JP2001154767A - データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体 - Google Patents
データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体Info
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- JP2001154767A JP2001154767A JP37592999A JP37592999A JP2001154767A JP 2001154767 A JP2001154767 A JP 2001154767A JP 37592999 A JP37592999 A JP 37592999A JP 37592999 A JP37592999 A JP 37592999A JP 2001154767 A JP2001154767 A JP 2001154767A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キーボード入力は、操作に熟練を必要とし、
指の疲労感を覚えることなく、視覚的で容易な操作によ
る高速かつ連続したデータ入力を実現する。 【解決手段】 表示装置2の表示画面に、入力の対象と
なるデータ表示領域21を配置したデータ入力画面20
を表示し、表示画面上のカーソル27が、位置Aから位
置Bに、位置Aから位置Cに移動したときに、データ
「1」を入力する第1の入力方法。また、位置Bから位
置Aに,位置Cから位置Aに移動したときに、データ
「1」を入力する第2の入力方法。すなわち、カーソル
27がデータ表示領域21の境界線を横切って内側から
外側に移動したとき、または、外側から内側に移動した
ときのいずれか一方のときに、その境界線のデータ表示
領域21に対応するデータを入力することで、データ入
力が行える。
指の疲労感を覚えることなく、視覚的で容易な操作によ
る高速かつ連続したデータ入力を実現する。 【解決手段】 表示装置2の表示画面に、入力の対象と
なるデータ表示領域21を配置したデータ入力画面20
を表示し、表示画面上のカーソル27が、位置Aから位
置Bに、位置Aから位置Cに移動したときに、データ
「1」を入力する第1の入力方法。また、位置Bから位
置Aに,位置Cから位置Aに移動したときに、データ
「1」を入力する第2の入力方法。すなわち、カーソル
27がデータ表示領域21の境界線を横切って内側から
外側に移動したとき、または、外側から内側に移動した
ときのいずれか一方のときに、その境界線のデータ表示
領域21に対応するデータを入力することで、データ入
力が行える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンピュ
ータにデータ入力する場合において、マウスなどのポイ
ンティングデバイスを用いて、表示装置の表示画面に表
示されたカーソルを移動させることによりデータを入力
するためのデータ入力方法およびその装置、並びに本発
明を用いてコンピュータに実行させるプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
ータにデータ入力する場合において、マウスなどのポイ
ンティングデバイスを用いて、表示装置の表示画面に表
示されたカーソルを移動させることによりデータを入力
するためのデータ入力方法およびその装置、並びに本発
明を用いてコンピュータに実行させるプログラムを記録
した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、文字、数字や記号などをコンピ
ュータに入力する場合は、キーボードが用いられてい
る。
ュータに入力する場合は、キーボードが用いられてい
る。
【0003】近年のコンピュータシステムにおいては、
グラフィカル・ユーザー・インターフェイスによるデー
タ入力も使用されている。例えば、マウスなどのポイン
ティングデバイスを用いて、表示画面に表示されたカー
ソルを所望の位置に移動させ、マウスのボタンを指で押
して離す、いわゆるクリック操作や、マウスのボタンを
指で押した状態でカーソルを所望の位置に移動させて指
を離す、いわゆるドラッグ操作などにより、直感的で容
易な操作によりデータを入力するデータ入力方法および
データ入力装置も開発されている。
グラフィカル・ユーザー・インターフェイスによるデー
タ入力も使用されている。例えば、マウスなどのポイン
ティングデバイスを用いて、表示画面に表示されたカー
ソルを所望の位置に移動させ、マウスのボタンを指で押
して離す、いわゆるクリック操作や、マウスのボタンを
指で押した状態でカーソルを所望の位置に移動させて指
を離す、いわゆるドラッグ操作などにより、直感的で容
易な操作によりデータを入力するデータ入力方法および
データ入力装置も開発されている。
【0004】たとえば、図13に示すように、操作者が
マウスを用いて表示画面に表示された入力レバー51を
ドラッグ操作により数値目盛り53の位置に移動させ
る。また、両端に表示された増、減ボタン52をクリッ
ク操作することにより表示ドット単位で入力値を増減さ
せることができるように構成されている。
マウスを用いて表示画面に表示された入力レバー51を
ドラッグ操作により数値目盛り53の位置に移動させ
る。また、両端に表示された増、減ボタン52をクリッ
ク操作することにより表示ドット単位で入力値を増減さ
せることができるように構成されている。
【0005】また、図14に示すように、操作者がマウ
スを用いて表示画面に表示された入力ボタン61の位置
にカーソルを合わせ、マウスのクリック操作することに
よりその位置に表示された入力ボタン61に対応するデ
ータを入力するように構成されている。
スを用いて表示画面に表示された入力ボタン61の位置
にカーソルを合わせ、マウスのクリック操作することに
よりその位置に表示された入力ボタン61に対応するデ
ータを入力するように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に用いられている
キーボード入力は、操作に熟練を必要とし高齢者には不
向きであるが、多くのデータを入力する場合には、キー
ボードが用いられているのが現実である。また、上記従
来のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用い
たデータ入力方法およびデータ入力装置は、連続した入
力データにおいて時間と労力とを要し、次のような課題
がある。
キーボード入力は、操作に熟練を必要とし高齢者には不
向きであるが、多くのデータを入力する場合には、キー
ボードが用いられているのが現実である。また、上記従
来のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用い
たデータ入力方法およびデータ入力装置は、連続した入
力データにおいて時間と労力とを要し、次のような課題
がある。
【0007】すなわち、図13では、たとえば入力可能
な数値範囲が0〜100で、入力レバー51の移動範囲
の表示ドッドが101である場合、入力可能な数値の最
小単位は1となり、整数値入力となる。少数点以下の数
値を入力したい場合、キーボードをデータ表示部54に
直接入力するか、あるいは、数値の最小単位を設定変更
した後に、入力レバー51を移動させる必要がある。そ
のため、数値の最小単位に応じてマウス操作とキーボー
ド操作とを頻繁に使い分ける必要があり、操作が煩雑で
データ入力に多くの時間と労力とを要していた。
な数値範囲が0〜100で、入力レバー51の移動範囲
の表示ドッドが101である場合、入力可能な数値の最
小単位は1となり、整数値入力となる。少数点以下の数
値を入力したい場合、キーボードをデータ表示部54に
直接入力するか、あるいは、数値の最小単位を設定変更
した後に、入力レバー51を移動させる必要がある。そ
のため、数値の最小単位に応じてマウス操作とキーボー
ド操作とを頻繁に使い分ける必要があり、操作が煩雑で
データ入力に多くの時間と労力とを要していた。
【0008】また、図14では、操作者がマウスを用い
て表示画面に表示された入力ボタン61の位置にカーソ
ルを合わせ、マウスのクリック操作することで数字など
がデータ表示部62に順次入力されるが、このような操
作を入力値の桁数だけ繰り返すため、入力に時間がかか
るとともに、クリック操作による指の疲労が課題となっ
ていた。
て表示画面に表示された入力ボタン61の位置にカーソ
ルを合わせ、マウスのクリック操作することで数字など
がデータ表示部62に順次入力されるが、このような操
作を入力値の桁数だけ繰り返すため、入力に時間がかか
るとともに、クリック操作による指の疲労が課題となっ
ていた。
【0009】本発明は、上述した従来技術の問題点を鑑
みてなされたものであり、表示画面に表示されたカーソ
ルを移動させることによりデータを入力することによっ
て、マウスなどの操作が簡単で指の疲労もなく、データ
入力の操作性と入力効率を大幅に向上させることを目的
とする。
みてなされたものであり、表示画面に表示されたカーソ
ルを移動させることによりデータを入力することによっ
て、マウスなどの操作が簡単で指の疲労もなく、データ
入力の操作性と入力効率を大幅に向上させることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るデータ入力方法は、表示装置の表示画面
に位置指示のためのカーソルを表示させ、外部からの操
作に応じて、カーソルが移動することによりデータを入
力するデータ入力方法であって、前記表示画面に、入力
の対象となる1つ以上のデータを示す1つ以上のデータ
表示領域をその示すデータに対応させて表示し、前記表
示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域の
境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
に、その境界線のデータ表示領域に対応するデータを入
力する。
に本発明に係るデータ入力方法は、表示装置の表示画面
に位置指示のためのカーソルを表示させ、外部からの操
作に応じて、カーソルが移動することによりデータを入
力するデータ入力方法であって、前記表示画面に、入力
の対象となる1つ以上のデータを示す1つ以上のデータ
表示領域をその示すデータに対応させて表示し、前記表
示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域の
境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
に、その境界線のデータ表示領域に対応するデータを入
力する。
【0011】さらに、本発明に係るデータ入力方法にお
いて、前記表示画面には、前記データ表示領域の他に、
1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一部に接する
か、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一
部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表示し、前記
表示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域
の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
であっても、前記データ入力無効領域の内部で移動した
ときには、データを入力しない。
いて、前記表示画面には、前記データ表示領域の他に、
1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一部に接する
か、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一
部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表示し、前記
表示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域
の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
であっても、前記データ入力無効領域の内部で移動した
ときには、データを入力しない。
【0012】また、本発明に係るデータ入力装置は、表
示装置の表示画面に位置指示のためのカーソルを表示さ
せ、外部からの操作に応じて、カーソルが移動すること
によりデータを入力するデータ入力装置であって、前記
表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを示す
1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応させ
て表示する領域表示手段と、前記表示画面における前記
カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切って内
側から外側に移動したとき、または、外側から内側に移
動したときのいずれか一方のときに、その境界線のデー
タ表示領域に対応するデータを入力するデータ入力手段
と、入力された1つ以上のデータの結果を前記表示画面
に表示する入力データ表示手段と、を備える。
示装置の表示画面に位置指示のためのカーソルを表示さ
せ、外部からの操作に応じて、カーソルが移動すること
によりデータを入力するデータ入力装置であって、前記
表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを示す
1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応させ
て表示する領域表示手段と、前記表示画面における前記
カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切って内
側から外側に移動したとき、または、外側から内側に移
動したときのいずれか一方のときに、その境界線のデー
タ表示領域に対応するデータを入力するデータ入力手段
と、入力された1つ以上のデータの結果を前記表示画面
に表示する入力データ表示手段と、を備える。
【0013】さらに、本発明に係るデータ入力装置にお
いて、前記領域表示手段には、前記データ表示領域の他
に、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一部に接す
るか、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも
一部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表示し、前
記データ入力手段は、前記表示画面における前記カーソ
ルが、前記データ表示領域の境界線を横切って内側から
外側に移動したとき、または、外側から内側に移動した
ときのいずれか一方のときであっても、前記データ入力
無効領域の内部で移動したときには、データを入力しな
い。
いて、前記領域表示手段には、前記データ表示領域の他
に、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一部に接す
るか、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも
一部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表示し、前
記データ入力手段は、前記表示画面における前記カーソ
ルが、前記データ表示領域の境界線を横切って内側から
外側に移動したとき、または、外側から内側に移動した
ときのいずれか一方のときであっても、前記データ入力
無効領域の内部で移動したときには、データを入力しな
い。
【0014】そして、本発明に係るデータ入力装置に
は、ポインティングデバイスを有し、前記領域表示手段
には、前記データ表示領域の他に、入力の対象となる1
つ以上のデータを示す1つ以上の入力ボタン領域をその
示すデータに対応させて表示し、前記データ入力手段
は、前記ポインティングデバイスの操作に応じて、前記
表示画面における前記カーソルを移動させて、前記入力
ボタン領域、または、前記データ表示領域の位置をポイ
ンティングしたときに、ポインティングした位置の各領
域に対応するデータを入力する。
は、ポインティングデバイスを有し、前記領域表示手段
には、前記データ表示領域の他に、入力の対象となる1
つ以上のデータを示す1つ以上の入力ボタン領域をその
示すデータに対応させて表示し、前記データ入力手段
は、前記ポインティングデバイスの操作に応じて、前記
表示画面における前記カーソルを移動させて、前記入力
ボタン領域、または、前記データ表示領域の位置をポイ
ンティングしたときに、ポインティングした位置の各領
域に対応するデータを入力する。
【0015】さらに、本発明に係るデータ入力装置に
は、前記データ入力手段により入力された1つ以上のデ
ータを、入力データとして所定の記憶領域に格納する入
力データ記憶手段を備える。
は、前記データ入力手段により入力された1つ以上のデ
ータを、入力データとして所定の記憶領域に格納する入
力データ記憶手段を備える。
【0016】また、本発明に係る記録媒体は、前記表示
画面に、位置指示のためのカーソルを表示させ、外部か
らの操作に応じて、カーソルが移動することによりデー
タを入力するためのプログラムが記録された記録媒体で
あって、前記表示画面に、入力の対象となる1つ以上の
データを示す1つ以上のデータ表示領域をその示すデー
タに対応させて表示するステップと、前記表示画面にお
ける前記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横
切って内側から外側に移動したとき、または、外側から
内側に移動したときのいずれか一方のときに、その境界
線のデータ表示領域に対応するデータを入力するステッ
プと、をコンピュータに実行させるプログラムを記録す
る。
画面に、位置指示のためのカーソルを表示させ、外部か
らの操作に応じて、カーソルが移動することによりデー
タを入力するためのプログラムが記録された記録媒体で
あって、前記表示画面に、入力の対象となる1つ以上の
データを示す1つ以上のデータ表示領域をその示すデー
タに対応させて表示するステップと、前記表示画面にお
ける前記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横
切って内側から外側に移動したとき、または、外側から
内側に移動したときのいずれか一方のときに、その境界
線のデータ表示領域に対応するデータを入力するステッ
プと、をコンピュータに実行させるプログラムを記録す
る。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
データ入力装置の構成を示す図である。図1に示すよう
に、コンピュータ1は、CPU11、メモリ12、表示
制御部13に表示装置2が接続され、入出力制御部14
にポインティングデバイスとしてマウス3が接続されて
いる。メモリ12には、オペレーティングシステム(O
S)、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用
いた本発明に係るデータ入力プログラムおよび呼び出し
側プログラムのソフトウェアが記憶されている。
データ入力装置の構成を示す図である。図1に示すよう
に、コンピュータ1は、CPU11、メモリ12、表示
制御部13に表示装置2が接続され、入出力制御部14
にポインティングデバイスとしてマウス3が接続されて
いる。メモリ12には、オペレーティングシステム(O
S)、グラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用
いた本発明に係るデータ入力プログラムおよび呼び出し
側プログラムのソフトウェアが記憶されている。
【0018】なお、ポインティングデバイスには、マウ
スの他に、タッチパネルや入力用のタブレットなどが使
用できる。また、コンピュータ1には、図1が示す構成
の他に、外部記憶装置、キーボードなどの入力装置、通
信装置などで構成されることも有りうるが、本発明の説
明において直接関係のある構成部分を示し、他は省略さ
れている。
スの他に、タッチパネルや入力用のタブレットなどが使
用できる。また、コンピュータ1には、図1が示す構成
の他に、外部記憶装置、キーボードなどの入力装置、通
信装置などで構成されることも有りうるが、本発明の説
明において直接関係のある構成部分を示し、他は省略さ
れている。
【0019】図2は、本発明に係る第1のデータ入力方
法の基本原理を示す説明図である。「1」と表示された
データ表示領域21はデータ「1」に対応しており、
「2」と表示されたデータ表示領域21はデータ「2」
に対応している。いま、カーソル27が、位置Aから位
置Bに移動したときに、データ「1」を入力する。ま
た、カーソル27が、位置Aから位置Cに移動したとき
も、データ「1」を入力する。すなわち、カーソル27
が、データ表示領域21の境界線を横切って、内側から
外側に移動したときに、その境界線のデータ表示領域2
1に対応するデータを入力するデータ入力方法である。
ただし、実際の表示画面には、図2のように複数のカー
ソル27が示されることはない。
法の基本原理を示す説明図である。「1」と表示された
データ表示領域21はデータ「1」に対応しており、
「2」と表示されたデータ表示領域21はデータ「2」
に対応している。いま、カーソル27が、位置Aから位
置Bに移動したときに、データ「1」を入力する。ま
た、カーソル27が、位置Aから位置Cに移動したとき
も、データ「1」を入力する。すなわち、カーソル27
が、データ表示領域21の境界線を横切って、内側から
外側に移動したときに、その境界線のデータ表示領域2
1に対応するデータを入力するデータ入力方法である。
ただし、実際の表示画面には、図2のように複数のカー
ソル27が示されることはない。
【0020】コンピュータ1のCPU11が、メモリ1
2に記憶されたデータ入力プログラムを順次実行する。
まず、表示制御部13を介して表示装置2にデータ入力
画面20および各領域の画像を表示させ、マウス操作に
よる入出力制御部14からCPU11に入力された操作
信号と、カーソル27の位置などを制御処理することに
より、カーソル27がデータ表示領域21の境界線を横
切ったとき、または、各領域の位置でマウスのクリック
操作が行われたときに、各領域に対応するデータを入力
する。入力されたデータの結果を表示制御部13を介し
て表示装置2に表示させ、入力データをメモリ12の所
定の記憶領域に格納することで、呼び出し側プログラム
の入力値となる。以下、ソフトウェアにおける本発明に
係るデータ入力プログラムを詳細に説明する。
2に記憶されたデータ入力プログラムを順次実行する。
まず、表示制御部13を介して表示装置2にデータ入力
画面20および各領域の画像を表示させ、マウス操作に
よる入出力制御部14からCPU11に入力された操作
信号と、カーソル27の位置などを制御処理することに
より、カーソル27がデータ表示領域21の境界線を横
切ったとき、または、各領域の位置でマウスのクリック
操作が行われたときに、各領域に対応するデータを入力
する。入力されたデータの結果を表示制御部13を介し
て表示装置2に表示させ、入力データをメモリ12の所
定の記憶領域に格納することで、呼び出し側プログラム
の入力値となる。以下、ソフトウェアにおける本発明に
係るデータ入力プログラムを詳細に説明する。
【0021】図3は、本実施形態における表示画面に表
示されるデータ入力画面20の説明図である。コンピュ
ータ1が実行を開始すると、データ入力画面20が表示
画面に表示される。データ入力画面20には、11個の
データ表示領域21、7個の入力ボタン領域22、デー
タ入力無効領域23、データ表示部24、タイトルバー
25、および終了ボタン26を備えている。なお、図3
においては、図面を見易くするために、各データ表示領
域21を外形線のみで示しているが、実際の入力画面に
は、立体的に見えるように表示してもよい。
示されるデータ入力画面20の説明図である。コンピュ
ータ1が実行を開始すると、データ入力画面20が表示
画面に表示される。データ入力画面20には、11個の
データ表示領域21、7個の入力ボタン領域22、デー
タ入力無効領域23、データ表示部24、タイトルバー
25、および終了ボタン26を備えている。なお、図3
においては、図面を見易くするために、各データ表示領
域21を外形線のみで示しているが、実際の入力画面に
は、立体的に見えるように表示してもよい。
【0022】データ入力画面20には、データ表示領域
21が、隣接することなく間隔をあけて横2列に配置さ
れている。その中央と右端には、入力ボタン領域22が
配置され、データ入力無効領域23は、データ入力画面
20の横方向全域と上側のデータ表示領域21の下半分
から下側のデータ表示領域21の上半分にわたる矩形の
領域であり、その領域に含まれるデータ表示領域21、
入力ボタン領域22を重ねて設定されている。
21が、隣接することなく間隔をあけて横2列に配置さ
れている。その中央と右端には、入力ボタン領域22が
配置され、データ入力無効領域23は、データ入力画面
20の横方向全域と上側のデータ表示領域21の下半分
から下側のデータ表示領域21の上半分にわたる矩形の
領域であり、その領域に含まれるデータ表示領域21、
入力ボタン領域22を重ねて設定されている。
【0023】データ表示領域21は、カーソル27を本
発明に係る第1のデータ入力方法(図2)に基づいて移
動させることにより、各データ表示領域21に対応する
データを入力するための領域である。また、カーソル2
7をデータ表示領域21の位置に移動させてクリック操
作されたときは、その位置がデータ入力無効領域23に
含まれる場合であっても、その位置のデータ表示領域2
1に対応するデータが入力される。もちろん複数のデー
タ表示領域21を隣接させて配置してもよい。
発明に係る第1のデータ入力方法(図2)に基づいて移
動させることにより、各データ表示領域21に対応する
データを入力するための領域である。また、カーソル2
7をデータ表示領域21の位置に移動させてクリック操
作されたときは、その位置がデータ入力無効領域23に
含まれる場合であっても、その位置のデータ表示領域2
1に対応するデータが入力される。もちろん複数のデー
タ表示領域21を隣接させて配置してもよい。
【0024】入力ボタン領域22は、カーソル27を入
力ボタン領域22の位置に移動させ、クリック操作され
たときに、その位置の入力ボタン領域22に対応するデ
ータを入力するための領域であって、クリック操作され
た位置がデータ入力無効領域23に存在する場合であっ
ても、データを入力する。
力ボタン領域22の位置に移動させ、クリック操作され
たときに、その位置の入力ボタン領域22に対応するデ
ータを入力するための領域であって、クリック操作され
た位置がデータ入力無効領域23に存在する場合であっ
ても、データを入力する。
【0025】データ無効領域23は、データを入力しな
い領域であって、自在にデータ表示領域21を選択する
ことを可能にしたものである。すなわち、カーソルがデ
ータ入力無効領域23の内部で移動しているときには、
データを入力しない。ただし、マウス3のクリック操作
による入力の場合は、このデータ入力無効領域23は、
無視される。
い領域であって、自在にデータ表示領域21を選択する
ことを可能にしたものである。すなわち、カーソルがデ
ータ入力無効領域23の内部で移動しているときには、
データを入力しない。ただし、マウス3のクリック操作
による入力の場合は、このデータ入力無効領域23は、
無視される。
【0026】カーソル27は、マウス3の操作に応じ
て、データ入力画面20あるいは表示画面内を任意の位
置に移動させることができる。もちろん、マウス3以外
のポインティングデバイス、他の入力装置などを用いて
カーソル27を移動させることも可能である。
て、データ入力画面20あるいは表示画面内を任意の位
置に移動させることができる。もちろん、マウス3以外
のポインティングデバイス、他の入力装置などを用いて
カーソル27を移動させることも可能である。
【0027】図4は、本発明の実施形態において、カー
ソル27の移動を示す説明図である。ただし、入力方法
を分かり易くするために図4のデータ表示領域21の配
置は、本実施形態と異なり、隣接させて示している。図
5は、カーソル27が図4に示す移動をしたときにおけ
る、データの各入力状態の説明図である。いま、カーソ
ル27が位置Dにあり、移動する前に検出した領域がデ
ータ表示領域21でなく、カーソル27の位置Dから位
置Eに移動すると、現在のカーソル27位置に存在する
領域「1」を検出する。
ソル27の移動を示す説明図である。ただし、入力方法
を分かり易くするために図4のデータ表示領域21の配
置は、本実施形態と異なり、隣接させて示している。図
5は、カーソル27が図4に示す移動をしたときにおけ
る、データの各入力状態の説明図である。いま、カーソ
ル27が位置Dにあり、移動する前に検出した領域がデ
ータ表示領域21でなく、カーソル27の位置Dから位
置Eに移動すると、現在のカーソル27位置に存在する
領域「1」を検出する。
【0028】カーソル27が位置Eから位置Fに移動す
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「2」を
検出する。このとき、カーソル27が、データ表示領域
21の境界線を横切って、内側から外側に移動した範囲
が、データ入力無効領域23の内部であることから、デ
ータ「1」を入力しない。
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「2」を
検出する。このとき、カーソル27が、データ表示領域
21の境界線を横切って、内側から外側に移動した範囲
が、データ入力無効領域23の内部であることから、デ
ータ「1」を入力しない。
【0029】カーソル27が位置Fから位置Gに移動す
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「2」を
検出する。このとき、カーソル27が、領域「2」の内
部を移動しているので、データの入力には、関係しな
い。
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「2」を
検出する。このとき、カーソル27が、領域「2」の内
部を移動しているので、データの入力には、関係しな
い。
【0030】カーソル27が位置Gから位置Hに移動す
ると、現在のカーソル27位置にデータ表示領域21は
存在しない、移動する前の領域が「2」であることか
ら、カーソル27が、データ表示領域21の境界線を横
切って、内側から外側に移動したので、データ「2」を
入力する。
ると、現在のカーソル27位置にデータ表示領域21は
存在しない、移動する前の領域が「2」であることか
ら、カーソル27が、データ表示領域21の境界線を横
切って、内側から外側に移動したので、データ「2」を
入力する。
【0031】カーソル27が位置Hから位置Iに移動す
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「1」を
検出する。このとき、移動する前の領域がデータ表示領
域21でないので、データの入力には、関係しない。
ると、現在のカーソル27位置に存在する領域「1」を
検出する。このとき、移動する前の領域がデータ表示領
域21でないので、データの入力には、関係しない。
【0032】カーソル27が位置Iから位置Jに移動す
ると、現在のカーソル27位置にデータ表示領域21は
存在しない、移動する前の領域が「1」であることか
ら、カーソル27が、データ表示領域21の境界線を横
切って、内側から外側に移動したので、データ「1」を
入力する。
ると、現在のカーソル27位置にデータ表示領域21は
存在しない、移動する前の領域が「1」であることか
ら、カーソル27が、データ表示領域21の境界線を横
切って、内側から外側に移動したので、データ「1」を
入力する。
【0033】上記の説明のように、カーソル27が、デ
ータ入力画面20のデータ表示領域21を移動すること
によりデータを入力するものである。入力されたデータ
は、データ表示部24に表示される。
ータ入力画面20のデータ表示領域21を移動すること
によりデータを入力するものである。入力されたデータ
は、データ表示部24に表示される。
【0034】本実施形態において、0〜9の数字以外を
入力する場合は、入力ボタン領域22を利用する。たと
えば、データ表示部24に表示された終端のデータを削
除する「BS」などの制御コード、または、入力された
データをメモリ12の入力データを記憶する記憶領域に
格納し、入力の終了を実行する「OK」などがある。こ
れらの各入力ボタン領域22にカーソル27を移動さ
せ、マウス3のクリック操作を行うことで、その領域に
対応するデータを入力し、処理される。
入力する場合は、入力ボタン領域22を利用する。たと
えば、データ表示部24に表示された終端のデータを削
除する「BS」などの制御コード、または、入力された
データをメモリ12の入力データを記憶する記憶領域に
格納し、入力の終了を実行する「OK」などがある。こ
れらの各入力ボタン領域22にカーソル27を移動さ
せ、マウス3のクリック操作を行うことで、その領域に
対応するデータを入力し、処理される。
【0035】また、データ表示領域21にカーソル27
を移動させ、マウス3のクリック操作されたときにも、
そのデータ表示領域21に対応するデータを入力する。
を移動させ、マウス3のクリック操作されたときにも、
そのデータ表示領域21に対応するデータを入力する。
【0036】次に、本発明の実施形態に係るデータ入力
の動作について説明する。図6は、本発明の実施形態に
係るデータ入力の動作を示すフローチャートである。コ
ンピュータ1のCPU11が実行し、図6の動作が開始
される。CPU11は、メモリ12における各データの
初期設定をする(S1)。まず、データ表示領域21、
入力ボタン領域22、データ入力無効領域23の各領域
範囲を設定する。また、カーソル27の現在位置は、図
3に示すデータ入力画面20の位置となる。そして、カ
ーソル27の位置に存在する領域が検出領域となる。
の動作について説明する。図6は、本発明の実施形態に
係るデータ入力の動作を示すフローチャートである。コ
ンピュータ1のCPU11が実行し、図6の動作が開始
される。CPU11は、メモリ12における各データの
初期設定をする(S1)。まず、データ表示領域21、
入力ボタン領域22、データ入力無効領域23の各領域
範囲を設定する。また、カーソル27の現在位置は、図
3に示すデータ入力画面20の位置となる。そして、カ
ーソル27の位置に存在する領域が検出領域となる。
【0037】ステップ2(S2)において、表示装置2
の表示画面に図3に示すデータ入力画面20を表示す
る。このデータ入力画面20には、データ表示領域2
1、入力ボタン領域22、データ入力無効領域23が表
示される。また、表示画面に表示されたデータ入力画面
20は、表示画面内の任意の位置に移動することがで
き、各領域毎に色分けて表示するのが望ましい。
の表示画面に図3に示すデータ入力画面20を表示す
る。このデータ入力画面20には、データ表示領域2
1、入力ボタン領域22、データ入力無効領域23が表
示される。また、表示画面に表示されたデータ入力画面
20は、表示画面内の任意の位置に移動することがで
き、各領域毎に色分けて表示するのが望ましい。
【0038】ステップ3(S3)において、前位置を記
憶する前位置情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された現在位置が前位置情報となり、それ以
後、検出された現在位置を前位置として前領域情報に記
憶し、更新する。
憶する前位置情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された現在位置が前位置情報となり、それ以
後、検出された現在位置を前位置として前領域情報に記
憶し、更新する。
【0039】ステップ4(S4)において、前領域を記
憶する前領域情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された検出領域が前領域情報となり、それ以
後、検出された領域を前領域として前領域情報に記憶
し、更新する。
憶する前領域情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された検出領域が前領域情報となり、それ以
後、検出された領域を前領域として前領域情報に記憶
し、更新する。
【0040】ステップ5(S5)において、マウス操作
による入出力制御部14からCPU11に入力された操
作信号を処理する。このとき、マウス3のクリック操作
でなければ、S6に進む。
による入出力制御部14からCPU11に入力された操
作信号を処理する。このとき、マウス3のクリック操作
でなければ、S6に進む。
【0041】ステップ6(S6)において、表示画面の
データ入力画面20上のカーソル37の現在位置を検出
する。
データ入力画面20上のカーソル37の現在位置を検出
する。
【0042】ステップ7(S7)において、カーソル2
7が移動したか否かを判断する。具体的には、S6にお
いて検出したカーソル27の現在位置と位置情報とを比
較して互いに異なっている場合は、カーソル27が移動
したと判断する。また、カーソル27が移動していなけ
れば、S5に戻る。
7が移動したか否かを判断する。具体的には、S6にお
いて検出したカーソル27の現在位置と位置情報とを比
較して互いに異なっている場合は、カーソル27が移動
したと判断する。また、カーソル27が移動していなけ
れば、S5に戻る。
【0043】ステップ8(S8)において、カーソル2
7の現在位置に存在する領域を検出する。具体的には、
カーソル27の現在位置が、データ表示領域21、入力
ボタン領域22のいずれの領域に存在するかを検索し、
その結果を検出する。
7の現在位置に存在する領域を検出する。具体的には、
カーソル27の現在位置が、データ表示領域21、入力
ボタン領域22のいずれの領域に存在するかを検索し、
その結果を検出する。
【0044】ステップ9(S9)において、前領域を記
憶する前領域情報がデータ表示領域21であるか否かを
判断する。このときに、データ表示領域21でないと判
断した場合は、S3に戻る。
憶する前領域情報がデータ表示領域21であるか否かを
判断する。このときに、データ表示領域21でないと判
断した場合は、S3に戻る。
【0045】ステップ10(S10)において、カーソ
ル27がデータ表示領域21を移動したか否かを判断す
る。具体的には、S8において検出した領域と前領域情
報とを比較して互いに異なっている場合に、カーソル2
7が、データ表示領域21の内部から外部に移動したと
判断する。このときに、カーソル27の移動が、データ
を入力する指令と解釈する。ただし、データ入力無効領
域23が存在するためS11に進む。また、カーソル2
7がデータ表示領域21を移動していなければ、S3に
戻る。
ル27がデータ表示領域21を移動したか否かを判断す
る。具体的には、S8において検出した領域と前領域情
報とを比較して互いに異なっている場合に、カーソル2
7が、データ表示領域21の内部から外部に移動したと
判断する。このときに、カーソル27の移動が、データ
を入力する指令と解釈する。ただし、データ入力無効領
域23が存在するためS11に進む。また、カーソル2
7がデータ表示領域21を移動していなければ、S3に
戻る。
【0046】ステップ11(S11)において、カーソ
ル27の移動がデータ入力無効領域23の外部か否かを
判断する。すなわち、カーソル27の現在位置と前位置
情報とが、データ入力無効領域23の内部に存在してい
る場合は、S3に戻る。
ル27の移動がデータ入力無効領域23の外部か否かを
判断する。すなわち、カーソル27の現在位置と前位置
情報とが、データ入力無効領域23の内部に存在してい
る場合は、S3に戻る。
【0047】ステップ12(S12)において、選択さ
れたデータ表示領域21に対応するデータを入力する。
この入力された数字、記号や制御データは、メモリ12
に記憶された入力データに対して、追加、または削除な
どの処理をし、記憶する。
れたデータ表示領域21に対応するデータを入力する。
この入力された数字、記号や制御データは、メモリ12
に記憶された入力データに対して、追加、または削除な
どの処理をし、記憶する。
【0048】ステップ13(S13)において、入力さ
れた1つ以上のデータの結果をデータ入力画面20のデ
ータ表示部24に表示する。
れた1つ以上のデータの結果をデータ入力画面20のデ
ータ表示部24に表示する。
【0049】ステップ14(S14)において、操作者
により入力の終了操作が行われたか否かを判断する。す
なわち、入力されたデータが「OK」と表示された入力
ボタン領域22をマウス3のクリック操作が行われた場
合は、S15に進む。それ以外の場合には、S16に進
む。
により入力の終了操作が行われたか否かを判断する。す
なわち、入力されたデータが「OK」と表示された入力
ボタン領域22をマウス3のクリック操作が行われた場
合は、S15に進む。それ以外の場合には、S16に進
む。
【0050】ステップ15(S15)において、入力さ
れた1つ以上のデータを、入力データとしてメモリ12
の所定の記憶領域に格納し、データ入力を終了する。
れた1つ以上のデータを、入力データとしてメモリ12
の所定の記憶領域に格納し、データ入力を終了する。
【0051】ステップ16(S16)において、操作者
により入力を中止する操作が行われたか否かを判断す
る。すなわち、入力されたデータが「ESC」と表示さ
れた入力ボタン領域22、または、タイトルバー25の
終了ボタン26の位置で、マウス3のクリック操作が行
われた場合は、データ入力を終了する。それ以外の場合
には、S3に戻りデータ入力を継続する。
により入力を中止する操作が行われたか否かを判断す
る。すなわち、入力されたデータが「ESC」と表示さ
れた入力ボタン領域22、または、タイトルバー25の
終了ボタン26の位置で、マウス3のクリック操作が行
われた場合は、データ入力を終了する。それ以外の場合
には、S3に戻りデータ入力を継続する。
【0052】図7は、図6のS5における操作信号が、
マウス3のクリック操作によるデータ入力の動作を示す
フローチャートである。図3における入力ボタン領域2
2、または、データ表示領域21、にカーソルを移動さ
せ、マウス3のクリック操作されたときに、その各領域
に対応するデータを入力するようにしたものである。
マウス3のクリック操作によるデータ入力の動作を示す
フローチャートである。図3における入力ボタン領域2
2、または、データ表示領域21、にカーソルを移動さ
せ、マウス3のクリック操作されたときに、その各領域
に対応するデータを入力するようにしたものである。
【0053】ステップ21(S21)において、図6に
おけるS5からの操作信号が、マウス3のクリック操作
されたか否かを判断する。この操作信号が、マウス3の
クリック操作以外である場合には、このルーチンを終了
し、図6のS3に戻りデータ入力を継続する。
おけるS5からの操作信号が、マウス3のクリック操作
されたか否かを判断する。この操作信号が、マウス3の
クリック操作以外である場合には、このルーチンを終了
し、図6のS3に戻りデータ入力を継続する。
【0054】ステップ22(S22)において、表示画
面のデータ入力画面20上のカーソル27の現在位置を
検出する。
面のデータ入力画面20上のカーソル27の現在位置を
検出する。
【0055】ステップ23(S23)において、カーソ
ル27の現在位置に存在する領域を検出する。具体的に
は、カーソル27の現在位置が、データ表示領域21、
入力ボタン領域22のいずれの領域に存在するかを検索
し、その結果を検出する。
ル27の現在位置に存在する領域を検出する。具体的に
は、カーソル27の現在位置が、データ表示領域21、
入力ボタン領域22のいずれの領域に存在するかを検索
し、その結果を検出する。
【0056】ステップ24(S24)において、検出さ
れた領域がデータ表示領域21であるか否かを判断す
る。この検出された領域が、データ表示領域21である
場合はS26に進む。
れた領域がデータ表示領域21であるか否かを判断す
る。この検出された領域が、データ表示領域21である
場合はS26に進む。
【0057】ステップ25(S25)において、検出さ
れた領域が入力ボタン領域22であるか否かを判断す
る。この検出された領域が、入力ボタン領域22である
場合はS26に進む。それ以外の場合には、このルーチ
ンを終了し、図6のS3に戻りデータ入力を継続する。
れた領域が入力ボタン領域22であるか否かを判断す
る。この検出された領域が、入力ボタン領域22である
場合はS26に進む。それ以外の場合には、このルーチ
ンを終了し、図6のS3に戻りデータ入力を継続する。
【0058】ステップ26(S26)において、検出さ
れた領域を前領域情報に記憶し、更新する。そして、図
6のS12に進む。
れた領域を前領域情報に記憶し、更新する。そして、図
6のS12に進む。
【0059】このように、マウス3操作により、表示装
置2のデータ入力画面20に表示されたカーソル27
が、データ表示領域21の境界線を横切って、内側から
外側に移動するだけで、所望のデータを視覚的に入力す
ることができる。したがって、コンピュータを利用した
設計、製造、解析などにおける数値入力作業に極めて好
適である。これら各アプリケーションプログラムが、上
記実施形態におけるプログラムを呼び出しデータ入力を
実行させ、メモリ12に格納された入力データを入力値
として受け入れ、目的の作業を処理することができるよ
うになる。また、他のあらゆるデータ入力作業にも多大
の効果を発揮する。
置2のデータ入力画面20に表示されたカーソル27
が、データ表示領域21の境界線を横切って、内側から
外側に移動するだけで、所望のデータを視覚的に入力す
ることができる。したがって、コンピュータを利用した
設計、製造、解析などにおける数値入力作業に極めて好
適である。これら各アプリケーションプログラムが、上
記実施形態におけるプログラムを呼び出しデータ入力を
実行させ、メモリ12に格納された入力データを入力値
として受け入れ、目的の作業を処理することができるよ
うになる。また、他のあらゆるデータ入力作業にも多大
の効果を発揮する。
【0060】また、上記実施形態のデータ入力画面20
において、データ表示領域21、入力ボタン領域22な
どを縦方向に配置してもよい。
において、データ表示領域21、入力ボタン領域22な
どを縦方向に配置してもよい。
【0061】また、上記実施形態に、本発明のもう1つ
のデータ入力方法を用いて、表示画面におけるカーソル
27が、データ表示領域21の境界線を横切って、外側
から内側に移動したときに、そのデータ表示領域21に
対応するデータを入力するように構成してもよい。図8
は、本発明に係る第2のデータ入力方法の基本原理を示
す説明図である。まず、カーソル27が、位置Aから位
置Bに移動したときに、データ「1」を入力する。ま
た、カーソル27が、位置Cから位置Bに移動したとき
も、データ「1」を入力する。ただし、実際の表示画面
には、図8のように複数のカーソル27が示されること
はない。
のデータ入力方法を用いて、表示画面におけるカーソル
27が、データ表示領域21の境界線を横切って、外側
から内側に移動したときに、そのデータ表示領域21に
対応するデータを入力するように構成してもよい。図8
は、本発明に係る第2のデータ入力方法の基本原理を示
す説明図である。まず、カーソル27が、位置Aから位
置Bに移動したときに、データ「1」を入力する。ま
た、カーソル27が、位置Cから位置Bに移動したとき
も、データ「1」を入力する。ただし、実際の表示画面
には、図8のように複数のカーソル27が示されること
はない。
【0062】次に、図9は、複数のデータ表示領域21
が隣接した領域に、データ入力無効領域23を重ね合わ
せた、組み合わせを利用したデータ入力の説明図であ
る。カーソル27が、位置Aから位置Bに移動したとき
に、データ「1」を入力する。また、カーソル27が、
位置Aから位置Cに移動したときは、データ入力無効領
域23の内部での移動であるからデータを入力しない。
すなわち、データ入力無効領域22が重ねられた複数の
データ表示領域21においては、カーソル27が移動し
てもデータを入力しないため、所望のデータ表示領域2
1に移動し、データを入力することができるようにな
る。
が隣接した領域に、データ入力無効領域23を重ね合わ
せた、組み合わせを利用したデータ入力の説明図であ
る。カーソル27が、位置Aから位置Bに移動したとき
に、データ「1」を入力する。また、カーソル27が、
位置Aから位置Cに移動したときは、データ入力無効領
域23の内部での移動であるからデータを入力しない。
すなわち、データ入力無効領域22が重ねられた複数の
データ表示領域21においては、カーソル27が移動し
てもデータを入力しないため、所望のデータ表示領域2
1に移動し、データを入力することができるようにな
る。
【0063】図10は、組み合わせを利用した、もう1
つのデータ入力の説明図である。カーソル27が、位置
Aから位置Bに移動したときに、データ「1」を入力す
る。また、カーソル27が、位置Cから位置Bに移動し
たときは、データ入力無効領域23の内部での移動であ
るからデータを入力しない。
つのデータ入力の説明図である。カーソル27が、位置
Aから位置Bに移動したときに、データ「1」を入力す
る。また、カーソル27が、位置Cから位置Bに移動し
たときは、データ入力無効領域23の内部での移動であ
るからデータを入力しない。
【0064】図11は、他の実施形態におけるアルファ
ベット用のデータ入力画面20の説明図である。A〜N
と、O〜Zとのデータ入力画面20を重ね合わせて表示
し、データ表示領域21にアルファベットを対応させた
ものである。文字としては、ひらがな、かたかな、記号
など、データとして扱えるものであれば制限はない。ま
た、データ表示領域21の「繰」に対応するデータを入
力した場合は、現在記憶されているデータが入力され
る。ただし、繰り返しデータを入力するためのものであ
るために、「繰」に対応するデータは、記憶しない。
ベット用のデータ入力画面20の説明図である。A〜N
と、O〜Zとのデータ入力画面20を重ね合わせて表示
し、データ表示領域21にアルファベットを対応させた
ものである。文字としては、ひらがな、かたかな、記号
など、データとして扱えるものであれば制限はない。ま
た、データ表示領域21の「繰」に対応するデータを入
力した場合は、現在記憶されているデータが入力され
る。ただし、繰り返しデータを入力するためのものであ
るために、「繰」に対応するデータは、記憶しない。
【0065】図12は、他の実施形態における環状に配
置されたデータ入力画面20の説明図である。複数のデ
ータ表示21と入力ボタン領域22とを環状に配置する
ことで、環状の中心から各データ表示領域21までの距
離が等しくなり、データ表示領域21など全体が見易く
なっている。
置されたデータ入力画面20の説明図である。複数のデ
ータ表示21と入力ボタン領域22とを環状に配置する
ことで、環状の中心から各データ表示領域21までの距
離が等しくなり、データ表示領域21など全体が見易く
なっている。
【0066】この他にも本発明をコンピュータの表示画
面に表示された選択メニュに用いることにより、カーソ
ル27を移動するだけでコンピュータによる作業が簡単
に行えるようになる。
面に表示された選択メニュに用いることにより、カーソ
ル27を移動するだけでコンピュータによる作業が簡単
に行えるようになる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るデー
タ入力方法およびその装置によれば、視覚的かつ単一操
作によりデータを入力できるので、入力操作が容易であ
り熟練を必要としない。また、マウスなどのクリック操
作を行う必要がないため、指の疲労感を覚えることもな
く、マウスの移動を最小限とすることで、連続したデー
タ入力を視覚的に行えることから、大量のデータ入力を
可能とし、データ入力の操作性と入力効率とを大幅に向
上させるものである。
タ入力方法およびその装置によれば、視覚的かつ単一操
作によりデータを入力できるので、入力操作が容易であ
り熟練を必要としない。また、マウスなどのクリック操
作を行う必要がないため、指の疲労感を覚えることもな
く、マウスの移動を最小限とすることで、連続したデー
タ入力を視覚的に行えることから、大量のデータ入力を
可能とし、データ入力の操作性と入力効率とを大幅に向
上させるものである。
【0068】
【図1】本発明の実施形態に係るデータ入力装置の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図2】本発明に係る第1のデータ入力方法の基本原理
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図3】本実施形態における表示画面に表示されるデー
タ入力画面の説明図である。
タ入力画面の説明図である。
【図4】本発明の実施形態において、カーソル27の移
動を示す説明図である。
動を示す説明図である。
【図5】カーソルが図4に示す移動におけるデータの各
入力状態の説明図である。
入力状態の説明図である。
【図6】本発明の実施形態において、データ入力の動作
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図7】図6におけるマウスのクリック操作によるデー
タ入力の動作を示すフローチャートである。
タ入力の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る第2のデータ入力方法の基本原理
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図9】複数のデータ表示領域に、データ入力無効領域
を重ね合わせたデータ入力の説明図である。
を重ね合わせたデータ入力の説明図である。
【図10】複数のデータ表示領域に、データ入力無効領
域を重ね合わせた、もう1つのデータ入力の説明図であ
る。
域を重ね合わせた、もう1つのデータ入力の説明図であ
る。
【図11】他の実施形態におけるアルファベット用のデ
ータ入力画面の説明図である。
ータ入力画面の説明図である。
【図12】他の実施形態における環状に配置されたデー
タ入力画面の説明図である。
タ入力画面の説明図である。
【図13】従来のデータ入力装置における表示画面の説
明図である。
明図である。
【図14】他の従来のデータ入力装置における表示画面
の説明図である。
の説明図である。
1 コンピュータ 2 表示装置 3 マウス 11 CPU 12 メモリ 13 表示制御部 14 入出力制御部 20 データ入力画面 21 データ表示領域 22 入力ボタン領域 23 データ入力無効領域 24 データ表示部 25 タイトルバー 26 終了ボタン 27 カーソル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月16日(2000.3.1
6)
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】データ入力無効領域23は、データを入力
しない領域であって、自在にデータ表示領域21を選択
することを可能にしたものである。すなわち、カーソル
27がデータ入力無効領域23の内部で移動していると
きには、データを入力しない。ただし、マウス3のクリ
ック操作による入力の場合は、このデータ入力無効領域
23は、無視される。
しない領域であって、自在にデータ表示領域21を選択
することを可能にしたものである。すなわち、カーソル
27がデータ入力無効領域23の内部で移動していると
きには、データを入力しない。ただし、マウス3のクリ
ック操作による入力の場合は、このデータ入力無効領域
23は、無視される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】ステップ3(S3)において、前位置を記
憶する前位置情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された現在位置が前位置情報となり、それ以
後、検出された現在位置を前位置として前位置情報に記
憶し、更新する。
憶する前位置情報を更新する。ただし、初期の場合は、
初期設定された現在位置が前位置情報となり、それ以
後、検出された現在位置を前位置として前位置情報に記
憶し、更新する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】ステップ6(S6)において、表示画面の
データ入力画面20上のカーソル27の現在位置を検出
する。
データ入力画面20上のカーソル27の現在位置を検出
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】ステップ7(S7)において、カーソル2
7が移動したか否かを判断する。具体的には、S6にお
いて検出したカーソル27の現在位置と前位置情報とを
比較して互いに異なっている場合は、カーソル27が移
動したと判断する。また、カーソル27が移動していな
ければ、S5に戻る。
7が移動したか否かを判断する。具体的には、S6にお
いて検出したカーソル27の現在位置と前位置情報とを
比較して互いに異なっている場合は、カーソル27が移
動したと判断する。また、カーソル27が移動していな
ければ、S5に戻る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】ステップ12(S12)において、前領域
情報の領域に対応するデータを入力する。この入力され
た数字、記号や制御データは、メモリ12に記憶された
入力データに対して、追加、または削除などの処理を
し、記憶する。 ─────────────────────────────────────────────────────
情報の領域に対応するデータを入力する。この入力され
た数字、記号や制御データは、メモリ12に記憶された
入力データに対して、追加、または削除などの処理を
し、記憶する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月22日(2001.2.2
2)
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に用いられている
キーボード入力は、操作に熟練を必要とし高齢者には不
向きであるが、多くのデータを入力する場合には、キー
ボードが用いられているのが現実である。また、上記従
来のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用い
たデータ入力方法およびデータ入力装置は、連続したデ
ータ入力において時間と労力とを要し、次のような課題
がある。
キーボード入力は、操作に熟練を必要とし高齢者には不
向きであるが、多くのデータを入力する場合には、キー
ボードが用いられているのが現実である。また、上記従
来のグラフィカル・ユーザー・インターフェイスを用い
たデータ入力方法およびデータ入力装置は、連続したデ
ータ入力において時間と労力とを要し、次のような課題
がある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】さらに、本発明に係るデータ入力方法にお
いて、前記表示画面には、前記データ表示領域の他に、
1つ以上のデータ表示領域の少なくともー部に接する
か、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくともー
部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上配置し、前記
表示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域
の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
であっても、前記データ入力無効領域の内部で移動した
ときには、データを入力しない。
いて、前記表示画面には、前記データ表示領域の他に、
1つ以上のデータ表示領域の少なくともー部に接する
か、または、1つ以上のデータ表示領域の少なくともー
部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上配置し、前記
表示画面における前記カーソルが、前記データ表示領域
の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、また
は、外側から内側に移動したときのいずれか一方のとき
であっても、前記データ入力無効領域の内部で移動した
ときには、データを入力しない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、本発明に係るデータ入力装置は、表
示装置の表示画面に位置指示のためのカーソルを表示さ
せ、外部からの操作に応じて、カーソルが移動すること
によりデータを入力するデータ入力装置であって、前記
表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを示す
1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応させ
て表示する画層領域表示手段と、前記表示画面における
前記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切っ
て内側から外側に移動したとき、または、外側から内側
に移動したときのいずれか一方のときに、その境界線の
データ表示領域に対応するデータを入力するデータ入力
手段と、入力された1つ以上のデータの結果を前記表示
画面に表示する入力データ表示手段と、を備える。
示装置の表示画面に位置指示のためのカーソルを表示さ
せ、外部からの操作に応じて、カーソルが移動すること
によりデータを入力するデータ入力装置であって、前記
表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを示す
1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応させ
て表示する画層領域表示手段と、前記表示画面における
前記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切っ
て内側から外側に移動したとき、または、外側から内側
に移動したときのいずれか一方のときに、その境界線の
データ表示領域に対応するデータを入力するデータ入力
手段と、入力された1つ以上のデータの結果を前記表示
画面に表示する入力データ表示手段と、を備える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さらに、本発明に係るデータ入力装置にお
いて、前記画層領域表示手段には、前記データ表示領域
の他に、1つ以上のデータ表示領域の少なくともー部に
重なるデータ入力無効領域を1つ以上配置し画層を構成
する、前記データ入力手段は、前記表示画面における前
記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切って
内側から外側に移動したとき、または、外側から内側に
移動したときのいずれか一方のときであっても、前記デ
ータ入力無効領域の内部で移動したときには、データを
入力しない。
いて、前記画層領域表示手段には、前記データ表示領域
の他に、1つ以上のデータ表示領域の少なくともー部に
重なるデータ入力無効領域を1つ以上配置し画層を構成
する、前記データ入力手段は、前記表示画面における前
記カーソルが、前記データ表示領域の境界線を横切って
内側から外側に移動したとき、または、外側から内側に
移動したときのいずれか一方のときであっても、前記デ
ータ入力無効領域の内部で移動したときには、データを
入力しない。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】そして、本発明に係るデータ入力装置に
は、ポインティングデバイスを有し、このポインティン
グデバイスの操作に応じて、前記表示画面における前記
カーソルを移動させる。
は、ポインティングデバイスを有し、このポインティン
グデバイスの操作に応じて、前記表示画面における前記
カーソルを移動させる。
Claims (7)
- 【請求項1】 表示装置の表示画面に位置指示のための
カーソルを表示させ、外部からの操作に応じて、カーソ
ルが移動することによりデータを入力するデータ入力方
法であって、 前記表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを
示す1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応
させて表示すること、 前記表示画面における前記カーソルが、前記データ表示
領域の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、
または、外側から内側に移動したときのいずれか一方の
ときに、その境界線のデータ表示領域に対応するデータ
を入力すること、を含むことを特徴とするデータ入力方
法。 - 【請求項2】 前記表示画面には、前記データ表示領域
の他に、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一部に
接するか、または、1つ以上のデータ表示領域の少なく
とも一部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表示す
ること、 前記表示画面における前記カーソルが、前記データ表示
領域の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、
または、外側から内側に移動したときのいずれか一方の
ときであっても、前記データ入力無効領域の内部で移動
したときには、データを入力しない、請求項1に記載の
データ入力方法。 - 【請求項3】 表示装置の表示画面に位置指示のための
カーソルを表示させ、外部からの操作に応じて、カーソ
ルが移動することによりデータを入力するデータ入力装
置であって、 前記表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを
示す1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応
させて表示する領域表示手段と、 前記表示画面における前記カーソルが、前記データ表示
領域の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、
または、外側から内側に移動したときのいずれか一方の
ときに、その境界線のデータ表示領域に対応するデータ
を入力するデータ入力手段と、 入力された1つ以上のデータの結果を前記表示画面に表
示する入力データ表示手段と、を備えたことを特徴とす
るデータ入力装置。 - 【請求項4】 前記領域表示手段には、前記データ表示
領域の他に、1つ以上のデータ表示領域の少なくとも一
部に接するか、または、1つ以上のデータ表示領域の少
なくとも一部に重なるデータ入力無効領域を1つ以上表
示し、 前記データ入力手段は、前記表示画面における前記カー
ソルが、前記データ表示領域の境界線を横切って内側か
ら外側に移動したとき、または、外側から内側に移動し
たときのいずれか一方のときであっても、前記データ入
力無効領域の内部で移動したときには、データを入力し
ない、請求項3に記載のデータ入力装置。 - 【請求項5】 ポインティングデバイスを有し、 前記領域表示手段には、前記データ表示領域の他に、入
力の対象となる1つ以上のデータを示す1つ以上の入力
ボタン領域をその示すデータに対応させて表示し、 前記データ入力手段には、前記ポインティングデバイス
の操作に応じて、前記表示画面における前記カーソルを
移動させて、前記入力ボタン領域、または、前記データ
表示領域の位置をポインティングしたときに、ポインテ
ィングした位置の各領域に対応するデータを入力するこ
と、を特徴とする請求項3または4に記載のデータ入力
装置。 - 【請求項6】 前記データ入力手段により入力された1
つ以上のデータを、入力データとして所定の記憶領域に
格納する入力データ記憶手段を備えたことを特徴とする
請求項3ないし5のいずれかに記載のデータ入力装置。 - 【請求項7】 表示装置の表示画面に位置指示のための
カーソルを表示させ、外部からの操作に応じて、カーソ
ルが移動することによりデータを入力するためのプログ
ラムが記録された記録媒体であって、 前記表示画面に、入力の対象となる1つ以上のデータを
示す1つ以上のデータ表示領域をその示すデータに対応
させて表示するステップと、 前記表示画面における前記カーソルが、前記データ表示
領域の境界線を横切って内側から外側に移動したとき、
または、外側から内側に移動したときのいずれか一方の
ときに、その境界線のデータ表示領域に対応するデータ
を入力するステップと、をコンピュータに実行させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37592999A JP3284272B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体 |
CNB001283685A CN1183437C (zh) | 1999-11-24 | 2000-11-24 | 数据输入方法和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37592999A JP3284272B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001154767A true JP2001154767A (ja) | 2001-06-08 |
JP3284272B2 JP3284272B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=18506293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37592999A Expired - Fee Related JP3284272B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | データ入力方法および装置・データ入力プログラム記録媒体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3284272B2 (ja) |
CN (1) | CN1183437C (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129942A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Namco Ltd | プログラム、情報記憶媒体及びゲーム装置 |
JP2016139428A (ja) * | 2010-06-30 | 2016-08-04 | トレーディング テクノロジーズ インターナショナル インコーポレイテッド | 注文エントリーアクション |
US9830655B2 (en) | 2010-06-30 | 2017-11-28 | Trading Technologies International, Inc. | Method and apparatus for motion based target prediction and interaction |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1983402A4 (en) * | 2006-02-03 | 2013-06-26 | Panasonic Corp | INPUT DEVICE AND ITS METHOD |
CN108255521B (zh) * | 2013-03-15 | 2022-05-31 | 英特尔公司 | 一种用于实现线路速度互连结构的方法 |
-
1999
- 1999-11-24 JP JP37592999A patent/JP3284272B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-11-24 CN CNB001283685A patent/CN1183437C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006129942A (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-25 | Namco Ltd | プログラム、情報記憶媒体及びゲーム装置 |
JP2016139428A (ja) * | 2010-06-30 | 2016-08-04 | トレーディング テクノロジーズ インターナショナル インコーポレイテッド | 注文エントリーアクション |
US9830655B2 (en) | 2010-06-30 | 2017-11-28 | Trading Technologies International, Inc. | Method and apparatus for motion based target prediction and interaction |
US10521860B2 (en) | 2010-06-30 | 2019-12-31 | Trading Technologies International, Inc. | Order entry actions |
US10902517B2 (en) | 2010-06-30 | 2021-01-26 | Trading Technologies International, Inc. | Order entry actions |
US11416938B2 (en) | 2010-06-30 | 2022-08-16 | Trading Technologies International, Inc. | Order entry actions |
US11908015B2 (en) | 2010-06-30 | 2024-02-20 | Trading Technologies International, Inc. | Order entry actions |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3284272B2 (ja) | 2002-05-20 |
CN1298144A (zh) | 2001-06-06 |
CN1183437C (zh) | 2005-01-05 |
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