JP3858542B2 - 入力ガイド表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
画面上に表示された対象物を、フォーカス表示の移動によって選択する装置において、利用者の入力をガイドする表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
入力装置およびディスプレイ装置を備えた情報処理装置においては、画面上に複数表示された選択可能な対象物(文字列、グラフィックス図形など)から所望の対象物を選択し、選択された対象物に対応して何らかの処理を施すことが行われる。このような情報処理装置のうち、タッチパネルやマウスのような入力装置を備えている情報処理装置では、画面上の対象物を直接指定し、選択することが可能である。
【0003】
しかし、十字キー等を備えたリモコンのように(以下、入力装置上の方向を示すキーを操作キーと呼ぶ)、指示方向が限られた入力装置しか持たない情報処理装置においては、利用者の選択対象物を指し示す指示ポインタ(以下、フォーカス表示と呼ぶ)を所望の対象物まで連続的に移動するという従来の方法での対象物の選択は操作が困難である。
【0004】
このような入力装置をもった情報処理装置におけるフォーカス表示の移動方法および装置に関連する発明に、特開平10-301717がある。この発明はインターネット端末におけるフォーカス表示の移動方法および装置に関する発明であり、表形式のデータの表示のように、対象物が規則的に配列して表示される場合、操作キーの入力があると、入力方向に対応して次の選択対象を算出し、算出された対象物に直接、フォーカス表示を移動する方法及び装置に関するものである。この発明により、フォーカス表示の連続的な移動操作を伴わずに、対象物の選択が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記発明において、選択対象となりうる文字列やグラフィックス図形などの対象物が画面上に不規則に並んでいる場合、操作キーを押したとき、次にフォーカス表示がどの対象物に移動するか予測しづらく、実際に押してみないと分からない、という問題点があり、所望対象物へのフォーカス表示の移動を困難にしている。
【0006】
そこで本発明においては、上記問題点を解決するために、操作キーの入力方向に対してフォーカス表示が次に移動する対象物が予測しやすいように、操作キーの入力に先立って移動予定先の対象物を算出し、算出した対象物の表示形態を、画面上の他の対象物の表示と区別する入力ガイド表示方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記入力ガイド表示方法を提供するために、本発明における情報処理装置の構成においては、以下の各要素を備えることを特徴とする。フォーカス表示移動部は、フォーカスを上下左右の4つの方向のいずれかに移動する処理を行うとともに、次候補対象算出部に対して、フォーカス表示の移動を伝える。次候補対象物算出部は、次に操作キーの入力があった場合に移動する予定の対象物(以下、次候補対象物と呼ぶ)を、現在のフォーカス表示位置に基づいて算出する。次候補対象物表示部は、次候補対象物算出部によって算出された次候補対象物の表示処理を行う。
【0008】
上記のような構成要素からなる情報処理装置において、第1の発明は、ある対象物が、選択された(フォーカス表示がその対象物に移動された)時点で、次候補対象物を、現在のフォーカス表示位置に基づいて、操作キーの入力前にあらかじめ算出し、それらの対象物を画面上の他の対象物と異なる形態で表示しておく入力ガイド表示方法である。
【0009】
また、第2の発明は、上記第1の発明における次候補対象物の表示方法において、各次候補対象物をそれぞれ操作キーの入力方向に対応した異なる形態で表示する入力ガイド表示方法であり、操作キーの入力方向との対応が判別しやすい。
【0010】
また、第3の発明は、上記第2の発明における次候補対象物の表示方法として、算出された次候補対象物に重なるように操作キーの入力方向に対応した矢印図形を表示することで他の対象物との区別を行う入力ガイド表示方法である。
【0011】
また、第4の発明は、上記第1の発明における次候補対象物の表示方法として、算出された次候補対象物を反転表示することで他の対象物との区別を行う入力ガイド表示方法である。
【0012】
また、第5の発明は、上記第1の発明における次候補対象物の表示方法として、算出された次候補対象物が文字列であった場合、それらの文字列を太字で表示することで他の対象物との区別を行う入力ガイド表示方法である。
【0013】
また、第6の発明は、上記第1の発明における次候補対象物の表示方法として、算出された次候補対象物の色を変えて表示することで他の対象物との区別を行う入力ガイド表示方法である。
【0014】
本発明は、第2の発明から第6の発明の各種入力ガイド表示方法を例とする、次候補対象物を他と区別して表示する入力ガイド表示方法全般を含む。
【0015】
また、第7の発明は、上記第1の発明における情報処理装置の入力装置次候補対象物算出部が次候補対象物の算出方法を複数有し、利用者からの入力があった場合に次候補対象物を現在の次候補対象物を算出したときと異なる方法で算出し、次候補対象物を再表示する入力ガイド表示方法である。
【0016】
また、第8の発明は、上記第1の発明における画面上の対象物として、利用者からの入力を受け付けることが可能な対象物を扱う入力ガイド表示方法である。
【0017】
このように、本発明においては、操作キーの次入力に対する次候補対象物をあらかじめ上記で説明したような方法により、画面上の他の対象物と異なる形態で表示しておくため、次に操作キーを入力した場合の移動先が、予測しやすく、対象物が不規則に並んでいる場合でも、フォーカス表示の移動が容易となる。また、さらに、操作キーの入力方向に応じて移動方向がわかるような表示をしておくことにより、確実に移動先を予測可能となる。
【0018】
また、上記のようにして表示された次候補対象物が所望の対象物でない場合、利用者からの入力によって次候補対象物を変更することができるので、操作キーの入力に先立って、所望の対象物を次候補対象物にすることが可能となり、選択が容易となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の入力ガイド表示方法を用いた情報処理装置の実施の形態を、図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明の入力ガイド表示方法を用いた情報処理装置の実施の形態1から4の構成を表すブロック図である。実施の形態1から4における情報処理装置は、入力装置101、ディスプレイ装置103、演算装置102から成る。入力装置101は利用者からの入力を受け付ける。ディスプレイ装置103は情報を表示する。入力装置101、ディスプレイ装置103は、演算装置102に接続され、入力装置101からの指示を演算装置102で処理し、結果をディスプレイ装置103で出力する。
【0021】
入力装置101には、現在の表示位置からフォーカス表示の上下左右への移動を指示するためのフォーカス表示移動キー104、選択物に対する処理の開始を指示するための実行キー105が備わっている。演算装置102は、入力部106、フォーカス表示移動部107、次候補対象物算出部108、次候補対象物表示部109、表示部110を備える。
【0022】
入力部106は入力装置101からの入力を検出する。フォーカス表示移動部107は、画面上のフォーカス表示の移動処理を行う。次候補対象物算出部108は、次にフォーカスが移動する対象物を算出する。次候補対象物表示部109は、次候補対象物計算部108によって算出された次候補対象物に対する強調表示処理を行う。表示部110は各部からの表示指示をディスプレイ装置103に伝達する。
【0023】
図2および図3は、実施の形態1から4における処理の手順を示すフローチャートである。以下ではこれらのフローチャートを用いて、本発明における入力ガイド表示方法を用いた情報処理装置の実施の形態1から4について説明する。
【0024】
<実施の形態1>
まず、実施の形態1の説明図である図4、図5について説明する。図4、図5はディスプレイ装置103の表示画面の一例である。図4の状態からフォーカス表示変更キー104の上を入力すると図5の状態になる。
【0025】
図4における画面表示上の、読点で区切られた文字列、およびSearchボタン401はそれぞれ選択可能な対象物である。現在、文字列「今日のお勧め」404eにフォーカス表示(矩形)402が加えられ、選択されている。また、次候補対象物として文字列「就職」404a、「株価」404b、「自動車」404c、「地図」404dが選ばれており、強調表示するために、それぞれ矢印図形403a、403b、403c、403dが重ねて表示されている。この図4の状態から、フォーカス表示移動キー104の上を押すと、現在、上向きの矢印図形403aが重ねて表示されている文字列「就職」404aの部分にフォーカス表示402が移動する。そして、新たな選択対象物である文字列「就職」404a部分と他の対象物(文字列およびSearchボタン401)との位置関係から、次に移動する候補として、フォーカス表示移動キー104の入力方向、上下左右に対応してそれぞれ、Searchボタン401、文字列「今日のお勧め」404e、「旅行」404f、「転職」404gが次候補対象物として選ばれる。次候補対象物として選ばれたSearchボタン401、文字列「今日のお勧め」404e、「旅行」404f、「転職」404gに重なるように矢印図形403a、403b、403c、403dが表示され、図5の状態となる。以下では、フォーカス表示移動キー104入力時の処理の手順を、図2、図3のフローチャートに沿って説明する。
【0026】
入力部106は入力装置101からの入力を受け付けており、実行キー105の入力があるかどうかを判定する(S201)。実行キー105の入力があった場合は、現在フォーカスが当てられている対象物に対応した処理を行う(S206)。実行キー105の入力がない場合は、フォーカス表示移動キー104の入力があるかどうかを判定する(S202)。フォーカス表示移動キー104の入力がない場合はステップS201に戻る。フォーカス表示移動キー104の入力があると、フォーカス表示移動部107は、フォーカス表示の移動処理を行う(S203)。
【0027】
次に、次候補対象物算出部108は、移動後のフォーカス表示402のある対象物の座標と、画面上の他の対象物の座標との関係から、次にフォーカス表示移動キー104を押したときにフォーカス表示402が移動する対象物を、上下左右それぞれの入力に対応して算出する(S204)。S204では、各対象物の中心の座標値を用いて対象物間の距離を算出する。
【0028】
図3にS204の詳細な処理フローの一例を示す。まず、上方向にある対象物のうち、一定角度内にある対象物を算出する(S301)。そして算出された対象物の中で、現在のフォーカス表示位置からもっとも距離の近い対象物を次候補対象物として選出する(S302)。下左右の各方向に対しても同様にして次候補対象物を選出する(S303からS308)。
【0029】
図6はS301において、上方向の次候補対象物を選出する方法の説明図である。各対象物の位置は、該中心座標とする。現在の選択対象物(404e)の中心座標から一定角度範囲θ内にある対象物すべてを列挙し、その中で404eとの中心座標間距離が最短の対象物を次候補対象物とする。図6の例では、文字列404a、404g、およびボタン401が角度θ内に存在し、404eと最も距離の近い404aが次候補対象物として選択される。θは、例えば、上下左右の方向に対して90度とする。
【0030】
ここで、S204において、次候補対象物の選択手段については必ずしも図3、図6に示す上記手段である必要はない。
【0031】
最後に、次に移動する対象物(次候補対象物)が決定すると、次候補対象物表示部109は表示部110を通じて、上下左右に対応した矢印図形を次候補対象物に重ねて表示し(S205)、ステップS201に戻る。
【0032】
図4、図5の例では、次候補対象物として、フォーカス表示移動キー104の上下左右4方向それぞれについて、次候補対象物を算出したが、必ずしもフォーカス表示移動キーの方向の数と、次候補選択物の数は一致していなくてもよい。図7は一致しない場合の説明図である。上記S301、S303、S305、S307の各処理において、一定角度θ内に対象物が存在しない場合、その方向に対する次候補対象物は選出されず、強調表示もされない。図7では、フォーカス表示が文字列「テレビ」404oに加えられており、文字列「自動車」404m、「掲示板」404nがそれぞれ、上、右方向の次候補選択物として選択され、強調表示されている。左、下方向については、次候補対象物は算出および、強調表示されていない。この場合、次候補が算出されていない方向にフォーカス表示移動キーを入力した場合、フォーカス表示は移動しない。
【0033】
<実施の形態2>
図8は実施の形態2の説明図である。図8はある時点でのディスプレイ装置103の画面表示を表している。本実施の形態では、処理の手順は実施の形態1と同様である。ステップS205における処理の内容が実施の形態1と異なる。本実施の形態では、ステップS205における強調表示として、次候補対象物を反転表示することを特徴とする。図8では、次候補対象物、文字列「ニュース」404h、「今日のお勧め」404e、「旅行」404f、「転職」404gが、ステップS205において反転表示されている。
【0034】
本実施の形態では、反転表示するため、次候補対象物の予測が容易である。
【0035】
<実施の形態3>
図9は実施の形態3の説明図である。図9はある時点でのディスプレイ装置103の画面表示を表している。本実施の形態では、処理の手順は実施の形態1と同様である。ステップS205における処理の内容が実施の形態1と異なる。本実施の形態では、ステップS205における強調表示として、次候補対象物を太字で表示することを特徴とする。図9では、次候補対象物、文字列「ニュース」404h、「今日のお勧め」404e、「旅行」404f、「転職」404gが、ステップS205において太字で表示されている。
【0036】
本実施の形態では、太字で表示するため、次候補対象物の予測が容易である。
【0037】
<実施の形態4>
実施の形態4における情報処理装置では、処理の手順は実施の形態1と同様である。ステップS205における処理の内容が実施の形態1と異なる。本実施の形態では、ステップS205における強調表示として、次候補対象物の色を変えて表示することを特徴とする。
【0038】
本実施の形態では、色を変えて表示するため、次候補対象物の予測が容易である。
【0039】
上記の実施の形態1から4における情報処理装置では、4方向のフォーカス表示移動キーであったが、ジョイスティックやテンキーのような多方向の入力装置を備えた情報処理装置においても本発明は適用可能である。なお、フォーカス表示移動キーを上方向に操作したが、他の方向に操作しても同様の効果が得られる。
【0040】
以上、実施の形態1から4で説明したように、本発明における入力ガイド表示方法では、フォーカス移動時に、次の移動先を決定し、あらかじめ印となる表示を施しておくことにより、入力前にフォーカス表示の移動先が予測可能となる。
【0041】
<実施の形態5>
図10は、本発明の入力ガイド表示方法を用いた情報処理装置の実施の形態5の構成を表すブロック図である。入力装置101に次候補変更キー1001が備わっており、次候補変更キー1001の入力があった場合に、入力部106が次候補対象物算出部108へ通知する手段を有する点が、実施の形態1から4における構成図である図1と異なる。
【0042】
図11は、実施の形態5における処理の手順を示すフローチャートである。次候補変更キー1001の入力に対する処理S1101が図2のフローチャートと異なる。本実施例における処理の手順では、次候補変更キー1001の入力検出ステップS1101において、次候補変更キー1001の入力があると、次候補対象物算出部108が、現在の次候補対象物の算出時とは異なる算出方法を用いて、次候補対象物を再計算し(S204)、次候補対象物表示部109が再表示する(S205)。
【0043】
実施の形態5の説明図である図12について説明する。図12はディスプレイ装置103に表示された画面の一例である。画面上の読点で区切られた文字列およびSearchボタン401はそれぞれ選択可能な対象物であり、現在、文字列「今日のお勧め」404eにフォーカス表示(矩形)402が加えられ、選択されている。また、次候補対象物として文字列「就職」404a、「株価」404b、「自動車」404c、「地図」404dが選ばれており、それぞれ矢印図形403a、403b、403c、403dが重ねて表示されている。
【0044】
この状態から次候補変更キー1001が入力されると、再計算によって次候補対象物として文字列「就職」404g、「掲示板」404i、「政治」404j、「教育」404kが選ばれ(S204)、それらの対象物に重なるように矢印図形403a、403b、403c、403dが表示される(図13)。
【0045】
以上のように、実施の形態5では、次候補対象物が所望の対象物でない場合、次候補変更キーの入力によって次候補対象物を変更することが可能である。
【0046】
<実施の形態6>
本発明は、図14に示すように、対象物が帳票のように利用者からの文字入力を受け付ける入力欄である場合も適用可能である。本実施の形態では、該文字入力用対象物を扱う情報処理装置の実施例を示す。図14は、本実施の形態の情報処理装置における表示画面の一例である。表示画面上の下線部1401〜1407は、利用者が文字を入力するための入力欄であり、各入力欄には項目名を表す文字列が付加されている。現在、項目名「オプション」の入力欄1404にフォーカス表示402が加えられている。次候補対象物として、入力欄1402、1406、1405が算出されており、強調表示としてそれぞれ、矢印図形403a、403b、403dが重ねて表示されている。これらは、フォーカス表示移動の入力があった場合に移動する先の入力欄を示しているため、移動先が予測しやすい。
【0047】
図15は、本発明の入力ガイド表示方法を用いた情報処理装置の実施の形態6の構成を表すブロック図である。利用者が文字入力やフォーカス表示の移動などの指示を行う入力装置1501と、演算装置102からの指示に基づき情報を表示するディスプレイ装置103が、演算装置102に接続されている。演算装置102は、入力装置1501からの入力を受け付ける入力部106、文字入力に対して文字の表示処理を行う文字入力部1502、フォーカスの移動処理を行うフォーカス表示移動部107、次入力に対するフォーカス表示の移動先の対象物(次候補対象物)を算出する次候補対象物算出部108、次候補対象物に強調表示処理を行う次候補対象物表示部109、各部からの表示指示をディスプレイ装置103に伝える表示部110からなる。
【0048】
図16は、本実施の形態における処理の手順を表すフローチャートである。本実施の形態6における情報処理装置では、ディスプレイ装置の画面上に、文字入力のための対象物(入力欄)が複数存在し、これらに対して利用者が文字を入力装置1501を用いて入力することによって処理が進む。入力部106は入力装置1501からの入力を待つ。入力があると、それが文字入力であるか、フォーカス表示移動の指示であるかを判断する(S1601、S1602)。入力が文字入力であった場合、文字入力部1502が文字入力処理を行い(S1603)、表示部110に指示して、現在フォーカス表示のある入力欄に対して文字を表示したのち(S1604)、S1601へ戻る。入力がフォーカス表示移動の指示であった場合、フォーカス表示移動部107は、入力方向に対応する次候補対象物である入力欄へのフォーカス表示の移動を表示部110に指示して、フォーカス表示を移動するとともに、次候補対象物算出部108にフォーカス表示の移動を伝える。次候補対象物算出部108は次候補対象物を算出し、次候補対象物表示部109が、表示部110を通じて算出された次候補対象物(入力欄)に対して強調表示を行ったのち(S205)、S1601に戻る。
【0049】
以上説明したように、本発明を適用することにより、入力欄のフォーカス表示移動をスムーズに行うことができる。
【0050】
本実施の形態では、強調表示を入力欄に施したが、項目名の文字列に対して強調表示を行う方法も考えられる。また、強調表示の方法としては、実施の形態1から実施の形態4で説明したような方法も考えられる。
【0051】
【発明の効果】
本発明によると、操作キーによるフォーカス表示の移動において、移動先対象物を移動に先立って予測することが可能な入力ガイド表示方法を提供できる。
【0052】
本発明においては、操作キーの操作方向に対応して、フォーカス表示の移動先対象物の表示を他の対象物と異なる方法で表示することにより、対象物が不規則に並んでいる場合でもフォーカス表示の移動先がわかりやすく、意図しない対象物にフォーカス表示を移動してしまうことがなくなり、フォーカス表示のよりスムーズな移動を助ける。
【0053】
さらに、次候補の変更手段を備えることによって、所望のフォーカスへの移動を容易にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1から4における、情報処理装置の構成を表したブロック図である。
【図2】実施の形態1から4における、処理の手順を表したフローチャートである。
【図3】実施の形態1から4における、処理の手順を表したフローチャートである。
【図4】実施の形態1における、フォーカス表示移動前のディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図5】実施の形態1における、フォーカス表示移動後のディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図6】実施の形態1における、次候補対象物算出方法の説明図である。
【図7】実施の形態1における、ディスプレイ装置の画面表示の一例を表す図である。
【図8】実施の形態2における、ディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図9】実施の形態3における、ディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図10】実施の形態5における、情報処理装置の構成を表したブロック図である。
【図11】実施の形態5における、処理の手順を表したフローチャートである。
【図12】実施の形態5における、次候補変更キー入力前のディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図13】実施の形態5における、次候補変更キー入力後のディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図14】実施の形態6における、ディスプレイ装置の画面表示を表す図である。
【図15】実施の形態6における、情報処理装置の構成を表したブロック図である。
【図16】実施の形態6における、処理の手順を表したフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・入力装置
102・・・演算装置
103・・・ディスプレイ装置
104・・・フォーカス表示移動キー
105・・・実行キー
106・・・入力部
107・・・フォーカス表示移動部
108・・・次候補対象物算出部
109・・・次候補対象物表示部
110・・・表示部
1001・・・次候補変更キー
1501・・・入力装置
1502・・・文字入力部
Claims (4)
- 利用者からの入力を受け付ける入力装置と、利用者の操作により表示画面の作成および出力処理を行う演算装置と、該演算装置によって作成された画面を表示するディスプレイ装置と、該演算装置に、該入力装置からの入力信号を受け付ける入力部と、利用者の選択対象物を示すフォーカス表示を移動するフォーカス表示移動部と、利用者の操作により次に選択対象となる対象物を算出する次候補対象物算出部と、該フォーカス表示移動部が作成したフォーカス表示を加えた画面を該ディスプレイ装置に出力する表示部を備える情報処理装置において、
前記演算装置は、更に、前記次候補対象物算出部が選出した対象物を他の対象物と異なる方法で表示する次候補対象物表示部を備え、
前記演算装置は、画面上に選択対象物を示すフォーカスを表示し、該選択対象物に対する次候補対象物を算出し、該算出した次候補対象物に前記入力装置上のキーの入力方向に対応する図形を重ねて表示し、該キーの入力方向が押された場合、該キーの入力方向に対応する図形が重ねられた次候補対象物にフォーカス表示を移動させることを特徴とする入力ガイド表示方法。 - 請求項1記載の入力ガイド表示方法において、
前記次候補対象物算出部は、フォーカスを表示した前記選択対象物に対して、次候補対象物が存在しないときは、該次候補対象物を選出しないことを特徴とする入力ガイド表示方法。 - 請求項1記載の入力ガイド表示方法において、
前記次候補対象物算出部は、算出手段を複数保持し、利用者からの入力により、ある算出手段から別の算出手段へ変更して、前記次候補対象物を再算出することを特徴とする入力ガイド表示方法。 - 請求項1記載の入力ガイド表示方法において、
前記演算装置は、フォーカスを表示した前記選択対象物に対して、利用者からの文字入力を受け付けることが可能なことを特徴とする入力ガイド表示方法。
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JP2001175390A (ja) | 2001-06-29 |
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