JP3859381B2 - 基板把持装置及び研磨装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板把持装置に関し、特に半導体ウエハなどの基板の表面を平坦かつ鏡面に研磨するポリッシング装置に用いて好適な基板把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体デバイスの高集積化が進むにつれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭くなりつつある。特に線幅が0.5μm以下の光リソグラフィの場合、許容される焦点深度が浅くなるためステッパーの結像面の平坦度を必要とする。そこで、半導体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この平坦化法の1手段としてポリッシング装置により研磨することが行われている。
【0003】
従来、この種のポリッシング装置は、上面に研磨布を貼付して研磨面を構成するターンテーブルと、基板の被研磨面をターンテーブルに向けて基板を保持するトップリングとを有し、これらをそれぞれ自転させながらトップリングにより基板を一定の圧力でターンテーブルに押しつけ、砥液を供給しつつ基板の被研磨面を平坦且つ鏡面に研磨している。
【0004】
図9は、従来のポリッシング装置の一例の主要部を示す図である。ポリッシング装置は、上面に研磨布100を貼った回転するターンテーブル102と、回転および押圧可能にポリッシング対象物である半導体ウエハ(基板)Wを保持するトップリング104と、研磨布100に砥液Qを供給する砥液供給ノズル106を備えている。トップリング104はトップリングシャフト108に連結され、このトップリングシャフト108は図示しないトップリングヘッドにエアシリンダを介して上下動可能に支持されている。
【0005】
トップリング104はその下面にポリウレタン等の弾性マット110を備えており、この弾性マット110に接触させて半導体ウエハWを保持するようになっている。さらにトップリング104は、研磨中に半導体ウエハWがトップリング104の下面から外れないようにするため、円筒状のガイドリング112を外周縁部に備えている。ガイドリング112はトップリング104に対して固定され、その下端面はトップリング104の把持面から突出しており、その内側に凹所を形成している。これにより、ポリッシング対象物である半導体ウエハWが凹所内に保持され、研磨中にトップリング104外へ飛び出さないようになっている。
【0006】
このような構成の研磨装置において、半導体ウエハWをトップリング104の下面の弾性マット110の下部に保持し、ターンテーブル102上の研磨布100に半導体ウエハWをトップリング104によって押圧するとともに、ターンテーブル102およびトップリング104を回転させて研磨布100と半導体ウエハWを相対運動させて研磨する。このとき、砥液供給ノズル106から研磨布100上に砥液Qを供給する。砥液は、例えばアルカリ溶液に微粒子からなる砥粒を懸濁したものを用い、アルカリによる化学的研磨作用と、砥粒による機械的研磨作用との複合作用によって半導体ウエハWを研磨する。
【0007】
上述したポリッシング装置により半導体ウエハWの全面に渡ってこれを高い精度で平坦化するためには、研磨量に影響する種々の複雑な要因を制御する必要が有る。これらの要因としては、半導体ウエハWとターンテーブル102の相対的な摺動速度、半導体ウエハWと研磨布100の間の面(研磨境界面)における砥液の供給量(分布量)、トップリング104から半導体ウエハWに作用する研磨布100に向けた押圧力、研磨境界面における温度等が挙げられる。
【0008】
押圧力を制御するために、例えば、図10に示すように、トップリング104の把持板114と被覆板116の間に背圧空間S1,S2を形成し、把持板114及び弾性マット110にこれを挿通して半導体ウエハW裏面と背圧空間S1,S2を連通する貫通孔118,120を設ける構成が考えられる。これにより、半導体ウエハWに対して弾性マット110の裏面側から正負の流体圧を作用させて押圧力を半導体ウエハWの全面に渡りあるいは局部的に制御することができる。
【0009】
一方、研磨境界面の温度は、特に酸やアルカリの研磨液を用いていわゆる化学機械研磨を行なう場合に、研磨速度に大きく影響するだけでなく、トップリング104が昇温して変形すると、押圧力にも影響する。従って、研磨境界面の温度を制御することは、研磨の平坦度に関して二重に意味を持つことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示すような背圧空間S1,S2を形成する方法では、半導体ウエハWの全面に渡って背圧を作用させるためにトップリング104の構成が複雑になってしまうという課題がある。すなわち、トップリング104においては、半導体ウエハWと研磨布100の間の摩擦による傾動への追随性を高めるために、トップリングシャフト108からの押圧力をトップリング104に伝達する球面継手122を低い位置にしており、このため、被覆板116には下面側に凸部を形成して把持板114の凹部に嵌合させている。このため、半導体ウエハW縁部に対応する位置に背圧を作用させるために、異なる段差面に背圧空間S1,S2を形成しなくてはならないので、シールや流体圧を作用させるカップリングの構成が複雑になっていた。
【0011】
また、研磨境界面の温度制御に関しては、研磨に伴って摩擦熱が発生し、これの一部は砥液により運ばれ、他は、トップリング104と研磨テーブル102に伝達され、これらの冷却機構によって除去される。しかしながら、境界面における砥液量の制御は難しく、また、トップリング104や研磨テーブル102の冷却機構はいずれも機械の内部に設けているので、半導体ウエハWと研磨布100の間の境界面の温度を直接的に制御するのは困難であった。
【0012】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたもので、基板の背圧や研磨境界面の温度の制御を、比較的簡単な構成でより厳密に行うことができるような基板把持装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、基板の把持面を有する把持板を備え、該基板把持面に弾性マットを介して基板を保持し、該基板の被研磨面を研磨テーブルの研磨面に押し付ける基板把持装置において、前記把持板の前記基板把持面と前記弾性マットとの間には、前記基板の温度を調整するための温度制御流体を供給する流体供給源に接続される流体流通溝と、研磨中に前記温度制御流体とは異なる圧縮気体が流通される背圧付与溝とが形成され、前記背圧付与溝は圧縮気体源に接続され、前記圧縮気体源からの圧縮気体により前記基板の裏面側に背圧を付与することを特徴とする基板把持装置である。
【0014】
これにより、流体流路を複雑な構成とすることなく、また、把持板の裏面側に流体用の空間を特に形成することなく、基板の裏面側の全面に渡って必要な流体を流通させ、あるいは流体圧力を作用させることができる。研磨速度に影響する研磨境界面の温度をより近い箇所から温度調整することができ、温度調整を効率よくかつ応答性良く行なうことができる。溝の形状、寸法、数等は状況に適合するように適宜に設計することができる。また、複数系統の流体流通溝及びこれに連通する流体流路を形成して、異なる作用を同時に行うようにしてもよい。
【0015】
また、前記背圧付与溝は圧縮気体源に接続され、前記圧縮気体源からの圧縮気体により前記基板の裏面側に背圧を付与することにより、基板の裏面側の背圧を制御して研磨状況に応じた押圧力を付与でき、また、溝の形状を工夫することにより、部分的に背圧制御を行なうこともできる。
【0017】
請求項に記載の発明は、前記背圧付与溝は真空排気源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基板把持装置である。また、前記流体流通溝は基板の裏面側を経由して被研磨面に砥液を供給する砥液流通溝であってもよい。これにより、基板と研磨テーブルの間の研磨境界面により近い箇所から砥液を供給することができ、砥液供給を効率良く行なうことができる。
【0018】
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の基板把持装置と、研磨テーブルとを有する研磨装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は本発明の1つの実施の形態を示す図であり、トップリング10は、把持板12とこれの裏面を覆う被覆板14と、ガイドリング16とから構成され、把持板12とガイドリング16により形成される凹所に弾性マット18を介して半導体ウエハWを保持するようになっている。被覆板14はボール20を有する自在継手部22を介してトップリングシャフト24に接続されており、このトップリングシャフト24はトップリングヘッド26に固定されたトップリング用エアシリンダ(図示略)に連結されて上下動可能に、かつトップリング10の下端面に保持された半導体ウエハWをターンテーブル102(図9参照)に押圧可能になっている。
【0020】
トップリングシャフト24内には、後述するように、半導体ウエハWを真空吸着しあるいは背圧を調整するための真空排気源及びウエハWを離脱したり背圧を調整するための圧縮空気源に接続される圧力調整管30や、トップリング10の温度・歪みやトップリング10内の空間の圧力等を検出するセンサあるいはトップリング10に設けた弁等を駆動するための信号やケーブルを通すための空間が形成されている。なお、真空排気源、圧縮空気源を任意に切り換えて所定の圧力の空気・窒素等の気体を圧力調整管30に供給することができる。
【0021】
また、トップリングシャフト24はキー(図示せず)を介して回転筒32に連結されており、この回転筒32は、その外周部のタイミングプーリ34、タイミングベルト36等を介してトップリングヘッド26に固定されたトップリング用モータ(図示略)に接続されている。したがって、トップリング用モータを回転駆動することによって回転筒32及びトップリングシャフト24が一体に回転し、トップリング10が回転する。トップリングヘッド26は、図示しないトップリングヘッドシャフトによって揺動可能に支持されている。
【0022】
トップリング10の外周を囲むようにかつこれとは個別に上下動可能に押圧リング38が設けられている。これはトップリングヘッド26より垂下して設けられた複数の押圧リング用エアシリンダ40に連結されている。これにより、押圧リング38はトップリング10に対して上下動自在であるが回転は規制されている。押圧リング38は、円周方向に複数個(本実施の形態では3個)が配設された押圧リング用エアシリンダ40を介してトップリングヘッド26に上下動可能に取り付けられている。
【0023】
トップリング用エアシリンダ及び押圧リング用エアシリンダ40は、それぞれレギュレータを介して圧縮空気源に接続され、トップリング用エアシリンダへ供給する空気圧を調整することによりトップリング10が半導体ウエハWを研磨布100に押圧する押圧力を調整することができ、押圧リング用エアシリンダ40へ供給する空気圧を調整することにより押圧リング38が研磨布100を押圧する押圧力を調整することができる。
【0024】
把持板12の上面の中央には凹部42が形成されており、被覆板14には凹部42に沿うような形状の突出部44が下方に突出して形成され、両者はこれらを嵌合するように取り付けられている。被覆板14は、押え板46を把持板12にボルト固定することにより把持板12に取り付けられている。把持板12の凹部42と被覆板14の突出部44の間に背圧空間Sが形成され、これは把持板12及び押え板46の内部に形成された流路48を介して、押え板46上部に設けられたカプラ50に接続され、さらに、圧力調整管30、レギュレータを介して真空排気源及び圧縮気体源に接続されている。
【0025】
把持板12の下面(基板保持面)には、図2に示すように、十文字状に径方向に、及び同心円状に周方向に延びる複数の背圧付与溝52が形成されている。そして、この背圧付与溝52と背圧空間Sとを連通する貫通孔(内部流路)54が、図の例では5個形成されている。基板保持面に装着される弾性マット18には、背圧付与溝52に沿って所定間隔で貫通孔56が形成されている。背圧付与溝52は、この例では、径方向溝52a及び周方向溝52bから構成されている。圧力調整管30は、図示しないロータリーカプラを介して、制御装置によって制御されるレギュレータ、真空排気源及び圧縮気体源に接続されている。なお、背圧付与溝52の形状は適宜に選択することができ、例えば、スパイラル状でもよい。
【0026】
以下、このように構成された研磨装置の作用を説明する。研磨は、ターンテーブル102を回転させ、砥液供給ノズル106から研磨砥液Qを供給しつつ、トップリング10によって把持した半導体ウエハWをトップリング用エアシリンダによって所定圧力でターンテーブル102の研磨布100面に押圧することにより行われる。制御装置は、あらかじめ設定された、あるいは所定のセンサ等により得られたデータに基づいて算出された圧力目標値となるようにレギュレータを制御し、背圧空間Sを所定圧力に維持する。
【0027】
背圧空間Sの圧力は、把持板12の貫通孔54及び背圧付与溝52を介し、さらに弾性マットの貫通孔56を介して半導体ウエハWの裏面に作用する。ここにおいて、背圧は背圧付与溝52を介して半導体ウエハWの裏面側の全面に均等に伝達されるので、背圧が半導体ウエハWに局部的に作用して半導体ウエハWを変形させるような事態が防止され、平坦度の高い研磨を行なうことができる。このように半導体ウエハWの全面に渡って背圧を作用させる場合でも、把持板12や被覆板14に複雑な背圧空間Sを形成する必要が無く、簡単な構成で均一な圧力分布を達成することができる。
【0028】
なお、この実施の形態では、把持板12と被覆板14の間に背圧空間Sを形成したが、背圧付与溝52に背圧を直接に付与すれば良いので、半導体ウエハWの裏面に平面的に広がる背圧空間Sを設ける必要は無い。従って、背圧空間Sを形成するために把持板12と被覆板14を別個に作製して重ね合わせる必要は無く、両者を一体に構成して構造を簡略化することもできる。
【0029】
図3及び図4は本発明の第2の実施の形態のトップリングを示すもので、把持板12の溝を2系列設け、これを別の目的に用いている例である。すなわち、この例では、先の実施の形態と同様の背圧付与溝52が内側に形成され、最外側に半導体ウエハWの温度を調整するための温度制御流体を流すための温度調整流体溝58を形成している。温度調整流体溝58は円形であり、中心を挟んで対向する一方に流入口60が、他方に流出口62が開口している。これらの開口は、把持板12、被覆板14、押え板46の内部流路64を経由して、それぞれ温度調整流体供給及び排出用カプラ66に接続されている。これらのカプラ66は、トップリングシャフト24内部のチューブ68、二重管継手70及び図示しないロータリーカプラを介してそれぞれ流体供給源やドレンに接続されている。
【0030】
この実施の形態では、背圧の付与は半導体ウエハWの中央側のみを行い、半導体ウエハWの縁部では裏面に温度制御した温度調整用流体を流通させる。流体供給源において所定温度に温度調整された流体をカプラ66を介して温度調整流体溝58に流入させ、弾性マット18を介して半導体ウエハWに近い位置から半導体ウエハWの温度調整を行なうことができる。従って、研磨境界面の温度調整をより効果的に、また制御応答性良く行うことができる。
【0031】
図5は図4の実施の形態の変形例であり、内側の背圧付与溝52の代わりに、従来と同様の背圧空間Sに連通する複数の貫通孔72を形成したものである。また、図6も図4の実施の形態の変形例であり、内側と外側に背圧付与溝52を形成し、その中間に温度調整流体溝58を形成している。この例では、内外の背圧付与溝52を径方向溝で連通させるために、温度調整流体溝58は一部が切り欠かれた円弧状溝としてある。
【0032】
図7及び図8は、第2の実施の形態のさらに他の変形例を示すもので、ここでは、図4の温度調整流体溝58の代わりに砥液流通溝74を設け、これに開口する砥液供給孔76から温度調整した砥液を供給するようにしている。砥液流通溝74は、砥液供給孔76と反対側において砥液排出溝78が径方向外側に延びており、ガイドリング16に向けて開口している。さらにガイドリング16には砥液排出溝78の開口位置に凹所80が形成されており、この凹所80から砥液が研磨布100の面上に供給され、さらに半導体ウエハWの下面に供給されるようになっている。これにより、研磨境界面の温度調整と同時に砥液の効率的な供給を行なうことができる。なお、温度調整と兼用することなく、砥液の供給を行なうことができることは言うまでもない。また、砥液排出溝78やガイドリング16の凹所80の位置や形状、寸法等は目的に合わせて適宜に形成すればよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の基板把持装置によれば、基板を把持する把持面に背圧付与溝を形成し、これの一部に圧力調整用の流路を開口させることにより、基板の裏面側の背圧制御を簡単な構成で達成することができ、その結果、装置コストやメンテナンスコストを低減させることができる。さらに、把持面に形成した溝に温度調整用流体を流すことにより、基板と研磨テーブルの間の研磨境界面をより近い位置から温度調整し、効率的で応答性の高い温度制御を行うことができる。また、把持面に形成した溝から砥液を供給することにより、砥液の損失を防止して砥液を節約しながら効率的に研磨することができる。これらにより、結果として研磨量の分布を改善して基板の全面を平坦かつ鏡面に研磨し、半導体製造工程における質の高いポリッシングを行うとともに、半導体ウエハの周縁部まで製品に供することができるため、半導体ウエハの歩留りの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のトップリングの断面図である。
【図2】図1のトップリングの基板把持面を下から見た図である。
【図3】本発明の他の実施の形態のトップリングの断面図である。
【図4】図3のトップリングの基板把持面を下から見た図である。
【図5】図4のトップリングの変形例の基板把持面を下から見た図である。
【図6】図4のトップリングの他の変形例の基板把持面を下から見た図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態のトップリングの断面図である。
【図8】図7のトップリングの基板把持面を下から見た図である。
【図9】従来のポリッシング装置の構成を示す断面図である。
【図10】従来のトップリングの概略を示す断面図である。
【符号の説明】
10 トップリング
12,114 把持板
14,116 被覆板
16,112 ガイドリング
18,110 弾性マット
20 ボール
22 自在継手部
24,108 トップリングシャフト
26 トップリングヘッド
30 圧力調整管
32 回転筒
34 タイミングプーリ
36 タイミングベルト
38 押圧リング
40 押圧リング用エアシリンダ
42 凹部
44 突出部
46 板
48 流路
50,66 カプラ
52 背圧付与溝
52a 径方向溝
52b 周方向溝
54,56,72,118,120 貫通孔
58 温度調整流体溝
60 流入口
62 流出口
64 内部流路
68 チューブ
70 二重管継手
74 砥液流通溝
76 砥液供給孔
78 砥液排出溝
80 凹所
100 研磨布
102 ターンテーブル
104 トップリング
106 砥液供給ノズル
122 球面継手
Q 砥液
S,S1,S2 背圧空間
W 半導体ウエハ

Claims (3)

  1. 基板の把持面を有する把持板を備え、該基板把持面に弾性マットを介して基板を保持し、該基板の被研磨面を研磨テーブルの研磨面に押し付ける基板把持装置において、
    前記把持板の前記基板把持面と前記弾性マットとの間には、前記基板の温度を調整するための温度制御流体を供給する流体供給源に接続される流体流通溝と、研磨中に前記温度制御流体とは異なる圧縮気体が流通される背圧付与溝とが形成され
    前記背圧付与溝は圧縮気体源に接続され、前記圧縮気体源からの圧縮気体により前記基板の裏面側に背圧を付与することを特徴とする基板把持装置。
  2. 前記背圧付与溝は真空排気源に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基板把持装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板把持装置と、研磨テーブルとを有することを特徴とする研磨装置。
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