JP5521860B2 - カーソル選択型入力装置、カーソル選択方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

カーソル選択型入力装置、カーソル選択方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、表示装置に表示された複数の選択対象物をカーソルにより選択するカーソル選択型入力装置、カーソル選択方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。更に、かかるナビゲーション装置では、自車の現在位置の周辺にある施設を検索したり、検索した施設を目的地に設定して目的地までの経路を案内することも行われている。
ここで、上記ナビゲーション装置では、施設の検索を行う場合に、名称、住所、電話番号等の検索条件をナビゲーション装置に入力する必要がある。そして、基本的にキーボードやテンキー等の直接に文字や数字を入力する為の装置を有さないナビゲーション装置では、文字や数字を入力する際に、画面上に複数表示された選択対象物(文字列、数字列など)から所望の選択対象物を選択し、選択された選択対象物に対応する文字や数字を入力することが行われる。また、選択対象物の選択は、タッチパネルにより選択対象物を直接選択することも可能であるが、十字キー等の方向を指示するキー(以下、方向キーという)によって選択対象物を指し示す印(カーソル)を移動させて選択対象物を選択することが行われている。
また、上記ナビゲーション装置以外にも、キーボードやテンキー等の直接に文字や数字を入力する為の装置を有さない装置(例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、一部の携帯電話機、携帯型音楽プレイヤ等)でも同様のことが行われている。また、キーボード等を有するパーソナルコンピュータや携帯電話機においても、例えばインターネット画面上においてハイパーリンクを選択する際には、同様に方向キーによってカーソルを移動させて表示されたハイパーリンクを選択することが行われている。
ここで、方向キーによってカーソルを移動させて選択対象物を選択する場合には、ユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが困難な場合がある。例えば、選択対象物が画面上に不規則に並んでいる場合には、カーソルの移動方向が一定でなく、ユーザは、方向キーを操作したときに次にカーソルによってどの選択対象物が選択されるのかについて予測し難いという問題点がある。そこで、例えば特許第3858542号公報には、方向キーによってカーソルの移動方向が入力された場合に、現在選択されている選択対象物から入力された方向の所定角度範囲内に位置する選択対象物の内、中心点間の距離が最も短い選択対象物を次にカーソルで選択する選択対象物として特定する技術について記載されている。
特許第3858542号(第4頁〜第5頁、図6)
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を選択することができない場合があった。
以下に、具体例を用いて説明する。
例えば、図12に示すようにAボタン102〜Eボタン106が不規則に配置され、現在、カーソル101によってAボタン102が選択されている状態で、ユーザがAボタン102の右方向に位置するEボタン106をカーソル101で選択することを希望する場合について説明する。Eボタン106はAボタン102に対して上下方向に略同一の位置に配置されているので、ユーザは方向キーによりカーソル101を右方向に移動させる指示のみを連続で入力することによって、Eボタン106が選択されることを直感的に認識しているのが一般である。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、Aボタン102→Bボタン103→Cボタン104の順にカーソル101で選択された後において、Cボタン104の中心からDボタン105の中心までの距離L1と、Cボタン104の中心からEボタン106の中心までの距離L2とを比較した場合に、L1の方が短いので、特許文献1に記載の技術ではCボタン104の次にDボタン105がカーソル101によって選択されることとなる。
即ち、Eボタン106はAボタン102の右方向にあるにもかかわらず、方向キーによりEボタン106のある右方向へのカーソル101の移動指示を連続で入力しても、ユーザの選択操作に直感的に合致するEボタン106をカーソル101で選択することができない結果となる。その場合にカーソル101でEボタン106を選択するためには、Dボタン105が選択された後に、更にユーザは方向キーによりカーソル101を下方向に移動させる指示を入力しなればならず、カーソル101による選択対象物の選択操作を複雑化することとなっていた。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、カーソルの移動方向が同一方向へ連続して入力された場合に、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することを可能としたカーソル選択型入力装置、カーソル選択方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係るカーソル選択型入力装置(1)は、カーソル(64)により選択される複数の選択対象物(61〜63)を表示装置(15)に表示する表示手段(42)と、前記カーソルの移動方向を入力する方向入力手段(43)と、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力手段によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定手段(44)と、前記第2選択対象物特定手段によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動手段(45)と、前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定手段(46)と、を有し、前記第2選択対象物特定手段は、前記連続入力判定手段により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸(71)を設定し、前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定手段によって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定手段と、前記第2選択対象物推定手段によって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更手段と、を有することを特徴とする。
また、請求項2に係るカーソル選択型入力装置(1)は、前記第2選択対象物推定手段及び前記推定表示態様変更手段に代えて、前記第2選択対象物特定手段によって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更手段を有することを特徴とする。
尚、「カーソル」とは、矢印、マークの他、選択対象物を囲う枠や選択対象物の色を変更する手段等も含み、選択された選択対象物を他の選択対象物と識別可能とするものであれば何でも良い。
また、「連続入力」とは、例えば、移動方向を入力する為のキー部分が所定時間以上(例えば1sec以上)継続して押下されることや、移動方向を入力する為のキー部分が所定間隔以内(例えば0.5sec以内)で連続して押下(入力)されること等が該当する。
また、請求項に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項1又は請求項2に記載のカーソル選択型入力装置において、前記第2選択対象物特定手段(44)は、前記基準軸(71)上に仮想選択対象物(73)を設定し、前記仮想選択対象物に基づいて前記第2選択対象物を特定することを特徴とする。
また、請求項に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項に記載のカーソル選択型入力装置において、前記第2選択対象物特定手段(44)は、前記基準軸(71)と前記方向入力手段(43)によって入力された前記カーソル(64)の移動方向と直交して前記第1選択対象物を通過する直交軸(72)との交差点上に仮想選択対象物(73)を設定することを特徴とする。
また、請求項に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項又は請求項に記載のカーソル選択型入力装置において、前記仮想選択対象物(73)は、前記方向入力手段(43)によって入力された前記カーソル(64)の移動方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記基準選択対象物の前記第2方向の両端部から前記第1方向へ延長した各線と、前記第1選択対象物の前記第1方向の両端部から前記第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に設定されることを特徴とする。
また、請求項に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項又は請求項に記載のカーソル選択型入力装置において、前記仮想選択対象物(73)は、前記第1選択対象物と同一形状に設定されることを特徴とする。
また、請求項7に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項3乃至請求項6のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置において、前記第2選択対象物特定手段(44)は、前記方向入力手段(43)によって入力された前記カーソル(64)の移動方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記表示装置(15)に表示される複数の前記選択対象物(61〜63)の内、前記第2選択対象物の候補となる複数の候補選択対象物について、前記第1方向における前記仮想選択対象物(73)と前記候補選択対象物との間の距離である第1距離と前記第2方向における前記仮想選択対象物と前記候補選択対象物との間の距離である第2距離とをそれぞれ算出し、前記第1距離と前記第2距離とに基づいて、複数の前記候補選択対象物から前記第2選択対象物を特定することを特徴とする。
また、請求項8に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置において、前記カーソル(64)の同一方向への連続入力が中断されたか否か判定する中断判定手段(47)を有し、前記第2選択対象物特定手段(44)は、前記中断判定手段により前記カーソルの同一方向への連続入力が中断されたと判定された場合に、設定された前記基準軸(71)を解除することを特徴とする。
また、請求項9に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項8に記載のカーソル選択型入力装置において、前記中断判定手段(47)は、前記連続入力が開始された方向と異なる方向であって前記連続入力が開始された方向の逆方向以外の方向が、前記方向入力手段(43)により入力された場合に、前記カーソル(64)の同一方向への連続入力が中断されたと判定することを特徴とする。
また、請求項10に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項1乃至請求項のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置において、前記第1方向及び前記第2方向は、前記表示装置(15)における上下方向又は左右方向であることを特徴とする。
また、請求項11に係るカーソル選択型入力装置(1)は、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置において、前記選択対象物(61〜63)は、前記表示装置(15)に表示された入力ボタン又はハイパーリンクであることを特徴とする。
また、請求項12に係るカーソル選択方法は、カーソル(64)により選択される複数の選択対象物(61〜63)を表示装置(15)に表示する表示ステップと、前記カーソルの移動方向を入力する方向入力ステップと、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力ステップによって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定ステップと、前記第2選択対象物特定ステップによって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動ステップと、前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定ステップと、を有し、前記第2選択対象物特定ステップは、前記連続入力判定ステップにより前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸(71)を設定し、前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定ステップによって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定ステップと、前記第2選択対象物推定ステップによって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更ステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項13に係るカーソル選択方法は、前記第2選択対象物推定ステップ及び前記推定表示態様変更ステップに代えて、前記第2選択対象物特定ステップによって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更ステップを有することを特徴とする。
更に、請求項14に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、カーソル(64)により選択される複数の選択対象物(61〜63)を表示装置(15)に表示する表示機能と、前記カーソルの移動方向を入力する方向入力機能と、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力機能によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定機能と、前記第2選択対象物特定機能によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル
移動機能と、前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定機能と、を実行させるコンピュータプログラムであって、前記第2選択対象物特定機能は、前記連続入力判定機能により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定機能によって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定機能と、前記第2選択対象物推定機能によって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更機能と、を更に実行させることを特徴とする。
また、請求項15に係るコンピュータプログラムは、前記第2選択対象物推定機能及び前記推定表示態様変更機能に代えて、前記第2選択対象物特定機能によって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更機能を実行させることを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に記載のカーソル選択型入力装置によれば、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、基準軸に基づいて次にカーソルで選択する選択対象物である第2選択対象物を特定するので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物の位置が基準軸に対して大きく外れることが無い。従って、選択される選択対象物の移り変わる方向がユーザの意図する方向から大きくズレることなく、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数以上継続して行ったと仮定した場合に、カーソルによって将来的に選択されると予測される選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するので、同一方向への連続入力を継続して行った場合に将来的に選択される選択対象物をユーザに容易に把握させることが可能となる。
一方、請求項2に記載のカーソル選択型入力装置によれば、特定された第2選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するので、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、連続入力中にカーソルにより選択された選択対象物の履歴を容易に識別することが可能となる。
また、請求項に記載のカーソル選択型入力装置によれば、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、基準軸上に設定した仮想選択対象物に基づいて次にカーソルで選択する第2選択対象物を特定するので、基準軸を用いつつも選択対象物間の比較によって第2選択対象物を特定することができる。従って、第2選択対象物の特定に係る処理を容易化することが可能となる。
また、請求項に記載のカーソル選択型入力装置によれば、基準軸と、カーソルの移動方向と直交して第1選択対象物を通過する直交軸との交差点上に仮想選択対象物を設定するので、仮想選択対象物を適切な第2選択対象物を選択する為の位置に設定することが可能となる。従って、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物が基準軸に対して大きく外れることが無い。
また、請求項に記載のカーソル選択型入力装置によれば、基準選択対象物の第2方向の両端部を第1方向へ延長した各線と、第1選択対象物の第1方向の両端部を第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に仮想選択対象物を設定するので、仮想選択対象物を適切な第2選択対象物を選択する為の位置及び形状に設定することが可能となる。従って、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物が基準軸に対して大きく外れることが無い。
また、請求項に記載のカーソル選択型入力装置によれば、仮想選択対象物は第1選択対象物と同一形状に設定されるので、仮想選択対象物を適切な第2選択対象物を選択する為の形状に設定することが可能となる。従って、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物が基準軸に対して大きく外れることが無い。
また、請求項7に記載のカーソル選択型入力装置によれば、方向指示手段によって指示されたカーソルの移動方向を第1方向とし、第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、第1方向における現在カーソルで選択されている選択対象物である第1選択対象物と次の選択候補となる選択対象物である候補選択対象物との距離と、第2方向における第1選択対象物と候補選択対象物との距離と、に基づいて、次にカーソルで選択する選択対象物である第2選択対象物を特定するので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、請求項8に記載のカーソル選択型入力装置によれば、カーソルの同一方向への連続入力が中断された場合に、設定された基準軸を解除するので、連続入力が中断された後においては、新たに入力されたカーソルの移動方向に基づいてユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、請求項9に記載のカーソル選択型入力装置によれば、連続入力が開始された方向と異なる方向であって且つ該方向の逆方向以外の方向が入力された場合に、カーソルの同一方向への連続入力が中断されたと判定するので、ユーザが連続入力の回数を間違えて、カーソルが希望する選択対象物を行き過ぎてしまった場合において、カーソルを連続入力が開始された側へと戻す為の入力操作を行った場合でも、選択される第2選択対象物が基準軸から大きく外れることが無い。
また、請求項10に記載のカーソル選択型入力装置によれば、第1方向及び第2方向は、表示装置における上下方向又は左右方向であるので、カーソルによる選択対象物の選択操作を容易に行わせることが可能となる。また、指示されたカーソルの移動方向を特定し易くなるので、入力されたカーソルの移動方向に基づく適切な基準軸を設定可能であり、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物以外の選択対象物が選択される虞を低減させることが可能となる。
また、請求項11に記載のカーソル選択型入力装置によれば、選択対象物が表示装置に表示された入力ボタンであるので、キーボードやテンキー等の直接に文字や数字を入力する為の装置を有さない装置において、文字や数字を入力する際に適用することが可能となる。また、選択対象物が表示装置に表示されたハイパーリンクであるので、キーボード等を有するパーソナルコンピュータや携帯電話機においても、インターネット画面上においてハイパーリンクを選択する際に適用することが可能となる。
また、請求項12に記載のカーソル選択方法によれば、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、基準軸に基づいて次にカーソルで選択する第2選択対象物を特定するので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物の位置が基準軸に対して大きく外れることが無い。従って、選択される選択対象物の移り変わる方向がユーザの意図する方向から大きくズレることなく、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数以上継続して行ったと仮定した場合に、カーソルによって将来的に選択されると予測される選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するので、同一方向への連続入力を継続して行った場合に将来的に選択される選択対象物をユーザに容易に把握させることが可能となる。
一方、請求項13に記載のカーソル選択方法によれば、特定された第2選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するので、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、連続入力中にカーソルにより選択された選択対象物の履歴を容易に識別することが可能となる。
更に、請求項14に記載のコンピュータプログラムによれば、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、基準軸に基づいて次にカーソルで選択する第2選択対象物を特定させるので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物の位置が基準軸に対して大きく外れることが無い。従って、選択される選択対象物の移り変わる方向がユーザの意図する方向から大きくズレることなく、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数以上継続して行ったと仮定した場合に、カーソルによって将来的に選択されると予測される選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示させるので、同一方向への連続入力を継続して行った場合に将来的に選択される選択対象物をユーザに容易に把握させることが可能となる。
一方、請求項15に記載のコンピュータプログラムによれば、特定された第2選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示させるので、カーソルの移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、連続入力中にカーソルにより選択された選択対象物の履歴を容易に識別することが可能となる。
本実施形態に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 ナビゲーションECUの構成を示した図である。 液晶ディスプレイに表示される文字入力画面の一例を示した図である。 本実施形態に係る検索文字列入力処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係るカーソル選択処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。 基準軸の設定例について説明する図である。 仮想選択対象物の設定例について説明する図である。 従来技術における第2選択対象物の特定例について説明する図である。 本発明における第2選択対象物の特定例について説明する図である。 第2選択対象物の表示態様を変更させた例について説明した図である。 推定される第2選択対象物の表示態様を変更させた例について説明した図である。 従来の技術において、カーソルで選択対象物を選択する際の問題点について説明した図である。
以下、本発明に係るカーソル選択型入力装置をナビゲーション装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1を用いて説明する。図1は本実施形態に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置1は、ナビゲーション装置1が搭載された車両の現在位置を検出する現在位置検出部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU13と、ユーザからの操作を受け付ける操作部14と、ユーザに対して車両周辺の地図や後述の文字入力画面を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、プログラムを記憶した記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ17と、プローブセンタやVICSセンタ等の情報センタとの間で通信を行う通信モジュール18と、から構成されている。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部11は、GPS21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ22は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU13に出力する。そして、ナビゲーションECU13は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記5種類のセンサをナビゲーション装置1が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置1が備える構成としても良い。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された地図情報DB31や所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部12をハードディスクの代わりにメモリーカードにより構成しても良い。
ここで、地図情報DB31は、例えば、道路(リンク)に関するリンクデータ、ノード点に関するノードデータ、施設に関する施設データ、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等が記憶された記憶手段である。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)13は、図2に示すように目的地が選択された場合に出発地から目的地までの案内経路を設定する案内経路設定手段41、選択された選択対象物を他の選択対象物と識別する手段(以下、カーソルという)により選択される対象となる複数の選択対象物(例えば、文字や数字を入力する為の入力ボタン)を液晶ディスプレイ15に表示する表示手段42、カーソルの移動方向を入力する方向入力手段43、カーソルの移動方向が入力された場合に、カーソルにより現在選択されている選択対象物(以下、第1選択対象物という)と入力されたカーソルの移動方向とに基づいて、カーソルによって次に選択される選択対象物(以下、第2選択対象物という)を特定する第2選択対象物特定手段44と、特定された第2選択対象物をカーソルにより選択するカーソル移動手段45、カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定手段46、カーソルの同一方向への連続入力が中断されたか否か判定する中断判定手段47、第2選択対象物特定手段44によって特定された第2選択対象物を他の選択対象物と異なる表示態様で液晶ディスプレイ15に表示する履歴表示態様変更手段48等を構成し、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットである。そして、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラムのほか、後述の検索文字列入力処理プログラム(図4参照)等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。
操作部14は、施設の検索を行う際や走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)から構成される。そして、ナビゲーションECU13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。また、操作部14としては、特に十字キー等の方向を指示するキー(以下、方向キー19という)を備える。方向キー19は、例えば、文字や数字の入力画面においてカーソルを移動させる方向を入力するのに用いられ、カーソルを移動させることによって液晶ディスプレイ15に表示された複数の選択対象物(文字や数字を入力する為の入力ボタン)から選択する選択対象物を変更することが可能となる。また、本実施形態の方向キー19は、特に液晶ディスプレイ15の表示画面における上下左右の4方向を入力可能なキーとする。尚、カーソルによる選択対象物の選択方法に関しては後に詳細に説明する。尚、操作部14は液晶ディスプレイ15の前面に設けたタッチパネルによって構成することもできる。
また、液晶ディスプレイ15には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの走行予定経路、走行予定経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。また、施設検索を行った場合に検索された施設に関する情報を表示する際にも用いられる。また、ナビゲーション装置1において例えば目的地設定の為に施設の検索を行う場合であって、名称、電話番号、住所等の条件を入力することによって目的地を検索する場合には、文字入力画面60が表示される。ここで、図3は液晶ディスプレイ15に表示される文字入力画面60の一例を示した図である。尚、図3に示す文字入力画面60は、特に検索条件として施設の名称をかなで入力する為の文字入力画面60を示す。
図3に示すように、文字入力画面60には、選択対象物である文字入力ボタン61、修正ボタン62、完了ボタン63と、選択された選択対象物を他の選択対象物と識別可能に示すカーソル64と、現在までに入力された文字を表示する文字表示部65と、現在までに入力された文字に該当する施設の件数を示す施設件数表示部66とから基本的に構成される。
ここで、文字入力ボタン61は50音の“かな”の各音に対応するボタンによって構成され、例えば、「あ」が表示されたボタンがカーソル64によって選択されて決定される(例えば、操作部14に配置された決定キーが押下される)と、「あ」の文字が文字表示部65に入力されることとなる。また、文字入力ボタン61は、現在までに入力された文字と地図情報DB31に記憶された施設情報とに基づいて、入力対象外と判断された文字に対応するボタンについてはトーンダウンされて表示され、カーソル64によって選択不可能に構成される。ここで、入力不要と判断される文字とは、現在入力されている文字と組合せた文字列について、該当する施設の名称が施設情報として地図情報DB31に記憶されていない場合である。例えば、図3に示す例では、「ひ」、「を」、「ゃ」、「ゅ」、「ょ」がトーンダウンされて表示されており、現在までに入力されている「あゆ」と組み合わせた文字列(例えば「あゆひ」や「あゆを」)を名称に含む施設が施設情報として地図情報DB31に記憶されていないことを示す。また、修正ボタン62は、既に文字表示部65に入力された文字を削除する際に選択されるボタンである。また、完了ボタン63は、現在までに文字表示部65に入力された文字列を名称に含む施設の一覧を液晶ディスプレイ15に表示する際に選択されるボタンである。
また、文字入力画面60に表示されるカーソル64は、方向キー19によって移動可能に構成されている。従って、例えば、ユーザが現在カーソル64によって選択されている選択対象物(図3に示す例では「ゆ」の文字入力ボタン61)の右方向に位置する選択対象物を次に選択することを希望する場合には、方向キー19によって右方向を指示する。その結果、カーソル64は現在の位置から右方向に移動することとなり、次は「み」の文字入力ボタン61がカーソル64によって選択されることとなる。同様に、方向キー19によって左方向が指示された場合には、カーソル64は現在の位置から左方向に移動することとなり、次は「り」の文字入力ボタン61がカーソル64によって選択されることとなる。また、方向キー19によって上方向が指示された場合には、カーソル64は現在の位置から上方向に移動することとなり、次は「や」の文字入力ボタン61がカーソル64によって選択されることとなる。また、方向キー19によって下方向が指示された場合には、カーソル64は現在の位置から下方向に移動することとなり、次は「よ」の文字入力ボタン61がカーソル64によって選択されることとなる。
尚、選択対象物の配置と方向キー19により指示された方向の組合せによっては、次にカーソル64で選択される選択対象物の候補が複数存在する場合もある。そのような場合については、例えばカーソル64により現在選択されている選択対象物とカーソル64によって次に選択される候補となる選択対象物(候補選択対象物)との間の距離を候補選択対象物毎に比較し、次に選択される選択対象物を特定する。
また、方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合には、後述のように連続入力が開始された選択対象物の表示位置を原点とし、入力されたカーソル64の移動方向へと延出する基準軸を設定し、設定された基準軸に基づいて次に選択される選択対象物を特定する。尚、連続入力とは、例えば、方向キー19において方向の指示を入力する為のキー部分が所定時間以上(例えば1sec以上)継続して押下されることや、方向キー19において方向の指示を入力する為のキー部分が所定間隔以内(例えば0.5sec以内)で連続して押下されること等が該当する。尚、詳細については後述する。
また、スピーカ16は、ナビゲーションECU13からの指示に基づいて走行予定経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。また、施設検索を行った場合に検索された施設に関する情報を出力する際にも用いられる。
また、DVDドライブ17は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて地図情報DB31の更新等が行われる。
また、通信モジュール18は、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタやプローブセンタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
続いて、前記構成を有するナビゲーション装置1においてCPU51が実行する検索文字列入力処理プログラムについて図4に基づき説明する。図4は本実施形態に係る検索文字列入力処理プログラムのフローチャートである。ここで、検索文字列入力処理プログラムは、ナビゲーション装置1のメニュー画面において施設の名称検索や住所検索等を行う操作を受け付けた場合に実行され、カーソル64を操作することによって液晶ディスプレイ15に表示された文字入力画面60(図3)中の選択対象物(文字入力ボタン61、修正ボタン62、完了ボタン63等)を選択し、文字の入力を行うプログラムである。尚、以下の図4及び図5にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーション装置1が備えているRAM52やROM53に記憶されており、CPU51により実行される。
先ず、検索文字列入力処理プログラムではステップ(以下、Sと略記する)1において、CPU51は、文字入力画面60を表示する。尚、文字入力画面60は、既に図3を用いて説明したように、選択対象物である文字入力ボタン61、修正ボタン62、完了ボタン63や各種選択対象物の内から選択する選択対象物を指し示す印であるカーソル64が含まれている。
次に、S2においてCPU51は、操作部14に含まれる方向キー19が押下されたか否か判定する。尚、方向キー19は、前述したように文字入力画面60においてカーソル64を移動させる方向(液晶ディスプレイ15の表示画面における上下左右のいずれか)を入力するのに用いられる。
そして、操作部14に含まれる方向キー19が押下されたと判定された場合(S2:YES)には、S3へと移行する。一方、方向キー19が押下されていないと判定された場合(S2:NO)には、S4へと移行する。
S3においてCPU51は、後述のカーソル選択処理(図5)を行う。カーソル選択処理では、方向キー19によって入力されたカーソル64の移動方向と、現在カーソルによって選択されている選択対象物(文字入力ボタン61、修正ボタン62、完了ボタン63等)とに基づいて、次にカーソル64によって選択する選択対象物を特定して、特定された選択対象物にカーソル64を移動させる処理である。
次に、S4においてCPU51は、操作部14に含まれる決定キーが押下されたか否か判定する。
そして、操作部14に含まれる決定キーが押下されたと判定された場合(S4:YES)には、S5へと移行する。一方、決定キーについても押下されていないと判定された場合(S4:NO)には、S2へと戻る。
S5においてCPU51は、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)が文字を入力する為の文字入力ボタン61であるか否か判定する。
そして、カーソル64によって選択されている選択対象物が文字入力ボタン61であると判定された場合(S5:YES)には、カーソル64によって選択されている文字入力ボタン61に対応する文字(例えば、「あ」が表示された文字入力ボタン61では「あ」の文字)を入力する(S6)。尚、入力された文字は文字表示部65に表示される。その後、S2へと戻る。
それに対して、カーソル64によって選択されている選択対象物が文字入力ボタン61でないと判定された場合(S5:NO)には、続いて、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)が入力された文字を修正する為の修正ボタン62であるか否か判定する(S7)。
そして、カーソル64によって選択されている選択対象物が修正ボタン62であると判定された場合(S7:YES)には、現在入力されている文字を一文字分削除する(S8)。その後、S2へと戻る。
それに対して、カーソル64によって選択されている選択対象物が修正ボタン62でないと判定された場合(S7:NO)には、続いて、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)が検索を完了する為の完了ボタン63であるか否か判定する(S9)。
そして、カーソル64によって選択されている選択対象物が完了ボタン63であると判定された場合(S9:YES)には、現在までに入力された文字列を名称に含む施設の情報を地図情報DB31から抽出し、抽出した施設の一覧を液晶ディスプレイ15に表示する(S10)。その後、当該検索文字列入力処理プログラムを終了する。
それに対して、カーソル64によって選択されている選択対象物が完了ボタン63でもないと判定された場合(S9:NO)には、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物に対応する他の処理を行う(S11)。その後、S2へと戻る。
次に、上記S3のカーソル選択処理のサブ処理について図5に基づき説明する。図5はカーソル選択処理のサブ処理プログラムのフローチャートである。
先ず、S21においてCPU51は、受け付けた方向キー19の操作がカーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するものであるか否か判定する。尚、連続入力とは、例えば、方向キー19において方向の指示を入力する為のキー部分が所定時間以上(例えば1sec以上)継続して押下されることや、方向キー19において方向の指示を入力する為のキー部分が所定間隔以内(例えば0.5sec以内)で連続して押下されること等が該当する。
また、方向の指示を入力する為のキー部分が所定間隔以内で連続して押下された場合であっても、押下された方向が連続入力の開始された方向と異なる方向(例えば、右方向の連続入力が行われていた状態で所定間隔内に連続して下方向を押下)である場合には、基本的に同一方向の連続入力は中断したと判定され、受け付けた方向キー19の操作は、カーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するものでないと判定する。但し、該異なる方向が連続入力の開始された方向の逆方向(例えば、右方向の連続入力が行われていた状態で所定間隔内に連続して左方向を押下)である場合には、例外的に同一方向の連続入力は中断していないと判定され、受け付けた方向キー19の操作は、カーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するものであると判定する。その結果、ユーザが連続入力の回数を間違えて、カーソル64が希望する選択対象物を行き過ぎてしまった場合において、カーソル64を連続入力が開始された側へと戻す為の入力操作を行った場合でも、選択される第2選択対象物が基準軸から大きく外れることが無い。
そして、受け付けた方向キー19の操作がカーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するものであると判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。一方、受け付けた方向キー19の操作がカーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するもので無いと判定された場合、即ち、単独でカーソル64の移動方向を入力するものである場合や、実施されていた同一方向の連続入力が中断されて新たに移動方向が入力されたものである場合(S21:NO)には、S32へと移行する。
次に、S22においてCPU51は、受け付けた方向キー19の操作に基づいて、入力されたカーソル64の移動方向を取得する。例えば、方向キー19の右方向が押下された場合には、入力されたカーソル64の移動方向を右方向として取得する。
続いて、S23においてCPU51は、既に基準軸が設定されているか否か判定する。ここで、基準軸とは連続入力が開始された選択対象物(以下、基準選択対象物という)の表示位置を原点とし、入力されたカーソル64の移動方向(以下、第1方向という)へと延出する軸である。例えば、図6に示すように連続入力が開始された基準選択対象物が「ゆ」の文字入力ボタン61であって、その連続入力が液晶ディスプレイ15の右方向への連続入力である場合には、「ゆ」の文字入力ボタン61の表示位置を原点とし、右方向へと延出する基準軸71が設定される。
そして、基準軸が設定されていないと判定された場合(S23:NO)、即ち、連続入力が新たに開始された場合には、基準軸を設定する(S24)。尚、その場合には、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)が連続入力の開始された基準選択対象物となり、第1方向へと延出する基準軸が設定される。また、前記S24で設定された基準軸はRAM52等に記憶される。その後、S26へと移行する。
一方、基準軸が既に設定されていると判定された場合(S23:YES)、即ち、連続入力が継続して行われている場合には、現在設定されている基準軸をRAM52等から読み出すことによって取得する(S25)。尚、前記S25で取得される基準軸は、現在継続して行われている同一方向への連続入力が開始された際に前記S24で設定されたものであり、連続入力の開始された基準選択対象物の表示位置を原点として設定されている。その後、S26へと移行する。
S26においてCPU51は、前記S24で設定された基準軸、又は前記S25で取得された基準軸に基づいて仮想選択対象物を設定する。ここで、仮想選択対象物は、現在カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)の次にカーソル64によって選択する選択対象物(第2選択対象物)の候補となる選択対象物(候補選択対象物)から第2選択対象物を特定する為に設定される仮想の選択対象物である。
そして、仮想選択対象物は、基準軸と、入力されたカーソルの移動方向(第1方向)と直交して第1選択対象物を通過する直交軸との交差点上に設定される。具体的には、第1方向に直交する方向を第2方向とすると、連続入力が開始された基準選択対象物の第2方向の両端部を第1方向へ延長した各線と、第1選択対象物の第1方向の両端部を第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に仮想選択対象物を設定する。また、仮想選択対象物の形状を第1選択対象物と同一形状とし、仮想選択対象物の中点が基準軸と直交軸との交差点上に位置するように設定しても良い。
以下に、上記仮想選択対象物の設定処理について具体例を挙げて説明する。
例えば、図7に示すように右方向への連続入力が開始された基準選択対象物が「ゆ」の文字入力ボタン61であって、「ひ」の文字入力ボタン61が選択不可能な状態である場合には、「ゆ」→「み」→「は」の順に文字入力ボタン61が選択される。そして、「は」の文字入力ボタン61が選択された時点で連続入力が継続している場合には、基準軸71と、第1方向と直交して第1選択対象物を通過する直交軸72との交差点上に仮想選択対象物73が設定される。
具体的には、連続入力が開始された「ゆ」の文字入力ボタン61の第2方向の両端部を第1方向へ延長した各線と、「は」の文字入力ボタン61の第1方向の両端部を第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に仮想選択対象物73は設定される。尚、図7に示す例では、各文字入力ボタン61はいずれも同形状であるので、仮想選択対象物73は各文字入力ボタン61と同じ形状に設定される。
次に、S27においてCPU51は、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)の次にカーソル64によって選択する選択対象物(第2選択対象物)の候補となる選択対象物(候補選択対象物)を特定する。尚、候補選択対象物としては、液晶ディスプレイ15に表示されている全ての選択対象物を特定しても良いし、液晶ディスプレイ15に表示されている選択対象物の内、第1選択対象物から所定距離以内(例えば表示画面幅の1/2内)に位置する選択対象物を特定しても良い。また、第1選択対象物を基準に、入力されたカーソル64の移動方向に位置する全ての選択対象物を特定しても良い。その後、S28の処理へと移行する。
続いて、S28においてCPU51は、第2選択対象物の候補となる候補選択対象物について、候補選択対象物毎に第1方向における仮想選択対象物と候補選択対象物との間の距離である第1距離を算出する。同様に、候補選択対象物毎に第2方向における仮想選択対象物と前記候補選択対象物との間の距離である第2距離を算出する。尚、第1距離及び第2距離は、各選択対象物の中点間の距離としても良いし、端部間の距離としても良い。また、候補選択対象物の表示位置と指定されたカーソル64の移動方向に基づいて、選択するのに不適当な候補選択対象物については除外しても良い。
続いて、S29においてCPU51は、前記S28で算出した第1距離と第2距離とに基づいて、各候補選択対象物の評価値を算出する。ここで、評価値は、候補選択対象物の第2選択対象物(次にカーソル64によって選択される選択対象物)としての適格性を判定する値であり、第1距離及び又は第2距離が短い程、小さい評価値を算出する。そして、算出される評価値が小さい程、該候補選択対象物の評価が高いと判定する。例えば、以下の式(1)により評価値を算出する。
第1端部間距離=hdist
第2端部間距離=vdist
評価値=V
V=hdist×k1+vdist×k2・・・・(1)
尚、k1、k2は評価値における第1距離と第2距離に重み付けを行う為の係数であり、指示されたカーソル64の移動方向を優先する場合には、k1をk2より小さくすること(例えばk1=2、k2=3)が望ましい。
その後、S30においてCPU51は、前記S29で算出した評価値を候補選択対象物毎に比較し、最も評価値の小さい(即ち、評価が最も高いと判定された)候補選択対象物を、次にカーソル64で選択する第2選択対象物に特定する。
そして、S31においてCPU51は、前記S30で特定された第2選択対象物をカーソル64によって選択する。その結果、第1選択対象物から第2選択対象物へとカーソル64が移動し、新たに第2選択対象物がカーソルによって選択されることとなる。その後、S4へと移行する。尚、次に方向キー19が押下された場合には、前記S31で選択された第2選択対象物が第1選択対象物となって処理が実行されることとなる。
従って、例えば、従来技術のように仮想対象物を設定しない場合には、図8に示すように、連続入力中に「は」の文字入力ボタン61がカーソル64により選択された場合に、「は」の文字入力ボタン61を基準として算出された第1距離と第2距離に基づいて評価値が算出される。従って、「は」の文字入力ボタン61に対して右方向に対して最も近傍に配置された「な」の文字入力ボタン61が第2選択対象物に特定される。その結果、「ゆ」→「み」→「は」→「な」の順に文字入力ボタン61が選択される。
一方、本願発明のように仮想対象物を設定した場合には、図9に示すように、連続入力中に「は」の文字入力ボタン61がカーソル64により選択された場合に、仮想選択対象物73を基準として算出された第1距離と第2距離に基づいて評価値が算出される。従って、仮想選択対象物73に対して右方向に対して最も近傍に配置された「に」の文字入力ボタン61が第2選択対象物に特定される。その結果、「ゆ」→「み」→「は」→「に」の順に文字入力ボタン61が選択される。
また、前記S30で特定された第2選択対象物を、液晶ディスプレイ15において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するように構成しても良い。具体的には、第2選択対象物を液晶ディスプレイ15上で発光させたり、他の選択対象物と異なる表示色に変更することなどが可能である。それによって、方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、連続入力中にカーソル64により選択された選択対象物の履歴を容易に識別することが可能となる。例えば、図10に示す例は、「ゆ」の文字入力ボタン61から右方向への連続入力が開始された場合を示した図である。図10では、「ゆ」、「み」、「は」、「に」の各文字入力ボタン61が他の選択対象物と異なる表示態様で表示されており、ユーザは「ゆ」→「み」→「は」→「に」の順に文字入力ボタン61が選択されたことを容易に把握することが可能となる。
また、カーソル64の移動方向の同一方向への連続入力が所定回数(例えば5回、10回等)継続して行ったと仮定した場合に、カーソル64によって将来的に選択されると予測される選択対象物を、表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するように構成しても良い。具体的には、以下の処理を行う。
先ず、CPU51は、方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、カーソル64の移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定し、仮定された各入力において特定される第2選択対象物をそれぞれ推定する。その後、推定される複数の第2選択対象物を液晶ディスプレイ15において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する。例えば、推定される第2選択対象物を液晶ディスプレイ15上で発光させたり、他の選択対象物と異なる表示色に変更することなどが可能である。それによって、方向キー19により同一方向の連続入力が継続されたと仮定した場合に、将来的にカーソル64により選択される選択対象物を容易に識別することが可能となる。例えば、図11に示す例は、「ゆ」の文字入力ボタン61から右方向への連続入力が開始された場合を示した図である。図11では、カーソル64の移動方向の同一方向への連続入力が7回継続して行うと仮定し、「み」、「は」、「に」、「ち」、「し」、「き」、「い」が仮定する各入力において特定される第2選択対象物に推定される。その結果、「ゆ」、「み」、「は」、「に」、「ち」、「し」、「き」、「い」の各文字入力ボタン61が他の選択対象物と異なる表示態様で表示され、ユーザは連続入力を継続して行った場合に「ゆ」→「み」→「は」→「に」→「ち」→「し」→「き」→「い」の順に文字入力ボタン61が選択されることを容易に把握することが可能となる。
尚、仮定された各入力において特定される第2選択対象物をそれぞれ推定する際には、トーンダウンされて選択対象外となる選択対象物について考慮することが望ましい。
また、上記S21の判定処理において、受け付けた方向キー19の操作がカーソル64の移動方向の入力を同一方向で連続入力するものでないと判定された場合に実行されるS32では、CPU51は基準軸が設定されているか否か判定する。
そして、基準軸が設定されていると判定された場合(S32:YES)、即ち、受け付けた方向キー19の操作が実施されていた同一方向の連続入力が中断されて新たに移動方向が入力されたものである場合には、設定されている基準軸を解除する(S33)。具体的には、RAM52等に記憶されている基準軸に関する情報を消去する。その後、S34へと移行する。
それに対して、基準軸が設定されていないと判定された場合(S32:NO)、即ち、受け付けた方向キー19の操作が単独でカーソル64の移動方向を入力するものである場合には、S34へと移行する。
S34においてCPU51は、現在、カーソル64によって選択されている選択対象物(第1選択対象物)の次にカーソル64によって選択する選択対象物(第2選択対象物)の候補となる選択対象物(候補選択対象物)を特定する。尚、具体的な処理内容については前記S27と同様であるので説明は省略する。
続いて、S35においてCPU51は、第2選択対象物の候補となる候補選択対象物について、第1方向における第1選択対象物と候補選択対象物との間の距離である第1距離を取得する。また、第2方向における第1選択対象物と候補選択対象物との間の距離である第2距離とをそれぞれ算出する。尚、具体的な処理内容については、前記S27と同様であるので説明は省略する。但し、S27と異なり、仮想選択対象物ではなく第1選択対象物を基準に第1距離及び第2距離を算出する。
その後は、同様にして候補選択対象物毎に評価値を算出し、算出された評価値に基づいて第2選択対象物を特定する(S29〜S31)。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るナビゲーション装置1、ナビゲーション装置1によるカーソル選択方法及びナビゲーション装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、例えば施設の検索を行う際に液晶ディスプレイ15に表示された文字入力画面60において、方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合には、連続入力が開始された選択対象物(基準選択対象物)の表示位置を原点とし、入力されたカーソルの移動方向へと延出する基準軸71を設定し(S24)、基準軸71上に仮想選択対象物73を設定し(S25)、設定された仮想選択対象物73に基づいて次にカーソル64によって選択する選択対象物(第2選択対象物)を特定する(S27〜S30)ので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物の位置が基準軸に対して大きく外れることが無い。従って、選択される選択対象物の移り変わる方向がユーザの意図する方向から大きくズレることなく、カーソル64によってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、基準軸71上に設定した仮想選択対象物に基づいて次にカーソルで選択する第2選択対象物を特定するので、基準軸を用いつつも選択対象物間の比較によって第2選択対象物を特定することができる。従って、第2選択対象物の特定に係る処理を容易化することが可能となる。
また、基準軸71と、カーソル64の移動方向と直交して第1選択対象物を通過する直交軸72との交差点上に仮想選択対象物73を設定するので、仮想選択対象物73を適切な第2選択対象物を選択する為の位置に設定することが可能となる。従って、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物が基準軸71に対して大きく外れることが無い。特に、基準選択対象物の第2方向の両端部を第1方向へ延長した各線と、第1選択対象物の第1方向の両端部を第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に仮想選択対象物73を設定するので、仮想選択対象物73をより適切な第2選択対象物を選択する為の位置及び形状に設定することが可能となる。
また、仮想選択対象物73は第1選択対象物と同一形状に設定することも可能である。その場合には、仮想選択対象物を適切な第2選択対象物を選択する為の形状に設定することが可能となる。従って、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、選択される選択対象物が基準軸に対して大きく外れることが無い。
また、カーソル64の同一方向への連続入力が中断された場合に、設定された基準軸を解除する(S33)ので、連続入力が中断された後においては、新たに入力されたカーソル64の移動方向に基づいてユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、連続入力が開始された方向と異なる方向であって且つ該方向の逆方向以外の方向が入力された場合に、カーソル64の同一方向への連続入力が中断されたと判定するので、ユーザが連続入力の回数を間違えて、カーソル64が希望する選択対象物を行き過ぎてしまった場合において、カーソル64を連続入力が開始された側へと戻す為の入力操作を行った場合でも、選択される第2選択対象物が基準軸から大きく外れることが無い。
また、第1方向及び第2方向における現在カーソル64で選択されている第1選択対象物と次の選択候補となる候補選択対象物との距離に基づいて、次にカーソル64で選択する選択対象物を特定する(S31)ので、選択対象物が不規則に配置された場合であっても、カーソル64によってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物を適切に選択することが可能となる。
また、特定された第2選択対象物を、液晶ディスプレイ15において他の選択対象物と異なる表示態様で表示するので、カーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に、連続入力中にカーソル64により選択された選択対象物の履歴を容易に識別することが可能となる。
また、第1方向及び第2方向は、液晶ディスプレイ15における上下方向又は左右方向であるので、カーソル64による選択対象物の選択操作を容易に行わせることが可能となる。また、指示されたカーソル64の移動方向を特定し易くなるので、入力されたカーソル64の移動方向に基づく適切な基準軸71を設定可能であり、カーソル64によってユーザの選択操作に直感的に合致する選択対象物以外の選択対象物が選択される虞を低減させることが可能となる。
また、選択対象物が液晶ディスプレイ15に表示された入力ボタンであるので、キーボードやテンキー等の直接に文字や数字を入力する為の装置を有さない装置において、文字や数字を入力する際に適用することが可能となる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力された場合に基準軸を設定する構成としているが、連続入力されたか否かに関わらず、カーソル64の移動方向が入力される毎に基準軸を設定する構成としても良い。その場合には、方向キー19によりカーソル64の移動方向の入力が同一方向で連続入力されたと判定された場合において、前回設定された基準軸と同一の基準軸を設定するように構成することが望ましい。
また、本実施形態では仮想選択対象物を、基準選択対象物の第2方向の両端部を第1方向へ延長した各線と、第1選択対象物の第1方向の両端部を第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に設定することとしているが、基準選択対象物を設置する位置は基準軸上であれば他の位置でも良い。また、仮想選択対象物の形状についても上記実施例に限定されず、他の形状(例えば、基準選択対象物と同一形状等)としても良い。
また、本実施形態では入力されるカーソル64の移動方向は、液晶ディスプレイ15における上下方向又は左右方向としているが、それ以外の方向(例えば斜め方向)についても入力可能に構成しても良い。
また、本実施形態ではカーソルを選択対象物を囲う枠としているが、選択された選択対象物を他の選択対象物と識別可能とするものであれば何でも良い。例えば、選択対象物を指し示す矢印、マークの他、選択対象物の色を変更する手段でも良い。
また、本実施形態では選択対象物は、第1方向に平行な2本の線と第2方向に平行な2本の線によって囲まれる領域に表示される矩形としているが、他の形状(例えば、円形、三角形、六角形等)としても良い。
また、本実施形態では選択対象物を液晶ディスプレイ15に表示された文字や数字の入力ボタンに適用した例について説明したが、選択対象物をインターネット画面上に表示されたハイパーリンクに適用することも可能となる。また、選択対象物がインターネット画面上に表示されたハイパーリンクである場合には、インターネット画面上においてハイパーリンクを選択する際に、カーソルによってユーザの選択操作に直感的に合致するハイパーリンクを適切に選択することが可能となる。
そして、本願発明はナビゲーション装置以外に、携帯電話機等の携帯端末、パーソナルコンピュータ、携帯型音楽プレイヤ等に適用することも可能である。
1 ナビゲーション装置
13 ナビゲーションECU
15 液晶ディスプレイ
31 地図情報DB
51 CPU
52 RAM
53 ROM
60 文字入力画面
61 文字入力ボタン
62 修正ボタン
63 完了ボタン
64 カーソル
71 基準軸
72 直交軸
73 仮想選択対象物

Claims (15)

  1. カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示手段と、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力手段と、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力手段によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定手段と、
    前記第2選択対象物特定手段によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動手段と、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定手段と、を有し、
    前記第2選択対象物特定手段は、
    前記連続入力判定手段により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定手段によって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定手段と、
    前記第2選択対象物推定手段によって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更手段と、を有することを特徴とするカーソル選択型入力装置。
  2. カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示手段と、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力手段と、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力手段によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定手段と、
    前記第2選択対象物特定手段によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動手段と、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定手段と、を有し、
    前記第2選択対象物特定手段は、
    前記連続入力判定手段により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記第2選択対象物特定手段によって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更手段を有することを特徴とするカーソル選択型入力装置。
  3. 前記第2選択対象物特定手段は、
    前記基準軸上に仮想選択対象物を設定し、
    前記仮想選択対象物に基づいて前記第2選択対象物を特定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカーソル選択型入力装置。
  4. 前記第2選択対象物特定手段は、前記基準軸と前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向と直交して前記第1選択対象物を通過する直交軸との交差点上に前記仮想選択対象物を設定することを特徴とする請求項に記載のカーソル選択型入力装置。
  5. 前記仮想選択対象物は、
    前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、
    前記基準選択対象物の前記第2方向の両端部から前記第1方向へ延長した各線と、
    前記第1選択対象物の前記第1方向の両端部から前記第2方向へ延長した各線と、によって囲まれる領域に設定されることを特徴とする請求項又は請求項に記載のカーソル選択型入力装置。
  6. 前記仮想選択対象物は、前記第1選択対象物と同一形状に設定されることを特徴とする請求項又は請求項に記載のカーソル選択型入力装置。
  7. 前記第2選択対象物特定手段は、
    前記方向入力手段によって入力された前記カーソルの移動方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向とした場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記第2選択対象物の候補となる複数の候補選択対象物について、前記第1方向における前記仮想選択対象物と前記候補選択対象物との間の距離である第1距離と前記第2方向における前記仮想選択対象物と前記候補選択対象物との間の距離である第2距離とをそれぞれ算出し、
    前記第1距離と前記第2距離とに基づいて、複数の前記候補選択対象物から前記第2選択対象物を特定することを特徴とする請求項乃至請求項のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置。
  8. 前記カーソルの同一方向への連続入力が中断されたか否か判定する中断判定手段を有し、
    前記第2選択対象物特定手段は、前記中断判定手段により前記カーソルの同一方向への連続入力が中断されたと判定された場合に、設定された前記基準軸を解除することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置。
  9. 前記中断判定手段は、前記連続入力が開始された方向と異なる方向であって前記連続入力が開始された方向の逆方向以外の方向が、前記方向入力手段により入力された場合に、前記カーソルの同一方向への連続入力が中断されたと判定することを特徴とする請求項に記載のカーソル選択型入力装置。
  10. 前記第1方向及び前記第2方向は、前記表示装置における上下方向又は左右方向であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置。
  11. 前記選択対象物は、前記表示装置に表示された入力ボタン又はハイパーリンクであることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載のカーソル選択型入力装置。
  12. カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示ステップと、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力ステップと、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力ステップによって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定ステップと、
    前記第2選択対象物特定ステップによって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動ステップと、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定ステップと、を有し、
    前記第2選択対象物特定ステップは、
    前記連続入力判定ステップにより前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定ステップによって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定ステップと、
    前記第2選択対象物推定ステップによって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更ステップと、を有することを特徴とするカーソル選択方法。
  13. カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示ステップと、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力ステップと、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力ステップによって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定ステップと、
    前記第2選択対象物特定ステップによって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動ステップと、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定ステップと、を有し、
    前記第2選択対象物特定ステップは、
    前記連続入力判定ステップにより前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力ステップによって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記第2選択対象物特定ステップによって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更ステップを有することを特徴とするカーソル選択方法。
  14. コンピュータに、
    カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示機能と、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力機能と、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力機能によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定機能と、
    前記第2選択対象物特定機能によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動機能と、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定機能と、を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記第2選択対象物特定機能は、
    前記連続入力判定機能により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記カーソルの移動方向の同一方向への連続入力が所定回数継続して行われると仮定した場合に、各入力において前記第2選択対象物特定機能によって特定される前記第2選択対象物をそれぞれ推定する第2選択対象物推定機能と、
    前記第2選択対象物推定機能によって推定される複数の前記第2選択対象物を前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する推定表示態様変更機能と、を更に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. コンピュータに、
    カーソルにより選択される複数の選択対象物を表示装置に表示する表示機能と、
    前記カーソルの移動方向を入力する方向入力機能と、
    前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記カーソルにより選択されている前記選択対象物を第1選択対象物とし、前記方向入力機能によって前記カーソルの移動方向が入力された場合に、前記第1選択対象物と前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向とに基づいて、前記カーソルによって前記第1選択対象物の次に選択される前記選択対象物である第2選択対象物を特定する第2選択対象物特定機能と、
    前記第2選択対象物特定機能によって特定された前記第2選択対象物を前記カーソルにより選択するカーソル移動機能と、
    前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であるか否かを判定する連続入力判定機能と、を実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記第2選択対象物特定機能は、
    前記連続入力判定機能により前記カーソルの移動方向の入力が同一方向への連続入力であると判定された場合に、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内、前記連続入力が開始された前記選択対象物である基準選択対象物の表示位置を原点とし、前記方向入力機能によって入力された前記カーソルの移動方向へと延出する基準軸を設定し、
    前記基準軸に基づいて、前記表示装置に表示される複数の前記選択対象物の内から前記第2選択対象物を特定し、
    前記第2選択対象物特定機能によって特定された前記第2選択対象物を、前記表示装置において他の選択対象物と異なる表示態様で表示する履歴表示態様変更機能を更に実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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