JP3859832B2 - 一缶二水路式給湯装置および、その制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置および、その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近来、台所や風呂などで開栓すると温湯が供給され、しかも諸所にセンサを設けて湯温を管理し、温湯の温度が適切になるように制御される給湯装置が普及している。
単に熱発生部の燃焼と水量を制御しただけでは、閉栓後の温度低下により再度開栓したときに低い温度のぬるま湯や水が出てきて不快であるばかりでなく、適温になるまでに水を捨てたりすることになるので不経済であり、これを解決する手段が各種提案されている。
【0003】
そのような技術として、例えば、バックアップ開始温度とバックアップ終了温度とを設け、閉栓した後に熱交換部内の湯温がバックアップ開始温度以下になると、熱発生部に点火し、湯温がバックアップ終了温度になると、熱発生部を消火するようにして、間欠的に熱発生部に点火してバックアップ燃焼を行い、熱交換部内の湯温を適切な温度に維持するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、バックアップ燃焼中において、給湯栓が開かれていて、熱交換部内の湯が微少漏れを起こしている場合、熱発生部の燃焼熱が給湯配管系の受熱管内を流れる水によって奪われるため、温度の上昇速度が遅くなり、所定時間経過してもバックアップ終了温度にならないために、長時間に渡り、熱発生部に点火し続ける不具合が発生するおそれがあるという問題点があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術が有する問題点に着目してなされたもので、バックアップ燃焼中に、熱交換部内の湯が微少漏れをした場合に、バックアップ燃焼を終了することができるようにした給湯装置および、その制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1] 給湯配管系(10)と追焚配管系(20)とに共通して用いられ、給湯配管系(10)の受熱管(11)と追焚配管系(20)の受熱管(21)とが設けられた熱交換部(72)と、この熱交換部(72)を加熱する熱発生部(71)と、上記追焚配管系(20)に接続された浴槽(76)の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部(71)に点火して前記熱交換部(72)が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部(71)に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部(58)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少漏れを検出するセンサとして前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯温を検出するための温度センサ(THz)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の流れ量が所定量以下の場合として該受熱管(11)内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部(58)に指示するバックアップ燃焼指示部(56)とを有することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。
【0007】
[2] 給湯配管系(10)と追焚配管系(20)とに共通して用いられ、給湯配管系(10)の受熱管(11)と追焚配管系(20)の受熱管(21)とが設けられた熱交換部(72)と、この熱交換部(72)を加熱する熱発生部(71)と、上記追焚配管系(20)に接続された浴槽(76)の水を循環させて追焚きするようにし、開栓に応じ前記熱発生部(71)に点火して前記熱交換部(72)が温湯を供給する一缶二水路式給湯装置の制御方法において、
燃焼制御部(58)が、閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部(71)に点火してバックアップ燃焼を行なっているときに、前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少漏れが生じた場合として該受熱管(11)内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に、バックアップ燃焼指示部(56)が、前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部(58)に指示することを特徴とする一缶二水路式給湯装置の制御方法。
【0008】
[3] 給湯配管系(10)と追焚配管系(20)とに共通して用いられ、給湯配管系(10)の受熱管(11)と追焚配管系(20)の受熱管(21)とが設けられた熱交換部(72)と、この熱交換部(72)を加熱する熱発生部(71)と、上記追焚配管系(20)に接続された浴槽(76)の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部(71)に点火して前記熱交換部(72)が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部(71)に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部(58)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の流れ量を検出するフローセンサ(FL1)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯温を検出するための温度センサ(THz)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の流れ量が所定量以下の場合または該受熱管(11)内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部(58)に指示するバックアップ燃焼指示部(56)とを有することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。
【0009】
[4] 給湯配管系(10)と追焚配管系(20)とに共通して用いられ、給湯配管系(10)の受熱管(11)と追焚配管系(20)の受熱管(21)とが設けられた熱交換部(72)と、この熱交換部(72)を加熱する熱発生部(71)と、上記追焚配管系(20)に接続された浴槽(76)の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部(71)に点火して前記熱交換部(72)が温湯を供給するものにおいて、
前記熱発生部(71)の燃焼を制御する燃焼制御部(58)と、
前記熱発生部(71)に一時的に点火するバックアップ燃焼の所定間隔時間を設定するタイマ部(55)と、
前記タイマ部(55)が設定する所定間隔時間の経過時に、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度の温湯にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部(71)に点火するよう前記燃焼制御部(58)に指示するバックアップ燃焼指示部(56)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯温を検出するための温度センサ(THz)と、を備え、
前記バックアップ燃焼指示部(56)は、前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部(58)に指示することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。
[5] 給湯配管系(10)と追焚配管系(20)とに共通して用いられ、給湯配管系(10)の受熱管(11)と追焚配管系(20)の受熱管(21)とが設けられた熱交換部(72)と、この熱交換部(72)を加熱する熱発生部(71)と、上記追焚配管系(20)に接続された浴槽(76)の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部(71)に点火して前記熱交換部(72)が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下を検出する温度センサ(THz)と、該温度センサ(THz)で検出される温度情報に基づいて、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部(71)に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部(58)と、
前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の流れ量が所定量以下の場合として該受熱管(11)内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部(58)に指示するバックアップ燃焼指示部(56)とを有し、
前記閉栓後の温度低下を検出する温度センサ(THz)は、前記給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少漏れを検出するセンサとして前記受熱管(11)内の湯温を検出するための温度センサを兼ねることを特徴とする一缶二水路式給湯装置。
【0010】
次に、本発明の作用を説明する。
[1]項記載の一缶二水路式給湯装置では、
通常の使用時には、水栓を開栓すると、燃焼制御部(58)が熱発生部(71)に点火し、熱交換部(72)を介して熱発生部(71)からの熱が給水に伝えられ、温湯が水栓に供給される。
【0011】
燃焼制御部(58)が、閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ熱発生部(71)に点火してバックアップ燃焼を行なう。それにより、再度開栓したときに、適切な温度の温湯が出湯する。
【0012】
このバックアップ燃焼の状態において、給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少漏れが生じた場合に、温度センサ(THz)が検出する受熱管(11)内の湯温が所定時間経過した後に所定温度に上昇しないことから、バックアップ燃焼指示部(56)が、バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部(58)に指示する。それにより、微少漏れが生じた後に熱発生部(71)に点火し続ける不具合を防止することができる。
【0013】
[2]項記載の一缶二水路式給湯装置の制御方法では、
同じく、バックアップ燃焼の状態において、給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少漏れが生じた場合に、温度センサ(THz)が検出する受熱管(11)内の湯温が所定時間経過した後に所定温度に上昇しないことから、バックアップ燃焼指示部(56)が、バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部(58)に指示する。それにより、微少漏れが生じた後に熱発生部(71)に点火し続ける不具合を防止することができる。
【0014】
[3]項記載の一缶二水路式給湯装置では、
バックアップ燃焼の状態において、フローセンサ(FL1)が給湯配管系(10)の受熱管(11)内の湯の微少な流れ量(微少漏れ)を検出した場合または受熱管(11)内の湯温が所定時間経過した後に所定温度に上昇しないことを温度センサ(THz)が検出した場合に、バックアップ燃焼指示部(56)が、バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部(58)に指示する。それにより、微少漏れが生じた後に熱発生部(71)に点火し続ける不具合を防止することができる。
【0015】
[4]項記載の一缶二水路式給湯装置では、
燃焼制御部(58)は、熱発生部(71)が適切に燃焼するように制御するものであるが、通常の水栓を開いて温湯を利用する開栓以外にも、保温のためのバックアップ燃焼も行なう。このバックアップ燃焼は、基本的には、タイマ部(55)による所定間隔時間毎に行なわれ、所定間隔時間の経過時に、バックアップ燃焼指示部(56)が閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度の温湯にするのに必要な所定時間を算出して、熱発生部(71)に点火するよう燃焼制御部(58)に指示する。
【0016】
また、[5]項記載の一缶二水路式給湯装置でも行なわれるように、温度センサ(THz)は、給湯配管(10)系の受熱管(11)内の湯温を検出していて、温度センサ(THz)の検出結果から、前記所定時間経過した後に、所定温度に上昇しない場合に、バックアップ燃焼指示部(56)に伝えて、バックアップ燃焼指示部(56)が、バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部(58)に指示し、適切なバックアップ燃焼が行なわれるようにする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図1〜図2を参照して説明する。
図1はこの発明に係る一缶二水路式ガス給湯装置の概略構成を示すものであり、この給湯装置は、一つの缶(図示せず)と、この缶の下部に収容されたガスバーナである熱発生部71と、缶の上部に収容された熱交換部72と、熱発生部71に燃焼空気を供給するためのファン(図示せず)とを有している。上記熱発生部71にガスを供給する手段は、ガス管73と、このガス管73にそれぞれ設けられた主電磁開閉弁74および電磁比例弁75とを有している。また、熱発生部71の近傍には、点火機構(図示)が配置されている。
【0018】
上記熱発生部71および熱交換部72は、給湯配管系10と追焚配管系20との両者に共通に用いられている。すなわち、上記熱交換部72は、多数の薄肉のフインプレート72aを有しており、このフインプレート72aには給湯配管系10の給湯水管である受熱管11と、追焚配管系20の追焚水管である受熱管21とがそれぞれ貫通状態で配置されている。
【0019】
まず、給湯配管系10について説明すると、上記受熱管11の入口端には、給湯配管系10の給水管12が接続され、出口端には給湯管13が接続されている。給湯管13の末端には給湯栓14が設けられている。また、給水管12と給湯管13との間には、2本のバイパス管15,16が受熱管11と並列に設けられている。図1において、バイパス管15と給水管12および給湯管13との接続点が符号P1,P2でそれぞれ示され、バイパス管16と給水管12および給湯管13との接続点が符号P3,P4でそれぞれ示されている。
【0020】
熱交換部72に近い方のバイパス管15には弁等が設けられておらず、給水管12内を流れた水は、接続点P1において受熱管11側とバイパス管15側とに常に一定の割合(例えば、70:30)で別れる。そして、接続点P2において再び合流する。
【0021】
一方、熱交換部72から遠い方のバイパス管16には、第1の流量制御弁GM2が設けられている。この流量制御弁GM2は、例えば次のように構成されたギアモータ駆動式のものが用いられている。すなわち、ギアモータ駆動式の流量制御弁は、管内に設けられた環状の弁座と、この弁座に対して移動可能な弁体と、この弁体に一端部が固定されたシャフトと、このシャフトの他端部に減速ギヤ列を介して接続されたモータとを有している。上記シャフトは、弁ケースに螺合されている。
【0022】
したがって、モータが回転すると、シャフトがその軸方向へ移動し、これによって弁体と弁座との間の開度を変えることができるようになっている。したがって、接続点P3から給湯水管11側へ流れる水量とバイパス管16側へ流れる水量との割合は、適宜に変えることができる。なお、流量制御弁GM2と同様に構成された流量制御弁GM1が接続点P2,P4間の給湯管13にも設けられている。
【0023】
上記給湯配管系10には、第1、第2の二つのフローセンサFL1,FL2が設けられている。第1のフローセンサFL1は、接続点P1,P3間の給水管12に配置されており、第2のフローセンサFL2は、接続点P4と給湯栓14との間の給湯管13に配置されている。
【0024】
フローセンサは、例えば、水流をフローセンサ内にある「はね」で受け止め、この「はね」が回転する回転数を、例えばホールIC等により測定するものである。
【0025】
また、給湯配管系10には、4つの温度センサTHin、THz 、THout 、THmix が設けられている。温度センサTHinは、接続点P3より上流側の給水管12に配置されており、給水温度を検出する。温度センサTHz は、給湯水管11のベンド部に配置されており、給湯水管11内の水の温度を検出する。
【0026】
温度センサTHout は、給湯水管11の出口近傍の給湯管13に配置されており、給湯水管11から出る湯の温度を検出する。温度センサTHmixは、接続点P4より下流側の給湯管13に配置されており、給水栓14から出る湯の温度を検出する。
【0027】
一方、上記追焚配管系20であるが、上記受熱管21の入口端と浴槽76との間には復路管22が接続され、受熱管21の出口端と浴槽76との間には往路管23が接続されている。復路管22には、ポンプ24、温度センサTHhrおよび流水スイッチFSが設けられている。温度センサTHhrは、浴槽76から復路管22に流入する湯(または水)の温度を検出する。したがって、温度センサTHhrは、浴槽76内の湯の温度を実質的に検出する。
【0028】
また、流水スイッチFSは復路管22内を湯が流れているか否かを検出するためのものであり、復路管22内を湯が流れている場合にはON状態になり、流れていない場合にはOFF状態になっている。流水スイッチFSがOFF状態のときには、後述する追焚スイッチがON操作されたとしても、熱発生部71を点火させないようになっている。
【0029】
上記給湯配管系10の給湯管13と追焚配管系20の復路管22との間には、浴槽76への湯張りのための注湯管30が設けられており、注湯管30と給湯管13および復路管22との接続点が符号P5,P6で示されている。注湯管30には、電磁開閉弁からなる注湯弁31が設けられている。
【0030】
上記給湯装置は、さらに、制御ユニット50とリモートコントローラ60とを備えている。制御ユニット50には、種々の検出手段からの検出信号が入力される。ここでは、温度センサTHin、THz 、THout 、THmix 、THhr、フローセンサFL1,FL2および流水スイッチFSの検出信号が入力されている。なお、以下においては、各検出手段の検出信号には各検出手段と同一の符号を用いるものとする。制御ユニット50は、各検出信号に基づいて、ガス供給手段の主電磁開閉弁74および電磁比例弁75、点火機構、ファン、流量制御弁GM1,GM2、ポンプ24および注湯弁31を制御する。
【0031】
一方、リモートコントローラ60は、運転スイッチ、風呂自動運転スイッチ、追焚スイッチ、温度設定部および表示部(いずれも図示せず)を備えており、これらのスイッチのON、OFF情報、設定温度情報を制御ユニット50に出力するとともに、これらの情報を表示部に表示する。後述するように、表示部は制御ユニット50からのエラー情報も表示する。
【0032】
上記構成の給湯装置を用いて給湯、追焚および自動湯張りを行う場合において、まず給湯を行う場合には、リモートコントローラ60の運転スイッチをON状態にし、給湯栓14を開く。すると、制御ユニット50は、設定温度、給水管12に供給される水の給水量FL1、給水温度THin、出湯温度THout および給湯量FL2に基づいて電磁比例弁75および流量制御弁GM1,GM2を制御する。これにより、出湯栓14から設定温度に等しい温度の湯が吐出される。
【0033】
なお、電磁比例弁75等の制御は、従来のものと同様であり、この発明の要部でもないので、その詳細な説明は省略する。これは、次の追焚および自動湯張りについても同様である。また、給水量FL1と給湯量FL2が所定の大きさ以上の差がある場合には、配管中に水漏れがあるものとして、熱発生部71の燃焼を停止するとともに、表示部がエラーの表示をする。
【0034】
追焚を行う場合には、リモートコントローラ60の追焚スイッチをON状態にする。すると、まずポンプ24が起動され、浴槽76内の湯が復路管22および往路管23を通って循環する。復路管22内の湯の流れを流水スイッチFSが検出すると、熱発生部71が点火される。これによって、浴槽76内の湯が加熱される。そして、温度センサTHhrによる検出信号が設定温度に達すると、自動的に熱発生部71の燃焼が停止されるとともに、ポンプ24が停止される。
【0035】
自動湯張りを行う場合には、リモートコントローラ60の風呂自動運転スイッチをON状態にする。すると、注湯弁31が開弁され、給湯水管11において加熱された湯が注湯管30を通り、復路管22および往路管23を介して浴槽76に供給される。勿論、浴槽76に供給される湯の温度が設定温度になるように、制御ユニット50によって制御される。そして、浴槽76内に所定の量の湯が溜まると、浴槽76の水量を検出する検出手段(図示せず)の挨出信号に基づいて注湯弁31が閉じられるとともに、熱発生部71の燃焼が停止され、湯張りが終了する。
【0036】
湯張りの終了後は、浴槽の湯をほぼ一定の温度に維持するための保温運転が行われる。保温運転中は、所定時間毎に追焚が実行される。すなわち、湯張りの終了後、所定時間経過すると、自動的に追焚が行われる。このときの追焚は、追焚スイッチをONにしたときの追焚と同様である。そして、浴槽76の湯の温度THhrが設定温度になると追焚が停止し、再度所定時間が経過するまで熱発生部71およびポンプ24が停止した待機状態になる。
【0037】
ここで、制御ユニット50は、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度の温湯を供給できるよう、閉栓後の湯温低下に対して所定時間だけ熱発生部71に点火するバックアップ燃焼を行なう機能を有し、当該機能を有する部分の構成は図1に示すとおりである。
【0038】
制御ユニット50の当該部位は、後沸き量演算部52と、放熱量演算部53と、待機時間設定部54と、タイマ部55と、バックアップ燃焼指示部56と、モード時間指示部57と、燃焼制御部58とを有して構成されている。
【0039】
後沸き量演算部52は熱発生部71の燃焼停止時に、その燃焼停止直前の燃焼状態、つまり、ガスの燃焼能力、給湯流量、給水温度、給湯の設定温度等の条件に基づき、燃焼停止後の後沸き量(後沸きとは、燃焼停止後、熱交換部72の保有熱量が内部の湯に伝わって湯の温度が上昇する現象をいう)を熱量又は熱交換部72内の湯の後沸き温度の値で算出するものである。この演算にあたっては、理論式を実験によって補正した演算式が用いられる。
【0040】
放熱量演算部53は、吸気温度と、通風量と、自然冷却条件等に基づき、放熱量を予め与えられた演算式を用いて時間の関数で求めるものであり、待機時間設定部54は後沸き量演算部52で求められた後沸き量と、放熱量演算部53により求められた放熱量とにより後沸きにより上昇した熱交換部72内の湯の温度が給湯設定温度の下限許容温度の範囲内で予め設定された下限動作温度(バイパス管15,16を有する給湯器では下限動作温度に対応する温度)まで低下する待機時間(所定間隔時間)を演算して、バックアップ燃焼指示部56に伝えるものである。
【0041】
タイマ部55は、バックアップ燃焼モードを続ける特定の時間を設定するものであり、バックアップ燃焼指示部56は、待機時間設定部54により算出された待機時間経過後に、開栓されていない状態でも熱発生部71に点火して所定時間燃焼するよう燃焼制御部58に指示するものである。また、バックアップ燃焼指示部56は、待機時間設定部54により算出された待機時間経過後に熱交換部72の温度センサTHz の指示値が所定以下に下がったとき、バックアップ熱量を発生するのに要する熱発生部71の燃焼時間を演算し、開栓されていない状態でも熱発生部71に点火するよう燃焼制御部58に指示するようにしてもよい。
【0042】
モード時間指示部57は、給湯器の使用時間帯や使用頻度等の条件に応じてタイマ部55に動作時間を指示するものであり、燃焼制御部58は、給湯栓14の開栓に応じて熱発生部71に点火するものであるが、給湯栓14が閉栓されているときでも、バックアップ燃焼指示部56の指示に応じて所定間隔時間毎にバックアップ燃焼指示部56で演算された所定時間だけ熱発生部71に点火してバックアップ燃焼を行い、下限動作温度(又は下限動作温度に対応する温度)まで低下した熱交換部72内の湯温を加熱上限温度(又は加熱上限温度に対応する温度)まで高めて燃焼を停止する。
【0043】
このバックアップ燃焼においては、所定時間の燃焼で、湯温が所定温度(加熱上限温度)になると、熱発生部71が消火して、所定間隔時間(待機時間設定部54が算出する待機時間)だけ燃焼しないで、燃焼に間隔を設けるようになっている。しかしながら、このバックアップ燃焼では、給湯栓14が完全に閉じていないで、微少漏れ(例えば、器具の最低作動流量である2.5l/min 以下の漏れ)があると、所定時間経過した後にも湯温が所定温度(加熱上限温度)に上昇しないで、熱発生部71が消火しないで、無駄に燃焼をし続けて、エネルギーの無駄使いをすることになる。このような不具合を防止するために、制御ユニット50によって、次のような制御が実行されている。この制御を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0044】
まず、給湯が行われているときに、給湯栓14が閉じられると、すなわち、給湯量FL2が2.5l/min より少なくなると、熱発生部71が消火して、タイマ部55がセットされ、バックアップ燃焼モードが開始される(ステップS101)。
【0045】
バックアップ燃焼モードにおいては、所定間隔時間(例えば、5分)が経過したかが判断される(ステップS102)。所定間隔時間経過中は、給湯栓14が開いたか、すなわち、給湯量FL2が2.5l/min 以上であるかを判断する(ステップS110)。給湯栓14が開かれると、熱発生部71に点火される(ステップS111)。燃焼されて、受熱管11,21が加熱され(ステップS112)、通常の給湯モードに移行し、給湯栓14の閉栓が判断される(ステップS113)。給湯栓14が閉栓されると、ステップS101に移行し、熱発生部71が消火し、バックアップ燃焼が再開される。
【0046】
バックアップ燃焼モードにおいて、所定間隔時間が経過すると、熱発生部71に点火し(ステップS103)、燃焼が開始され、タイマ部55がセットされる(ステップS104)。次に、給湯量FL2が2.5l/min 以上であるかを判断し(ステップS105)、2.5l/min 以上であれば、通常の給湯モードに移行し、給湯栓14の閉栓が判断される(ステップS113)。
【0047】
給湯量FL2が2.5l/min より少ないと、次に、給湯量FL2が1.0l/min より大きいかを判断し(ステップS106)、1.0l/min より大きくなければ、タイマ部55により所定時間経過したかが判断される(ステップS107)。所定時間経過していなければ、ステップS105に戻り、給湯量FL2がチェックされる(ステップS105〜S106)。
【0048】
タイマ部55により所定時間経過していれば、THz が所定温度(例えば、60℃)以上であるかを判断し(ステップS108)、THz が所定温度より小さければ、熱発生部71が消火し、バックアップ燃焼が終了する(ステップS109)。THz が所定温度より大きければ、ステップS101に戻り、熱発生部71が消火し、バックアップ燃焼が再開される。
【0049】
すなわち、ステップS105〜S106において、フローセンサFL2が微少漏れ(給湯量FL2>1.0)を検出すれば、バックアップ燃焼モードが終了し、また、フローセンサFL2が検出できない、微少量(例えば、給湯量FL2≦1.0の少量の漏れではフローセンサの「はね」が回転しないため検出できない程度)の漏れがあった場合には、所定時間経過後に、ステップS108において、THz が所定温度に上昇しないことを判断して、同じく、バックアップ燃焼モードが終了するので、無駄に燃焼をし続けることがなくなる。
【0050】
なお、前記実施の形態において、バックアップ燃焼を行う所定時間について、詳細に示していないが、モード時間指示部57を設け、利用者が初期にモード時間指示部57を選択モードに設定することで、一定の時間を選択し(選択後に、一定の時間を変更可能にし)てもよく、あるいは、利用者が自動モードに設定することで、朝晩の利用時間帯では例えば給湯燃焼終了後10分にし、そうでない場合は例えば5分にセットするようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1および2に係る発明によれば、バックアップ燃焼の状態において、給湯配管系の受熱管内の湯の微少漏れが生じた場合に、温度センサが検出する受熱管内の湯温が所定時間経過した後に所定温度に上昇しないことから、バックアップ燃焼指示部が、バックアップ燃焼を終了すべく燃焼制御部に指示するようにしたので、微少漏れが生じた後に熱発生部に点火し続ける不具合を防止することができる。
【0052】
請求項3に係る発明によれば、フローセンサが給湯配管系の受熱管内の湯の微少な流れ量を検出した場合または受熱管内の湯温が所定時間経過した後に所定温度に上昇しないことを温度センサが検出した場合に、バックアップ燃焼指示部が、バックアップ燃焼を終了すべく燃焼制御部に指示するようにしたので、同じく、微少漏れが生じた後に熱発生部に点火し続ける不具合を防止することができる。
【0053】
請求項4および5に係る発明によれば、温度センサが、給湯配管系の受熱管内の湯温を検出していて、温度センサの検出結果から、前記所定時間経過した後に、所定温度に上昇しない場合に、バックアップ燃焼指示部に伝えて、バックアップ燃焼指示部が、バックアップ燃焼を終了すべく燃焼制御部に指示するようにしたので、適切なバックアップ燃焼を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る一缶二水路式ガス給湯装置の制御部ユニットの要部を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る一缶二水路式ガス給湯装置の概念図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る一缶二水路式ガス給湯装置の追焚き制御の流れ図である。
【符号の説明】
THz …温度センサ
FL1,FL2…フローセンサ
10…給湯配管系
11…受熱管
17…逆止弁
18…過圧逃がし弁(ブローバルブ)
20…追焚配管系
21…受熱管
50…制御ユニット(追焚き制御部)
52…後沸き量演算部
53…放熱量演算部
54…待機時間設定部
55…タイマ部
56…バックアップ燃焼指示部
57…モード時間指示部
58…燃焼制御部
60…リモートコントローラ
71…熱発生部
72…熱交換部
74…主電磁開閉弁
75…電磁比例弁
Claims (5)
- 給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部に点火して前記熱交換部が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部と、
前記給湯配管系の受熱管内の湯の微少漏れを検出するセンサとして前記給湯配管系の受熱管内の湯温を検出するための温度センサと、
前記給湯配管系の受熱管内の湯の流れ量が所定量以下の場合として該受熱管内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部に指示するバックアップ燃焼指示部とを有することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。 - 給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにし、開栓に応じ前記熱発生部に点火して前記熱交換部が温湯を供給する一缶二水路式給湯装置の制御方法において、
燃焼制御部が、閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部に点火してバックアップ燃焼を行なっているときに、前記給湯配管系の受熱管内の湯の微少漏れが生じた場合として該受熱管内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に、バックアップ燃焼指示部が、前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部に指示することを特徴とする一缶二水路式給湯装置の制御方法。 - 給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部に点火して前記熱交換部が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下に対し、所定間隔時間で、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部と、
前記給湯配管系の受熱管内の湯の流れ量を検出するフローセンサと、
前記給湯配管系の受熱管内の湯温を検出するための温度センサと、
前記給湯配管系の受熱管内の湯の流れ量が所定量以下の場合または該受熱管内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部に指示するバックアップ燃焼指示部とを有することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。 - 給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部に点火して前記熱交換部が温湯を供給するものにおいて、
前記熱発生部の燃焼を制御する燃焼制御部と、
前記熱発生部に一時的に点火するバックアップ燃焼の所定間隔時間を設定するタイマ部と、
前記タイマ部が設定する所定間隔時間の経過時に、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度の温湯にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部に点火するよう前記燃焼制御部に指示するバックアップ燃焼指示部と、
前記給湯配管系の受熱管内の湯温を検出するための温度センサと、を備え、
前記バックアップ燃焼指示部は、前記給湯配管系の受熱管内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう燃焼制御部に指示することを特徴とする一缶二水路式給湯装置。 - 給湯配管系と追焚配管系とに共通して用いられ、給湯配管系の受熱管と追焚配管系の受熱管とが設けられた熱交換部と、この熱交換部を加熱する熱発生部と、上記追焚配管系に接続された浴槽の水を循環させて追焚きするようにした一缶二水路式給湯装置であって、開栓に応じ前記熱発生部に点火して前記熱交換部が温湯を供給するものにおいて、
閉栓後の湯温低下を検出する温度センサと、該温度センサで検出される温度情報に基づいて、閉栓した後の次の開栓の際に適切な温度にするのに必要な所定時間だけ前記熱発生部に点火するバックアップ燃焼を行なう燃焼制御部と、
前記給湯配管系の受熱管内の湯の流れ量が所定量以下の場合として該受熱管内の湯温が前記所定時間経過した後に所定温度に上昇しない場合に前記バックアップ燃焼を終了するよう前記燃焼制御部に指示するバックアップ燃焼指示部とを有し、
前記閉栓後の温度低下を検出する温度センサは、前記給湯配管系の受熱管内の湯の微少漏れを検出するセンサとして前記受熱管内の湯温を検出するための温度センサを兼ねることを特徴とする一缶二水路式給湯装置。
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