JP3859622B2 - 通信システム、通信方法及び携帯情報端末 - Google Patents

通信システム、通信方法及び携帯情報端末 Download PDF

Info

Publication number
JP3859622B2
JP3859622B2 JP2003272837A JP2003272837A JP3859622B2 JP 3859622 B2 JP3859622 B2 JP 3859622B2 JP 2003272837 A JP2003272837 A JP 2003272837A JP 2003272837 A JP2003272837 A JP 2003272837A JP 3859622 B2 JP3859622 B2 JP 3859622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portable information
request
information terminal
mobile phone
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003272837A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005033668A (ja
Inventor
哲矢 豊田
Original Assignee
埼玉日本電気株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 埼玉日本電気株式会社 filed Critical 埼玉日本電気株式会社
Priority to JP2003272837A priority Critical patent/JP3859622B2/ja
Publication of JP2005033668A publication Critical patent/JP2005033668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3859622B2 publication Critical patent/JP3859622B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本発明は、通信システム、通信方法及び携帯情報端末に関する。
通信可能な携帯情報端末(例えば携帯電話機など)を使用するために、その使用契約を通信事業者側と結んでいるユーザは、その事業者側に基本料金を支払う必要がある。例えば、家族の各構成員にそれぞれ別個の携帯情報端末(電話番号も各々異なる)を割り当てるために複数の携帯情報端末の使用契約を結んでいるユーザは、契約している携帯情報端末の数に応じた基本料金を負担しなければならない。
複数の携帯情報端末の使用契約を結んでいると、例えば父親は平日のみ携帯情報端末を使用する一方で娘は休日のみ携帯情報端末を使用するといったように、個々の携帯情報端末を常時使用するのではないような使用状況であった場合にも、基本料金の支払金額は安くはならないので不経済であるという問題がある。
また、事業者側では、各携帯情報端末の使用頻度に拘わらず携帯情報端末の契約数分のトラフィックを確保するための通信網(通信システム)を備える必要があるので負担が大きい。
このように、一のユーザが複数の携帯情報端末の使用契約を結んでいる場合には、ユーザ側並びに事業者側の双方で負担(金銭的負担或いは設備投資の負担)が大きくなってしまうという問題が生じる。
また、基本料金を抑えようとして1台の携帯情報端末を家族で共用すれば、事業者側の負担も軽減できるが、構成員毎に電話番号やメモリを別にすることができないためにプライバシーの確保が困難であるといった問題や、間違い電話(例えば家族内の他の構成員宛の電話)を受けてしまうことがあるといった問題がある他、構成員によっては携帯情報端末のデザインや機能が好み或いは要求にそぐわないといった不都合を生じる可能性もある。
なお、従来の技術としては、例えば、複数の携帯情報端末で同一の電話番号を共有するようにした技術(例えば、特許文献1参照)や、同一携帯端末にて複数種類の電話番号を使い分けるようにした技術(例えば、特許文献2参照)がある。このうち前者によれば、例えば家族の構成員毎に別個の携帯情報端末を割り当てることにより構成員毎にメモリを別にすることができるとともに、携帯情報端末のデザイン及び機能も各構成員の好みや要求に合うものを選ぶことができるし、事業者側の負担も軽減できる。また、後者によれば、例えば家族の構成員毎に別個の電話番号を割り当てることができるので、間違い電話を受けることはなくなる。
特開2000−224656号公報(第2−6頁) 特開2003−111140号公報(第2−3頁)
しかしながら、特許文献1の技術の場合には、複数の携帯情報端末で同一の電話番号を共有するため、間違い電話を受けてしまうことがあるという問題が解決されないままとなる。
他方、特許文献2の技術の場合には、同一携帯端末にて複数種類の電話番号を使い分けるので、構成員毎にメモリを別にすることができないためにプライバシーの確保が困難であるといった問題や、構成員によっては携帯情報端末のデザインや機能が好み或いは要求にそぐわないといった不都合が解決されないままとなる。
なぜならば、これら特許文献1,2の技術は「契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結ぶ」という条件を前提としたものではないからである。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいるという条件の下で、事業者側並びにユーザ側の双方の負担を軽減可能な通信システム、通信方法及び携帯情報端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の通信システムは、契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる択一的通信許可手段を備え、前記択一的通信許可手段は、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行することを特徴としている。
本発明の通信システムにおいては、前記択一的通信許可手段は、前記複数の携帯情報端末のうちの何れが通信可能となっているのかを特定するための情報を保持する情報保持手段を備えて構成され、前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末宛の呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報保持手段に保持されている情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末に対してのみ呼出動作或いは情報送信動作を実行する一方で、前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報保持手段に保持されている情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求のみに応じて呼出動作或いは情報送信動作を実行することが好ましい。
本発明の通信システムにおいては、前記択一的通信許可手段は、前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて受け付けるものとし、前記切替要求を受け付けた場合に、前記指定用情報により指定された携帯情報端末を通信可能に切り替えることが好ましい。
本発明の通信システムにおいては、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行することが好ましい。
本発明の通信方法は、契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる通信方法であって、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を、切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行することを特徴としている。
本発明の通信方法においては、前記複数の携帯情報端末のうちの何れが通信可能となっているのかを特定するための情報を保持し、前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末宛の呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末に対してのみ呼出動作或いは情報送信動作を実行する一方で、前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求のみに応じて呼出動作或いは情報送信動作を実行することが好ましい。
本発明の通信方法においては、前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて受け付けるものとし、前記切替要求を受け付けた場合に、前記指定用情報により指定された携帯情報端末を通信可能に切り替えることが好ましい。
本発明の通信方法においては、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行することが好ましい。
本発明の携帯情報端末は、契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる択一的通信許可手段を備え、前記択一的通信許可手段は、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行する通信システムにおいて用いられる携帯情報端末であって、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を、切り替えることの要求である切替要求を、前記択一的通信許可手段に送信可能に構成されていることを特徴としている。
本発明の携帯情報端末においては、前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて送信可能に構成されていることが好ましい。
本発明の携帯情報端末は、携帯電話機であることを好ましい一例とする。
本発明によれば、契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせるので、回線の混雑を抑制できる。よって、事業者側では、通信システムに対する設備投資費用を軽減することができる結果として、一の契約者が複数の携帯情報端末の使用契約を結ぶ場合における基本料金を比較的低料金に設定することができ、更にその結果として、契約者側でも基本料金の負担を軽減することができる。
また、「契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結ぶ」という条件を前提としたものであるため、例えば家族の構成員毎に別個の携帯情報端末を割り当てることにより、構成員毎に電話番号並びにメモリを別にすることができる。よって、プライバシーを確保できるとともに、間違い電話(例えば家族内の他の構成員宛の電話)を受けてしまうこともなくなる。しかも、携帯情報端末のデザイン及び機能も各構成員の好み或いは要求に合うものを選ぶことができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態について説明する。本実施形態では、本発明に係る携帯情報端末の適例としての携帯電話機と、その通信システム及び通信方法について説明する。
〔第1の実施形態〕
図1に示す携帯電話機4,5は、本実施形態に係る携帯電話機のうち、同一契約者が通信事業者側との間で使用契約を結んでいる携帯電話機である。これら携帯電話機4,5には各々別個の電話番号が割り当てられている。なお、本実施形態では、携帯電話機4,5の契約者が使用契約を結んでいる携帯電話機が、これら携帯電話機4,5の2つのみである例について説明する。
また、本実施形態に係る通信システム10は、携帯電話機4,5を含む各携帯電話機との間で無線通信を行う基地局3と、この基地局3を介して携帯電話機の呼出処理等を行う交換局(択一的通信許可手段)2と、この交換局2と有線或いは無線で接続されるホームメモリ(択一的通信許可手段、情報保持手段)1と、を備えている。
本実施形態に係る通信システム10は、例えば携帯電話機4,5のように、同一契約者が、各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯電話機(携帯電話機4,5)の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯電話機(携帯電話機4,5)のうち何れか1つの携帯電話機(携帯電話機4又は5)のみを択一的に通信可能とさせることを一つの特徴としている。従って、本実施形態の場合は、携帯電話機4が使用可(通信可能)であれば携帯電話機5は使用不可(通信不可能)となり、逆に、携帯電話機4が使用不可(通信不可能)であれば携帯電話機5は使用可(通信可能)となっている。
通信システム10を構成するホームメモリ1は、各携帯電話機毎に、図2に示す加入者情報20を格納している。
この加入者情報20には、各携帯電話機の契約形態に関する情報の他、図2に示すように、加入者番号21、位置登録エリア22、使用可/不可状態23、第2加入者番号24等の情報が含まれている。
このうち、加入者番号21は、各携帯電話機毎に割り当てられた識別番号である。従って、携帯電話機4、5の使用契約を結んでいる加入者(契約者)には、携帯電話機4に対応する番号と、携帯電話機5に対応する番号との2つの加入者番号21が割り当てられている。
位置登録エリア22は、例えば基地局2との通信結果に基づいて特定される携帯電話機の位置情報であり、電源がON状態の携帯電話機が移動するのに伴いその携帯電話機が存在するエリアが変わるのに応じて更新される。
使用可/不可状態23は、加入者情報20に該当する携帯電話機が使用可(通信可能)であるか又は使用不可(通信不可能)であるかを特定するための情報である。つまり、使用可/不可状態23は、同一契約者が通信事業者側と使用契約を結んでいる複数の携帯電話機のうちの何れが通信可能となっているのかを特定するための情報であり、ホームメモリ1は情報保持手段を構成している。
また、第2加入者番号24は、加入者情報20と対応する携帯電話機の契約者が契約している他の携帯電話機と対応する加入者番号21である。つまり、携帯電話機4と対応する加入者情報20における第2加入者番号24は、携帯電話機5と対応する加入者番号21であり、逆に、携帯電話機5と対応する加入者情報20における第2加入者番号24は、携帯電話機4と対応する加入者番号21である。
また、交換局2は、使用可となっている携帯電話機に対してのみ通信動作、切替動作及び位置登録動作を可能とさせる(それぞれ詳細後述)。
他方、各携帯電話機は、ユーザが各種操作を行うための操作部を備え、この操作部を操作することにより、通信を行うための操作(通話のための呼出動作や電子メールなどの情報送信動作)や、使用可となっている携帯電話機を切り替える(例えば携帯電話機4から携帯電話機5に切り替える)ことの要求操作(切替要求を実行するための操作)を行うことが可能となっている。
また、各携帯電話機は、各々のメモリ内に、自局の加入者番号21を記憶している。
次に、図3乃至6に示すフローチャートを参照して動作を説明する。
先ず、図3を参照して、携帯電話機の電源がONの場合に所定期間毎に繰り返し行われる位置登録要求動作について、携帯電話機4の場合を例として説明する。
図3に示すように、携帯電話機4は、ユーザの操作により電源が投入されると、基地局3からの下り制御信号を受信し、その下り制御信号の内容に従って、基地局3に対して位置登録要求を送信する(ステップS400)。ここで、この位置登録要求には、携帯電話機4を特定するための情報(本実施形態の場合、例えば、携帯電話機4の加入者番号21)が含まれているものとする。
携帯電話機4からの位置登録要求を受信した基地局3は、この位置登録要求を交換局2に送信(転送)する。
携帯電話機4の位置登録要求を受信した交換局2は、携帯電話機4を特定するために位置登録要求に含まれている情報(例えば、携帯電話機4の加入者番号21)を、該交換局2が備えるメモリに記憶し、認証乱数を含んだ認証要求を、基地局3を介して携帯電話機4に送信する(ステップS401)。
認証要求を受信した携帯電話機4は、その認証要求内の認証乱数を用いて所定の演算を行い、その演算結果を含めた認証応答を、基地局3を介して交換局2に送信する(ステップS402)。
交換局2は携帯電話機4からの認証応答の演算結果を確認し、携帯電話機4の正当性を確認した場合には、交換局2内部のメモリに記憶した携帯電話機4の加入者番号21と対応する加入者情報20(つまり携帯電話機4の加入者情報20)をホームメモリ1より読み出して、その加入者情報20の使用可/不可状態23に基づいて携帯電話機4が使用可になっているか否かを判定する(ステップS403)。つまり、使用可/不可状態23が「使用可」となっていれば携帯電話機4が使用可になっていると判定し、「使用不可」となっていれば携帯電話機4が使用不可になっていると判定する。
携帯電話機4が使用不可の場合(ステップS403のNO)、交換局2は、基地局3を介して携帯電話機4へ位置登録拒否を送信する(ステップS404)。その結果、位置登録拒否を受信した携帯電話機4は圏外となり、発着信不能となる。
他方、携帯電話機4が使用可の場合(ステップS403のYES)、交換局2は、ホームメモリ1に記憶された携帯電話機4の加入者情報20の位置登録エリア22を更新する(位置登録動作を実行する;ステップS405)。さらに、交換局2は、この更新の後、基地局3を介して携帯電話機4へ位置登録受付を送信する(ステップS406)。その結果、位置登録受付を受信した携帯電話機4は、発着信可能な待ち受け状態となる。
このように、通信システム10は、同一契約者が通信事業者側と使用契約を結んでいる複数の携帯電話機4,5のうち、通信可能となっている携帯電話機からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行し、通信不可能となっている携帯電話機からの位置登録要求があっても位置登録動作は実行しない。
次に、図4を参照して、他の電話機の呼出動作(自局からの呼出要求)について、携帯電話機4の場合を例として説明する。
他の電話機を呼び出したいユーザが携帯電話機4を操作して呼び出し操作を行うと、携帯電話機4は、図4に示すように、発信報告(呼出要求)を基地局3に対して送信する(ステップ200)。ここで、この発信報告には、携帯電話機4を特定するための情報(本実施形態の場合、例えば、携帯電話機4の加入者番号21)が含まれているものとする。
携帯電話機4からの発信報告を受信した基地局3は、その発信報告を交換局2に転送する。
携帯電話機4からの発信報告を受信した交換局2は、発信報告に含まれる加入者番号21を交換局2が備えるメモリに記憶し、基地局3を介して携帯電話機4に認証乱数を含んだ認証要求を送信する(ステップ201)。
認証要求を受信した携帯電話機4は、認証要求に含まれる認証乱数を用いて所定の演算を行い、その演算結果を含めた認証応答を、基地局3を介して交換局2に送信する(ステップ202)。
交換局2は、携帯電話機4からの認証応答の演算結果を確認することにより携帯電話機4の正当性を確認した場合には、交換局2内部のメモリに記憶した携帯電話機4の加入者番号21と対応する加入者情報20をホームメモリ1より読み出し、携帯電話機4が使用可になっているか否かを判定する(ステップ203)。
携帯電話機4が使用不可の場合(ステップS203のNO)、基地局3を介して携帯電話機4が使用不可であることを示した携帯電話機解放信号(実行中の処理(この場合、他の電話機の呼び出し処理)を終了させるための指令信号)を送信する(ステップ204)。携帯電話機解放信号を受信した携帯電話機4は、自局が使用不可に設定されていることを認識して圏外となり、発着信不能となる。
他方、携帯電話機4が使用可の場合(ステップS203のYES)、交換局2は相手先を呼び出す(呼出動作を実行する;ステップS205)。呼び出し相手先が応答すると(ステップ206)、携帯電話機4と呼び出し相手先は通信状態となる(ステップ207)。
このように、通信システム10は、同一契約者が通信事業者側と使用契約を結んでいる複数の携帯電話機4,5のうち、通信可能となっている携帯電話機からの呼出要求のみに応じて呼出動作を実行し、通信不可能となっている携帯電話機からの呼出要求があっても呼出動作は実行しない。
なお、ここでは、呼出要求に応じた呼出動作についてのみ説明したが、情報送信要求(例えば、電子メールの送信要求)に応じた情報送信動作(例えば、電子メールの送信動作)についても同様に、携帯電話機4,5のうち通信可能となっている携帯電話機からの情報送信要求のみに応じて情報送信動作を実行する。
なお、ステップS205の呼び出しを行っても相手先が応答しない場合には、携帯電話機4側で例えば終話ボタンを操作することにより呼び出し動作が終了する。
次に、図5を参照して、他の電話機からの呼出要求があった場合の動作(待ち受け状態の着信動作)について、携帯電話機4の場合を例として説明する。
図5に示すように、あるユーザが他の電話機(固定電話或いは携帯電話機)から携帯電話機4に対しての発信操作を行うと、この電話機は携帯電話機4の呼び出し要求を交換局2に送信する(ステップS300)。
呼び出し要求を受信した交換局2は、呼び出し要求に含まれる情報に基づいて携帯電話機4の加入者番号21を読み出し、読み出した加入者番号21からホームメモリ1に記憶している携帯電話機4の加入者情報20を読み出し、携帯電話機4が使用可になっているか否かを判定する(ステップS301)。
携帯電話機4が使用不可の場合(ステップS301のNO)、交換局2は発信元に対して切断を行う(ステップS302)。
携帯電話機4が使用可の場合(ステップS301のYES)、ホームメモリ1の加入者情報に記憶されている位置登録エリアの1つである基地局3を介して、携帯電話機4へページング(ページ信号)を送信する(呼出動作を実行する;ステップS303)。
携帯電話機4は、基地局3が送信したページングを受信すると着信音を鳴らす。着信音を確認した携帯電話機4のユーザ操作により応答があると、携帯電話機4は基地局3を介して交換局2へ応答を送信する(ステップS304)。交換局2は、携帯電話機4へ応答確認を送信し、携帯電話機4と呼び出し元は通信状態となる(ステップS305)。
このように、通信システム10は、同一契約者が通信事業者側と使用契約を結んでいる複数の携帯電話機4,5のうち、通信可能となっている携帯電話機に対する呼出要求のみに応じて呼出動作を実行する。
なお、ここでは、呼出要求に応じた呼出動作についてのみ説明したが、情報送信要求に応じた情報送信動作についても同様に、携帯電話機4,5のうち通信可能となっている携帯電話機に対する情報送信要求のみに応じて情報送信動作を実行する。
次に、図6を参照して、切替要求動作(例えば、待ち受け状態の携帯電話機4を使用不可に、携帯電話機5を使用可に切り替える動作)を説明する。
図6に示すように、携帯電話機4のユーザが携帯電話機5を使用可に切り替えたい場合、携帯電話機4を操作し、基地局3を介して切替要求を交換局2に送信する(ステップS100)。ここで、この切替要求には、携帯電話機4を特定するための情報(本実施形態の場合、例えば、携帯電話機4の加入者番号21)が含まれているものとする。
携帯電話機4からの切替要求を受信した交換局2では、切替要求に含まれる携帯電話機4の加入者番号21を交換局2が備えるメモリに記憶し、基地局3を介して携帯電話機4に認証乱数を含んだ認証要求を送信する(ステップS101)。
認証要求を受信した携帯電話機4は、認証要求に含まれる認証乱数を用いて所定の演算を行い、その演算結果を含めた認証応答を、基地局3を介して交換局2に送信する(ステップS102)。
交換局2は、携帯電話機4からの認証応答の演算結果を確認することにより携帯電話機4の正当性を確認した場合には、交換局2のメモリに記憶した携帯電話機4の加入者番号21と対応する加入者情報20(つまり携帯電話機4の加入者情報20)を読み出し、その加入者情報20の使用可/不可状態23に基づいて携帯電話機4が使用可になっているかを判定する(ステップS103)。
携帯電話機4が使用不可の場合(ステップS103のNO)、基地局3を介して携帯電話機4が使用不可であることを示した携帯電話機解放信号(この場合、切替要求動作を終了させるための指令信号)を送信する(ステップS104)。その結果、携帯電話機解放信号を受信した携帯電話機4は、自局が使用不可に設定されていることを認識して圏外となり、発着信不能となる。
他方、携帯電話機4が使用可の場合(ステップS103のYES)、交換局2は、ホームメモリ1内の携帯電話機4の加入者情報20の使用可/不可状態23を「使用不可」に書き換える(ステップS105)。また、携帯電話機4の加入者情報20に含まれる第2加入者番号24を読み出し、その第2加入者番号24と対応する加入者情報20(つまり、携帯電話機5の加入者情報20)に含まれる使用可/不可状態23を「使用可」に書き換える(ステップS106)。
更に、交換局2ではホームメモリ1に記憶された加入者情報20(携帯電話機4と対応する加入者情報20及び携帯電話機5と対応する加入者情報20)の書き換えが完了すると、基地局3を介して携帯電話機4に切替要求受付を送信する(ステップS107)。
切替要求受付を受信した携帯電話機4は圏外状態へ移行する。
また、携帯電話機4が圏外になったことを確認したユーザは、携帯電話機5の電源を投入すると、上記の位置登録動作(図3)を行い、待ち受け状態となる。なお、携帯電話機5の場合にも、上記の発信動作(図4)、着信動作(図5)及び切替要求動作(図3)は、携帯電話機4の場合と同様である。
このように、通信システム10は、一の契約者が通信事業者側と使用契約を結んでいる複数の携帯電話機4,5のうち通信可能な携帯電話機を切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機4)より受け付けた場合に限り、通信可能な携帯電話機を携帯電話機4,5のうち他の携帯電話機(例えば、携帯電話機5)に切り替える処理を実行し、通信不可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機5)より受け付けた場合には、切り替える処理を実行しない。なお、交換局2及びホームメモリ1は、択一的通信許可手段を構成している。
以上のような第1の実施形態によれば、同一契約者が、各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯電話機4,5の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯電話機4,5のうち何れか1つの携帯電話機(携帯電話機4又は5)のみを択一的に通信可能とさせるので、回線の混雑を抑制できる。よって、事業者側では、通信システム10に対する設備投資費用を軽減することができる結果として、一の契約者が複数の携帯電話機4,5の使用契約を結ぶ場合における基本料金を比較的低料金に設定することができ、更にその結果として、契約者側でも基本料金の負担を軽減することができる。
また、例えば家族或いはその他のグループの構成員毎に別個の携帯電話機4,5を割り当てることにより、構成員毎に電話番号並びにメモリを別にすることができる。よって、プライバシーを確保できるとともに、間違い電話(グループ内の他の構成員宛の電話)を受けてしまうこともなくなる。しかも、携帯電話機4,5のデザイン及び機能も各構成員の好み或いは要求に合うものを選ぶことができる。
さらに、通信可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機4)に対してのみページングを送信し、通信不可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機5)には不要なページングを送信しないので、通信システム10の負担をより一層軽減することができる。
また、通信可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機4)より切替要求を受け付けた場合に限り、通信可能な携帯電話機を(例えば、携帯電話機5に)切り替える処理を実行し、通信不可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機5)からの切替要求は受け付けないようにしたので、ホームメモリ1内に記憶した各加入者情報20の使用可/不可状態23における「使用可」及び「使用不可」の不一致が発生してしまうことを防止できるとともに、例えば、通信可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機4)の通話中に携帯電話機5によってなされた切替要求を受け付けてしまう結果として通話が切断されてしまうという問題の発生を防止できる。
加えて、通信可能となっている携帯電話機(例えば、携帯電話機4)からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行するので、通信システム10の負担をより一層軽減することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、図7乃至図9を参照して、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
上記の第1の実施形態では、同一契約者が使用契約を結んでいる携帯電話機の数が2つのみである例を説明したが、第2の実施形態では、3つ以上(具体的には、例えば、4つ)である例を説明する。
なお、以下では、上記の第1の実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7に示す携帯電話機4,5,6,7の計4つの携帯電話機は、何れも同一契約者が通信事業者側との間で使用契約を結んでいる携帯電話機であり、これら携帯電話機4〜7には各々別個の電話番号が割り当てられている。
また、本実施形態の場合、図8に示すように、携帯電話機4と対応する加入者情報30は、加入者情報20(図2)が含む情報に加えて、第3加入者番号31及び第4加入者番号32を含んでいる。このうち第3加入者番号31は携帯電話機6と対応する加入者番号21であり、第4加入者番号32は携帯電話機7と対応する加入者番号21である。
さらに、図示は省略するが、携帯電話機5〜7と対応する加入者情報30も、携帯電話機4と対応する加入者情報30と同様に、第3加入者番号31及び第4加入者番号32を含んでいる。
また、本実施形態の場合、各携帯電話機4〜7は、各々のメモリ内に、これら携帯電話機4〜7のうち自局とは異なる携帯電話機と対応する加入者番号21を記憶している。つまり、携帯電話機4のメモリには、携帯電話機5〜7の加入者番号21が記憶され、同様に、携帯電話機5のメモリには携帯電話機4,6,7の加入者番号21が、携帯電話機6のメモリには携帯電話機4,5,7の加入者番号21が、携帯電話機7のメモリには携帯電話機4,5,6の加入者番号21が、それぞれ記憶されている。なお、具体的には、各携帯電話機4〜7は、自局の加入者番号21も記憶している点は、上記の第1の実施形態と同様である。
次に、図9のフローチャートを参照して、本実施形態の場合の切替要求動作(例えば、待ち受け状態の携帯電話機4を使用不可に、携帯電話機5を使用可に切り替える動作)を説明する。
図9に示すように、携帯電話機4のユーザが携帯電話機5を使用可(通信可能)に切り替えたい場合、携帯電話機4を操作し、記憶している加入者番号21(携帯電話機5〜7の加入者番号21)のうち、携帯電話機5の加入者番号21を選択し、該加入者番号21(携帯電話機5の加入者番号)及び自局の加入者番号21(携帯電話機4の加入者番号21)を含んだ切替要求を交換局2に送信する(ステップS500)。
すなわち、携帯電話機4は、切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯電話機(例えば、携帯電話機5)を指定するための指定用情報としての加入者番号21(携帯電話機5の加入者番号21)を併せて送信可能に構成されている。
切替要求を受信した交換局2では切替要求に含まれる加入者番号21(例えば、携帯電話機4,5の各加入者番号21)を、交換局2が備えるメモリに記憶し、基地局3を介して携帯電話機4に認証乱数を含んだ認証要求を送信する(ステップS501)。
認証要求を受信した携帯電話機4は、認証要求に含まれる認証乱数を用いて所定の演算を行い、その演算結果を含めた認証応答を、基地局3を介して交換局2に送信する(ステップS502)。
交換局2は携帯電話機4からの認証応答の演算結果を確認することにより携帯電話機4の正当性を確認した場合には、問題なければ交換局2のメモリに記憶した携帯電話機4の加入者番号21と対応する加入者情報30をホームメモリ1より読み出し、携帯電話機4が使用可になっているか否かを判定する(ステップS503)。
携帯電話機4が使用不可の場合(ステップS503のNO)、基地局3を介して携帯電話機4が使用不可であることを示した携帯電話機解放信号を送信する(ステップS504)。携帯電話機解放信号を受信した携帯電話機4は自局が使用不可に設定されていることを知ると圏外となり、発着信不能となる。
他方、携帯電話機4が使用可の場合(ステップS503のYES)、交換局2のメモリに記憶した、使用可に切替対象の携帯電話機5の加入者番号が、図8に示す加入者情報30の第2〜第4加入者番号24、31、32の何れかに該当するか否かを判定する(ステップS505)。
第2〜第4加入者番号24、31、32の何れにも該当しない場合(ステップS505のNO)、交換局2は基地局3を介して切替要求拒否を携帯電話機4へ送信する(ステップS506)。切替要求拒否を受信した携帯電話機4は待ち受け状態へ移行する。
他方、第2〜第4加入者番号24、31、32の何れかに該当した場合(ステップS505のYES)、交換局2は携帯電話機4の加入者情報30における使用可/不可状態23を「使用不可」に書き換える(ステップS507)。
更に、携帯電話機4からの切替要求の対象である携帯電話機5の加入者番号21と対応する加入者情報30における使用可/不可状態23を「使用可」に書き換える(ステップS508)。
交換局2では、ホームメモリ1に記憶された加入者情報30の書き換えが完了すると、基地局3を介して携帯電話機4に切替要求受付を送信する(ステップS509)。切替要求受付を受信した携帯電話機4は圏外状態へ移行する。
また、携帯電話機4が圏外になったことを確認したユーザは、携帯電話機5の電源を投入すると、上記の位置登録動作(図3)を行い、待ち受け状態となる。なお、携帯電話機5の場合にも、上記の発信動作(図4)、着信動作(図5)及び切替要求動作(図3)は、携帯電話機4の場合と同様である。
このように、本実施形態の場合には、択一的通信許可手段としての交換局2は、切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯電話機(例えば携帯電話機5)を指定するための指定用情報(加入者番号)を併せて受け付けるものとし、この切替要求を受け付けた場合に、その指定用情報により指定された携帯電話機を通可能に切り替える。
以上のような第2の実施形態によれば、同一契約者が使用契約を結んでいる携帯電話機の数が3つ以上(具体的には、例えば、4つ)の場合に、それら携帯電話機(携帯電話機4〜7)のうち何れか1つの携帯電話機のみを択一的に通信可能とさせるので、上記の第1の実施形態の場合と比べて、より一層通信システム10の負担を軽減することができる。
また、切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯電話機を指定するための指定用情報(例えば加入者番号21)を併せて送信するので、同一契約者が使用契約を結んでいる携帯電話機の数が3つ以上の場合にも、切り替え対象の携帯電話機を特定することができる。
なお、上記の各実施形態では、本発明に係る携帯情報端末の一例として、携帯電話機についてのみ説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、PHS、携帯型情報通信端末(PDA)等のその他の携帯情報端末にも同様に適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムを示すブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システムが(情報保持手段として)記憶する加入者情報の例を示す図である。 位置登録要求の際の動作の流れを示すフローチャートである。 発信(自局から他局への呼出要求)の際の動作の流れを示すフローチャートである。 着信(他局から自局への呼出要求)の際の動作の流れを示すフローチャートである。 切替要求の際の動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信システムを示すブロック図である。 第2の実施形態に係る通信システムが通信システムが(情報保持手段として)記憶する加入者情報の例を示す図である。 第2の実施形態の場合の切替要求の際の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
4 携帯電話機(携帯情報端末)
5 携帯電話機(携帯情報端末)
1 ホームメモリ(通信システム、択一的通信許可手段、情報保持手段を構成する)
2 交換局(通信システム、択一的通信許可手段を構成する)
3 基地局(通信システムを構成する)
10 通信システム
6 携帯電話機(携帯情報端末)
7 携帯電話機(携帯情報端末)

Claims (11)

  1. 契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる択一的通信許可手段を備え、
    前記択一的通信許可手段は、
    前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行することを特徴とする通信システム。
  2. 前記択一的通信許可手段は、
    前記複数の携帯情報端末のうちの何れが通信可能となっているのかを特定するための情報を保持する情報保持手段を備えて構成され、
    前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末宛の呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報保持手段に保持されている情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末に対してのみ呼出動作或いは情報送信動作を実行する一方で、
    前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報保持手段に保持されている情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求のみに応じて呼出動作或いは情報送信動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記択一的通信許可手段は、
    前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて受け付けるものとし、
    前記切替要求を受け付けた場合に、前記指定用情報により指定された携帯情報端末を通信可能に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる通信方法であって、
    前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を、切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行することを特徴とする通信方法。
  6. 前記複数の携帯情報端末のうちの何れが通信可能となっているのかを特定するための情報を保持し、
    前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末宛の呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末に対してのみ呼出動作或いは情報送信動作を実行する一方で、
    前記複数の携帯情報端末のうち何れかの携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求があった場合には、前記情報に基づいて、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの呼出要求或いは情報送信要求のみに応じて呼出動作或いは情報送信動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の通信方法。
  7. 前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて受け付けるものとし、
    前記切替要求を受け付けた場合に、前記指定用情報により指定された携帯情報端末を通信可能に切り替えることを特徴とする請求項5又は6に記載の通信方法。
  8. 前記複数の携帯情報端末のうち通信可能となっている携帯情報端末からの位置登録要求があった場合にのみ位置登録動作を実行することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の通信方法。
  9. 契約者が各々別個の電話番号が割り当てられた複数の携帯情報端末の使用契約を通信事業者側と結んでいる場合に、それら携帯情報端末のうち何れか1つの携帯情報端末のみを択一的に通信可能とさせる択一的通信許可手段を備え、前記択一的通信許可手段は、前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替えることの要求である切替要求を、通信可能となっている携帯情報端末より受け付けた場合にのみ、通信可能な携帯情報端末を他の携帯情報端末に切り替える処理を実行する通信システムにおいて用いられる携帯情報端末であって、
    前記複数の携帯情報端末のうち通信可能な携帯情報端末を、切り替えることの要求である切替要求を、前記択一的通信許可手段に送信可能に構成されていることを特徴とする携帯情報端末。
  10. 前記切替要求として、通信可能に切り替えたい携帯情報端末を指定するための指定用情報を併せて送信可能に構成されていることを特徴とする請求項9に記載の携帯情報端末。
  11. 当該携帯情報端末は、携帯電話機であることを特徴とする請求項9又は10に記載の携帯情報端末。
JP2003272837A 2003-07-10 2003-07-10 通信システム、通信方法及び携帯情報端末 Expired - Fee Related JP3859622B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272837A JP3859622B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 通信システム、通信方法及び携帯情報端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003272837A JP3859622B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 通信システム、通信方法及び携帯情報端末

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005033668A JP2005033668A (ja) 2005-02-03
JP3859622B2 true JP3859622B2 (ja) 2006-12-20

Family

ID=34210270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003272837A Expired - Fee Related JP3859622B2 (ja) 2003-07-10 2003-07-10 通信システム、通信方法及び携帯情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3859622B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5774287B2 (ja) * 2010-09-24 2015-09-09 Necパーソナルコンピュータ株式会社 情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005033668A (ja) 2005-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4254729B2 (ja) 移動通信システム及びその通信制御方法並びにそれに用いる移動局及びプログラム
AU671031B2 (en) Method for call establishment
EP1571812A2 (en) Negotiation of communication mode
JP2006254208A (ja) 通信システムおよび同システムの移動局
JP2010109418A (ja) 無線通信制御装置、無線通信システム、および無線通信端末
JP2008252762A (ja) 発信者情報の取得方法、通信端末および基地局
JP2008060749A (ja) 移動通信システム、ip−pbx、移動端末及びそれらに用いる圏外移動時における通話保持方法
JP3859622B2 (ja) 通信システム、通信方法及び携帯情報端末
JP2010041149A (ja) 交換機、電話システム及び中継通信方法
JP4569901B2 (ja) 移動体通信システム、管理装置、交換機、移動体通信端末、および、プログラム
JP5093461B2 (ja) 携帯端末装置、機能制限方法、及び制御プログラム
JP2006279782A (ja) 移動端末呼び出しシステム及び移動端末呼び出し方法
JP5233484B2 (ja) 端末、サーバ、電話システム、及び中継通信方法
JPWO2008053836A1 (ja) 通信制御方法、通信システム、通信制御装置、通信端末およびプログラム
JP2007189364A (ja) 国際ローミングシステム、これに用いる装置、プログラム、方法
JPH07307797A (ja) 仮想親子電話方式
JP3937338B2 (ja) キーテレホンシステム及びそのタンデムリンギング方法
JP2010041148A (ja) 交換機、電話システム及び中継方法
JP5370603B2 (ja) 移動通信システム及びその通信制御方法並びにそれに用いる移動局、交換局
JP5036578B2 (ja) 移動通信システム及びその通信制御方法並びにそれに用いる移動局
JP5370513B2 (ja) 移動通信システム及びその通信制御方法並びにそれに用いる移動局、交換局
JP2006523401A (ja) 電気通信の方法及びシステム
JP4157059B2 (ja) 通信制御システム
JP2003061137A (ja) 移動体通信システム
JP4623310B2 (ja) 通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees