JP4157059B2 - 通信制御システム - Google Patents

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Description

この発明は通信制御システムに関する。
用途や使用場面に応じて複数の通信端末を利用したいとのニーズがある。ここで、一人のユーザが複数の通信端末を利用しようとすると、それぞれの通信端末ごとに回線の契約が必要となる。
ここで、複数の通信端末ごとに回線の契約が必要となると、通信端末ごとに異なる回線番号が割り当てられることになる。従って、ユーザは通信相手にそれらの異なる回線番号を通知する必要がある。
ユーザにとって異なる回線番号を管理し使用することは経済上においても利便性においても負担が大きい。そこで、一の回線番号を複数の通信端末で共有する技術がある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平11−27391号公報
上記特許文献1に記載の技術では、発信者側が付加番号で着信先の通信端末を指定する必要があり、ユーザの利便性の観点から見れば異なる回線番号を使用することと変わりがない。すなわち、実質的な複数通信端末の回線共有は未だ達成できていない。
そこで本発明では、少なくとも2以上の通信端末で同一の回線番号を共有するための通信制御システムを提供することを課題とする。
本発明の通信制御システムは、少なくとも2以上の通信端末で同一の回線番号を共有するための通信制御システムであって、(1)第1の通信端末からの発信の要求に応じて送信される発信要求情報を受信する発信要求受信手段と、(2)当該受信した発信要求情報に基づいて、第1の通信端末と回線番号を共有する少なくとも1以上の第2の通信端末を特定し、当該特定した第2の通信端末の通信状況を取得する状態取得手段と、(3)当該取得した通信状況に基づいて、第1の通信端末が発信可能か否かを判定する状態判定手段と、(4)状態判定手段の判定結果が発信可能である場合に、第1の通信端末の発信を許可する発信許可情報を発信要求への応答として送信する発信応答手段と、を備える。
本発明の通信制御システムによれば、第1の通信端末からの発信の要求に呼応して、この第1の通信端末と回線番号を共有している第2の通信端末の通信状況を取得し、その取得した通信状況に基づいて第1の通信端末の発信可否を判定するので、例えば、第2の通信端末が通信中である場合にはユーザが意識しなくても第1の通信端末の発信を制限できる。
また本発明の通信制御システムでは、第2の通信端末の通信状況で特定されるベアラと、発信要求情報で特定されるベアラとが同一でない場合に、状態判定手段は第1の通信端末が発信可能であると判定することも好ましい。例えば、第1の通信端末及び第2の通信端末が複数のベアラで通信可能である場合、すなわち複数の通信態様で通信可能である場合に、第2の通信端末が通信中であれば、そのベアラ以外でのベアラで第1の通信端末が発信することを許容できる。従って、異なるベアラであれば第1の通信端末及び第2の通信端末が同じ時間帯で通信を行うことが可能となる。
本発明の通信制御システムは、少なくとも2以上の通信端末で同一の回線番号を共有するための通信制御システムであって、(5)特定の回線番号に対する着信要求情報を受信する着信要求受信手段と、(6)当該受信した着信要求情報に基づいて、特定の回線番号を共有する複数の通信端末を特定し、当該特定した複数の通信端末それぞれの通信状況を取得する状態取得手段と、(7)当該取得したそれぞれの通信状況に基づいて、着信可能な通信端末を判定する状態判定手段と、(8)状態判定手段が着信可能と判定した通信端末を特定し、当該特定した通信端末に着信するための着信情報を取得する着信端末特定手段と、(9)着信端末特定手段が取得した着信情報を着信要求情報への応答として送信する着信応答手段と、を備える。
本発明の通信制御システムによれば、特定の回線番号に対する着信要求に呼応して、その特定の回線番号を共有する通信端末の中からそれぞれの通信状況に基づいて着信可能な通信端末を特定するので、例えば、一の通信端末が通信中である場合にはユーザが意識しなくても他の通信端末に着信を許容することができる。
また本発明の通信制御システムでは、状態判定手段が、着信要求情報で特定されるベアラに対応可能な通信端末を着信可能であると判定することも好ましい。着信要求情報で特定されるベアラに対応可能な通信端末に着信させるので、ユーザが意識しなくても適切な通信状態を確立できる。
また本発明の通信制御システムでは、状態判定手段が、着信要求情報で特定されるベアラに対応可能な通信端末が複数ある場合に、予め定められている通信端末を着信可能であると判定することも好ましい。予め設定されている通信端末に着信させるので、ユーザの意図を反映させて通信状態を確立できる。
本発明によれば、少なくとも2以上の通信端末で同一の回線番号を共有するための通信制御システムが提供できる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本発明の実施形態である発着信制御システム10(通信制御システム)を含む移動体通信網について図1を参照しながら説明する。図1に示す移動体通信網は、関門交換機20、交換機30〜32、地域レジスタ351〜353を備える。交換機30〜32は関門交換機20を介して他の交換機又はネットワークと通信可能なように構成されている。交換機30には地域レジスタ351が、交換機31には地域レジスタ352が、交換機32には地域レジスタ353が、それぞれ対応している。この実施形態では、交換機30の配下のエリア30aに携帯電話機40(通信端末)が、交換機31の配下のエリア31aに通信端末41(通信端末)が、交換機32の配下のエリア32aに通信端末42(通信端末)が、それぞれ在圏しているものとする。尚、交換機30〜32の配下の基地局等はその記載を省略している。本実施形態では、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42が同一の回線番号を共有しているものとする。
引き続いて、発着信制御システム10について説明する。発着信制御システム10は、関門交換機30、交換機30〜32、及び地域レジスタ351〜353のそれぞれと情報通信が可能であり、関門交換機30及び交換機30〜32の発着信要求に応じて所定の情報を応答し、地域レジスタ351〜353と必要な情報の授受を行うコンピュータシステムである。
発着信制御システム10は機能的な構成要素として、発信要求受信部101(発信要求受信手段)と、着信要求受信部102(着信要求受信手段)と、端末状態取得部103(状態取得手段)と、端末状態判定部104(状態判定手段)と、発信応答部105(発信応答手段)と、着信端末特定部106(着信端末特定手段)と、着信応答部107(着信応答手段)と、ホームレジスタ151と、を備える。引き続いて各構成要素について説明する。
発信要求受信部101は、携帯電話機40(通信端末41、通信端末42)からの発信の要求に応じて送信される発信要求情報を受信する部分である。より具体的には、携帯電話機40(通信端末41、通信端末42)が発信操作を行うと、在圏しているエリア30a(エリア31a、エリア32a)に存在する基地局を介して交換機30(交換機31、交換機32)に発信先の通信端末を特定する情報(電話番号等)を含む発信の要求を行う。交換機30(交換機31、交換機32)は、この発信の要求に応じて発着信制御システム10に発信要求情報を送信する。発信要求受信部101はこの発信要求情報を受信し、端末状態取得部103に出力する。
着信要求受信部102は、特定の回線番号に対する着信要求情報を受信する部分である。例えば、図示しない通信端末から携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42が共有する回線番号への発信が行われた場合には、その情報は関門交換機20に送信される。関門交換機20は着信先の回線番号に関する情報の読み出し要求を着信要求として発着信制御システム10に送信する。着信要求受信部102はこの着信要求情報を受信し、端末状態取得部103に出力する。
端末状態取得部103は、発信要求受信部101から情報が出力された場合には、発信系の動作を行い、通信端末の状態を取得して端末状態判定部104に出力する部分である。より具体的に端末状態取得部103を説明するために、携帯電話機40から発信を行う場合を例にとって説明する。携帯電話機40が発信を行う場合には、交換機30から発着信制御システム10に対して携帯電話機40の回線番号とチップ番号とが送信される。この回線番号は、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42で共有している番号である。チップ番号は、回線番号に関連付けられている番号であって、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42で異なる番号を使用している。このチップ番号は、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42にそれぞれ挿入されるカード(UIMカードといったICカード)に記録されていてもよい。この場合にはカードを差し替えると、後述するチップ番号やユーザIDが入れ替わることになる。
端末状態取得部103は発信要求受信部101から出力される回線番号及びチップ番号に基づいてホームレジスタ151に格納されている情報を検索する。ホームレジスタ151に格納されている情報の例について図2を参照しながら説明する。図2に示す例に拠れば、ホームレジスタ151には、「回線番号」「契約」「サービス設定」「チップ番号」「ランク」「ユーザID」「地域レジスタ」「着信設定」が関連付けられて格納されている。「契約」とは、一の回線番号を複数の携帯電話機や通信端末で共有する契約の有無を示す情報である。「サービス設定」とは、契約後にサービスの開始が設定されているかを示す情報である。「チップ番号」とは、対応する携帯電話機や通信端末が発信する際に回線番号に付加される情報である。「ランク」とは、対応する携帯電話機や通信端末の通信条件のランクを示す情報である(詳細は後述する)。「ユーザID」とは、対応する携帯電話機や通信端末に固有のIDである。「地域レジスタ」とは、対応する携帯電話機や通信端末が存在する交換機に対応する地域レジスタを特定するための情報である。「着信設定」とは、着信時に対応する携帯電話機や通信端末を示す情報である。
上述した「ランク」について図3を参照しながら説明する。尚、図3に例示する情報はホームレジスタ151に別途格納されていてもよい。図3に示す例に拠れば、「ランク」が「基本」なのか「付加」なのかでは対応可能なベアラが異なる。図3中の「クロス印」は対応するベアラによる通信ができないことを示し、「白抜き丸印」は対応するベアラによる通信が可能なことを示し、「黒塗りつぶし丸印」は予め設定されている機器がそのベアラで通信が可能なことを示している。すなわち、図2の「着信設定」で設定されているベアラによってその機器での通信が可能なことを示している。「音声通話」は回線交換での音声通話を、「非制限デジタル」は回線交換でのデータ通信を、「パケット1」は一般的なパケット通信を、「パケット2」は閉じられたネットワーク内でのパケット通信を、「テレビ電話」は回線交換での音声及び映像通信を、「SMS」はショートメッセージサービスを、それぞれ示している。
図1に戻って、端末状態取得部103は発信要求受信部101から出力される回線番号及びチップ番号に基づいてホームレジスタ151に格納されている情報を検索し、その回線番号に対応する携帯電話機や通信機器であって、発信要求受信部101から出力されるチップ番号(すなわち発信元のチップ番号)以外のチップ番号に対応するユーザIDを特定する。端末状態取得部103はその特定したユーザIDを利用して、対応する地域レジスタに対してそのユーザIDに対応する通信状況を要求する。
ここで、地域レジスタ351〜353に格納されている情報の例を図4(A)〜図4(C)に示す。図4(A)は、地域レジスタ351に格納されている情報の例を示し、図4(B)は、地域レジスタ352に格納されている情報の例を示し、図4(C)は、地域レジスタ353に格納されている情報の例を示す。図4(A)〜図4(C)に示す例に拠れば、地域レジスタ351〜353には、それぞれ「回線番号」「契約」「チップ番号」「一時的ID」「ローミング番号」「現状」が関連付けられて格納されている。「回線番号」及び「チップ番号」は地域レジスタ351〜353が対応する交換機がカバーするエリアに在圏する携帯電話機や通信端末を特定するための情報である。「一時的ID」はエリア内で携帯電話機や通信端末を識別するための番号である。「ローミング番号」は着信時に使用される使い捨ての番号である。「現状」は対応する携帯電話機や通信端末が通信状態にあるのか、通信状態にあればどのベアラで通信を行っているのかを特定するための情報である。
図1に戻って、端末状態取得部103が特定したユーザIDを利用して、対応する地域レジスタに対してそのユーザIDに対応する通信状況を要求すると、地域レジスタは対応する「現状」を読み出して通信状況として応答する。端末状態取得部103はこの応答を受け取って端末状態判定部104に出力する。
端末状態取得部103は、着信要求受信部102から情報が出力された場合には、着信系の動作を行い、通信端末の状態を取得して端末状態判定部104に出力する部分でもある。より具体的に端末状態取得部103を説明するために、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42が共有する回線番号に着信した場合を例にとって説明する。
端末状態取得部103は発信要求受信部101から出力される回線番号に基づいてホームレジスタ151に格納されている情報を検索する。ホームレジスタ151に格納されている情報の例は図2を参照しながら既に説明したとおりである。すなわち、端末状態取得部103は、回線番号に対応するユーザID及び地域レジスタを特定する。そして、端末状態取得部103はそれぞれの地域レジスタに対して該当するユーザIDの通信状況を応答するように要求する。地域レジスタは格納されている「現状」を読み出して通信状況として応答する。端末状態取得部103はこの応答を受け取って端末状態判定部104に出力する。
端末状態判定部104は、発信要求の場合には、端末状態取得部103が取得した通信状況に基づいて、発信を要求した携帯電話機や通信端末が発信可能か否かを判断する部分である。例えば、携帯電話機40が発信の要求をした場合に、携帯電話機40と回線番号を共有する通信端末41や通信端末42が同じベアラで通信を行っていなければ、携帯電話機40は発信可能であると判断する。端末状態判定部104は、この判定結果を発信応答部105に出力する。
端末状態判定部104は、着信要求の場合には、端末状態取得部103が取得した通信状況に基づいて、着信可能な携帯電話機や通信端末を特定する部分でもある。例えば、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42が共有する回線番号に対する着信要求があった場合には、着信要求に対応するベアラを扱うことが可能であって通信中でない通信端末を判定する。また、特定のベアラに対して着信先として設定されている場合には、その設定されている通信端末を判定する。端末状態判定部104は、この判定結果を着信端末特定部106に出力する。
発信応答部105は、端末状態判定部104の判断結果が発信可能である場合に、発信を要求している携帯電話機や通信端末の発信を許可する情報を交換機30〜32に出力する部分である。
着信端末特定部106は、端末状態判定部104の判断結果が着信可能である場合に、着信可能と判定された携帯電話機や通信端末を特定し、その特定した携帯電話機や通信端末に着信するための着信情報を取得する部分である。より具体的には、着信端末特定部106は着信可能と判定された携帯電話機や通信端末のローミング番号を着信情報として地域レジスタから取得して着信応答部107に出力する。
着信応答部107は、着信端末特定部106から出力されるローミング番号を着信情報として関門交換機20に送信する部分である。
引き続いて、発着信制御システム10の動作について説明する。まず、携帯電話機40から発信する場合を例にとって、図5を参照しながら説明する。携帯電話機40から発信の要求がなされると、その情報はエリア30aに存在する基地局(図示しない)を介して交換機30に送信される(ステップS01)。交換機30は、携帯電話機40から送信される一時的ID「351―01」(図4(A)参照)に基づいて、地域レジスタ351に格納されている情報から契約の有無を判断する(ステップS02)。契約がなければ通常の発信動作を行うために関門交換機20に回線設定要求をする(ステップS11)。
ステップS02において、携帯電話機40は契約が「あり」なので、交換機30は携帯電話機40の回線番号「090XXXXYYYY」及びチップ番号「01」を発着信制御システム10に送信する(ステップS03)。この送信された情報は発着信制御システム10の発信要求受信部101が受信し、端末状態取得部103に出力する。
端末状態取得部103は、ホームレジスタ151に格納されている情報(図2参照)を参照し、携帯電話機40と同一の回線番号「090XXXXYYYY」に対応し、チップ番号が「01」以外の端末を特定する(ステップS05)。この実施形態の場合にはチップ番号が「02」「03」の通信端末41及び通信端末42を特定する。
端末状態取得部103は、通信端末41及び通信端末42が在圏する地域レジスタ352及び地域レジスタ353に対して通信状況を応答するように要求する。地域レジスタ352及び地域レジスタ353は格納されている情報(図4(B)及び図4(C)参照)から「現状」を抽出して応答する。尚、図4(B)及び図4(C)の例では、通信端末41も通信端末42も通信状態にないことを示している。この応答を端末状態取得部103が取得し、通信端末41及び通信端末42の通信状態として端末状態判定部104に出力する(ステップS07)。
端末状態判定部104は端末状態取得部103から出力される通信状態に基づいて、携帯電話機40が発信可能か判断する(ステップS08)。この実施形態の場合には通信端末41も通信端末42も通信状態にないので携帯電話機40は発信可能であると判断する。発信可能であると判断すると端末状態判定部104は、携帯電話機40の発信を許可する旨の判定結果を発信応答部105に出力する(ステップS09)。
発信応答部105は交換機30に対して携帯電話機40の発信を指示する情報を送信する(ステップS10)。交換機10はこの指示に基づいて回線設定要求を関門交換機20に対して行う(ステップS11)。尚、ステップS08において発信が不可能であると判断した場合(例えば、通信端末41が通話中である場合等)には、端末状態判定部104は発信不許可を発信応答部105に出力する(ステップS12)。発信応答部105は交換機30に対して携帯電話機40の発信を許可しない指示を送信する(ステップS13)。交換機30はこの指示に応じてビジートーンを携帯電話機40に送信する(ステップS14)。
引き続いて図6を参照しながら、回線番号が「090XXXXYYYY」に着信する場合を例にとって発着信制御システム10の動作について説明する。関門交換機20が着信の要求を受信すると、関門交換機20は回線番号「090XXXXYYYY」についての着信情報の読み出しを発着信制御システム10に送信する(ステップS21)。この着信情報の読み出し、すなわち着信要求は着信情報受信部102が受信して端末状態取得部103に出力する(ステップS22)。
端末状態取得部103は、ホームレジスタ151に格納されている情報(図2参照)を参照し、回線番号「090XXXXYYYY」に対応する端末を特定する(ステップS23)。この実施形態の場合には、チップ番号が「01」の携帯電話機40、チップ番号が「02」の通信端末41、チップ番号が「03」の通信端末42を特定する。端末状態取得部103は、各端末が在圏する地域レジスタ351〜353に対して通信状況を応答するように要求する。地域レジスタ351〜353は格納されている情報(図4(A)〜図4(C)参照)から「現状」を抽出して応答する。尚、図4(A)〜図4(C)の例では、携帯電話機40も通信端末41も通信端末42も通信状態にないことを示している。この応答を端末状態取得部103が取得し、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42の通信状態として端末状態判定部104に出力する(ステップS25)。
端末状態判定部104は、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42の通信状態や、携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42が取り扱うことが可能なベアラ等に基づいて着信の可否を判断する(ステップS26)。着信不可であれば、着信不許可の情報を着信応答部107に出力する(ステップS27)。着信応答部107はこの出力に応じて、関門交換機20に着信しないように指示を送信する(ステップS28)。関門交換機20はこの指示に応じて話中の処理を行う(ステップS29)。
ステップS26で着信可能であれば、着信させる端末を特定する情報(チップ番号等)を着信端末特定部106に出力する(ステップS30)。着信端末特定部106はこの出力に応じて着信させる端末のユーザIDを特定する(ステップS31)。例えば、携帯電話機40のチップ番号「01」が出力されると、着信端末特定部106はユーザID「XY01」を特定する。着信端末特定部106は交換機30(地域レジスタ351)に対してユーザID「XY01」に対応するローミング番号、すなわち携帯電話機40のローミング番号を要求する。交換機30はローミング番号を作成して着信端末特定部106に送信する(ステップS33)。着信端末特定部106はこのローミング番号を着信応答部107に出力する(ステップS34)。
着信応答部107はローミング番号を着信情報として関門交換機20に送信する(ステップS35)。関門交換機20はこのローミング番号を使って、交換機30に対して回線接続の要求を出す(ステップS36)。
本実施形態によれば、第1の通信端末としての携帯電話機40からの発信の要求に呼応して、この携帯電話機40と回線番号「090XXXXYYYY」を共有している第2の通信端末として通品端末41及び通信端末42の通信状況を取得し、その取得した通信状況に基づいて携帯電話機40の発信可否を判定するので、通品端末41及び通信端末42が通信中である場合にはユーザが意識しなくても携帯電話機40の発信を制限できる。尚、第1の通信端末は、発信しようとする端末を指し、第2の通信端末はその他の端末を指しているので、例えば通信端末41から発信する場合には通信端末41が第1の通信端末となり、携帯電話機40及び通信端末42が第2の通信端末となる。
また、本実施形態によれば、特定の回線番号としての「090XXXXYYYY」に対する着信要求に呼応して、その回線番号「090XXXXYYYY」を共有する携帯電話機40、通信端末41、及び通信端末42の中からそれぞれの通信状況に基づいて着信可能な通信端末を特定するので、例えば、携帯電話機40が通信中である場合にはユーザが意識しなくても通信端末41に着信を許容することができる。
本発明の実施形態である発着信制御システムの構成を示す図である。 図1のホームレジスタに格納されている情報の例を示す図である。 図1のホームレジスタに格納されている情報の例を示す図である。 図1の地域レジスタに格納されている情報の例を示す図である。 本発明の実施形態である発着信制御システムの動作を説明するための図である。 本発明の実施形態である発着信制御システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
10…発着信制御システム、20…関門交換機、30〜32…交換機、30a〜32a…エリア、351〜353…地域レジスタ、40…携帯電話機、41〜42…通信端末、101…発信要求受信部、102…着信要求受信部、103…端末状態取得部、104…端末状態判定部、105…発信応答部、106…着信端末特定部、107…着信応答部、151…ホームレジスタ。

Claims (1)

  1. 少なくとも2以上の通信端末で同一の回線番号を共有するための通信制御システムであって、
    第1の通信端末からの発信の要求に応じて送信される発信要求情報を受信する発信要求受信手段と、
    当該受信した発信要求情報に基づいて、前記第1の通信端末と回線番号を共有する少なくとも1以上の第2の通信端末を特定し、当該特定した第2の通信端末の通信状況を取得する状態取得手段と、
    前記状態取得手段により取得された第2の通信端末の通信状況で特定される、通信サービスの種類を示すベアラに、前記発信要求情報で特定される前記ベアラと同一のものがない場合に、前記第1の通信端末が発信可能であると判定する状態判定手段と、
    前記状態判定手段の判定結果が発信可能である場合に、前記第1の通信端末の発信を許可する発信許可情報を前記発信要求への応答として送信する発信応答手段と、
    を備える通信制御システム。
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