨終了通知かの判断(S207)において、通知内容が特別遊技当選報奨終了通知のときは、特別遊技当選報奨フラグをオフとして外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻るものである。
【0056】
そして、外部装置からの通知が、主制御手段200からの通知か又は集中管理コンピュータからの通知かの判断(S205)により、主制御手段200からの通知であると判断したときは、図7に示すように、通知内容が特別遊技当選通知か特別遊技当選終了通知かの判断(S240)を行い、特別遊技当選通知であれば、特別遊技当選報奨フラグがオン状態か否かの判断(S241)を行う。
【0057】
更に、特別遊技当選報奨フラグがオン状態であれば、時計カウンタから現在時刻を取得(S243)し、設定されている開始時刻との比較(S245)を行い、開始時刻以降か否かの判断(S247)により、開始時刻以降であれば設定された抽選確率によって抽選(S251)を行う。
そして、この抽選結果が当選であるか否かの判断(S253)を行い、当選した場合は、補助演出制御手段270に格納した固有表示データを用いて補助演出制御手段270による特別演出の表示を開始させ(S255)、音響制御手段280にも、音響制御手段280に格納した固有発音データによる特別演出を開始させ(S257)、集中管理コンピュータに報奨の演出を行ったことを通知(S259)して、外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻る。
【0058】
尚、特別遊技当選報奨フラグがオン状態か否かの判断(S241)を行った際に特別遊技当選フラグがオン状態でないときや、開始時刻以降か否かの判断(S247)を行って現在時刻が開始時刻に達していないとき、及び、抽選結果が当選でないときも、外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻るものである。
【0059】
又、通知内容が特別遊技当選通知か特別遊技当選終了通知かの判断(S240)において、主制御手段200からの通知が特別遊技当選終了通知であるときは、特別遊技当選報奨を表示する特別演出を行っているか否かの判断(S261)を行い、特別演出を行っていなければ外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻り、特別演出を行っていれば特別演出表示を終了させ(S263)て外部装置からの通知があったか否かの判断(S201)に戻る。
【0060】
従って、当該スロットマシンでは、集中管理コンピュータから入力した画像データや音声データを補助演出制御手段270や音響制御手段280に記憶させ、又、特別演出を行う条件を総合制御手段261に記憶させておき、ゲームにおいて特別遊技が当選したとき、当該スロットマシンに設定した開始時刻や抽選条件によって抽選を行い、この抽選に当選したときは、補助演出制御手段270に記憶させた固有の画像データである固有表示データ及び音響制御手段280に記憶させた固有の音源データである固有音声データに基づく特別演出を行うことができる。
【0061】
尚、開始時刻のみでなく、開始時刻と終了時刻とを総合制御手段261に格納することもあり、又、特別遊技当選報奨時間などを総合制御手段261に格納することなく、集中管理コンピュータから所定時刻になると特別遊技当選報奨フラグをオンとする情報をスロットマシンに送信し、終了時刻になるとフラグをオフにする情報を送信することもある。
【0062】
又、特別遊技が開始され、特別演出表示を行ったことを集中管理コンピュータに通知すること(S259)を省略することもあるが、この通知を行えば、スロットマシンの特別遊技とは別に、店舗として遊技者に報奨を行うこともできる。
−第3の動作例−
第3の動作例としては、総合制御手段261は、図8に示すように、先ず外部装置から通知があったか否かの判断(S301)を行い、通知があったときは集中管理コンピュータからの通知か主制御手段200からの通知かの判断(S305)を行うものである。
【0063】
そして、集中管理コンピュータからの通知であれば、総合制御手段261は、通知内容がメダル数集計設定通知かメダル数集計結果通知かの通知内容判断(S307)を行い、メダル数集計設定通知であれば設定可能か否かの判断(S310)を行う。
この結果、設定可能状態であれば、設定通知と共に送られた情報により集計処理の開始時刻及び終了時刻を格納(S311)し、設定が完了したことを集中管理コンピュータに報告通知(S315)して外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。又、設定不可能状態であれば、不可能状態であることを集中管理コンピュータに報告通知(S317)して外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。
【0064】
尚、メダル数集計結果通知であれば、総合制御手段261は、獲得メダル数集計テーブルを更新(S320)し、外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。
又、集中管理コンピュータからの通知か主制御手段200からの通知かの判断(S305)の結果、主制御手段200からの通知であったときは、図9に示すように、メダル枚数の通知か特別遊技当選通知か特別遊技当選終了通知かの通知内容判断(S330)を行う。
【0065】
そして、特別遊技当選通知であれば、計時カウンタ297から現在時刻データを取得(S331)し、設定された計数処理開始時刻及び終了時刻との比較(S333)を行う。
更に、現在時刻が開始時刻以降であって終了時刻以前であるか否かの判断(S335)を行い、開始時刻後であって終了時刻前であればメダル集計処理フラグをオンとし(S341)、メダル計数カウンタのカウント値を0に初期化(S343)し、外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。
【0066】
尚、開始時刻前又は終了時刻後であれば、直ちに外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。
又、主制御手段200からの通知がメダル投入枚数やメダル払出し枚数の情報であるときは、メダル計数処理フラグがオン状態であるか否かの判断(S351)を行い、フラグがオン状態であれば、メダル計数カウンタのカウント値から投入枚数を減算し又払出し枚数であれば加算(S353)し、外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻り、メダル計数処理実行フラグがオン状態でなければ、そのまま外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻る。
【0067】
そして、主制御手段200からの通知内容が、特別遊技当選終了通知のときは、メダル計数処理実行フラグがオン状態か否かの判断(S361)を行い、オン状態でなければそのまま外部装置から通知があったか否かの判断(S301)に戻るも、オン状態であれば、カウント値を集中管理コンピュータへ報告し(S363)、メダル計数カンタのカウント値を集計テーブルに格納すると共に、数値順に整理して順位を更新する(S365)。
【0068】
更に、カウンタの現在値が最大値であるか否かの判断(S370)を行い、最大値でなければ直ちにメダル計数処理フラグをオフとし(S373)、最大値であれば演出制御手段262及び特殊表示制御手段263によって補助演出制御手段270や音響制御手段280を制御させ、特別演出を行う報奨表示の出力(S371)を行わせて、メダル計数処理実行フラグをオフにする(S373)。
【0069】
そして、集計テーブルの上位の結果データを表示データ変換手段264によって補助演出制御手段270のRAM275に格納し、特殊表示制御手段263によって補助演出制御手段270を制御させ、集計テーブルの上位結果を補助遊技演出装置に表示(S380)させる。
尚、集計テーブルの数値順位更新(S365)、及び、最大値の判断(S370)は、集中管理コンピュータで行い、複数のスロットマシンにおける所定時間内での順位集計を行い、最大メダル数を獲得した場合に報奨表示開始コマンドや主計結果をそのスロットマシンに送信し、図3乃至図5に示した第1の動作例によって報奨表示演出を行い、総合制御手段261でのカウント値のテーブル格納(S365)や最大値判断(S370)を省略することもある。
【0070】
このように、外部コンピュータ300によって、固有表示データや固有音声データを補助演出制御手段270や音響制御手段280に記憶させ、固有表示データや固有音声データによる特別演出の開始条件をビッグボーナスなどの特別遊技中の獲得メダル枚数として総合制御手段261に記憶させ、最大枚数や最小枚数などの特別演出の開始条件に合わせて固有表示データや固有音声データによる当該スロットマシン100固有の特別演出を行うことができる。
【0071】
尚、メダル計数カウンタにおけるカウント値の加算又は減算処理(S353)において、投入枚数を加算し、払出し枚数を減算する処理を行う場合や、特別遊技終了時おけるカウンタのカウント値が最大か否かの判断(S370)を最小か否かの判断に切り換える場合は、特別遊技中に獲得したメダル数が最も少ない場合に特別演出を行うことができる。
【0072】
−第4の動作例−
そして、第4の動作例としては、総合制御手段261は、図10に示すように、先ず外部装置から通知があったか否かの判断(S401)を行い、通知があったときは集中管理コンピュータからの通知か主制御手段200からの通知かの判断(S405)を行うものである。
【0073】
そして、集中管理コンピュータからの通知であれば、総合制御手段261は、報奨処理設定要求か報奨処理終了要求通知かの通知内容判断(S407)を行い、設定要求通知であれば設定可能状態か否かの判断(S410)を行う。
この結果、設定不可能状態であれば不可能状態であることを集中管理コンピュータに通知(S417)して外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
【0074】
又、設定可能状態であれば、設定情報を受信するまで待機し(S420)、設定情報を受信したとき、受信内容が報奨を行うゲーム回数の情報か抽選確率の情報か特別演出用の表示データなどの情報かの判断(S421)を行う。
そして、報奨を行う契機となるゲーム回数の情報であればこの数値をRAM269に格納し(S423)、報奨を行う為の抽選確率であればこの抽選データをRAM269に格納し(S425)、特別演出用の表示データ又は音声データであればこのデータをRAM269に格納(S427)する。
【0075】
尚、図10のフローチャートでは図示していないが、特別演出用のデータをRAM269に格納した後、表示データ変換手段264や音響データ変換手段265により、このデータを補助演出制御手段270のRAM275や音響制御手段280のRAM285に移動させるものであり、表示データ変換手段264によるRAM275への移動は、図3及び図4に示した第1の動作例と同様の手順で行うものであって、音響データ変換手段265によるRAM285への移動も第1の動作例と同様の手順で行うものである。
【0076】
この後、総合制御手段261は設定が完了したか否かの判断(S429)を行い、設定が完了していなければ設定情報の受信待機(S420)に戻り、設定が完了すれば報奨処理実行フラグをオン状態として(S430)外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
又、集中管理コンピュータからの通知内容の判断(S407)をしたとき、通知内容が報奨処理終了通知要求であれば、報奨処理実行フラグをオフ状態とし(S408)、外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
【0077】
そして、外部装置からの通知が主制御手段200からの通知であるときは、図11に示すように、先ず通知内容が遊技実行通知か特別遊技当選通知か特別遊技終了通知かの通知内容判断(S440)を行い、特別遊技当選通知であれば、ゲーム回数カウンタのカウント値を0にリセット(S441)し、報奨処理実行フラグがオン状態か否かの判断(S443)を行ってオン状態であれば報奨処理実行フラグを一時的オフ状態として(S445)外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻り、オン状態でなければ直ちに外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
【0078】
又、特別遊技当選終了通知を受信したときは、報奨処理実行フラグが一時的オフ状態か否かの判断(S447)を行い、一時的オフ状態であればオン状態に戻して(S449)外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻り、一時的オフ状態でなければ直ちに外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
【0079】
そして、通知内容の判断(S440)の結果、通知内容としてゲームが1回実行された遊技実行通知であれば、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断(S451)を行い、オン状態であればゲーム回数計数カウンタのカウント値に1を加え(S453)、オン状態でなければ外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
【0080】
更に、ゲーム回数計数カウンタのカウント値に1を加えた(S453)後、ゲーム回数カウンタのカウント値と報奨を行う契機として記憶している数値との比較(S455)を行い、計数カウンタのカウント値が契機とした数値を超えたか否かの判断(S457)を行う。
この結果、カウント値が契機とした数値を超えていないときは外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻り、契機とした数値を超えたときは報奨を行う為の抽選確率に基づいて抽選を行い(S459)、抽選結果が当選か否かの判断(S461)によって当選したときは特殊表示制御手段263や演出制御手段262によって補助演出制御手段270や音響制御手段280に記憶させた固有表示データや固有音声データによる特別演出を行わせる(S463)。
【0081】
この特別演出を行わせた後、及び、前記の抽選結果が当選か否かの判断(S461)によって当選していなかったときは、ゲーム回数計数カウンタのカウント値を0にリセット(S465)して外部装置から通知があったか否かの判断(S401)に戻る。
このように、この動作例では、集中管理コンピュータからの固有表示データや固有発音データを補助演出制御手段270や音響制御手段280に記憶させ、報奨条件となるゲーム回数や抽選確率を総合制御手段261に記憶させておけば、特別遊技に当選していないまま一般遊技を当該スロットマシンで続けたとき、一般遊技の回数が所定回数に達すると抽選によって特別演出を行うことができる。
【0082】
尚、通知内容が遊技実行通知か特別遊技当選通知か特別遊技終了通知かの通知内容判断(S440)の後、特別遊技当選通知の場合において、ゲーム回数カウンタのカウント値を0にリセット(S441)する前に、このカウント値が所定の値以下か否かの判断を行い、所定の値以下の場合に特別演出を行わせるようにすれば、特別遊技が数ゲームの一般遊技を介して連続して入賞した場合に、特別演出による報奨を行うことができる。
【0083】
−第5の動作例−
又、第5の動作例としては、総合制御手段261は、図12に示すように、先ず外部装置から通知があったか否かの判断(S501)を行い、通知があったときは集中管理コンピュータからの通知か主制御手段200からの通知かの判断(S505)を行うものである。
【0084】
そして、集中管理コンピュータからの通知であれば、総合制御手段261は、報奨処理設定要求通知か報奨処理終了要求通知かの通知内容判断(S507)を行い、設定要求通知であれば設定可能状態か否かの判断(S510)を行う。
この結果、設定不可能状態であれば不可能状態であることを集中管理コンピュータに通知(S517)して外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
【0085】
又、設定可能状態であれば、設定情報を受信するまで待機し(S520)、設定情報を受信したとき、受信内容が報奨を行う条件の情報か抽選確率の情報か特別演出用のデータ情報かの判断(S521)を行う。
そして、報奨を行う条件であれば、この条件であるゲーム数をカウントする単位時間、稼動状態を算定する為にゲーム数をカウントする単位時間とした区間の数、報奨を行う稼動状態の閾値、をRAM269に格納(S523)する。又、報奨を行う為の抽選確率であればこの抽選データをRAM269に格納し(S525)、特別演出用のデータであればこのデータをRAM269に格納(S527)する。
【0086】
尚、図12のフローチャートでは図示していないが、特別演出用のデータをRAM269に格納した後、表示データ変換手段264や音響データ変換手段265により、このデータを補助演出制御手段270のRAM275や音響制御手段280のRAM285に移動させるものであり、表示データ変換手段264によるRAM275への移動は、図3及び図4に示した第1の動作例と同様の手順で行うものであって、音響データ変換手段265によるRAM285への移動も第1の動作例と同様の手順で行うものである。
【0087】
この後、総合制御手段261は設定が完了したか否かの判断(S529)を行い、設定が完了していなければ設定情報の受信待機(S520)に戻り、設定が完了すれば単位時間のゲーム数を保管する領域を区間の数だけ確保し(S531)、ゲーム数をカウントする為の単位時間経過の計測を開始(S533)して報奨処理実行フラグをオン状態とする(S535)。
【0088】
この報奨処理実行フラグをオン状態とした後は、外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻り、又、集中管理コンピュータからの通知内容の判断(S507)をしたとき、通知内容が報奨処理終了通知要求であれば、報奨処理実行フラグをオフ状態とし(S508)、外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
【0089】
そして、図13に示すように、外部装置からの通知がなかったときは、設定単位時間が経過したか否かの判断(S551)を行い、単位時間が経過していなければ外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
このようにして、外部装置から通知があったか否かの判断(S501)と設定単位時間が経過したか否かの判断(S551)とを繰り返し、外部装置である主制御手段200から通知があったときは、通知内容がゲームを1回実行した遊技実行情報であるか否かの判断(S541)を行い、遊技実行情報でないときは外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
【0090】
そして、ゲームを1回実行した遊技実行情報が通知されたときは、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断(S543)を行い、フラグがオン状態であれば遊技実行回数カウンタのカウント値に1を加え(S545)て外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
尚、フラグがオン状態でないときも、外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
【0091】
このようにして、外部装置からの通知がないときは設定時間が経過したか否かの判断(S551)と外部装置から通知があったか否かの判断(S501)とを繰返し、設定時間である単位時間内が経過したとき、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断(S553)を行う。
そして、フラグがオン状態でなければ外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻り、オン状態であれば保管領域に空きがないときは最も古い値を消去して遊技実行回数カウンタのカウント値をこの保管領域に保管する(S561)。
【0092】
この後、設定した区間数分の時間が経過したか否かの判断(S563)を行い、区間数分の時間が経過していなければ外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻り、区間数分の時間が経過しているときは、各々の区間である各単位時間当りの遊技実行回数を設定した区間の数で平均した平均値を算出し(S565)、平均値が設定した閾値よりも小さいか否かの判断(S571)を行う。
【0093】
そして、平均値が閾値よりも大きいときは遊技実行回数カウンタの値を0にリセット(S579)して外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻り、閾値よりも小さいときは報奨を行うか否かの抽選を設定した抽選確率に基づいて行う(S573)。更に、この抽選結果が当選か否かの判断(S575)を行い、当選していないときは、遊技実行回数カウンタの値を0にリセット(S579)して外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻り、当選しているときは、特殊表示制御手段263及び演出制御手段262を作動させて特別演出を行い(S577)、遊技実行回数カウンタの値を0にリセット(S579)して外部装置から通知があったか否かの判断(S501)に戻る。
【0094】
このように、この動作例では、5分又は10分などの単位時間を定め、区間数を3個乃至6個程度の複数個とすれば、単位時間が経過する毎に、単位時間と区間数との積である数十分乃至1時間程度の所定時間内のゲーム回数を平均し、この平均値が所定回数として設定した閾値よりも小さいとき、抽選を行って固有の特別演出を行うことができる。
【0095】
(他の実施の形態)
そして、この補助演出制御手段270のメモリに固有表示データを記憶させるに際しては、表示データ変換手段264を用いて集中管理コンピュータなどの外部コンピュータ300からのデータを書き込む場合のみでなく、ICカードなどの着脱可能な拡張メモリを補助演出制御手段270に取付可能とし、拡張メモリが交換されたときに表示データ変換手段264で画像データのチェックを行って表示データ変換手段264にフラグをセットすることも有る。
【0096】
又、表示データ変換手段264による拡張メモリが交換されたか否かのチェックは、スロットマシン100の作動を開始させたとき、又は、店舗の営業開始時刻などの所定の時刻に達したとき、補助演出制御手段270のROM273やRAM275及び拡張メモリを含む補助演出制御手段270の全メモリのチェックを行い、固有表示データの有無や固有表示データの種類又は内容を確認してフラグをセットすることもある。
【0097】
尚、所定の時刻は、計時カウンタ297から取得したデータを用いる。
同様に、音響制御手段280にも拡張メモリを取付可能としておき、拡張メモリの交換時、又はスロットマシン100の作動開始時や所定の時刻に達したとき、音響データ変換手段265で音源データをメモリチェックにより確認してフラグをセットしておくことも有る。
【0098】
そして、補助遊技演出装置181は、液晶表示板に限るものでなく、ELパネルやLEDパネルなどのディスプレイ装置を用いて演出表示画面とすることがあり、この場合、補助演出制御手段270は、液晶表示コントローラ271とメモリとにより構成するのではなく、補助遊技演出装置181に合わせた画像処理集積回路とメモリとにより構成するものである。
【0099】
又、音響データ変換手段265は省略し、固有表示データによって補助遊技演出装置181が固有の画像表示である特別演出を行うとき、ビッグボーナスやレギュラーボーナスなどの特別遊技時に演奏する予め設定されている電子音を用いることもある。
この場合は、音響制御手段280として、従来と同様に、製造業者が設定した音源データのみを記憶したメモリを用いることができる。
【0100】
(補助制御手段の動作)
このように、このスロットマシン100における補助制御手段250は、表示データ変換手段264を用いて補助演出制御手段270に記憶される画像データを変更し、又、音響データ変換手段265を用いて音響制御手段280に記憶される音源データを変更することができる。
【0101】
そして、総合制御手段261及び特殊表示制御手段263により、外部コンピュータ300を用いて設定した条件が満たされたときや外部コンピュータ300から特殊演出実行指令が入力されたとき、補助演出制御手段270に記憶された画像データの内の固有表示データによる演出と合わせて音響制御手段280に記憶された音源データの内の固有発音データによる演奏を行い、当該スロットマシン100固有の演出を行うことができる。
【0102】
従って、ビッグボーナスの当選時、又は、ビッグボーナスにおいて多くのメダルを獲得した場合又はビッグボーナスでメダルを余り獲得できずにビッグボーナスが終了した場合、更に、営業時間中の一定時間内でこれらの条件に合致した場合などは、各店舗で設定した特別の画像を補助遊技演出装置181に表示させることができる。
【0103】
又、これらの特別画像が表示されたときは、ゲームの報償であるメダルの払出しとは別に、店舗固有の報償を遊技者に与えるようにすることもできる。
尚、ホールコンピュータからの特別演出実行指令は、一定時間内において店舗内で最も多くビッグボーナスに当選したスロットマシン100に出力する場合、一定時間内に最も多くのメダルを獲得したスロットマシン100に出力する場合、一定時間内に最も多くのゲームを行ったスロットマシン100に出力する場合、などもある。
【0104】
【発明の効果】
本願発明は、補助制御手段に双方向通信が可能な通信ポートを有すると共に表示データ変換手段も有するため、補助演出制御手段の画像データを書き換えることが容易であり、特殊表示制御手段を有する故、一定条件のときに店舗での固有の画像データによる表示を補助遊技演出装置に表示することが容易に可能となる。
【0105】
このため、演出の表現を豊富とし、店舗固有の演出を行って他の店舗との区別が可能な特色のある演出も容易に行うことができるスロットマシンとすることができる。
そして、本発明は、補助演出制御手段のメモリの一部を着脱可能とすることにより、スロットマシンの画像データの変更を容易とすることができる。
【0106】
又、本発明は、音響制御手段の発音データを書換可能とすることにより、画像データと合わせて音源データを変更し、画像に合わせた店舗固有の音楽や音声を発音させるようにすることができる。尚、音響制御手段のメモリの一部を着脱可能とすることにより、音源データの変更を容易とすることができる。
そして、特別遊技が開始されたとき、抽選によって固有の画像データとした店舗で独自に設定する固有表示データに基づく特別演出を行えば、各店舗の特色を打出して一層面白味のあるスロットマシンとすることができ、特別遊技中のメダル獲得枚数が最大又は最小のときに特別演出を行う場合や特別遊技終了後の一般遊技のゲーム数によって特別演出を行えば、通常のメダル獲得以外に各店舗独自の興味のある遊技を遊技者に楽しませることができる。更に、単位時間毎に所定時間内のゲーム数を平均し、平均値が小さいときに抽選を行って特別演出を行えば、通常のゲーム進行とは異なる店舗での独自の面白味を遊技者に与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段を示す回路ブロック図。
【図2】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段を示す機能ブロック図。
【図3】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第1の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図4】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第1の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図5】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第1の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図6】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第2の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図7】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第2の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図8】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第3の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図9】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第3の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図10】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第4の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図11】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第4の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図12】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第5の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図13】 本発明に係るスロットマシンの補助制御手段における第5の動作例の一部を示すフローチャート図。
【図14】 従来のスロットマシンの一例を示す外観図。
【図15】 従来のスロットマシンにおける他の一例を示す外観図。
【図16】 従来のスロットマシンにおける制御回路ブロック図。
【符号の説明】
100 スロットマシン
110 操作板 113 正面板
115 下パネル
121 メダル投入口 122 スタートレバー
125 クレジットメダルボタン 127 払出しボタン
131〜133 ストップボタン
135 クレジット枚数表示器 137 メダル払出口
139 メダル受け 141 リール窓
143 有効ランプ 145 ゲーム状態表示ランプ
151 メダルセンサー 153 メダルボタンセンサー
155 スタートスイッチ 157 払出しスイッチ
161〜163 ストップスイッチ
171〜173 リールモータ 177 ホッパー装置
181 補助遊技演出装置 183 発音装置
185 演出表示ランプ
200 主制御手段
210 入賞制御手段 220 リール停止制御手段
230 主遊技制御手段 240 動作制御手段
250 補助制御手段
260 中央処理装置 261 総合制御手段
262 演出制御手段 263 特殊表示制御手段
264 表示データ変換手段 265 音響データ変換手段
270 補助演出制御手段 271 液晶表示コントローラ
280 音響制御手段 281 発音制御集積回路
290 照明制御手段 291 ランプ制御インターフェース
295 通信ポート 297 計時カウンタ
300 外部コンピュータ
Claims (4)
- 補助遊技演出装置としての演出表示画面と、
主制御手段としてのマイクロコンピュータと、
補助遊技演出装置の制御を行う、補助制御手段としてのマイクロコンピュータと、
を有するスロットマシンであって、
補助制御手段は、
主制御手段からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータとの双方向通信が可能な通信ポートと、
補助遊技演出装置に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段と、
主制御手段からのゲーム状態信号により補助演出制御手段を制御して補助遊技演出装置に演出を行わせる演出制御手段と、
補助演出制御手段のメモリに外部コンピュータからの固有表示データを書き込む表示データ変換手段と、
補助演出制御手段におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段と、
現在時刻を計時し、時刻データを記憶する計時カウンタと、
通信ポート、演出制御手段、表示データ変換手段、および特殊表示制御手段の動作を制御する総合制御手段と、
を有し、
総合制御手段は、
外部コンピュータから受信した、特別遊技当選報奨を有効とする開始時間を記憶する手段と、
外部コンピュータから受信した、報奨を行う際の抽選確率を記憶する手段と、
固有表示データ、時間情報、及び抽選確率の設定が終了したか否かの判断を行う手段と、
設定が終了したと判断されたときに、特別遊技当選報奨フラグをオン状態にする手段と、
外部コンピュータから特別遊技当選報奨終了通知が通知されたときに、特別遊技当選報奨フラグをオフにする手段と、
主制御手段から特別遊技当選通知が通知されたときに、特別遊技当選報奨フラグがオン状態か否かの判断を行う手段と、
主制御手段から特別遊技当選通知が通知され、特別遊技当選報奨フラグがオン状態であると判断されたときに、計時カウンタから取得した現在時刻と記憶されている開始時間との比較を行う手段と、
現在時刻が開始時間以降であると判断されたときに、記憶されている抽選確率によって抽選を行う手段と、
抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段によって補助演出制御手段のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段によって画像を補助遊技演出装置に表示させることにより特別演出を行わせる手段と、
を有することを特徴とするスロットマシン。 - 補助遊技演出装置としての演出表示画面と、
主制御手段としてのマイクロコンピュータと、
補助遊技演出装置の制御を行う、補助制御手段としてのマイクロコンピュータと、
を有するスロットマシンであって、
補助制御手段は、
主制御手段からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータとの双方向通信 が可能な通信ポートと、
補助遊技演出装置に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段と、
主制御手段からのゲーム状態信号により補助演出制御手段を制御して補助遊技演出装置に演出を行わせる演出制御手段と、
補助演出制御手段のメモリに外部コンピュータからの固有表示データを書き込む表示データ変換手段と、
補助演出制御手段におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段と、
通信ポート、演出制御手段、表示データ変換手段、および特殊表示制御手段の動作を制御する総合制御手段と、
を有し、
総合制御手段は、
メダル計数カウンタと、
主制御手段からメダル投入枚数が通知されたときには、メダル計数カウンタのカウント値からメダル投入枚数を減算し、主制御手段からメダル払出し枚数が通知されたときには、メダル計数カウンタのカウント値にメダル払出し枚数を加算する手段と、
メダル計数カウンタのカウント値を外部コンピュータへ報告する手段と、
を有し、
外部コンピュータは、
複数のスロットマシンから報告されたメダル計数カウンタのカウント値を集計テーブルに格納すると共に、数値順に整理して順位を更新する手段と、
集計テーブルに格納したカウント値の最大値の判断を行う手段と、
カウント値が最大値であると判断したスロットマシンに対して報奨表示開始コマンドを送信する手段と、
を有し、
総合制御手段は、
外部コンピュータから報奨表示開始コマンドを受信したときに、特殊表示制御手段によって補助演出制御手段のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段によって画像を補助遊技演出装置に表示させることにより特別演出を行わせる手段、
を有すること特徴とするスロットマシン。 - 補助遊技演出装置としての演出表示画面と、
主制御手段としてのマイクロコンピュータと、
補助遊技演出装置の制御を行う、補助制御手段としてのマイクロコンピュータと、
を有するスロットマシンであって、
補助制御手段は、
主制御手段からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータとの双方向通信が可能な通信ポートと、
補助遊技演出装置に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段と、
主制御手段からのゲーム状態信号により補助演出制御手段を制御して補助遊技演出装置に演出を行わせる演出制御手段と、
補助演出制御手段のメモリに外部コンピュータからの固有表示データを書き込む表示データ変換手段と、
補助演出制御手段におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段と、
通信ポート、演出制御手段、表示データ変換手段、および特殊表示制御手段の動作を制御する総合制御手段と、
を有し、
総合制御手段は、
外部コンピュータから受信した、報奨を行うゲーム回数の数値を記憶する手段と、
外部コンピュータから受信した、報奨を行う為の抽選確率を記憶する手段と、
固有表示データ、報奨を行うゲーム回数、及び報奨を行う為の抽選確率の設定が完了したか否かの判断を行う手段と、
設定が完了したと判断されたときに、報奨処理実行フラグをオン状態にする手段と、
外部コンピュータから報奨処理終了要求通知が通知されたときに、報奨処理実行フラグをオフ状態にする手段と、
ゲーム回数カウンタと、
ゲームが1回実行された遊技実行通知を主制御装置から通知されたときに、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、
ゲームが1回実行された遊技実行通知を主制御装置から通知され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、ゲーム回数カウンタのカウント値に1を加える手段と、
ゲーム回数カウンタのカウント値に1が加えられた後に、ゲーム回数カウンタのカウント値と報奨を行うゲーム回数として記憶されている数値との比較を行う手段と、
ゲーム回数カウンタのカウント値が報奨を行うゲーム回数として記憶している数値を超えたと判断されたときに、報奨を行う為の抽選確率に基づいて抽選を行うための手段と、
抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段によって補助演出制御手段のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段によって画像を補助遊技演出装置に表示させることにより特別演出を行わせる手段と、
を有することを特徴とするスロットマシン。 - 補助遊技演出装置としての演出表示画面と、
主制御手段としてのマイクロコンピュータと、
補助遊技演出装置の制御を行う、補助制御手段としてのマイクロコンピュータと、
を有するスロットマシンであって、
補助制御手段は、
主制御手段からの信号やデータの受信を行うと共に、外部コンピュータとの双方向通信が可能な通信ポートと、
補助遊技演出装置に表示する画像データを記憶するメモリを有すると共に表示する画像を制御する補助演出制御手段と、
主制御手段からのゲーム状態信号により補助演出制御手段を制御して補助遊技演出装置に演出を行わせる演出制御手段と、
補助演出制御手段のメモリに外部コンピュータからの固有表示データを書き込む表示データ変換手段と、
補助演出制御手段におけるデータエリアの指定を切り換える特殊表示制御手段と、
通信ポート、演出制御手段、表示データ変換手段、および特殊表示制御手段の動作を制御する総合制御手段と、
を有し、
総合制御手段は、
外部コンピュータから受信した、ゲーム数をカウントする単位時間を記憶する手段と、
外部コンピュータから受信した、稼動状態を算定する区間数を記憶する手段と、
外部コンピュータから受信した、報奨を行う稼動状態の閾値を記憶する手段と、
外部コンピュータから受信した、報奨を行う為の抽選確率を記憶する手段と、
固有表示データ、単位時間、区間数、稼動状態の閾値、及び抽選確率の設定が完了したか否かの判断を行う手段と、
設定が完了したと判断されたときに、報奨処理実行フラグをオン状態にする手段と、
外部コンピュータから報奨処理終了要求通知が通知されたときに、報奨処理実行フラグをオフ状態にする手段と、
遊技実行回数カウンタと、
ゲームを1回実行した遊技実行情報が主制御装置から通知されたときに、報奨処理実行 フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、
ゲームを1回実行した遊技実行情報が主制御装置から通知され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、遊技実行回数カウンタのカウント値に1を加える手段と、
設定した単位時間が経過したか否かの判断を行う手段と、
設定した単位時間が経過したと判断されたときに、報奨処理実行フラグがオン状態であるか否かの判断を行う手段と、
設定した単位時間が経過したと判断され、報奨処理実行フラグがオン状態であると判断されたときに、単位時間と区間数との積である区間数分の時間が経過したか否かの判断を行う手段と、
単位時間と区間数との積である区間数分の時間が経過したと判断されたときに、単位時間あたりの遊技実行回数の平均値を算出するための手段と、
算出した平均値が設定した閾値よりも小さいか否かの判断を行う手段と、
算出した平均値が設定した閾値よりも小さいと判断されたときに、設定した抽選確率に基づいて報奨を行うか否かの抽選を行う手段と、
抽選結果が当選のときに、特殊表示制御手段によって補助演出制御手段のメモリに記憶させた固有表示データを使用させつつ演出制御手段によって画像を補助遊技演出装置に表示させることにより特別演出を行わせる手段と、
を有することを特徴とするスロットマシン。
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