JP3947566B2 - 移動通信システムの出呼び及び人呼びを処理する方法 - Google Patents
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Description
本発明は、いわゆるマルチナンバリング機構を使用し即ち加入者の異なるテレサービスに対して異なる加入者番号を使用する移動通信システムに係る。
先行技術の説明
近代的な移動通信システムは、従来のデータ送信に加えて、加入者に種々様々なデータ転送特徴を提供する。移動通信システムにより提供されるサービスは、一般に、テレサービスとベアラサービスに分類される。ベアラサービスは、ユーザ/ネットワークインターフェイス間に信号を送信することのできるテレコミュニケーションサービスである。ベアラサービスの一例がモデムサービスである。テレサービスにおいては、ネットワークがターミナル装置サービスも提供する。従って、主たるテレサービスの例は、スピーチ、ファクシミリ及びビデオテキストサービスである。
移動加入者は、通常、異なるテレサービス及びベアラサービスを受ける権利を有し、これらを一般にここでは基本サービスと称する。加入者は、例えば、スピーチ、ファクシミリ及びデータサービスにアクセスすることができる。従って、移動着信又は移動発信コールは、これらの基本サービスのいずれかを必要とし、このために、正しいサービスが移動通信ネットワークにアドレスされねばならない。例えば、パン・ヨーロピアン移動通信システムGSMにおいては、移動ステーションにより送信されるコール設定信号は、必要な基本サービスに関する情報を特定のベアラ能力情報エレメントBCIEに含む。従って、移動ネットワークは、移動発信コールに対し適当な基本サービスを選択することができる。ISDN(サービス統合データ網)から受け取られるコールも、必要なサービスを指示する同様の情報エレメントを含む。しかし、コールが公衆交換電話回線(PSTN)から発信されるか又はこれを経てルート指定される場合は、コールの形式に関する情報が移動通信ネットワークへ送信されない。このような場合には、ネットワークに他の方法でどの基本サービスをコールが必要としているかを通知しなければならない。
上記問題に対する公知の解決策は、移動加入者が、入呼びを受け取ろうとするところのサービスの数に対応する多数のディレクトリ番号を有したマルチナンバリング機構である。ディレクトリ番号は、移動加入者ISDN番号(MSISDN)とも称する。加入者は、例えば、スピーチサービス、ファクシミリサービス及びモデムサービスに対してディレクトリ番号を有する。このマルチナンバリング機構によれば、発呼加入者は、希望するサービスに基づき移動加入者のディレクトリ番号をダイヤルする。パン・ヨーロピアン移動通信ネットワークにおいては、加入者のサービスは、加入者のホーム位置レジスタHLRで決定され、ここには、他の加入者情報も永久的に記憶される。又、HLRは、ディレクトリ番号と加入者のサービスとの間のマッピングに関する情報を記憶するのにも使用される。HLRにおいては、コールの形式と、コールに必要なネットワークリソースとを指示する特定のBCIEエレメントも、ディレクトリ番号(MSISDN)とリンクされる。BCIEは、例えば、GSM推奨勧告04.08、バージョン4.5.0、第423−431ページに説明されている。又、HLRは、GSMネットワーク内に使用されるIMSI(国際移動加入者識別)も含む。ある移動加入者は、全ての基本サービスに共通の1つのIMSIのみを有する。
又、GSMシステムは、別の位置レジスタ、即ちビジター位置レジスタVLRも有し、加入者がVLRのエリア内に位置するときにHLRに記憶された加入者データの一部分がVLRにコピーされる。
図2は、マルチナンバリング機構を使用するGSM移動通信システムにおける移動着信コールのコール設定を示す。ステップ1において、コールがネットワークの第1ゲートウェイMSC(GMSC)に到着する。GMSCは、加入者のHLRにルート情報要求(メッセージ2)を送り、このHLRは、加入者のディレクトリ番号MSISDNに基づいて決定される。ルート情報要求メッセージ2と共に、加入者のMSISDN(及びおそらくはISDN BCIE+HLC+LLC)も送信される。位置の更新に関連して、加入者が位置しているエリアのVLRに関する情報が、加入者のHLRにおいて更新される。この情報に基づき、HLRは、ローミング番号要求(メッセージ3)をVLRへ送信する。このローミング番号要求と共に、VLRには、移動加入者のIMSIと、被呼MSISDNに関連したBCIE(又はメッセージ2と共に受け取られたISDN BCIE)も与えられる。BCIEは、例えば、コールに要求されるネットワークリソースを指示するが、基本サービスの形式は直接指示しない。VLRは、それが受け取ったBCIEを記憶し、そして移動ステーションローミング番号MSRNを割り当てる。VLRは、割り当てられたローミング番号を応答メッセージ5と共にHLRへ送信する。次いで、HLRは、メッセージ6においてルート情報を要求したGMSCにローミング番号を送る。ローミング番号スペースは、VLRがローミング番号を割り当てたMSCへそのたびにコールをルート指定するように決定される。従って、GMSCは、ローミング番号で指示された移動サービス交換センターMSCへ初期アドレスメッセージ7を送信することにより、ローミング番号MSRNに基づいてコールを更にルート指定することができる。
初期アドレスメッセージ7を受信した後、MSCは、ローミング番号分析において、コールが同じMSCのエリア内に着信しそしてそれが更にルート指定されることが意図されないことを検出する。従って、MSCは、それ自身のVLRから被呼加入者に関するコール設定情報を要求する(メッセージ8)。VLRは、通常、応答メッセージ9において要求される情報を返送し、この情報は、例えばBCIEを含む。MSCが、BCIEにより要求されたデータ送信リソースを与えることができる場合は、コール設定信号がMSCとMSとの間に搬送される。この信号は、矢印10及び11で示されている。
移動通信システムにより提供される補足的なサービスは、加入者によりアクチベートされるコール再送である。コール再送は、無条件のコール再送でよく、この場合には、コールがそのたびに所与の新たな番号へ再送される。この種のコール再送は、通常、HLRにより行われる。コール再送は、条件付きで行うように決定されてもよく、即ち加入者が通話中の場合に、加入者が応答しないか又は加入者が不在であるようにされる。この種のコール再送手順の場合に、加入者の状態(所在/通話中)又はコール設定の進行に関する情報が必要とされ、従って、それらは、VLR/MSCにより搬送される。
図3を参照して、移動ステーションにサービスする移動サービス交換センターMSCにおいて条件付きコール再送に関連した移動着信コールのコール設定手順を説明する。図3において、コール設定メッセージ、及びステップ1、2、3、4、5、6、7及び8は、図2について上記したものと全く同様である。図3に示すケースにおいてVLRがMSCから加入者データ要求8を受け取ると、VLRは、例えば、移動ステーションが通話中であることを検出する。次いで、VLRは、加入者が通話中である場合に移動ステーションが条件付きコール再送をアクチベートしたかどうか加入者データからチェックする。VLRは、加入者が特定のコール再送番号への条件付きコール再送を有することを検出し、そしてMSCに応答メッセージ9を送信し、MSCは、与えられた番号にコールを再送するよう指令される。コール再送に関連した信号と共に、元の被呼番号OCD及びリダイレクト番号(Redirecting Number)も再送される。ある形式の信号においては、1つの番号のみが送信され、この場合に、番号は、リダイレクト番号である。
GSM推奨勧告に基づくシステムにおいては、一次サービスに基づくMSISDN即ち一次MSISDNのみがHLRからVLRへ送信されるが、マルチナンバリング機構が使用される。この一次MSISDNは、通常、スピーチサービスのMSISDNである。このため、一次MSISDN、通常は、スピーチMSISDNも、コール再送においてリダイレクト番号およびOCD指示として送信されるが、再送されるべきコールは、例えば、ファクシミリサービスのMSISDN番号へ受け取られる。
移動発信コールに関しても同様の問題が生じる。MSCは、発呼加入者の発呼ライン識別(CLI)フィールドにおいて発呼加入者のMSISDN番号のコール設定メッセージを被呼加入者に送信する。MSCは、VLRからMSISDN番号を受け取るので、CLIは、現在のところ、一次サービスのMSISDN、通常はスピーチMSISDNによりそのたびに表されるが、コールは、ファクシミリコールとなる。コールされたときにファクシミリが通話中である場合に発呼加入者の番号へコールバックする自動コールバックファクシミリターミナルがある。コールは、発呼加入者の識別CLIに基づいて行われる。発呼ファクシミリターミナルのCLIが現在スピーチMSISDNであるときには、被呼ファクシミリターミナルがそのスピーチMSISDNへコールし、移動ネットワークは、ファクシミリコールではなくスピーチコールを確立する。
発明の要旨
本発明の目的は、マルチナンバリング機構を使用するときに、コールの実際のサービスに対応するディレクトリ番号が発信コール又はリダイレクトされたコールと共に送信されるような移動通信システムを提供する。
これは、マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムにおいて本発明のビジター位置レジスタで達成される。ビジター位置レジスタは、
このビジター位置レジスタが、加入者の基本サービスに関連した基本サービスコードと、これらのサービスコードにリンクされるディレクトリ番号とを加入者特有に記憶するように構成され、これらディレクトリ番号及び基本サービスコードは、加入者のホーム位置レジスタから送信されるものであり、そして
ビジター位置レジスタが、コールに関連した基本サービスに対応するディレクトリ番号を移動サービス交換センターに送信するように構成され、これらディレクトリ番号は、移動発信コールにおいては発呼加入者のディレクトリ番号として使用され、或いはビジター位置レジスタにより制御されるコール再送が実行されるところの移動着信コールにおいてはリダイレクト番号として使用されることを特徴とする。
本発明は、更に、マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムにおいて移動着信コールを処理するための請求項3に記載の方法にも係る。
本発明は、更に、マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムにおいて移動発信コールを処理するための請求項5に記載の方法にも係る。
本発明によれば、加入者の異なる基本サービスにリンクされる全てのディレクトリ番号、及びこれらディレクトリ番号にリンクされるサービスコードは、ホーム位置レジスタからビジター位置レジスタへ送信される。これは、ビジター位置レジスタが、移動サービス交換センターに、コールの基本サービスに基づく正しいディレクトリ番号を与えて、移動発信コールにおいては発呼加入者のディレクトリ番号として、そして移動着信コールにおいてはリダイレクト番号として使用できるようにする。正しいディレクトリ番号を選択するのに使用されるサービスコードは、発信コールにおいては移動サービス交換センターから得られ、或いは着信コールにおいてはホーム位置レジスタから得られたベアラ能力情報エレメントから導出される。
【図面の簡単な説明】
以下、添付図面を参照し、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1は、移動通信システムの一部分を示す図である。
図2は、GSMシステムにおける成功裡なコール設定手順を示す図である。
図3は、GSMシステムにおけるコール再送を含むコール設定手順を示す図である。
図4は、ホーム位置レジスタにおいて加入者のサービスを決定するのに使用されるデータ構造体の原理を示す図である。
図5は、HLRからVLRへの本発明による加入者のディレクトリ番号の送信を示す信号図である。
図6は、ビジター位置レジスタにおいて加入者のディレクトリ番号及びサービスコードをマップするデータ構造体の原理を示す図である。
図7は、移動発信(MO)コールのコール設定を示す信号図である。
図8は、MOコールにおいて本発明によるVLRの動作を示すフローチャートである。
図9は、移動着信(MT)コールのコール設定を示す信号図である。
図10は、MTコールにおいて本発明によるVLRの動作を示すフローチャートである。
好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、回路交換データ及びスピーチコールが確立される移動通信システムに適している。本発明は、パン・ヨーロピアンデジタル移動通信システムGSM(移動通信用のグローバルシステム)、及び同様の近代的な移動通信システム、例えば、DCS1800(デジタル通信システム)及びPCN(パーソナル通信ネットワーク)に特に適している。以下、本発明の好ましい実施形態は、GSMシステムに関連して説明する。しかしながら、本発明は、これに限定されるものではない。
図1は、GSMシステムの基本構造を簡単に示すもので、システムの特徴又は他の観点にはあまり注意を払っていない。GSMシステムは、参考としてここに取り上げるGSM推奨勧告及び「移動通信用のGSMシステム(The GSM System for Mobile Communications)」、M.モーリ及びM.ポーテット、パライゼウ、フランス、1992年、ISBN:2−9507190−0−0−7に詳細に説明されている。
移動サービス交換センターMSCは、入呼び及び出呼びの交換を取り扱う。これは、公衆交換電話回線PSTNの交換機と同様の機能を遂行する。更に、移動通信のみの典型的なタスク、例えば、ネットワークの加入者位置レジスタと協働する加入者位置管理も遂行する。GSMシステムの加入者位置レジスタは、ホーム位置レジスタHLRと、ビジター位置レジスタVLRである。移動ステーションMSは、ベースステーションシステムにより移動サービス交換センターMSCに接続される。ベースステーションシステムBSSは、ベースステーションコントローラBSC及びベースステーションBTSより成る。複数のベースステーションBTSを制御するのに1つのベースステーションコントローラBSCが使用される。明瞭化のために、図1は、6つのベースステーションBTS1−BTS6が1つのベースステーションコントローラBSCに接続されたベースステーションシステムのみを示す。
上記したように、今日の移動通信システムは、種々のテレサービス及びネットワークサービスをサポートする。GSMシステムにより提供されるネットワークサービスは、GSM推奨勧告02.02、バージョン4.2.0に規定されており、そしてテレサービスは、GSM推奨勧告02.03に規定されている。専用のテレサービスコード及び専用のネットワークサービスコードは、各テレサービス及びネットワークサービスに対しGSM推奨勧告09.02に各々規定されている。電話サービスのための2進テレサービスコードは、00010001であり、そしてファクシミリG3の場合は、01100001である。全てのサービスコードは、ここでは、基本サービスコードと称する。
1つの移動加入者は、異なるテレサービス及びネットワークサービスを受ける権利を有し、これらを一般にここでは基本サービスと称する。従って、上記したように、各基本サービスに個々のディレクトリ番号MSISDNが与えられるマルチナンバリング機構を使用するのが効果的である。
GSMシステムにおいては、加入者のサービスは、他の加入者データに関連してホーム位置レジスタHLRにおいて定義される。図4は、1人の加入者に対しn個の基本サービスを決定するデータ構造体の原理を例示する。他の加入者は、HLRに記憶された同様のデータ構造体を有する。各加入者は、移動ネットワーク内の加入者識別として使用される個々のIMSI(国際移動加入者識別)を有している。加入者に対して決定されたサービスは、加入者のIMSIとリンクされる。マルチナンバリング機構の原理によれば、加入者の各サービス1・・・nには、個々のディレクトリ番号MSISDN−1・・・MSISDN−nが与えられる。1つの基本的なサービスコードSC−1・・・SC−nは、サービスを決定するために各MSISDN番号とリンクされる。基本サービスコードは、上記テレサービス及びネットワークサービスコードの1つである。ベアラ能力情報エレメントBCIEには複数の値があり、即ち各基本サービスコードSCごとに異なるネットワーク要件がある。従って、本発明の好ましい実施形態によれば、加入者により使用されるGSM BCIE値を指示するインデックスがMSISDN番号とリンクされる。換言すれば、インデックスは、GSM BCIE値のテーブルを指す。GSM BCIEは、コールに関連した全てのネットワーク要求に関する情報、例えば、データ転送レート、データビット及びストップビットの数等がGSMシステムにおいて送信されるところの情報エレメントである。インデックスは、2人の加入者が、例えば2400kビット/sの同じ基本サービスを受けながら、異なる数のデータビット及びストップビットをもつことができるようにする。BCIEは、例えば、GSM推奨勧告04.04、バージョン4.5.0、第423−431ページに説明されている。
将来は、上記のGSM BCIEと並列に、推奨勧告ETS300102−1/Q.931(ベアラ能力IE)に規定されたISDN BCIEを使用することが考えられる。この情報エレメントは、コール型の指示には直接接続されず、それ故、それと共に、情報エレメント「高レイヤコンパチビリティ(HLC)」又は「低レイヤコンパチビリティ(LLC)」が使用される。これらのエレメントは、推奨勧告ETS300102−1/Q.931 HLC及びETS300102−1/Q.931 LLCに規定されている。ISDN BCIE(及びHLC及び/又はLLC)は、コール設定メッセージと共に固定ネットワークから移動サービス交換センターへ送信される。
又、GSMシステムは、別の加入者位置レジスタ即ちビジター位置レジスタVLRも有し、これは、通常、1つの移動サービス交換センターMSCにサービスするデータベースであるが、複数のMSCにサービスしてもよい。HLRに記憶された加入者データの部分は、加入者がVLRのエリアに位置するときにVLRにコピーされる。現在のGSMシステムでは、図4に示された加入者のサービスの決定は、HLRからVLRへコピーされない。VLRには、たとえマルチナンバリング機構が使用されてもリダイレクト又は発呼加入者を識別するために例えばコール再送及び発信コールに使用される1つのMSISDNしか与えられない。これは、上記の問題を招く。同様に、HLRによりVLRへ搬送されるローミング番号要求(図2のメッセージ3を参照)においては、MSISDNではなくIMSI及びBCIEが転送される。
本発明においては、HLRは、標準的な加入者データに加えて、基本サービスコードSC−1・・・SC−nにリンクされた加入者の全てのディレクトリ番号MSISDN−1・・・MSISDN−nをVLRに与える。換言すれば、HLRは、MSISDN−1/SC−1、MSISDN−2/SC−2等の対を送信する。これは、例えば、INSERT(挿入)メッセージにおいて行われ、加入者データ及び基本サービスコードのリストが、通常は、図5の信号図に示すように、例えば位置更新に関連して、VLRへ転送される。本発明によれば、メッセージには、本発明の追加情報のための拡張部が設けられる。VLRは、情報が1つのメッセージで送られない場合に互いに前後に繰り返される各INSERTメッセージを確認する。標準的なINSERTメッセージは、推奨勧告GSM09.02、バージョン4.9.0、第286ページに規定されている。
以下の例Iは、GSM推奨勧告に基づくInsertSubscriberData(加入者データ挿入)動作のASN.1説明を示し、そして例IIは、本発明による拡張を伴うInsertSubscriberData動作を示す。ここに示す解決策は、GSM推奨勧告に対し何ら変更を必要としない。別の方法は、例えば、既存のベアラ及びテレサービスリスト内で又はそれに代わって本発明による拡張を実行することであるが、これは、GSM推奨勧告に対して変更を必要とする。
例I
InsertSubscriberData動作のGSM推奨勧告09.02に基づくASN.1の説明:
例II
GSM推奨勧告GSM09.02は、拡張の使用を許し、これにより、本発明によるINSERTメッセージのASN.1の説明は、例えば次のようになる。
VLRは、ディレクトリ番号MSISDN−1・・・MSISDN−n及び基本サービスコードSC−1・・・SC−nを加入者のIMSIと共に記憶する。この目的でVLRにより使用されるデータ構造体の原理が図6に示されている。加入者は、基本サービスコードSC−1・・・SC−nがリンクされるところの1つのIMSIを有する。各基本サービスコードSC−1・・・SC−nは、対応するディレクトリ番号MSISDN−1・・・MSISDN−nとリンクされる。従って、基本サービスコードは、正しいディレクトリ番号MSISDNのインデックスとして機能する。従って、移動発信コール(MO)においては、VLRは、コールに関連した実際の基本サービスに対応するディレクトリ番号MSISDNを移動サービス交換センターMSCに返送する。このMSISDNは、次いで、MSCにより発呼加入者の識別子CLIとして送信される。従って、正しい基本サービスに対応するディレクトリ番号に逆課金コールがなされることがある。同様に、VLRは、移動着信コール(MT)の転送を制御するときには、MSCへ転送されるべきコールの基本サービスに対応するMSISDNを返送し、次いで、MSCは、そのMSISDNをリダイレクト番号及び/又は元の被呼番号OCDとしてセットする。
以下、図7及び8を参照して、移動発信コールのコール設定を説明する。
図7を参照すれば、移動ステーションMSは、ステップ1においてコール設定メッセージSETUPをMSCに送信する。発呼MSは、GSM BCIEエレメントに対する転送特徴を決定することによりデータサービスを選択し、これはSETUPメッセージに挿入される。スピーチ及びデータを交番させる場合は、SETUPメッセージは、2つのGSM BCIEエレメントを含む。ステップ2において、MSCは、GSM BCIEに含まれた転送特徴からネットワーク又はテレサービスコードSC−nを形成し、このコードは、本発明による基本サービスコードである。これは、BCIEエレメントの分析に基づく標準的なMSC機能である。以下、いかに変換を行うかの幾つかの例を述べる。オクテット3におけるBCIEエレメントの情報転送能力(ITC)が例えば000(ビット1、2及び3)である場合には、電話=00010001が基本サービスコードとして選択される。BCIEエレメントのITC値が011の場合には、自動ファクシミリG3=01100010が基本サービスコードとして選択される。上記の分析及び変換は、一例として示すに過ぎない。実際に、変換は、適当な分析により行われてもよい。
その後、MSCは、丁度形成された基本サービスコードSC−nも含むsend_info_for_ourgoing_callメッセージをVLRに送ることにより加入者データを要求する(図7のステップ3)。ステップ4では、VLRは、この種のデータベース質問に関連した標準的な測定を行う。又、VLRは、各基本サービスコードSCを特定のディレクトリ番号MSISDNにリンクする図6と同様のデータ構造体も含む。図8を参照すれば、VLRは、加入者が基本サービスコードSC−nに対応する基本サービスを受ける権利があるかどうかチェックする(ステップ81)。これは、例えば、加入者データが当該基本サービスコードを含むか又はそれに対応するサービスを含むかをチェックする標準的なVLR機能である。もしそうでない場合には、手順は、図8において直ちに終了し、コール設定は、このような状態に対して決定された方法で続けられる。加入者が基本サービスSC−nを受ける権利を有する場合には、VLRは、図6のデータ構造体から、基本サービスSC−nに対応するディレクトリ番号MSISDN−nを検索し(ステップ82)、そしてその検索したMSISDN−nを例えばcomplete_callメッセージにおいてMSCへ返送する(図8のステップ83、図7のステップ5)。その後、MSCは、基本サービスに対応するディレクトリ番号MSISDN−nを発呼加入者の識別CLIとしてセットし(ステップ6)、そしてそれを例えば初期アドレスメッセージIAMにおいて公衆交換電話回線PSTN又はISDNネットワークへ送信する。
以下、図9及び10を参照して、移動着信コールのコール設定を説明する。図9は、図3にほぼ対応する。
図9は、図3の信号にほぼ対応し、参照番号も対応する。明瞭化のため、図9は、信号矢印にメッセージ名を示しておらず、本発明に重要なメッセージの情報内容のみを示している。情報内容は、かぎかっこで示されている。
ステップ1において、ネットワークの第1のGMSCにコールが到達し、このGMSCは、ルート情報質問(メッセージ2)を加入者のHLRへ送信し、このHLRは、加入者のディレクトリ番号MSISDN−nに基づいて決定される。ルート情報質問メッセージ2と共に、加入者のMSISDN番号(及びおそらくはISDN BCIE+OLC+LLC)も送信される。HLRは、図4のデータ構造体から、被呼ディレクトリ番号MSISDN−nに基づいて加入者のIMSI−n及びGSM BCIEを検索する。HLRは、次いで、加入者のINSI−nと、当該基本サービスに対応するベアラ能力情報エレメントBCIE−nとを含むローミング要求メッセージ3をVLRに送信する。ステップ4では、VLRは、コールにローミング番号MSRNを与え、そしてこのローミング番号にリンクされた受け取ったIMSI及びBCIE−nを記憶する。VLRは、これが指定したローミング番号MSRNを応答メッセージ5においてHLRへ送る。次いで、HLRは、ローミング番号MSRNを応答メッセージ6においてGMSCへ送る。GMSCは、MSRNで指示された移動サービス交換センターMSCに初期アドレスメッセージ7を送信することにより、コールを更にルート指定する。初期アドレスメッセージ7を受け取った後に、MSCは、ローミング番号の分析において、そのコールが同じMSCのエリア内に着信するものであってそれ以上ルート指定されるべきものでないことを検出する。次いで、MSCは、それ自身のVLRから、コール設定に対し被呼加入者に関連した情報をメッセージ8で要求する。従って、VLRは、その通常の動作に加えて、図10に基づく手順を実行し、基本サービスに対応するディレクトリ番号MSISDN−nを得る。図10において、VLRは、先ず、ローミング番号MSRNに基づいてそのメモリからIMSI−n及びBCIE−nを検索する(ステップ100)。このIMSI−n及びBCIE−nは、ステップ4において予め記憶されたものである。次いで、VLRは、BCIE情報エレメントを分析しそしてそれに対応する基本サービスコードSC−nを決定する(ステップ101)。この分析及び決定は、例えば、図7のステップ2においてMSCにより行われた分析と同様に行うことができる。基本サービスコードSC−nを得た後に、VLRは、図6に示すデータ構造体から、この基本サービスコードに対応するディレクトリ番号MSISDN−nを検索する(ステップ102)。次いで、VLRは、基本サービスのこのディレクトリ番号MSISDN−nをMSCへ返送する(図10のステップ103、図9のステップ10)。その後のコール設定中に、コール再送状態が検出され(ステップ11)、この場合、MSCは、それがVLRから受け取ったMSISDN−nをMS発信のコール設定メッセージIAMのリダイレクト番号としてセットする(ステップ12)。又、この同じMSISDN−nは、コールが初めて再送される場合には、元の被呼番号OCDとしてセットされる。
添付図面を参照した以上の説明は、本発明を単に例示するものに過ぎない。本発明は、その細部において、請求の範囲内で種々変更できる。
Claims (5)
- マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムのビジター位置レジスタにおいて、
加入者の基本サービスに関連した基本サービスコードと、これらのサービスコードにリンクされるディレクトリ番号とを加入者特有に記憶するための手段を備え、これらのディレクトリ番号及び基本サービスコードは、加入者のホーム位置レジスタから送信されるものであり、そして
コールに関連した基本サービスに対応するディレクトリ番号を移動サービス交換センターに送信するための手段を備え、これらディレクトリ番号は、移動発信コールにおいては発呼加入者のディレクトリ番号として使用され、或いは移動着信コールのコール再送においてはリダイレクト番号として使用されることを特徴とするビジター位置レジスタ。 - ホーム位置レジスタから受け取ったベアラ能力情報エレメントからコールの基本サービスコードを決定するための手段を備える請求項1に記載のビジター位置レジスタ。
- マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムにおいて移動着信コールを取り扱う方法において、
第1の移動サービス交換センターへのコールを受け取り、
被呼加入者のディレクトリ番号により指示されたホーム位置レジスタへのルート情報質問を実行し、
ホーム位置レジスタから、上記ディレクトリ番号に基づいて、加入者の全ての基本サービスに共通な移動ネットワークの内部加入者識別と、上記ディレクトリ番号に対応するベアラ能力情報エレメントとを検索し、
ホーム位置レジスタから、被呼加入者が位置するエリアのビジター位置レジスタへ、上記加入者識別及び上記ベアラ能力情報エレメントを含むローミング番号要求を送信し、
コールのためのローミング番号を割り当て、
上記ローミング番号、上記加入者識別及び上記ベアラ能力情報エレメントを記憶し、
上記割り当てられたローミング番号をビジター位置レジスタからホーム位置レジスタへそして更に第1の移動サービス交換センターへ送信し、
上記ローミング番号に基づいて上記コールを第1の移動サービス交換センターから、上記ビジター位置レジスタのエリアにサービスする第2の移動サービス交換センターへルート指定し
その第2の移動サービス交換センターからビジター位置レジスタへ加入者データ質問を実行し、
上記ベアラ能力情報エレメントからビジター位置レジスタにおいてサービスコードを発生し、
上記サービスコードに対応する上記加入者のディレクトリ番号を検索し、このディレクトリ番号は、ホーム位置レジスタから情報を転送するときにビジター位置レジスタに記憶され、
上記ディレクトリ番号を、上記ルート情報質問を実行した第2の移動サービス交換センターへ送信し、そして
上記ディレクトリ番号を、移動発信コール設定信号のコール再送においてリダイレクト番号として設定する、
という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 上記コール再送が上記コールに対して行われた第1の再送である場合には上記ディレクトリ番号を元の被呼ディレクトリ番号として設定する請求項4に記載の方法。
- マルチナンバリング機構を使用する移動通信システムにおいて移動発信コールを取り扱う方法において、
ベアラサービス情報エレメントを含むコール設定メッセージを移動ステーションから移動サービス交換センターへ送信し、
上記ベアラ能力情報エレメントから移動サービス交換センターにおいて基本サービスコードを発生し、
ビジター位置レジスタへの加入者データ質問を実行し、この質問は、上記基本サービスコードを含むものであり、
上記サービスコードに対応する加入者のディレクトリ番号をビジター位置レジスタにおいて検索し、上記番号は、加入者のホーム位置レジスタから加入者データを転送するときにビジター位置レジスタに記憶され、
上記ディレクトリ番号を移動サービス交換センターに送信し、そして
上記ディレクトリ番号を移動発信コール設定信号において発呼加入者のディレクトリ番号として設定する、
という段階を備えたことを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
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