JP2002244781A - 入力システム、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

入力システム、プログラム、及び、記録媒体

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JP2002244781A
JP2002244781A JP2001039091A JP2001039091A JP2002244781A JP 2002244781 A JP2002244781 A JP 2002244781A JP 2001039091 A JP2001039091 A JP 2001039091A JP 2001039091 A JP2001039091 A JP 2001039091A JP 2002244781 A JP2002244781 A JP 2002244781A
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display
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target area
input
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Toshiki Kawasome
俊樹 川染
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Wacom Co Ltd
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    • G06F2203/048Indexing scheme relating to G06F3/048
    • G06F2203/04806Zoom, i.e. interaction techniques or interactors for controlling the zooming operation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティングデバイスを用いてコンピュー
タシステムを操作する際に、両手を効率よく使って作業
効率を向上させる。 【解決手段】 操作者の利き手で操作されるポインティ
ングデバイスとしてマウス4或いはタブレット5が接続
されたコンピュータシステム2に対し、利き手でない側
の手で操作される入力装置10を接続してなる入力シス
テム1である。コンピュータシステム2でアプリケーシ
ョンプログラムが実行中の状態で、マウス4或いはタブ
レット5の操作に応じて表示装置3の画面上におけるオ
ブジェクトが操作され、入力装置10のホイール操作部
11の操作に応じて画面の表示拡大率が変更され、ボー
ル操作部12の操作に応じて画面のスクロールが行わ
れ、キースイッチ部13の操作に応じて、キーボード6
を操作した際の入力と等価な入力が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポインティングデ
バイスと、このポインティングデバイスとは別体として
構成される入力装置とをコンピュータに接続してなる入
力システム、及び、この入力システムの制御プログラ
ム、並びに該プログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータに用いる入力装置と
して、マウスやペンタブレット等、表示画面上における
位置を指定するポインティングデバイスが普及してい
る。これらのポインティングデバイスをGUI( Graph
ical User Interface)を利用するOS(Operating Sys
tem)と組み合わせて用いることで、従来のコンピュー
タではキーボードで行っていた入力操作の大半を行うこ
とができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キーボ
ードの操作の中には、複数のキーを同時に押下すること
により特殊な指示を行うものがあった。例えば、コンピ
ュータで実行されるアプリケーションプログラムには、
キーボードが有するキーのうち特定の複数キーが同時操
作された場合に、特殊な処理を実行する旨の設定がなさ
れていることが多い。この場合、キーボードの複数キー
を同時に押下すれば特殊な処理を一回の操作により指示
できるので、非常に便利であり、通称ショートカットキ
ーと呼ばれて広く普及している。
【0004】ショートカットキーのような操作は、特に
両手でキーボードを操作する場合は素早く実行できて便
利であるが、その一方で、ポインティングデバイスの操
作で同一の機能を完全に代替することは難しかった。こ
のため、ポインティングデバイスが普及してもキーボー
ドとの併用が避けられなかった。
【0005】例えば、コンピュータ上で描画処理を行う
アプリケーションプログラムを実行している場合は、ポ
インティングデバイスを用いて描画に係る操作を行う一
方、キーボードを操作して、ファイルの編集や画面の切
り替え等を行っていた。この場合、利き手でポインティ
ングデバイスを操作しながら、必要に応じてポインティ
ングデバイスから手を離してキーボードを操作する必要
があり、面倒であった。しかし、ショートカットキーの
ような複雑な操作をする場合は、利き手でない側の手の
みでキーボードを扱うことは難しく、利き手を使わざる
を得ないという問題があった。このため、利き手に操作
が集中してしまう一方で、利き手でない側の手が空いて
しまっており、効率が悪かった。
【0006】そこで、本発明の目的は、利き手でポイン
ティングデバイスを用いてコンピュータを操作する際
に、利き手でない側の手を活用して、簡単な操作で効率
よく作業できるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために、次のような特徴を備えている。な
お、次に示す説明中、括弧書きにより実施の形態に対応
する構成を一例として示す。符号等は、後述する図面参
照符号等である。
【0008】上記の目的を達成するために、請求項1記
載の発明は、アプリケーションプログラム(2f)を実
行して該アプリケーションプログラムの処理対象領域
(2g)を表示画面に表示するコンピュータ(2)に対
し、表示画面上における位置を指定する第1の入力装置
(図1に示すマウス4、或いはタブレット5)を接続し
てなる入力システム(1)であって、前記第1の入力装
置とは別体として構成される第2の入力装置(図1に示
す入力装置10)と、前記第2の入力装置における操作
に応じて、前記表示画面における前記処理対象領域の表
示状態の変更を指示する指示手段(図3に示すプラグイ
ンエミュレータ2eを実行するCPU21)とを備える
ことを特徴とする。
【0009】ここで、第1の入力装置としては、例え
ば、マウス、トラックボール、タッチパッド、ペンタブ
レット等のポインティングデバイスが挙げられるが、そ
の他の公知の入力装置を用いることも勿論可能である。
また、アプリケーションプログラムとしては、描画ソフ
トウェア、文書作成ソフトウェア等の一般的なアプリケ
ーションプログラムの他、オペレーティングシステムの
一部機能を実現するためのアプリケーションプログラム
をも含むものである。第2の入力装置は、例えば、スク
ロールホイール、トラックボール、タッチパッド、或い
は、キースイッチ等の入力装置や、その他の公知の入力
装置を備えて構成される。また、コンピュータは、上記
第1及び第2の入力装置に加えて、さらに第3、第4の
入力装置としてキーボード等の公知の入力装置が接続さ
れる構成としても良い。
【0010】請求項1記載の発明によれば、アプリケー
ションプログラムを実行して該アプリケーションプログ
ラムの処理対象領域を表示画面に表示するコンピュータ
に対し、表示画面上における位置を指定する第1の入力
装置を接続してなる入力システムであって、第1の入力
装置とは別体に構成される第2の入力装置における操作
に応じて、指示手段により、アプリケーションプログラ
ムに対して表示画面における処理対象領域の表示状態の
変更が指示され、アプリケーションプログラム実行時の
表示画面において、処理対象領域の表示状態が変更され
る。
【0011】従って、操作者は、片手で第1の入力装置
を操作して表示画面上の位置を指定しながら、もう一方
の手で第2の入力装置を操作して、表示画面における処
理対象領域の表示状態を変更させることができる。これ
により、両手を協働して有効に使い、効率良く作業を行
うことができる。また、第1の入力装置とは別体として
構成された第2の入力装置と、指示手段とを組み合わせ
て使用することにより、簡単な操作によって処理対象領
域の表示状態を変化させることができる。このため、第
1の入力装置による操作を効率よく補助して、特に効果
的に作業効率を向上させることができる。即ち、第1の
入力装置によって、表示画面上における位置を指定する
操作と、処理対象領域に対する操作とを両方とも行う場
合、操作量が多いことに加えて、異なる操作内容を切り
替えて行わなければならず、作業効率を特に大きく低下
させていた。本発明に係る入力システムによれば、異な
る操作内容を両手で分担して行うことで、作業効率およ
び操作性が著しく向上する。さらに、第2の入力装置
は、第1の入力装置とは別体として構成されるため、第
2の入力装置を第1の入力装置から離隔した任意の位置
に設置することができ、無理のない姿勢で両手を使いな
がら快適に操作できる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の入
力システムにおいて、前記指示手段は、前記第2の入力
装置における操作に応じて、前記表示画面に対する前記
処理対象領域の相対位置の変更を指示することを特徴と
する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、指示手段に
より、第2の入力装置における操作に応じて、表示画面
に対する処理対象領域の相対位置の変更が、前記アプリ
ケーションプログラムに対して指示される。例えば、処
理対象領域のサイズが表示画面のサイズ以上である場合
は、表示画面に対する処理対象領域の相対位置が変更さ
れると、表示画面に対して処理対象領域が移動して表示
される範囲が移動する。また、処理対象領域が表示画面
よりも小さい場合は、表示画面上において処理対象領域
が移動する。
【0014】従って、操作者は、第1の入力装置により
表示画面上の位置を指定する操作と、第2の入力装置に
より表示画面に対する処理対象領域の相対位置を変更さ
せる操作とを、例えば両手を使って同時に行うことがで
きる。即ち、表示画面に対する処理対象領域の相対位置
を変更すると、第1の入力装置による操作の対象が移動
することになり、操作者は特に面倒な操作を強いられて
きたが、本発明によれば、片手で第1の入力装置を操作
しながら、もう一方の手による操作で、第1の入力装置
による操作を補完する処理を行わせることができ、両手
を協働させて効率良く作業を行うことにより、作業効率
と操作性が著しく向上する。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の入力システムにおいて、前記指示手段は、前記第
2の入力装置における操作に応じて、前記表示画面に表
示される前記処理対象領域の表示倍率の変更を指示する
ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明によれば、指示手段に
よって、第2の入力装置における操作に応じて、表示画
面に表示される処理対象領域の表示倍率の変更をアプリ
ケーションプログラムに対して指示する信号が生成され
る。即ち、表示画面に表示された処理対象領域が、拡大
または縮小されて表示される。
【0017】従って、操作者は、第1の入力装置により
表示画面上の位置を指定する操作と、第2の入力装置に
より表示画面における処理対象領域の表示倍率を変更さ
せる操作とを、例えば両手を使って同時に行うことがで
きる。表示画面上における表示倍率を変更すると、表示
中の処理対象領域が拡大または縮小され、これに伴って
処理対象領域中で表示される範囲の広さも変化する。従
って、一方の手で第1の入力装置により表示画面上にお
ける位置を指定しながら、もう一方の手で表示倍率を変
更させて第1の入力装置の操作対象を変化させることが
できるので、作業効率と操作性が特に著しく向上する。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の入力システムにおいて、前記指示手段
は、前記第2の入力装置における操作に応じて、前記処
理対象領域に含まれるオブジェクト(図9に示す文字オ
ブジェクト201,202)の表示サイズの変更を指示
することを特徴とする。
【0019】請求項4記載の発明によれば、指示手段に
より、第2の入力装置における操作に応じて、処理対象
領域に含まれるオブジェクトの表示サイズの変更が指示
される。即ち、処理対象領域に含まれるオブジェクトが
表示画面に表示される際の表示サイズが変更される。
【0020】従って、第2の入力装置を操作することに
より、処理対象領域に含まれるオブジェクト自体の表示
サイズを変更させ、例えば、より大きなサイズで文字を
表示させて見やすくする等の処理を行うことができる。
これにより、通常は、処理対象領域の倍率の設定とは別
に複雑な設定操作を要していた面倒な処理を、手軽で直
感的な操作によって実行させることができ、より一層の
操作性の向上を図ることができる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれかに記載の入力システムにおいて、前記指示手段
は、さらに、前記第2の入力装置における操作に応じ
て、前記処理対象領域の編集処理を指示することを特徴
とする。
【0022】ここで、処理対象領域の編集処理とは、カ
ット、コピー、ペースト等の処理対象領域中のオブジェ
クトに係る編集処理の他、処理対象領域の状態を保存・
更新する処理等、処理対象領域自体に係る編集処理を含
む。
【0023】請求項項5記載の発明によれば、指示手段
は、第2の入力装置における操作に応じて処理対象領域
の表示状態の変更を指示する処理に加えて、第2の入力
装置における操作に応じて処理対象領域の編集処理を指
示するので、アプリケーションプログラムにおいて、処
理対象領域におけるカット、コピー、ペースト、或いは
保存・更新等の編集処理が行われる。
【0024】従って、処理対象領域における編集処理
を、第2の入力装置における操作で簡単に行うことがで
きる。従来、処理対象領域の編集処理はキーボードにお
けるキー操作によって行われることが多く、編集処理の
内容によっては、キーボードの複数のキーを同時に操作
することにより指示されていたので、特に面倒であっ
た。本発明によれば、片手で第1の入力装置を操作し、
もう一方の手で第2の入力装置を操作することにより、
表示画面上の位置を特定するとともに編集処理を素早く
連続して行うことができ、より一層の作業効率の向上を
図ることができる。さらに、入力装置を持ち替える手間
を省くことができ、操作性と作業効率の向上を図ること
ができる。また、キーボードが不要なため、机上のスペ
ースを有効に利用できる。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれかに記載の入力システムにおいて、前記指示手段
は、前記コンピュータにより実行される前記アプリケー
ションプログラムに適合する信号を生成することによ
り、前記第2の入力装置における操作に応じた指示を行
うことを特徴とする。
【0026】請求項6記載の発明によれば、指示手段
は、第2の入力装置における操作に応じて、コンピュー
タにより実行されるアプリケーションプログラムに対応
する信号を生成することによって、第2の入力装置にお
ける操作に応じた指示を行う。即ち、指示手段は、第2
の入力装置における操作に応じた指示をするための信号
として、コンピュータにより実行されるアプリケーショ
ンプログラムに適合した信号を生成する。
【0027】なお、指示手段は、コンピュータにおいて
複数の異なるアプリケーションプログラムが実行可能な
場合は、実行中のアプリケーションプログラムに適合す
る信号を生成する構成としても良い。
【0028】従って、本発明に係る入力システムでは、
コンピュータにより実行されるアプリケーションプログ
ラムに適合する信号が生成されるので、対象となるアプ
リケーションプログラムは限定されず、広く一般のアプ
リケーションプログラムに対して利用することができ
る。このため、上記のような入力システム専用の高価な
アプリケーションプログラムを用意しなくても良いの
で、操作者の経済的な負担を非常に小さく抑え、使用す
るアプリケーションプログラムの変更に伴う労力負担を
生じない。さらに、操作者は使い慣れたアプリケーショ
ンプログラムにおいて、両手を効果的に使って入力操作
を行うことができる。これにより、汎用性に富み、非常
に有用な入力システムを提供できる。
【0029】請求項7記載の発明は、表示画面上におけ
る位置を指定する第1の入力装置(図1に示すマウス
4、或いはタブレット5)と、該第1の入力装置とは別
体として構成される第2の入力装置(入力装置10)と
が接続され、これら第1及び第2の入力装置とから入力
される指示に基づいてアプリケーションプログラム(2
f)を実行して、該アプリケーションプログラムの処理
対象領域を前記表示画面上に表示するコンピュータ
(2)に対し、前記第2の入力装置における操作に応じ
て、前記表示画面における前記処理対象領域の表示状態
を変更する表示状態変更処理を実行させるためのプログ
ラム(プラグインエミュレータ2e)である。
【0030】ここで、コンピュータが有する第1の入力
装置としては、例えば、マウス、トラックボール、タッ
チパッド、ペンタブレット等のポインティングデバイス
が挙げられるが、その他の公知の入力装置を用いること
も勿論可能である。また、アプリケーションプログラム
としては、描画・画像編集ソフトウェア、文書作成ソフ
トウェア等の一般的なアプリケーションプログラムの
他、オペレーティングシステムの一部機能を実現するた
めのアプリケーションプログラムをも含むものである。
第2の入力装置は、例えば、スクロールホイール、トラ
ックボール、タッチパッド、或いは、キースイッチ等の
入力装置や、その他の公知の入力装置を備えて構成され
る。また、コンピュータには、上記第1及び第2の入力
装置に加えて、さらにキーボード等の公知の入力装置が
接続される構成としても良い。
【0031】請求項7記載の発明の発明によれば、表示
画面上における位置を指定する第1の入力装置と、該第
1の入力装置とは別体として構成される第2の入力装置
とが接続され、これら第1の入力装置と第2の入力装置
とから入力される指示に基づいてアプリケーションプロ
グラムを実行して、該アプリケーションプログラムの処
理対象領域を表示画面上に表示するコンピュータによっ
て、第2の入力装置における操作に応じて、表示画面に
おける処理対象領域の表示状態を変更する表示状態変更
処理が実行される。これにより、表示画面上におけるア
プリケーションプログラムの処理対象領域について、拡
大・縮小、移動等の処理が行われる。
【0032】従って、操作者は、片手で第1の入力装置
を操作して表示画面上の位置を指定しながら、もう一方
の手で第2の入力装置を操作して、表示画面における処
理対象領域の表示状態を変更させることができる。これ
により、両手を協働して有効に使い、効率良く作業を行
うことができる。また、第1の入力装置とは別体として
構成された第2の入力装置と、指示手段とを組み合わせ
て使用することにより、簡単な操作によって処理対象領
域の表示状態を変化させることができる。このため、第
1の入力装置による操作を効率よく補助して、特に効果
的に作業効率を向上させることができる。即ち、第1の
入力装置によって、表示画面上における位置を指定する
操作と、処理対象領域に対する操作とを両方とも行う場
合、操作量が多いことに加えて、異なる操作内容を切り
替えて行わなければならず、作業効率を特に大きく低下
させていた。本発明によれば、異なる操作内容を両手で
分担して行うことで、作業効率および操作性が著しく向
上し、アプリケーションプログラムの操作性の向上を図
ることができる。
【0033】請求項8記載の発明は、請求項7記載のプ
ログラムであって、前記表示状態変更処理として、前記
第2の入力装置における操作に応じて、前記表示画面に
対する前記処理対象領域の相対位置を変更する処理を含
む処理を実行させることを特徴とする。
【0034】請求項8記載の発明によれば、コンピュー
タにより、表示状態変更処理において、第2の入力装置
における操作に応じて表示画面に対する処理対象領域の
相対位置が変更される。例えば、処理対象領域のサイズ
が表示画面のサイズ以上である場合は、表示画面に対す
る処理対象領域の相対位置が変更され、表示画面に対し
て処理対象領域が移動して表示画面に表示される範囲が
移動する。また、処理対象領域が表示画面よりも小さい
場合は、表示画面上において処理対象領域が移動する。
【0035】従って、操作者は、第1の入力装置により
表示画面上の位置を指定する操作と、第2の入力装置に
より表示画面に対する処理対象領域の相対位置を変更さ
せる操作とを、例えば両手を使って同時に行うことがで
きる。即ち、表示画面に対する処理対象領域の相対位置
を変更すると、第1の入力装置による操作の対象が移動
することになり、操作者は特に面倒な操作を強いられて
きたが、本発明によれば、片手で第1の入力装置を操作
しながら、もう一方の手による操作で、第1の入力装置
による操作を補完する処理を行わせることができ、両手
で効率良く作業を行うとともに、アプリケーションプロ
グラムの作業効率と操作性を向上させることができる。
【0036】請求項9記載の発明は、請求項7または8
記載のプログラムであって、前記表示状態変更処理とし
て、前記第2の入力装置における操作に応じて、前記表
示画面上に表示される前記処理対象領域の表示倍率を変
更する処理を含む処理を実行させることを特徴とする。
【0037】請求項9記載の発明によれば、コンピュー
タにより、表示状態変更処理において、第2の入力装置
における操作に応じて表示画面に表示される処理対象領
域の表示倍率が変更される。即ち、表示画面に表示され
た処理対象領域が、拡大または縮小して表示される。
【0038】従って、操作者は、第1の入力装置により
表示画面上の位置を指定する操作と、第2の入力装置に
より表示画面における処理対象領域の表示倍率を変更さ
せる操作とを、例えば両手を使って同時に行うことがで
きる。表示画面上における表示倍率を変更すると、表示
中の処理対象領域が拡大または縮小され、これに伴って
処理対象領域中で表示される範囲の広さも変化する。従
って、一方の手で第1の入力装置により表示画面上にお
ける位置を指定しながら、もう一方の手で表示倍率を変
更させて第1の入力装置の操作対象を変化させることが
できるので、両手で効率良く作業を行って、作業効率と
操作性が特に著しく向上する。
【0039】請求項10記載の発明は、請求項7から9
のいずれかに記載のプログラムであって、前記表示状態
変更処理として、前記第2の入力装置における操作に応
じて、前記処理対象領域に含まれるオブジェクト(図9
に示す文字オブジェクト201,202)の表示サイズ
を変更する処理を含む処理を実行させることを特徴とす
る。
【0040】請求項10記載の発明によれば、コンピュ
ータにより、表示状態変更処理において、第2の入力装
置における操作に応じて、処理対象領域に含まれるオブ
ジェクトの表示サイズが変更される。
【0041】従って、第2の入力装置を操作することに
より、処理対象領域に含まれるオブジェクト自体の表示
サイズを変更させ、例えば、より大きなサイズで文字を
表示させて見やすくする等の処理を行うことができる。
これにより、通常は、処理対象領域の倍率の設定とは別
に複雑な設定操作を要していた面倒な処理を、手軽で直
感的な操作によって実行させることができ、より一層の
操作性の向上を図ることができる。
【0042】請求項11記載の発明は、請求項7から1
0のいずれかに記載のプログラムであって、前記表示状
態変更処理に加えて、前記第2の入力装置における操作
に応じて前記処理対象領域における編集処理を含む処理
を、前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
【0043】ここで、処理対象領域の編集処理とは、カ
ット、コピー、ペースト等の処理対象領域中のオブジェ
クトに係る編集処理の他、処理対象領域の状態を保存・
更新する処理等、処理対象領域自体に係る編集処理を含
む。
【0044】請求項11記載の発明によれば、コンピュ
ータにより、表示状態変更処理に加えて、第2の入力装
置における操作に応じて処理対象領域の編集処理が行わ
れる。
【0045】従って、処理対象領域における編集処理
を、第2の入力装置における操作で簡単に行うことがで
きる。従来、処理対象領域の編集処理はキーボードにお
けるキー操作によって行われることが多く、編集処理の
内容によっては、キーボードの複数のキーを同時に操作
することにより指示されていたので、特に面倒であっ
た。本発明によれば、片手で第1の入力装置を操作し、
もう一方の手で第2の入力装置を操作することにより、
表示画面上の位置を特定するとともに編集処理を素早く
連続して行うことができ、より一層の作業効率の向上を
図ることができる。さらに、入力装置を持ち替える手間
を省くことができ、アプリケーションプログラムの操作
性と作業効率の向上を図ることができる。
【0046】請求項12記載の発明は、請求項7から1
1のいずれかに記載のプログラムであって、前記表示状
態変更処理において、前記第2の入力装置における操作
に応じて、前記アプリケーションプログラムに適合する
信号を生成する処理を実行させることを特徴とする。
【0047】請求項12記載の発明によれば、コンピュ
ータにより、表示状態変更処理において、第2の入力装
置における操作に応じて、該コンピュータにより実行さ
れるアプリケーションプログラムに対応する信号が生成
される。即ち、表示状態変更処理においては、第2の入
力装置における操作に応じた処理をコンピュータに実行
させるための信号として、該コンピュータにより実行さ
れるアプリケーションプログラムに適合した信号を生成
する。
【0048】なお、コンピュータにおいて複数の異なる
アプリケーションプログラムが実行可能な場合は、表示
状態変更処理において、実行中のアプリケーションプロ
グラムに適合する信号が生成される構成としても良い。
【0049】従って、対象となるアプリケーションプロ
グラムは限定されず、広く一般のアプリケーションプロ
グラムに対して利用することができる。これにより、専
用の高価なアプリケーションプログラムを用意しなくて
も良いので、操作者の経済的な負担を非常に小さく抑
え、使用するアプリケーションプログラムの変更に伴う
労力負担を生じない。そして、操作者は、使い慣れたア
プリケーションプログラムにおいて、第2の入力装置と
第1の入力装置とを用いた両手の操作を行うことができ
るので、両手を効果的に使って入力操作を行い、作業効
率を著しく高めることができる。
【0050】請求項13記載の発明は、請求項7ないし
12に記載のプログラムを格納したことを特徴とする記
録媒体である。
【0051】この請求項13記載の発明の記録媒体をコ
ンピュータに対して使用することにより、請求項7ない
し12に記載の発明による効果が得られる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図1〜図9の各図に基づき説明する。
【0053】[第1の実施の形態]図1は、本発明に係
る第1の実施の形態における入力システム1の構成を示
す図である。なお、入力装置10については上面の構造
を示す。
【0054】図1に示すように、入力システム1は、表
示装置3、マウス4、タブレット5及びキーボード6が
接続されたコンピュータ2に対して、入力装置10をさ
らに接続して構成される。マウス4、タブレット5、キ
ーボード6、及び入力装置10は、例えば、USB(Un
iversal Serial Bus)、シリアルインターフェース、P
S/2等の規格に準じたインターフェースを介してそれ
ぞれコンピュータ2に接続されている。また、通常、マ
ウス4及びタブレット5は操作者の利き手により操作さ
れ、キーボード6は操作者の両手で操作される。
【0055】なお、マウス4及びタブレット5は、コン
ピュータ2に対して同時に接続されていても良いし、排
他的に一方のみがコンピュータ2に接続される構成とし
ても良い。
【0056】表示装置3は、CRT(Cathode Ray Tub
e)、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示画面
を備え、後述するコンピュータ2のCPU21から入力
される表示情報に基づいて各種画面を表示出力する。な
お、表示装置3は、D−SubやBNC、DVI、DF
P等の規格に準じたインターフェースを介してコンピュ
ータ2に接続されており、CPU21から表示装置3へ
入力される信号は、アナログ若しくはデジタル信号のい
ずれであっても良い。
【0057】マウス4は、操作者の操作により平面上で
移動される入力装置であり、操作者によって操作される
と、移動の方向及び移動量を示す操作信号を生成して、
後述するコンピュータ2のCPU21へ出力する。ま
た、マウス4は一個ないし複数のボタンを備えており、
ボタンが押圧操作されると、操作されたボタンに対応す
る操作信号を生成してCPU21へ出力する。
【0058】なお、マウス4としては、ボールと、該ボ
ールの回転方向及び回転量を検知するロータリーエンコ
ーダ(回転検出器)とを本体の底面側に備えるメカニカ
ルマウス、或いは、本体の下面に備えるLED(Light
Emitting Diode)を発光させ、フォトディテクタ(光検
出機構)で反射光を受光することにより移動の方向と移
動量とを検出する光学式マウスが挙げられるが、その他
の公知のマウスを用いることが可能である。
【0059】タブレット5は、例えば、位置を指定する
ペン型の位置指示器と、この位置指示器により指示され
た位置を検出する平板状の座標検出器とによって構成さ
れ、操作者の操作によって位置指示器が座標検出器上で
移動され、任意の位置が指示されると、座標指示器によ
り指示された位置を示す操作信号を生成して、後述する
コンピュータ2のCPU21へ出力する。また、座標指
示器がボタンを備えている場合は、該ボタンの操作に応
じてボタン操作を示す操作信号を生成してCPU21へ
出力する。
【0060】キーボード6は、例えば、1〜0の数字が
付された数字キー、アルファベット等が付された文字キ
ー、「Esc 」キー(Escape key:エスケープキー)、
「Alt」キー(Alternate key :オルトキー)、「Ctr
l」キー(Control key:コントロールキー)等の各種機
能キーなど、複数のキースイッチを備えている。キーボ
ード6は、操作者によっていずれかのキーが押圧操作さ
れると、操作されたキーを示す操作信号を生成して、後
述するコンピュータ2のCPU21へ出力する。なお、
キーボード6が有するキーの種類や数については、任意
である。
【0061】入力装置10は、ホイール操作部11、ボ
ール操作部12及びキースイッチ部13を備えて構成さ
れる。
【0062】ホイール操作部11は、入力装置10の本
体に回転可能に固定された輪状のホイール11aと、ホ
イール11aの回転を検知する回転検知部(図示略)と
によって構成される。そして、入力装置10は、操作者
によってホイール操作部11が操作される毎に、回転検
知部により検知されたホイール11aの回転方向を示す
操作信号を生成して、コンピュータ2のCPU21へ出
力する。
【0063】ボール操作部12は、入力装置10の本体
に任意の方向に回転可能に填め込まれたボール12a
と、ボール12aの回転方向及び回転量を検知する回転
検知部(図示略)とによって構成される。入力装置10
は、操作者によってボール操作部12が操作されると、
回転検知部により検知されたボール12aの回転方向及
び回転量を示す操作信号を生成してCPU21へ出力す
る。ここで、ボール操作部12が有する回転検知部とし
ては、例えば、ボール12aの回転量を横方向及び縦方
向の回転量として検知するものが挙げられる。
【0064】さらに、キースイッチ部13は複数のキー
スイッチを備えて構成され、いずれかのキースイッチが
押下されると、入力装置10は押下されたキースイッチ
に対応する操作信号を生成してCPU21へ出力する。
【0065】そして、以上のように構成される入力装置
10は、操作者の、利き手でない側の手で操作される。
【0066】図2は、図1に示すコンピュータ2の内部
構成を示すブロック図である。また、図3は入力システ
ム1の動作を概念的に示す図である。以下、図2に基づ
いてコンピュータ2の構成について説明するが、一部、
図3を参照する。
【0067】図2に示すように、コンピュータ2は、C
PU(Central Processing Unit )21、ROM(Read
Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)
23、記憶装置24及びバス25の各部を備えている。
また、図1に示す表示装置3、マウス4、タブレット
5、キーボード6及び入力装置10の各部は、上記の各
種インターフェースを介してバス25に接続される。
【0068】CPU21は、コンピュータ2の起動に際
し、ROM22或いは記憶装置24に格納されたシステ
ムプログラムを読み出して、RAM23内のワークエリ
アに展開して実行し、コンピュータ2の各部、及びコン
ピュータ2に接続された各機器を初期状態に移行させ
る。また、CPU21は、マウス4、タブレット5、キ
ーボード6及び入力装置10の各入力装置について、コ
ンピュータ2に接続されているか否かを判別し、記憶装
置24に格納されたデバイスドライバ2a,2b,2
c,2d(図3参照)の中から接続されている入力装置
に対応するデバイスドライバを読み出して実行し、各入
力装置からの入力操作に対して待機する。
【0069】例えば、CPU21は、コンピュータ2に
マウス4が接続されていることを検知すると、マウス4
に対応するデバイスドライバ2cを読み出して実行し、
マウス4の入力操作に対して待機する。同様に、CPU
21は、コンピュータ2にタブレット5が接続されてい
る場合はデバイスドライバ2dを実行し、キーボード6
が接続されている場合はデバイスドライバ2bを実行
し、入力装置10が接続されている場合はデバイスドラ
イバ2aを実行して、入力操作に対して待機する。
【0070】そして、CPU21は、マウス4、タブレ
ット5、或いはキーボード6が操作者によって操作され
ると、実行中のデバイスドライバ2c,2d,2bの処
理によって入力内容を取得する。そして、CPU21
は、取得した入力内容に従って、記憶装置24に格納さ
れたアプリケーションプログラム2f(図3参照)を読
み出して実行する。
【0071】また、CPU21は、アプリケーションプ
ログラム2fを実行中に入力装置10が操作され、入力
装置10から操作信号が入力されると、デバイスドライ
バ2aの処理によって入力装置10における入力内容を
取得し、取得した入力内容をもとにプラグインエミュレ
ータ2e(図3参照)を実行してエミュレート情報を生
成し、アプリケーションプログラム2fの実行に際し
て、該エミュレート情報に基づく処理を行う。
【0072】さらに、CPU21は、アプリケーション
プログラム2fの実行に際して表示装置3に表示すべき
画面の表示情報を生成して表示装置3へ出力し、表示装
置3の画面上に、アプリケーションプログラム2fに係
る画面を表示させる。
【0073】ROM22は、不揮発性の半導体記憶素子
等によって構成され、CPU21により実行されるシス
テムプログラム等を、CPU21によって読み取り可能
な形態で格納する。
【0074】RAM23は、CPU21によって処理さ
れるプログラムや、これらプログラムに係るデータ等を
一時的に保持するワークエリアを形成する。
【0075】記憶装置24は、磁気的、光学的記録媒体
若しくは半導体記憶素子等によってなる記憶媒体(図示
略)を備えて構成され、この記憶媒体(図示略)内に、
CPU21により実行される各種プログラムやこれらの
プログラムに係るデータ等を、CPU21によって読み
取り可能な形態で格納する。なお、上記記憶媒体として
は、CD−ROM等の可搬型の媒体やハードディスク等
の固定的な媒体が挙げられるが、ネットワークを介して
コンピュータ2と接続された他のコンピュータに装着さ
れ、CPU21からネットワークを介してアクセス可能
な媒体であっても良い。
【0076】次いで、入力システム1の動作について説
明する。図3は、マウス4、タブレット5、キーボード
6及び入力装置10の入力操作に対する入力システム1
の動作を概念的に示す図である。図3に示すデバイスド
ライバ2a,2b,2c,2d、プラグインエミュレー
タ2e及びアプリケーションプログラム2fは、いずれ
も、入力システム1のハードウェア資源を利用して、C
PU21により実行されるソフトウェアである。また、
プラグインエミュレータ2eはアプリケーションプログ
ラム2fに対応づけて記憶装置24に格納されたもので
あり、アプリケーションプログラムが複数ある場合は、
各アプリケーションプログラムに対応するプラグインエ
ミュレータを記憶装置24内に格納する構成としても良
い。
【0077】図3に示すように、マウス4、タブレット
5、キーボード6及び入力装置10のいずれかが操作さ
れると、CPU21に対して操作信号が入力される。C
PU21は、入力された操作信号から入力内容を取得す
るため、デバイスドライバ2a,2b,2c,2d、及
びプラグインエミュレータ2eを適宜実行する。
【0078】例えば、マウス4から入力された操作信号
はデバイスドライバ2cによって処理され、操作信号か
らマウス4における入力内容が取得される。さらに、デ
バイスドライバ2cにより、マウス4の入力内容に対応
するポインタの移動情報及びボタン操作の有無に関する
情報が生成され、生成された情報に基づいてアプリケー
ションプログラム2fによる処理が実行される。
【0079】また、例えば、タブレット5から入力され
た操作信号はデバイスドライバ2dによって処理され、
操作信号からタブレット5における入力内容が取得され
る。さらに、デバイスドライバ2dにより、タブレット
5の入力内容に対応するポインタの移動情報及びボタン
操作の有無に関する情報が生成され、その後、生成され
た情報に基づいてアプリケーションプログラム2fによ
る処理が実行される。
【0080】さらに、キーボード6からCPU21に入
力された操作信号はデバイスドライバ2bによって処理
され、操作信号からキーボード6における入力内容が取
得される。さらに、デバイスドライバ2bにより、キー
ボード6におけるキー操作を示す情報が生成され、生成
された情報に基づいてアプリケーションプログラム2f
による処理が実行される。
【0081】ここで、図4を参照して、コンピュータ2
で実行されるアプリケーションプログラム2fについて
説明する。なお、本第1の実施の形態においては、アプ
リケーションプログラム2fとして、描画処理を行うア
プリケーションプログラムを例にとって説明する。
【0082】図4は、アプリケーションプログラム2f
による描画処理を示す図であり、図4(a)はアプリケ
ーションプログラム2fの処理対象としての処理対象領
域2gと、処理対象領域2g中で表示装置3に表示され
る表示領域2hとを示す図であり、(b)は、表示領域
2hが表示される描画処理画面31を示す図である。
【0083】アプリケーションプログラム2fの実行に
際しては、描画処理を行う対象として、図4(a)に示
すような処理対象領域2gが設定される。操作者は、ア
プリケーションプログラム2fを実行させることによ
り、処理対象領域2gの中において描画を行うことが可
能である。
【0084】処理対象領域2gのサイズはアプリケーシ
ョンプログラム2fにおける設定状態によって異なり、
印刷時の都合やデータ管理上の都合等に合わせて設定さ
れるため、表示装置3により表示可能なサイズと一致す
るとは限らない。図4(a)に示す例では、処理対象領
域2gは表示装置3により表示可能なサイズよりも大き
いので、処理対象領域2gの中に表示領域2hが設定さ
れる。表示領域2hは、処理対象領域2gの中で表示装
置3により表示される領域であって、そのサイズは、表
示装置3の表示画面の解像度や表示倍率、画面上のレイ
アウト等によって変化する。
【0085】処理対象領域2g中の表示領域2hが表示
装置3に表示された状態を、図4(b)に示す。同図に
示す描画処理画面31のほぼ中央には、表示領域2hが
表示される処理対象表示部311が配されている。
【0086】また、描画処理画面31上には、マウス4
とタブレット5のいずれか一方若しくは両方の操作に応
じて移動されるポインタAが表示されている。ポインタ
Aは、マウス4とタブレット5のいずれか一方若しくは
両方が操作された際にデバイスドライバ2c,2dによ
って生成されるポインタの移動情報に基づいて、画面上
で移動表示される。このポインタAは、操作者による操
作対象の位置を示すものであり、例えば、ポインタAが
アイコンに重なって表示されている状態でマウス4或い
はタブレット5のボタンが操作されると、該アイコンに
関する処理が実行される。
【0087】さらに、描画処理画面31には、処理対象
表示部311の右端に沿って縦スクロール操作部312
が配置され、処理対象表示部311の下端に沿って横ス
クロール操作部313が配置されている。縦スクロール
操作部312及び横スクロール操作部313は、通称ス
クロールバーと呼ばれるものであり、図4(a)に示す
処理対象領域2g中における表示領域2hの位置を示し
ている。
【0088】そして、デバイスドライバ2c,2dによ
って生成されるポインタの移動情報に基づいてポインタ
Aが縦スクロール操作部312又は横スクロール操作部
313上に移動され、ここでマウス4或いはタブレット
5のボタンが適宜操作されると、処理対象領域2g中に
おける表示領域2hの位置が変化する。
【0089】例えば、ポインタAが縦スクロール操作部
312上に位置する状態で、マウス4或いはタブレット
5のボタン操作が行われた場合は、表示領域2hが処理
対象領域2g中で上下方向に移動され、処理対象表示部
311内の表示は縦方向にスクロール表示される。ま
た、ポインタAが横スクロール操作部313上に位置す
る状態でマウス4或いはタブレット5のボタン操作が行
われると、表示領域2hが処理対象領域2g中で左右方
向に移動され、処理対象表示部311内の表示は横方向
にスクロール表示される。
【0090】なお、縦スクロール操作部312及び横ス
クロール操作部313に対する操作により表示領域2h
が処理対象領域2g中を移動する際の処理はアプリケー
ションプログラム2fの仕様によって異なるものであ
り、詳細な処理手順等は特に限定されない。即ち、表示
領域2hに対する処理対象領域2gの位置を変化させる
か、或いは、処理対象領域2gに対する表示領域2hの
位置を変化させるか等の処理手順についてはプログラム
内部のアルゴリズムによって決定される設計的事項であ
り、アプリケーションプログラム2fの仕様により異な
る。本発明は、上記のような処理手順に関わらず適用可
能である。
【0091】また、描画処理画面31の左下隅には倍率
表示部314が配置されている。倍率表示部314に
は、表示領域2hを処理対象表示部311に表示する際
の表示倍率が表示されている。倍率表示部314に表示
される表示倍率、即ち、表示領域2hを処理対象表示部
311に表示する際の表示倍率は、操作者の操作により
任意に変更可能である。この表示倍率が高くなれば、表
示領域2hが処理対象領域2gに占める範囲は狭くな
り、また、表示倍率が低くなれば、処理対象領域2gに
占める表示領域2hの範囲は広くなる。なお、表示倍率
の変更によって、表示領域2hが処理対象領域2gより
も大きくなり、処理対象領域2gの全体が処理対象表示
部311に表示される場合は、処理対象領域2gの外側
の部分は余白として表示される。
【0092】このように、アプリケーションプログラム
2fの実行に際しては、図4(b)に示す描画処理画面
31が表示装置3により表示され、処理対象領域2gに
おける描画処理が行える他、マウス4とタブレット5の
いずれか一方若しくは両方の操作によって、処理対象領
域2g中における表示領域2hの移動に基づく処理対象
表示部311のスクロール表示、及び、処理対象表示部
311における表示領域2hの表示倍率の増大・減少が
可能である。
【0093】また、キーボード6からCPU21に入力
された操作信号がデバイスドライバ2bによって処理さ
れ、キーボード6におけるキー操作の内容が生成される
と、生成された情報に基づいて、処理対象領域2g中に
描画された画像や文字等のオブジェクトの編集処理や、
処理対象領域2gをファイルとして保存する保存処理等
の各種処理が行われる。
【0094】例えば、キーボード6において、「Ctrl」
キーと「S」キーとが同時に操作されると、アプリケー
ションプログラム2fにおいては処理対象の処理対象領
域2gがファイルとして保存され、或いは既に作成され
たファイルへの上書き保存が行われる。また、キーボー
ド6が有する「Ctrl」キーと「A」キーとが同時に操作
されると、アプリケーションプログラム2fにおいては
処理対象領域2g中の全てのオブジェクトが選択状態と
なり、全オブジェクトの一括移動や一括削除、一括コピ
ー等の編集処理を行えるようになる。
【0095】さらに、例えば、キーボード6が有する
「Ctrl」キーと「C」キーが同時に操作されると、処理
対象領域2g中で選択状態にあるオブジェクトがコピー
され、キーボード6の「Ctrl」キーと「X」キーとが同
時に操作されると選択状態にあるオブジェクトがカット
され、「Ctrl」キーと「Y」キーとが同時に操作される
と、コピー又はカットされていたオブジェクトが処理対
象領域2g中の所定の位置にペーストされる。また、キ
ーボード6の「Ctrl」キーと「Z」キーとが同時に操作
されると、直前に行われた編集処理が取り消されて該編
集処理の前の状態が復元され、キーボード6の「Ctrl」
キーと「D」キーとが同時に操作されると文字入力のた
めの書体選択処理が開始され、キーボード6の「Ctrl」
キーと「N」キーとが同時に操作されると、アプリケー
ションプログラム2fの処理対象として新しい処理対象
領域2gが作成される。そして、キーボード6の「Alt
」キーと「Esc 」キーとが同時に操作されると、コン
ピュータ2においてアプリケーションプログラム2fを
含む複数のアプリケーションプログラムが実行中であれ
ば、表示装置3に表示される画面が、アプリケーション
プログラム2fの画面から他のアプリケーションプログ
ラムの画面へ切り替えられる。
【0096】そして、入力装置10からCPU21に入
力された操作信号に対しては、デバイスドライバ2aに
よる処理が行われ、次いでプラグインエミュレータ2e
の処理が行われて、アプリケーションプログラム2fに
適合するエミュレート情報が生成される。
【0097】ここで、プラグインエミュレータ2eの処
理について、図5のフローチャートを参照して説明す
る。図5は、CPU21によりプラグインエミュレータ
2eを実行する際の処理を示すフローチャートである。
【0098】図5に示すように、プラグインエミュレー
タ2eが実行されると、CPU21は、まず、デバイス
ドライバ2aによる処理結果をもとに、入力装置10の
ホイール操作部11における操作の有無を判別する(ス
テップS1)。
【0099】ここで、ホイール操作部11が操作されて
いる場合には(ステップS1;Yes)、CPU21
は、デバイスドライバ2aの処理結果をもとに、ホイー
ル操作部11が有するホイール11aの回転方向から、
操作者による指示が拡大か、或いは縮小かを決定する
(ステップS2)。詳細には、CPU21は、入力装置
10から入力された操作信号がデバイスドライバ2aに
よって処理された結果から回転検知部(図示略)による
検知結果を抽出し、ホイール操作部11のホイール11
aが回転された方向が正方向か、或いは負方向かを判別
する。そして、ホイール11aの回転方向が正方向の場
合は操作者の操作が拡大を指示するものであると決定
し、回転方向が負方向の場合は操作者の操作が縮小を指
示するものであると決定する。
【0100】続いて、CPU21は、ステップS2で決
定した指示内容に従って、アプリケーションプログラム
2fに対して、処理対象表示部311における表示の拡
大又は縮小を指示する指示信号を生成して(ステップS
3)、ステップS4へ移行する。
【0101】なお、ステップS3では、例えば、処理対
象表示部311の表示拡大・縮小を指示するためのアプ
リケーションプログラム2f用の所定のコマンドを指示
信号として生成しても良いし、キーボード6において所
定のキー操作が行われた場合と等価な信号を生成し、若
しくは、表示拡大・縮小を指示する別の入力装置の操作
時と等価な信号を生成するようにしても良い。
【0102】また、ホイール操作部11が操作されてい
ない場合には(ステップS1;No)、CPU21はス
テップS2,S3の処理を行わずに、そのままステップ
S4へ移行する。
【0103】ステップS4で、CPU21は、ボール操
作部12が操作されているか否かを判別する。そして、
ボール操作部12が操作されている場合(ステップS
4;Yes)、CPU21は、デバイスドライバ2aに
よる処理結果から、ボール操作部12が備えるボール1
2aの回転方向と回転量とを取得する(ステップS
5)。
【0104】続いて、CPU21は、ボール12aの回
転方向と回転量とをもとに、X方向、及びY方向のスク
ロール量を決定し(ステップS6)、さらに、アプリケ
ーションプログラム2fに対して処理対象表示部311
の表示のスクロールを指示する指示信号を生成して(ス
テップS7)、ステップS8へ移行する。
【0105】なお、ステップS7では、例えば、処理対
象表示部311の表示のスクロールを指示するためのア
プリケーションプログラム2f用の所定のコマンドを指
示信号として生成しても良いし、キーボード6において
所定のキー操作が行われた場合と等価な信号を生成し、
若しくは、画面表示のスクロールを指示する別の入力装
置の操作時と等価な信号を生成するようにしても良い。
【0106】一方、入力装置10においてボール操作部
12が操作されていない場合は(ステップS5;N
o)、CPU21は、ステップS5〜S7の処理を行わ
ずにステップS8へ移行する。
【0107】ステップS8で、CPU21は、デバイス
ドライバ2aの処理結果からキースイッチ部13におけ
る操作内容を取得し、キースイッチ部13において操作
されたキーに対応する指示信号を生成して、ステップS
9へ移行する。
【0108】ステップS9で、CPU21は、ステップ
S3,S7,S9で生成した指示信号をもとにエミュレ
ート情報を生成し、RAM23のワークエリアへ出力し
て一時的に保持させ、適宜アプリケーションプログラム
2fを実行するとともに、ステップS1へ戻る。
【0109】このように、プラグインエミュレータ2e
が実行されることにより、入力装置10のホイール操作
部11において、ホイール11aが正方向に回転される
と処理対象表示部311(図4(b))の表示が拡大さ
れ、負方向に回転されれば縮小される。また、ボール操
作部12において、ボール12aが任意の方向へ任意の
量だけ回転されると、回転方向と回転量に基づいて処理
対象表示部311の表示がスクロールされる。これによ
り、操作者は利き手でない側の手で入力装置10を操作
することで、処理対象表示部311における表示拡大率
の変更やスクロールを実行させることができる。即ち、
利き手によるマウス4やタブレット5を用いた操作を、
利き手でない側の操作によって補完できるので、両手を
効率よく協働させて作業効率を高めることができる。
【0110】また、ステップS9において生成されるエ
ミュレート情報は、ステップS3,S7,S8で生成し
た指示信号そのものであっても良いし、或いは、特定の
条件を満たす複数の指示信号から新たなエミュレート情
報をするようにしても良い。
【0111】即ち、図5に示すプラグインエミュレータ
2eの動作では、ホイール操作部11、ボール操作部1
2及びキースイッチ部13の各操作部のうち、複数の操
作部が同時に操作されても、その操作内容を取得して対
応するエミュレート情報を生成することができる。従っ
て、上記複数の操作部における同時操作に対応して、ア
プリケーションプログラム2fに対して特殊な処理をす
るよう指示できるようにすることも可能である。例え
ば、キースイッチ部13の所定のキーとホイール操作部
11のホイール11aとの同時操作に対応して、画面の
特殊な切替を指示できるようにしても良い。
【0112】この場合、図5のステップS9に示す処理
においては、ステップS3で生成される指示信号と、ス
テップS8で生成される指示信号とが特定の組み合わせ
である場合に、特定のエミュレート情報を生成してアプ
リケーションプログラム2fへ出力すれば良い。
【0113】図6は、図5のステップS8で、キースイ
ッチ部13が備えるキーに対応して生成される指示信号
の例を示す図表である。図6には、キースイッチ部13
に十個のキーが配設されている場合の例を示す。なお、
図6はあくまで一例を示すものであり、入力システム1
の細部構成やアプリケーションプログラム2fの種類に
よっても当然に異なるものである。
【0114】図6に示すように、キースイッチ部13
は、キー13a,13b,13c,13d,13e,1
3f,13g,13h,13i,13jの十個のキーを
備えている。
【0115】キー13aに対しては、「保存」というタ
イトルで、キーボード6の「Ctrl」キーと「S」キーと
が同時に操作された場合と同様の指示信号を出力する旨
が設定されている。
【0116】また、キー13bに対しては、「全て選
択」というタイトルで、キーボード6が有する「Ctrl」
キーと「A」キーとが同時に操作された場合と同様の指
示信号を出力する旨が設定されている。
【0117】同様に、キー13cに対しては「コピー」
というタイトルでキーボード6が有する「Ctrl」キーと
「C」キーに対応する指示信号が設定され、キー13d
に対しては「カット」というタイトルでキーボード6の
「Ctrl」キーと「X」キーとの同時操作に対応する指示
信号が設定され、キー13eに対しては「ペースト」と
いうタイトルでキーボード6の「Ctrl」キーと「Y」キ
ーとの同時操作に対応する指示信号が設定され、キー1
3fに対しては「アンドゥ」というタイトルでキーボー
ド6の「Ctrl」キーと「Z」キーとの同時操作に対応す
る指示信号が設定され、キー13gに対しては「書体設
定」というタイトルでキーボード6の「Ctrl」キーと
「D」キーとの同時操作に対応する指示信号が設定さ
れ、キー13hに対しては「新規作成」というタイトル
でキーボード6の「Ctrl」キーと「N」キーとの同時操
作に対応する指示信号が設定されている。さらに、キー
13iに対しては、「表示切替」というタイトルで、キ
ーボード6の「Alt 」キーと「Esc 」キーとの同時操作
と同様の指示信号が設定され、キー13jに対しては
「ON/OFF」というタイトルで、入力装置10から
の入力のON/OFFを指示する指示信号が設定されて
いる。
【0118】従って、例えば、キー13aが操作された
場合、図5のステップS8に示す処理では、キーボード
6の「Ctrl」キーと「S」とが同時に操作された場合を
エミュレートするような指示信号が生成され、この指示
信号に基づいてステップS9(図5)でエミュレート情
報が生成され、アプリケーションプログラム2fによる
処理が行われる。即ち、キー13a,13b,13c,
13d,13e,13f,13g,13h,13iの操
作は、アプリケーションプログラム2fの実行中におけ
るキーボード6が有する複数キーの同時操作と等価であ
る。
【0119】このため、キー13a,13b,13c,
13d,13e,13f,13g,13h,13iのう
ちいずれか一個のキーを操作すれば、キーボード6にお
いて複数のキーを同時に操作した場合に等しい指示入力
を行うことができる。これにより、操作者は、利き手で
ない側の手で一個のキーを操作することにより、両手で
キーボード6の複数のキーを操作した場合と同様の指示
入力が行える。従来のように操作者が利き手でマウス4
やタブレット5を操作している状態からキーボード6を
操作する場合は、一度、利き手をマウス4やタブレット
5から離す必要がある。しかし、本発明によれば、利き
手でない側の手で入力装置10のキースイッチ部13を
操作することにより、操作者は、利き手をマウス4やタ
ブレット5から離すことなく、キーボード6の操作と等
価な操作を行うことができる。また、キースイッチ部1
3における操作は1個のキースイッチを押下すればよい
ので、利き手でない側の手でも容易に実行できるから、
操作ミスの心配はない。
【0120】また、キー13jの操作によって入力装置
10のON/OFFの切り替えを指示できる。このた
め、コンピュータ2において、入力装置10の操作に対
応していない、即ちプラグインエミュレータ2eが用意
されていないアプリケーションプログラムを実行してい
る間は、入力装置10をOFFにすれば誤動作を防止で
きる。そして、対応するプラグインエミュレータ2eが
用意されたアプリケーションプログラム2fが実行され
る際に、キー13jを操作して入力装置10をONに切
り替えれば、その後は入力装置10を用いた操作が可能
となる。
【0121】なお、図6に示す例では、キー13a,1
3b,13c,13d,13e,13f,13g,13
h,13iに対応してキーボード6のキー操作時と同様
の指示信号が生成されるものとしたが、本発明はこれに
限定されず、アプリケーションプログラム2fに固有の
コマンドを生成するものとしても良い。また、キーボー
ド6の一個のキーの操作、若しくは三個以上のキーの操
作と同様の指示信号を生成するようにしても良く、或い
は、マウス4やタブレット5の操作に対応する指示信号
を生成するようにしても良い。さらに、キー13jを、
他のキーとは分離して入力装置10の本体に配設した構
成としても良い。
【0122】図7及び図8は、アプリケーションプログ
ラム2fの実行時に表示装置3に表示される画面の例を
示す図であり、図7において、(a)は描画処理画面3
21を示し、(b)は描画処理画面322を示し、
(c)は描画処理画面323を示し、(d)は描画処理
画面324を示す。また、図8において、(a)は描画
処理画面331を示し、(b)は描画処理画面332を
示し、(c)は描画処理画面333を示し、(d)は描
画処理画面334を示し、(e)は描画処理画面335
を示す。
【0123】図7(a)に示す描画処理画面321は、
描画処理を行うアプリケーションプログラム2fの実行
状態における画面である。描画処理画面321には、マ
ウス4とタブレット5のいずれか一方若しくは両方によ
り操作されるポインタAが表示され、さらに、マウス4
とタブレット5のいずれか一方若しくは両方によるポイ
ンタ移動操作やボタン操作によって、オブジェクト32
aが描画されている。
【0124】図7(b)に示す描画処理画面322で
は、描画処理画面321に表示されているオブジェクト
32aが、画面左側に移動している。マウス4とタブレ
ット5のみを用いて操作をする場合、オブジェクト32
aの表示状態を描画処理画面321から描画処理画面3
22のように変化させるためには、描画処理画面322
の画面下部に設けられた、縦方向の画面スクロールを指
示するスクロールバー上にポインタAを移動させた上で
ボタン操作を行う必要がある。このため、オブジェクト
32aを描画している最中であっても、ポインタAをオ
ブジェクト32aから離さなければならず、効率が悪
い。しかしながら、入力装置10を用いれば、ボール操
作部12が有するボール12a(図1)を回転させるこ
とにより、ポインタAを移動させることなくオブジェク
ト32aを移動させることが可能である。
【0125】また、図7(c)に示す描画処理画面32
3では、オブジェクト32aが、描画処理画面322に
表示された位置から、さらに下方へ移動している。マウ
ス4とタブレット5のみを用いて操作をする場合、オブ
ジェクト32aの表示状態を描画処理画面322から描
画処理画面323のように変化させるためには描画処理
画面322の画面右部に設けられた、縦方向の画面スク
ロールを指示するスクロールバー上にポインタAを移動
させた上でボタン操作を行う必要がある。一方、入力装
置10を用いれば、ボール12aを回転させることによ
って、ポインタAを移動させることなくオブジェクト3
2aを移動させることが可能である。
【0126】図7(d)に示す描画処理画面324で
は、ポインタAがオブジェクト32aの端点に移動され
ており、図7(a)〜(c)に示す状態から、画面右上
に向けて、オブジェクト32aが続けて描画されてい
る。即ち、図7(a)に示すオブジェクト32aを描画
し、さらに右上方向へ向かって描画を続ける場合は、図
7(b)の描画処理画面322に示すようにオブジェク
ト32aを左側へ移動させ、さらに図7(c)の描画処
理画面323に示すようにオブジェクト32aを下方へ
移動させる必要がある。
【0127】この一連のオブジェクト32aの移動をマ
ウス4とタブレット5のみを用いて行う場合には、上記
のように、ポインタAをオブジェクト32aから離し、
画面下の前記スクロールバー、画面右の前記スクロール
バーへ順次移動しなければならない。しかし、入力装置
10を用いれば、ボール12aを回転させる操作だけ
で、ポインタAの移動操作を行うことなくオブジェクト
32aを移動させることができる。
【0128】従って、オブジェクト32aを描画する間
のオブジェクト32aの移動に関する操作は、利き手で
ない側の手で入力装置10を用いることで十分に実行で
きるので、利き手は専らオブジェクト32aの描画作業
のみを行えば良い。これにより、操作者は、両手を効率
良く使いながら、素早く快適に作業を進められる。
【0129】また、図8(a)に示す描画処理画面33
1は、描画処理を行うアプリケーションプログラム2f
の実行状態における画面である。描画処理画面331に
は、マウス4とタブレット5のいずれか一方若しくは両
方により操作されるポインタAが表示され、さらに、マ
ウス4とタブレット5のいずれか一方若しくは両方によ
るポインタ移動操作やボタン操作によって、オブジェク
ト33aが描画されている。
【0130】図8(b)に示す描画処理画面332で
は、描画処理画面331に表示されているオブジェクト
33aが、縮小表示されている。オブジェクト33aの
表示状態を描画処理画面331から描画処理画面332
のように変化させるためには、表示拡大率の変更を行わ
なくてはならない。この操作としては、例えば、ポイン
タAをメニュー操作用のアイコン(図示略)上に移動さ
せる操作や、キーボード6のキー操作により表示拡大率
変更を指示するコマンドを入力する等の操作がある。こ
の場合、オブジェクト33aの描画を中断してポインタ
Aを移動させ、若しくは、利き手をキーボード6に移動
させてキーボード6を操作する必要がある。しかしなが
ら、入力装置10を用いれば、ホイール操作部11が有
するホイール11a(図1)を回転させることによっ
て、表示拡大率を変更させることができる。
【0131】そして、図8(c)に示す描画処理画面3
33では、オブジェクト33aの描画が続けられ、さら
に、図8(d)に示す描画処理画面334では、オブジ
ェクト33aが、より拡大されて表示されている。
【0132】オブジェクト33aの表示状態を描画処理
画面333から描画処理画面334のように変化させる
ためには、表示拡大率の変更を行わなくてはならず、上
記のように、ポインタAを移動させる操作やキーボード
6の操作等を要する。しかし、入力装置10を用いれ
ば、ホイール11aを回転させるだけで表示拡大率を変
更させることができる。
【0133】そして、図8(e)に示す描画処理画面3
35では、図8(d)の描画処理画面334に示す状態
からオブジェクト33aの描画が続けられている。
【0134】つまり、図8(a)の描画処理画面331
に示す状態から図8(c)の描画処理画面333に示す
状態へ、さらに図8(e)の描画処理画面335に示す
状態へとオブジェクト33aの描画を続ける場合、オブ
ジェクト33aの表示拡大率の変更を2回行う必要があ
る。
【0135】入力装置10を用いないで上記操作を行え
ば、少なくとも2回は、ポインタAをオブジェクト33
aから離すためにマウス4やタブレット5の操作を行っ
たり、利き手をキーボード6に移動させて操作しなけれ
ばならない。しかし、入力装置10を用いれば、利き手
でない側の手でホイール11aを操作することで、利き
手によるオブジェクト33aの描画を中断することな
く、表示拡大率の変更を行うことができる。
【0136】従って、図8(a)の描画処理画面331
に示す状態から図8(e)の描画処理画面335に示す
状態に至るまでの一連の操作を、両手を協働させて、速
やかに、かつ簡単に行うことができる。
【0137】なお、上記第1の実施の形態においては、
コンピュータ2が備える入力装置としては、マウス4、
タブレット5、キーボード6及び入力装置10を用いる
構成としたが、本発明はこれに限定されるものではな
く、例えば、ノート型コンピュータにおけるタッチパッ
ド等、その他の入力装置を用いることも可能であり、さ
らに、マウス4に代えてスクロールホイールを備えたマ
ウスを用いても良い。また、入力装置10のホイール1
1aやボール12aのサイズや、キースイッチ部13の
キーの数等、細部構成についても、特許請求の範囲に記
載した技術思想の範囲内において種々の変更が可能なの
はいうまでもない。
【0138】さらに、上記第1の実施の形態において
は、アプリケーションプログラム2fは、描画処理を行
うアプリケーションプログラムとしたが、その他のアプ
リケーションプログラムを用いることも勿論可能であ
る。ここで、描画処理以外のアプリケーションプログラ
ム2fを用いた例について、第2の実施の形態として説
明する。
【0139】[第2の実施の形態]次いで、本発明に係
る第2の実施の形態について、説明する。なお、本第2
の実施の形態は、上記第1の実施の形態における入力シ
ステム1において、アプリケーションプログラム2fと
して、描画処理プログラムとは異なるアプリケーション
プログラムを用いたものであり、アプリケーションプロ
グラム2fを除く構成は同一である。従って、本第2の
実施の形態における構成については、図示及び説明を省
略する。
【0140】本第2の実施の形態においては、アプリケ
ーションプログラム2fは、HTML(HyperText Mark
up Language )等で記述されたWebページを表示する
Webブラウザとする。なお、アプリケーションプログ
ラム2fにより表示されるWebページは、CGI(Co
mmon Gateway Interface)やJAVA(登録商標)等で
記述されたプログラムを含んでいても良い。
【0141】そして、Webブラウザとしてのアプリケ
ーションプログラム2fに対応するプラグインエミュレ
ータ2eによれば、入力装置10のホイール操作部11
が有するホイール11aの操作時には、ホイール11a
の回転方向に応じて、Webページ表示時の文字サイズ
の変更を指示する指示信号が生成され、エミュレート信
号としてアプリケーションプログラム2fに対して出力
される。ここで、アプリケーションプログラム2fの動
作状態の例を、図9に示す。
【0142】図9は、本発明に係る第2の実施の形態と
しての入力システム1において、Webブラウザとして
のアプリケーションプログラム2fが実行された場合の
表示画面の例を示す図であり、(a)は初期状態におけ
る表示画面の例としてのブラウザ画面34を示し、
(b)は文字オブジェクトの表示サイズが変更されたブ
ラウザ画面35を示す。
【0143】Webブラウザであるアプリケーションプ
ログラム2fの実行時には、表示装置3において、図9
(a)に示すブラウザ画面34が表示される。ここで、
アプリケーションプログラム2fの処理の対象としては
Webページ200を示し、ブラウザ画面34にはWe
bページ200の一部又は全部が表示される。
【0144】ブラウザ画面34には、ほぼ中央に処理対
象表示部341が配置される。また、処理対象表示部3
41の右側部には、処理対象表示部341においてWe
bページ200を縦方向にスクロールさせるための縦ス
クロール操作部342が配置されており、さらに、処理
対象表示部341の下方には、処理対象表示部341に
おいてWebページ200を横方向へスクロールさせる
ための横スクロール操作部343が配置されている。ま
た、ブラウザ画面34の左隅部には、処理対象表示部3
41におけるWebページ200の表示拡大率を表示す
る倍率表示部344が配置されている。また、ブラウザ
画面34には、マウス4とタブレット5のいずれか一方
若しくは両方により操作されるポインタAが表示されて
いる。
【0145】従って、ブラウザ画面34においては、ポ
インタAを縦スクロール操作部342若しくは横スクロ
ール操作部343上へ移動させて、処理対象表示部34
1内のWebページ200をスクロールさせることが可
能である。また、ポインタAを適宜メニュー画面用のア
イコン(図示略)上に移動させて、倍率表示部344に
表示される表示拡大率を変更させることも可能である。
【0146】そして、処理対象表示部341に表示され
たWebページ200には、文字オブジェクト201,
202、及び画像オブジェクト203が含まれている。
文字オブジェクト201,202は、HTMLで記述さ
れたWebページ200にテキストデータとして含ま
れ、画像オブジェクト203は画像データとして設定さ
れている。
【0147】ここで、図9(a)に示すブラウザ画面3
4において、表示に際しての文字サイズを拡大する処理
を行った場合を、図9(b)に示す。図9(b)は、文
字サイズが拡大されたブラウザ画面35を示す図であ
り、ほぼ中央に処理対象表示部351が配置される。ま
た、処理対象表示部351の右側部には、処理対象表示
部351においてWebページ200を縦方向にスクロ
ールさせるための縦スクロール操作部352が配置され
ており、さらに、処理対象表示部351の下方には、処
理対象表示部351においてWebページ200を横方
向へスクロールさせるための横スクロール操作部353
が配置されている。また、ブラウザ画面35の左隅部に
は、処理対象表示部351におけるWebページ200
の表示拡大率を表示する倍率表示部354が配置されて
いる。
【0148】ブラウザ画面35においては、文字オブジ
ェクト201,202が、いずれもブラウザ画面34に
比べて大きく表示されている。しかしながら、Webペ
ージ200において、ブラウザ画面34の処理対象表示
部341に表示された範囲とブラウザ画面35の処理対
象表示部351に表示された範囲とは、ほぼ同一であ
り、画像オブジェクト203のサイズも同一である。
【0149】即ち、ブラウザ画面34とブラウザ画面3
5とでは、Webページ200を表示する際の文字サイ
ズの設定が異なっている。この場合、処理対象表示部3
41に表示された範囲と処理対象表示部351に表示さ
れた範囲とは、文字オブジェクト201,202を完全
に表示可能な状態において、変更されることはない。ま
た、倍率表示部344に表示された表示拡大率と倍率表
示部354に表示された表示拡大率とは同一である。
【0150】本第2の実施の形態においては、Webブ
ラウザとしてのアプリケーションプログラム2fに対応
するプラグインエミュレータ2eとして、ホイール操作
部11(図1)の操作に応じて、文字サイズを変更する
指示信号を生成するソフトウェアを用いる。従って、ア
プリケーションプログラム2fの実行中に、ブラウザ画
面34からブラウザ画面35へ表示状態を切り替える
際、操作者は、ホイール11a(図1)を回転させる操
作のみを行えば良い。
【0151】通常、Webブラウザを実行するコンピュ
ータ2においては、Webページに埋め込まれたリンク
の選択指定等のため、マウス4やタブレット5のような
ポインティングデバイスによる操作が中心となる。ここ
で、文字サイズを変更するためには、ポインティングデ
バイスによってメニュー操作用のアイコン等を操作する
必要があり、通常操作を中断しなければならない。ま
た、一連の操作が利き手のみによって行われる。
【0152】しかしながら、入力装置10を用いれば、
ホイール操作部11のホイール11aを操作することで
容易に文字サイズを変更できる。このため、ポインティ
ングデバイスを利き手で操作しながら、利き手でない側
の手で文字サイズの変更ができ、操作者は両手を協働さ
せて、効率よく快適に操作を行うことができる。
【0153】なお、上記第2の実施の形態においては、
入力装置10の操作によって、Webページ200の表
示時における文字オブジェクト201,202のサイズ
が変更されるものとしたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば、画像オブジェクト203のサイ
ズ変更を同時に行うことも勿論可能である。
【0154】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明の入力システム、及び、請求項7記載の発明のプログ
ラムによれば、操作者は、片手で第1の入力装置を操作
して表示画面上の位置を指定しながら、もう一方の手で
第2の入力装置を操作することにより、両手を協働して
有効に使い、効率良く作業を行うことができる。特に、
簡単な操作によって処理対象領域の表示状態を変化させ
ることができ、異なる操作内容を両手で分担して行うこ
とで、作業効率および操作性の向上を図ることができ
る。
【0155】請求項2記載の発明の入力システム、及
び、請求項8記載の発明のプログラムによれば、操作者
は、第1の入力装置により表示画面上の位置を指定する
操作と、第2の入力装置により表示画面に対する処理対
象領域の相対位置を変更させる操作とを、例えば両手を
使って同時に行うことができる。即ち、片手で第1の入
力装置を操作しながら、もう一方の手で、第1の入力装
置による操作を補完する処理を行うので、両手を協働さ
せて効率良く作業を行って作業効率と操作性を向上させ
ることができる。
【0156】請求項3記載の発明の入力システム、及
び、請求項9記載の発明のプログラムによれば、操作者
は、一方の手で第1の入力装置により表示画面上におけ
る位置を指定しながら、もう一方の手で表示倍率を変更
させて第1の入力装置の操作対象を変化させることがで
き、両手で効率良く作業を行うことで、作業効率と操作
性の向上を図ることができる。
【0157】請求項4記載の発明の入力システム、及
び、請求項10記載の発明のプログラムによれば、第2
の入力装置を操作することによって、処理対象領域に含
まれるオブジェクト自体の表示サイズを変更させる等の
面倒な処理を、手軽で直感的な操作によって実行させる
ことができ、より一層の操作性の向上を図ることができ
る。
【0158】請求項5記載の発明の入力システム、及
び、請求項11記載の発明のプログラムによれば、処理
対象領域における編集処理を、第2の入力装置における
操作で簡単に行うことができ、さらに入力装置を持ち替
える手間を省くことができるので、操作性と作業効率の
向上を図ることができる。
【0159】請求項6記載の発明の入力システム、及
び、請求項12記載の発明のプログラムによれば、アプ
リケーションプログラムに適合する信号が生成されるの
で、対象となるアプリケーションプログラムは限定され
ず、広く一般のアプリケーションプログラムに対して利
用することができる。これにより、専用の高価なアプリ
ケーションプログラムを用意しなくても良いので、操作
者の経済的な負担を最小限にとどめ、使用するアプリケ
ーションプログラムの変更に伴う労力負担を生じない。
そして、操作者は使い慣れたアプリケーションプログラ
ムにおいて、両手を効果的に使って入力操作を行い、作
業効率を著しく高めることができる。
【0160】また、請求項13記載の発明の記録媒体に
よれば、上記請求項7ないし12に記載の発明による効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態としての入力シ
ステム1の構成を示す図である。
【図2】図1に示すコンピュータ2の内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1に示す入力システム1の動作を概念的に示
す模式図である。
【図4】図1に示すコンピュータ2において実行される
アプリケーションプログラム2fの例を示す図であり、
(a)は、アプリケーションプログラム2fによる処理
対象領域2gと処理対象領域2g中で表示装置3に表示
される表示領域2hとを示す図であり、(b)は、同図
(a)に示す表示領域2hが表示された描画処理画面3
1を示す図である。
【図5】図2に示すCPU21によりプラグインエミュ
レータ2eを実行する際の動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】図5に示すステップS8の処理において、キー
スイッチ部13が備えるキーに対応して生成される指示
信号の例を示す図表である。
【図7】図1に示す入力システム1における一連の入力
操作に応じて表示装置3に表示される画面の例を示す図
であり、(a)は描画処理画面321を示し、(b)は
描画処理画面322を示し、(c)は描画処理画面32
3を示し、(d)は描画処理画面324を示す。
【図8】図1に示す入力システム1における一連の入力
操作に応じて表示装置3に表示される画面の例を示す図
であり、(a)は描画処理画面331を示し、(b)は
描画処理画面332を示し、(c)は描画処理画面33
3を示し、(d)は描画処理画面334を示し、(e)
は描画処理画面335を示す。
【図9】本発明に係る第2の実施の形態としての入力シ
ステム1において、コンピュータ2によってWebブラ
ウザソフトウェアが実行された場合の表示画面の例を示
す図であり、(a)は初期状態における表示画面の例と
してのブラウザ画面34を示し、(b)は文字オブジェ
クトの表示サイズが変更されたブラウザ画面35を示
す。
【符号の説明】
1 入力システム 2 コンピュータ 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 記憶装置 25 バス 3 表示装置 4 マウス 5 タブレット 6 キーボード 10 入力装置 11 ホイール操作部 11a ホイール 12 ボール操作部 12a ボール 13 キースイッチ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月14日(2002.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0106
【補正方法】変更
【補正内容】
【0106】一方、入力装置10においてボール操作部
12が操作されていない場合は(ステップS;N
o)、CPU21は、ステップS5〜S7の処理を行わ
ずにステップS8へ移行する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B020 AA17 CC07 CC12 DD02 DD05 HH22 5B050 AA10 BA06 BA07 BA18 BA20 CA07 DA09 EA12 FA02 FA08 FA09 FA13 5B087 AA09 BB12 BB14 BB21 BB29 DD12 DE06 5E501 AA02 AC37 BA05 CA03 CB03 CB06 CB09 FA02 FA14 FB04 FB32

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムを実行して
    該アプリケーションプログラムの処理対象領域を表示画
    面に表示するコンピュータに対し、表示画面上における
    位置を指定する第1の入力装置を接続してなる入力シス
    テムであって、 前記第1の入力装置とは別体として構成される第2の入
    力装置と、 前記第2の入力装置における操作に応じて、前記表示画
    面における前記処理対象領域の表示状態の変更を指示す
    る指示手段とを備えることを特徴とする入力システム。
  2. 【請求項2】 前記指示手段は、前記第2の入力装置に
    おける操作に応じて、前記表示画面に対する前記処理対
    象領域の相対位置の変更を指示することを特徴とする請
    求項1記載の入力システム。
  3. 【請求項3】 前記指示手段は、前記第2の入力装置に
    おける操作に応じて、前記表示画面に表示される前記処
    理対象領域の表示倍率の変更を指示することを特徴とす
    る請求項1または2記載の入力システム。
  4. 【請求項4】 前記指示手段は、前記第2の入力装置に
    おける操作に応じて、前記処理対象領域に含まれるオブ
    ジェクトの表示サイズの変更を指示することを特徴とす
    る請求項1から3のいずれかに記載の入力システム。
  5. 【請求項5】 前記指示手段は、さらに、前記第2の入
    力装置における操作に応じて、前記処理対象領域の編集
    処理を指示することを特徴とする請求項1から4のいず
    れかに記載の入力システム。
  6. 【請求項6】 前記指示手段は、前記コンピュータによ
    り実行される前記アプリケーションプログラムに適合す
    る信号を生成することにより、前記第2の入力装置にお
    ける操作に応じた指示を行うことを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の入力システム。
  7. 【請求項7】 表示画面上における位置を指定する第1
    の入力装置と、該第1の入力装置とは別体として構成さ
    れる第2の入力装置とが接続され、これら第1及び第2
    の入力装置とから入力される指示に基づいてアプリケー
    ションプログラムを実行して、該アプリケーションプロ
    グラムの処理対象領域を前記表示画面上に表示するコン
    ピュータに対し、 前記第2の入力装置における操作に応じて、前記表示画
    面における前記処理対象領域の表示状態を変更する表示
    状態変更処理を実行させるためのプログラム。
  8. 【請求項8】 前記表示状態変更処理として、前記第2
    の入力装置における操作に応じて、前記表示画面に対す
    る前記処理対象領域の相対位置を変更する処理を含む処
    理を実行させることを特徴とする請求項7記載のプログ
    ラム。
  9. 【請求項9】 前記表示状態変更処理として、前記第2
    の入力装置における操作に応じて、前記表示画面上に表
    示される前記処理対象領域の表示倍率を変更する処理を
    含む処理を実行させることを特徴とする請求項7または
    8記載のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記表示状態変更処理として、前記第
    2の入力装置における操作に応じて、前記処理対象領域
    に含まれるオブジェクトの表示サイズを変更する処理を
    含む処理を実行させることを特徴とする請求項7から9
    のいずれかに記載のプログラム。
  11. 【請求項11】 前記表示状態変更処理に加えて、前記
    第2の入力装置における操作に応じて前記処理対象領域
    における編集処理を含む処理を、前記コンピュータに実
    行させることを特徴とする請求項7から10のいずれか
    に記載のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記表示状態変更処理において、前記
    第2の入力装置における操作に応じて、前記アプリケー
    ションプログラムに適合する信号を生成する処理を実行
    させることを特徴とする請求項7から11のいずれかに
    記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし12のいずれかに記載
    のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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