JP2010026627A - プログラマブル表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラマブルロジックコントローラ(PLC)など、階層数の多い画像表示を必要とする装置に接続して使用されるプログラマブル表示装置において、ユーザが次に表示される画像を容易に予測することを可能にする。
【解決手段】タッチパネル16と、階層的に形成された複数の画像の各画像データを記憶する画像記憶部10と、読み出した画像データを用いて表示画面100上に画像を表示する主画像表示部11と、表示画面上に表示される画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれているか否かを判断する操作キー判断部12と、画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれているときに、その操作キーが操作されたときに読み出される画像の画像データを読み出して、次に表示される可能性のある画像の次画像情報を作成する次画像情報作成部13と、作成された次画像情報を、表示画面100上の画像上に重ねて表示する次画像情報表示部14を備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などに接続して用いられるプログラマブル表示装置に関する。
PLCに接続して使用されるプログラマブル表示装置では、PLCによって制御される工作機械などの制御対象に応じて、様々な操作や多数のデータ入力が可能なように、パーソナルコンピュータ及びプログラマブル表示装置に添付されているソフトウエアを用いて、ユーザ(画像作成者)が任意に操作画像やデータ入力画像を作成することができる。
一般的に、プログラマブル表示装置では、表示画面の大きさによる制約及びユーザに対する操作性などを考慮して、タッチパネルの表示画面上に表示される操作キーはいわゆるツリー構造を形成するように構成されており、上位画像に表示された操作キーには、それぞれ複数の下位の操作キーが割り当てられている。すなわち、ユーザが、最上位画像上のいずれかの操作キーに指を触れる(操作する)と、次にその操作キーに割り当てられた1つ下の階層における複数の操作キーが表示画面上に表示される。さらに、現在表示されている画像上のいずれかの操作キーを操作すると、さらにその操作キーに割り当てられた1つ下の階層における複数の操作キーが表示される。このような手順を繰り返すことによって、ユーザは所望する目的を達成することができる。
ところで、電子式キャッシュレジスタ用のタッチパネル式表示装置のように、比較的画像階層数が少ないものであっても、ユーザがそのタッチパネル式表示装置に慣れていないと、次に表示される画像の予測がつかず、予期しない画像が表示された場合に本当にその操作で所望する目的(例えば、振り込みなど)を達成することができるのか不安になることがある。極端な場合、操作を間違えて、所望しない行為が行われてしまう(例えば、振込先などを間違える)可能性がある。また、1つの操作キーを操作すると画像表示が切り替わり、以前画像が表示されなくなるため、ユーザが、自分が今どの階層の操作を行っているのか認識できなくなったり、操作の連続性が失われたりして、画像表示の確認に時間を要するなど、操作が煩雑になる。
そこで、特許文献1に記載されたタッチパネル式表示装置では、上位画像上のいずれかの操作キーが操作されると、そのキーに割り当てられた下位の操作キーを表示した下位画像が、上位画像の上に重ねて表示される(いわゆるポップアップ表示される)。そのため、ユーザは、次に表示される画像の予測はつかないものの、自分が今どの階層の操作を行っているのか認識することができると共に、画像表示の確認が容易になり、連続的に操作を行うことができる。
PLCに接続して使用されるプログラマブル表示装置では、PLCによって制御される制御対象に応じて、操作画像の階層数が多くなると考えられる。また、上記のように、ユーザ(表示画像作成者)が任意に操作画像やデータ入力画像を作成することができるため、他のユーザ(PLC操作者)は、熟練するまで次に表示される画像の予測は困難である。特に、PLCの制御対象装置が工作機械である場合において、データの入力ミスなどが発生すると、得られた結果物が不良品になるなど、重大な損失を招くことになる。
また、上記特許文献1に記載されたタッチパネル式表示装置は、電子式キャッシュレジスタ用などの比較的階層数の少ない表示には適するが、PLC用などの階層数の多い画像表示を行うには適していない。
特許第3882424号
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、PLCなど、階層数の多い画像表示を必要とする装置に接続して使用されるプログラマブル表示装置において、ユーザが次に表示される画像を容易に予測することを可能にすることを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、表示画面上に表示される操作画像をユーザが任意に作成可能なプログラマブル表示装置であって、前記表示画面上に表示される画像は複数の階層をなし、前記表示画面上には、現在選択されている階層の画像が表示されると共に、少なくとも次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報が表示されることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のプログラマブル表示装置において、前記表示画面は、表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルであり、前記画像切り替え用の操作キーは、現在表示されている画像の次画像を表示するための次画像選択キー及び現在表示されている画像の前画像を表示するための前画像選択キーであり、前記次画像情報には、現在表示されている画像の次画像及び前画像の情報が含まれることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のプログラマブル表示装置において、前記表示画面は、表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルであり、前記画像切り替え用の操作キーは、現在表示されている画像の次画像を表示するための択一的に選択される複数の次画像選択キーを含み、前記次画像情報には、選択可能な全ての現在表示されている画像の次画像の情報が含まれることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報は、次に表示される可能性のある1又は複数の画像を縮小したサムネイル画像であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報は、次に表示される可能性のある1又は複数の画像を連想させる文字又は図形であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報は、前記表示画面上で拡大及び縮小して表示可能であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報は、前記表示画面上における操作キーの大きさに応じた割合で縮小表示されることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報が前記表示画面上における操作キーの大きさに応じた割合で縮小されると所定の閾値寸法よりも小さくなる場合、前記閾値寸法以下には縮小されないことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報は、画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面上に表示されている画像の階層番号に関する情報を含むことを特徴とする。
請求項10の発明は、表示画面上に表示される操作画像をユーザが任意に作成可能なプログラマブル表示装置であって、表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルと、階層的に形成され、前記表示画面上に表示される複数の画像の各画像データをそれぞれ記憶する画像記憶部と、前記画像記憶部から読み出した画像データを用いて前記表示画面上に画像を表示する主画像表示部と、前記表示画面上に表示される画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれているか否かを判断する操作キー判断部と、前記操作キー判断部が画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれていると判断したときに、その操作キーが操作されたときに読み出される画像の画像データを前記画像記憶部から読み出し、読み出した画像データから次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報を作成する次画像情報作成部と、次画像情報作成部により作成された次画像情報を、前記表示画面上の画像上に重ねて又はその画像とは別の領域に表示する次画像情報表示部を備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報作成部は、読み出した画像データからサムネイル画像を作成することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項10に記載のプログラマブル表示装置において、前記次画像情報作成部は、読み出した画像データに含まれているサムネイル画像、文字情報又は図形情報を抽出することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、表示画面上には、現在選択されている階層の画像と次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報が表示されるので、ユーザは、表示された次画像情報に基づいて次に表示される画像を容易に予測することができる。そのため、データの入力ミスや誤操作を防止することができる。また、予期しない画像が表示されるといった事態が生じないので、ユーザは安心して操作を続行することができる。
請求項2の発明によれば、画像切り替え用の操作キーとして次画像選択キー及び前画像選択キーが表示され、次画像情報として、現在表示されている画像の次画像と前画像が表示されるので、ユーザは、必要に応じて前画像に戻って操作をやり直すことができると共に、前画像、現画像及び次画像が同時に表示されているので、操作を連続的に行うことができ、操作性が向上する。
請求項3の発明によれば、画像切り替え用の操作キーとして、択一的に選択される複数の次画像選択キーが表示され、次画像情報として選択可能な全ての現在表示されている画像の次画像の情報が表示されるので、ユーザは、次画像情報に基づいて、次にどの操作キーを選択すればよいか、判断することができ、操作性が向上する。
請求項4の発明によれば、次画像情報として、次に表示される可能性のある画像を縮小したサムネイル画像が表示されるので、ユーザは視覚的に次画像を予測することができる。
請求項5の発明によれば、次画像情報として画像を連想させる文字又は図形が表示されるので、サムネイル画像表示では表示される文字などが小さすぎる場合に、ユーザは文字や図形の情報から次画像を予測することができる。
請求項6の発明によれば、次画像情報を表示画面上で拡大及び縮小して表示可能であるので、通常は縮小表示しておき、必要に応じて拡大表示することにより、ユーザはより詳細に次画像の内容を知ることができる。
請求項7の発明によれば、次画像情報は表示画面上における操作キーの大きさに応じた割合で縮小表示されるので、表示画面作成者の意図に応じて、重要なものは大きく、そうでないものは小さく表示され、ユーザに次画像の重要度などメリハリを付けて知らせることができる。
請求項8の発明によれば、次画像情報は所定の閾値寸法以下には縮小されないので、ユーザに次画像を予測させるための情報としての価値が維持される。
請求項9の発明によれば、次画像情報は、画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面上に表示されている画像の階層番号に関する情報を含むので、ユーザは、現在の画像はどの階層のものであるのか、あるいは、後どれだけ操作をしなければならないのかを容易に予測することができる。
請求項10の発明によれば、表示画面上には、現在選択されている階層の画像と次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報が表示されるので、ユーザは、表示された次画像情報に基づいて次に表示される画像を容易に予測することができる。そのため、データの入力ミスや誤操作を防止することができる。
請求項11の発明によれば、次画像情報として、次に表示される可能性のある画像を縮小したサムネイル画像が表示されるので、ユーザは視覚的に次画像を予測することができる。この場合、画像データを読み出すたびにサムネイル画像を作成するので、画像記憶部に占める画像データの容量を小さくすることができる。
請求項12の発明によれば、次画像情報として、次に表示される可能性のある画像を縮小したサムネイル画像が表示されるので、ユーザは視覚的に次画像を予測することができる。この場合、画像データ中にあらかじめ作成されたサムネイル画像也文字情報又は図形情報が含まれているので、演算処理に要する時間を短くすることができる。
本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示装置について、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)に接続して用いられるタッチパネル式のプログラマブル表示装置を例にして説明する。周知のように、このプログラマブル表示装置は、PLCに接続され、PLCに対して各種の信号を入力するためのキーや入力装置として及びPLCによって制御される制御対象装置の状態などを表示するためのモニタとして使用される。
また、プログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像は、パーソナルコンピュータ及びプログラマブル表示装置のベンダーから供給されるソフトウエアを用いて、PLCにより制御される制御対象装置の機能などに応じて、ユーザ(表示画像作成者)が任意に作成することができる。このソフトウエアには、テンキー、カーソルキー、次画像選択キー、前画像選択キー、起動キー、停止キーなどの各種操作キーの他、数値を常時するための表示器、動作状態を表示するためのランプなどに相当する画像が、部品として用意されている。ユーザは、パーソナルコンピュータの画面上で、これらの部品を適宜配置して、PLCの操作盤やモニタを構成することができる。図1に、プログラマブル表示装置1と、パーソナルコンピュータ2と、PLC3の接続例を示す。なお、PLC3の制御プログラムもパーソナルコンピュータ2を用いて作成することができるが、PLC3の制御プログラムを、パーソナルコンピュータ2からプログラマブル表示装置1を介してPLC3に転送するように構成してもよい。
プログラマブル表示装置1の表示画面上に表示される画像の構成は自由であり、1つの画像に択一的に選択される複数の操作キーを配列すると共に、各操作キーにそれぞれ異なった次画像を割り当てるようにしたツリー式であってもよいし、連続する1つの操作を複数の画像に分けて表示する直列式のものであってもよい。いずれにしても、表示画面上に表示される画像は複数の階層で構成されていればよい。
図2は、プログラマブル表示装置1の表示画面100上に表示される画像の一表示例として、3次元座標データを入力する画像を示す。表示画面100の上部には、「座標入力」など、操作内容表示部101と、次画像に表示を切り替えるための次画像選択キー102及び前画像に表示を切り替えるための前画像選択キー103などが配置されている。表示画面100の右下には、テンキー及びカーソルキーなどをユニット化したデータ入力キー104が配置されている。表示画面100の中央部には、入力された座標などのデータを確認するためのインジケータ(表示器)105が配置されている。さらに、表示画面100の左下には、ユーザ(PLC操作者)に次画像を予測させるための次画像情報106が表示されている。
図2に示す表示例では、次画像情報106として、次画像選択キー102が操作されたときに切り替えられる画像(真の次画像)を縮小したサムネイル画像が表示されている。このように、表示画面100上には、現在選択されている階層の画像と次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報106が表示されるので、ユーザは、表示された次画像情報106に基づいて次に表示される画像を容易に予測することができる。
なお、次画像情報106として次画像のサムネイル画像を表示した場合に、その画像に表示されている文字などが小さくなりすぎてユーザが判別できない場合も起こりうる。そのため、次画像情報106としては、必ずしも次画像のサムネイル画像に限定されるものではなく、次画像を連想させる文字又は図形などであってもよい。文字としては、例えば上記「座標入力」などの操作内容に関する情報であってもよい。また、図形としては、操作内容を図形化したアイコンのようなものであってもよい。以下の変形例又は他の表示例においても同様である。
図3は、プログラマブル表示装置1の表示画面100上に表示される画像の他の表示例を示す。図3に示す表示例では、次画像情報106として、次画像選択キー102が操作されたときに切り替えられる画像(次画像)106Aと、前画像選択キー103が操作されたときに切り替えられる画像(前画像)106Bをそれぞれ縮小したサムネイル画像が表示されている。このように、次画像情報106として、現在表示されている画像の次画像106Aと前画像106Bが表示されるので、ユーザは、必要に応じて前画像106Bに戻って操作をやり直すことができると共に、前画像、現画像及び次画像が同時に表示されているので、操作を連続的に行うことができる。
図4は、プログラマブル表示装置1の表示画面100上に表示される画像のさらに他の表示例を示す。図4に示す表示例は、画像切り替え用の操作キー(次画像選択キー)として、複数の操作キー107A、107B、107C・・・を含んでおり、次画像情報106として、各操作キー107A、107B、107C・・・がそれぞれ操作されたときに、次に表示される可能性のある画像(選択可能な全ての次画像)106P、106Q、106R・・・が表示されている。このように、次画像情報106として選択可能な全ての現在表示されている画像の次画像の情報が表示されるので、ユーザは、次画像情報106に基づいて、次にどの操作キーを選択すればよいか、容易に判断することができる。
図5は、プログラマブル表示装置1の表示画面100上に表示される画像のさらに他の表示例を示す。図5に示す表示例では、タッチパネルの機能を利用して、次画像情報106を表示画面100上で拡大及び縮小して表示可能としている。すなわち、ユーザが表示画面100の左下に縮小表示されている次画像情報106Sの部分を指で触れると、そのことを検出して、次画像情報106Lを表示画面100の中央部に、拡大してポップアップ表示させる。このように、次画像情報106を、通常は縮小表示しておき、必要に応じて拡大表示することにより、ユーザはより詳細に次画像の内容を知ることができる。拡大された次画像情報106のサイズは特に限定されないが、図示したように、背景として表示された部分から現画像の内容が理解できる程度の大きさであることが好ましい。なお、ユーザが表示画面100の中央部に拡大表示された次画像情報106Lの部分又は表示画面100の左下に縮小表示された次画像情報106Sの部分に触れる(を操作する)ことにより、拡大された次画像情報106を元に戻すように構成することが好ましい。
また、表示画面100の全体のサイズに対する次画像情報106のサイズは特に限定されないが、表示画面100上における操作キー102などの大きさに応じた割合で縮小表示されるように構成してもよい。それによって、表示画像作成者の意図に応じて、重要なものは大きく、そうでないものは小さく表示され、ユーザに次画像の重要度などメリハリを付けて知らせることができる。さらに、次画像情報106が表示画面100上における操作キー102などの大きさに応じた割合で縮小されると所定の閾値寸法よりも小さくなる場合、閾値寸法以下には縮小されないように制限を掛けてもよい。それによって、次画像情報106は所定の閾値寸法以下には縮小されないので、ユーザに次画像を予測させるための情報としての価値が維持される。
図6は、プログラマブル表示装置1の表示画面100上に表示される画像のさらに他の表示例を示す。図6に示す表示例では、次画像情報106として、画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面100上に表示されている画像の階層番号に関する情報を含むように構成されている。具体的には、次画像106Cが最上面に表示され、その他の画像の輪郭がその下に重ねて表示されている。このように、次画像情報106として、画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面100上に表示されている画像の階層番号に関する情報を含むので、ユーザは、現在の画像はどの階層のものであるのか、あるいは、後どれだけ操作をしなければならないのかを容易に予測することができる。画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面100上に表示されている画像の階層番号に関する情報としては、このような図形表示によるものの他に、全画像総数を分母とし、現画像番号又は次画像番号を分子とする分数表示などであってもよい。
次に、プログラマブル表示装置1のブロック構成を図7に示す。プログラマブル表示装置1は、パーソナルコンピュータ2で作成され、RS232CケーブルやUSB−RS232C変換ケーブル、あるいはUSBメモリなどを介して転送された表示画面100上に表示される画像の画像データ、特に、階層的に形成された複数の画像の各画像データをそれぞれ記憶する画像記憶部10と、画像記憶部10から読み出した画像データを用いて表示画面100上に画像(現画像又は主画像)を表示する主画像表示部11と、表示画面100上に表示される画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれているか否かを判断する操作キー判断部12と、操作キー判断部12が画像中に画像切り替え用の操作キー102などが含まれていると判断したときに、その操作キー102などが操作されたときに読み出される画像の画像データを画像記憶部10から読み出し、読み出した画像データから次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報106を作成又は抽出する次画像情報作成部13と、次画像情報作成部13により作成された次画像情報106を、表示画面100上の画像上に重ねて又はその画像とは別の領域に表示する次画像情報表示部14と、表示画面100として機能する液晶パネルなどの画像表示パネル15と、画像表示部の表示画面100の上に重ねて設けられ、ユーザが指を触れることによって所定の信号を発生する透明のタッチパネル16などで構成されている。なお、画像記憶部10は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリで構成され、主画像表示部11、操作キー判断部12、次画像情報作成部13及び次画像情報表示部14は、共通するCPU、ROM及びRAMなどで構成されている。
プログラマブル表示装置1を構成する上記各部の動作又は機能について、図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。PLC3の起動に伴い、プログラマブル表示装置1の主画像表示部11は、表示画面100上への画像表示処理を開始し(#1)、表示画面100に表示する現画像(ここでは第1面画像)を表示するために、画像記憶部10にアクセスし、第1面画像の画像データを読み出し、読み出した画像データを用いて、表示画面100上に現画像を表示する(#2)。これと並行して、操作キー判断部12は、画像記憶部10から読み出された現画像の画像データを用いて、表示画面100上に表示される画像中に画像切り替え用の操作キー(特に、次画像選択キー102)が含まれているか否かを判断する(#3)。
操作キー判断部12が画像中に画像切り替え用の操作キー102などが含まれていると判断すると(#3でYES)、次画像情報作成部13は、画像記憶部10にアクセスし、その操作キー102などが操作されたときに読み出される画像の画像データを画像記憶部10から読み出し(#4)、読み出した画像データから次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報106を作成する(#5)。ここで、画像データ中にあらかじめサムネイル画像などの次画像情報106が含まれていない場合には、次画像情報作成部13は、読み出した画像データからサムネイル画像を作成する。一方、画像データ中にあらかじめサムネイル画像や文字情報又は図形情報などの次画像情報106が含まれている場合には、次画像情報作成部13は、読み出した画像データからサムネイル画像、文字情報又は図形情報を抽出する。なお、前述のように、画像中に画像切り替え用の操作キー102などが複数含まれているときは、それぞれについて次画像情報106を作成又は抽出する。また、次画像情報106の作成又は抽出に関しては、上位概念として「作成」と称する。
次画像情報作成部13によって次画像情報106が作成又は抽出されると、次画像情報表示部14は、次画像情報作成部13により作成された次画像情報106を、表示画面100上の画像上に重ねて又はその画像とは別の領域に表示する(#6)。次に、主画像表示部11は、タッチパネル16のうち、表示画面100上の画像切り替え用の操作キー102などの部分が操作されるのを待ち(#7でYES)、画像記憶部10にアクセスして、操作された操作キー102などに対応する画像データ(自画像データ)を読み出し、上記ステップを繰り返す。一般的に、最下層の画像、すなわち最終画像には、それ以上の画面選択の余地はないので、前画像に戻るための前画像選択キーか、一連の操作を終了する終了キーしか含まれていないと考えられる。従って、ステップ#3において、次画像選択キー102が含まれていないと判断されたときには、終了キーが操作されるのを待って(#8でYES)、この処理を終了する。なお、強制終了やユーザが指定した画像へのジャンプなどの割り込みを設けてもよい。また、ステップ#7において、タッチパネル16のうち、表示画面100上の次画像情報106の部分が操作された場合には、次画像情報作成部13及び次画像情報表示部14は、図5に示すように、次画像情報106を表示画面100の中央部に拡大してポップアップ表示させるように処理してもよい。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。上記実施形態では、プログラマブル表示装置の一例として、PLCに接続して用いられるタッチパネル式のプログラマブル表示装置について説明したが、タッチパネル式以外の、例えば表示装置とは別にキーボードなどの入力装置を備えたプログラマブル表示装置についても応用することができる。また、PLCに接続される用途以外に、電子式キャッシュレジスタなど、ユーザが操作する2以上の画像を表示するタッチパネル式表示装置として使用することも可能である。
本発明の一実施形態に係るプログラマブル表示装置と、パーソナルコンピュータ及びPLCの接続例を示す図。 上記一実施形態に係るプログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像の一表示例を示す図。 上記プログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像の他の表示例を示す図。 上記プログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像のさらに他の表示例を示す図。 上記プログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像のさらに他の表示例を示す図。 上記プログラマブル表示装置の表示画面上に表示される画像のさらに他の表示例を示す図。 上記プログラマブル表示装置のブロック構成図。 上記プログラマブル表示装置を構成する各部の動作又は機能を示すフローチャート。
符号の説明
1 プログラマブル表示装置
10 画像記憶部
11 主画像表示部
12 操作キー判断部
13 次画像情報作成部
14 次画像情報表示部
15 画像表示パネル
16 タッチパネル
100 表示画面
101 操作内容表示部
102 次画像選択キー
103 前画像選択キー
104 データ入力キー
105 インジケータ(表示器)
106 次画像情報
107 操作キー

Claims (12)

  1. 表示画面上に表示される操作画像をユーザが任意に作成可能なプログラマブル表示装置であって、
    前記表示画面上に表示される画像は複数の階層をなし、前記表示画面上には、現在選択されている階層の画像が表示されると共に、少なくとも次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報が表示されることを特徴とするプログラマブル表示装置。
  2. 前記表示画面は、表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルであり、
    前記画像切り替え用の操作キーは、現在表示されている画像の次画像を表示するための次画像選択キー及び現在表示されている画像の前画像を表示するための前画像選択キーであり、
    前記次画像情報には、現在表示されている画像の次画像及び前画像の情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示装置。
  3. 前記表示画面は、表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルであり、
    前記画像切り替え用の操作キーは、現在表示されている画像の次画像を表示するための択一的に選択される複数の次画像選択キーを含み、
    前記次画像情報には、選択可能な全ての現在表示されている画像の次画像の情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル表示装置。
  4. 前記次画像情報は、次に表示される可能性のある1又は複数の画像を縮小したサムネイル画像であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置。
  5. 前記次画像情報は、次に表示される可能性のある1又は複数の画像を連想させる文字又は図形であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置。
  6. 前記次画像情報は、前記表示画面上で拡大及び縮小して表示可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置。
  7. 前記次画像情報は、前記表示画面上における操作キーの大きさに応じた割合で縮小表示されることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置。
  8. 前記次画像情報が前記表示画面上における操作キーの大きさに応じた割合で縮小されると所定の閾値寸法よりも小さくなる場合、前記閾値寸法以下には縮小されないことを特徴とする請求項7に記載のプログラマブル表示装置。
  9. 前記次画像情報は、画像の階層数に関する情報、及び現在表示画面上に表示されている画像の階層番号に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のプログラマブル表示装置。
  10. 表示画面上に表示される操作画像をユーザが任意に作成可能なプログラマブル表示装置であって、
    表示画面上に操作キーを含む画像を表示すると共に、表示画面上の操作キーの部分が触れられることによって、その操作キーに対応する信号を出力するタッチパネルと、
    階層的に形成され、前記表示画面上に表示される複数の画像の各画像データをそれぞれ記憶する画像記憶部と、
    前記画像記憶部から読み出した画像データを用いて前記表示画面上に画像を表示する主画像表示部と、
    前記表示画面上に表示される画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれているか否かを判断する操作キー判断部と、
    前記操作キー判断部が画像中に画像切り替え用の操作キーが含まれていると判断したときに、その操作キーが操作されたときに読み出される画像の画像データを前記画像記憶部から読み出し、読み出した画像データから次に表示される可能性のある画像をユーザに予測させるための次画像情報を作成する次画像情報作成部と、
    次画像情報作成部により作成された次画像情報を、前記表示画面上の画像上に重ねて又はその画像とは別の領域に表示する次画像情報表示部を備えたことを特徴とするプログラマブル表示装置。
  11. 前記次画像情報作成部は、読み出した画像データからサムネイル画像を作成することを特徴とする請求項10に記載のプログラマブル表示装置。
  12. 前記次画像情報作成部は、読み出した画像データに含まれているサムネイル画像、文字情報又は図形情報を抽出することを特徴とする請求項10に記載のプログラマブル表示装置。
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